JPH0552469U - バルブ・ゲート類の開度計 - Google Patents
バルブ・ゲート類の開度計Info
- Publication number
- JPH0552469U JPH0552469U JP10687891U JP10687891U JPH0552469U JP H0552469 U JPH0552469 U JP H0552469U JP 10687891 U JP10687891 U JP 10687891U JP 10687891 U JP10687891 U JP 10687891U JP H0552469 U JPH0552469 U JP H0552469U
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- JP
- Japan
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- opening
- gate
- spindle
- scale
- pulley
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- Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 開度指示目盛10Bの長さをスピンドル1お
よび門扉2の移動ストロ−ク量の1/2に削減して、開
度の確認を容易にする。 【構成】 定滑車11Aと動滑車11Bに巻き掛けられ
たワイヤロ−プ11Cの一端をスピンドル1に接続し、
スピンドル1の他端を天井などの固定用部材14に取付
けるとともに、動滑車11Bの移動量をスピンドル1に
連結した門扉2の開度に変換して読取らせる開度指示目
盛10Bを設けたスケ−ル12を配置してある。
よび門扉2の移動ストロ−ク量の1/2に削減して、開
度の確認を容易にする。 【構成】 定滑車11Aと動滑車11Bに巻き掛けられ
たワイヤロ−プ11Cの一端をスピンドル1に接続し、
スピンドル1の他端を天井などの固定用部材14に取付
けるとともに、動滑車11Bの移動量をスピンドル1に
連結した門扉2の開度に変換して読取らせる開度指示目
盛10Bを設けたスケ−ル12を配置してある。
Description
【0001】
本考案は、ゲ−トや大口径仕切弁のような比較的大きいストロ−ク量で弁体お よび弁棒が往復移動するバルブ・ゲ−ト類の開度計に関する。
【0002】
たとえば、汚水処理場の貯水池と貯水池とを結ぶ水路に介装されたり、貯水池 と放水路との境界に配置されるゲ−トは、図3に示すように、スピンドル(弁棒 )1の下端に取付けられた門扉(弁体)2がガイド3を案内に昇降できるように 構成され、弁棒1は、ベ−ス4およびベ−ス4上に立設されたスタンド5を貫通 して、スタンド5の上部に配置されている開閉台6に挿入され、ここで雄ねじ1 aを雌ねじこま7に螺合させている。したがって、たとえば操作ハンドル8の正 逆回転によって門扉2とともに昇降する。また、開閉台6の上部にキヤップ状の スピンドルカバ−9が取付けられ、このスピンドルカバ−9によってスピンドル 1を保護し、雄ねじ1aに異物が付着したり、あるいは開閉作業者がスピンドル 1に触れるような不都合の発生を防止するようになっている。
【0003】 この種のゲ−ト類では、門扉2の開度を確認する開度計10を設けている。従 来の開度計10は、スピンドルカバ−9に開設した軸方向(上下方向)にのびる 窓10Aと、この窓10Aの枠部に設けられている開度指示目盛10Bおよびス ピンドル1に形成されている指針10Cによって構成されている。したがって、 操作ハンドル8を門扉2の開き方向に回転させることにより、スピンドル1およ び門扉2が上昇し、門扉2の開度に応じて指針10Cが指示している開度指示目 盛10Bを読取ることにより、門扉2の開度を確認することができる。勿論、操 作ハンドル8を門扉2の閉じ方向に回転させることにより、スピンドル1および 門扉2が下降し、門扉2の開度に応じて指針10Cが指示している開度指示目盛 10Bを読取ることにより、門扉2の開度を確認することもできる。
【0004】 しかし、従来の開度計10では、開度指示目盛10Bの長さHを門扉2および スピンドル1が門扉2の全閉位置から全開位置まで移動するストロ−ク量Sと同 じ長さに設定する必要がある。そのために、開閉ストロ−ク量Sの大きい大口径 ゲ−ト類では、開度指示目盛10Bの長さHが著しく長く(高く)なり、目視に よる開度の確認を困難にしている。
【0005】
解決しようとする問題点は、門扉の全閉位置から全開位置まで移動するストロ −ク量と同じ長さに開度指示目盛の長さを設定しなければならないので、開閉ス トロ−ク量の大きい大口径ゲ−ト類では、開度指示目盛の長さが著しく長くなっ て開度の確認を困難にしている点である。
【0006】
本考案は、複滑車機構の定滑車と動滑車に巻き掛けられた索条の一端が往復移 動可能な弁棒に接続され、該索条の他端が固定用部材に取付けられているととも に、前記動滑車の移動量を前記弁棒に連結した弁体の開度に変換して読取らせる 開度指示目盛を設けたスケ−ルが配置されていることを特徴とし、複滑車機構の 特性によって、開度指示目盛の長さを弁棒および弁体の移動ストロ−ク量の1/ 2に削減して、開度の確認を容易にする目的を達成した。
【0007】
本考案によれば、動滑車の移動量が弁体開閉時における弁棒および弁体の移動 ストロ−ク量の1/2に削減されるので、スケ−ルに設けた開度指示目盛の長さ を弁棒および弁体の移動すストロ−ク量の1/2に削減することができる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本考案の一実施例 を示す正面図、図2は、要部の拡大正面図であり、従来例と同一もしくは相当部 分には同一符号を付して説明する。これらの図において、スピンドル(弁棒)1 の下端に取付けられた門扉(弁体)2がガイド3を案内に昇降できるように構成 され、スピンドル1は、ベ−ス4およびベ−ス4上に立設されたスタンド5を貫 通して、スタンド5の上部に配置されている開閉台6に挿入され、ここで雄ねじ 1aを雌ねじこま7に螺合させている。したがって、たとえば操作ハンドル8の 正逆回転によって門扉2とともに昇降する。また、開閉台6の上部にキヤップ状 のスピンドルカバ−9が取付けられ、このスピンドルカバ−9によってスピンド ル1を保護し、雄ねじ1aに異物が付着したり、あるいは開閉作業者がスピンド ル1に触れるような不都合の発生を防止するようになっている。開度計10は、 複滑車機構11、スケ−ル12および指針13を備えている。複滑車機構11は 、定滑車11Aと、動滑車11Bおよびこれらの滑車11A,11Bに巻き掛け られたワイヤロ−プ(索条)11Cによって構成されており、ワイヤロ−プ11 Cの一端がスピンドル1の上端部に接続され、スピンドルカバ−9の上端を貫通 して両滑車11A,11Bに巻き掛けられて、その他端をたとえば天井などの固 定用部材14に取付けている。なお、定滑車11Aは、ブラケット15を介して 固定用部材14に吊設されている。また、スケ−ル12は、動滑車11Bの移動 軌跡に近接してベ−ス4上に立設されており、その表面には、動滑車11Bの移 動量をスピンドル1に連結した門扉2の開度に変換して読取らせる開度指示目盛 10Bが設けられている。前記指針13は、たとえば、動滑車11Bの中心部の 正面側に動滑車11Bに対して相対回転可能に取付けられた部材16、つまり、 動滑車11Bが回転しても回転しないように取付けられた部材16の表面に水平 に設けられている。
【0009】 このような構成であれば、操作ハンドル8を門扉2の開き方向に回転させるこ とにより、スピンドル1および門扉2が上昇し、門扉2の開度に応じて動滑車1 1Bが回転しながら下降する。したがって、動滑車11Bに対して相対回転可能 に取付けられている部材16に設けられた指針13が指示している開度指示目盛 10Bを読取ることにより、門扉2の開度を確認することができる。一方、操作 ハンドル8を門扉2の閉じ方向に回転させることにより、スピンドル1および門 扉2が下降し、門扉2の開度に応じて動滑車11Bが回転しながら上昇するので 、指針13が指示している開度指示目盛10Bを読取ることにより、門扉2の開 度、つまり閉じ状態を確認することができる。本考案の開度計10によれば、動 滑車11Bの移動量Lが門扉2の開閉時におけるスピンドル1および門扉2の移 動ストロ−ク量Sの1/2に削減されるので、スケ−ル12に設けた開度指示目 盛10Bの長さHを前記移動ストロ−ク量Sの1/2に削減することができる。 すなわち、門扉2の開閉ストロ−ク量Sが同じのゲ−トであれば、開度指示目盛 10Bの長さHを従来の開度指示目盛10Bの長さHの1/2に削減できる。そ のために、目視による開度の確認がきわめて容易になる。
【0010】 なお、前記実施例では、スピンドル1および門扉2を有するゲ−トの開度計1 0について説明しているが、本考案は、たとえば、大口径仕切弁のような、比較 的大きいストロ−ク量で弁体および弁棒が往復移動する他のバルブ類の開度計1 0としても適用可能である。
【0011】
以上説明したように、本考案は、弁体および弁棒の開閉ストロ−ク量が同じの 弁構造であれば、開度指示目盛の長さを従来の開度指示目盛の長さの1/2に削 減できるので、目視による開度の確認がきわめて容易になる。
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】要部の拡大正面図である。
【図3】従来例の正面図である。
1 スピンドル(弁棒) 2 門扉(弁体) 10 開度計 10B 開度指示目盛 11 複滑車機構 11A 定滑車 11B 動滑車 11C ワイヤロ−プ(索条) 12 スケ−ル 14 天井(固定用部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 複滑車機構の定滑車と動滑車に巻き掛け
られた索条の一端が往復移動可能な弁棒に接続され、該
索条の他端が固定用部材に取付けられているとともに、
前記動滑車の移動量を前記弁棒に連結した弁体の開度に
変換して読取らせる開度指示目盛を設けたスケ−ルが配
置されていることを特徴とするバルブ・ゲ−ト類の開度
計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10687891U JP2561414Y2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | バルブ・ゲート類の開度計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10687891U JP2561414Y2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | バルブ・ゲート類の開度計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552469U true JPH0552469U (ja) | 1993-07-13 |
JP2561414Y2 JP2561414Y2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=14444781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10687891U Expired - Lifetime JP2561414Y2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | バルブ・ゲート類の開度計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561414Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114439998A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-05-06 | 陕西正通煤业有限责任公司 | 一种煤矿井下管路阀门开闭程度监测装置及监测方法 |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP10687891U patent/JP2561414Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114439998A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-05-06 | 陕西正通煤业有限责任公司 | 一种煤矿井下管路阀门开闭程度监测装置及监测方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2561414Y2 (ja) | 1998-01-28 |
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