JPH0552960U - 走行媒体のガイド装置 - Google Patents

走行媒体のガイド装置

Info

Publication number
JPH0552960U
JPH0552960U JP9959091U JP9959091U JPH0552960U JP H0552960 U JPH0552960 U JP H0552960U JP 9959091 U JP9959091 U JP 9959091U JP 9959091 U JP9959091 U JP 9959091U JP H0552960 U JPH0552960 U JP H0552960U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
guide
card
guide member
medium passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9959091U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2532749Y2 (ja
Inventor
洋三 白鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP9959091U priority Critical patent/JP2532749Y2/ja
Publication of JPH0552960U publication Critical patent/JPH0552960U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2532749Y2 publication Critical patent/JP2532749Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveying Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変形した媒体であってもスムーズに走行させ
ることができる。 【構成】 カード等の媒体Cを搬送ローラで搬送し、媒
体の記録再生或いは印字,穿孔等を行なう走行媒体の処
理装置において、媒体Cの上面或いは下面を案内する案
内部材を、媒体の走行方向において前後に位置する第1
案内部材5と第2案内部材6とに分離し、相対する第1
・第2案内部材5,6の対向縁部に媒体通路1から離間
する向きに傾斜させた傾斜面5a,6aを形成し、第1
・第2案内部材のうちの一方の案内部材5に、第1・第
2案内部材の相対する傾斜面5a,6aに跨る案内側部
5caを形成し、この案内側部の媒体通路1側の案内側
縁5ccを傾斜面5a,6aの側部5aaで媒体通路1
に臨ませた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、カード等の媒体に記録,再生(読取),印字,穿孔等の処理を行 なう処理装置における走行媒体のガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カード等の媒体を走行させながら、この媒体に記録,再生,印字,穿孔などの 処理を施す処理装置としては、プリペイドカードを処理するカードリーダや切符 を処理する自動改札装置などが知られている。媒体を走行させる手段としては、 媒体通路に処理ユニットを設ける関係上、ベルトでの搬送ができず、ローラ搬送 方式を採用せざるを得ない。
【0003】 図3,図4において、媒体としてのプリペイドカードを処理する装置の一例を 説明する。これらの図において、符号30は媒体通路を示していて、カードCの 上面を案内する上案内部材31と、これと適宜の間隔を置いて設けられていて、 カードの下面を案内する下案内部材32とで構成されている。カードCは、搬送 ローラ対33で所定の方向に搬送される。
【0004】 搬送ローラ対33は、カードCの搬送方向に回転駆動される駆動ローラ33a と、このローラに付勢当接させられて従動回転する従動ローラ33bとからなっ ている。駆動ローラ33aは、下案内部材32に形成されたローラ用切欠32a からその周面の一部を媒体通路30内に突出させている。一方の従動ローラ33 bは、上案内部材31に形成されたローラ用切欠31aからその周面の一部を媒 体通路30内に突出させられている。
【0005】 媒体通路30には、カードCに印字処理を施す印字ユニット34が配設されて いる。この印字ユニット34は、周面の一部を媒体通路30に突出させられてい て、カード搬送方向に回転駆動されるプラテンローラ34aと、このローラ34 aの周面に対して進退自在に設けられた印字ヘッド34bとからなっている。印 字ヘッド34bは、図示されない駆動装置によって、カードCをローラ34aに 押圧しつつ該カードに印字する印字位置と、図示のようにローラから離間してカ ードCの走行を妨げない退避位置との間で移動自在に設けられている。
【0006】 搬送ローラ対33は、搬送するカードCの側縁を挾持すれば足りることから、 媒体通路30の側縁寄りに設けられているのに対して、印字ヘッド34bは、媒 体通路30のほぼ幅いっぱいに設けられる。そのために、媒体通路30は、印字 ユニット34の部分を境として、上案内部材31に連続するように設けられた上 案内部材31Aと、下案内部材32に連続するように設けられた下案内部材32 Aとで構成される。上案内部材31,31Aの対向縁には、媒体通路30から離 間する向きに折り曲げられた傾斜面31b,31Aaが形成されている。
【0007】 また、下案内部材32,32Aの対向縁には、媒体通路30から離間する向き に折り曲げられた傾斜面32b,32Aaが形成されている。傾斜面31Aa, 32Aaは、カードCが図3において右方に走行するときに案内部材32Aとロ ーラ34aとの間、及び磁気ヘッド34bと案内部材31Aとの間に侵入するの を防止するために設けられている。傾斜面31b,32bは、カードCが図3に て左方に走行するときに、各案内部材と磁気ヘッド,ローラとの間に侵入するの を防止するものである。印字ヘッド34bは、傾斜面31Aa,31bで形成さ れるスリット部分Dを進退する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、プリペイドカード等のように繰返し使用する媒体には、人によって その所持や保管の条件が異なっており、「反り」や「折れ」等の変形が発生しが ちである。かかるカードCが媒体通路30に送り込まれると、例えば図3に示す ように、その先端部が上カールしていると、隙間Aに侵入したり、傾斜面31A aにつかえてしまう、というカードジャムが発生する。プラテンローラ34aと 傾斜面32Aaとの隙間は、比較的狭く形成されているので、この隙間にカード が侵入する度合いは少ないが、隙間Aは、印字ヘッド34bの進退通路になって いるため、あまり小さくできない。そのために、上カールしたカードC特に薄い カードの場合、傾斜面31Aaにつかえたり、隙間Aに侵入する度合いが大きく なる、という問題がある。かかる問題は、印字ヘッドに限らず、媒体通路に設け られる記録・再生用の磁気ヘッド,媒体に小孔を明けるパンチユニットを設けら れた媒体処理装置のガイド装置においても発生することである。
【0009】 そこで、本考案の目的は、変形した媒体であってもスムーズに走行させること ができる走行媒体のガイド装置の提供にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の走行媒体のガイド装置は、カード等の媒体を搬送ローラで搬送し、媒 体の記録再生或いは印字,穿孔等を行なう走行媒体の処理装置において、媒体の 上面或いは下面を案内する案内部材を、媒体の走行方向において前後に位置する 第1案内部材と第2案内部材とに分離し、相対する第1・第2案内部材の対向縁 部に媒体通路から離間する向きに傾斜させた傾斜面を形成し、第1・第2案内部 材のうちの一方の案内部材に、上記第1・第2案内部材の相対する傾斜面に跨る 案内側部を形成し、この案内側部の媒体通路側の案内側縁を上記各傾斜面の側部 で媒体通路に臨ませたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
搬送ローラで走行させられる媒体が変形していると、この媒体は、案内部材の 傾斜面や案内側縁によって案内されることにより、例えば印字ヘッドと傾斜面と の隙間に侵入することを阻止される。
【0012】
【実施例】
以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。
【0013】 図1及び図2において、媒体通路1は、媒体としてのカードCの上面を案内す る案内部材と、カードの下面を案内する案内部材2,3とで構成されている。カ ードCの上面を案内する案内部材は、印字ヘッド4を配設された部分で互いに分 離されていて、カードの走行方向の前後に配設される第1案内部材5と第2案内 部材6とからなっている。印字ヘッド4は、図示されない駆動ユニットによって 媒体通路1に進出する印字位置と、図示のように通路から退避した待機位置との 間で移動自在である。
【0014】 案内部材2,3の間にはプラテンローラ7が配設されている。案内部材2,3 の対向縁には、媒体通路1から離れる向きに折り曲げた傾斜面2a,3aが形成 されている。第2案内部材6は、図3に示す上案内部材31と同様の構造であっ て、印字ヘッド4に近接する部分には、媒体通路1から離間する向きの傾斜面6 aを形成されている。また、第2案内部材6と案内部材2で構成される媒体通路 部分には、図示されない搬送ローラ対(図3の符号33参照)が配設されていて カードCを所定の向きに走行させるようになっている。
【0015】 第1案内部材5には、傾斜面6aに対向する縁部に、媒体通路1から離れる向 きに折り曲げられた傾斜面5aが形成されている。図示されない例えばパンチユ ニットに対向する第1案内部材5の他方の縁部には、傾斜面5bが形成されてい る。傾斜面5a,5bの側部端縁5aa,5ab,5ba,5bbは、媒体通路 1の両側縁上位に位置させられている。第1案内部材5の両側縁には、該部材を 図示しない不動部材に取り付けるための取付部5c,5dが形成されている。
【0016】 各取付部5c,5dのそれぞれの両端は、媒体の走行方向に沿って延出されて いて、案内側部5ca,5cb,5da,5dbを形成している。これら案内側 部の媒体通路側の側縁、図示の場合、その下側縁は、案内側縁5cc,5cd, 5dc,5ddとして、媒体通路1を走行するカードCの上面両側縁Cb,Cc に対向する位置に設けられている。
【0017】 案内側部5ca,5daの内側面は、傾斜面5aの側部端縁5aa,5abに 近接して、また、案内側部5cb,5dbの内側面は、傾斜面5bの側部端縁5 ba,5bbに可及的に近接して配設されている。そして、案内側縁5cc,5 dcは、傾斜面5aの上側縁5acよりも下位に位置し、案内側縁5cd,5d dは、傾斜面5bの上側縁5bcよりも下位に位置している。
【0018】 案内側部5ca,5daは、図1に良く示すように、対向する第2案内部材6 の傾斜面6aに跨る位置まで延出されている。そして、案内側縁5cc,5dc (一方のみ示す)は、傾斜面6aの上側縁6abよりも下位に位置させられてい る。案内側部5ca,5daの内側面は、傾斜面6aの側部端縁に近接させられ る。
【0019】 以上のように構成されたガイド装置は、その取付部5c,5dに形成された取 付孔を介して処理装置の不動部に固定されて媒体通路1を構成する。
【0020】 図1において、その先端縁Ca部分が長手方向上向きにカールしたカードCが 右方に向けて走行してくるとする。若し、案内側部5caの案内側縁5ccがな いとすると、このカードは傾斜面5aと印字ヘッド4との間に侵入することにな る。しかし、走行するカードCの両側縁Cb,Ccは、案内側縁5cc,5dc にその先端縁Caを当接させることになり、これに案内されて矢印a方向に進行 する。案内側縁5cc,5dcは、傾斜面5aの上側縁5acよりも下位に位置 しているので、当該側縁5cc,5dcで案内されるカード先端縁Caは、引き 続き傾斜面5aで案内されることとなる。
【0021】 従って、変形しているカードCは、走行方向の前後に分離されている案内部材 5,6間で形成される隙間に引っ掛ることなく案内されて走行することになる。 カードCが図1において左方に走行するとき、このカードの走行方向先端縁が変 形しているときには、この先端縁は、案内側縁5ccで案内されたのち傾斜面6 aに引き継がれて案内される。
【0022】 ところで、走行方向の幅方向に反ったカード(カードの側縁が上又は下向きに カールしているカード)は、 一方の案内側縁を外れて走行する場合が考えられ る。この場合、案内側縁を外れた方のカード側縁は、傾斜面5aで案内される。 なお、カード幅方向に極端に変形したカードは、媒体の入口でその挿入を規制さ れるので、かかるカードが送り込まれることはない。図1に示したカードCは、 その先端部分がカード長手方向(走行方向)に反って変形した例であるが、かか る変形カードに対する案内側縁5cc,5dcの存在価値は高い。
【0023】 図1は、印字ヘッド4が媒体通路の上位に配設されている例であるが、印字ヘ ッドのような処理ユニットが媒体通路1の下位に配設される場合には、案内部材 5,6のように構成された案内部材が図1の案内部材2,3に変えて設けられる こと勿論である。
【0024】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、案内部材を走行方向の前後に分離しても、変 形した媒体をジャムすることなく安定して案内することができる。また、案内部 材の一部を延出して案内側縁を形成するので、部品点数が少なくて済むと共に一 体構造であるから取り付けの位置精度が出し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す走行媒体のガイド装置
の要部側面図である。
【図2】第1案内部材の構造の一例を示す斜視図であ
る。
【図3】従来の走行媒体のガイド装置の一例を示す側面
図である。
【図4】同上のガイド装置の案内部材の構造を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1・・・媒体通路 4・・・印字ヘッド 5・・・第1案内部材 5a・・・傾斜面 5aa,5ab・・・側部端縁 5ca,5da・・・案内側部 5cc,5dc・・・案内側縁 6・・・第2案内部材 6a・・・傾斜面 7・・・プラテンローラ C・・・媒体としてのカード Ca・・・先端縁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード等の媒体を搬送ローラで搬送し、媒
    体の記録再生或いは印字,穿孔等を行なう走行媒体の処
    理装置において、 上記媒体の上面或いは下面を案内する案内部材を、媒体
    の走行方向において前後に位置する第1案内部材と第2
    案内部材とに分離し、相対する第1・第2案内部材の対
    向縁部に、媒体通路から離間する向きに傾斜させた傾斜
    面を形成し、第1・第2案内部材のうちの一方の案内部
    材に、上記第1・第2案内部材の相対する傾斜面に跨る
    案内側部を形成し、この案内側部の媒体通路側の案内側
    縁を上記各傾斜面の側部で媒体通路に臨ませたことを特
    徴とする走行媒体のガイド装置。
JP9959091U 1991-12-03 1991-12-03 走行媒体のガイド装置 Expired - Fee Related JP2532749Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9959091U JP2532749Y2 (ja) 1991-12-03 1991-12-03 走行媒体のガイド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9959091U JP2532749Y2 (ja) 1991-12-03 1991-12-03 走行媒体のガイド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0552960U true JPH0552960U (ja) 1993-07-13
JP2532749Y2 JP2532749Y2 (ja) 1997-04-16

Family

ID=14251313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9959091U Expired - Fee Related JP2532749Y2 (ja) 1991-12-03 1991-12-03 走行媒体のガイド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2532749Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020179616A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 日本電産サンキョー株式会社 カード処理装置およびカード処理装置の制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020179616A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 日本電産サンキョー株式会社 カード処理装置およびカード処理装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2532749Y2 (ja) 1997-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3975010A (en) Card reader with improved picking and transport arrangement
KR890001937B1 (ko) 카아드 티켓, 특히 마그네틱 트랙을 갖는 여행 티켓의 이송장치
JP2788879B2 (ja) 磁気ストライプ読取り・書込み装置
US4616128A (en) Mechanism to maintain contact between a magnetically-encoded card and a magnetic transducer surface
JP2532749Y2 (ja) 走行媒体のガイド装置
EP0706145A2 (en) Magnetic card reader
US5083153A (en) Film transporting apparatus
JP3328223B2 (ja) 通帳プリンタ装置及びその通帳搬送方法並びにイメージリーダ
JPH0717496Y2 (ja) 通帳の搬送装置
JPH0739002Y2 (ja) カード処理装置
JPH0820455A (ja) 通帳印字装置
JPH07115515B2 (ja) 通帳類印字装置
JP2534889Y2 (ja) 情報記録再生装置におけるカード送り機構
JP3700414B2 (ja) カード搬送装置
JP2581348Y2 (ja) 磁気カードリーダの磁気カード搬送機構
JPS6243258A (ja) 原稿読取装置
JPH0147779B2 (ja)
JPS63140447A (ja) カ−ドリ−ダ−の搬送路
JP2558463Y2 (ja) 磁気カード等の位置決め装置
JP3700413B2 (ja) カード搬送装置
JP3004933B2 (ja) カード搬送装置
JPS58173684A (ja) 通帳記帳機における媒体取扱い装置
JPH082837Y2 (ja) 磁気カードリーダ
JPH0416383B2 (ja)
JPS60682Y2 (ja) 紙葉類ガイド

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323117

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees