JPH075380Y2 - 油量計 - Google Patents

油量計

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JPH075380Y2
JPH075380Y2 JP1990403337U JP40333790U JPH075380Y2 JP H075380 Y2 JPH075380 Y2 JP H075380Y2 JP 1990403337 U JP1990403337 U JP 1990403337U JP 40333790 U JP40333790 U JP 40333790U JP H075380 Y2 JPH075380 Y2 JP H075380Y2
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JP
Japan
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pointer
oil
lever
cylindrical body
mounting shaft
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JP1990403337U
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JPH0487430U (ja
Inventor
喜敬 増田
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Masuda Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Masuda Seisakusho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、オイルタンク内の油面
をオイルタンクの上面から視認することができる油量計
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種油量計には、オイルタンク
の側面に付設する形式のものと、フロートの浮力を指針
に連動させたフロート形式のものとがある。
【0003】まず、オイルタンクの側面に付設する形式
のものとしては、第5図に示すように、オイルタンク1
の側面に縦長の窓穴2を開口し、この窓穴2を目盛付透
明板3で閉塞した構造のものである。また、他の構造の
ものとしては、同図に示すように、オイルタンク1の側
面に水柱管4を直立し、その上端は内部の油の最高水位
以上の位置に、その下端は最低水位以下の位置にそれぞ
れ連通管5a,5bで連結した構造のものである。
【0004】一方、フロート形式のものとしては、支柱
の下部にはフロートを有するスインアームの基端を枢着
し、支柱の上部にはL形金具の中央部を枢着して該金具
の一端を指針とし、その他端とスイングアームの基端近
傍とをロッドで連結したもの(実開昭56−7027号
公報)、目盛付透明板を有する筒体の下端から突出した
腕片に、先端を目盛指示部とし後端に浮子を有するL形
部材の中間を軸支したもの(実開昭54−36455号
公報)、フロートの昇降動を傘歯車を介して回転軸に伝
達し、この回転軸の回転位置により水位を表示するもの
(実開昭59−187398号公報)、更には回転運動
が拘束されたフロートの中心部にねじ孔を穿設し、該ね
じ孔に回転自在としたねじ棒を回転自在に支承するとゝ
もに、このねじ棒の上端部に係着された歯車を介して指
針を装着した構成のもの(実開昭51−6956号公
報)等各種のものが考案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】しかし、図5に示す
ように、オイルタンク1の側面に油量計を付設した従来
の構造のもでは、油量の視認はオイルタンク1の側面か
ら行うことになるので、低い場所に設置されている場合
は油量計を正視する位置まで腰を屈めなければならず、
作業者に無理な姿勢を強いることになる。又オイルタン
クの周囲にはかなりの空間を必要とし、種々の機器等が
配設されている内燃機関の場合にはそのレイアウトが制
限されるとゝもに、視認し難いといった欠点がある。
【0006】更に、前記各公開公報に開示されたフロー
ト形式の油量計では、何れも構造が複雑化するという問
題点があるとゝもに、特に前記実開昭51−6956号
公報のものは、フロートとねじ係合したねじ棒との滑り
摩擦係数の増大を来たすとゝもに、はねじ棒の回転運動
をそ上端部に係着された歯車を介して指針に伝達する構
成のものであるから抵抗が大きく、油面の増減に対応し
た円滑な動きを期待しにくいといった問題点がある。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本考案は、上記のよう
な従来の諸問題点を解決するために成されたもので、構
造が簡単であり、しかもオイルの増減に伴って円滑に作
動するとゝもに、レイアウトの自由度が制限されないも
のを提供することを目的としたものであり、その要旨
は、上端が透明板で閉塞され下端が開口した筒体の内部
に指針レバーを配設し、該指針レバーの下端を前記筒体
の下端近傍であってその中心軸線から変位した位置に水
平取付軸により枢着して傾立自在となるよう形成すると
ゝもに、該指針レバーの上端を指針として前記透明板の
直下に配設し、更に前記水平取付軸の設置位置と対向す
る側と前記指針レバーとの間にタンク内のオイルの増減
に伴って上下動自在とした球状フロートを配設し、該球
状フロートの上動により前記指針レバーを前記水平取付
軸を支点として起立する方向に回動するよう構成したこ
とを特徴とする油量計にある。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図1乃至図4に示す実施例に
より詳細に説明する。なお、図1は本考案に係る油量計
の一部を切除した正面図で、図2は同油量計の一部を切
除した側面図、図3は同油量計の平面図、図4は同油量
計の他の実施例の横断面図を示す。
【0009】図において、10は横断面長方形の角状の
筒体で、その高さはこれを設置するオイルタンクTの高
さより少し短長のものであり、その上端は透明板11で
閉塞されているとゝもに、下端は開口している。12は
前記筒体10内に収納されている指針レバーで、リボン
状に細長い形状をしており、その下端は前記筒体10の
短軸方向の内法より少し幅狭く形成され、上端は水平に
折曲されて指針13を形成している。
【0010】そして、前記指針レバー12の下端は、前
記筒体10の短軸方向の一方の側壁10bに寄った下端
近傍において、長幅方向の両側壁10a,10a間に水
平に横架された水平取付軸14により回動自在となるよ
うに支持されている。すなわち、指針レバー12の下端
は、図2に示すように、筒体10の中心軸線lから変位
した位置に水平取付軸14で枢着されており、該指針レ
バー12の上端に形成された前記指針13は前記透明板
11の直下に位置させてある。
【0011】15は前記筒体10内に収納された球状フ
ロートで、前記筒体10の短幅方向の内法より少し小さ
な直径のものであり、前記指針レバー12とその水平取
付軸14の設置位置に対向する筒体10の短幅方向の他
方の側壁10bとの間に、タンクT内のオイルの増減に
伴って上下動自在となるよう収納されている。
【0012】したがって、前記指針レバー12は、球状
フロート15がこの指針レバー12の下端側に位置して
いる時に両者は非当接状態となって傾斜状態にあり、球
状フロート15が上方向に移動するに従って指針レバー
12の側面が球状フロート15により押圧され次第に直
立状態となるので、指針13は球状フロート15の上下
動により左右動することになる。なお、前記筒体10の
下端は前記球状フロート15が抜け出さないようにネッ
ト16が張設されている。
【0013】17は裏面にパッキング18が付設された
長方形状の取付けプレートで、長方形状の窓穴19が形
成されており、その長幅方向には目盛り20が表記され
てある。なお、この目盛り20は前記透明板11に直接
表記するようにしてもよい。そして、前記筒体10はL
型金具21により透明板11が前記窓穴19に接するよ
うにして固定されている。
【0014】22は注油口兼エアブリーザで、前記筒体
10に近接して前記取付けプレート17に設置されてお
り、23はエレメント24およびキャップ締付け板25
を有するキャップ、26は多孔円筒体のストレーナであ
る。
【0015】そこで、前記筒体10および注油口兼エア
ブリーザ22を夫々取付けた取付けプレート17はオイ
ルタンクTの天板に固定され、該オイルタンクT内のオ
イルは下端のネット16の部分から筒体10の内部にも
侵入して、その油面Fに球状フロート15を浮上させて
いる。
【0016】従って、図2に示すように、油面Fの低下
により球状フロート15が下降している場合には、指針
レバー12は水平固定軸14を支点にして右方向への傾
斜角度が大きくなり、指針13は図中右方向に移動して
目盛20によりオイルの減少を知らせる。また、油面F
が高い位置にあるときには、球状フロート15の上昇に
より指針レバー12が図中左方向に押されるので、該指
針レバー12は水平固定軸14を支点にして次第に直立
状態となり、指針13は左方向に移動してオイルが充分
に有ることを知らせる。
【0017】そして、指針13の前記移動は、オイルタ
ンクTの上面から透明板11を透して視認することが出
来、目盛20により油面Fの変化を検知する。なお、こ
の油量計は小型であり、且つオイルタンクT内に配設さ
れていて上面から突出することがないので、注油口兼エ
アブリーザ22とセットで設置することができる。
【0018】図4に示すものは、油量計の他の実施例で
あり、筒体10の横断面形状が変形楕円形である点が前
記実施例のものと異なるだけで、その他の点については
同様である。
【0019】
【考案の効果】本考案に係る油量計は、上記のように、
上端が透明板で閉塞され下端が開口した筒体の内部に指
針レバーを配設し、該指針レバーの下端を前記筒体の下
端近傍であってその中心軸線から変位した位置に水平取
付軸により枢着して傾立自在となるよう形成するとゝも
に、該指針レバーの上端を指針として前記透明板の直下
に配設し、更に前記水平取付軸の設置位置と対応する側
と前記指針レバーとの間にタンク内のオイルの増減に伴
って上下動自在とした球状フロートを配設し、該球状フ
ロートの上動により前記指針レバーを前記水平取付軸を
支点として起立する方向に回動するよう構成したもので
あるから、オイルタンクの上面から指針の移動を視認し
油量の変化を検知することができる。したがって、作業
者の疲労を軽減することが出来るとゝもに、構造が簡略
であるため製造コストを低減することができ、且つオイ
ルの増減に伴って指針レバーが円滑に作動するといった
諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る油量計の一部を切除した正面図で
ある。
【図2】同油量計の一部を切除した側面図である。
【図3】同油量計の平面図である。
【図4】同油量計の他の実施例の横断面図である。
【図5】従来の油量計を備えたオイルタンクの斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 筒体 10a 側壁 10b 側壁 11 透明板 12 指針レバー 13 指針 14 水平取付軸 15 球状フロート 17 取付プレート 19 窓穴 20 目盛 l 中心軸線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端が透明板で閉塞され下端が開口した筒
    体の内部に指針レバーを配設し、該指針レバーの下端を
    前記筒体の下端近傍であってその中心軸線から変位した
    位置に水平取付軸により枢着して傾立自在となるように
    形成するとゝもに、該指針レバーの上端を指針として前
    記透明板の直下に配設し、更に前記水平取付軸の設置位
    置と対向する側と前記指針レバーとの間にタンク内のオ
    イルの増減に伴って上下動自在とした球状フロートを配
    設し、該球状フロートの上動により前記指針レバーを前
    記水平取付軸を支点として起立する方向に回動するよう
    構成したことを特徴とする油量計。
JP1990403337U 1990-12-14 1990-12-14 油量計 Expired - Lifetime JPH075380Y2 (ja)

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JP1990403337U JPH075380Y2 (ja) 1990-12-14 1990-12-14 油量計

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JP1990403337U JPH075380Y2 (ja) 1990-12-14 1990-12-14 油量計

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JPH0487430U JPH0487430U (ja) 1992-07-29
JPH075380Y2 true JPH075380Y2 (ja) 1995-02-08

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ID=31881126

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JP1990403337U Expired - Lifetime JPH075380Y2 (ja) 1990-12-14 1990-12-14 油量計

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017020919A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 株式会社日本ロック 液面検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5137705B2 (ja) * 1972-11-29 1976-10-18

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JP2017020919A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 株式会社日本ロック 液面検出装置

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JPH0487430U (ja) 1992-07-29

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