JPH0365018B2 - - Google Patents

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JPH0365018B2
JPH0365018B2 JP61202498A JP20249886A JPH0365018B2 JP H0365018 B2 JPH0365018 B2 JP H0365018B2 JP 61202498 A JP61202498 A JP 61202498A JP 20249886 A JP20249886 A JP 20249886A JP H0365018 B2 JPH0365018 B2 JP H0365018B2
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JP
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channel stop
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ion implantation
semiconductor device
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JP61202498A
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体装置に係り、特に、チヤンネ
ルストツプ領域を有するMOS型半導体装置に関
する。
(従来の技術) 第3図にはMOS型の内部P−チヤンネルトラ
ンジスタの構造が示されている。同図において、
n型の半導体基板1の表面にはソース領域として
のp+型拡散領域2及びドレイン領域としてのp+
型拡散領域3がチヤンネル領域4を挟んで形成さ
れている。チヤンネル領域4の上にはゲート酸化
膜5を介してポリシリコンのゲート電極層6が形
成され、ここにおいて、これら両p+型拡散領域
2,3、ゲート酸化膜5、及びゲート電極層6に
よりMOS型の内部P−チヤンネルトランジスタ
7が構成されている。
両p+型拡散領域2,3には各々厚いフイール
ド酸化膜8,9が隣接され、これらフイールド酸
化膜8,9によつてトランジスタ7の素子間分離
がなされている。
フイールド酸化膜8,9、両p+型拡散領域2,
3及びゲート電極層6の上には表面酸化膜11が
形成されるとともに、両p+型拡散領域2,3に
は各々コンタクト領域12,13においてメタル
配線層14,15が接続され、さらに、表面全体
はパツシベーシヨン層16により被われている。
また、フイールド酸化膜8,9の半導体基板1
側にはチヤンネルストツプ領域17,18がイオ
ン注入により形成されている。これらチヤンネル
ストツプ領域17,18は半導体基板1と同導電
型(この例ではn型)で半導体基板1よりも高濃
度とすることによりフイールド酸化膜8,9下の
半導体基板1の反転を防止し、寄生トランジスタ
の発生によるリーク流動の発生を防いでいる。
第4図には入力保護回路21が示されている。
図中、メタル配線層22の一端側はゲート電極層
6(第1図参照)に連続し、メタル配線層22の
他端側には、コンタクト領域23において、N+
型の抵抗体領域24が接続されている。抵抗体領
域24の他端側にはコンタクト領域25において
メタル配線層26の一端側が拡散層25Aと接続
され、メタル配線層26の他端側にはボンデイン
グパツド27が設けられ、ボンデイングパツド2
7に半導体装置の外部から入力信号が印加される
ようになつている。
またP+(N+)型の抵抗体領域24の外周部に
は、N-型(P-型及びPウエル領域)28が設け
られ、このN-型(P-型及びPウエル領域)28
の更に外周部はn型の半導体基板1が配置されて
いる。N-領域及びn型半導体基板1(Pウエル
領域)28と、P+(N+)拡散層25A及びP+
(N+)低抗体24の接合部により入力保護ダイオ
ードが構成されn型の半導体基板1(Pウエル領
域28)には電源電圧VDD(VSS)が印加されてい
る。尚ここで( )内はN+保護ダイオードの場
合を示す。
ところで、製造工程でのトラブルやイオン注入
装置等の不具合によつてチヤンネルストツプ領域
17,18が完全には形成されない場合がある。
チヤンネルストツプ領域17,18は複数枚のウ
エーハについて同時に形成することができず、一
枚毎のウエーハについて各々形成しているため、
特にこのような事態に成り易い。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の半導体装置では、チヤン
ネルストツプ領域17,18の形成が不完全であ
つても、イニシヤルテストではその不完全さを検
査することが次に述べるような理由から困難であ
つた。
通常のウエハーチエツク(ダイソータ及びテス
ト)時においては、チヤンネルストツプ領域1
7,18が完全に反転するレベルに達しない為
に、寄生のトランジスタは動作せずリーク電流と
して検出する事が出来ない。
したがつて、実際にはチヤンネルストツプ領域
17,18が完全に形成されているとは言えず信
頼性に問題があるような場合でも、チヤンネルス
トツプ領域17,18の欠陥をテスタ等で検出す
ることは極めて困難であつた。
そこで、ウエーハの1枚1枚に対して数ポイン
トの耐圧チエツクを行う場合があつたが、膨大な
作業時間を要し、極めて生産性が低かつた。しか
も、このような耐圧チエツクを行つても、チヤン
ネルストツプ領域17,18の不完全さの内容が
イオン注入が局部的になされていないというもの
である場合には、ウエーハ毎の耐圧チエツクでも
チヤンネルストツプ領域17,18の不完全さを
検出できないこともあつた。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので
あり、チヤンネルストツプ領域が完全には形成さ
れなかつた場合に確実且つ容易にそのような事態
を検出できる半導体装置を提供することを目的と
する。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明による半導体
装置は、チヤンネルストツプ領域が形成される工
程と同一の工程によつて形成された検査用イオン
注入領域を少なくとも一部とする電気的導通路を
有し、この電気的導通路の電気的導通性を検査す
ることにより、前記チヤンネルストツプ領域の形
成状態が検査されることを特徴とする。
(作用) 本発明による半導体装置では、検査用イオン注
入領域を一部に有する電気的導電路の電気的導通
性をテスタ等により検査することによりチヤンネ
ルストツプ領域が完全に形成されているか否かを
容易に且つ確実に検査することができるようにし
ている。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
るが、前記従来装置と同一の部分は同一符号を付
して説明を省略もしくは簡略にする。
第1図及び第2図には本発明の一実施例による
半導体装置が示されている。これらの図におい
て、p+型(又はN+型)の抵抗体領域24の電極
取り出し部24Aの途中には厚い酸化膜31が介
挿されている。p+型(又はN+型)の抵抗体領域
24の電気的導通性は厚い酸化膜31によつて阻
止されている。しかしながら、この厚い酸化膜3
1の下側にはp-型(又はN-型)の検査用イオン
注入領域32によつて抵抗体領域24の電気的導
通性が保たれ得るようになつている。
ただし、p-型(又はN-型)の検査用イオン注
入領域32はチヤンネルストツプ領域17,18
を形成する工程と同一の工程によつてチヤンネル
ストツプ領域17,18と同時に形成されてい
る。したがつて、チヤンネルストツプ領域17,
18が完全に形成されているときには検査用イオ
ン注入領域32もまた完全に形成されているた
め、抵抗体領域24の電気的導通性は検査用イオ
ン注入領域32によつて保たれることとなる。し
かしながら、チヤンネルストツプ領域17,18
が完全に形成されずに欠陥を有しているときには
検査用イオン注入領域24の電気的導通性が保た
れないこととなる。
即ち、チヤンネルストツプ領域17,18が完
全に形成されたときにのみ入力保護回路21が導
通状態となり、チヤンネルストツプ領域17,1
8の形成状態に問題のあるときには入力保護回路
が非導通状態となるように構成されている。
このような本実施例によれば次のような効果が
ある。チヤンネルストツプ領域17,18の形成
状態に問題のあるときには入力保護回路が非導通
状態となり、トランジスタ7が動作不能となる。
そのため、チヤンネルストツプ領域17,18の
形成状態に問題のあることをウエーハテスタによ
り容易且つ確実に検出することができる。したが
つて、チヤンネルストツプ領域17,18の形成
のためのイオン注入工程のミスという製造工程上
の問題を早い段階で確実に検出できるので、作業
性に優れ、信頼性の高い半導体装置を提供でき
る。
なお、上記実施例においては、抵抗体領域24
の電極取り出し部24Aに検査用イオン注入領域
32が形成されていたが、抵抗体領域24の他の
部分に検査用イオン注入領域32が形成されてい
てもよい。ただし検査用イオン注入領域32の空
気信号の流れ方向の幅はできるだけ狭い方が望ま
しい。
さらに、検査用イオン注入領域が入力保護回路
の抵抗体領域の途中に介挿される構成に限らず、
例えば、内部トランジスタとは別の検査用トラン
ジスタのゲート電圧値を定めるキヤパシタの一部
に検査用イオン注入領域が設けられていてもよ
く、要するに、検査用イオン注入領域が検査回路
の電気的導通路の少なくとも一部として設けられ
前記検査回路の電気的導通性が検査されることに
より前記チヤンネルストツプ領域の形成状態が検
査されるように構成されていればよい。
また、各部の導電型が前記実施例の場合と逆で
あつてもよい。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、チヤンネルスト
ツプ領域が完全には形成されなかつた場合に確実
且つ容易にそのような事態を検出出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による半導体装置の
入力保護回路を示す平面図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図はMOS型トランジスタの
一般的構造を示す断面図、第4図は従来の入力保
護回路を示す平面図である。 1……n型半導体基板、2……ソース領域とし
てのp+型拡散領域、3……ドレイン領域として
のp+型拡散領域、4……チヤンネル領域、5…
…ゲート酸化膜、6……ゲート電極層、7……
MOS型の内部トランジスタ、8,9……フイー
ルド酸化膜、11……表面酸化膜、12,13,
23,25……コンタクト領域、14,15,2
2,26……メタル配線層、16……パツシベー
シヨン層、17,18……チヤンネルストツプ領
域、24……p+型の抵抗体領域、24A……電
極取り出し部、27……ボンデイングパツド、2
8……N−型領域、29……入力保護ダイオー
ド、32……検査用イオン注入領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 チヤンネルストツプ領域が形成される工程と
    同一の工程によつて形成された検査用イオン注入
    領域を少なくとも一部とする電気的導通路を有
    し、この電気的導通路の電気的導通性を検査する
    ことにより、前記チヤンネルストツプ領域の形成
    状態が検査されることを特徴とする半導体装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の半導体装置にお
    いて、前記検査用イオン注入領域はボンデイング
    パツドと内部トランジスタのゲート電極との間に
    設けられた入力保護回路の抵抗体領域の途中に形
    成されていることを特徴とする半導体装置。
JP61202498A 1986-08-28 1986-08-28 半導体装置 Granted JPS6356930A (ja)

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JP61202498A JPS6356930A (ja) 1986-08-28 1986-08-28 半導体装置

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JP2964948B2 (ja) * 1995-05-24 1999-10-18 日本電気株式会社 半導体装置とその製造方法。
US6153892A (en) * 1998-02-12 2000-11-28 Nec Corporation Semiconductor device and method for manufacture thereof

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