JPH0552398A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH0552398A
JPH0552398A JP3237041A JP23704191A JPH0552398A JP H0552398 A JPH0552398 A JP H0552398A JP 3237041 A JP3237041 A JP 3237041A JP 23704191 A JP23704191 A JP 23704191A JP H0552398 A JPH0552398 A JP H0552398A
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JP
Japan
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motor
indoor
rotation speed
control
electric signal
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Pending
Application number
JP3237041A
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English (en)
Inventor
Keigo Onizuka
圭吾 鬼塚
Hisashi Tokisaki
久 時崎
Yasuaki Iwasaki
康明 岩崎
Yuji Okuwa
祐治 大桑
Shoji Kawaguchi
昌治 川口
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0552398A publication Critical patent/JPH0552398A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機体が設置されている室内の音響値の大きさ
に応じて室内送風機のモータの回転数を制御しつつ、こ
の制御時間を設定して、機体の運転に支障をきたさない
ようにした制御装置を提供する。 【構成】 音響検出手段からの電気信号に基づいて室内
送風機のモータの回転数を制御している場合S5であっ
て、該モータの駆動時間が所定時間を越えた場合S6に
は、室内送風機のモータの回転数制御を、室内熱交換器
の温度情報、室内の温度情報、室内の湿度情報など各種
情報(空調負荷)に基づく制御に自動的に移行させるも
のであるS7。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和されたオーディオルー
ム内で音楽を鑑賞する際には、音楽の曲構成に応じて音
量が小さくなった場合に、室内送風機のモータ音が不協
和音となって聞える場合がある。これを解消するため
に、従来、室内機にマイクロフォンを内蔵し、このマイ
クロフォンによりオーディオルーム内の音響を検出し
て、この検出された音響の値が予め決められた音響の設
定値よりも大きいときには、室内送風機のモータの回転
数を現状のまゝ維持すると共に、検出された音響の値が
音響設定値よりも小さいときには、上記モータの回転数
を減少させるように構成したものが提案されている(例
えば、特開昭60−4741号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成は、いわゆる音響優先の空調であり、空調本来の機
能を犠牲にした上で成り立つ空調制御になっている。即
ちこの種の従来の空気調和機では、室内送風機を駆動す
るモータの回転数を、室内熱交換器温度情報や室内温度
情報や室内湿度情報などに基づいて制御しており、これ
らの情報を無視して、いわゆる音響優先の空調に切替え
ると様々な問題が生じる。
【0004】例えば、冷房運転時に各種情報を無視し
て、音響優先の空調に切替え、モータの回転数を減少さ
せて、ずっと低い回転数のまゝ制御すると、低圧冷媒圧
力や室内熱交換器の温度が異常に低下して室内熱交換器
が収納された機体の表面にドレン付着が生じ易くなる
し、暖房運転時に、ずっと低い回転数のまゝ制御する
と、冷媒圧力が異常に上昇して、高負荷状態になるとい
う問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、室内機が設置されている
室内の音響値の大きさに応じて室内送風機のモータの回
転数を制御しても、冷房運転時における機体の表面のド
レン付着や、暖房運転時における高負荷状態などの発生
することのない空気調和機の制御装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、空調負荷に基づいて室内送風機を駆動す
るモータの回転数を決定する空気調和機の制御装置にお
いて、室内機が設置されている室内の音響の大きさに応
じた電気信号を出力する音響検出手段と、この音響検出
手段から出力される電気信号の値に基づいてモータの回
転数を決定するモータ回転数決定手段と、このモータ回
転数決定手段により決定された回転数に基づいて駆動さ
れるモータの駆動時間が所定時間を越えた時には、電気
信号の値よりも優先して、モータの回転数を上昇させる
モータ制御切替手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0007】
【作用】上記構成において、室内に発生した音響は、音
響検出手段によって検出され、この検出された音響は、
その大きさに応じた電気信号としてモータ回転数決定手
段に出力される。このモータ回転数決定手段にて、電気
信号に基づき室内送風機を駆動するモータの回転数が決
定される。しかしながら、ここで決定された回転数に基
づいて駆動されているモータの駆動時間が、所定時間を
越えたときには、電気信号の値よりも優先して、モータ
の回転数を上昇させる。
【0008】
【実施例】以下、本発明による一実施例を添付図面を参
照して説明する。
【0009】図2及び図3において、1は室内機(機
体)を示しており、この室内機1は、室内機本体3の前
面に蓋部5を開閉自在に設けて構成されている。
【0010】この室内機本体3の内部には、図4に示す
ように、室内送風機7が設けられており、この室内送風
機7がモータ(図示せず)により駆動された場合には、
蓋部5の吸込グリル9を通じて室内空気が吸込まれ、こ
の空気は、室内熱交換器11を介して熱交換された後
に、吹出口13を通じて室内に吹出される構成になって
いる。また吹出口13の近傍には、垂直羽根15が設け
られると共に、複数の水平羽根17が設けられ、これに
より吹出し方向が設定される。
【0011】室内機本体3の内部上方には、室内熱交換
器温度センサ19、室内温度センサ21、及び室内湿度
センサ23が設けられている。
【0012】室内機本体3の下方前面には、図3に示す
ように、表示部25が設けられ、この表示部25には受
信部27が設けられ、この受信部27には、図2に示す
ように、リモートコントロール装置29の送信部37か
ら無線送信された指令信号が受信される。39は運転ス
イッチ、41は静音スイッチ、43は風速切換ボタン、
45は設定温度切換ボタンである。
【0013】室内機本体3の表示部25には、マイクロ
フォン31が設けられている。このマイクロフォン31
は、図2に示すように、オーディオ装置32から発生す
る音響の大きさを検出するものであり、吹出口13から
吹出される空気の音を余り検出しないような位置に設け
ることが望ましく、また室内機1の内部ではなく、その
外部に設けることが望ましい。
【0014】オーディオ装置32に出力ジャック(音響
出力端子)47が設けられている場合には、マイクロフ
ォン31の代りに、出力ジャック47から信号線49を
引出して、これを室内機1に接続してもよい。またリモ
ートコントロール装置29に信号線49を接続してもよ
く、この場合には、出力ジャック47から取出される音
響信号は、リモートコントロール装置29の送信部37
から送信される制御信号に乗せて送信される。
【0015】図1は、本発明の一実施例に係る空気調和
機、及び本発明の一実施例に従う空気調和機の制御装置
のブロック図である。
【0016】同図において、空気調和機は、室内機1と
室外機55とで構成されている。室内機1側には、後述
する制御系(制御装置)、室内送風機7、及び室内熱交
換器11が設けられており、室外機55側には、上記の
制御系の制御下に置かれるインバーター57、圧縮機5
9、アキュムレータ61、四方弁63、室外熱交換器6
5、室外送風機67、及び電動式膨張弁69が設けられ
ている。これらは冷媒循環系統を構成する。
【0017】本発明の一実施例に従う空気調和機の制御
装置は、フィルタ71、増幅器73、積分回路75、マ
イクロコンピュータ77、及び室内送風機7の駆動モー
タ制御回路(以下、モータ制御回路という)79を備え
ている。
【0018】図1において、室内機1が設置されている
室内の音響の大きさは、マイクロフォン31によって検
出され、この音響の大きさに見合った電気信号として、
マイクロフォン31からフィルタ71に出力される。フ
ィルタ71には、CR素子から成るローパスフィルタが
用いられている。フィルタ71から出力された電気信号
は、増幅器73により増幅された後に、積分回路75に
出力され、ここからマイクロコンピュータ77に与えら
れる。
【0019】マイクロコンピュータ77には、演算処理
部と記憶部(いずれも図示しない)とが設けられ、演算
処理部は、積分回路75から電気信号が出力されると、
記憶部に記憶されている設定値情報(即ち、室内送風機
7のモータの回転数を変更するか否かを判断するための
電気信号の大きさの設定値)を読出し、電気信号中で、
設定値を超えている部分の有無をチェックする。
【0020】このチェックの結果、電気信号中に設定値
を超えている部分有りと判断すると、演算処理部は、記
憶部から所定の基準時間値情報(つまり、電気信号中の
設定値以上を示す部分の時間的長さが、室内送風機7の
モータの回転数の変更を有するか否かを判断するための
時間基準値)を読出して、電気信号の設定値を超えてい
る部分の時間的長さと比較し、この比較結果に基づき、
モータの回転数を決定する。演算処理部は、モータ制御
回路79に対して制御情報を出力すると共に、インバー
ター57に対して制御信号を出力する。
【0021】これによれば、室内送風機7のモータの回
転数は、マイクロフォン31から出力される電気信号の
値と、マイクロコンピュータ77の記憶部に予め設定さ
れている設定値との比較に基づいて決定される。
【0022】しかして、この実施例によれば、上記のよ
うに決定された回転数に基づいてモータが駆動制御され
ている際に、そのモータの駆動時間が計測され、このモ
ータの駆動時間が所定の基準時間を越えた場合には、そ
れ以後、マイクロフォン31からの電気信号の値よりも
優先して、モータの回転数は、室内熱交換器11の温度
情報、室内温、湿度情報など各種情報(空調負荷)に基
づいて決定され、結果的にモータの回転数は上昇され
る。
【0023】図5を参照して、冷房運転開始の後には
(S1)、室内熱交換器温度や、室内温度や、室内湿度
などが検出され(S2)、これら各種情報(空調負荷)
に基づいて室内送風機7のモータの回転数が決定される
(S3)。
【0024】ここで本実施例に斯る制御を実施すべく静
音スイッチ41(リモートコントロール装置29に付設
されている)をオンにすると(S4)、それ以後は、マ
イクロフォン31から出力される電気信号の値の大きさ
に応じて、室内送風機7のモータの回転数が決定される
(S5)。
【0025】次いで、静音スイッチ41がオンにされて
からの時間が計測され、これによりマイクロフォン31
から出力される電気信号の値の大きさに応じて駆動され
ている室内送風機7のモータの駆動時間が、所定時間を
越えたか否かが判断され(S6)、それが所定時間を越
えていれば、静音スイッチ41はオフにされ(S7)、
その後は、上述のように各種情報(空調負荷)に基づい
て室内送風機7のモータの回転数を決定(上昇)する制
御に移行する。
【0026】これによれば、上述したように、いわゆる
音響優先の空調に時間的な制限が加えられるので、室内
送風機7のモータの回転数が、必要以上に低い回転数の
まゝ長時間に亘って制御されることはなく、所定時間の
経過後には、自動的に、室内熱交換器温度、室内温度、
室内湿度などの各種情報(空調負荷)に基づいて制御さ
れるようになるので、冷房運転時における機体の表面の
ドレン付着や暖房運転時における高負荷状態の発生を確
実に抑制することができる。なお、所定時間としては、
CDレコードなどの収録時間を参考にして設定すること
は好ましい。
【0027】以上、一実施例に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は、これに限定されるものでないことは明
らかである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
いわゆる音響優先の空調に時間的な制限を加えたので、
室内送風機のモータの回転数が、例えば必要以上に低い
回転数のまゝ長時間に亘って制御されるようなことはな
く、しかも所定の基準時間の経過後には、自動的に、モ
ータの回転数を上昇させる制御に移行するようにしたの
で、冷房運転時における機体の表面のドレン付着や、暖
房運転時における高負荷の発生などを確実に抑制するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気調和機の制御装置
のブロック図である。
【図2】図1に示した空気調和機の室内機を示す斜視図
である。
【図3】図2に示した空気調和機の室内機の要部斜視図
である。
【図4】図2に示した空気調和機の室内機を示す側断面
図である。
【図5】図1に示した空気調和機の制御装置のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
7 室内送風機 19 室内熱交換器温度センサ 21 室内温度センサ 23 室内湿度センサ 31 マイクロフォン 57 インバーター 59 圧縮機 77 マイクロコンピュータ 79 モータ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大桑 祐治 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 川口 昌治 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内熱交換器、室内送風機を機体に内蔵
    した空気調和機の制御装置において、前記機体が設置さ
    れている室内の音響の大きさに応じた電気信号を出力す
    る音響検出手段と、この音響検出手段から出力される電
    気信号の値に基づいて前記室内送風機のモータの回転数
    を決定するモータ回転数決定手段と、このモータ回転数
    決定手段により決定された回転数に基づいて駆動される
    モータの駆動時間が所定時間を越えた時には、前記電気
    信号よりも優先して、前記モータの回転数を上昇させる
    モータ制御切替手段と、を備えたことを特徴とする空気
    調和機の制御装置。
JP3237041A 1991-08-23 1991-08-23 空気調和機の制御装置 Pending JPH0552398A (ja)

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JP3237041A Pending JPH0552398A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 空気調和機の制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016090188A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 ダイニチ工業株式会社 加湿器および加湿機能付空気清浄機
WO2020052149A1 (zh) * 2018-09-12 2020-03-19 珠海格力电器股份有限公司 室内机、其变风量控制方法、空调器、计算机设备及存储介质

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016090188A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 ダイニチ工業株式会社 加湿器および加湿機能付空気清浄機
WO2020052149A1 (zh) * 2018-09-12 2020-03-19 珠海格力电器股份有限公司 室内机、其变风量控制方法、空调器、计算机设备及存储介质

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