JPH0552893A - チヤタリング時間検査装置 - Google Patents
チヤタリング時間検査装置Info
- Publication number
- JPH0552893A JPH0552893A JP3215683A JP21568391A JPH0552893A JP H0552893 A JPH0552893 A JP H0552893A JP 3215683 A JP3215683 A JP 3215683A JP 21568391 A JP21568391 A JP 21568391A JP H0552893 A JPH0552893 A JP H0552893A
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- JP
- Japan
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- time
- chattering
- signal
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- Pending
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- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 速く、正確に、そして長時間に渡って検査を
行えるようにし、かつ装置の低コスト化を計る。 【構成】 入力信号反転回路2はスイッチ1からの接点
信号を2値化し、接点オンオフ信号3を出力する。ラッ
チ回路4は、基準時刻から信号3の最初の立上りまでの
時間を測定し、データD1として記憶する。ラッチ回路
5は、信号3の立上りごとに基準時刻からの時間を測定
し、測定結果であるデータD2を更新して記憶する。信
号3の最後の立上りがラッチ回路5に入力された後、制
御回路6はラッチ回路4,5からデータD1,D2を取
り出し、それらの差を計算してチャタリング時間を求
め、チャタリング時間の測定結果として表示器7に表示
させる。また、基準しきい値発生器8からの基準しきい
値と測定結果を比較し、チャタリング時間の正常・異常
を判定して結果を表示器7に表示させる。
行えるようにし、かつ装置の低コスト化を計る。 【構成】 入力信号反転回路2はスイッチ1からの接点
信号を2値化し、接点オンオフ信号3を出力する。ラッ
チ回路4は、基準時刻から信号3の最初の立上りまでの
時間を測定し、データD1として記憶する。ラッチ回路
5は、信号3の立上りごとに基準時刻からの時間を測定
し、測定結果であるデータD2を更新して記憶する。信
号3の最後の立上りがラッチ回路5に入力された後、制
御回路6はラッチ回路4,5からデータD1,D2を取
り出し、それらの差を計算してチャタリング時間を求
め、チャタリング時間の測定結果として表示器7に表示
させる。また、基準しきい値発生器8からの基準しきい
値と測定結果を比較し、チャタリング時間の正常・異常
を判定して結果を表示器7に表示させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチなどの機械的
接点を有する被検査対象のチャタリング時間を測定し、
検査する装置に関するものである。
接点を有する被検査対象のチャタリング時間を測定し、
検査する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スイッチなどの機械的接点を有す
る被検査対象のチャタリング時間は、チャタリング波形
を目視により観測するか、あるいは自動測定器を使用す
ることにより測定し、検査していた。目視による検査で
は、被検査対象に電流を供給して接点信号を取得し、そ
の波形をオシロスコープなどによって観測する。そし
て、チャタリング波形の継続時間、すなわちチャタリン
グ時間を目視で計測し、その正常・異常を判定してい
た。
る被検査対象のチャタリング時間は、チャタリング波形
を目視により観測するか、あるいは自動測定器を使用す
ることにより測定し、検査していた。目視による検査で
は、被検査対象に電流を供給して接点信号を取得し、そ
の波形をオシロスコープなどによって観測する。そし
て、チャタリング波形の継続時間、すなわちチャタリン
グ時間を目視で計測し、その正常・異常を判定してい
た。
【0003】自動測定器はサンプリング測定器やメモリ
などにより構成されており、チャタリングのオン/オフ
時間に追従できる高速のサンプリング測定器によって、
チャタリングのオン/オフごとに基準時刻からの経過時
間を測定し、測定結果をすべてメモリに格納する。そし
て、メモリに格納したデータによりチャタリング時間を
求め、その正常・異常を判定する。
などにより構成されており、チャタリングのオン/オフ
時間に追従できる高速のサンプリング測定器によって、
チャタリングのオン/オフごとに基準時刻からの経過時
間を測定し、測定結果をすべてメモリに格納する。そし
て、メモリに格納したデータによりチャタリング時間を
求め、その正常・異常を判定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、人が目視でチ
ャタリング時間を計測し、判定する方法では、測定に時
間がかかり、また人為的ミスも生じ、さらに測定者の疲
労のため長時間に渡って測定を行うことは困難である。
一方、自動測定器を用いる場合には、サンプリングの洩
れを防ぐために高速のサンプリング測定器が用いられ、
その結果、装置が高価であるという問題がある。さらに
チャタリングのオン/オフごとに時間を測定し、その測
定結果をすべてメモリに格納するため、記憶容量の大き
いメモリが必要であり、また測定結果の処理も複雑であ
るという問題がある。
ャタリング時間を計測し、判定する方法では、測定に時
間がかかり、また人為的ミスも生じ、さらに測定者の疲
労のため長時間に渡って測定を行うことは困難である。
一方、自動測定器を用いる場合には、サンプリングの洩
れを防ぐために高速のサンプリング測定器が用いられ、
その結果、装置が高価であるという問題がある。さらに
チャタリングのオン/オフごとに時間を測定し、その測
定結果をすべてメモリに格納するため、記憶容量の大き
いメモリが必要であり、また測定結果の処理も複雑であ
るという問題がある。
【0005】本発明の目的は、このような問題を解決
し、速く、正確に、そして長時間に渡って検査を行え、
しかも構成および処理が簡素で安価なチャタリング時間
検査装置を提供することにある。
し、速く、正確に、そして長時間に渡って検査を行え、
しかも構成および処理が簡素で安価なチャタリング時間
検査装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、機械的接点を
有して電流をオン/オフする被検査対象から接点信号を
取得し、そのチャタリング時間を測定して検査する装置
において、前記接点信号を入力とし、前記接点がオンの
とき、第1または第2の論理レベルの信号を出力し、前
記接点がオフのとき、前記接点がオンのときとは異なる
第1または第2の論理レベルの信号を出力する接点信号
処理手段と、所定の基準時刻から前記処理手段の出力信
号の論理レベルが最初に変化するまでの時間を測定し、
測定結果を第1の測定時間として保持する第1のデータ
保持手段と、所定の基準時刻から前記処理手段の出力信
号の論理レベルが変化するまでの時間を測定して測定結
果を第2の測定時間として保持し、新たに時間を測定す
るごとに保持する測定時間を更新する第2のデータ保持
手段と、前記第1および第2のデータ保持手段が保持し
ている第1および第2の測定時間にもとづいてチャタリ
ング時間を求め、かつ求めたチャタリング時間の正常あ
るいは異常を判定するデータ処理手段と、このデータ処
理手段が求めた前記チャタリング時間および前記データ
処理手段による前記チャタリング時間の正常・異常の判
定結果を表示する表示手段とを備えたことを特徴とす
る。
有して電流をオン/オフする被検査対象から接点信号を
取得し、そのチャタリング時間を測定して検査する装置
において、前記接点信号を入力とし、前記接点がオンの
とき、第1または第2の論理レベルの信号を出力し、前
記接点がオフのとき、前記接点がオンのときとは異なる
第1または第2の論理レベルの信号を出力する接点信号
処理手段と、所定の基準時刻から前記処理手段の出力信
号の論理レベルが最初に変化するまでの時間を測定し、
測定結果を第1の測定時間として保持する第1のデータ
保持手段と、所定の基準時刻から前記処理手段の出力信
号の論理レベルが変化するまでの時間を測定して測定結
果を第2の測定時間として保持し、新たに時間を測定す
るごとに保持する測定時間を更新する第2のデータ保持
手段と、前記第1および第2のデータ保持手段が保持し
ている第1および第2の測定時間にもとづいてチャタリ
ング時間を求め、かつ求めたチャタリング時間の正常あ
るいは異常を判定するデータ処理手段と、このデータ処
理手段が求めた前記チャタリング時間および前記データ
処理手段による前記チャタリング時間の正常・異常の判
定結果を表示する表示手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0008】図1に本発明によるチャタリング時間検査
装置の一例を示す。1は被検査対象であり、具体的には
機械的接点を有するスイッチである。入力信号反転回路
2は、このスイッチ1に電流を供給し、スイッチ1のオ
ン/オフに伴うチャタリング波形を有する接点信号を取
得する。そして、この接点信号にもとづき、スイッチ1
をオンする際のチャタリング時間を測定する場合には、
スイッチ1が閉じた状態のときハイレベルの接点オンオ
フ信号3を出力し、一方、スイッチ1が開いた状態のと
きローレベルの接点オンオフ信号3を出力する。また逆
にスイッチ1をオフする際のチャタリング時間を測定す
る場合には、スイッチ1が開いた状態のときハイレベル
の接点オンオフ信号3を出力し、一方、スイッチ1が閉
じた状態のときローレベルの接点オンオフ信号3を出力
する。そして、スイッチ1をオンする際のチャタリング
時間を測定するのか、あるいはスイッチ1をオフする際
のチャタリング時間を測定するのかは、後述する制御回
路6によりオンオフ指示信号9により通知される。
装置の一例を示す。1は被検査対象であり、具体的には
機械的接点を有するスイッチである。入力信号反転回路
2は、このスイッチ1に電流を供給し、スイッチ1のオ
ン/オフに伴うチャタリング波形を有する接点信号を取
得する。そして、この接点信号にもとづき、スイッチ1
をオンする際のチャタリング時間を測定する場合には、
スイッチ1が閉じた状態のときハイレベルの接点オンオ
フ信号3を出力し、一方、スイッチ1が開いた状態のと
きローレベルの接点オンオフ信号3を出力する。また逆
にスイッチ1をオフする際のチャタリング時間を測定す
る場合には、スイッチ1が開いた状態のときハイレベル
の接点オンオフ信号3を出力し、一方、スイッチ1が閉
じた状態のときローレベルの接点オンオフ信号3を出力
する。そして、スイッチ1をオンする際のチャタリング
時間を測定するのか、あるいはスイッチ1をオフする際
のチャタリング時間を測定するのかは、後述する制御回
路6によりオンオフ指示信号9により通知される。
【0009】データラッチ回路4は、入力信号判定回路
2が出力する接点オンオフ信号3が、所定の測定開始基
準時刻から、最初にハイレベルに変化する時刻までの経
過時間を測定し、測定結果をデータD1として記憶す
る。データ更新ラッチ回路5は、接点オンオフ信号3が
ローレベルからハイレベルに変化するごとに、上記基準
時刻からの時間を測定し、測定結果をデータD2として
記憶する。ただし、新たに時間を測定したとき、それま
でに記憶していたデータは破棄し、新しいデータによっ
て記憶内容を更新する。従って、ラッチ回路5は1つの
データを記憶するための記憶容量しか有していない。
2が出力する接点オンオフ信号3が、所定の測定開始基
準時刻から、最初にハイレベルに変化する時刻までの経
過時間を測定し、測定結果をデータD1として記憶す
る。データ更新ラッチ回路5は、接点オンオフ信号3が
ローレベルからハイレベルに変化するごとに、上記基準
時刻からの時間を測定し、測定結果をデータD2として
記憶する。ただし、新たに時間を測定したとき、それま
でに記憶していたデータは破棄し、新しいデータによっ
て記憶内容を更新する。従って、ラッチ回路5は1つの
データを記憶するための記憶容量しか有していない。
【0010】制御回路6は、上述したようにスイッチ1
をオンさせる場合のチャタリング時間を測定するのか、
あるいはオフさせる場合のチャタリング時間を測定する
のかを表すオンオフ指示信号9を入力信号反転回路2に
出力し、また、ラッチ回路4,5からそれぞれデータD
1,D2を取り出し、データD2からデータD1を減算
することによってチャタリング時間を求める。そして、
算出したチャタリング時間を基準しきい値発生器8から
与えられる基準しきい値と比較し、チャタリング時間が
基準しきい値より小さい場合には、チャタリング時間は
正常であると判定し、一方、チャタリング時間が基準し
きい値以上の場合には、チャタリング時間は異常である
と判定する。この判定結果は、算出されたチャタリング
時間と共に表示器7に表示される。
をオンさせる場合のチャタリング時間を測定するのか、
あるいはオフさせる場合のチャタリング時間を測定する
のかを表すオンオフ指示信号9を入力信号反転回路2に
出力し、また、ラッチ回路4,5からそれぞれデータD
1,D2を取り出し、データD2からデータD1を減算
することによってチャタリング時間を求める。そして、
算出したチャタリング時間を基準しきい値発生器8から
与えられる基準しきい値と比較し、チャタリング時間が
基準しきい値より小さい場合には、チャタリング時間は
正常であると判定し、一方、チャタリング時間が基準し
きい値以上の場合には、チャタリング時間は異常である
と判定する。この判定結果は、算出されたチャタリング
時間と共に表示器7に表示される。
【0011】次に、スイッチ1をオンさせる場合を例に
動作を説明する。入力信号反転回路2はスイッチ1に電
流を供給し、スイッチ1がオンとなった場合のチャタリ
ング波形を有する接点信号を取得する。そして、その接
点信号にもとづき、スイッチ1が閉じた状態のときハイ
レベルの接点オンオフ信号3を出力し、一方、スイッチ
1が開いた状態のときローレベルの接点オンオフ信号3
を出力する。その結果、例えば図2に示すような接点オ
ンオフ信号3が得られる。
動作を説明する。入力信号反転回路2はスイッチ1に電
流を供給し、スイッチ1がオンとなった場合のチャタリ
ング波形を有する接点信号を取得する。そして、その接
点信号にもとづき、スイッチ1が閉じた状態のときハイ
レベルの接点オンオフ信号3を出力し、一方、スイッチ
1が開いた状態のときローレベルの接点オンオフ信号3
を出力する。その結果、例えば図2に示すような接点オ
ンオフ信号3が得られる。
【0012】データラッチ回路4は、接点オンオフ信号
3の1発目のパルスが入力されると、基準時刻から1発
目のパルスの立上りまでの時間を測定し、結果をデータ
D1としてラッチし、また、データ更新ラッチ回路5は
同じく、1発目のパルスの立上りまでの時間を測定して
結果をデータD2としてラッチする(表1参照)。
3の1発目のパルスが入力されると、基準時刻から1発
目のパルスの立上りまでの時間を測定し、結果をデータ
D1としてラッチし、また、データ更新ラッチ回路5は
同じく、1発目のパルスの立上りまでの時間を測定して
結果をデータD2としてラッチする(表1参照)。
【0013】
【表1】
【0014】そして、2発目のパルスが入力されると、
今度はラッチ回路5だけが、基準時刻からそのパルスの
立上りまでの時間を測定し、測定結果により記憶してい
るデータD2を更新する。さらに、3発目のパルスが入
力されると、ラッチ回路5はその立上りまでの時間を測
定してデータD2を更新し、そして、4発目のパルスが
入力され、最後に5発目のパルスが入力されると、同様
にそれぞれのパルスの立上りまでの時間を測定してデー
タD2を更新する。
今度はラッチ回路5だけが、基準時刻からそのパルスの
立上りまでの時間を測定し、測定結果により記憶してい
るデータD2を更新する。さらに、3発目のパルスが入
力されると、ラッチ回路5はその立上りまでの時間を測
定してデータD2を更新し、そして、4発目のパルスが
入力され、最後に5発目のパルスが入力されると、同様
にそれぞれのパルスの立上りまでの時間を測定してデー
タD2を更新する。
【0015】その後、制御回路6はラッチ回路4からデ
ータD1を取り出し、ラッチ回路5からデータD2を取
り出す。そしてデータD2からD1を減算することによ
ってチャタリング時間を求め、それをチャタリング時間
の測定値として表示器7に出力し、表示させる。一方、
基準しきい値発生器8から基準しきい値を取得し、その
値をチャタリング時間の測定値と比較する。そして、測
定値がしきい値より小さい場合にはチャタリング時間は
正常であると判定し、一方、測定値がしきい値以上の場
合にはチャタリング時間は異常であると判定して、その
判定結果を表示器7に表示させる。
ータD1を取り出し、ラッチ回路5からデータD2を取
り出す。そしてデータD2からD1を減算することによ
ってチャタリング時間を求め、それをチャタリング時間
の測定値として表示器7に出力し、表示させる。一方、
基準しきい値発生器8から基準しきい値を取得し、その
値をチャタリング時間の測定値と比較する。そして、測
定値がしきい値より小さい場合にはチャタリング時間は
正常であると判定し、一方、測定値がしきい値以上の場
合にはチャタリング時間は異常であると判定して、その
判定結果を表示器7に表示させる。
【0016】以上、スイッチ1をオンさせる場合を例に
説明したが、スイッチ1をオフさせる場合も、入力信号
反転回路2がスイッチ1のオン/オフに対して反対の極
性の接点オンオフ信号3を出力すること以外、動作は同
じである。
説明したが、スイッチ1をオフさせる場合も、入力信号
反転回路2がスイッチ1のオン/オフに対して反対の極
性の接点オンオフ信号3を出力すること以外、動作は同
じである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、機械的接
点を有して電流をオン/オフする被検査対象から接点信
号を取得し、そのチャタリング時間を測定して検査する
装置において、前記接点信号を入力とし、前記接点がオ
ンのとき、第1または第2の論理レベルの信号を出力
し、接点がオフのとき、接点がオンのときとは異なる第
1または第2の論理レベルの信号を出力する接点信号処
理手段と、所定の基準時刻から前記処理手段の出力信号
の論理レベルが最初に変化するまでの時間を測定し、測
定結果を第1の測定時間として保持する第1のデータ保
持手段と、所定の基準時刻から前記処理手段の出力信号
の論理レベルが変化するまでの時間を測定して測定結果
を第2の測定時間として保持し、新たに時間を測定する
ごとに保持する測定時間を更新する第2のデータ保持手
段と、第1および第2のデータ保持手段が保持している
第1および第2の測定時間にもとづいてチャタリング時
間を求め、かつ求めたチャタリング時間の正常あるいは
異常を判定するデータ処理手段と、このデータ処理手段
が求めたチャタリング時間およびデータ処理手段による
チャタリング時間の正常・異常の判定結果を表示する表
示手段とを備えたことを特徴とする。
点を有して電流をオン/オフする被検査対象から接点信
号を取得し、そのチャタリング時間を測定して検査する
装置において、前記接点信号を入力とし、前記接点がオ
ンのとき、第1または第2の論理レベルの信号を出力
し、接点がオフのとき、接点がオンのときとは異なる第
1または第2の論理レベルの信号を出力する接点信号処
理手段と、所定の基準時刻から前記処理手段の出力信号
の論理レベルが最初に変化するまでの時間を測定し、測
定結果を第1の測定時間として保持する第1のデータ保
持手段と、所定の基準時刻から前記処理手段の出力信号
の論理レベルが変化するまでの時間を測定して測定結果
を第2の測定時間として保持し、新たに時間を測定する
ごとに保持する測定時間を更新する第2のデータ保持手
段と、第1および第2のデータ保持手段が保持している
第1および第2の測定時間にもとづいてチャタリング時
間を求め、かつ求めたチャタリング時間の正常あるいは
異常を判定するデータ処理手段と、このデータ処理手段
が求めたチャタリング時間およびデータ処理手段による
チャタリング時間の正常・異常の判定結果を表示する表
示手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】すなわち、本発明のチャタリング時間検査
装置では、従来の自動測定器のように高速のサンプリン
グ測定器を用いず、また測定時間として2種類の時間だ
けしか記憶しないので、装置の構成は簡素である。ま
た、チャタリング時間は第1および第2の測定時間の差
を計算するだけで得られ、処理は簡単である。従って極
めて安価に装置を実現できる。そして、人が目視でチャ
タリング時間を計測する場合と異なり、速く、正確に、
そして長時間に渡って検査を行える。
装置では、従来の自動測定器のように高速のサンプリン
グ測定器を用いず、また測定時間として2種類の時間だ
けしか記憶しないので、装置の構成は簡素である。ま
た、チャタリング時間は第1および第2の測定時間の差
を計算するだけで得られ、処理は簡単である。従って極
めて安価に装置を実現できる。そして、人が目視でチャ
タリング時間を計測する場合と異なり、速く、正確に、
そして長時間に渡って検査を行える。
【図1】本発明によるチャタリング時間検査装置の一例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1のチャタリング時間検査装置の動作を説明
するための波形図である。
するための波形図である。
1 被検査対象(スイッチ) 2 入力信号反転回路 4 データラッチ回路 5 データ更新ラッチ回路 6 制御回路 7 表示器 8 基準しきい値
Claims (3)
- 【請求項1】機械的接点を有して電流をオン/オフする
被検査対象から接点信号を取得し、そのチャタリング時
間を測定して検査する装置において、 前記接点信号を入力とし、前記接点がオンのとき、第1
または第2の論理レベルの信号を出力し、前記接点がオ
フのとき、前記接点がオンのときとは異なる第1または
第2の論理レベルの信号を出力する接点信号処理手段
と、 所定の基準時刻から前記処理手段の出力信号の論理レベ
ルが最初に変化するまでの時間を測定し、測定結果を第
1の測定時間として保持する第1のデータ保持手段と、 所定の基準時刻から前記処理手段の出力信号の論理レベ
ルが変化するまでの時間を測定して測定結果を第2の測
定時間として保持し、新たに時間を測定するごとに保持
する測定時間を更新する第2のデータ保持手段と、 前記第1および第2のデータ保持手段が保持している第
1および第2の測定時間にもとづいてチャタリング時間
を求め、かつ求めたチャタリング時間の正常あるいは異
常を判定するデータ処理手段と、 このデータ処理手段が求めた前記チャタリング時間およ
び前記データ処理手段による前記チャタリング時間の正
常・異常の判定結果を表示する表示手段とを備えたこと
を特徴とするチャタリング時間検査装置。 - 【請求項2】前記データ処理手段は前記第1および第2
の測定時間の差を算出して前記チャタリング時間を求め
ることを特徴とする請求項1記載のチャタリング時間検
査装置。 - 【請求項3】前記データ処理手段は前記チャタリング時
間を所定のしきい値と比較することによって前記チャタ
リング時間の正常あるいは異常を判定することを特徴と
する請求項1記載のチャタリング時間検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3215683A JPH0552893A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | チヤタリング時間検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3215683A JPH0552893A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | チヤタリング時間検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552893A true JPH0552893A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16676433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3215683A Pending JPH0552893A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | チヤタリング時間検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0552893A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8338688B2 (en) | 2008-12-17 | 2012-12-25 | Yamaha Corporation | Electronic keyboard instrument |
CN103033743A (zh) * | 2012-12-08 | 2013-04-10 | 青岛大学 | 开关元件的动作时间测量装置 |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP3215683A patent/JPH0552893A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8338688B2 (en) | 2008-12-17 | 2012-12-25 | Yamaha Corporation | Electronic keyboard instrument |
CN103033743A (zh) * | 2012-12-08 | 2013-04-10 | 青岛大学 | 开关元件的动作时间测量装置 |
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