JPH0339736Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0339736Y2 JPH0339736Y2 JP2364985U JP2364985U JPH0339736Y2 JP H0339736 Y2 JPH0339736 Y2 JP H0339736Y2 JP 2364985 U JP2364985 U JP 2364985U JP 2364985 U JP2364985 U JP 2364985U JP H0339736 Y2 JPH0339736 Y2 JP H0339736Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light receiving
- rotary plate
- optical system
- receiving element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 9
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 7
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
- Optical Transform (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、回転板の回転から回転数等の回転状
態を検出する回転検出装置に関する。
態を検出する回転検出装置に関する。
第3図に基いて従来の回転検出装置の構造を説
明する。回転板2の周縁部には一定間隔毎にスリ
ツト1,1,…が周設されている。回転板2は、
シヤフト7に固定されており、該回転板2はシヤ
フト7により回転する。4は発光素子(LED)
で、該発光素子4から出た光は光路を形成する光
フアイバ8により導かれて、回転板2のスリツト
1,1,…の部分に照射される。照射された光
は、回転する回転板2のスリツト1,1…,によ
りパルス信号となり、もう一つの光路を形成する
光フアイバ3に導かれてフオトダイオード等より
なる受光素子5に至る。該受光素子5で前記パル
ス信号は光電変換され、検出部6において、回転
板2の回転数等が検出される。
明する。回転板2の周縁部には一定間隔毎にスリ
ツト1,1,…が周設されている。回転板2は、
シヤフト7に固定されており、該回転板2はシヤ
フト7により回転する。4は発光素子(LED)
で、該発光素子4から出た光は光路を形成する光
フアイバ8により導かれて、回転板2のスリツト
1,1,…の部分に照射される。照射された光
は、回転する回転板2のスリツト1,1…,によ
りパルス信号となり、もう一つの光路を形成する
光フアイバ3に導かれてフオトダイオード等より
なる受光素子5に至る。該受光素子5で前記パル
ス信号は光電変換され、検出部6において、回転
板2の回転数等が検出される。
ところが、従来の装置ではスリツト1,1,…
によりパルス化された信号のパルス数をカウント
するだけであつたため、回転板2の回転数や回転
角等は検出することができるが、回転方向の検出
は不可能であつた。
によりパルス化された信号のパルス数をカウント
するだけであつたため、回転板2の回転数や回転
角等は検出することができるが、回転方向の検出
は不可能であつた。
本考案の目的は、回転数等は勿論のこと、同時
に回転方向をも検出することのできる回転検出装
置を提供せんとするものである。
に回転方向をも検出することのできる回転検出装
置を提供せんとするものである。
本考案は、回転板の周縁部に複数の色の順列を
単位とする配色パターンを周設し、該配色パター
ンに複数の波長の光を含む単一光を照射し、その
反射光等を二分割し、互いに異なる波長の光をカ
ツトするフイルタを通して受光素子により個々に
受光し、この両受光素子からの出力信号を検出部
で処理することにより、パルス数のカウントから
回転板の回転数等を検出し、両受光素子が受ける
パルス信号の位相のずれかたから回転方向を検出
するようにしたものである。
単位とする配色パターンを周設し、該配色パター
ンに複数の波長の光を含む単一光を照射し、その
反射光等を二分割し、互いに異なる波長の光をカ
ツトするフイルタを通して受光素子により個々に
受光し、この両受光素子からの出力信号を検出部
で処理することにより、パルス数のカウントから
回転板の回転数等を検出し、両受光素子が受ける
パルス信号の位相のずれかたから回転方向を検出
するようにしたものである。
以下、本考案を図面の実施例に基いて詳細に説
明する。第1図は本考案に係る回転検出装置の構
成図を示す。回転板2の周縁部には複数の色の順
列を単位とする配色パターン9,9,…が周設さ
れている。本実施例では複数の色として赤色、白
色、緑色及び黒色の4色を用い、その順列は赤白
緑黒の順番とした。黒色の部分は非反射部分ある
いは非透過部分となり、パルス信号のLowレベ
ルを決定する。該配色パターン9,9,…には第
一光学系10から光が照射される。該第一光学系
10は、複数の波長の光を含む単一光を発光させ
る光源11と、該光源11から出た光を前記配色
パターン9,9,…に導いて照射する光フアイバ
12とから形成されている。複数の波長の光は、
配色パターン9,9,…の色に対応して本実施例
では、赤色、白色及び緑色の波長の光である。
尚、自然光を利用してもよい。
明する。第1図は本考案に係る回転検出装置の構
成図を示す。回転板2の周縁部には複数の色の順
列を単位とする配色パターン9,9,…が周設さ
れている。本実施例では複数の色として赤色、白
色、緑色及び黒色の4色を用い、その順列は赤白
緑黒の順番とした。黒色の部分は非反射部分ある
いは非透過部分となり、パルス信号のLowレベ
ルを決定する。該配色パターン9,9,…には第
一光学系10から光が照射される。該第一光学系
10は、複数の波長の光を含む単一光を発光させ
る光源11と、該光源11から出た光を前記配色
パターン9,9,…に導いて照射する光フアイバ
12とから形成されている。複数の波長の光は、
配色パターン9,9,…の色に対応して本実施例
では、赤色、白色及び緑色の波長の光である。
尚、自然光を利用してもよい。
配色パターン9,9,…からの反射光又は透過
光は第二光学系13により二個の受光素子14,
15に分割されて導かれる。本実施例では配色パ
ターン9,9,…の部分を不透明に形成したた
め、第二光学系13は該配色パターン9,9,…
からの反射光を受けるよう構成されている。従つ
て、第二光学系13は、配色パターン9,9,…
からの反射光を受けて導く光フアイバ12と、該
光フアイバ12の基端面16より出る光を反射し
て進行方向を変えると共に前記光源11から出た
光を透過させるハーフミラー17と、該ハーフミ
ラー17で進行方向を変えられた光を二方向に分
割するハーフミラー18とから構成されている。
配色パターン9,9,…からの反射光を受ける構
成にしたため、光フアイバ12を第一光学系10
及び第二光学系13で共用することができ、従つ
て回転板2の配色パターン9,9,…の部分を透
明にして透過光を受ける構成に比して部品点数の
削減及び小型化を図ることができる。
光は第二光学系13により二個の受光素子14,
15に分割されて導かれる。本実施例では配色パ
ターン9,9,…の部分を不透明に形成したた
め、第二光学系13は該配色パターン9,9,…
からの反射光を受けるよう構成されている。従つ
て、第二光学系13は、配色パターン9,9,…
からの反射光を受けて導く光フアイバ12と、該
光フアイバ12の基端面16より出る光を反射し
て進行方向を変えると共に前記光源11から出た
光を透過させるハーフミラー17と、該ハーフミ
ラー17で進行方向を変えられた光を二方向に分
割するハーフミラー18とから構成されている。
配色パターン9,9,…からの反射光を受ける構
成にしたため、光フアイバ12を第一光学系10
及び第二光学系13で共用することができ、従つ
て回転板2の配色パターン9,9,…の部分を透
明にして透過光を受ける構成に比して部品点数の
削減及び小型化を図ることができる。
二個の受光素子14,15の前部位置にはそれ
ぞれ緑カツトフイルタ19と赤カツトフイルタ2
0が設けられている。すなわち、一方の受光素子
14には緑色の波長の光がカツトされた光が入光
し、他方の受光素子15には赤色の波長の光がカ
ツトされた光が入光するように形成されている。
この両受光素子14,15が受けるパルス信号を
第2図に示してある。両受光素子14,15で光
電変換された出力信号は検出部21に入力される
よう形成されている。本実施例では、配色パター
ン9,9,…の色を赤色、白色、緑色及び黒色で
形成したため、緑カツトフイルタ19と赤カツト
フイルタ20を用いたものであり、他の色で配色
パターンを形成した場合、その色に対応するフイ
ルターを用いることになる。
ぞれ緑カツトフイルタ19と赤カツトフイルタ2
0が設けられている。すなわち、一方の受光素子
14には緑色の波長の光がカツトされた光が入光
し、他方の受光素子15には赤色の波長の光がカ
ツトされた光が入光するように形成されている。
この両受光素子14,15が受けるパルス信号を
第2図に示してある。両受光素子14,15で光
電変換された出力信号は検出部21に入力される
よう形成されている。本実施例では、配色パター
ン9,9,…の色を赤色、白色、緑色及び黒色で
形成したため、緑カツトフイルタ19と赤カツト
フイルタ20を用いたものであり、他の色で配色
パターンを形成した場合、その色に対応するフイ
ルターを用いることになる。
次に上記実施例の作用を説明する。第一光学系
10から複数の波長の光を含む単一光が、回転す
る回転板2の配色パターン9,9,…の部分に照
射される。該配色パターン9,9,…から赤色、
白色及び緑色の波長の光が反射される。この反射
光は第二光学系13により二分割され、一方の光
は緑カツトフイルタ19を通つて赤色及び白色の
波長成分だけとなつて受光素子14に到達し、他
方の光は赤カツトフイルタ20を通つて白色及び
緑色の波長成分だけとなつて受光素子15に到達
する。すなわち、両受光素子14,15には第2
図に示したパルス信号が入る。受光部21により
パルス数をカウントすれば回転板2の回転数等を
検出することができる。更に、両パルス信号の位
相のずれかたから回転板2の回転方向を検出する
ことができる。この回転方向の検出を第2図に基
いて具体的に説明すると、回転板2が左方向(第
1図の矢印22)に回転しているとき、すなわち
信号が黒→赤→白→緑→黒→…となる場合、受光
素子15からの信号がLowレベルからHighレベ
ルへと立上がる地点に於いて他方の受光素子14
からの信号は常にHighレベルを示している(第
2図)ため、この関係から回転板2が左方向に回
転していることを検出することができる。逆に、
回転板2が右方向に回転しているときは、信号が
黒→緑→白→赤→黒→…となるため、受光素子1
5からの信号がLowレベルからHighレベルへと
立上がる地点に於いて他方の受光素子14からの
信号は常にLowレベルを示す(図示せず)こと
から右回転であることを検出することができる。
10から複数の波長の光を含む単一光が、回転す
る回転板2の配色パターン9,9,…の部分に照
射される。該配色パターン9,9,…から赤色、
白色及び緑色の波長の光が反射される。この反射
光は第二光学系13により二分割され、一方の光
は緑カツトフイルタ19を通つて赤色及び白色の
波長成分だけとなつて受光素子14に到達し、他
方の光は赤カツトフイルタ20を通つて白色及び
緑色の波長成分だけとなつて受光素子15に到達
する。すなわち、両受光素子14,15には第2
図に示したパルス信号が入る。受光部21により
パルス数をカウントすれば回転板2の回転数等を
検出することができる。更に、両パルス信号の位
相のずれかたから回転板2の回転方向を検出する
ことができる。この回転方向の検出を第2図に基
いて具体的に説明すると、回転板2が左方向(第
1図の矢印22)に回転しているとき、すなわち
信号が黒→赤→白→緑→黒→…となる場合、受光
素子15からの信号がLowレベルからHighレベ
ルへと立上がる地点に於いて他方の受光素子14
からの信号は常にHighレベルを示している(第
2図)ため、この関係から回転板2が左方向に回
転していることを検出することができる。逆に、
回転板2が右方向に回転しているときは、信号が
黒→緑→白→赤→黒→…となるため、受光素子1
5からの信号がLowレベルからHighレベルへと
立上がる地点に於いて他方の受光素子14からの
信号は常にLowレベルを示す(図示せず)こと
から右回転であることを検出することができる。
本考案によれば、回転板の周縁部に複数の色の
順列を単位とする配色パターンを周設し、該配色
パターンに複数の波長の光を含む単一光を照射
し、その反射光を二分割し、互いに異なる波長の
光をカツトするフイルタを通して二個の受光素子
により個々に受光し、この両受光素子からの出力
信号を検出部で受けて処理するようにしたので、
パルス数のカウントにより従来と同様に回転板の
回転数等を検出することができ、更に、位相のず
れかたにより回転板の回転方向をも同時に検出す
ることができる。
順列を単位とする配色パターンを周設し、該配色
パターンに複数の波長の光を含む単一光を照射
し、その反射光を二分割し、互いに異なる波長の
光をカツトするフイルタを通して二個の受光素子
により個々に受光し、この両受光素子からの出力
信号を検出部で受けて処理するようにしたので、
パルス数のカウントにより従来と同様に回転板の
回転数等を検出することができ、更に、位相のず
れかたにより回転板の回転方向をも同時に検出す
ることができる。
第1図は本考案に係る回転検出装置の構成図、
第2図は同装置における受光素子が受けるパルス
信号を示す図であり、第3図は従来の装置の構成
図を示す。 2…回転板、9…配色パターン、10…第一光
学系、13…第二光学系、14,15…受光素
子、19…緑カツトフイルタ、20…赤カツトフ
イルタ、21…検出部。
第2図は同装置における受光素子が受けるパルス
信号を示す図であり、第3図は従来の装置の構成
図を示す。 2…回転板、9…配色パターン、10…第一光
学系、13…第二光学系、14,15…受光素
子、19…緑カツトフイルタ、20…赤カツトフ
イルタ、21…検出部。
Claims (1)
- 周縁部に複数の色の順列を単位とする配色パタ
ーンを周設した回転板と、該配色パターンに複数
の波長の光を含む単一光を照射する第一光学系
と、配色パターンからの反射光又は透過光を二個
の受光素子に分割して導く第二光学系と、この二
個の受光素子の前部位置にそれぞれ異なる波長の
光をカツトするように設けたフイルタと、前記受
光素子からの出力信号を受ける検出部とからなる
回転検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2364985U JPH0339736Y2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2364985U JPH0339736Y2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61140967U JPS61140967U (ja) | 1986-09-01 |
JPH0339736Y2 true JPH0339736Y2 (ja) | 1991-08-21 |
Family
ID=30517072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2364985U Expired JPH0339736Y2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0339736Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4876233B2 (ja) * | 2004-03-22 | 2012-02-15 | 多摩川精機株式会社 | 位置検出器および被検出体 |
JP5163526B2 (ja) * | 2008-02-15 | 2013-03-13 | セイコーエプソン株式会社 | スケールの製造方法、およびスケール |
-
1985
- 1985-02-21 JP JP2364985U patent/JPH0339736Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61140967U (ja) | 1986-09-01 |
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