JPH0553249A - ロール状写真フイルムの巻取芯及び巻取体 - Google Patents
ロール状写真フイルムの巻取芯及び巻取体Info
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- JPH0553249A JPH0553249A JP21719191A JP21719191A JPH0553249A JP H0553249 A JPH0553249 A JP H0553249A JP 21719191 A JP21719191 A JP 21719191A JP 21719191 A JP21719191 A JP 21719191A JP H0553249 A JPH0553249 A JP H0553249A
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Abstract
ル状写真感光材料の先端の段差等による型付故障、圧力
カブリが発生しないようにする。 【構成】巻取芯1が、巻芯本体3と、この巻芯本体3に
スパイラル状に巻回された架橋発泡シート4とからなっ
ている。巻芯本体3は、クラフト紙をスパイラル状に巻
回して形成されている。発泡シート4は、密度が0.930g
/cm3以下のポリエチレン樹脂、コモノマー含有量が25%
以下のエチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂及びコモノマ
ー含有量が25%以下のエチレン・エチルアクリレート共
重合体樹脂の内の1種以上が50重量%以上含まれ、発泡
倍率が18〜45倍、厚さ0.2〜2.0mmである。
Description
を巻きつける巻取芯およびその巻取芯にロール状写真フ
イルムを巻き付けた巻取体に関するものである。
いクラフト紙、再生紙等をスパイラル状に巻いて形成さ
れており、そして、ロール状感光材料の巻付けの圧力、
物流過程における衝撃等による変形防止のために、可能
な限り硬く形成されて偏平圧縮強度が高くなるようにな
っている。
巻取芯では、ロール状感光材料を強固に巻きつけるた
め、ロール状感光材料の巻き始めに近い部分(巻き始め
から数周部分)に、巻取芯表面のスパイラル状の溝によ
る型付き、ロール状感光材料の先端部の段差による型付
き、ロール状感光材料を接着テープで固着した場合はそ
の接着テープによるテープ形状の型付き、及び圧力かぶ
りが生じるものであった。
ル状感光材料を緩く巻きつける、いわゆる「緩巻き」を
すればある程度解決することができる。しかし、流通過
程における振動、偏った保持状態等により、ロール状感
光材料が円錐状に突き出す、いわゆる「たけのこ状」を
呈する。また、巻取工程において巻姿不良となり易く、
作業性が著しく低下するとともに包装不良が発生し易い
ものであった。さらに、最適の巻き固さは、感光材料の
厚さ、長さ及び摩擦係数、支持体の弾力性及び表面硬
度、温湿度、流通手段、経時期間等により決定されるも
ので、適切な巻き固さを確定することは困難であった。
差による型付きを防止する技術として、巻取芯の軸方向
にロール状感光材料の厚さに相当する段差部を形成し、
この段差部からロール状感光材料を巻き始めるものがあ
った(実開昭57−60141号公報)。しかし、この巻取芯
は、ロール状感光材料の厚さ毎に段差部を形成しなけれ
ばならず製造が極めて面倒であり、また、セーフライト
の下でロール状感光材料の先端部を段差部に確実に合わ
せることが困難であり、実用化出来ないものであった。
として、巻取芯周面の全巾にわたり、その円周方向の全
部を緩衝性及び弾力性を有する0.5g/cm3以下の低密度の
紙、合成紙、5〜15倍の発泡倍率を有する樹脂発泡体の
いずれかの物質で形成された巻取芯が提案されている
(実公平2−24116号公報)。
で形成した巻取芯は、紙支持体、紙支持体の両側に各種
ポリエチレン樹脂を被覆した耐水性支持体等に感光層を
塗布したロール状写真印画紙に使用すると、各種の型付
き故障及び圧力かぶりが大幅に減少するものであった。
小さいプラスチックフイルム支持体に感光層を塗布した
ロール状写真フイルムに使用すると、巻き始めから5〜
6周目までは型付き故障及び圧力かぶりが発生するもの
であった。
ている不織布を設けた巻取芯の場合は、ロール状写真フ
イルムと不織布との摩擦抵抗が小さいので、接着テープ
を用いてロール状写真フイルムを不織布に固着しなけれ
ばならないものであった。
き及び圧力かぶりが発生しないようなロール状写真フイ
ルムの巻取体を提供することを目的とする。
達成するために鋭意研究し、発泡倍率が18〜45倍の範囲
で、特定の樹脂組成物を用いた架橋発泡シートであれ
ば、ロール状写真フイルムであっても型付故障が発生す
ることなく、かつ充分な強度もあることを見出し、本発
明を完成させた。
の巻取芯は、巻芯本体と、巻芯本体の表面に設けられ
た、密度が0.930g/cm3以下のポリエチレン樹脂、コモノ
マー含有量が25%以下のエチレン・酢酸ビニル共重合体
樹脂(以後、EVA樹脂と表示)及びコモノマー含有量
が25%以下のエチレン・エチルアクリレート共重合体樹
脂(以降、EEA樹脂と表示)の内の1種以上が50重量
%以上含まれ、発泡倍率が18〜45倍、厚さが0.2〜2.0mm
の架橋発泡シートとを有することを特徴として構成され
ている。
取体は、上記ロール状写真フイルムの巻取芯と、巻取芯
に巻き付けられたロール状写真フイルムとを有すること
を特徴として構成されている。
される写真フイルムに各種型付き及び圧力かぶりが発生
するのを防止するものである。この架橋発泡シートは、
密度が0.930g/cm3以下のポリエチレン樹脂又はコモノマ
ー含有量が25%以下のEVA樹脂又はEEA樹脂の内の
1種以上が50重量%以上含まれている。これらの樹脂が
50重量%未満であると、発泡倍率が18倍以上の発泡シー
トを製造することが困難であり、しかもこの発泡シート
は緩衝性に欠け、滑性が大きくロール状写真フイルムを
接着テープ又は接着剤で巻取芯に固着しないと巻取りが
困難である。このためロール状写真フイルムに各種型付
き故障及び圧力カブリが発生しやすくなる。
樹脂は、高圧法分岐状低密度ホモポリエチレン樹脂(以
後、LDPE樹脂と表示)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂
(エチレン・αオレフィン共重合体樹脂、以後、L-LDPE
樹脂と表示)又はこれらをブレンドしたものであっても
よい。
以下に記載する。 メーカー 商 品 名 住友化学 スミカセン 三菱油化 ユカロン 三井ポリケミカル ミラソン 日本ユニカー NUCポリエチレン 旭ダウ 旭ダウポリエチレン 宇部興産 UBEポリエチレン 日本石油化学 日石レクスロン 東洋曹達 ペトロセン 昭和電工 ショウレックス 三菱化成 ノバテックス−L 旭化成 サンテック−LD
称され、中・低密度、高密度の両ポリエチレン樹脂の利
点を併せ持つ省エネルギー、省資源という時代の要請に
合致する低コスト、高強度の樹脂である。この樹脂は低
圧法又は高圧改良法でエチレンと炭素数が3〜13個、好
ましくは4〜10個のα−オレフィンを共重合させたコポ
リマーで線状の直鎖に短分岐をもった構造のポリエチレ
ン系樹脂である。物理強度やコストの点で好ましいα−
オレフィンとしては、ブテン-1、オクテン-1、ヘキセン
-1、4-メチルペンテン-1、ヘプテン-1などが使用され
る。L-LDPE樹脂の重合プロセスとしては、中・低圧装置
を用いる気相法及び液相法と、高圧改良法装置を用いる
イオン重合法等がある。
に記載する。 エチレン・ブテン−1共重合体樹脂; メーカー 商 品 名 UCC GレジンとNUC−FLX ダウケミカル ダウレックス デュポンカナダ スクレアー フィリップス マーレックス DSM スタミレックス 住友化学 エクセレンVL 三井石油化学 ネオゼックス 三菱油化 三菱ポリエチレン−LL 日本石油化学 日石リニレックス 日本ユニカー NUCポリエチレン−LL 出光石油化学 出光ポリエチレンL
樹脂; メーカー 商 品 名 三井石油化学 ウルトゼックス
ることができるのは、密度が0.930g/cm3未満であり、好
ましくは0.90〜0.92g/cm3の範囲、特に好ましくは0.910
〜0.925g/cm3の範囲である。密度が0.930g/cm3を越え
ると、発泡倍率が18倍以上の発泡シートを製造すること
が困難であり、しかもこの発泡シートは緩衝性に欠け、
滑性が大きくロール状写真フイルムを接着テープ又は接
着剤で巻取芯に固着しないと巻取りが困難である。この
ため、ロール状写真フイルムに各種型付き故障及び圧力
カブリが発生しやすくなる。
は、写真フイルムに悪影響(カブリや感度異常等の発
生)を与えることがない。又、酢酸臭もほとんどなくな
る。
は、写真フイルムに悪影響(カブリや感度異常の発生
等)を与えることがない。又、アクリル酸臭(リンゴに
似た臭い)も弱くユーザーに不快感を与えない。
フイルムに悪影響(カブリや感度異常の発生等)を与え
る。さらに、酢酸臭やアクリル酸臭(リンゴに似た臭
い)が強くなり、ユーザーに不快感を与える。
EA樹脂のメルトインデックス(以後、MIと表示)
は、20g/10分以下が好ましく、0.1〜15g/10分の範囲が
特に好ましく、0.5〜10g/10分の範囲が最も好ましい。
MIが20g/10分を越えると、成形性を充分に確保できな
くなる場合がある。
重炭酸ナトリウム、アジド化合物(CaN6、BaN
6等)、軽金属(Mg、Zn、Al 水と反応してH2発
生)、アゾ化合物(アゾシカルボンアミド、アゾビスイ
ソブチロニトリル等)、スルホニルヒドラジド化合物
(P-トルエンスルホニルヒドラジド等)、揮発性有機発
泡剤であるハロゲン化炭化水素、異種のハロゲン化炭化
水素との混合系、例えばジクロロテトラフルオロエタン
とそれ以外のハロゲン化炭化水素(トリクロロモノフル
オロメタン、塩化メチル、トリクロロトルフルオロエタ
ン、ジクロロモノフルオロメタン、ジクロロフルオロメ
タン等)との混合発泡剤がある。これらの発泡剤の中で
アンモニウム系化合物、ホルマリン系化合物又は硫黄系
化合物の熱分解性発泡剤を主成分とした発泡剤は、写真
フイルムに悪影響(カブリや感度異常の発生)を与える
ので好ましくない。
ボンアミド、N, N'-ジニトロソペンタメチレンテトラミ
ン、4,4'-オキシベンゼンスルホニルヒドラジド等の写
真フイルムに無害のN2や炭酸ガスを発生する発泡剤及
び揮発性有機発泡剤である異種のハロゲン化炭化水素と
の混合系も好ましい。
架橋方法があるが本発明ではいずれを用いてもよい。
好ましくは20〜40倍、特に好ましくは25〜35倍である。
発泡倍率が18倍未満では、緩衝性が充分ではなく型付故
障が発生するおそれがあり、発泡倍率が45倍を越える
と、耐摩耗性、表面強度、物理強度及び製造適性確保が
困難になる。
適性確保の点から0.2〜2.0mm、好ましくは0.3〜1.5mm、
特に好ましくは0.45〜1.2mmである。
スパイラル状(ラングストーン巻き)貼り付け、全面貼
り付け、スジ状貼り付け等による。また、巻付け面積
は、すくなくとも70%あればよい。
用いることができ、例えば、密度の高いクラフト紙又は
再生紙をスパイラル状に巻いて作成されたもの、マンド
レルに厚紙をスパイラル状に巻き、さらにその上に表層
シートをスパイラル状に巻いて作成されたもの、プラス
チック製巻芯、金属製巻芯等公知の巻芯を全て用いるこ
とができる。
開示されている写真フイルムの製造に用いられる支持体
やこの支持体上に、ハロゲン化銀乳剤等の感光層を塗
布、乾燥して得られる写真フイルムを巻き取るチャッキ
ング装置との接触部、すなわち口金部を有するウェブ巻
取用巻芯を用いることもできる。
イルム支持体にハロゲン化銀写真感光材料乳剤層を塗布
したものである。例えば、印刷用フイルム(リスフイル
ム)、レントゲン用フイルム、電算写真フイルム、マイ
クロフイルム、ポジ印画フイルム(例えば、Fujiクリス
タルペーパー)がある。プラスチックフイルム支持体
は、ポリエステル、ポリカーボネート、TAC(三酢酸
セルロース)、ポリスチレン、ポリプロピレン等で形成
され、また、無延伸でも一軸又は二軸延伸されたフイル
ムであっても、透明でも白色顔料、着色顔料等により着
色されたフイルムであっても、金属層を積層(蒸着、ス
パッタリング等)したフイルムであってもよい。
取体は、巻芯本体と、巻芯本体の表面に設けられた、密
度が0.5g/cm3以下の紙、合成紙、不織布、発泡倍率が5
〜45倍のポリオレフィン発泡シートのいずれかからなる
緩衝材と、該緩衝材に巻回されたロール状写真フイルム
の先端部が先端に行くに従って薄くなるように形成され
るか、又は緩衝材に巻回されたロール状写真フイルムの
先端縁が巾より長くなるように形成されて構成されてい
る。
写真フイルムの巾より長くなるようにするには、直線状
又は曲線状に斜めに形成したりする方法等、要するに、
ロール状写真フイルムの両側を結ぶ線分が、巾より長く
なっていればよい。つまり、ロール状写真フイルムの両
側を結ぶ線分が最小となるのは、巾方向に直角に結んだ
場合であり、これは巾と等しいので、巾以外の全ての状
態が含まれることになる。
端に行くに従って薄くなるように形成するには、一定割
合で連続的に薄くしても、段階状に不連続的に薄くして
もよい。
よって測定した時に0.5g/cm3以下になるように抄紙工
程、仕上げ工程で紙に圧力をかけないようにして製造し
たり、パルプの種類、パルプの長さ、パルプの太さ、添
加剤等を選択することにより製造したものである。
イルムの場合、ロール状写真フイルムの先端部を先端に
行くに従って薄くなるように形成したり、先端縁が巾よ
り長くなるように形成してもロール状写真フイルムに各
種型付き故障と圧力カブリが発生する。
合成紙、表面塗工法を用いたフイルム系合成紙、スパン
ボンド法を用いたファイバー系合成紙、合成パルプ法を
用いたファイバー系合成紙の中で密度が0.5g/cm3以下の
合成紙だけがロール状写真フイルムの先端部を先端に行
くに従って薄くなるように形成したり、先端縁が巾より
長くなるように形成した時のみ各種型付き故障や圧力カ
ブリの発生を防止できる。
と紙タイプ、フェルトタイプ、Battingタイプ、Wadding
タイプ、Punched types、Fafric types、Conbination t
ypes等があるが、これらの中で密度が0.5g/cm3以下の不
織布だけがロール状写真フイルムの先端部を先端に行く
に従って薄くなるように形成したり、先端縁が巾より長
くなるように形成した時のみ各種型付き故障や圧力カブ
リの発生を防止できる。
発泡シートは、写真感光材料に悪影響を及ぼさないポリ
オレフィン系樹脂を用いて製造する。発泡倍率が18倍以
上になると、高発泡状態でも膜強度を確保するために密
度が0.930g/cm3以下のポリエチレン樹脂又はコモノマー
含有量が25%以下のEVA樹脂又はEEA樹脂の内の1
種以上を50重量%以上含むポリオレフィン樹脂を架橋さ
せて用いることにより製造される。
フイルム用巻取芯に用いた場合、ロール状写真フイルム
の先端部を先端に行くに従って薄くなるように形成した
り、先端縁が巾より長くなるように形成してもロール状
写真フイルムに各種型付き故障と圧力カブリが発生す
る。
表面強度等が劣り、圧縮変形が大きくなりすぎてロール
状写真フイルムの巻取芯としては実用化困難である。
架橋発泡シートが弾力的に沈み込み、ロール状写真フイ
ルムに型付故障、圧力カブリ、感光度の増減が発生する
のを防止する。また、本発明のロール状写真フイルムの
巻取体では、ロール状写真フイルムの先端縁及び先端部
の形状により、先端縁に作用する圧力を小さくできるの
で、先端部による型付故障を防止する。
その巻取体の一実施例を図1から図5に基づいて説明す
る。
視図、図2はロール状写真フイルムの巻取体の一部切り
欠きかつ拡大した側面図、図3はロール状写真フイルム
の巻取体の一部切り欠きかつ拡大した正面図、図4はロ
ール状写真フイルムの巻き始めを示す斜視図、図5はロ
ール状写真フイルムの先端部の拡大斜視図である。
符号2は巻取芯1に巻き取られるロール状写真フイルム
である。巻取芯1は、クラフト紙をスパイラル状に巻い
て形成された巻芯本体3と、この巻芯本体3にスパイラ
ル状に巻回された架橋発泡シート4とで形成されてい
る。また、ロール状写真フイルム2は、図4に示すよう
に、その巻き始めの先端縁5が、巻取芯1の筒長方向a
に対して角度αになるよう斜めに設定されている。さら
に、ロール状写真フイルム2の先端部6は、図5に示す
ように、厚さが先端縁5に行くにしたがって角度βで薄
くなるように形成されている。
に、ロール状写真フイルム2の先端部6は架橋発泡シー
ト4に沈み込み、段差が解消されて型付き故障が発生し
ない。また、架橋発泡シート4は、極めて弾力的である
ので、圧力カブリも発生しない。
のフイルム層を積層した実施例の層構成を示す部分断面
図である。
熱可塑性樹脂層8を積層したもので、図7に示す実施例
は、架橋発泡シート4の両面に熱可塑性樹脂層8、8を
積層したものである。
更したロール状写真フイルムの他の実施例の拡大平面図
である。
の角度で斜めに形成されている。図9に示す先端縁5
は、二等辺三角形状に突出して形成されている。図10に
示す先端縁5は、二等辺三角形状に窪んで形成されてい
る。図11に示す先端縁5は、不等辺三角形状に突出して
形成されている。図12に示す先端縁5は、円弧状に突出
して形成されている。図13に示す先端縁5は、円弧状に
窪んで形成されている。図14に示す先端縁5は、4個の
円弧状の突出部で形成されている。図15に示す先端縁5
は、4個の二等辺三角形状の突出部で形成されている。
図16に示す先端縁5は、3個の二等辺三角形状の凹部で
形成されている。図17に示す先端縁5は、大きさの異な
る二等辺三角形が数個突出して形成されている。図18に
示す先端縁5は、全体として斜めで、かつ鋸刃状に形成
されている。図19に示す先端縁5は、4個の円弧状の凹
部で形成されている。図20に示す先端縁5は、全体とし
て斜めで、かつ6個の円弧状の突出部で形成されてい
る。
したロール状写真フイルムの他の実施例の拡大側面図で
ある。
一定の割合で薄く成るように形成されている。図22に示
す先端部6は、上面から鉛直方向に一段下がった後、下
面まで一定の割合で薄くなるように形成されている。図
23に示す先端部6は、上面から略中央まで一定の割合で
薄く成るように形成されている。図24に示す先端部6
は、上面から略中央まで一定の割合で薄く成るように形
成された後一定の厚さを維持し、さらに下面まで一定の
割合で薄く成るように形成されている。図25に示す先端
部6は、上面から略中央まで一定の割合で薄く成るよう
に形成された後一定の厚さとなるように形成されてい
る。図26に示す先端部6は、1/4球状に切除されて形成
されている。
重量%からなる茶色の紙をスパイラル状に巻着けて作成
され、厚さ5.5mmである。
PE樹脂を用いた発泡倍率が30倍で厚さ0.5mmの架橋発泡
ホモポリエチレン樹脂シートをスパイラル状に一周巻着
けたものである。
込んで白色不透明にした厚さ約170μmの二軸延伸ポリ
エステル樹脂フイルム支持体にポジ感光層を塗布したポ
ジ型ロール状写真フイルムで、巻長さ150mとし、写真
フイルムの先端を接着テープで架橋発泡シートに固着し
た。また、ロール状写真フイルムの先端縁は巾方向に平
行に形成され、かつその先端部は同一の厚さに形成され
ている。
ール状写真フイルムの下巻き部分(巻取芯への巻きはじ
め部分)の型付き発生状況等をテストしたところ、型付
きは発生していなかった。また、圧力カブリ及び増減感
故障も発生しなかった。さらに、偏平圧縮強度も充分あ
り、写真フイルムの巻姿が良好でシワや筋も発生せず、
セーフライト下でも巻取芯が判別でき、写真フイルムを
接着テープを用いて巻取芯に固着しやすかった。
度ポリエチレン樹脂(エチレン・ブテン-1共重合体樹
脂)を用いた発泡倍率が35倍で厚さ1.0mmの架橋発泡L-L
DPE樹脂シートを用いた他は、実施例1と同様にした。
施例1よりさらに良好なテスト結果を得、ロール状写真
フイルムの故障発生が1周に半減した。
コモノマー含有量が15%のエチレン・酢酸ビニル共重合
体樹脂を用いた発泡倍率が20倍で厚さ0.5mmの架橋発泡
エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂シートを用い、かつ
接着テープを用いなかった他は、実施例1と同様にし
た。
施例1と略同じ良好な結果を得た。この巻取芯は、ポジ
型ロール状写真フイルムとの摩擦抵抗が大きく、接着テ
ープを用いなくとも巻着け可能であった。
は、実施例1のLDPE樹脂60重量%と実施例2のL-LDPE樹
脂40重量%からなるブレンド樹脂を用い、発泡倍率が30
倍で厚さ0.5mmの架橋発泡LDPE・L-LDPEブレンド樹脂シ
ートを用いた。
二軸延伸ポリエステルフイルム支持体に、リスフイルム
用感光層を塗布したネガ型ロール状写真フイルムで、巻
長さ50mとした。実施例1と同一のテストを行った結
果、実施例1と略同じ良好な結果を得た。
端縁に行くに従って薄く形成されている他は、実施例1
と同一である。
ール状写真フイルムの先端部に起因する型付故障の発生
が特に改善されていた。
ポリエチレン樹脂シート(積水化学工業製 商品名“ソ
フトロン”)を用いた他は、実施例5と同一である。
種の型付き故障や圧力カブリの発生が従来の巻取芯と、
従来の側断面形状及び平面形状が共に略直角の巻着け先
端部の形状を有するロール状印刷用ネガ写真フイルムを
用いた場合に比較し、大幅に減少した。また、巻取芯を
実公平2−24116号公報の実施例2(本発明実施例6も
同じ)とし、ロール状印刷用ネガ写真フイルムの巻取芯
への巻着け先端部の形状は従来のまま(断面形状と平面
形状が共に略直角)の場合に、比較して1/3に故障が減
少し実用化できる水準になった。
ている支持体の巻取芯への巻着け先端部の形状を先端部
切辺を直線状に傾斜するような平面形状とした外は、実
施例5と同一の巻取芯を用い同一の条件でテストした結
果、実施例5と同様各種の型付き故障や圧力カブリの発
生が軽微で廃棄する量はほとんどなくなった。又ロール
状写真フイルム巻取体の巻姿も非常に良好で、シワや筋
の発生も皆無になった。
ル状に巻着けて作成され、厚さ6.0mmの紙製巻取芯を用
いた。
30g/m2の不織布を用い、スパイラル状に巻付けた。実施
例1と同一のテストを行った。結果を表1に示す。
さ1mmの発泡ポリエチレン(発泡倍率5倍の積水化学工
業製商品名“ソフトロン”)を用い、巻芯本体に1周巻
きつけた。実施例1と同一条件でテストを行った。結果
を表1に示す。
プボール紙を用い、巻芯本体に1周巻きつけた他は、従
来例1と同一である。実施例1と同一条件でテストを行
った。結果を表1に示す。
い、スパイラル状に巻きつけた他は、従来例1と同一で
ある。実施例1と同一条件でテストを行った。結果を表
1に示す。
ポリエステル樹脂フイルム支持体にリスフイルム用感光
層を塗布したネガ型ロール状写真フイルムを用い、50m
巻着けた他は、従来例2と同一である。実施例1と同一
条件でテストを行った。結果を表1に示す。
ロール状写真フイルムに用い、先端縁を、図8に示すよ
うに、巾方向に対して斜めになるように形成されている
他は、従来例4と同一である。実施例1と同一条件でテ
ストを行った。結果を表1に示す。
き部分における型付き故障及び圧力カブリを減少させる
ことができる。また、写真感度の増減及びシワ、筋等の
発生も減少させることができる。したがって、ロール状
写真フイルムを無駄なく使用するとができる。
施例の斜視図。
施例の一部切り欠き拡大した側面図。
施例の一部切り欠き拡大した側面図。
図。
大平面図。
大平面図。
大平面図。
大平面図。
大平面図。
大平面図。
大平面図。
大平面図。
大平面図。
大平面図。
大平面図。
大平面図。
大平面図。
大側面図。
大側面図。
大側面図。
大側面図。
大側面図。
大側面図。
視図。
Claims (5)
- 【請求項1】 巻芯本体と、巻芯本体の表面に設けられ
た密度が0.930g/cm3以下のポリエチレン樹脂、コモノマ
ー含有量が25%以下のエチレン・酢酸ビニル共重合体樹
脂及びコモノマー含有量が25%以下のエチレン・エチル
アクリレート共重合体樹脂の内の1種以上が50重量%以
上含まれ、発泡倍率が18〜45倍、厚さが0.2〜2.0mmの架
橋発泡シートとを有することを特徴とするロール状写真
フイルムの巻取芯 - 【請求項2】 架橋発泡シートが、発泡剤としてアンモ
ニウム系化合物、ホルマリン系化合物又は硫黄系化合物
の熱分解性発泡剤を主成分とした発泡剤を用いずに製造
されたものである請求項1に記載のロール状写真フイル
ムの巻取芯 - 【請求項3】 請求項1に記載のロール状写真フイルム
の巻取芯と、巻取芯に巻き付けられたロール状写真フイ
ルムとを有し、該ロール状写真フイルムのプラスチック
支持体は、耐熱度(ASTM D-759)が250°F以上、強さ(AS
TM D-882)が7000psi以上であることを特徴するロール状
写真フイルムの巻取体 - 【請求項4】 巻芯本体と、巻芯本体の表面に設けられ
た、密度が0.5g/cm3以下の紙、合成紙、不織布、発泡倍
率が5〜45倍のポリオレフィン発泡シートのいずれかか
らなる緩衝材と、該緩衝材に巻回された、先端部が先端
に行くに従って薄くなるように形成されているロール状
写真フイルムとを有することを特徴とするロール状写真
フイルムの巻取体 - 【請求項5】 巻芯本体と、巻芯本体の表面に設けられ
た、密度が0.5g/cm3以下の紙、合成紙、不織布、発泡倍
率が5〜45倍のポリオレフィン発泡シートのいずれかか
らなる緩衝材と、該緩衝材に巻回された、先端縁が巾よ
り長くなるように形成されているロール状写真フイルム
とを有することを特徴とするロール状写真フイルムの巻
取体
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US07/835,585 US5286614A (en) | 1991-02-15 | 1992-02-14 | Substrate of and core for photosensitive material |
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- 1991-08-28 JP JP3217191A patent/JP2799788B2/ja not_active Expired - Fee Related
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