JP2586231Y2 - 液面検出計 - Google Patents

液面検出計

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JP2586231Y2
JP2586231Y2 JP1990049050U JP4905090U JP2586231Y2 JP 2586231 Y2 JP2586231 Y2 JP 2586231Y2 JP 1990049050 U JP1990049050 U JP 1990049050U JP 4905090 U JP4905090 U JP 4905090U JP 2586231 Y2 JP2586231 Y2 JP 2586231Y2
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JP1990049050U
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能健 佐藤
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この考案は、自動車用燃料タンクなどに用いられるフ
ロート付きの液面検出計に関し、特にタンク内の液面の
測定可能範囲を拡張できる構造に関する。 (従来の技術) 第2図は従来の自動車燃料タンクに用いられるフロー
ト式液面検出計を示す。 図において、1はタンクTの上部に配置された液面検
出計の本体、2は一端を検出計本体1に回動可能に軸支
されたアーム、3はアームの先端にその中央部を回動可
能に支持された平板状のフロートである。 アーム2は前記検出計本体1に内蔵された抵抗にコン
タクトを介して連動し、液面WL上に浮遊するフロート3
の液面変化に伴う上下動力によりアーム2は回動する結
果、その抵抗値を変化させ、この値を検出値として図示
しない車載用メータに表示する。 この種の液面検出計では、検出値の上限および下限を
前記フロート3がタンクTの天井面および内底面に干渉
しない範囲に決められており、それに応じてアーム1の
回動範囲の上限および下限を規制している。 (考案が解決しようとする課題) しかしながらこの構造では、前記フロート3はアーム
2の先端に回動可能に支持されているため、液面に揺れ
に応じてフロート3が揺動し、図中想像線のごとく燃料
の液面WLに対して傾く場合がある。 したがって、従来ではこの傾きを考慮してタンクTの
天井面または内底面とフロート3間のクリアランスd1が
設定され、その範囲を越えてアーム1の回動はなされな
いようになっている。 つまり、このクリアランスd1によって測定上限および
下限が設定され、その分測定可能範囲が狭くなる欠点が
あった。 勿論前記フロート3の回動を規制し、例えば最低位置
で水平になるように固定するば、燃料がからの状態での
最低の検出範囲は拡がるが、当然のことながら満タンの
場合にはアームの回動に応じて傾き、縦長の状態になる
ため測定可能範囲を上限を拡張できなくなる。 この考案は以上の問題を解決するものであり、液面の
揺れによるフロートの揺動を防止し、常時液面上に水平
を保って浮遊する構造とすることによって測定範囲の上
下限を拡張できるようにした液面検出計を提供するもの
である。 [考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、この考案は、タンクの上部
に配置された検出計本体と、タンク内の液面とともに上
下に移動する平板状のフロートと、一端が前記検出計本
体に回動可能に接続され、他端が前記フロートの水平方
向一端側に回動可能に接続されたアームと、一端が前記
検出計本体に回動可能に接続され、他端が前記フロート
の水平方向他端側に回動可能に接続された平行リンクア
ームとを備え、前記フロートが液面の位置に対応して上
下に移動した際に、前記アームおよび平行リンクアーム
がそれぞれの一端を支点にして回動すると共に、フロー
トを水平に保持するように構成してなり、前記アームお
よび平行リンクアームは、それぞれの一端と他端とを結
ぶ直線より、互いに離れた位置となるように屈曲形成さ
れていることを特徴としている。 (作 用) 以上の構成によれば、アームおよび平行リンクアーム
によってフロートはいかなる位置においても水平状態を
維持し、傾くことがない。 (考案の実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明
する。 第1図において、10は自動車用燃料タンクTの上部に
配置された液面検出計の本体、12は一端を検出計本体1
に回動可能に軸支されたアーム、14はアームの先端に回
動可能に支持された平板状のフロートである。 アーム12は従来と同様に、前記検出計本体10に内蔵さ
れた抵抗にコンタクトを介して連動し、液面WL上に浮遊
するフロート14の液面変化に伴う上下動によりアーム12
は回動する結果、その抵抗値を変化させ、この値を検出
値として表示するものである。 アーム12の先端は前記フロート14の中央でなく、一端
側に回動可能に連結している。また、このフロート14の
他端側には平行リンクアーム16の先端が回動可能に連結
している。 この平行リンクアーム16の他端側は前記検出計本体10
に回動可能に軸支され、この平行リンクアーム16と前記
アーム12によって平行リンク機構を構成し、両者間のレ
バー比に応じて前記フロート14は常時水平に保たれた状
態でタンクTの内部に収容される燃料の液面WL上に浮遊
することになる。 また、アーム12および平行リンクアーム16は、それぞ
れの一端と他端とを結ぶ直線より、互いに離れた位置と
なるように屈曲形成されている。 したがって、この構造ではフロート14は液面が揺れた
としても水平状態で上下動するだけであり、燃料タンク
Tの天井面または内底面とフロート14間のクリアランス
d2は従来のクリアランスd1に比べてフロート14の傾斜分
を見込む必要がなく、小さくとることができる。つまり
クリアランスd2を狭くとることができる分アーム12の回
動範囲の上限および下限は従来より拡張され、測定範囲
の上下限値が拡がることになるのである。 さらに、アーム12および平行リンクアーム16がそれぞ
れの一端と他端とを結ぶ直線より、互いに離れた位置と
なるように屈曲形成されているから、これらのアーム12
と平行リンクアーム16とが互いに接触することによっ
て、回動が不能になる限界の範囲を拡げることができ
る。 したがって、アーム12および平行リンクアーム16の回
動範囲をさらに拡げることができ、液面の上限および下
限の測定範囲をさらに拡張することができる。
【考案の効果】
以上実施例によって詳細に説明したように、この考案
による液面検出計にあっては、アームおよび平行リンク
アームによってフロートはいかなる位置においても水平
状態を維持し、傾くことがないため、従来のようにフロ
ートの傾斜分を見込んでこれとタンクの天井面または内
底面との間のクリアランスを拡げる必要がなく、必要最
少限のクリアランスに設定すれば良い。 またこのため、アームの回動範囲は拡張し、測定範囲
の上限および下限を拡張でき、実際の燃料の満タン状態
および空の状態をほぼ正確に検知できる。 さらに、アームおよび平行リンクアームがそれぞれの
一端と他端とを結ぶ直線より、互いに離れた位置となる
ように屈曲形成されているから、これらのアームと平行
リンクアームとが互いに接触することによって、回動が
不能になる限界の範囲を拡げることができる。 したがって、アームおよび平行リンクアームの回動範
囲をさらに拡げることができ、液面の上限および下限の
測定範囲をさらに拡張することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる液面検出計を自動車用燃料タ
ンクに設けた場合の説明用断面図、第2図は従来の液面
検出計を自動車用燃料タンクに設けた場合の説明用断面
図である。 10……検出計本体 12……アーム 14……フロート 16……平行リンクアーム T……自動車用燃料タンク WL……液面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンクの上部に配置された検出計本体と、 タンク内の液面とともに上下に移動する平板状のフロー
    トと、 一端が前記検出計本体に回動可能に接続され、他端が前
    記フロートの水平方向一端側に回動可能に接続されたア
    ームと、 一端が前記検出計本体に回動可能に接続され、他端が前
    記フロートの水平方向他端側に回動可能に接続された平
    行リンクアームとを備え、 前記フロートが液面の位置に対応して上下に移動した際
    に、前記アームおよび平行リンクアームがそれぞれの一
    端を支点にして回動すると共に、フロートを水平に保持
    するように構成してなり、 前記アームおよび平行リンクアームは、それぞれの一端
    と他端とを結ぶ直線より、互いに離れた位置となるよう
    に屈曲形成されていることを特徴とする液面検出計。
JP1990049050U 1990-05-14 1990-05-14 液面検出計 Expired - Lifetime JP2586231Y2 (ja)

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JPH048923U JPH048923U (ja) 1992-01-27
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JPS5560524U (ja) * 1978-10-20 1980-04-24
JPS6284715U (ja) * 1985-11-15 1987-05-29

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