JPH0553586A - 圧電ブザー - Google Patents

圧電ブザー

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Publication number
JPH0553586A
JPH0553586A JP3218484A JP21848491A JPH0553586A JP H0553586 A JPH0553586 A JP H0553586A JP 3218484 A JP3218484 A JP 3218484A JP 21848491 A JP21848491 A JP 21848491A JP H0553586 A JPH0553586 A JP H0553586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric
contact
piezoelectric diaphragm
parts
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3218484A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Yoshii
勉 吉井
Shuho Saito
秀峰 斉藤
Isao Okada
功 岡田
Masataka Kida
雅隆 木田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP3218484A priority Critical patent/JPH0553586A/ja
Publication of JPH0553586A publication Critical patent/JPH0553586A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型の圧電ブザーにおいても、端子の内端部
が所要のばね定数の柔軟な板ばねとして圧電振動板にピ
ン接触するようにして、安定した振動特性が得られるよ
うにする。 【構成】 圧電振動板1と、圧電振動板1を保持するケ
ース2と、ケース2に固定された端子3とからなり、端
子3の内端部が圧電振動板1にピン接触する圧電ブザー
において、端子3には、ケース2の内側で圧電振動板1
の側へ起立する起立部3aと、この起立部3aの先端か
ら圧電振動板1に対して斜めに延出する接触部3bとが
折り曲げ形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端子の内端部を直接的
に圧電振動板にピン接触させるようにしたタイプの圧電
ブザーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧電ブザーには、端子の内端部を
圧電振動板に直接的に接触させてコンタクトをとるよう
にしたものがある。その断面構造を図2に示す。
【0003】図2において、21は圧電振動板、22は
樹脂一体成形によって形成されたケース、23は端子で
ある。圧電振動板21は、周知のように、金属板21a
の一面に圧電セラミックス板21bを接合したもので、
その周縁部が熱カシメによってケース22の開口部に保
持されている。端子23は、ケース22の底部に埋設一
体化されている。この端子23の内端部は、ケース22
の内側で圧電振動板21に対して斜めに折り立てられ、
圧電振動板21の金属板21aもしくは圧電セラミック
ス板21bの電極にピン接触している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な圧電ブザーでは、小型になると、ケース22内側で折
り立てられる端子23の内端部の寸法が短くなり、圧電
振動板21との接触角が大きくなる。
【0005】そのため、端子23の折り立て部分が、柔
軟な板ばねとして作用しなくなって、ケース22の底部
と圧電振動板21との間で突っ張り、圧電振動板21の
振動を抑制、減衰させることになる。したがって、圧電
振動板21の振動が不安定になり、所要の周波数特性が
得られなくなる。
【0006】本発明は、上記従来の問題に鑑み、小型の
ケース内部においても、端子の内端部が所要のばね定数
の柔軟な板ばねとして圧電振動板に接触するようにし
て、安定した振動特性が得られるようにすることを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
達成するために、圧電振動板と、圧電振動板を保持する
ケースと、ケースに固定される端子とからなり、端子の
内端部が圧電振動板にピン接触する圧電ブザーにおい
て、端子には、ケースの内側で圧電振動板の側へ起立す
る起立部と、この起立部の先端から圧電振動板に対して
斜めに延出する接触部とが折り曲げ形成されている構成
とした。
【0008】
【作用】上記の構成において、端子内端の接触部は、比
較的小さな接触角で圧電振動板にピン接触することにな
り、柔軟な板ばねとして作用する。したがって、圧電振
動板の振動が阻害されることなく、安定した振動特性が
得られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の詳細を図1に示す一実施例に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例に係る圧
電ブザーの断面図である。
【0010】この実施例のあるブザーが、圧電振動板1
と、圧電振動板1を保持するケース2と、ケース2に固
定された端子3とからなり、端子3の内端部が圧電振動
板1にピン接触するようになっている点は、従来の圧電
ブザーと同じである。圧電振動板1は、金属板1aの一
面に圧電セラミックス板1bを接合したもので、熱カシ
メによってその周縁部がケース2の開口部に保持されて
いる。端子3は、ケース2の底部に埋設一体化されてい
る。
【0011】この実施例の圧電ブザーは、端子3の形状
に特徴があり、ケース2の内側で各端子3の内端には、
起立部3aと接触部3bとが2段階的に折り曲げ形成さ
れている。起立部3aは、ケース2の底部から圧電振動
板1の側へほぼ直角に折り立てられたものである。接触
部3bは、起立部3aの先端から圧電振動板1に対して
斜めに延出しているもので、圧電振動板1の金属板1a
もしくは圧電セラミック板1bの電極にピン接触する。
【0012】上記の構成において、端子3の接触部3b
は、比較的小さな接触角で圧電振動板1にピン接触する
ことになる。そのため、接触部3bは、必要なバネ定数
を備えた柔軟な板ばねとして作用し、圧電振動板1の振
動を阻害することがない。したがって、圧電振動板1か
らは安定した振動が得られ、製品毎の特性のばらつきが
少なくなるとともに、振動数を約30%下げることが可
能になった。
【0013】なお、接触角としては、0°〜30°程度
が好ましい。これ以上に接触角が大きくなると、圧電振
動板1の振動数が高域に変動してしまい都合が悪い。
【0014】また、このような構造の端子3において
は、起立部3aと接触部3bとの長さを変えることで、
板ばねとしての端子3内端部のばね定数を所要の値に設
定することができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、小
型の圧電ブザーにおいても、圧電振動板にピン接触する
端子内端部が圧電振動板を阻害することがなく、安定し
た振動特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る圧電ブザーの断面図で
ある。
【図2】従来の圧電ブザーの断面図である。
【符号の説明】 1 圧電振動板 2 ケース 3 端子 3a 起立部 3b 接触部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木田 雅隆 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電振動板(1)と、圧電振動板(1)
    を保持するケース(2)と、ケース(2)に固定された
    端子(3)とからなり、端子(3)の内端部が圧電振動
    板(1)にピン接触する圧電ブザーにおいて、 端子(3)には、ケース(2)の内側で圧電振動板
    (1)の側へ起立する起立部(3a)と、この起立部
    (3a)の先端から圧電振動板(1)に対して斜めに延
    出する接触部(3b)とが折り曲げ形成されている、こ
    とを特徴とする圧電ブザー。
JP3218484A 1991-08-29 1991-08-29 圧電ブザー Pending JPH0553586A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3218484A JPH0553586A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 圧電ブザー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3218484A JPH0553586A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 圧電ブザー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0553586A true JPH0553586A (ja) 1993-03-05

Family

ID=16720651

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3218484A Pending JPH0553586A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 圧電ブザー

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JP (1) JPH0553586A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008172458A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Tdk Corp 圧電発音体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63146700A (ja) * 1986-12-10 1988-06-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧電発音体

Patent Citations (1)

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