JPH0552594A - 光電式エンコーダ - Google Patents
光電式エンコーダInfo
- Publication number
- JPH0552594A JPH0552594A JP29524391A JP29524391A JPH0552594A JP H0552594 A JPH0552594 A JP H0552594A JP 29524391 A JP29524391 A JP 29524391A JP 29524391 A JP29524391 A JP 29524391A JP H0552594 A JPH0552594 A JP H0552594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light receiving
- phase
- fixed
- slit
- photoelectric encoder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Transform (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 位相分解能が従来のものより高く、しかも移
動体及び固定マスクから発光素子と受光素子を離れた位
置に設けるために光ファイバーを使用する場合、光ファ
イバーの本数が少くて済むエンコーダを提供することを
目的とする。 【構成】 3個の受光素子7,8,9を移動体1の移動
方向に配置し、固定マスク3には前記各受光素子7、
8,9の受光面に順次120度位置を異にする固定スリ
ット4,5,6が対向するよう設け、前記3個の受光素
子7,8,9から3つの出力を取り出し、比較器の入力
に加えて120度づつづれたA相、B相、C相から成る
位置データ出力を得る。
動体及び固定マスクから発光素子と受光素子を離れた位
置に設けるために光ファイバーを使用する場合、光ファ
イバーの本数が少くて済むエンコーダを提供することを
目的とする。 【構成】 3個の受光素子7,8,9を移動体1の移動
方向に配置し、固定マスク3には前記各受光素子7、
8,9の受光面に順次120度位置を異にする固定スリ
ット4,5,6が対向するよう設け、前記3個の受光素
子7,8,9から3つの出力を取り出し、比較器の入力
に加えて120度づつづれたA相、B相、C相から成る
位置データ出力を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光素子と受光素子の
間に、移動スリットを設けた移動体と、固定スリットを
設けた固定マスクを配置した光電式エンコーダに関する
ものである。
間に、移動スリットを設けた移動体と、固定スリットを
設けた固定マスクを配置した光電式エンコーダに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光電式エンコーダは、ある位相の
信号Aとこの反転信号A’と、信号Aに対して90度位
相差の信号Bと、この反転信号B’の4信号を用いた4
相式の光電式エンコーダが用いられているが、前記4信
号を得るために受光系を4系統設けている(特開昭60
−76614号公報参照)。また、4相式であるため、
位相分解能は90度である。
信号Aとこの反転信号A’と、信号Aに対して90度位
相差の信号Bと、この反転信号B’の4信号を用いた4
相式の光電式エンコーダが用いられているが、前記4信
号を得るために受光系を4系統設けている(特開昭60
−76614号公報参照)。また、4相式であるため、
位相分解能は90度である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、受光系(ス
リット、光学系、光ファイバー、受光素子)を従来の4
相式に比べ1系統減らすことができ、しかも位相分解能
を向上させることができる光電式エンコーダを提供する
ことを課題とするものである。
リット、光学系、光ファイバー、受光素子)を従来の4
相式に比べ1系統減らすことができ、しかも位相分解能
を向上させることができる光電式エンコーダを提供する
ことを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたもので、発光素子と受光素子の間
に、固定スリットを設けた固定マスクと移動スリットを
設けた移動体とを配置した光電式エンコーダにおいて、
上記受光素子を3個配置し、前記固定マスクには前記各
受光素子の受光面に順次120度位相を異にする固定ス
リットが対向するように設け、前記3個の受光素子から
3つの出力を取り出し、比較器の入力に加えて120度
づつづれたA相,B相,C相からなる位置データ出力を
得ることを特徴とするものである。
決するためになされたもので、発光素子と受光素子の間
に、固定スリットを設けた固定マスクと移動スリットを
設けた移動体とを配置した光電式エンコーダにおいて、
上記受光素子を3個配置し、前記固定マスクには前記各
受光素子の受光面に順次120度位相を異にする固定ス
リットが対向するように設け、前記3個の受光素子から
3つの出力を取り出し、比較器の入力に加えて120度
づつづれたA相,B相,C相からなる位置データ出力を
得ることを特徴とするものである。
【作用】本発明は固定スリットを3相式であるため、従
来の4相式のものより、受光系数が少いエンコーダを得
ることができる。また120度づつ位相の異なるA信
号,B信号,C信号を用いる3相式であるため、60度
の位相分解能を持ち、分解能が向上する。
来の4相式のものより、受光系数が少いエンコーダを得
ることができる。また120度づつ位相の異なるA信
号,B信号,C信号を用いる3相式であるため、60度
の位相分解能を持ち、分解能が向上する。
【0005】
【実施例】図1は本発明の実施例における移動スリット
と固定スリット及び受光素子の配置を示すもので、1は
移動体2に等間隔に設けられた移動スリット、3は等間
隔の3本づつのA相用固定スリット4、B相用スリット
5、C相用スリット6を設けた固定マスク、7,8,9
は各相固定スリットに対向して設けた受光素子である。
図2は本発明実施例の回路図を示すもので、1個の発光
ダイオード10と移動体1間と固定マスク3と3個のホ
トダイオード7,8,9間にそれぞれ光ファイバー1
1,12,13,14を設けて、移動スリットと固定ス
リットを透過する図3に示すような光出力を3個のホト
ダイオード7,8,9に入射させ、各ホトダイオード
7,8,9の出力を比較器15,16,17の−入力端
子に加え、比較器15,16,17の各出力を次段の比
較器18,19,20の−入力端子に加えると共に、+
入力端子には比較器21の出力信号(A+B+C)/3
を加え、比較器18,19,20を介して、検出誤差の
少ない図4に示すような120度位相ずれの出力VA,
VB,VCを出力する。
と固定スリット及び受光素子の配置を示すもので、1は
移動体2に等間隔に設けられた移動スリット、3は等間
隔の3本づつのA相用固定スリット4、B相用スリット
5、C相用スリット6を設けた固定マスク、7,8,9
は各相固定スリットに対向して設けた受光素子である。
図2は本発明実施例の回路図を示すもので、1個の発光
ダイオード10と移動体1間と固定マスク3と3個のホ
トダイオード7,8,9間にそれぞれ光ファイバー1
1,12,13,14を設けて、移動スリットと固定ス
リットを透過する図3に示すような光出力を3個のホト
ダイオード7,8,9に入射させ、各ホトダイオード
7,8,9の出力を比較器15,16,17の−入力端
子に加え、比較器15,16,17の各出力を次段の比
較器18,19,20の−入力端子に加えると共に、+
入力端子には比較器21の出力信号(A+B+C)/3
を加え、比較器18,19,20を介して、検出誤差の
少ない図4に示すような120度位相ずれの出力VA,
VB,VCを出力する。
【0006】
【発明の効果】本発明によると受光系を1系統少くする
ことができる為、特にファイバーを用いた系でのコスト
ダウンができる。また120度づつづれたA相,B相,
C相信号が得られるので、従来のエンコーダーより高分
解能の60度の位相分解能を持つエンコーダーを得るこ
とができる。
ことができる為、特にファイバーを用いた系でのコスト
ダウンができる。また120度づつづれたA相,B相,
C相信号が得られるので、従来のエンコーダーより高分
解能の60度の位相分解能を持つエンコーダーを得るこ
とができる。
【図1】 本発明の実施例における移動スリット、固定
スリット及び受光素子の関係位置を示す図である。
スリット及び受光素子の関係位置を示す図である。
【図2】 本発明の実施例の電気回路の一部を示す図で
ある。
ある。
【図3】 本発明による位置、回転角等と光出力の関係
を示す図である。
を示す図である。
【図4】 比較器の電気出力を示す図である。
1 移動体 2 移動スリット 3 固定マスク 4,5,6 固定スリット 7,8,9 受光素子 10 発光素子 11,12,13,14 光ファイバー 15,16,17,18、19,20,21 比較
器
器
Claims (2)
- 【請求項1】 発光素子と受光素子の間に固定スリット
を設けた固定マスクと移動スリットを設けた移動体とを
配置した光電式エンコーダにおいて、上記受光素子を3
個配置し、前記固定マスクには前記各受光素子の受光面
に順次120度位相を異にする固定スリットが対抗する
よう設け、前記3個の受光素子から、3つの出力を取り
出し比較器の入力に加えて120度づれたA相,B相,
C相から成る位置データ出力を得ることを特徴とする光
電式エンコーダ。 - 【請求項2】 発光素子と固定スリット又は移動スリッ
ト間及び移動スリット又は固定スリットと受光素子間に
光ファイバを配置したことを特徴とする請求項1記載の
光電式エンコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29524391A JPH0552594A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 光電式エンコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29524391A JPH0552594A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 光電式エンコーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552594A true JPH0552594A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=17818073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29524391A Pending JPH0552594A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 光電式エンコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0552594A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999032854A1 (fr) * | 1997-12-19 | 1999-07-01 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Codeur |
WO2000043734A1 (fr) * | 1999-01-22 | 2000-07-27 | Citizen Watch Co., Ltd. | Instrument optique servant a mesurer un deplacement |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP29524391A patent/JPH0552594A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999032854A1 (fr) * | 1997-12-19 | 1999-07-01 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Codeur |
US6750445B1 (en) | 1997-12-19 | 2004-06-15 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Encoder |
WO2000043734A1 (fr) * | 1999-01-22 | 2000-07-27 | Citizen Watch Co., Ltd. | Instrument optique servant a mesurer un deplacement |
US6707029B1 (en) | 1999-01-22 | 2004-03-16 | Citizen Watch Co., Ltd. | Optical displacement measuring apparatus having light receiving arrays |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0474149B1 (en) | Optical encoder | |
GB2355533A (en) | Interpolation circuit | |
JPH0132450B2 (ja) | ||
JP2005017116A (ja) | 光学式エンコーダ用受光素子 | |
JPH03140820A (ja) | エンコーダ | |
JPH0552594A (ja) | 光電式エンコーダ | |
US7026604B2 (en) | Vernier-scaled high-resolution encoder | |
CA1228387A (en) | Connection member between several parallel paths and a common path | |
US7087888B2 (en) | Electrical division circuit for an optical encoder | |
JP3100211B2 (ja) | 角度変換器のリファレンス回路 | |
US4331399A (en) | Focal point coincidence sensing device | |
JPH02157618A (ja) | 高分解能エンコーダ | |
SU905915A1 (ru) | Способ преобразовани многоэлементного оптического изображени в электрические сигналы | |
SU1317464A1 (ru) | Устройство дл формировани сигналов управлени при распознавании изображений объектов | |
JP3635440B2 (ja) | ロータリエンコーダ | |
JPH04331319A (ja) | エンコーダ | |
JPH04260Y2 (ja) | ||
JPH05126601A (ja) | 複数波長の光学式エンコーダ | |
SU1275675A1 (ru) | Двухотсчетный вращающийс трансформатор | |
JPS618619A (ja) | 光学式エンコ−ダ | |
JPS6264161A (ja) | ラインイメ−ジセンサ | |
JPH05296797A (ja) | エンコーダの原点検出装置 | |
JPH04261Y2 (ja) | ||
SU1334043A1 (ru) | Фотоэлектрический преобразователь положени | |
JPH0382915A (ja) | 光学式エンコーダ |