JPH05126601A - 複数波長の光学式エンコーダ - Google Patents

複数波長の光学式エンコーダ

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JPH05126601A
JPH05126601A JP31521691A JP31521691A JPH05126601A JP H05126601 A JPH05126601 A JP H05126601A JP 31521691 A JP31521691 A JP 31521691A JP 31521691 A JP31521691 A JP 31521691A JP H05126601 A JPH05126601 A JP H05126601A
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JP
Japan
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light
phase
wavelength
fiber
wavelengths
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JP31521691A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nishida
弘 西田
Nobuo Nakazawa
信雄 中沢
Shigeyoshi Kawano
滋祥 川野
Yasumasa Koakutsu
泰正 小圷
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転部材を光を開閉するスリツト付きの構造
にすることにより簡素で安価な複数波長の光学式エンコ
ーダを提供する。 【構成】 回転部材は光を開閉するだけのスリツトを持
つ構造とし、受光側または発光側に唯一の波長を透過ま
たは反射するフイルタを有する構造とすることで異波長
の光を重畳するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転体の角度や速度を光
学的に検出する光学式エンコーダに係り、特に光フアイ
バを用いたものに好適な複数波長の光学式エンコーダに
関する。
【0002】
【従来の技術】エンコーダは、回転体の角度、速度、方
向を検出するものであり、基準点用のZ相信号や、基準
点からの角度を検出するA相、B相信号等の複数の情報
を有するため、産業用ロボツト、NC工作機械などのF
A分野で幅広く利用されている。
【0003】この場合、信号伝送時の電気的ノイズによ
る誤動作を防止するために、伝送部に光フアイバを用い
た光学式エンコーダがある。
【0004】この種のエンコーダには例えば特開昭62
−36518号が挙げられる。
【0005】さらに、特開昭61−243322号にお
いても波長によつて反射波長が変化する反射板を具備し
た回転反射板を使用した例が挙げられている。
【0006】そして、両公知例に共通しているのは、い
ずれも位置検出後においては異なる波長の光を重畳して
いない。つまり公知例においては原理的に一波長を伝送
し、時系列的に異なる波長を伝送する方式をとつてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術はエンコ
ーダの回転部材の中に、唯一波長の光透過素子または光
反射素子を組み込む構造となつており、回転部材の強度
が十分に保持できないことおよび高価になるという問題
があつた。
【0008】さらに、異なる波長の光を使用してはいる
が、位置検出後に同時に波長の成分を重畳して伝送する
方式にはなつていない、つまり瞬時的には一波長のみを
伝送しているので、情報密度が低くなつてしまうという
問題があつた。
【0009】本発明の目的は、回転部材は光を遮蔽する
スリツト付きの構造にすることにより、簡素で安価な複
数波長の光学式エンコーダを得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、回転部材は
光を遮蔽するだけのスリツトを持つ構造とし、受光側ま
たは発光側に唯一の波長を透過または反射するフイルタ
を有する構造とすることにより、異波長の光を重畳する
ことにより達成できる。
【0011】
【作用】複数の異なる波長の光を1本のフアイバで伝送
し、エンコーダのA相、B相、Z相に対応する回転円板
のスリツトを通過した光、もしくはスリツト付きの回転
円板と同等の作用をする反射板により反射された光を、
フイルタを通して受光し、再び各波長を重畳し、1本の
フアイバーで伝送し、受信側で再びフイルタにより分離
するように動作する。それによつて回転円板は単に光の
開閉を行うだけであり、波長の分離は固定したフイルタ
を通して行うことになり、回転円板の構造が簡素化され
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1、図2に
より説明する。
【0013】図1は本発明の実施例に係るエンコーダの
構成図である。波長λ1 を発生する発光素子8−1と、
波長λ2 を発生する発光素子8−2と、波長λ3 を発生
する発光素子8−3のそれぞれの光を、発光側フアイバ
1の重畳部1−1,1−2,1−3により集光し、これ
を重畳して発光側フアイバ1により伝送し、再び発光側
フアイバ1の分岐部1−4,1−5,1−6により混合
光を分配し、回転デイスク3に設けられたスリツト4に
位置付けする。
【0014】この回転デイスク3の裏側には重畳部1−
4に対向してフイルタ6−1と受光側フアイバ2の重畳
部2−4が設定され、同様に重畳部1−5に対向してフ
イルタ6−2と受光側フアイバ2の重畳部2−5が設定
され、同様に重畳部1−6に対向してフイルタ6−3と
受光側フアイバ2の重畳部2−6が設定されている。こ
の位置関係を図10に示す。実際には円周方向に並んで
いるスリツト4を直線状に並べて説明する。回転デイス
ク3上にはZ相に対応するスリツト4とAB相に対応す
るスリツト4があり、このスリツト4の位置に合わせて
重畳部2−4,2−5,2−6が位置決めされる。この
時、重畳部2−4と2−5の受光部先つまりフイルタ6
−1と6−2との位置関係はπ/2だけ位相差を持つ部
分に設定される。
【0015】なお、スリツト4と次のスリツト4との間
が2πに相当している。そして、重畳部2−4,2−
5,2−6の他端はフアイバ用ガイド2−7に機械的に
押し込まれることにより、受光側フアイバ2と光軸が合
致するようになつている。
【0016】このようにして、受光側フアイバ2の重畳
部2−4,2−5,2−6は1本の受光側フアイバ2に
結合されている。そして受光側フアイバ2の終端は再び
受光側フアイバ2の分岐部2−1,2−2,2−3によ
り分離されて、それぞれフイルタ7−1,7−2,7−
3を介して、受光素子9−1,9−2,9−3に対向し
ている。受光素子9−1,9−2,9−3はそれぞれフ
オトアンプ10−1,10−2,10−3に接続されて
おり、各フオトアンプ10の出力はそれぞれエンコーダ
のφA ,φB ,φZ 相信号となるように構成されてい
る。
【0017】このように構成された本発明の実施例にお
いて、次に動作を説明する。
【0018】発光素子8−1,8−2,8−3はそれぞ
れ異なる波長の光λ1 ,λ2 ,λ3 を発光している。こ
れらの光はそれぞれ発光側フアイバ1の重畳部1−1,
1−2,1−3により集光されると同時に重畳されて、
1本の発光側フアイバ1により回転デイスク3の近くま
で伝送される。その後、図に示すように3方向に発光側
フアイバ1の分岐部1−4,1−5,1−6を通して分
配される。この時、それぞれの分岐部1−4,1−5,
1−6を通る光は重畳された光となつている。回転デイ
スク3はデイクス軸5を中心に回転するようになつてお
り、この回転デイスク3には前述したようにスリツト4
が設けられている。このスリツト4は先の重畳された光
をオン、オフするためのものであり、円周上に一列に複
数スリツトが配置されたAB相用と、一列に1個のスリ
ツトを配置したZ相用の図示の如き構造となつている。
この一列に複数スリツトを配置した部分がエンコーダの
φA 相、φB 相に相当し、一列に1個のスリツトを配置
した部分がφZ 相に相当している。
【0019】ここで、発光側フアイバ1の分岐部1−4
を通つた重畳光が回転デイスク3のスリツト4を通つ
て、これに対向しているフイルタ6−1を通り、受光側
フアイバ2の重畳部2−4に集光される時、フイルタ6
−1により波長λ1 の光だけが透過し、受光側フアイバ
2の重畳部2−4に到達するようになる。
【0020】同様に発光側フアイバ1の分岐部1−5を
通つた重畳光が回転デイスク3のスリツト4を通つて、
これに対向しているフイルタ6−2を通り、受光側フア
イバ2の重畳部2−5に集光される時、フイルタ6−2
により波長λ2 の光だけが透過し、受光側フアイバ2の
重畳部2−5に到達するようになる。
【0021】これらの波長λ1 とλ2 とは回転デイスク
3上の一列に複数スリツトを配置した部分に設定されて
おり、エンコーダのφA 相、φB 相に相当するものであ
る。一方、一列に1個のスリツト4を配置した部分には
発光側フアイバ1の分岐部1−6が配置され、分岐部1
−6を通つた重畳光がスリツト4を通つて、これに対向
したフイルタ6−3をとおり、受光側フアイバ2の重畳
部2−6に集光される時、フイルタ6−3により波長λ
3 の光だけが透過し、受光側フアイバ2の重畳部2−6
に到達する。この波長λ3 がエンコーダのφZ 相に相当
するものである。
【0022】このようにフイルタ6−1,6−2,6−
3により分離された波長λ1 ,λ2 ,λ3 の光は受光側
フアイバ2の重畳部2−4,2−5,2−6により再び
重畳光となり、受光側フアイバ2を通り、受光側フアイ
バ2の分岐部2−1,2−2,2−3に分配されること
になる。受光側フアイバ2の分岐部2−1を通る光は重
畳光であるが、ここで再びフイルタ7−1を通り、波長
λ1 の光だけが受光素子9−1に到達することになるの
で、これをフオトアンプ10−1により増幅し、出力す
ると図2に示すφA 相の信号が得られることになる。
【0023】同様に、受光側フアイバ2の分岐部2−
2,2−3を通る光は重畳光であるが、フイルタ7−
2,7−3を通すことによりそれぞれ波長λ2 ,λ3
光だけが、受光素子9−2,9−3に到達することにな
り、これをフオトアンプ10−2,10−3で増幅する
と図2に示すφB 相、φZ 相の信号が得られるようにな
る。
【0024】本実施例によれば、フイルタ6−1,6−
2,6−3は固定部に設けられており、回転デイスク3
は単に光を開閉するためのスリツト4を持つ構造でよい
ので、回転デイスクとして安価なものにできるという特
長がある。
【0025】本発明の第2の実施例を図3に示す。
【0026】本実施例は発光素子8が少なくとも波長λ
1 ,λ2,λ3 にまたがつてスペクトル成分を含む光を
発生する場合について示しており、一般にはフイラメン
ト球がこの例に相当するものである。この場合、発光側
フアイバ1により波長λ1 ,λ2 ,λ3の重畳光が伝送
される。回転デイスク周辺の構成は図1と同様であり省
略する。受光側フアイバ2により伝送された重畳光が受
光側フアイバ2の分岐部2−1,2−2,2−3により
それぞれ受光素子9−1,9−2,9−3に分配され
る。
【0027】この時、各受光素子9は図4に示すよう
に、それぞれ波長に対する感度特性が異なるものとす
る。例えば、受光素子9−1は波長λ1 に対して感度を
持ち、他の波長に対しては出力が零となるものとする。
受光素子9−2は波長λ2 に対して感度を持ち、他の波
長に対しては出力が零になるものとする。受光素子9−
3は波長λ3 に対して感度を持ち、他の波長に対しては
出力が零になるものとする。これにより受光側フアイバ
2の分岐部2−1を通る重畳光の中で波長λ1 の光だけ
が受光素子9−1により選択され、フオトアンプ10−
1により増幅されることになり、φA 相の信号がとり出
されることになる。
【0028】同様にして、受光側フアイバ2の分岐部2
−2を通る重畳光の中で波長λ2 の光だけが受光素子9
−2により選択され、フオトアンプ10−2により増幅
され、φB 相の信号となる。さらに同様にして、受光側
フアイバ2の分岐部2−3を通る重畳光の中で波長λ3
の光だけが受光素子9−3により選択され、フオトアン
プ10−3により増幅され、φZ 相の信号となる。
【0029】この実施例の効果は、波長λ1 ,λ2 ,λ
3 にまたがるスペクトル成分を含む光源を使用したた
め、発光側フアイバ1の入口が1個所で良いことと、受
光素子に波長感度を持つ素子を使用したため、受光素子
の前のフイルタを省略できることが挙げられる。
【0030】本発明の第3の実施例を図5(a),
(b)に示す。
【0031】発光側フアイバ1周辺と回転デイスク3周
辺は図1に同じである。異なる所は受光側フアイバ2の
出力側が受光素子9に対向しており、その出力がフオト
アンプ10に接続されている点である。その出力を波形
整形回路12〜15の入力信号とする。
【0032】それぞれの波形整形回路12〜15はそれ
ぞれ、スレツシユレベルT1 からT4 のレベルで波形を
整形するように構成されており、例えば、波形整形回路
12の構成は図示のように演算抵抗r6 ,r7 ,r8
よび増幅器11とからなるよく知られた回路になつてい
る。
【0033】この時、スレツシユレベルT1 は図示の抵
抗r1 からr5 の抵抗分割回路により、電圧源−Vを分
圧することにより得られるように構成されている。他の
スレツシユレベルも同様にしてr2からr5 の間に得ら
れるようになつている。この波形整形回路12〜15の
出力をそれぞれ、D,C,B,A相とする。B相をノツ
ト回路16により反転した反転B相と、D相とをアンド
回路17の入力とし、この出力をφA とし、またC相を
φB 相とし、A相をそのままφZ 相とするように構成さ
れている。
【0034】このように構成された本実施例において、
次に動作について述べる。
【0035】発光素子8−1,8−2,8−3によりそ
れぞれ波長λ1 ,λ2 ,λ3 の光が発光され、発光側フ
アイバ1の重畳部1−1,1−2,1−3により集光さ
れ、重畳光となり、発光側フアイバ1により伝送され
る。そして、発光側フアイバ1の分岐部1−4,1−
5,1−6により分配された後、それぞれフイルタ6−
1,6−2,6−3を通して、波長λ1 ,λ2 ,λ3
みを透過する。
【0036】回転デイスク3にはスリツト4が設けられ
ており、このスリツト4を通して波長λ1 の光は受光側
フアイバ2の重畳部2−4に、波長λ2 の光は受光側フ
アイバ2の重畳部2−5に、波長λ3 の光は受光側フア
イバ2の重畳部2−6に集光されるようになつている。
【0037】この時、フイルタ6−1を通る光はφA
に、フイルタ6−2を通る光はφB 相に、フイルタ6−
3を通る光はφZ 相に相当するようになつている。
【0038】受光側フアイバ2の重畳部2−4,2−
5,2−6により集光され受光側フアイバ2により伝送
された信号は、受光素子9とフオトアンプ10に伝達さ
れる。この時、受光素子9とフオトアンプ10の特性は
図6に示すように構成されている。つまり入力波長に応
じて出力電圧が変化するようになつている。例えば、波
長λ1 だけの時はフオトアンプ10の出力はe1 とな
り、波長λ1 とλ2 とが共存する時には出力はe1 2
なり、波長λ2 だけの時は出力はe2 となる。同様に波
長λ2 とλ3 が共存する時は出力はe2 3 となるような
特性を持つているものとする。
【0039】ここで、受光側フアイバ2により重畳され
た光は受光素子9により受光され、フオトアンプ10に
より電気的に増幅される。この時、受光素子9とフオト
アンプ10の特性は先に述べたように入力波長λに対し
て出力が変化するような特性になつており、このため、
図7(a),(b)のフオトアンプ出力に示す動作とな
る。
【0040】従つて、波形整形回路12によりスレツシ
ユレベルT1 で波形を整形すると、図7のDのような動
作となる。同様にして、スレツシユレベルT2 ,T3
4 で波形を整形するとそれぞれ図7に示すC,B,
Aのような動作となる。そこで、B相をノツト回路16
により反転し、D相と共にアンド回路17によりアンド
をとると、エンコーダ出力φA 相を得る。また、C相を
そのままφB 相とし、A相をそのままφZ 相とすること
により、エンコーダ出力を得ることができる。本実施例
の効果は受光側フアイバ2の光を分岐部2−1〜2−3
により分配しないので、十分な光量が得られる特長があ
る。
【0041】本発明の第4の実施例を図8に示す。符号
1から8までは図1に同じであり、また受光素子9とフ
オトアンプ10は図5に同じである。異なる所はフオト
アンプ10の出力をマイコン18に取り込み、例えば、
A/D変換器19内蔵のマイコンに入力し、演算部20
により演算処理を行い、I/Oポート部21を介して、
エンコーダ出力φA ,φB ,φZ に相当する信号を出力
するように構成されている点である。
【0042】この時のマイコン内の処理をフローチヤー
トとして図9に示す。先ず、A/D変換部19を介して
フオトアンプ10の出力Pを取り込み(S1)、スレツ
シユレベルT1 と比較し(S2)、T1 より大きければ
D相セツト(S3)、T1 より小さければD相クリアす
る(S4)。PがT2 より大きい時(S5でY)エンコ
ーダ出力φB をセツトし(S6)、小さい時φB をクリ
アする(S7)。PがT3 より大きい時(S8でY)φ
A をクリアし(S9)、小さい時に既にD相がセツトさ
れていれば(S10でY)φA セツト(S11)、D相
がセツトされていなければ(S10でN)φA をクリア
する(S12)。PがT4 より大きい時(S13でY)
φZ をセツト(S14)、小さい時(S13でN)φZ
をクリアする(S15)。以上の動作は図7のタイムチ
ヤートと同様である。エンコーダ出力φA ,φB ,φZ
をI/Oポート21を介して出力する。
【0043】本実施例の効果はフオトアンプ10の出力
をマイコン処理することにより回路が簡単化されること
である。
【0044】なお、本発明ではエンコーダ出力としてφ
A ,φBの2相出力を零として説明しているが、発光素
子の波長をλ1 からλn までに増加し、フイルタをn種
類に増加することにより、絶対値エンコーダとしても適
用可能であることは容易に推定できる。
【0045】
【発明の効果】請求項1および2記載の発明によれば、 (1)フイルタを固定側に置くことにより、回転部は単
に光を開閉するためのスリツトを付けるだけで良いの
で、回転部を簡素化することができ、高速回転に耐え精
度の高い回転デイスクを作成できる。
【0046】(2)複数の波長の光を重畳することによ
り、重畳部と分岐部を持つ発光側フアイバ1本、重畳部
と分岐部を持つ受光側フアイバ1本の1対のフアイバで
信号を伝送できるので、低価格となる。
【0047】(3)光フアイバを長く延長することによ
り、センサ部分に電気回路を持たなくなり、ノイズによ
る誤動作を防止できる。
【0048】(4)本発明の原理を利用することによ
り、アブソリユートタイプのエンコーダにも応用でき
る。
【0049】等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るエンコーダの構成
図である。
【図2】本発明の第1の実施例の動作を説明するタイム
チヤートである。
【図3】本発明の第2の実施例によるエンコーダの構成
図である。
【図4】本発明の第2の実施例の動作の説明図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係るエンコーダの構成
図である。
【図6】本発明の第3の実施例の動作の説明図である。
【図7】本発明の第3の実施例の動作を説明するタイム
チヤートである。
【図8】本発明の第4の実施例に係るエンコーダの構成
図である
【図9】本発明の第4の実施例の動作を示すフローチヤ
ートである。
【図10】本発明のフアイバの重畳部の構造の1例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 発光側フアイバ 1−1,1−2,1−3 発光側フアイバ1の重畳部 1−4,1−5,1−6 発光側フアイバ1の分岐部 2 受光側フアイバ 2−1,2−2,2−3 受光側フアイバ2の分岐部 2−4,2−5,2−6 受光側フアイバ2の重畳部 3 回転デイスク 4 スリツト 5 デイスク軸 6,7 フイルタ 8 発光素子 9 受光素子 10 フオトアンプ 11 増幅器 12 スレツシユレベルT1 の波形整形回路 13 スレツシユレベルT2 の波形整形回路 14 スレツシユレベルT3 の波形整形回路 15 スレツシユレベルT4 の波形整形回路 16 ノツト回路 17 アンド回路 r1 〜r8 抵抗素子 T1 〜T4 スレツシユレベル −V 電圧源 φA エンコーダ出力A相 φB エンコーダ出力B相 φZ エンコーダ出力Z相 A〜E 波形整形回路出力 18 マイクロコンピユータ 19 A/D変換部 20 演算部 21 I/Oポート部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小圷 泰正 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 バ ブコツク日立株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる波長の光を伝送するため
    に、重畳部もしくは分岐部のいずれかあるいは両方をも
    つ1本の発光用フアイバおよび受光用フアイバを設け、
    両者の間に光を開閉するスリツト付きの遮蔽板を有する
    複数波長の光学式エンコーダにおいて、 前記発光用フアイバからの光が前記遮蔽板のスリツトを
    通過前もしくは通過後に、所定の位置に設定されたフイ
    ルタを介して、唯一の波長λ1 の光のみを取り出し、同
    様にして分離された別の波長λ2 ,λ3 の光と再び重畳
    し、前記受光用フアイバで伝送した後に、重畳された複
    数の波長の光を再びフイルタを介して唯一の波長に分離
    することにより、φA ,φB ,φZ 相などのエンコーダ
    としての各位相の組み合わせ状態を発生するようにした
    ことを特徴とする複数波長の光学式エンコーダ。
  2. 【請求項2】 複数の異なる波長の光を伝送するため
    に、重畳部もしくは分岐部のいずれかあるいは両方をも
    つ1本の発光用フアイバおよび受光用フアイバを設け、
    両者の間に光を反射するスリツト付きの反射板を有する
    複数波長の光学式エンコーダにおいて、 前記発光用フアイバからの光が前記反射板により反射前
    もしくは反射後に、所定の位置に設定されたフイルタを
    介して、唯一の波長λ1 の光のみを取り出し、同様にし
    て分離された別の波長λ2 ,λ3 の光と再び重畳し、前
    記受光用フアイバで伝送した後に、重畳された複数の波
    長の光を再びフイルタを介して唯一の波長に分離するこ
    とにより、φA ,φB ,φZ 相などのエンコーダとして
    の各位相の組み合わせ状態を発生するようにしたことを
    特徴とする複数波長の光学式エンコーダ。
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