JPH0512608Y2 - - Google Patents

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JPH0512608Y2
JPH0512608Y2 JP1987112233U JP11223387U JPH0512608Y2 JP H0512608 Y2 JPH0512608 Y2 JP H0512608Y2 JP 1987112233 U JP1987112233 U JP 1987112233U JP 11223387 U JP11223387 U JP 11223387U JP H0512608 Y2 JPH0512608 Y2 JP H0512608Y2
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rod
fuel tank
fuel
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pointer
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JP1987112233U
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  • Level Indicators Using A Float (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、汎用エンジンの燃料ゲージに関する
ものである。
(従来技術及びその課題) 従来、汎用エンジンの燃料ゲージは、第5図お
よび第6図に示すような振子式のものと、第7図
に示すようなフロート式のものとがあつた。
第5図に示す燃料ゲージは、燃料タンク31の
内部に、燃料32の表面に浮かぶフロート33
と、一端部が燃料タンク31の天板近傍の点P1
の位置で水平軸心回りに回動自在に支持されかつ
他端部がフロート33に固着された杆体34とを
設け、燃料タンク31の天板に取付けた透明体か
らなるカバー体35の内部に、杆体34と一体に
回動する指針36を設けたものである。
このような燃料ゲージでは、安価に製造できる
という利点を有するものの、杆体34の回動スペ
ースを確保するために、燃料タンク31の幅W1
を高さH1よりも大きくしなければならず、幅に
比べて高さが同等以上の燃料タンクに適用した場
合、燃料の満タンレベルか空レベルかのいずれか
の表示が非常に不正確になるという不都合があつ
た。
第6図に示す燃料ゲージは、燃料タンク38の
内部に、燃料39の表面に浮かぶフロート40
と、一端部が燃料タンク38の側板近傍の点P2
の位置で水平軸心回りに回動自在に支持されかつ
他端部がフロート40に固着された杆体41とを
設け、燃料タンク38の側板に取付けた透明体か
らなるカバー体42の内部に、杆体41と一体に
回動する指針43を設けたものである。
このような燃料ゲージでは、安価に製造できる
という利点を有し、また燃料タンク38の幅を高
さよりも大きくしなければならないという制約を
うけることがないものの、燃料タンク38の側面
に指針43が位置しているので見にくいという不
都合を有していると共に、カバー体42の取付部
分から燃料39が洩れないような対策を施す必要
があつた。
第7図に示す燃料ゲージは、燃料タンク45の
内部に、燃料46の表面に浮かぶフロート47
と、このフロート47が螺合する螺旋軸48とを
設け、螺旋軸48の上端に指針49を固着し、燃
料タンク45の天板に取付けた透明体からなるカ
バー体50の内部に前記指針49を配置したもの
で、フロート47の上下動により螺旋軸48が回
動し、この螺旋軸48と一体に回動する指針49
の位置により燃料46の残量を指示するように構
成されている。
このような燃料ゲージでは、燃料タンク45の
幅を高さよりも大きくしなければならないという
制約を受けることがなく、指針49が見にくいと
いう不都合や、カバー体50の取付部分から燃料
46が洩れないような対策を施す必要がないもの
の、制作費が高価であるという不都合を有してい
た。
またその他の従来技術として、実開昭55−
110434号公報に開示されたものがある。
(問題点を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案の燃料ゲージ
は、燃料タンク幅寸法よりも燃料タンク深さ寸法
が大きな燃料タンクの内部に、燃料の表面に浮か
ぶフロートと、前記燃料タンクの側板との間に前
記フロートが上下方向に略直線状に移動可能な昇
降通路を形成する案内体と、一端部が前記フロー
トに固着され他端部が前記案内体から前記側板と
は反対側に突出する第1の杆体と、一端部が前記
燃料タンクの天板の前記昇降通路上方付近に形成
された孔の近傍で軸受により水平軸心回りに回動
自在に支持された第2の杆体と、前記第1の杆体
の他端部と前記第2の杆体の他端部とを第2の杆
体の回動軸心と平行な軸心回りに回動自在に連結
する連結部材と、前記燃料タンクの天板の前記孔
の近傍に配置されて前記第2の杆体と一体に回動
する指針と、この指針を視認できる合成樹脂ある
いはガラス等からなる透明部を有するカバー体と
を設け、前記昇降通路は前記燃料タンク内の他の
部分と燃料レベルが等しくなるように構成し、フ
ロートの上下方向に移動により、両杆体が側方に
山形に突出するように屈曲するようにしたもので
ある。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第4図に基
づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例における燃料ゲージ
を設置した燃料タンクの概略縦断正面図で、燃料
タンク1の内部には、燃料2の表面に浮かぶ球形
のフロート3が配置されており、このフロート3
には第1の杆体4の一端部が貫入固着されてい
る。フロート3は、前記燃料タンク1の側板1a
と案内体5とで囲まれた上下方向に沿う昇降通路
6に配置されており、この昇降通路6は、側板1
aおよび案内体5とフロート3との間に若干の隙
間ができる程度の大きさに形成されている。
前記昇降通路6は、第2図に詳細に示すよう
に、前記燃料タンク1の側板1aに固着された断
面略L字状の1対の金属板7a,7bにより構成
されており、前記第1の杆体4の他端部は金属板
7aと金属板7bとの先端の間隙8から前記側板
1aとは逆の方向に突出している。前記燃料タン
ク1の底板1cと前記案内体5との間には間隙1
0が形成されており、また案内体5の金属板7a
と金属板7bとの間には間隙8が形成されている
ので、前記昇降通路6内の燃料2のレベルは、前
記燃料タンク1内の他の部分の燃料2のレベルと
等しい。
前記燃料タンク1の天板1bには、第3図に詳
細に示すように、前記昇降通路6の上方位置付近
に孔11が形成されており、この孔11は、天板
1b上に枠状のパツキン12を介して取付けられ
たカバー体13により覆われている。このカバー
体13には軸受15が設置されており、この軸受
15により第2の杆体16の一端部が水平軸心回
りに回動自在に支持されている。そして第2の杆
体16の一端には、前記カバー体13によい形成
された空間13a内に位置する指針17の下端が
固着されており、前記カバー体13には、前記指
針17を視認できる合成樹脂又はガラス等からな
る透明部が設けられていると共に、第4図に詳細
に示すように、燃料2が満量であることを表す満
量マーク18と、燃料2が残り少ないことを表す
空マーク19とが設けられている。
前記第1の杆体4の他端部と前記第2の杆体1
6の他端部とは、連結部材の一例としてのヒンジ
21により、前記軸受15により支持された第2
の杆体16の回動軸心と平行な軸心回りに回動自
在に連結されており、第1の杆体4と第2の杆体
16とのなす角度θは、前記フロート3が前記底
板1cに当接した下限位置において最大になる。
なお前記第1の杆体4と第2の杆体16とは同じ
長さに構成されている。
次に作用を説明する。燃料タンク1内の燃料2
が残り少ない状態では、フロート3は底板1cに
当接した下限位置に位置している。この状態では
第1の杆体4と第2の杆体16とのなす角度θは
上記のように最も大きく、指針17は空マーク1
9を指示している。この状態から燃料タンク1内
に燃料2を補給すると、燃料2のレベルの上昇に
伴つてフロート3が上昇し、第1の杆体4と第2
の杆体16とのなす角度θが次第に小さくなつ
て、第2の杆体16と一体に回動する指針17は
空マーク19の位置から満量マーク18の位置に
向けて回動する。このときの角度θとヒンジ21
の位置とは、軸受15の位置が固定であるので、
フロート3の位置と第1および第2の杆体4,1
6の長さとによつて一義的に定まる。燃料タンク
1内の燃料2が満了になると、第1図に仮想線で
示すようにフロート3は上限位置まで上昇し、角
度θは最少になり、指針17は満量マーク18を
指示する。この状態から燃料2が消費されていく
と、上記とは逆の動作になり、フロート3は次第
に下降し、第1の杆体4と第2の杆体16とのな
す角度θは次第に大きくなる。
このように、フロート3を上下方向に沿つて移
動するように規制し、フロート3と指針17とを
連結する杆体を第1の杆体4と第2の杆体16と
に分割し、これら第1の杆体4と第2の杆体16
とをヒンジ21により回動自在に連結したので、
振子式で第7図の従来例と比べて安価に製造でき
るものでありながら、幅W2に比べて高さH2の高
い燃料タンク1に適用でき、しかも指針17を配
置したカバー体13を燃料タンク1の天板1bに
設置できるので、第6図の従来例のように指針1
7が見にくいとかカバー体14の取付部分から燃
料2が洩れないような対策を施す必要がない。
(別の実施例) 上記実施例のように、フロート3を球形にすれ
ば、フロート3のどの部分が案内体5あるいは側
板1aに接触しても摩擦が小さいので好ましい
が、フロート3は必ずしも球形にする必要はな
く、任意の形状を選択できる。
また上記実施例のように、第1の杆体4と第2
の杆体16との長さを等しくすれば、フロート3
の所定長の移動に対する第2の杆体16すなわち
指針17の回動角度が、フロート3の位置によつ
て変化する割合が比較的少ないので好ましいが、
必ずしも第1の杆体4と第2の杆体16とを等長
にする必要はなく、多少の長さの違いがあつても
よい。
また上記実施例においては、指針17を第2の
杆体16とは別に設けたが、必ずしもこのように
する必要はなく、第2の杆体16の一端部を指針
17として利用してもよい。
また上記実施例においては、カバー体13を燃
料タンク1の天板1bから突出させたが、必ずし
もこのようにする必要はなく、天板1bを折曲げ
る等してカバー体13の上面を天板1bの表面と
面一にしてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、フロート
を上下方向に沿つて移動するように規制し、フロ
ートと指針とを連結する杆体を第1の杆体と第2
の杆体とに分割し、これら第1の杆体と第2の杆
体とを連結部材により回動自在に連結したので、
振子式で安価に製造できるものでありながら、幅
に比べて高さの大きい燃料タンクにも適用できる
と共に、指針を収容したカバー体を燃料タンクの
天板に設置できるので、指針が見易くしかもカバ
ー体の取付部分の燃料洩れ対策を特別に施す必要
がない。
また、フロート3の移動が上下方向に直線状に
規制され、屈曲自在に連結された2本の杆体4,
16によりフロート3が支持された燃料ゲージに
おいて、指針17を備える側の第2の杆体16の
他端が、燃料タンク1の上方に配置されているこ
とである。
これにより、フロート3の上下移動に伴なつ
て、両杆体4,16はヒンジ21を屈曲点とし
て、側方に突出するようにリンク運動をすること
になり、タンク幅の概ね2倍近くまで計測可能な
タンク深さを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における燃料ゲージ
を設置した燃料タンクの概略縦断正面図、第2図
は同要部横断平面図、第3図は同要部縦断正面
図、第4図はカバー体の平面図、第5図〜第7図
は各々従来の燃料ゲージを設置した燃料タンクの
概略縦断正面図である。 1……燃料タンク、1a……側板、1b……天
板、2……燃料、3……フロート、4……第1の
杆体、5……案内体、6……昇降通路、11……
孔、13……カバー体、15……軸受、16……
第2の杆体、17……指針、21……ヒンジ(連
結部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料タンク幅寸法よりも燃料タンク深さ寸法が
    大きな燃料タンクの内部に、燃料の表面に浮かぶ
    フロートと、前記燃料タンクの側板との間に前記
    フロートが上下方向に略直線状に移動可能な昇降
    通路を形成する案内体と、一端部が前記フロート
    に固着され他端部が前記案内体から前記側板とは
    反対側に突出する第1の杆体と、一端部が前記燃
    料タンクの天板の前記昇降通路上方付近に形成さ
    れた孔の近傍で軸受により水平軸心回りに回動自
    在に支持された第2の杆体と、前記第1の杆体の
    他端部と前記第2の杆体の他端部とを第2の杆体
    の回動軸心と平行な軸心回りに回動自在に連結す
    る連結部材と、前記燃料タンクの天板の前記孔の
    近傍に配置されて前記第2の杆体と一体に回動す
    る指針と、この指針を視認できる合成樹脂あるい
    はガラス等からなる透明部を有するカバー体とを
    設け、前記昇降通路は前記燃料タンク内の他の部
    分と燃料レベルが等しくなるように構成し、フロ
    ートの上下方向に移動により、両杆体が側方に山
    形に突出するように屈曲するようにしていること
    を特徴とする燃料ゲージ。
JP1987112233U 1987-07-21 1987-07-21 Expired - Lifetime JPH0512608Y2 (ja)

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JPS6422139U JPS6422139U (ja) 1989-02-03
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61101712A (ja) * 1984-10-23 1986-05-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 満杯報知装置付カ−トリツジタンク

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5248136U (ja) * 1975-10-02 1977-04-06

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