JP5529656B2 - 液位検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液位検出装置に関する。
従来、検出指示量の誤差を抑制することが可能な液位検出装置が提案されている。この液位検出装置は、容器内の液位に応じて回転する容器内マグネットと、容器内マグネットと磁気的に結合した回転伝達用マグネットと、回転伝達用マグネットと共に回転する検出側マグネットと、検出側マグネットの回転により変化する磁束によって起電力が変化するホールICとを備え、ホールICから出力される起電力の大きさにより液位を検出する。また、この液位検出装置では、液位の検出要する部材同士が非接触となっているため、摩耗劣化などが殆どなく、劣化による検出指示量の誤差を抑えることができる(例えば特許文献1参照)。
さらに、従来、液位に応じて上下動するフロートと、フロートに設けられた磁石と、磁石の高さ位置に応じた信号を出力する磁気センサとを備えた液位検出装置が知られている。この液位検出装置によれば、リードスイッチを用いることなく階段状の出力を得ることができる(例えば特許文献2参照)。
特開2001−201390号公報 特開2002−195869号公報
しかし、特許文献1に記載の液位検出装置において容器内マグネットは容器内回転シャフトの一端に接続され、容器内回転シャフトの他端には2つの歯車が接続される。さらに、特許文献1に記載の液位検出装置は、上記歯車にアーム及びフロートが設けられている。このため、特許文献1に記載の液位検出装置は可動部が多い構成となっており、可動部における破損など故障の可能性が高まってしまう。
また、特許文献1に記載の液位検出装置では、液位を検出するためにはフロートがタンクの上端から下端まで移動しなければならず、この移動を確保するためアームをある程度長くしなければならなくなってしまう。このため、アームの可動範囲を確保可能な大きさのタンクにしか液位検出装置を用いることができない。
また、特許文献2に記載の液位検出装置では、磁気センサからの信号をタンク外部に出力する必要があるため、タンクに電線挿通用の穴を設けなければならなくなる。よって、タンク内の液体(液化ガスを含む)が電線挿通用の穴を通じてタンク外部に漏洩する可能性があった。
さらに、特許文献2に記載の液位検出装置では、階段状にしか出力を得ることができず、詳細な液位の検出ができない構成となっている。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その発明の目的とするところは、故障の可能性を低減すると共に、タンクの大きさに制限を受け難く、タンク内の液体(液化ガスを含む)がタンク外部に漏洩することをより防止し、且つ、詳細な液位の検出が可能な液位検出装置を提供することにある。
本発明の液位検出装置は、非磁性の材料により構成され、内部に液体を収納するタンクと、タンク内の液位に応じて上下動すると共に、磁石を有したフロートと、タンク外に設けられ、磁束密度を磁電変換して出力する磁気センサと、磁気センサから得られる出力信号から液位を検出する液位検出部と、一端側がタンクの上面内壁又は下面内壁に接続され、他端側がフロートに接続された弾性部材と、を備え、フロートは、水平方向よりも鉛直方向に長く形成された長尺形状であって、弾性部材がタンクの上面内壁に接続される場合、上方に向けて開放された凹部が形成されており、弾性部材が前記タンクの下面内壁に接続される場合、下方に向けて開放された凹部が形成されており、弾性部材は、液位が任意位置より高い場合にフロートを下げる力を加えると共に、液位が当該任意位置より低い場合にフロートを持ち上げる力を加え、一端側がタンク内壁に接続され、他端側が凹部の底面に接続されていることを特徴とする。
この液位検出装置によれば、非磁性の材料により構成されたタンクと、タンク内の液位に応じて上下動すると共に、磁石を有したフロートとを備える。このため、液位に応じて磁石が上下動して、磁気センサにて検出される磁束密度が変化し、液位検出部によって液位が検出されることとなる。また、上記の液位検出構成であるため、歯車やアームを備える必要がなく、可動部自体が少なくなっており、故障の可能性が低減される。さらに、フロートをタンクの上端から下端まで移動させるにあたり、アームの可動範囲を確保する必要がなく、タンクの大きさに制限を受け難くなる。加えて、磁気センサがタンク外に設けられているため、タンクに電線挿通用の穴を設ける必要がなく、タンク内の液体(液化ガスを含む)がタンク外部に漏洩することをより防止できる。さらには、磁束密度を磁電変換して出力する磁気センサを用いるため、出力は階段状でなく連続的に得られることなり詳細な液位の検出が可能となる。従って、故障の可能性を低減すると共に、タンクの大きさに制限を受け難く、タンク内の液体(液化ガスを含む)がタンク外部に漏洩することをより防止し、且つ、詳細な液位の検出を可能とすることができる。
さらに、弾性部材を備えるため、弾性部材がタンク上面内壁に接続される場合、液位が上がったときに、フロートは浮力により上方移動するが、弾性部材がその自由長より縮むこととなりフロートを押すため、フロートの動きを制限してフロートを所定位置で止めることとなる。一方、液位が下がった場合、フロートが下方移動して弾性部材はその自由長より伸びることとなる。このため、弾性部材は、フロートの自重を打ち消すようにフロートを持ち上げる力が働くこととなり、フロートを所定位置で止めることとなる。
このフロートを所定位置で止める作用、及び、長尺形状のフロートにより浮力が変化する作用から、フロート位置の変化量は液位の変化量のn分の1とすることができる。この結果、磁石の可動範囲も小さくなり、通常では磁気センサに磁束が到達できないほど縦長のタンクに対しても適用することができる。
また、タンクの下面内壁に接続される場合も同様に、磁石の可動範囲を小さくでき、通常では磁気センサに磁束が到達できないほど縦長のタンクに対しても適用することができる。
さらに、フロートは、弾性部材がタンクの上面内壁に接続される場合、上方に向けて開放された凹部が形成されており、弾性部材がタンクの下面内壁に接続される場合、下方に向けて開放された凹部が形成されており、弾性部材は、一端側がタンク内壁に接続され、他端側が凹部の底面に接続されている。このため、弾性部材は凹部に収納可能となり、例えばフロートがタンク上端や下端まで移動する場合に弾性部材によってフロートの移動が妨げられることを防止することができる。従って、フロートの移動を不必要に阻害することなく、タンク上端から下端まで計測することができる。
また、本発明の液位検出装置において、磁石は、2つの磁極を結ぶ方向が垂直方向となっており、磁気センサは、垂直方向の磁束に応じた電気信号を出力することが好ましい。
この液位検出装置によれば、磁石は、2つの磁極を結ぶ方向が垂直方向となっており、磁気センサは、垂直方向の磁束に応じた電気信号を出力するため、水平方向の地磁気の影響を受け難く、液位の検出精度を高めることができる。
また、本発明の液位検出装置において、磁気センサは、高さが異なる状態で2つ設けられ、液位検出部は、2つの磁気センサから得られた出力信号の差分に基づいて、液位を検出することが好ましい。
この液位検出装置によれば、磁気センサは、高さが異なる状態で2つ設けられ、液位検出部は、2つの磁気センサから得られた出力信号の差分に基づいて、液位を検出する。よって、温度や経時的な磁力変化に対してもキャンセルすることとなり、一層正確に液位を検出することができる。
また、本発明の液位検出装置において、タンクは、非磁性の金属部材により構成されていることが好ましい。
この液位検出装置によれば、タンクは、金属部材により構成されている。ここで、タンクが樹脂により構成されている場合、収納する液体の種類にもよるが液体がタンク壁を透過してしまうため、タンク壁に或る程度の厚みを持たせる必要がある。しかし、金属部材により構成することで厚みを持たせる必要がなく、小型化を図ることができる。
また、本発明の液位検出装置において、タンクの金属部材は、ステンレスであることが好ましい。
この液位検出装置によれば、タンクの金属部材はステンレスであるため、例えばタンク内にアルミでは腐食する液体を収納していたとしても、金属部材が腐食することなく、液体の透過を防止することができる。
本発明によれば、故障の可能性を低減すると共に、タンクの大きさに制限を受け難く、タンク内の液体(液化ガスを含む)がタンク外部に漏洩することをより防止し、且つ、詳細な液位の検出を可能とすることができる。
本発明の実施形態に係る液位検出装置の概略構成図である。 図1に示した磁気センサの出力信号を示す図である。 図1に示した差動アンプの出力信号を示す図である。 フロート位置に応じた差動アンプの出力の実測値を説明する図であって、(a)はフロート及び磁気センサの設置状態を示し、(b)はフロート位置に応じた差動アンプの出力の実測値を示すグラフである。 第2実施形態に係る液位検出装置の概略構成図である。 液位が下がった場合におけるフロート及びコイルスプリングの状態を示す図である。 第2実施形態に係る液位検出装置の第1変形例を示す第1の図である。 第2実施形態に係る液位検出装置の第1変形例を示す第2の図である。 第2実施形態に係る液位検出装置の第2変形例を示す図であって、フロート及びコイルスプリングの詳細を示している。 第2実施形態に係る液位検出装置の第3変形例を示す図であって、フロート及びコイルスプリングの詳細を示している。 第2実施形態に係る液位検出装置の第4変形例を示す図であって、フロート及びコイルスプリングの詳細を示している。 第2実施形態に係る液位検出装置の第5変形例を示す図であって、フロート及びコイルスプリングの詳細を示している。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る液位検出装置の概略構成図である。図1に示すように、液位検出装置1は、液体Fを収納したタンク10内の液位を検出するものであって、タンク10と、フロート20と、ガイドレール30と、磁気センサ41,42と、差動アンプ50と、液位検出部60とを備えている。
タンク10は、内部に液体Fを収納するものである。このタンク10は、非磁性の材料、すなわち樹脂やアルミなどにより構成されている。また、タンク10は、樹脂よりも非磁性の金属部材により構成されていることが望ましい。タンク10が樹脂で構成されている場合、収納する液体Fの種類にもよるが液体Fがタンク壁を透過してしまうため、タンク壁に或る程度の厚みを持たせる必要がある。しかし、金属部材により構成することで厚みを持たせる必要が無く、小型化を図ることができるからである。
さらに、タンク10の金属部材は、ステンレスにより構成されていることがより望ましい。例えばタンク10内にアルミでは腐食する液体Fを収納していたとしても、金属部材が腐食することなく、液体Fの透過を防止することができるからである。
フロート20は、タンク10内の液位に応じて上下動するものであって、本実施形態においてはタンク10の一側端側(図中右側)に設けられている。ガイドレール30は、フロート20の横方向への移動を規制するための案内部材である。フロート20はガイドレール30に横方向の移動が規制されることでタンク10の一側端側において上下動することとなる。さらに、フロート20は、磁石21を備えている。この磁石21は、2つの磁極(N極及びS極)を結ぶ方向が垂直方向となっている。
磁気センサ41,42は、タンク10外に設けられ、磁束密度を磁電変換して出力するものである。具体的に磁気センサ41,42は、タンク10外においてフロート20に近接するように設置され、ホールICやMRセンサなどが用いられる。このような磁気センサ41,42は、垂直方向の磁束に応じた電気信号を出力するように配置されている。
また、磁気センサ41,42は、高さが異なる状態で2つ設けられており、それぞれが差動アンプ50に信号出力する。差動アンプ50は、2つの入力信号の差分を一定係数(差動利得)で増幅する増幅回路である。差動アンプ50の非反転入力端子にはタンク10外の上部に設けられる第1磁気センサ41からの出力信号が入力され、差動アンプ50の反転入力端子にはタンク10外の下部に設けられる第2磁気センサ42からの出力信号が入力される。
液位検出部60は、磁気センサ41,42から得られる出力信号から液位を検出するものであって、本実施形態では2つの磁気センサ41,42から得られた出力信号の差分に基づいて液位を検出する。
次に、本実施形態に係る液位検出装置1による液位検出の概要について説明する。図2は、図1に示した磁気センサ41,42の出力信号を示す図である。図2に示すように、第1磁気センサ41はタンク10外の上部に設けられている。このため、液位が上がって第1磁気センサ41と磁石21とが近くなった場合、大きい出力が得られる。一方、液位が下がって第1磁気センサ41と磁石21とが遠くなった場合、小さい出力が得られる。特に、第1磁気センサ41は、液位の上昇に応じて指数関数的に大きくなる信号を出力する。
また、第2磁気センサ42はタンク10外の下部に設けられている。このため、液位が上がって第2磁気センサ42と磁石21とが遠くなった場合、小さい出力が得られる。一方、液位が下がって第2磁気センサ42と磁石21とが近くなった場合、大きい出力が得られる。特に、第2磁気センサ42は、液位の上昇に応じて指数関数的に小さくなる信号を出力する。
図3は、図1に示した差動アンプ50の出力信号を示す図である。上記したように、第1磁気センサ41からの出力信号は差動アンプ50の非反転入力端子に入力され、第2磁気センサ42からの出力信号は差動アンプ50の反転入力端子に入力される。このため、差動アンプ50は、図3に示すように液位に応じて略比例的な信号を出力することとなる。
液位検出部60は、差動アンプ50から得られた信号に基づいて、液位を検出する。この際、液位検出部60は、例えば図3に示すような液位と出力信号との関係を示すデータを記憶しておき、差動アンプ50から得られた信号に基づいて液位を検出する。
ここで、図4を参照してフロート位置に応じた差動アンプ50の出力の実測値を説明する。図4は、フロート位置に応じた差動アンプ50の出力の実測値を説明する図であって、(a)はフロート20及び磁気センサ41,42の設置状態を示し、(b)はフロート位置に応じた差動アンプ50の出力の実測値を示すグラフである。
図4(a)に示すように、磁気センサ41,42とフロート20との距離は90mmに設定した。具体的には2つの磁気センサ41,42を通る直線と、上下動するフロート20の通過軌跡となる直線との距離を90mmに設定した。また、2つの磁気センサ41,42との距離は150mmに設定し、フロート20の位置が0mm〜150mmとなる範囲において差動アンプ50の出力を計測した。なお、フロート位置が0mmとは、フロート20が第2磁気センサ42と同一平面上に位置する場合であり、フロート位置が150mmとは、フロート20が第1磁気センサ41と同一平面上に位置する場合である。
この場合、図4(b)に示すように、フロート位置が0mmから150mmになるにつれて出力は略比例的に増加している。
このようにして、本実施形態に係る液位検出装置1によれば、非磁性の材料により構成されたタンク10と、タンク10内の液位に応じて上下動すると共に、磁石21を有したフロート20とを備える。このため、液位に応じて磁石21が上下動して、磁気センサ41,42にて検出される磁束密度が変化し、液位検出部60によって液位が検出されることとなる。また、上記の液位検出構成であるため、歯車やアームを備える必要がなく、可動部自体が少なくなっており、故障の可能性が低減される。さらに、フロート20をタンク10の上端から下端まで移動させるにあたり、アームの可動範囲を確保する必要がなく、タンク10の大きさに制限を受け難くなる。加えて、磁気センサ41,42がタンク10外に設けられているため、タンク10に電線挿通用の穴を設ける必要がなく、タンク10内の液体F(液化ガスを含む)がタンク10外部に漏洩することをより防止できる。さらには、磁束密度を磁電変換して出力する磁気センサ41,42を用いるため、出力は階段状でなく連続的に得られることなり詳細な液位の検出が可能となる。従って、故障の可能性を低減すると共に、タンク10の大きさに制限を受け難く、タンク10内の液体F(液化ガスを含む)がタンク10外部に漏洩することをより防止し、且つ、詳細な液位の検出を可能とすることができる。
また、磁石21は、2つの磁極を結ぶ方向が垂直方向となっており、磁気センサ41,42は、垂直方向の磁束に応じた電気信号を出力するため、水平方向の地磁気の影響を受け難く、液位の検出精度を高めることができる。
また、磁気センサ41,42は、高さが異なる状態で2つ設けられ、液位検出部60は、2つの磁気センサ41,42から得られた出力信号の差分に基づいて、液位を検出する。よって、温度や経時的な磁力変化に対してもキャンセルすることとなり、一層正確に液位を検出することができる。
また、タンク10は、金属部材により構成される場合もある。ここで、タンク10が樹脂により構成されている場合、収納する液体Fの種類にもよるが液体Fがタンク壁を透過してしまうため、タンク壁に或る程度の厚みを持たせる必要がある。しかし、金属部材により構成することで厚みを持たせる必要が無く、小型化を図ることができる。
また、タンク10の金属部材がステンレスである場合、例えばタンク10内にアルミでは腐食する液体Fを収納していたとしても、金属部材が腐食することなく、液体Fの透過を防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態に係る液位検出装置は第1実施形態のものと同様であるが、構成が一部異なっている。以下、第1実施形態との相違点について説明する。
図5は、第2実施形態に係る液位検出装置の概略構成図である。図5に示すように、本実施形態に係る液位検出装置2は、コイルスプリング(弾性部材)70を備えている。このコイルスプリング70は、一端側がタンクの上面内壁に接続され、他端側がフロート20に接続されている。また、コイルスプリング70は、液位が高い場合に自由長より縮むこととなり、液位が低い場合に自由長より伸びることとなる。すなわち、コイルスプリング70は、任意位置より液位が高い場合に圧縮状態となり、任意位置より液位が低い場合に伸張状態となる。
さらに、本実施形態においてフロート20は柱状に形成されており、水平方向よりも鉛直方向に長く形成された長尺形状となっている。この長尺形状のフロート20において磁石21はフロート20の上部に取り付けられている。
このような構成であるため、液位が上がった場合、フロート20は浮力により上方移動するが、コイルスプリング70がフロート20を押すこととなり、フロート20の動きを制限してフロート20を所定位置で止めることとなる。このとき、フロート20の大部分が液体Fに浸かっており浮力が大きくなる。このため、コイルスプリング70がフロート20を押す力についても大きくなっている。
図6は、液位が下がった場合におけるフロート20及びコイルスプリング70の状態を示す図である。図6に示すように液位が下がった場合、フロート20が下方移動してコイルスプリング70は、図5に示す状態より伸びることとなる。しかし、僅かに液体Fが存在しているため、液体Fによりフロート20には浮力が発生する。一方、コイルスプリング70は、フロート20の自重を打ち消すようにフロート20を持ち上げる力が働くこととなり、フロート20を所定位置で止める。このとき、フロート20の大部分が液体Fに浸かっておらず浮力は小さくなるが、フロート20には(浮力)+(コイルスプリング70の持ち上げる力)−(フロート20の自重)という力が働いて、結果的にフロート20には上方へ作用する力が加えられることとなる。
また、図5及び図6から明らかなように、フロート20は、長尺形状に形成されており、液位が高いときに上方からコイルスプリング70に押される状態にあり、液位が低いときに上方からコイルスプリング70に持ち上げられる状態にある。このようなフロート20の形状及びコイルスプリング70からすると、液位の変化量に対してフロート位置の変化量はn分の1(nは1より大きい数)とされる。この結果、磁石21の可動範囲も制限され、磁石21が磁気センサ41,42から遠く離れてしまう事態を防止することができる。また、磁石21が磁気センサ41,42から遠く離れてしまう事態を防止することができるため、コイルスプリング70を備えない場合において磁気センサ41,42に磁束が到達できないほど縦長のタンク10に対しても適用することができる。なお、第2実施形態ではコイルスプリング70を例に挙げているが、これに限らず、弾性部材であれば他のスプリングやゴム等であってもよい。
次に、第2実施形態に係る液位検出装置2の変形例について説明する。図7は、第2実施形態に係る液位検出装置2の第1変形例を示す第1の図である。図7に示すように、コイルスプリング70は、一端側がタンク10の下面内壁に接続され、他端側がフロート20の下部に接続されていてもよい。
このような構成であるため、液位が上がった場合、フロート20は浮力により上方移動するが、コイルスプリング70がフロート20を引っ張ることとなり、フロート20の動きを制限してフロート20を所定位置で止めることとなる。このとき、フロート20の大部分が液体Fに浸かっており浮力が大きくなる。このため、コイルスプリング70がフロート20を引く力は大きくなっている。
図8は、第1変形例において液位が下がった場合におけるフロート20及びコイルスプリング70の状態を示す第2の図である。図8に示すように液位が下がった場合、フロート20が下方移動してコイルスプリング70は、図7に示す状態より縮むこととなる。しかし、少なからず液体Fが存在しているため、液体Fによりフロート20には浮力が発生する。一方、コイルスプリング70は、フロート20の自重を打ち消すようにフロート20を持ち上げる力が働くこととなり、フロート20を所定位置で止める。このとき、フロート20の多くが液体Fに浸かっておらず浮力は小さくなるが、フロート20には(浮力)+(コイルスプリング70の持ち上げる力)−(フロート20の自重)という力が働いて、結果的にフロート20には上方へ作用する力が加えられることとなる。
また、図7及び図8から明らかなように、フロート20は、長尺形状に形成されており、液位が高いときに下方からコイルスプリング70に引っ張られる状態にあり、液位が低いときに下方から押し上げられる状態にある。このようなフロート20の形状及びコイルスプリング70からすると、液位の変化量に対してフロート位置の変化量はn分の1(nは1より大きい数)とされる。この結果、磁石21の可動範囲も制限され、磁石21が磁気センサ41,42から遠く離れてしまう事態を防止することができる。また、磁石21が磁気センサ41,42から遠く離れてしまう事態を防止することができるため、コイルスプリング70を備えない場合において磁気センサ41,42に磁束が到達できないほど縦長のタンク10に対しても適用することができる。なお、第1変形例ではコイルスプリング70を例に挙げているが、これに限らず、弾性部材であれば他のスプリングやゴム等であってもよい。
図9は、第2実施形態に係る液位検出装置2の第2変形例を示す図であって、フロート20及びコイルスプリング70の詳細を示している。
図9に示すように、フロート20は凹部20aが形成されている。この凹部20aはフロート20の上端からフロート20を刳り抜くように形成され、上方に向けて開放している。また、第2変形例においてコイルスプリング70は、一端側がタンク10の上面内壁に接続され、他端側が凹部20aの底面に接続されている。このため、コイルスプリング70は凹部20aに収納可能となっている。
上記のような構成であるため、例えばフロート20がタンク上端まで移動する場合にコイルスプリング70によってフロート20の移動が妨げられることを防止することができる。具体的には図9に示すように、コイルスプリング70は凹部20a内において自由長より短く圧縮されて収まるようになる。このため、フロート20の上端はタンク10の上面内壁に接して、コイルスプリング70により不必要にフロート20の移動が妨げられることが防止されている。
なお、上記構成の場合、凹部20aがフロート20の上部に設けられているため、凹部20aに液体Fが溜まってしまい、フロート20の可動範囲に影響を及ぼしてしまう可能性がある。このため、凹部20aの側壁からフロート20の側壁まで通じる貫通孔20bが形成されている。これにより、凹部20aに液体Fが入っても貫通孔20bから液体Fが抜けることとなり、フロート20の可動範囲が変動してしまう事態を防止できるからである。
なお、第2変形例ではコイルスプリング70を例に挙げているが、これに限らず、弾性部材であれば他のスプリングやゴム等であってもよい。
図10は、第2実施形態に係る液位検出装置2の第3変形例を示す図であって、フロート20及びコイルスプリング70の詳細を示している。
図10に示すように、フロート20は凹部20aが形成されている。この凹部20aはフロート20の下端からフロート20を刳り抜くように形成され、下方に向けて開放している。また、第3変形例においてコイルスプリング70は、一端側がタンク10の下面内壁に接続され、他端側が凹部20aの底面に接続されている。このため、コイルスプリング70は凹部20aに収納可能となっている。
上記のような構成であるため、例えばフロート20がタンク下端まで移動する場合にコイルスプリング70によってフロート20の移動が妨げられることを防止することができる。具体的には図10に示すように、コイルスプリング70は凹部20a内において自由長より短く圧縮されて収まるようになる。このため、フロート20の下端はタンク10の下面内壁に接して、コイルスプリング70により不必要にフロート20の移動が妨げられることが防止されている。
なお、上記構成の場合、凹部20aがフロート20の下部に設けられているため、凹部20aに気体が溜まってしまい、フロート20の可動範囲に影響を及ぼしてしまう可能性がある。このため、凹部20aの側壁からフロート20の側壁まで通じる貫通孔20bが形成されている。これにより、凹部20aに気体が入っても貫通孔20bから気体が抜けることとなり、フロート20の可動範囲が変動してしまう事態を防止できるからである。
なお、第3変形例ではコイルスプリング70を例に挙げているが、これに限らず、弾性部材であれば他のスプリングやゴム等であってもよい。
図11は、第2実施形態に係る液位検出装置2の第4変形例を示す図であって、フロート20及びコイルスプリング70の詳細を示している。
図11に示すように、第4変形例においてコイルスプリング70は、そのコイル内にフロート20が挿入された状態となっている。また、コイルスプリング70の一端側はタンク10の上面内壁に接続され、他端側はフロート20の側面(フロート20の上面及び下面を除く部分あって、具体的には符号aの部位)に接続されている。
上記のような構成であるため、例えばフロート20がタンク上端まで移動する場合にコイルスプリング70によってフロートの移動が妨げられることを防止することができる。具体的には図11に示すように、コイルスプリング70は、タンク10の上面内壁と接続部aとの間で自由長より短く圧縮されるようになる。このため、フロート20の上端はタンク10の上面内壁に接して、コイルスプリング70により不必要にフロート20の移動が妨げられることが防止されている。
なお、第4変形例ではコイルスプリング70を例に挙げているが、これに限らず、弾性部材であれば他のスプリングやゴム等であってもよい。
図12は、第2実施形態に係る液位検出装置2の第5変形例を示す図であって、フロート20及びコイルスプリング70の詳細を示している。
図12に示すように、第5変形例においてコイルスプリング70は、そのコイル内にフロート20が挿入された状態となっている。また、コイルスプリング70の一端側はタンク10の下面内壁に接続され、他端側はフロート20の側面(フロート20の上面及び下面を除く部分あって、具体的には符号aの部位)に接続されている。
上記のような構成であるため、例えばフロート20がタンク下端まで移動する場合にコイルスプリング70によってフロートの移動が妨げられることを防止することができる。具体的には図12に示すように、コイルスプリング70は、タンク10の下面内壁と接続部aとの間で自由長より短く圧縮されるようになる。このため、フロート20の下端はタンク10の下面内壁に接して、コイルスプリング70により不必要にフロート20の移動が妨げられることが防止されている。
なお、第5変形例ではコイルスプリング70を例に挙げているが、これに限らず、弾性部材であれば他のスプリングやゴム等であってもよい。
このようにして、第2実施形態に係る液位検出装置2によれば、第1実施形態と同様に、故障の可能性を低減すると共に、タンク10の大きさに制限を受け難く、タンク10内の液体F(液化ガスを含む)がタンク10外部に漏洩することをより防止し、且つ、詳細な液位の検出を可能とすることができる。
さらに、第2実施形態によれば、コイルスプリング70を備えるため、コイルスプリング70がタンク上面内壁に接続される場合、液位が上がったときに、フロート20は浮力により上方移動するが、コイルスプリング70が自由長より短くなり、フロート20を押すため、フロート20の動きを制限してフロート20を所定位置で止めることとなる。一方、液位が下がった場合、フロート20が下方移動してコイルスプリング70はその自由長より伸びることとなる。このため、コイルスプリング70は、フロート20の自重を打ち消すようにフロート20を持ち上げる力が働くこととなり、フロート20を所定位置で止める。
このフロート20を所定位置で止める作用、及び、長尺形状のフロート20により浮力が変化する作用から、フロート位置の変化量は液位の変化量のn分の1とすることができる。この結果、磁石21の可動範囲も小さくなり、通常では磁気センサ41,42に磁束が到達できないほど縦長のタンク10に対しても適用することができる。
また、タンク10の下面内壁に接続される場合も同様に、磁石21の可動範囲を小さくでき、通常では磁気センサ41,42に磁束が到達できないほど縦長のタンク10に対しても適用することができる。
また、フロート20は、コイルスプリング70がタンク10の上面内壁に接続される場合、上方に向けて開放された凹部20aが形成されており、コイルスプリング70がタンク10の下面内壁に接続される場合、下方に向けて開放された凹部20aが形成されており、コイルスプリング70は、一端側がタンク内壁に接続され、他端側が凹部20aの底面に接続されている。このため、コイルスプリング70は凹部20aに収納可能となり、例えばフロート20がタンク上端や下端まで移動する場合にコイルスプリング70によってフロート20の移動が妨げられることを防止することができる。従って、フロート20の移動を不必要に阻害することなく、タンク上端から下端まで計測することができる。
また、コイルスプリング70はコイル内にフロート20が挿入された状態となっているため、コイルスプリング70はフロート20の周囲を覆うように配置され、例えばフロート20がタンク上端や下端まで移動する場合にコイルスプリング70によってフロート20の移動が妨げられることを防止することができる。従って、フロート20の移動を不必要に阻害することなく、タンク上端から下端まで計測することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態において磁気センサ41,42は上下2つに設けられているが、これに限らず、1つだけであってもよい。また、タンク10に収納する液体Fの種類によって、タンク10は樹脂部材により構成されていてもよいし、アルミなどの金属部材により構成されていてもよい。
また、本実施形態においてフロート20の案内部材としてガイドレール30を備えているが、このガイドレール30は筒状のものであってもよいし、複数本の長尺棒により構成されていてもよい。
また、第2実施形態において磁石21はフロート20の上部に設けられているが、これに限らず、中間部に設けられていてもよいし、下部に設けられていてもよい。
1,2…液位検出装置
10…タンク
20…フロート
20a…凹部
20b…貫通孔
21…磁石
30…ガイドレール
41,42…磁気センサ
50…差動アンプ
60…液位検出部
70…コイルスプリング(弾性部材)

Claims (5)

  1. 非磁性の材料により構成され、内部に液体を収納するタンクと、
    前記タンク内の液位に応じて上下動すると共に、磁石を有したフロートと、
    前記タンク外に設けられ、磁束密度を磁電変換して出力する磁気センサと、
    前記磁気センサから得られる出力信号から液位を検出する液位検出部と、
    一端側が前記タンクの上面内壁又は下面内壁に接続され、他端側が前記フロートに接続された弾性部材と、を備え、
    前記フロートは、水平方向よりも鉛直方向に長く形成された長尺形状であって、前記弾性部材が前記タンクの上面内壁に接続される場合、上方に向けて開放された凹部が形成されており、前記弾性部材が前記タンクの下面内壁に接続される場合、下方に向けて開放された凹部が形成されており、
    前記弾性部材は、液位が任意位置より高い場合に前記フロートを下げる力を加えると共に、液位が当該任意位置より低い場合に前記フロートを持ち上げる力を加え、一端側がタンク内壁に接続され、他端側が凹部の底面に接続されている
    ことを特徴とする液位検出装置。
  2. 前記磁石は、2つの磁極を結ぶ方向が垂直方向となっており、
    前記磁気センサは、垂直方向の磁束に応じた電気信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の液位検出装置。
  3. 前記磁気センサは、高さが異なる状態で2つ設けられ、
    前記液位検出部は、2つの前記磁気センサから得られた出力信号の差分に基づいて、液位を検出する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の液位検出装置。
  4. 前記タンクは、非磁性の金属部材により構成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の液位検出装置。
  5. 前記タンクの金属部材は、ステンレスである
    ことを特徴とする請求項4に記載の液位検出装置。
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