JPH0551943A - 掘削作業車両 - Google Patents

掘削作業車両

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Publication number
JPH0551943A
JPH0551943A JP21216291A JP21216291A JPH0551943A JP H0551943 A JPH0551943 A JP H0551943A JP 21216291 A JP21216291 A JP 21216291A JP 21216291 A JP21216291 A JP 21216291A JP H0551943 A JPH0551943 A JP H0551943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
swivel joint
swivel
lower frame
upper frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21216291A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Nishihara
誠二 西原
Kazushi Ochi
一志 越智
Yoshiaki Murakami
良昭 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Kobe Steel Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JPH0551943A publication Critical patent/JPH0551943A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧式スパンナを備えた掘削作業車両に於い
て、油圧旋回モータとスイベルジョイントの干渉を回避
し、フレームの小型化を図る。 【構成】 スイベルジョイント25のインナー部26を
旋回装置13の下部に位置させて、アウター部27を油
圧旋回モータ23の上部の大径部23aより低位置にす
る。そして、スイベルジョイント25の油圧取り出し部
の油圧配管29,29…を旋回ベアリング18の下部位
置に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパワーショベル等の掘
削作業車両に関するものであり,特に、油圧式スパンナ
を備え、旋回装置の内部にスイベルジョイントを設けて
ロワーフレーム側とアッパーフレーム側の油圧回路を接
続した掘削作業車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パワーショベル等の掘削作業車両のフレ
ームは、クローラ等の左右の走行体を取り付けたロワー
フレームと、バケットやブーム等の油圧式掘削装置を備
えたアッパーフレームとからなり、ロワーフレームの上
部に旋回装置を介してアッパーフレームを載設してあ
る。前記旋回装置の内部にはスイベルジョイントが設け
られ、ロワーフレーム側とアッパーフレーム側の油圧回
路をこのスイベルジョイントにて接続し、アッパーフレ
ームが旋回したときに双方のフレーム間の油圧回路が遮
断されないように形成してある。
【0003】又、ロワーフレームに油圧式スパンナを設
け、該スパンナを作動して左右の走行体の間隔を拡縮自
在にした構成も知られている。斯かる構成に於いては、
ロワーフレームにスパンナシリンダを設け、スイベルジ
ョイントからスパンナシリンダまで油圧配管して作動油
を供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の掘削作業車両の
中で油圧式スパンナを設けたものは、前述したようにロ
ワーフレームにスパンナシリンダを取り付けて油圧配管
しなければならない。従って、スパンナシリンダの取り
付けスペース並びに油圧配管のスペースが必要となる。
又、スパンナシリンダに対する油量が増大するため、ス
イベルジョイントの直径が大となって油圧旋回モータと
干渉する虞れがあり、フレームの小型化に支障を来たし
ている。
【0005】そこで、油圧式スパンナを備えた掘削作業
車両に於いて、油圧旋回モータとスイベルジョイントの
干渉を回避し、フレームの小型化を図るために解決すべ
き技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題
を解決することを目的とする。
【0006】
【作用】この発明は、旋回装置の内部に設けたスイベル
ジョイントのインナー部を旋回装置の下部に位置させて
ある。従って、スイベルジョイントの取り付け高さが低
くなり、アウター部が油圧旋回モータの上部の大径部よ
り低位置になって、スイベルジョイントと油圧旋回モー
タとの干渉を回避できる。更に、スイベルジョイントの
油圧取り出し部を旋回ベアリングの下部位置に設けてあ
るので、油圧式スパンナへの油圧配管が旋回装置に干渉
せず、取り付けスペースも小となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。図1は超小型の掘削作業車両11の側面図であ
り、ロワーフレーム(図示せず)の左右にクローラ等の
走行体12,12を取り付け、該ロワーフレームの上部
に旋回装置13を介してアッパーフレーム(図示せず)
を旋回自在に載設してある。そして、アッパーフレーム
にフレームカバー14を取り付けてエンジン等の機関部
を被蔽するとともに、アッパーフレームの前部に油圧式
の掘削装置15を設ける。更に、フレームカバー14の
前部上面に各種操作レバー16を突設し、フレームカバ
ー14の後部上面にオペレータ用のシート17を固設す
る。
【0008】図2及び図3は旋回装置13の要部を示し
たものであり、外輪18aと内輪18bとをベアリング
結合して旋回ベアリング18を形成し、外輪18aをア
ッパーフレーム19へボルトにて締結するとともに、内
輪18bをロワーフレーム20のフランジ21へボルト
締めする。内輪18bの内周には内歯ギヤ22を刻設
し、アッパーフレーム19に固設した油圧旋回モータ2
3のスピンドルギヤ24と噛合させてある。そして、旋
回ベアリング18の中心位置にスイベルジョイント25
を設け、スイベルジョイントのインナー部26を旋回装
置13の下部のロワーフレーム20へ固設し、スイベル
ジョイントのアウター部27を前記油圧旋回モータ23
の上部の大径部23aより低位置にする。
【0009】該スイベルジョイントのアウター部27に
はアッパーフレーム19側に取り付けた油圧機器への油
圧配管28,28…を接続し、スイベルジョイントのイ
ンナー部26にはロワーフレーム20側に取り付けた油
圧機器への油圧配管29,29…を接続する。尚、図2
に於いて、ロワーフレーム20の下部にスパンナシリン
ダ30を設けてあり、該スパンナシリンダ30の伸縮に
より左右の走行体12,12の間隔を拡張或いは収縮で
きるようにしてある。
【0010】図4は掘削作業車両11の油圧回路を示
し、アッパーフレーム側にエンジン31を設けて左右の
油圧ポンプ32,33を駆動し、タンク34の作動油を
コントロールバルブユニットへ圧送する。コントロール
バルブユニットは複数の方向制御弁からなり、スイング
シリンダ、バケットシリンダ、ブームシリンダ、アーム
シリンダ等掘削装置15の各シリンダを接続してある。
前記コントロールバルブユニットは前述した各種操作レ
バー16の操作によって制御され、掘削装置15の各シ
リンダを伸縮させるとともに油圧旋回モータ23を回転
させる。そして、旋回装置13に設けられたスイベルジ
ョイント25は、そのアウター部の油圧配管28,28
…をアッパーフレーム側のコントロールバルブユニット
へ接続し、インナー部の油圧配管29,29…をロワー
フレーム側の左右のHST及びドーザシリンダ、スパン
ナシリンダ等へ接続する。左右のHSTはクローラ等の
走行体を駆動するものであり、ドーザシリンダはロワー
フレームに取り付けた排土用のドーザを上下動させ、ス
パンナシリンダは前記左右の走行体の間隔を拡張或いは
収縮する。
【0011】ここで、図2及び図3に示したように、油
圧旋回モータ23のスピンドルギヤ24は旋回ベアリン
グ18の内歯ギヤ22と噛合しているので、油圧旋回モ
ータ23のスピンドルギヤ24が回転すれば、該油圧旋
回モータ23は内歯ギヤ22に沿って移動する。従っ
て、油圧旋回モータ23を固設したアッパーフレーム1
9及び旋回ベアリングの外輪18aが内輪18bの外周
を摺動し、ロワーフレーム20に対してアッパーフレー
ム19が旋回する。然るときは、油圧旋回モータ23の
側部に固着されたスイベルジョイントのアウター部27
が、スイベルジョイントのインナー部26に嵌合した状
態で回転し、アッパーフレーム19側の油圧配管28,
28…とロワーフレーム20側の油圧配管29,29…
との油圧回路が遮断されないようにしてある。そして、
スイベルジョイント25が油圧旋回モータ23より低位
置にあるため、双方を近接して配置でき、取り付けスペ
ースが小となる。
【0012】尚、この発明は、この発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、この発
明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0013】
【発明の効果】この発明は上記一実施例に詳述したよう
に、スイベルジョイントのインナー部を旋回装置の下部
に位置させてあるので、スイベルジョイントの取り付け
高さが低くなり、スイベルジョイントのアウター部と油
圧旋回モータの上部の大径部との干渉を回避できる。
又、スイベルジョイントの油圧取り出し部を旋回ベアリ
ングの下部位置に設けてあるため、油圧式スパンナ等ロ
ワーフレーム側の油圧機器への油圧配管が旋回装置に干
渉せず、取り付けスペースが小となる。
【0014】斯くして、スパンナシリンダ等に対する油
量を確保しつつ、スイベルジョイント及び油圧配管のス
ペースを小にして、フレームの小型化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】超小型の掘削作業車両の側面図。
【図2】旋回装置の要部を示す縦断面図。
【図3】旋回装置の要部を示す一部切欠平面図。
【図4】油圧回路を示すブロック図。
【符号の説明】
11 掘削作業車両 12 走行体 13 旋回装置 15 掘削装置 18 旋回ベアリング 19 アッパーフレーム 20 ロワーフレーム 23 油圧旋回モータ 23a 大径部 25 スイベルジョイント 26 インナー部 27 アウター部 28,29 油圧配管 30 スパンナシリンダ
フロントページの続き (72)発明者 村上 良昭 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロワーフレームの左右に走行体を取り付
    け、油圧式スパンナにて左右の走行体の間隔を拡縮自在
    にするとともに、該ロワーフレームの上部に旋回装置を
    介してアッパーフレームを旋回自在に載設し、該アッパ
    ーフレームに油圧式掘削装置を備えるとともに、前記旋
    回装置の内部にスイベルジョイントを設けてロワーフレ
    ーム側とアッパーフレーム側の油圧回路を接続した作業
    車両に於いて、前記スイベルジョイントのインナー部を
    旋回装置の下部に位置させ、スイベルジョイントのアウ
    ター部を油圧旋回モータの上部の大径部より低位置に
    し、スイベルジョイントの油圧取り出し部を旋回装置の
    旋回ベアリングの下部位置に設けたことを特徴とする掘
    削作業車両。
JP21216291A 1991-08-23 1991-08-23 掘削作業車両 Pending JPH0551943A (ja)

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JP21216291A JPH0551943A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 掘削作業車両

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JP21216291A JPH0551943A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 掘削作業車両

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JPH0551943A true JPH0551943A (ja) 1993-03-02

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ID=16617934

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JP21216291A Pending JPH0551943A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 掘削作業車両

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JP (1) JPH0551943A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1707689A1 (en) * 2003-12-18 2006-10-04 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Swivel joint for construction machine
JP2007032162A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 旋回型機械
CN104947731A (zh) * 2014-03-31 2015-09-30 住友重机械工业株式会社 回转驱动装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1707689A1 (en) * 2003-12-18 2006-10-04 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Swivel joint for construction machine
EP1707689A4 (en) * 2003-12-18 2011-04-06 Hitachi Construction Machinery SWIVEL JOINT FOR CONSTRUCTION MACHINE
JP2007032162A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 旋回型機械
CN104947731A (zh) * 2014-03-31 2015-09-30 住友重机械工业株式会社 回转驱动装置

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