JPS63146700A - 圧電発音体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は薄い圧電磁器板を薄い金属板に貼り合わせた圧
電ブザー素子をケースに収納し保持した構成で各種警報
音やキー操作確認音などの発音用に使用される圧電発音
体に関するものである。

従来の技術 従来、この種の圧電発音体は、第６図に示すような構成
であった。第６図において、１は薄い圧電磁器板２に薄
い金属板３を貼り合わせた構造の圧電ブザー素子であり
、４はケースで、５はケース４に取り付けられた切片６
を有する端子であった。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では圧電発音体がプリント配線板
に少し浮いた状態で取り付けられた際に圧電発音体のケ
ースに力を加えると端子から端子の長さ方向に力が伝わ
り圧電ブザー素子に力が伝わって音色が変化するという
問題があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので安定した音
色を得る圧電発音体を提供すること全目的とするもので
ある。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、圧電ブザー素子
に接続されている端子からの切片に半円弧状の弾性部を
設は端子から端子の長さ方向に伝わる力を吸収し、圧電
ブザー素子に力が伝わらないようにしたものである。

作用 この構成により、ケースに力を加えても端子から切片へ
加わる力は半円弧状の弾性部で吸収され圧電ブザー素子
に力が伝わらないこととなる。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面全参照しながら説
明する。なお、同一箇所には同一符号を付して説明する
。

第１図は本発明の一実施例による圧電発音体を示す断面
図であり、第１図において、７は端子であり切片８を有
し、この切片８には端子７からの外力を吸収するために
半円弧状に形成した弾性部９を設け、この切片８の先端
をそれぞれ薄い圧電磁器板２．薄い金属板３に半田等で
接合固定するものである。第２図は第１図の平面図であ
る。

第３図は本発明の一実施例による３端子自励撮タイプの
圧電発音体を示す断面図であり、第３図において、１ｏ
は３端子自励損タイプのケースであり、このケース１ｏ
に弾性部９を設けた切片８を有する端子７を３端子用い
て構成したものである。

第４図は第３図の平面図である。

又、第３図、第４図のような３端子の自励振タイプの圧
電発音体に実施しても同様の効果を得ることができる。

第６図は本発明の他の実施例による圧電発音体の端子を
示す図であり、第６図において、１１Ｖｉ山形状の弾性
部である。

第６図に示すような切片に設ける弾性部を山形にするこ
とによっても円弧状と同様の効果が得られた。

発明の効果 以上のように本発明によれば、端子と一体に形成されて
いる切片に円弧状の弾性部を設けるだけで圧電発音体が
プリント配線板に少し浮いた状態で取り付けられた際に
圧電発音体のケースに刀を加えることにより端子の長さ
方向に力が伝わっても半円弧状の弾性部により力は吸収
され圧電ブザー素子には力は伝わらずに音色が変化しな
いという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による圧電発音体を示す断面
図、第２図は第１図の正面図、第３図は本発明の一実施
例による３端子自励振タイプの圧電発音体を示す断面図
、第４図は第３図の正面図、第５図は本発明の他の実施
例による圧電発音体の端子を示す断面図、第６図は従来
の圧電発音体を示す断面図である。 １・・・・・・圧電ブザー素子、２・・・・・・薄い圧
電磁器板、３・・・・・・薄い金属板、４，１０・・川
・ケース、７・・・・・・端子、８・・・・・・半円弧
状の弾性部、９・・・・・・切片、１１・・・・・・山
形状の弾性部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名４−
　ケース 第ｔｒｌ！Ｊ　　　　　ｑ’−切片 嘉　２１！ｌ　　　　　　　　　　’ ｌθ−ケース 第３図 ！ 第６図 ！

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　薄い圧電磁器板を薄い金属板に貼り合わせた構造の圧
   電ブザー素子を保持するケースと、前記ケースに取り付
   けた圧電ブザー素子とを接続する切片を有した端子の切
   片に、前記端子の長さ方向に加わる力を吸収する弾性部
   を設けた圧電発音体。