JP2001208298A - ガスボンベの残量表示装置 - Google Patents

ガスボンベの残量表示装置

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JP2001208298A
JP2001208298A JP2000019421A JP2000019421A JP2001208298A JP 2001208298 A JP2001208298 A JP 2001208298A JP 2000019421 A JP2000019421 A JP 2000019421A JP 2000019421 A JP2000019421 A JP 2000019421A JP 2001208298 A JP2001208298 A JP 2001208298A
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ring magnetic
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Hiroji Maekawa
普治 前川
Masaru Takeda
勝 竹田
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Neriki KK
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Neriki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 残量センサーの検知能力を高めるとともに、
リング磁性体の追従性を改善して液面表示の精度アップ
を図る。 【解決手段】 ガスボンベ1の上部に目視用の表示装置
Aを設けるとともに、遠隔検知用の残量センサーSを付
設する。上記表示装置Aが備えるリング磁性体15の上
下方向の寸法tを永久磁石14の上下方向の寸法Tより
も小さく設定することにより、永久磁石14により生じ
た磁界の残量センサーに及ぼす磁力を強める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスボンベの残量
表示装置に関し、さらに詳細には、目視可能な表示装置
と、遠隔検知可能な残量センサーを備える残量表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の残量表示装置としては、従来よ
り本出願人の提案に係るもので、実公平6−33380
号公報に開示されたものが知られている。この残量表示
装置は、例えば図4に示すように、ガスボンベ1の上部
口金5に目視用の表示装置Aを設けるとともに、遠隔検
知用の残量センサーSを付設して構成されている。ここ
で、図4(A)は従来例に係るガスボンベの残量表示装
置の縦断面図、図4(B)はその残量表示装置の要部の
拡大縦断面図、図4(C)は図4(A)中のII−II線矢
視側面図である。
【0003】目視用の表示装置Aは、図4に示すよう
に、ガスボンベ1の上部口金5に基端部8aを介してボ
ンベ内空間Yと連通する袋筒8bを上向きに螺着し、ボ
ンベ内空間Yと袋筒8bとに亙り伝動ロツド9を昇降自
在に設け、この伝動ロツド9の下部に液化ガスFの残量
に応じて昇降するフロート10を設け、当該伝動ロツド
9の上部に作動杆13を介して永久磁石14を設け、上
記袋筒8bに上記永久磁石14の昇降に追従するリング
磁性体15を昇降自在に外嵌し、上記伝動ロツド9を昇
降可能に案内するガイド筒17の下部とフロート10と
の間に吊持バネ18を架着し、上記袋筒8b及びリング
磁性体15を透明な保護カバー20で覆い、上記リング
磁性体15の昇降位置で液化ガスFの液位Lを表示する
ように構成されている。
【0004】遠隔検知用の残量センサーSは、図4に示
すように、上記保護カバー20に着脱自在に装着された
センサー装着用キャップ26に組み込まれている。即
ち、この残量センサーSは、当該キャップ26を構成す
る前後の挟持片28・28のうちの一方の挟持片28の
内面に組み込まれた磁気検知素子30から成り、上記磁
気検知素子30でリング磁性体15の位置を検出し、そ
の検出信号を増幅器32を介して遠隔場所Rに送信する
ように構成されている。上記磁気検知素子30は、リン
グ磁性体15の移動方向に沿って所定の間隔で上下に多
数配置され、永久磁石14及びリング磁性体15と最も
接近している磁気検知素子30が磁力のピーク値を検出
することに基づき、液化ガスFの液位Lを検出するよう
に構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、以下
の点で改善の余地がある。永久磁石14により生じた磁
界がリング磁性体15の外側へ漏れ出ることが少ないた
めか、このリング磁性体15があると、残量センサーS
に及ぶ磁力が弱くて当該残量センサーによる液位Lの検
出が容易でない。
【0006】また、上記従来技術では、図3に示すよう
に、液化ガスの充填時(液面の上昇時:符号a)と消費
時(液面の下降時:符号b)とでは液面表示に差異(ヒ
ステレシス)が生じ、特に液化ガスの充填時における液
面表示は、理論値に対して大きな誤差を生じる。これは
液化ガスの充填時における永久磁石14の上昇に対して
リング磁性体15が円滑に追従しないことを意味し、液
面表示の精度も低い。本発明は、このような事情に鑑み
てなされたもので、その目的は、残量センサーの検知能
力を高めるとともに、液面表示装置の精度アップを図る
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の基本構成
を備える。ガスボンベ1に目視用の表示装置Aを設ける
とともに、遠隔検知用の残量センサーSを付設する。上
記表示装置Aは、上記ガスボンベ1の上部にボンベ内空
間と連通する袋筒8bを上向きに突設し、ボンベ内空間
と袋筒8bとに亙り伝動ロツド9を昇降自在に設け、こ
の伝動ロツド9の下部と上部にそれぞれフロート10と
永久磁石14を設け、上記袋筒8bに永久磁石14の昇
降に追従するリング磁性体15を昇降自在に外嵌して構
成する。上記残量センサーSは、上記永久磁石14の位
置を検出する磁気検知素子30から構成される。
【0008】上記課題を解決するために、請求項1に記
載した発明は、上記基本構成を備えるガスボンベの残量
表示装置において、リング磁性体15の上下方向の寸法
tを永久磁石14の上下方向の寸法Tよりも小さく設定
することにより、上記永久磁石14により生じた磁界の
残量センサーSに及ぼす磁力を強めるように構成した、
ことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
したガスボンベの残量表示装置において、上記リング磁
性体15の上下方向の寸法tを永久磁石14の上下方向
の寸法Tの50%乃至85%の範囲に設定した、ことを
特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
したガスボンベの残量表示装置において、上記リング磁
性体15の上下方向の寸法tを3.0mm乃至4.5m
mの範囲に設定した、ことを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれか1項に記載したガスボンベの残量表示
装置において、上記リング磁性体15の内径Dに対する
上下方向の寸法tの比率を0.28以上に設定した、こ
とを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4のいずれか1項に記載したガスボンベの残量表示
装置において、上記袋筒8b及びリング磁性体15を保
護カバー20で覆い、この保護カバー20の透視部を介
して上記リング磁性体15を視認可能に構成するととも
に、当該保護カバー20に残量センサーSを装着した、
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の作用・効果】(イ)請求項1に記載の発明で
は、前記基本構成を備えるガスボンベの残量表示装置に
おいて、リング磁性体15の上下方向の寸法tを永久磁
石14の上下方向の寸法Tよりも小さく設定したことか
ら、永久磁石14により生じた磁界は、リング磁性体1
5の外側へより多く漏れ出ることとなるので、上記残量
センサーSに及ぼす磁力が強まる。その結果、残量セン
サーの検知能力が相対的に高まり、液面位置を確実に検
出することができる。
【0014】(ロ)また、請求項1に記載の発明では、
永久磁石14により生じた磁界がリング磁性体15の外
側へより多く漏れ出ることから、当該磁界のリング磁性
体15に及ぼす磁力が相対的に弱まる。つまり、永久磁
石14とリング磁性体15との間に作用する吸引力が相
対的に弱まることにより、リング磁性体の袋筒への摺接
による摩擦抵抗が相対的に減少する。これにより、リン
グ磁性体の追従性が改善されて、表示装置の液面表示の
精度アップを図ることができる。
【0015】(ハ)請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載したガスボンベの残量表示装置において、リン
グ磁性体15の上下方向の寸法tを、永久磁石14の上
下方向の寸法Tの50%乃至85%の範囲に設定して、
その上限値と下限値を規制したことから、液面表示の精
度アップを図りながらも、ボンベ搬送時等の衝撃による
リング磁性体の脱落を防止することができる。特に請求
項3に記載の発明では、請求項2に記載したガスボンベ
の残量表示装置において、リング磁性体15の上下方向
の寸法tを3.0mm乃至4.5mmの範囲に設定した
ことから、液面表示の精度アップとリング磁性体の脱落
防止に一層寄与する。
【0016】(ニ)請求項4に記載の発明では、請求項
1乃至請求項3のいずれか1項に記載したガスボンベの
残量表示装置において、上記リング磁性体15の内径D
に対する上下方向の寸法tの比率を0.28以上に設定
したことから、上記袋筒8bに外嵌しているリング磁性
体15は、当該袋筒8bに沿って昇降する際に、こじれ
によるビビリが生じない。この点でリング磁性体の追従
性が改善され、表示装置の液面表示の精度アップを図る
ことができる。
【0017】請求項5に記載の発明では、請求項1乃至
請求項4のいずれか1項に記載したガスボンベの残量表
示装置において、上記袋筒8b及びリング磁性体15を
保護カバー20で覆い、この保護カバー20の透視部を
介して上記リング磁性体15を視認可能に構成するとと
もに、当該保護カバー20に残量センサーSを装着した
ことから、保護カバー20と別体のセンサー装着用キャ
ップ26を介して残量センサーSを装着した従来例より
も、簡単で安価な改造により、部品点数減らして簡素な
構造にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガスボンベの
残量表示装置を添付図面に基づいて詳細に説明する。図
1は本発明の実施形態に係るガスボンベの残量表示装置
を示し、図1(A)はその残量表示装置の要部の拡大縦
断面図、図1(B)は図1(A)中のI−I線矢視横断
平面図である。この残量表示装置は、図4(A)(B)
に示した従来例と同様の基本構成を備え、ガスボンベ1
の上部口金5に目視用の表示装置Aを設けるとともに、
遠隔検知用の残量センサーSを付設して構成される。
【0019】上記表示装置Aは、ガスボンベ1の上部口
金5にその基端部8aを介して上向きに羅着され、ボン
ベ内空間と連通する袋筒8bと、ボンベ内空間と袋筒8
bとに亙り昇降自在に設けられた伝動ロツド9と、伝動
ロツド9の下部に設けられ、ガスボンベ1内の液化ガス
Fの残量に応じて昇降するフロート10と、伝動ロツド
9の上端部に作動杆13を介して設けられた永久磁石1
4と、伝動ロツド9を昇降可能に案内するガイド筒17
と、ガイド筒17の下部とフロート10の間に架着され
た吊持バネ18と、上記袋筒8bに昇降自在に外嵌され
て永久磁石14に追従するリング磁性体15と、上記袋
筒8b及びリング磁性体15を覆う透明な保護カバー2
0とから成り、保護カバー20を透視してインジケータ
であるリング磁性体15の位置を目視で読み取ることに
より、ガスボンベ1内の液化ガスFの残量を視認できる
ように構成されている。
【0020】ここで、図1(A)中の符号11は袋筒8
bの頂部に固着された乾燥剤(シリカゲル)であり、保
護カバー20の内面や袋筒8bの外面に結露が生じるの
を防止する。また、符号21・22は袋筒8bの基端部
8aに上記保護カバー20を気密可能に羅着する封止部
材、符号23はガスボンベ1の上部口金5に袋筒8bの
基端部8aを気密可能に羅着する封止部材をそれぞれ示
す。なお、上記袋筒8b及び保護カバー20は、非磁性
材料で構成されている。
【0021】遠隔検知用の残量センサーSは、図1に示
すように、上記保護カバー20の左側面に嵌着したセン
サー装着具27の内面に組み込んで構成されている。上
記残量センサーSは多数の磁気検知素子である磁気抵抗
素子30から成り、これらの磁気抵抗素子30で永久磁
石14の位置を検出し、その検出信号を増幅器32を介
して遠隔場所Rに送信するように構成されている。上記
磁気抵抗素子30は、リング磁性体15の移動方向に沿
って所定の間隔で上下に多数配置され、永久磁石14及
びリング磁性体15と最も接近している磁気抵抗素子3
0が磁力のピーク値を検出することに基づき、液化ガス
Fの液位Lを検出するように構成されている。なお、上
記磁気抵抗素子30に代えて、他の磁気検知素子を用い
ることもできる。
【0022】上記センサー装着具27は、保護カバー2
0の左側面に形成した縦長の凹入部25に嵌着され、こ
のセンサー装着具27の内面に残量センサーSが組み込
まれている。これは透明な保護カバー20と一体に残量
センサーSを組み込むことにより、従来例よりも部品点
数減らして簡素な構造にするとともに、透明な保護カバ
ー20を透視することにより、インジケータであるリン
グ磁性体15を容易に視認できるように意図したもので
ある。
【0023】本発明では、上記リング磁性体15の上下
方向の寸法tを、永久磁石14の上下方向の寸法Tより
も小さく設定している。これは、永久磁石14により生
じた磁界がリング磁性体15の外側へより多く漏れ出る
こと意図したもので、これにより、残量センサーSに及
ぼす磁力が強まる。その結果、残量センサーの検知能力
が高まり、ガスボンベ1内の液位Lを確実に検出するこ
とができる。
【0024】また、永久磁石14により生じた磁界がリ
ング磁性体15の外側へより多く漏れ出ると、当該磁界
のリング磁性体15に及ぼす磁力が相対的に弱まる。つ
まり、永久磁石14とリング磁性体15との間に作用す
る吸引力が相対的に弱まることにより、リング磁性体と
袋筒との摩擦抵抗が相対的に減少し、リング磁性体の追
従性が改善されて、表示装置の液面表示の精度アップを
図ることができる。
【0025】ただし、リング磁性体15の上下方向の寸
法tを過小にするとリング磁性体15に作用する磁力が
過少になり、ボンベ搬送時や移設時の衝撃でリング磁性
体15が袋筒8の下方へ脱落し易くなるという不都合が
生ずるので、当該寸法tを小さくするにも限度がある。
そこで本発明者は鋭意研究の結果、リング磁性体15の
上下方向の寸法tを、永久磁石14の上下方向の寸法T
の50%乃至85%の範囲に設定している。
【0026】図2は本発明に係るリング磁性体の追従性
を示すグラフである。ここで、図2中の横軸はガスボン
ベ1内の液面レベルLを示し、縦軸はリング磁性体(イ
ンジケータ)15の位置を示し、符号aは液化ガス充填
時(液面の上昇時)のリング磁性体15の上昇状態を示
す曲線、符号bは液化ガス消費時(液面の下降時)のリ
ング磁性体15の下降状態を示す曲線である。
【0027】ちなみに、上記永久磁石14は希土類を材
料とし、その直径が約5.5mm、その高さが約5.5
mmに設定されている。他方、リング磁性体15は合成
樹脂とフェライトを材料とする軽量マグネットで構成さ
れ、袋筒8bに遊動可能に外嵌されている。このリング
磁性体15は、その内径が約10.5mm、その外径が
約12.8mmに設定されており、図2(A)はリング
磁性体15の上下方向の寸法tを4.5mm(永久磁石
14の上下方向の寸法Tの約82%)に設定した場合を
示し、図2(B)は当該寸法tを3.0mm(永久磁石
14の上下方向の寸法Tの約54%)に設定した場合を
示す。
【0028】図2(A)(B)を観察すれば、液化ガス
Fの充填時と消費時とでは、インジケータであるリング
磁性体15の位置に差異(ヒステレシス)が生じている
が、これは図3に示した従来例の差異(ヒステレシス)
の約45%〜50%に相当する。従って、本発明によれ
ばリング磁性体15の追従性が大幅に改善されているこ
とが分かる。
【0029】また、リング磁性体15の上下方向の寸法
tを小さくすれば、磁力による吸着力が弱くなるため、
搬送時や移設時等の衝撃によりリング磁性体15が脱落
し易くなることから、衝撃により脱落を生じさせないよ
うにするため、当該寸法tを約3.0mm程度で、永久
磁石14の上下方向の寸法Tの約54%に設定した。
【0030】上記袋筒8bに外嵌しているリング磁性体
15が、当該袋筒8bに沿って昇降する際に、こじれに
よるビビリが生じないようにするため、リング磁性体1
5の内径Dに対する当該寸法tの比率は0.28以上と
することが望ましい。本実施形態では、この点において
もリング磁性体の円滑な追従性が改善され、表示装置の
液面表示の精度アップを図ることができる。
【0031】なお、上記実施形態では透明な保護カバー
20を透視することにより、リング磁性体15を容易に
視認できるようにしたが、上記保護カバー20は、少な
くともその一部分にリング磁性体15を視認できる透視
部があれば足りる。また、上記実施形態ではセンサー装
着具27を介して保護カバー20に残量センサーSを装
着したものについて例示したが、これに代えて、リング
磁性体15の昇降を妨げないように、保護カバー20の
内面に残量センサーSを装着したもの、あるいは、保護
カバー20と一体に残量センサーSを鋳込んだものな
ど、種々の変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスボンベの残量表示装置を示
し、図1(A)はその残量表示装置の要部の拡大縦断面
図、図1(B)は図1(A)中のI−I線矢視横断平面
図である。
【図2】リング磁性体の追従性を示すグラフであり、図
2(A)はリング磁性体の上下方向の寸法を4.5mm
(永久磁石の上下方向の寸法の82%)に設定した場合
を示し、図2(B)は当該寸法を3.0mm(永久磁石
の上下方向の寸法の54%)に設定した場合を示す。
【図3】従来例に係るリング磁性体の追従性を示すグラ
フである。
【図4】従来例に係るガスボンベの残量検出装置を示
し、図4(A)はその残量表示装置の縦断面図、図4
(B)はその残量表示装置の要部の拡大縦断面図、図4
(C)は図4(A)中のII−II線矢視側面図である。
【符号の説明】
1…ガスボンベ、8b…袋筒、9…伝動ロツド、10…
フロート、14…永久磁石、15…リング磁性体(イン
ジケータ)、20…保護カバー、30…磁気検知素子、
A…目視用の表示装置、B…遠隔検知用の検知装置、D
…リング磁性体の内径、F…液化ガス、S…残量センサ
ー、T…永久磁石の上下方向の寸法、t…リング磁性体
の上下方向の寸法。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスボンベ(1)に目視用の表示装置
    (A)を設けるとともに、遠隔検知用の残量センサー
    (S)を付設し、 上記表示装置(A)は、上記ガスボンベ(1)の上部に
    ボンベ内空間と連通する袋筒(8b)を上向きに突設
    し、ボンベ内空間と袋筒(8b)とに亙り伝動ロツド
    (9)を昇降自在に設け、この伝動ロツド(9)の下部
    と上部にそれぞれフロート(10)と永久磁石(14)
    を設け、上記袋筒(8b)に上記永久磁石(14)の昇
    降に追従するリング磁性体(15)を昇降自在に外嵌し
    て成り、上記残量センサー(S)は、上記永久磁石(1
    4)の位置を検出する磁気検知素子(30)から成る、
    ガスボンベの残量検出装置において、 上記リング磁性体(15)の上下方向の寸法(t)を永
    久磁石(14)の上下方向の寸法(T)よりも小さく設
    定することにより、上記永久磁石(14)により生じた
    磁界の残量センサー(S)に及ぼす磁力を強めるように
    構成した、ことを特徴とするガスボンベの残量表示装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したガスボンベの残量表
    示装置において、上記リング磁性体(15)の上下方向
    の寸法(t)を永久磁石(14)の上下方向の寸法
    (T)の50%乃至85%の範囲に設定した、ことを特
    徴とするガスボンベの残量表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載したガスボンベの残量表
    示装置において、 上記リング磁性体(15)の上下方向の寸法(t)を
    3.0mm乃至4.5mmをの範囲に設定した、ことを
    特徴とするガスボンベの残量表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載したガスボンベの残量表示装置において、 上記リング磁性体(15)の内径(D)に対する上下方
    向の寸法(t)の比率を0.28以上に設定した、こと
    を特徴とするガスボンベの残量表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    記載したガスボンベの残量表示装置において、 上記袋筒(8b)及びリング磁性体(15)を保護カバ
    ー(20)で覆い、この保護カバー(20)の透視部を
    介して上記リング磁性体(15)を視認可能に構成する
    とともに、当該保護カバー(20)に残量センサー
    (S)を装着した、ことを特徴とするガスボンベの残量
    表示装置。
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