JPH0365017B2 - - Google Patents
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- JPH0365017B2 JPH0365017B2 JP61202491A JP20249186A JPH0365017B2 JP H0365017 B2 JPH0365017 B2 JP H0365017B2 JP 61202491 A JP61202491 A JP 61202491A JP 20249186 A JP20249186 A JP 20249186A JP H0365017 B2 JPH0365017 B2 JP H0365017B2
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- Japan
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- region
- transistor
- test
- gate electrode
- ion implantation
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Landscapes
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
- Element Separation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、半導体装置に係り、特に、チヤンネ
ルストツプ領域を有するMOS型半導体装置に関
する。
ルストツプ領域を有するMOS型半導体装置に関
する。
(従来の技術)
第7図にはMOS型の内部トランジスタ90の
構造が示されている。同図において、n型の半導
体基板1の表面にはソース領域としてのp+型拡
散領域2及びドレイン領域としてのp+型拡散領
域3がチヤンネル領域4を挟んで形成されてい
る。チヤンネル領域4の上にはゲート酸化膜5を
介してポリシリコンのゲート電極層6が形成され
ている。
構造が示されている。同図において、n型の半導
体基板1の表面にはソース領域としてのp+型拡
散領域2及びドレイン領域としてのp+型拡散領
域3がチヤンネル領域4を挟んで形成されてい
る。チヤンネル領域4の上にはゲート酸化膜5を
介してポリシリコンのゲート電極層6が形成され
ている。
両p+型拡散領域2,3には各々厚いフイール
ド酸化膜8,9が隣接され、これらフイールド酸
化膜8,9によつて内部トランジスタ90の素子
間分離がなされている。
ド酸化膜8,9が隣接され、これらフイールド酸
化膜8,9によつて内部トランジスタ90の素子
間分離がなされている。
フイールド酸化膜8,9、両p+型拡散領域2,
3及びゲート電極層6の上には酸化膜11が形成
されるとともに、両p+型拡散領域2,3には各
コンタクト領域12,13においてメタル配線層
14,15が接続され、さらに、表面全体はパツ
シベーシヨン層16により被われている。
3及びゲート電極層6の上には酸化膜11が形成
されるとともに、両p+型拡散領域2,3には各
コンタクト領域12,13においてメタル配線層
14,15が接続され、さらに、表面全体はパツ
シベーシヨン層16により被われている。
また、フイールド酸化膜8,9の半導体基板1
側にはチヤンネルストツプ領域17,18がイオ
ン注入により形成されている。これらチヤンネル
ストツプ領域17,18は半導体基板1と同じ伝
導型(この例ではn型)で半導体基板1よりも高
濃度とすることによりフイールド酸化膜8,9下
の半導体基板1の反転を防止し、寄生トランジス
タの発生によるリーク電流の発生を防いでいる。
側にはチヤンネルストツプ領域17,18がイオ
ン注入により形成されている。これらチヤンネル
ストツプ領域17,18は半導体基板1と同じ伝
導型(この例ではn型)で半導体基板1よりも高
濃度とすることによりフイールド酸化膜8,9下
の半導体基板1の反転を防止し、寄生トランジス
タの発生によるリーク電流の発生を防いでいる。
ところで、製造工程でのトラブルやイオン注入
装置等の不具合等によつてチヤンネルストツプ領
域17,18が完全には形成されない場合があ
る。
装置等の不具合等によつてチヤンネルストツプ領
域17,18が完全には形成されない場合があ
る。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、従来の半導体装置では、チヤン
ネルストツプ領域17,18の形成が不完全であ
つても、その不完全さを検査することが次に述べ
るような理由から困難であつた。
ネルストツプ領域17,18の形成が不完全であ
つても、その不完全さを検査することが次に述べ
るような理由から困難であつた。
通常のウエハーチエツク(ダイソータ及びテス
ト)時においては、チヤンネルストツプ領域1
7,18が完全に反転するレベルに達しない為に
寄生のトランジスタは動作せずリーク電流として
検出する事が出来ない。
ト)時においては、チヤンネルストツプ領域1
7,18が完全に反転するレベルに達しない為に
寄生のトランジスタは動作せずリーク電流として
検出する事が出来ない。
したがつて、実際にはチヤンネルストツプ領域
17,18が完全に形成されているとは言えず信
頼性に問題があるような場合でも、チヤンネルス
トツプ領域17,18に発生している欠陥をテス
タ等で検出することは極めて困難であつた。
17,18が完全に形成されているとは言えず信
頼性に問題があるような場合でも、チヤンネルス
トツプ領域17,18に発生している欠陥をテス
タ等で検出することは極めて困難であつた。
そこで、ウエーハの1枚1枚に対して数ポイン
トの耐圧チエツクを行う場合があつたが、膨大な
作業時間を要し、極めて生産性が低かつた。しか
も、このような耐圧チエツクを行つても、チヤン
ネルストツプ領域17,18の不完全さの内容が
イオン注入が局部的になされていないというもの
である場合には、ウエーハ毎の耐圧チエツクでも
チヤンネルストツプ領域17,18の不完全さを
検出できないこともあつた。
トの耐圧チエツクを行う場合があつたが、膨大な
作業時間を要し、極めて生産性が低かつた。しか
も、このような耐圧チエツクを行つても、チヤン
ネルストツプ領域17,18の不完全さの内容が
イオン注入が局部的になされていないというもの
である場合には、ウエーハ毎の耐圧チエツクでも
チヤンネルストツプ領域17,18の不完全さを
検出できないこともあつた。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので
あり、チヤンネルストツプ領域が完全には形成さ
れなかつた場合に確実且つ容易にそのような事態
を検出できる半導体装置を提供することを目的と
する。
あり、チヤンネルストツプ領域が完全には形成さ
れなかつた場合に確実且つ容易にそのような事態
を検出できる半導体装置を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明による半導体
装置は、チヤンネルストツプ領域が形成される工
程と同一の工程によつて形成される検査用イオン
注入領域と、チヤンネルストツプ領域の形成状態
を検査する検査用トランジスタと、この検査用ト
ランジスタのゲート電極に接続され、検査用イオ
ン注入領域を電気的導通路の少なくとも一部とし
て有しているゲート電極ラインとを備え、検査用
イオン注入領域の形成状態によつてゲート電極ラ
インを介してゲート電極に印加される電圧が異な
り、検査用トランジスタの動作が異なることによ
り前記チヤンネルストツプ領域の形成状態が検査
されることを特徴とする。
装置は、チヤンネルストツプ領域が形成される工
程と同一の工程によつて形成される検査用イオン
注入領域と、チヤンネルストツプ領域の形成状態
を検査する検査用トランジスタと、この検査用ト
ランジスタのゲート電極に接続され、検査用イオ
ン注入領域を電気的導通路の少なくとも一部とし
て有しているゲート電極ラインとを備え、検査用
イオン注入領域の形成状態によつてゲート電極ラ
インを介してゲート電極に印加される電圧が異な
り、検査用トランジスタの動作が異なることによ
り前記チヤンネルストツプ領域の形成状態が検査
されることを特徴とする。
(作用)
本発明による半導体装置では、検査用トランジ
スタの電気的導通性をテスタ等により検査するこ
とによりチヤンネルストツプ領域が完全に形成さ
れているか否かを容易に且つ確実に検査すること
ができるようにしている。
スタの電気的導通性をテスタ等により検査するこ
とによりチヤンネルストツプ領域が完全に形成さ
れているか否かを容易に且つ確実に検査すること
ができるようにしている。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
る。
第1図乃至第3図には本発明の第1の実施例に
よる半導体装置における検査回路100が示され
ている。第1図および第2図において、n型の半
導体基板1の表面側にはp型のウエル領域31が
形成されている。
よる半導体装置における検査回路100が示され
ている。第1図および第2図において、n型の半
導体基板1の表面側にはp型のウエル領域31が
形成されている。
半導体基板1の表面にはソース領域としての
p+型拡散領域32及びドレイン領域としてのp+
型拡散領域33がチヤンネル領域34を挟んで形
成されている。チヤンネル領域34の上にはゲー
ト酸化膜35を介してポリシリコンのゲート電極
層36が形成されている。
p+型拡散領域32及びドレイン領域としてのp+
型拡散領域33がチヤンネル領域34を挟んで形
成されている。チヤンネル領域34の上にはゲー
ト酸化膜35を介してポリシリコンのゲート電極
層36が形成されている。
ここにおいて、これら両p+型拡散領域32,
33、ゲート酸化膜35、及びゲート電極層36
によりMOS型の検査用トランジスタ37が構成
されている。
33、ゲート酸化膜35、及びゲート電極層36
によりMOS型の検査用トランジスタ37が構成
されている。
両p+型拡散領域32,33には各々厚いフイ
ールド酸化膜38,39が隣接され、これらフイ
ールド酸化膜38,39によつて検査用トランジ
スタ37の素子間分離がなされている。
ールド酸化膜38,39が隣接され、これらフイ
ールド酸化膜38,39によつて検査用トランジ
スタ37の素子間分離がなされている。
また、フイールド酸化膜38,39の下側には
チヤンネルストツプ領域41,42がイオン注入
により形成されている。これらチヤンネルストツ
プ領域41,42は半導体基板1と同導電型(こ
の例ではn型)で半導体基板1よりも高濃度とす
ることによりフイールド酸化膜38,39下の半
導体基板1の反転を防止し、寄生トランジスタの
発生によるリーク電流の発生を防いでいる。
チヤンネルストツプ領域41,42がイオン注入
により形成されている。これらチヤンネルストツ
プ領域41,42は半導体基板1と同導電型(こ
の例ではn型)で半導体基板1よりも高濃度とす
ることによりフイールド酸化膜38,39下の半
導体基板1の反転を防止し、寄生トランジスタの
発生によるリーク電流の発生を防いでいる。
p型のウエル領域31の表面にはn+型の第1
及び第2の抵抗体領域43及び44が形成されて
いる。第1及び第2の抵抗体領域43及び44の
間には厚い酸化膜45が介挿され、両抵抗体領域
43及び44間の電気的導通性は厚い酸化膜45
によつて阻止されている。
及び第2の抵抗体領域43及び44が形成されて
いる。第1及び第2の抵抗体領域43及び44の
間には厚い酸化膜45が介挿され、両抵抗体領域
43及び44間の電気的導通性は厚い酸化膜45
によつて阻止されている。
しかしながら、この厚い酸化膜45の下側には
n-型の検査用イオン注入領域46が形成されて
おり、この検査用イオン注入領域46によつて両
抵抗体領域43及び44間の電気的導通性が保た
れ得るようになつている。
n-型の検査用イオン注入領域46が形成されて
おり、この検査用イオン注入領域46によつて両
抵抗体領域43及び44間の電気的導通性が保た
れ得るようになつている。
ただし、n-型の検査用イオン注入領域46は
チヤンネルストツプ領域17,18(第7図参
照)を形成する工程と同一の工程によつてチヤン
ネルストツプ領域17,18と同時に形成されて
いる。したがつて、チヤンネルストツプ領域1
7,18が完全に形成されているときには検査用
イオン注入領域46もまた完全に形成されている
ため、両抵抗体領域43及び44間の電気的導通
性は検査用イオン注入領域46によつた保たれる
こととなる。しかしながら、チヤンネルストツプ
領域17,18が完全には形成されずに欠陥を有
しているときには検査用イオン注入領域46もま
た完全には形成されていないため、両抵抗体領域
43及び44間の電気的導通性が保たれないこと
となる。
チヤンネルストツプ領域17,18(第7図参
照)を形成する工程と同一の工程によつてチヤン
ネルストツプ領域17,18と同時に形成されて
いる。したがつて、チヤンネルストツプ領域1
7,18が完全に形成されているときには検査用
イオン注入領域46もまた完全に形成されている
ため、両抵抗体領域43及び44間の電気的導通
性は検査用イオン注入領域46によつた保たれる
こととなる。しかしながら、チヤンネルストツプ
領域17,18が完全には形成されずに欠陥を有
しているときには検査用イオン注入領域46もま
た完全には形成されていないため、両抵抗体領域
43及び44間の電気的導通性が保たれないこと
となる。
両抵抗体領域43,44には各々厚いフイール
ド酸化膜51,52が隣接されており、これらフ
イールド酸化膜51,52によつて抵抗体領域4
3,44の素子間分離がなされている。
ド酸化膜51,52が隣接されており、これらフ
イールド酸化膜51,52によつて抵抗体領域4
3,44の素子間分離がなされている。
また、フイールド酸化膜51,52の下側には
チヤンネルストツプ領域53,54がイオン注入
により形成されている。これらチヤンネルストツ
プ領域53,54はp型のウエル領域31と同伝
導型でウエル領域31よりも高濃度とすることに
よりフイールド酸化膜51,52下のウエル領域
31の反転を防止している。
チヤンネルストツプ領域53,54がイオン注入
により形成されている。これらチヤンネルストツ
プ領域53,54はp型のウエル領域31と同伝
導型でウエル領域31よりも高濃度とすることに
よりフイールド酸化膜51,52下のウエル領域
31の反転を防止している。
また、半導体基板1とウエル領域31との境界
部にはp+型拡散領域55が形成されている。さ
らに、各フイールド酸化膜38,39,51,5
2、厚い酸化膜45、及びゲート電極層36の上
には酸化膜56が形成されている。
部にはp+型拡散領域55が形成されている。さ
らに、各フイールド酸化膜38,39,51,5
2、厚い酸化膜45、及びゲート電極層36の上
には酸化膜56が形成されている。
ゲート電極層36はゲート電極取り出しライン
61を介して第2の抵抗体領域44に接続され、
第1の抵抗体領域43はVDDライン62を介して
電源電圧(高レベル電源)VDDに接続されてい
る。また、このVDDライン62にはソース領域と
してのp+型拡散領域32が接続され、ソース領
域としてのp+型拡散領域32は電源電圧VDDレベ
ルに保たれている。
61を介して第2の抵抗体領域44に接続され、
第1の抵抗体領域43はVDDライン62を介して
電源電圧(高レベル電源)VDDに接続されてい
る。また、このVDDライン62にはソース領域と
してのp+型拡散領域32が接続され、ソース領
域としてのp+型拡散領域32は電源電圧VDDレベ
ルに保たれている。
ドレイン領域としてのp+型拡散領域33及び
p+型拡散領域55は共にVSSライン63を介して
接地電圧(低レベル電源)VSSに接続されている。
p+型拡散領域55は共にVSSライン63を介して
接地電圧(低レベル電源)VSSに接続されている。
ここにおいて、ゲート電極取り出しライン6
1、第1、第2の抵抗体領域43,44、検査用
イオン注入領域46、及びVDDライン62より、
検査用トランジスタ37のゲート電極層36と電
源電圧VDDとの間を電気的に接続するゲート電極
ライン65が構成されている。
1、第1、第2の抵抗体領域43,44、検査用
イオン注入領域46、及びVDDライン62より、
検査用トランジスタ37のゲート電極層36と電
源電圧VDDとの間を電気的に接続するゲート電極
ライン65が構成されている。
なお、各ライン61,62,63は表面酸化膜
56に形成されたコンタクト領域を通して前記各
部と接続し、さらに、表面全体はパツシベーシヨ
ン層66により被われている。
56に形成されたコンタクト領域を通して前記各
部と接続し、さらに、表面全体はパツシベーシヨ
ン層66により被われている。
また、半導体基板1は電源電圧VDDに接続さ
れ、ウエル領域31は接地電圧VSSに接続されて
いる。
れ、ウエル領域31は接地電圧VSSに接続されて
いる。
第3図には検査回路100の等価回路が示され
ている。
ている。
同図に示されるように、検査用トランジスタ3
7のゲート電極層36は抵抗101を介して電源
電圧VDDに接続されるとともに、これとは並列に
設けられた第1のキヤパシタC1を介して電源電
圧VDDに接続されている。ここにおいて、抵抗1
01は第1、第2の抵抗体領域43,44及び検
査用イオン注入領域46により構成され、第1の
キヤパシタC1はVDDライン62の浮遊容量を表
している。
7のゲート電極層36は抵抗101を介して電源
電圧VDDに接続されるとともに、これとは並列に
設けられた第1のキヤパシタC1を介して電源電
圧VDDに接続されている。ここにおいて、抵抗1
01は第1、第2の抵抗体領域43,44及び検
査用イオン注入領域46により構成され、第1の
キヤパシタC1はVDDライン62の浮遊容量を表
している。
また、ゲート電極層36はダイオード102を
介して接地電圧VSSに接続されているとともに、
これと並列に設けられた第2のキヤパシタC2を
介して接地電圧VSSに接続されている。ここにお
いて、ダイオード102はn型の第1、第2の抵
抗体領域43,44、及び検査用イオン注入領域
46とp型のウエル領域31との間のpn接合に
より構成され、第2のキヤパシタC2はVSSライ
ン63の浮遊容量を表している。
介して接地電圧VSSに接続されているとともに、
これと並列に設けられた第2のキヤパシタC2を
介して接地電圧VSSに接続されている。ここにお
いて、ダイオード102はn型の第1、第2の抵
抗体領域43,44、及び検査用イオン注入領域
46とp型のウエル領域31との間のpn接合に
より構成され、第2のキヤパシタC2はVSSライ
ン63の浮遊容量を表している。
第1及び第2のキヤパシタC1及びC2の容量
比は次に述べるように定められている。即ち、抵
抗101が非導通状態のときには、ゲート電極層
36に印加される電圧は電源電圧VDDと接地電圧
VSSとの間の値であり、かつその値は第1及び第
2のキヤパシタC1及びC2の容量比によつて定
められる。第1及び第2のキヤパシタC1及びC
2の容量比は、抵抗101が非導通状態のときに
ゲート電極層36に印加される電圧値が検査用ト
ランジスタ37のスレツシヨールド値を越えて検
査用トランジスタ37をオンさせるような値とな
つている。
比は次に述べるように定められている。即ち、抵
抗101が非導通状態のときには、ゲート電極層
36に印加される電圧は電源電圧VDDと接地電圧
VSSとの間の値であり、かつその値は第1及び第
2のキヤパシタC1及びC2の容量比によつて定
められる。第1及び第2のキヤパシタC1及びC
2の容量比は、抵抗101が非導通状態のときに
ゲート電極層36に印加される電圧値が検査用ト
ランジスタ37のスレツシヨールド値を越えて検
査用トランジスタ37をオンさせるような値とな
つている。
このような本実施例によれば次のような効果が
ある。内部トランジスタ90のチヤンネルストツ
プ領域17,18の形成状態に問題のあるときに
は抵抗101(検査用イオン注入領域46)が非
導通状態となり、検査用トランジスタ37がオン
して電源電圧VDDと接地電圧VSSとを短絡させる
こととなる。そのため、チヤンネルストツプ領域
17,18の形成状態に問題のあることをウエー
ハテスタにより容易且つ確実に検出することがで
きる。したがつて、チヤンネルストツプ領域1
7,18の形成のためのイオン注入工程のミスと
いう製造工程上の問題を早い段階で確実に検出で
きるので、作業性に優れ、信頼性の高い半導体装
置を提供できる。
ある。内部トランジスタ90のチヤンネルストツ
プ領域17,18の形成状態に問題のあるときに
は抵抗101(検査用イオン注入領域46)が非
導通状態となり、検査用トランジスタ37がオン
して電源電圧VDDと接地電圧VSSとを短絡させる
こととなる。そのため、チヤンネルストツプ領域
17,18の形成状態に問題のあることをウエー
ハテスタにより容易且つ確実に検出することがで
きる。したがつて、チヤンネルストツプ領域1
7,18の形成のためのイオン注入工程のミスと
いう製造工程上の問題を早い段階で確実に検出で
きるので、作業性に優れ、信頼性の高い半導体装
置を提供できる。
第4図乃至第6図には本発明の第2の実施例に
よる半導体装置における検査回路200が示され
ている。この第2の実施例では第1の実施例の場
合と導電型が反対になつている。
よる半導体装置における検査回路200が示され
ている。この第2の実施例では第1の実施例の場
合と導電型が反対になつている。
即ち、第4図および第6図において、n型の半
導体基板1の表面側にはp型のウエル領域31が
形成され、ウエル領域31の表面にはソース領域
としてのn+型拡散領域132及びドレイン領域
としてのn+型拡散領域133がチヤンネル領域
134を挟んで形成されている。チヤンネル領域
134の上にはゲート酸化膜135を介してポリ
シリコンのゲート電極層136が形成されてい
る。
導体基板1の表面側にはp型のウエル領域31が
形成され、ウエル領域31の表面にはソース領域
としてのn+型拡散領域132及びドレイン領域
としてのn+型拡散領域133がチヤンネル領域
134を挟んで形成されている。チヤンネル領域
134の上にはゲート酸化膜135を介してポリ
シリコンのゲート電極層136が形成されてい
る。
ここにおいて、これら両n+型拡散領域132,
133、ゲート酸化膜135、及びゲート電極層
136によりMOS型の検査用トランジスタ13
7が構成されている。
133、ゲート酸化膜135、及びゲート電極層
136によりMOS型の検査用トランジスタ13
7が構成されている。
両n+型拡散領域132,133には各々厚い
フイールド酸化膜138,139が隣接され、こ
れらフイールド酸化膜138,139によつて検
査用トランジスタ137の素子間分離がなされて
いる。
フイールド酸化膜138,139が隣接され、こ
れらフイールド酸化膜138,139によつて検
査用トランジスタ137の素子間分離がなされて
いる。
また、フイールド酸化膜138,139の下側
にはチヤンネルストツプ領域141,142がイ
オン注入により形成されている。これらチヤンネ
ルストツプ領域141,142はウエル領域31
と同導電型(この例ではp型)でウエル領域31
よりも高濃度とすることによりフイールド酸化膜
138,139下のウエル領域31の反転を防止
し、寄生トランジスタの発生によるリーク電流の
発生を防いでいる。
にはチヤンネルストツプ領域141,142がイ
オン注入により形成されている。これらチヤンネ
ルストツプ領域141,142はウエル領域31
と同導電型(この例ではp型)でウエル領域31
よりも高濃度とすることによりフイールド酸化膜
138,139下のウエル領域31の反転を防止
し、寄生トランジスタの発生によるリーク電流の
発生を防いでいる。
n型の半導体基板1の表面にはp+型の第1及
び第2の抵抗体領域143及び144が形成され
ている。第1及び第2の抵抗領域143及び14
4の間には厚い酸化膜145が介挿され、両抵抗
体領域143及び144の間の電気的導通性は厚
い酸化膜145によつて防止されている。しかし
ながら、この厚い酸化膜145の下側にはp-型
の検査用イオン注入領域146が形成されてお
り、この検査用イオン注入領域146によつて両
抵抗体領域143及び144間の電気的導通性が
保たれ得るようになつている。
び第2の抵抗体領域143及び144が形成され
ている。第1及び第2の抵抗領域143及び14
4の間には厚い酸化膜145が介挿され、両抵抗
体領域143及び144の間の電気的導通性は厚
い酸化膜145によつて防止されている。しかし
ながら、この厚い酸化膜145の下側にはp-型
の検査用イオン注入領域146が形成されてお
り、この検査用イオン注入領域146によつて両
抵抗体領域143及び144間の電気的導通性が
保たれ得るようになつている。
ただし、p-型の検査用イオン注入領域146
はNチヤンネル型の内部トランジスタ(図示せ
ず)のp型のチヤンネルストツプ領域(同じく図
示せず)を形成する工程と同一の工程によつて同
時形成されている。したがつて、チヤンネルスト
ツプ領域が完全に形成されているときには検査用
イオン注入領域146もまた完全に形成されてい
るため、両抵抗体領域143及び144間の電気
的導通性は検査用イオン注入領域146によつて
保たれることとなる。
はNチヤンネル型の内部トランジスタ(図示せ
ず)のp型のチヤンネルストツプ領域(同じく図
示せず)を形成する工程と同一の工程によつて同
時形成されている。したがつて、チヤンネルスト
ツプ領域が完全に形成されているときには検査用
イオン注入領域146もまた完全に形成されてい
るため、両抵抗体領域143及び144間の電気
的導通性は検査用イオン注入領域146によつて
保たれることとなる。
しかしながら、チヤンネルストツプ領域が完全
には形成されずに欠陥を有しているときには検査
用イオン注入領域146もまた完全には形成され
ていないため、両抵抗体領域143及び144間
の電気的導通性が保たれないこととなる。
には形成されずに欠陥を有しているときには検査
用イオン注入領域146もまた完全には形成され
ていないため、両抵抗体領域143及び144間
の電気的導通性が保たれないこととなる。
両抵抗体領域143,144には各々厚いフイ
ールド酸化膜151,152が隣接され、これら
フイールド酸化膜151,152によつて抵抗体
領域143,144の素子間分離がなされてい
る。
ールド酸化膜151,152が隣接され、これら
フイールド酸化膜151,152によつて抵抗体
領域143,144の素子間分離がなされてい
る。
また、フイールド酸化膜151,152の下側
にはチヤンネルストツプ領域153,154がイ
オン注入により形成されている。これらチヤンネ
ルストツプ領域153,154はn型の半導体基
板1と同導電型で半導体基板1よりも高濃度とす
ることによりフイールド酸化膜151,152下
の半導体基板1の反転を防止している。
にはチヤンネルストツプ領域153,154がイ
オン注入により形成されている。これらチヤンネ
ルストツプ領域153,154はn型の半導体基
板1と同導電型で半導体基板1よりも高濃度とす
ることによりフイールド酸化膜151,152下
の半導体基板1の反転を防止している。
また、半導体基板1とウエル領域31との境界
部近傍にはN+型拡散領域155が形成されてい
る。さらに、各フイールド酸化膜138,13
9,151,152、厚い酸化膜145、及びゲ
ート電極層136の上には表面酸化膜156が形
成されている。
部近傍にはN+型拡散領域155が形成されてい
る。さらに、各フイールド酸化膜138,13
9,151,152、厚い酸化膜145、及びゲ
ート電極層136の上には表面酸化膜156が形
成されている。
ゲート電極層136はゲート電極取り出しライ
ン161を介して第2の抵抗体領域144に接続
され、また、第1の抵抗体領域143はVSSライ
ン162を介して接地電圧(低レベル電源)VSS
に接続されている。また、このVSSライン162
にはソース領域としてのn+型拡散領域132が
接続され、ソース領域としてのn+型拡散領域1
32を接地電圧VSSレベルに保たれている。
ン161を介して第2の抵抗体領域144に接続
され、また、第1の抵抗体領域143はVSSライ
ン162を介して接地電圧(低レベル電源)VSS
に接続されている。また、このVSSライン162
にはソース領域としてのn+型拡散領域132が
接続され、ソース領域としてのn+型拡散領域1
32を接地電圧VSSレベルに保たれている。
ドレイン領域としてのn+型拡散領域133及
びn+型拡散領域155は共にVDDライン163を
介して電源電圧(高レベル電源)VDDに接続され
ている。
びn+型拡散領域155は共にVDDライン163を
介して電源電圧(高レベル電源)VDDに接続され
ている。
ここにおいて、ゲート電極取り出しライン16
1、第1、第2の抵抗体領域143,144、検
査用イオン注入領域146、及びVSSライン16
2より、検査用トランジスタ137のゲート電極
層136と接地電圧VSSとの間を電気的に接続す
るゲート電極ライン165が構成されている。
1、第1、第2の抵抗体領域143,144、検
査用イオン注入領域146、及びVSSライン16
2より、検査用トランジスタ137のゲート電極
層136と接地電圧VSSとの間を電気的に接続す
るゲート電極ライン165が構成されている。
また、半導体基板1は電源電圧VDDに接続さ
れ、ウエル領域31は接地電圧VSSに接続されて
いる。
れ、ウエル領域31は接地電圧VSSに接続されて
いる。
第6図には検査回路200の等価回路が示され
ている。
ている。
同図に示されるように、検査用トランジスタ1
37のゲート電極層136は抵抗201を介して
接地電圧VSSに接続されるとともに、これとは並
列に設けられた第1のキヤパシタC11を介して
接地電圧VSSに接続されている。ここにおいて、
抵抗201は第1、第2の抵抗体領域143,1
44及び検査用イオン注入領域146により構成
され、第1のキヤパシタC11はVSSライン16
2の浮遊容量を表している。
37のゲート電極層136は抵抗201を介して
接地電圧VSSに接続されるとともに、これとは並
列に設けられた第1のキヤパシタC11を介して
接地電圧VSSに接続されている。ここにおいて、
抵抗201は第1、第2の抵抗体領域143,1
44及び検査用イオン注入領域146により構成
され、第1のキヤパシタC11はVSSライン16
2の浮遊容量を表している。
また、ゲート電極層136はダイオード202
を介して電源電圧VDDに接続されるとともに、こ
れとは並列に設けられた第2のキヤパシタC12
を介して電源電圧VDDに接続されている。ここに
おいて、ダイオード202はp型の第1、第2の
抵抗体領域143,144、及び検査用イオン注
入領域146とn型の半導体基板1との間のpn
接合により構成され、第2のキヤパシタC12は
VDDライン163の浮遊容量を表している。
を介して電源電圧VDDに接続されるとともに、こ
れとは並列に設けられた第2のキヤパシタC12
を介して電源電圧VDDに接続されている。ここに
おいて、ダイオード202はp型の第1、第2の
抵抗体領域143,144、及び検査用イオン注
入領域146とn型の半導体基板1との間のpn
接合により構成され、第2のキヤパシタC12は
VDDライン163の浮遊容量を表している。
第1及び第2のキヤパシタC11及びC12の
容量比は、抵抗201が非導通状態のときに、ゲ
ート電極層136に印加される電圧値が検査用ト
ランジスタ137のスレツシヨールド値を越えて
検査用トランジスタ137をオンさせるような値
となつている。
容量比は、抵抗201が非導通状態のときに、ゲ
ート電極層136に印加される電圧値が検査用ト
ランジスタ137のスレツシヨールド値を越えて
検査用トランジスタ137をオンさせるような値
となつている。
このような第2の実施例によれば、p型のチヤ
ンネルストツパの形成状態の検査に適する他、第
1の実施例と同様の効果がある。
ンネルストツパの形成状態の検査に適する他、第
1の実施例と同様の効果がある。
なお、実施にあたり、前記第1及び第2の実施
例の検査回路100及び200が1つの半導体装
置に設けられていれば、p型及びn型の両方のチ
ヤンネルストツパの形成状態を検査できるという
効果がある。
例の検査回路100及び200が1つの半導体装
置に設けられていれば、p型及びn型の両方のチ
ヤンネルストツパの形成状態を検査できるという
効果がある。
また、検査回路は前記実施例のように複数のキ
ヤパシタを設けて検査用トランジスタのゲート電
極に印加される電圧値を所定の値に設定する場合
に限らず、例えば、前述のような複数のキヤパシ
タを設ける代わりに検査用トランジスタのゲート
電極を作動させ得る他のトランジスタを設け、こ
の他のトランジスタの一部に検査用イオン注入領
域を設ける等してもよい。
ヤパシタを設けて検査用トランジスタのゲート電
極に印加される電圧値を所定の値に設定する場合
に限らず、例えば、前述のような複数のキヤパシ
タを設ける代わりに検査用トランジスタのゲート
電極を作動させ得る他のトランジスタを設け、こ
の他のトランジスタの一部に検査用イオン注入領
域を設ける等してもよい。
以上の通り、本発明によれば、チヤンネルスト
ツプ領域が完全には形成されなかつた場合に確実
且つ容易にそのような事態を検出できる。
ツプ領域が完全には形成されなかつた場合に確実
且つ容易にそのような事態を検出できる。
第1図は本発明の第1の実施例による半導体装
置における検査回路を示す平面図、第2図は第1
図の−線断面図、第3図は同検査回路の等価
回路を示す回路図、第4図は本発明の第2の実施
例による半導体装置における検査回路を示す平面
図、第5図は第4図の−線断面図、第6図は
同検査回路の等価回路を示す回路図、第7図は内
部トランジスタの構成を示す断面図、 1……半導体基板、17,18……チヤンネル
ストツプ領域、31……ウエル領域、32,3
3,132,133……拡散領域、34,134
……チヤンネル領域、35,135……ゲート酸
化膜、36,136……ゲート電極層、37,1
37……検査用トランジスタ、38,39,13
8,139……フイールド酸化膜、41,42,
141,142……チヤンネルストツプ領域、4
3,44,143,144……抵抗体領域、4
5,145……酸化膜、46,146……検査用
イオン注入領域、51,52,151,152…
…フイールド酸化膜、53,54,153,15
4……チヤンネルストツプ領域、56,156…
…表面酸化膜、61,161……ゲート電極取り
出しライン、62……VDDライン、63……VSS
ライン、65,165……ゲート電極ライン、1
00,200……検査回路、101,201……
抵抗、102,202……ダイオード、162…
…VSSライン、163……VDDライン、VDD……電
源電圧、VSS……接地電圧、C1,C2,C12,
C22……キヤパシタ。
置における検査回路を示す平面図、第2図は第1
図の−線断面図、第3図は同検査回路の等価
回路を示す回路図、第4図は本発明の第2の実施
例による半導体装置における検査回路を示す平面
図、第5図は第4図の−線断面図、第6図は
同検査回路の等価回路を示す回路図、第7図は内
部トランジスタの構成を示す断面図、 1……半導体基板、17,18……チヤンネル
ストツプ領域、31……ウエル領域、32,3
3,132,133……拡散領域、34,134
……チヤンネル領域、35,135……ゲート酸
化膜、36,136……ゲート電極層、37,1
37……検査用トランジスタ、38,39,13
8,139……フイールド酸化膜、41,42,
141,142……チヤンネルストツプ領域、4
3,44,143,144……抵抗体領域、4
5,145……酸化膜、46,146……検査用
イオン注入領域、51,52,151,152…
…フイールド酸化膜、53,54,153,15
4……チヤンネルストツプ領域、56,156…
…表面酸化膜、61,161……ゲート電極取り
出しライン、62……VDDライン、63……VSS
ライン、65,165……ゲート電極ライン、1
00,200……検査回路、101,201……
抵抗、102,202……ダイオード、162…
…VSSライン、163……VDDライン、VDD……電
源電圧、VSS……接地電圧、C1,C2,C12,
C22……キヤパシタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 チヤンネルストツプ領域が形成される工程と
同一の工程によつて形成される検査用イオン注入
領域と、 前記チヤンネルストツプ領域の形成状態を検査
する検査トランジスタと、 この検査用トランジスタのゲート電極に接続さ
れ、前記検査用イオン注入領域を電気的導通路の
少なくとも一部として有しているゲート電極ライ
ンとを備え、 前記検査用イオン注入領域の形成状態によつて
前記ゲート電極ラインを介してゲート電極に印加
される電圧が異なり、前記検査用トランジスタの
動作が異なることにより前記チヤンネルストツプ
領域の形成状態が検査されることを特徴とする半
導体装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の半導体装置にお
いて、 前記ゲート電極ラインは前記検査用イオン注入
領域および第1のキヤパシタを介して検査用トラ
ンジスタをオフさせる側の電源電圧に接続される
とともに、第2のキヤパシタを介して検査用トラ
ンジスタをオンさせる側の電源電圧に接続され、 検査用イオン注入領域の形成が不完全で検査用
トランジスタのゲート電極が検査用イオン注入領
域を介して検査用トランジスタをオフさせる側の
電源電圧に接続されないときには、検査用トラン
ジスタのゲート電極には検査用トランジスタをオ
フさせる側の電源電圧と検査用トランジスタをオ
ンさせる側の電源電圧との間の電圧値であつて前
記第1および第2のキヤパシタの容量比に依存す
る電圧値が印加され、この電圧値は検査用トラン
ジスタをオンさせる値であることを特徴とする半
導体装置。 3 特許請求の範囲第1項または第2項記載の半
導体装置において、前記検査用トランジスタは少
なくとも2つ設けられ、一方はpチヤンネル型ト
ランジスタであり、他方はnチヤンネル型トラン
ジスタであることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61202491A JPS6356929A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61202491A JPS6356929A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6356929A JPS6356929A (ja) | 1988-03-11 |
JPH0365017B2 true JPH0365017B2 (ja) | 1991-10-09 |
Family
ID=16458378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61202491A Granted JPS6356929A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6356929A (ja) |
-
1986
- 1986-08-28 JP JP61202491A patent/JPS6356929A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6356929A (ja) | 1988-03-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |