JPH0552401A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

Info

Publication number
JPH0552401A
JPH0552401A JP3237045A JP23704591A JPH0552401A JP H0552401 A JPH0552401 A JP H0552401A JP 3237045 A JP3237045 A JP 3237045A JP 23704591 A JP23704591 A JP 23704591A JP H0552401 A JPH0552401 A JP H0552401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
room
electric signal
microphone
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3237045A
Other languages
English (en)
Inventor
Keigo Onizuka
圭吾 鬼塚
Hisashi Tokisaki
久 時崎
Yasuaki Iwasaki
康明 岩崎
Yuji Okuwa
祐治 大桑
Shoji Kawaguchi
昌治 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3237045A priority Critical patent/JPH0552401A/ja
Publication of JPH0552401A publication Critical patent/JPH0552401A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロフォンの設置位置と音源との間の距
離の遠近に関わりなく、室内の音響レベルを正確に検知
することができ、もって実際の音響レベルに適合するよ
うなファンモータの回転数制御を行なえるようにした。 【構成】 室内の音響の大きさを検出するマイクロフォ
ン31から出力される電気信号は、フィルタを通して、
マニュアル操作などによって予め利得が可変調整されて
いる増幅器に入力され、ここで増幅された後に、積分回
路を通してマイクロコンピュータに与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和されたオーディオルー
ム内で音楽を鑑賞する際には、音楽の曲構成に応じて音
量が小さくなった場合に、室内送風機のモータ音が不協
和音となって聞える場合がある。これを解消するため
に、従来、マイクロフォンを設け、このマイクロフォン
によりオーディオルーム内の音響を検出して、この検出
された音響の値が予め設定された音響のしきい値よりも
大きいときには、室内送風機のモータの回転数を現状の
まゝ維持すると共に、検出された音響の値が音響しきい
値よりも小さいときには、上記モータの回転数を減少さ
せるように構成したものが提案されている(例えば、特
開昭60−4741号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成を採用する場合には、マイクロフォンの設置箇所が音
源であるオーディオ装置に近接した位置にある時と、離
間した位置にある時とでは、マイクロフォンにより検出
される音響レベルに相違が生じる。
【0004】従って、従来の構成では、マイクロフォン
の設置箇所によっては、音響レベルを正確に検知するこ
とができなくなるという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、マイクロフォンの設置位
置とオーディオ装置との間の距離の遠近に関わりなく、
室内の音響レベルを正確に検知することができ、よって
実際の音響レベルに適合させて、室内送風機のモータの
回転数を制御することのできる空気調和機の制御装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、室内送風機を機体に内蔵した空気調和機の
制御装置において、機体が設置されている室内の音響の
大きさに応じた電気信号を出力する音響検出手段と、こ
の音響検出手段から出力された電気信号の増幅度を可変
する増幅手段と、この増幅手段から出力された電気信号
の値に基づいて室内送風機のモータの回転数を決定する
モータ回転数決定手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0007】
【作用】上記構成において、室内に発生した音響は、音
響検出手段によって検出され、この検出された音響はそ
の大きさに応じた電気信号として出力される。この電気
信号は、増幅度を可変する増幅手段によって増幅された
後、モータ回転数決定手段に出力される。モータ回転数
決定手段は、この増幅手段から出力された電気信号の値
に基づいて室内送風機を駆動するモータの回転数を決定
する。この際に、増幅手段は増幅度を変えることができ
るので、音響検出手段の設けられている位置に応じて、
その増幅度を変化させることができ、例えば、音響検出
手段が音響発生源に近い場合には感度を下げ、遠い場合
には感度を上げる、といった調整が可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明による一実施例を添付図面を参
照して説明する。
【0009】図2及び図3において、1は室内機(機
体)を示しており、この室内機1は、室内機本体3の前
面に蓋部5を開閉自在に設けて構成されている。
【0010】この室内機本体3の内部には、図4に示す
ように、室内送風機7が設けられており、この室内送風
機7がモータ(図示せず)により駆動された場合には、
蓋部5の吸込グリル9を通じて室内空気が吸込まれ、こ
の空気は、室内熱交換器11を介して熱交換された後
に、吹出口13を通じて室内に吹出される構成になって
いる。また吹出口13の近傍には、垂直羽根15が設け
られると共に、複数の水平羽根17が設けられ、これに
より吹出し方向が設定される。
【0011】室内機本体3の内部上方には、室内熱交換
器温度センサ19、室内温度センサ21、及び室内湿度
センサ23が設けられている。また、室内機本体3の下
方前面には、図3に示すように、表示部25が設けら
れ、この表示部25には受信部27が設けられ、この受
信部27には、図2に示すように、リモートコントロー
ル装置29から無線送信された指令信号が受信される。
【0012】しかしてこの表示部25には、本実施例に
斯るマイクロフォン31が設けられている。このマイク
ロフォン31は、図2に示すように、オーディオ装置3
2から発生する音響の大きさを検出するものであり、吹
出口13から吹出される空気の音を余り検出しないよう
な位置に設けることが望ましく、また室内機1の内部で
はなく、その外部に設けることが望ましい。
【0013】例えば、室内機1から信号線33を用いて
リモートコントロールケース35を引出し、この引出さ
れたリモートコントロールケース35にマイクロフォン
31を設けることは望ましい。マイクロフォン31は、
図2に示すように、リモートコントロール装置29に設
けてもよく、この場合にマイクロフォン31により検出
される音響信号は、リモートコントロール装置29の送
信部37から送信される制御信号に乗せて送信される。
39は運転スイッチ、41は静音スイッチ、43は風速
切換ボタン、45は設定温度切換ボタンである。
【0014】図1は、本発明の一実施例に係る空気調和
機、及び本発明の一実施例に従う空気調和機の制御装置
のブロック図である。
【0015】同図において、本発明の一実施例に係る空
気調和機は、室内機1と、室外機55とで構成されてい
る。室内機1側には、後述する制御系(制御装置)、室
内送風機7及び室内熱交換器11が設けられており、室
外機55側には、上記の制御系の制御下に置かれるイン
バーター57、圧縮機59、アキュムレータ61、四方
弁63、室外熱交換器65、室外送風機67及び電動式
膨張弁69が設けられている。これらは冷媒循環系統を
構成する。
【0016】本発明の一実施例に従う空気調和機の制御
装置は、フィルタ71、増幅器73、積分回路75、マ
イクロコンピュータ77、及び室内送風機7の駆動モー
タ制御回路(以下、モータ制御回路という)79を備え
ている。
【0017】図1において、室内機1が設置されている
室内の音響の大きさは、マイクロフォン31によって検
出され、この音響の大きさに見合った電気信号として、
マイクロフォン31からフィルタ71に出力される。こ
のフィルタ71には、図5に示すように、CR素子から
成るローパスフィルタが用いられている。そして、フィ
ルタ71から出力された電気信号は増幅器73に出力さ
れる。
【0018】しかして本実施例によれば、増幅器73に
は、ボリウムを操作することにより利得の可変調整が可
能な可変利得増幅器が用いられている。この増幅器73
により増幅された電気信号は、積分回路75に出力され
る。
【0019】ここで、積分回路75には、図6に示すよ
うな、充放電非対称積分回路(以下「非対称積分回路」
という)が用いられている。この非対称積分回路75
は、入力側に電流が流れるのを阻止するためのダイオー
ドD1 を始め、ダイオードD1 のカソード端子とアース
との間の電位差を常に一定値以上に保持するためのコン
ンサC1 、ダイオードD2 、充放電用コンデンサC2
充放電用コンデンサC2 に対する充電時に充放電用コン
デンサC2 とともにCR時定数回路を形成する抵抗
2 、充放電用コンデンサC2 からの放電時にダイオー
ドD2 を介して充放電用コンデンサC2 とともにCR時
定数回路を形成する抵抗r1 を有している。なお、抵抗
1 に用いられる素子と抵抗r2 に用いられる素子と
は、r1 <r2 になるような抵抗素子が選定されてい
る。
【0020】上記構成において、充放電用コンデンサC
2 に対する充電時には、ダイオードD1 を通して流れ込
んだ電流は、抵抗r2を通して充放電用コンデンサC2
に充電電流として流入する一方、充放電用コンデンサC
2 からの放電時には、該コンデンサC2 からの放電電流
は、ダイオードD2 を通して抵抗r1 に流入する。
【0021】抵抗r1 と抵抗r2 との間には、上述した
ように、r1 <r2 の関係が成立するので、この非対称
積分回路75の充電時の時定数r2 2 と、放電時の時
定数r1 2 との間には、r2 2 >r1 2 の関係が
成立する。
【0022】即ち、上記非対称積分回路75の出力特性
は、図7に示すように、充電時はかなり緩やかな立上り
の波形(立上り時はかなりの応答遅れが生ずる)とな
り、放電時はかなり急激な立下りの波形(立下り時の応
答遅れは立上り時に比してかなり小さい)となる。
【0023】この非対称積分回路75から出力された電
気信号は、マイクロコンピュータ77に出力される。マ
イクロコンピュータ77は、演算処理部と記憶部(いず
れも図示しない)とを有し、演算処理部は、非対称積分
回路75から電気信号が出力されると、記憶部に記憶さ
れている設定値情報(即ち、室内送風機7のモータの回
転数を変更するか否かを判断するための電気信号の大き
さの設定値)を読出し、電気信号中で、設定値を超えて
いる部分の有無をチェックする。
【0024】このチェックの結果、電気信号中に設定値
を超えている部分有りと判断すると、演算処理部は、記
憶部から所定の基準時間値情報(つまり、電気信号中の
設定値以上を示す部分の時間的長さが、室内送風機7の
モータの回転数の変更を有するか否かを判断するための
時間基準値)を読出して、電気信号の設定値を超えてい
る部分の時間的長さと比較し、この比較結果に基づき、
モータの回転数を決定する。演算処理部は、モータ制御
回路79に対して制御情報を出力すると共に、インバー
ター57に対して制御信号を出力する。
【0025】このように、本実施例によれば、マイクロ
フォン31からの電気信号は、増幅器73にて増幅され
た後、マイクロコンピュータ77に出力されるが、増幅
器73には、利得の可変調整が可能な可変利得増幅器が
用いられているので、これをボリウム操作などにより調
整することにより、マイクロフォン31の設置位置と音
源例えばオーディオ装置32との間の距離L(図2参
照)に関わりなく、即ち両者の遠近に関わりなく、室内
の音響レベルを正確に検知することができる。
【0026】従って、これによればマイクロフォン31
がオーディオ装置32に近い場合には増幅器73の感度
を下げ、遠い場合には感度を上げる、といった調整が可
能になるので、室内送風機のモータの回転数を、実際の
音響レベルに適合させて確実に制御することが可能にな
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
室内送風機を機体に内蔵し、この機体が設置されている
室内の音響を検出して、この検出した音響の大きさに応
じた電気信号を出力する音響検出手段と、この音響検出
手段から出力された電気信号の増幅が可変可能な増幅手
段と、この増幅手段から出力された電気信号の値に基づ
いて室内送風機を駆動するモータの回転数を決定する回
転数決定手段とを備えているので、音響検出手段の設置
位置と音源との間の距離の遠近に関わりなく、室内の音
響レベルを正確に検知することができるので、実際の音
響レベルに適合させた、室内送風機を駆動するモータの
回転数制御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気調和機の制御装置
のブロック図である。
【図2】図1に示す空気調和機の室内機を示す斜視図で
ある。
【図3】図2に示す空気調和機の室内機を示す要部斜視
図である。
【図4】図2に示す空気調和機の室内機を示す側断面図
である。
【図5】図1に示す空気調和機の制御回路のローパスフ
ィルタの回路構成図である。
【図6】図1に示す空気調和機の制御回路の非対称積分
回路の回路構成図である。
【図7】図1に示す空気調和機の制御回路の非対称積分
回路の出力特性図である。
【符号の説明】
7 室内送風機 31 マイクロフォン 73 増幅器 75 積分回路 77 マイクロコンピュータ 79 モータ制御回路
フロントページの続き (72)発明者 大桑 祐治 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 川口 昌治 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内熱交換器、室内送風機を機体に内蔵
    した空気調和機の制御装置において、前記機体が設置さ
    れている室内の音響の大きさに応じた電気信号を出力す
    る音響検出手段と、この音響検出手段から出力された電
    気信号の増幅度を可変する増幅手段と、この増幅手段か
    ら出力された電気信号の値に基づいて前記室内送風機の
    モータの回転数を決定するモータ回転数決定手段と、を
    備えたことを特徴とする空気調和機の制御装置。
JP3237045A 1991-08-23 1991-08-23 空気調和機の制御装置 Pending JPH0552401A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3237045A JPH0552401A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 空気調和機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3237045A JPH0552401A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 空気調和機の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0552401A true JPH0552401A (ja) 1993-03-02

Family

ID=17009592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3237045A Pending JPH0552401A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 空気調和機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0552401A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013092150A (ja) * 2012-11-26 2013-05-16 Yanmar Co Ltd 内燃機関用鋳鉄製シリンダヘッドのバルブシート部の表面硬化処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013092150A (ja) * 2012-11-26 2013-05-16 Yanmar Co Ltd 内燃機関用鋳鉄製シリンダヘッドのバルブシート部の表面硬化処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2902611B2 (ja) 空気調和機のルーバ駆動装置及びその制御方法
KR102182615B1 (ko) 공기조화기 및 그의 동작 방법
JP2679521B2 (ja) 空気調和機及び空気調和機の風量制御装置
JPH0552401A (ja) 空気調和機の制御装置
JPH0552399A (ja) 空気調和機の制御装置
JP2015055390A (ja) 空気調和機
JPH0552398A (ja) 空気調和機の制御装置
KR20020048695A (ko) 공기조화기의 풍압 제어장치
JPH0552400A (ja) 空気調和機の制御装置
JP3012721B2 (ja) 換気装置用風量一定制御dcファンモータ
JP2005283645A (ja) プラズマディスプレイパネルを備えた映像音声出力装置
JPH0552402A (ja) 空気調和機の制御装置
JP2503317Y2 (ja) 空気調節装置
JPH0552390A (ja) 空気調和機の制御装置
JP2906579B2 (ja) 風制御装置
JPH05223327A (ja) 空気調和機の制御装置
JP2005024216A (ja) 換気装置
JPS59221545A (ja) 空気調和機
JP2606458B2 (ja) 空気調和機の風量制御装置
KR0182725B1 (ko) 공기조화기의 인체검지장치
JPH05106905A (ja) ダクト式空気調和機
JP2002257382A (ja) 空気調和機
JPH11241854A (ja) 床吹出口風量制御方法とその装置
JPH09264595A (ja) 空気調整装置
JP3024909B2 (ja) 換気装置