JPH0672162A - 燃料タンクの残量検出装置 - Google Patents
燃料タンクの残量検出装置Info
- Publication number
- JPH0672162A JPH0672162A JP23190992A JP23190992A JPH0672162A JP H0672162 A JPH0672162 A JP H0672162A JP 23190992 A JP23190992 A JP 23190992A JP 23190992 A JP23190992 A JP 23190992A JP H0672162 A JPH0672162 A JP H0672162A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel tank
- float
- residual quantity
- detecting device
- liquid
- Prior art date
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- Pending
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- Level Indicators Using A Float (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】燃料タンク内の残量を広い範囲で正確に検出す
ることができる残量検出装置を提供することにある。 【構成】この残量検出装置は、燃料タンク1内に装入さ
れるフロート6を燃料タンク1の底面1a近傍から上面
1b近傍に至る高さを有する形状に形成し、このフロー
ト6の高さ方向中間部一側を燃料タンク1に揺動可能に
軸着し、このフロート6の浮力を検出して液量を表示す
るようにしたものである。
ることができる残量検出装置を提供することにある。 【構成】この残量検出装置は、燃料タンク1内に装入さ
れるフロート6を燃料タンク1の底面1a近傍から上面
1b近傍に至る高さを有する形状に形成し、このフロー
ト6の高さ方向中間部一側を燃料タンク1に揺動可能に
軸着し、このフロート6の浮力を検出して液量を表示す
るようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は燃料タンクの残量検出
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車を始め、自動2輪車、船外機等で
は、そのエンジンに供給する燃料を貯溜する燃料タンク
を備え、この燃料タンクから燃料をエンジンに供給する
ようにしている。
は、そのエンジンに供給する燃料を貯溜する燃料タンク
を備え、この燃料タンクから燃料をエンジンに供給する
ようにしている。
【0003】そのため燃料タンク内の燃料残量は常に正
しく把握されないと、走行中に燃料切れを起こし、エン
ジンストップという事態を招くことになる。
しく把握されないと、走行中に燃料切れを起こし、エン
ジンストップという事態を招くことになる。
【0004】そこで従来から燃料タンク内の燃料量を表
示する燃料計が備え付けられている。従来の燃料計は、
図7に示すように燃料タンク1内の液面Pに浮くフロー
ト2を有し、このフロート2のアーム3の支持軸4にポ
テンショメータ等の回転角計5を接続し、フロート2の
浮上高さに応じて回転する回転角計5により燃料残量を
表示するようになされている。
示する燃料計が備え付けられている。従来の燃料計は、
図7に示すように燃料タンク1内の液面Pに浮くフロー
ト2を有し、このフロート2のアーム3の支持軸4にポ
テンショメータ等の回転角計5を接続し、フロート2の
浮上高さに応じて回転する回転角計5により燃料残量を
表示するようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の液面浮上型のフ
ロート2によるものでは、特に自動2輪車のように形状
が不規則である場合が多い燃料タンク1であると、フロ
ート2の位置と液面レベルとの関係が線形にならず、そ
のためメータの指示が曖昧になり、正確な残量を表示す
ることができなかった。また燃料タンク1の形状によっ
ては液面検出の範囲が狭くなり、さらに燃料タンク1が
傾いた場合も検出範囲が狭くなるという問題点があっ
た。
ロート2によるものでは、特に自動2輪車のように形状
が不規則である場合が多い燃料タンク1であると、フロ
ート2の位置と液面レベルとの関係が線形にならず、そ
のためメータの指示が曖昧になり、正確な残量を表示す
ることができなかった。また燃料タンク1の形状によっ
ては液面検出の範囲が狭くなり、さらに燃料タンク1が
傾いた場合も検出範囲が狭くなるという問題点があっ
た。
【0006】この発明は、上述した事情を考慮してなさ
れたもので、液面レベルによる検出方式を改め、燃料の
残量による浮力を検出して広い範囲での残量表示を可能
とする燃料タンクの残量検出装置を提供することを目的
とする。
れたもので、液面レベルによる検出方式を改め、燃料の
残量による浮力を検出して広い範囲での残量表示を可能
とする燃料タンクの残量検出装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明に係る燃料タンクの残量検出装置は、燃料
タンク内に装入されるフロートを燃料タンクの底面近傍
から上面近傍に至る高さを有する形状に形成し、このフ
ロートの高さ方向中間部一側を燃料タンクに揺動可能に
軸着し、このフロートの浮力を検出して液量を表示する
ようにしたものである。
に、この発明に係る燃料タンクの残量検出装置は、燃料
タンク内に装入されるフロートを燃料タンクの底面近傍
から上面近傍に至る高さを有する形状に形成し、このフ
ロートの高さ方向中間部一側を燃料タンクに揺動可能に
軸着し、このフロートの浮力を検出して液量を表示する
ようにしたものである。
【0008】
【作用】燃料タンク内の液量が多いと、フロート浮力に
より軸を支点として一方側へ回動し、その上端位置が変
位してその浮力に対応する液量を表示する。液量の減少
に連れてフロートの浮力が次第に減少するので軸を支点
に反対方向へ回動し、その上端位置が液量の減少に伴っ
て変位し、液量の残量を表示する。
より軸を支点として一方側へ回動し、その上端位置が変
位してその浮力に対応する液量を表示する。液量の減少
に連れてフロートの浮力が次第に減少するので軸を支点
に反対方向へ回動し、その上端位置が液量の減少に伴っ
て変位し、液量の残量を表示する。
【0009】
【実施例】以下この発明の実施例を図面について説明す
る。
る。
【0010】図1にこの発明の基本的な実施例を示すも
ので、燃料タンク1内に装入されるフロート6は縦長形
状を有し、燃料タンク1の底面1a近傍から上面1b近
傍に至る高さを有している。
ので、燃料タンク1内に装入されるフロート6は縦長形
状を有し、燃料タンク1の底面1a近傍から上面1b近
傍に至る高さを有している。
【0011】このフロート6の上下方向の下方に近い側
部の軸受部7が燃料タンク1側の軸受部8に軸9により
枢着され、リターンスプリング10により軸9を中心に
フロート6が直立する方向に付勢されている。
部の軸受部7が燃料タンク1側の軸受部8に軸9により
枢着され、リターンスプリング10により軸9を中心に
フロート6が直立する方向に付勢されている。
【0012】フロート6の上部には指針11が設けられ
ており、この指針11は燃料タンク1の上面1bに設け
られた窓孔12のサイトグラス13を通して目視できる
ようになっている。
ており、この指針11は燃料タンク1の上面1bに設け
られた窓孔12のサイトグラス13を通して目視できる
ようになっている。
【0013】したがって、燃料タンク1内に液が満たさ
れると、図1のようにフロート6が矢印A方向の浮力に
より軸9を中心に矢印Bのように反時計方向にモーメン
トが掛かり、軸9を支点としてその指針11が「F」
(フル)を指示する方向に移行する。液が減少するに連
れリターンスプリング10の付勢と共にフロート6は図
において時計方向に回動し、液が無くなると、図2のよ
うにフロート6はリターンスプリング10の付勢のみを
受けることになって起立状態となり、指針11が「E」
(エンプティ)を指示するようになる。
れると、図1のようにフロート6が矢印A方向の浮力に
より軸9を中心に矢印Bのように反時計方向にモーメン
トが掛かり、軸9を支点としてその指針11が「F」
(フル)を指示する方向に移行する。液が減少するに連
れリターンスプリング10の付勢と共にフロート6は図
において時計方向に回動し、液が無くなると、図2のよ
うにフロート6はリターンスプリング10の付勢のみを
受けることになって起立状態となり、指針11が「E」
(エンプティ)を指示するようになる。
【0014】図3はこの発明の変形例を示すもので、メ
ータ表示とした場合である。すなわちフロート6の上端
にセクターギヤ14が一体的に設けられ、このセクター
ギヤ14にピニオン15が噛合され、このピニオン15
の軸16が燃料タンク1の外部に導かれて回転角センサ
17に接続されており、この回転角センサ17からの出
力によりその検出値をメータ18に表示するようになさ
れたものである。
ータ表示とした場合である。すなわちフロート6の上端
にセクターギヤ14が一体的に設けられ、このセクター
ギヤ14にピニオン15が噛合され、このピニオン15
の軸16が燃料タンク1の外部に導かれて回転角センサ
17に接続されており、この回転角センサ17からの出
力によりその検出値をメータ18に表示するようになさ
れたものである。
【0015】図4はさらにこの発明の他の変形例を示す
もので、フロート6の軸9から離間する各点での水平断
面積Cと、これと対応する箇所の燃料タンク1の各水平
断面積との関係が一定の比例関係になるように形成する
ことにより液量に対しリニヤな表示ができるようにした
ものである。
もので、フロート6の軸9から離間する各点での水平断
面積Cと、これと対応する箇所の燃料タンク1の各水平
断面積との関係が一定の比例関係になるように形成する
ことにより液量に対しリニヤな表示ができるようにした
ものである。
【0016】図5は燃料タンク1が傾いておかれる場合
の例で、この場合もフロート6の各点での断面積Cと燃
料タンク1の水平断面積との比に軸9から液面までの距
離Lを乗じた値が燃料タンク1の全幅全高で一定になる
ようにすることにより液量に対しリニヤな表示ができる
ようにしたものである。
の例で、この場合もフロート6の各点での断面積Cと燃
料タンク1の水平断面積との比に軸9から液面までの距
離Lを乗じた値が燃料タンク1の全幅全高で一定になる
ようにすることにより液量に対しリニヤな表示ができる
ようにしたものである。
【0017】さらに図6はロードセル19を用いてフロ
ート6の浮力によるモーメントを検出し、メータ18に
表示するようにしたものである。
ート6の浮力によるモーメントを検出し、メータ18に
表示するようにしたものである。
【0018】いずれの実施例においても、フロート6の
浮いた位置ではなく浮力の検出により液の残量を表示す
ることができる。
浮いた位置ではなく浮力の検出により液の残量を表示す
ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、フロー
トの浮上したレベルによらず、フロートの浮力を検出し
て液の残量を表示するので、広い液面レベル範囲での残
量検出ができる。またフロートの形状を選択することに
より残量に対しリニヤな指示特性が得られ、燃料タンク
が傾いた場合も正確な残量表示をなさしめることができ
る。
トの浮上したレベルによらず、フロートの浮力を検出し
て液の残量を表示するので、広い液面レベル範囲での残
量検出ができる。またフロートの形状を選択することに
より残量に対しリニヤな指示特性が得られ、燃料タンク
が傾いた場合も正確な残量表示をなさしめることができ
る。
【図1】この発明の基本的実施例の満タン時の断面図。
【図2】この発明の基本的実施例の空の状態を示す断面
図。
図。
【図3】この発明の変形例を示す断面図。
【図4】この発明の他の変形例を示す略示断面図。
【図5】この発明のさらに他の変形例を示す略示断面
図。
図。
【図6】この発明のさらに他の変形例を示す略示断面
図。
図。
【図7】従来の技術を示す略示断面図。
1 燃料タンク 2,6 フロート 9 軸 10 リターンスプリング 11 指針 12 窓孔 17 回転角センサ 19 ロードセル
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料タンク内に装入されるフロートを燃
料タンクの底面近傍から上面近傍に至る高さを有する形
状に形成し、このフロートの高さ方向中間部一側を燃料
タンクに揺動可能に軸着し、このフロートの浮力を検出
して液量を表示するようにしたことを特徴とする燃料タ
ンクの残量検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23190992A JPH0672162A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 燃料タンクの残量検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23190992A JPH0672162A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 燃料タンクの残量検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0672162A true JPH0672162A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=16930958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23190992A Pending JPH0672162A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 燃料タンクの残量検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0672162A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013047022A (ja) * | 2011-08-28 | 2013-03-07 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両における燃料供給装置 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP23190992A patent/JPH0672162A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013047022A (ja) * | 2011-08-28 | 2013-03-07 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両における燃料供給装置 |
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