JP3119052U - 液量計 - Google Patents
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Abstract
【課題】単純な構造で製造コストを抑え、しかも場所を取らずに口径の小さなタンクでも設置できる液量計を提供する。
【解決手段】測定対象の液体より大きな比重を有し略垂直に保持された浮力体と、該浮力体を摺動自在に保持するホルダー部と、該ホルダー部に配置されて前記浮力体を支持する弾性部材とからなることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】測定対象の液体より大きな比重を有し略垂直に保持された浮力体と、該浮力体を摺動自在に保持するホルダー部と、該ホルダー部に配置されて前記浮力体を支持する弾性部材とからなることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本考案は、設置型灯油タンク等の液量を表示する液量計に関する。
設置型灯油タンク等の液体タンクの液量を表示する機構としてはフロート型が一般的に用いられている。例えば、特許文献1(実開昭64−2121号公報)には、液体容器内に上下方向に枢動可能に設けられ該液体容器内の液面に浮く浮子を一端部に取着した浮子アームと、前期液体容器の上部に設けられた表示部とを有した液量計が開示されている。この浮子は液面に浮くことにより液量の増減に従って上下動するため、この動きをリンク機構を介して表示部に伝達する構成となっている。
また、特許文献2(実開平7−39713号公報)には、浮力物を用いた電気釜の水量測量器具が開示されており、浮力物の上下によって電気釜内の水量を計測する機構が提案されている。しかし、この「浮力物」は、「下端部が図3で示すように水面に浮き上がるような素材から構成され、しかもその下端部が水面下に入り込み米と接触しないように平坦面にて形成されている」との記述がある。すなわち、この浮力物は水面上に完全に浮き上がって上下動するものである。
特許文献1に代表されるようなフロート型の液量計では、リンク機構をタンク内にない蔵しなければならないので、ある程度の幅或いは奥行きのあるタンクでなければ設置できないという欠点があった。
特許文献2に提案されているタイプの液量計では、浮力物を含むスライド部は上下に動くので平面的な空間は少なくて済む。しかし、浮力物の上下動は水面の増減と同じ距離であるため、電気釜のような小さなものには適用できるが、灯油タンクのような大きいものに適用しようとすると表示部の長さがきわめて長くなってしまうという問題点がある。
特許文献3に提案されているような静電容量型の液量計は、形態のレベルを電気的に測定するため、設置空間が少なくて済む。しかしながら、大きなタンクの液量を測定しようとするとタンクの高さに見合った長さの電極が必要となり、コストが高くなるという問題がある。また、電気的な装置のため、何らかの電源も必要となり、結果的に高価となってしまう。
測定対象の液体はその種類によって比重が異なる為、浮力体が受ける浮力と弾性部材の反発力との均衡位置に差異が生じてしまう。
本考案の液量計は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、単純な構造で製造コストを抑え、しかも場所を取らずに口径の小さなタンクでも設置できる液量計を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため本考案による液量計は、測定対象の液体より大きな比重を有し略垂直に保持された浮力体と、該浮力体を摺動自在に保持するホルダー部と、該ホルダー部に配置されて前記浮力体を支持する弾性部材とからなることを特徴とする。
前記浮力体は中空状パイプであり、少なくともその一端が閉止されていることが望ましい。
前記ホルダー部の周囲には、測定対象の液体の比重別に液量レベルを表示するレベルゲージが設けられていることが好適である。
本考案による液量計は構造が簡単なので安いコストで製造することができる。また、基本的にホルダー部の幅だけあれば設置できるので、ドラム缶のような縦長の容器や底が深い容器等にも設置することが可能である。さらに、測定対象の液体の比重別に液量レベルを表示しているので、油性の液体から水溶性の液体まで広範囲に使用が可能である。
図1(a)は本考案による液量計の一実施例の断面図を示す。本考案による液量計の構造としては、灯油タンク等の液体容器に取り付けるためのホルダー部4に貫通孔7が形成されており、この貫通孔7の内径よりも若干小さい外径を有する中空パイプ状の浮力体1が貫通孔7に挿通されている。この浮力体1の下端部は栓8により閉止されている。また、浮力体1の上端部にはレベルマーカー5が配置されている。浮力体1にはさらに弾性部材2によりホルダー部と摺動自在に連結されている。ホルダー部4と浮力体1の周囲には、本液量計の保護カバーを兼ねた表示部6が設けられている。表示部はプラスチック等の透明材質の素材を用い、表面にタンク内の液体量を示す液量表示が形成されている。
本実施例における浮力体1は、アルミニウム等の金属パイプでもよいし、また塩化ビニールやポリプロピレンなどのプラスチックパイプも利用できる。浮力体1の材質やパイプ穴径の比率は、測定しようとする液体の比重とのバランスを考慮して決定することができる。また、弾性部材2としては、金属製のスプリングが好適であるが、浮力体1とホルダー部4とを摺動自在に連結できる部材であれば、他の素材も利用できる。さらに、ホルダー部の形状を容器に合わせて変更することにより、種々の容器に対応できる。
次に、本実施例の液量計の動作について説明する。浮力体1はタンク内部の液体よりも若干比重が大きくなるよう構成されておりまた略垂直に配置されているので、タンク内が空でもまた液体で満たされている場合でも、常に自重によりタンク底部に向って落ちようとする力が働いている。弾性部材2は、一端が浮力体1に、他端がホルダー部4に固定されており、浮力体の荷重を受け止めると共に、その弾性力により浮力体1を上向きに付勢している。
タンク内が空の場合には浮力体1が液体からの浮力を受けないため重量が最も重くなり、浮力体1はホルダー4上で最下位まで下降する。タンク内の液量が増えるに従って液体から受ける浮力が増大するため、弾性部材2の反発力により浮力体は上方へ移動する。タンク内の液量が満杯になったときに浮力体1はホルダー4上の最高位に到達することになる。従って、タンクの水平断面積が一定ならば、浮力体1の上端部は最高位と最下位の間で液量に比例した位置に留まる。よって、表示部6上に浮力体1上のレベルマーカー5に見合った表示を設けることにより、タンク内の液量を表示することができる。
図1(b)は本考案による液量計の液量表示部の一実施例の正面図を示す。測定対象の液体の比重別と、測定対称の代表例として水と灯油の液量表示を形成している。浮力体1が受ける浮力は液体の比重によって異なる為、液体別、及び比重別に表示する事で幅広い液体に利用可能である。
本考案による液量計は、簡単かつコンパクトで場所を取らない構造のため、灯油タンク等の液体容器における液量表示に利用可能である。
1 浮力体
2 弾性部材
3 容器
4 ホルダー部
5 レベルマーカー
6 表示部
7 貫通孔
8 栓
2 弾性部材
3 容器
4 ホルダー部
5 レベルマーカー
6 表示部
7 貫通孔
8 栓
Claims (3)
- 測定対象の液体より大きな比重を有し略垂直に保持された浮力体と、該浮力体を摺動自在に保持するホルダー部と、該ホルダー部に配置されて前記浮力体を支持する弾性部材とからなることを特徴とする液量計。
- 測定対象の液体より大きな比重を有し略垂直に保持された浮力体と、該浮力体を摺動自在に保持するホルダー部と、該ホルダー部に配置されて前記浮力体を支持する弾性部材とからなる液量計であって、前記浮力体が中空状パイプであり、少なくともその一端が閉止されていることを特徴とする液量計。
- 測定対象の液体より大きな比重を有し略垂直に保持された浮力体と、該浮力体を摺動自在に保持するホルダー部と、該ホルダー部に配置されて前記浮力体を支持する弾性部材とからなる液量計であって、前記ホルダー部の周囲に、測定対象の液体の比重別に液量レベルを表示するレベルゲージが設けられていることを特徴とする液量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010082U JP3119052U (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 液量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010082U JP3119052U (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 液量計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3119052U true JP3119052U (ja) | 2006-02-16 |
Family
ID=43469303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005010082U Expired - Fee Related JP3119052U (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 液量計 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3119052U (ja) |
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2005
- 2005-10-31 JP JP2005010082U patent/JP3119052U/ja not_active Expired - Fee Related
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