JP3187712B2 - 作業機 - Google Patents

作業機

Info

Publication number
JP3187712B2
JP3187712B2 JP08631896A JP8631896A JP3187712B2 JP 3187712 B2 JP3187712 B2 JP 3187712B2 JP 08631896 A JP08631896 A JP 08631896A JP 8631896 A JP8631896 A JP 8631896A JP 3187712 B2 JP3187712 B2 JP 3187712B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
hood
seat
bonnet
air cleaner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08631896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09273175A (ja
Inventor
啓一 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP08631896A priority Critical patent/JP3187712B2/ja
Publication of JPH09273175A publication Critical patent/JPH09273175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3187712B2 publication Critical patent/JP3187712B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業者が搭乗して
操縦する操縦部近くにエンジン等をボンネットに内装し
た状態で配設した作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の作業機にあっては、例え
ば特開平7‐186791号公報に開示されているよう
に、操縦部における操縦座席の後方にエンジンをボンネ
ット内に配設した状態で設けた構造のものが周知である
とともに、該ボンネット内におけるエアクリーナ等に対
してメンテナンス作業を行うのに、ボンネットの後方が
わに開閉自在な開口部を設けてその開口部を通して、あ
るいはボンネットの全体を原動部が開放するように開く
ようにしてメンテナンス作業を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のものでは、座席の後方にあるボンネットに対
し、そのボンネットの後方に設けた開口を通して、ある
いはボンネット全体を開放してからエアクリーナ等に対
するメンテナンス作業を行うものであるため、作業者は
操縦座席から降りて一々機体の後方に回ってからボンネ
ットの開閉等の作業を行い、そしてメンテナンス作業を
行わなければならないので煩わしい作業となっていた。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、ボンネット内のエアクリーナ等に対するメン
テナンス作業を簡易に行える作業機の提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(構成) 本発明の請求項1にかかる作業機は、前倒し
可能な操縦座席をその操縦座席のシート部分の前部に設
けた横軸芯周りで姿勢変更自在に機体の固定部に装備
し、この操縦座席の後方側にエンジン及びエアクリーナ
等を内装したボンネットを配備するとともに、該ボンネ
ットに形成するメンテナンス用の開口部を、前部操縦座
席の背部で、ボンネットに内装されている前記エアクリ
ーナのフィルターエレメントの取出し口に対向する箇所
に形成し、この開口部を、前記フィルターエレメントが
取出し可能な大きさに形成してあることを特徴構成とす
る。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、エアクリーナに対向するメンテナンス用の開
口部を操縦座席に臨む箇所に形成してあるから、操縦座
席側の作業者は、後方に単に向いて開口部を通してボン
ネット内のエアクリーナ等に対してメンテンナス作業を
行うことになる。尚、座席を前倒し状態にしておくと、
メンテナンス作業も行い易い。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、一々機体後方に回ってボンネットの
開閉作業を行わなくても、ボンネット内のエアクリーナ
等に対してメンテナンス作業を行えるので、作業が簡易
かつ迅速に行え、よって作業性を向上できるに至った。
【0008】(構成) 本発明の請求項2にかかる作業
機は、請求項1のものにおいて、前記開口部に開閉自在
なカバーを備えてあることを特徴構成とする。
【0009】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、開口部に開閉自在なカバーを設けることによ
って、通常はそのカバーで開口部を閉止して、塵埃や雨
露等が開口部を通してボンネット内に入り込まないよう
にしながらも、メンテナンス作業を行うときにはカバー
を開放させることになる。
【0010】(効果) 従って、本発明の請求項2にか
かる構成によれば、不当に開口を通して塵埃や雨露等が
ボンネット内に入り込まないようにできる利点がある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2に、作業機の一例と
してのバックホウを示している。このバックホウは、左
右一対のクローラ走行装置1,1により支持された機台
2に、縦軸芯周りで旋回自在に旋回台3を設けるととも
に、該旋回台3に、バックホウ作業装置4、搭乗操縦部
5、エンジン6等を搭載装備して構成している。
【0012】そして、図3乃至図6に示すように、エン
ジン6は、旋回台3の後半部に配設されているととも
に、ボンネット7内に内装されている。搭乗操縦部5に
おける操縦座席8は、ボンネット7の左寄りの前側に配
設されている。すなわち、平面視の外郭形状がほぼ円状
を成す旋回台3の後部の外縁に沿う湾曲形状に、ボンネ
ット7の後縁部を形成するとともに、エンジン6を内装
した箇所のボンネット7の前縁部は左右に沿った前面壁
を成す状態で形成している。そして、その前縁部と上面
部との角箇所を、操縦座席の後部が配設されるスペース
として一部後方に凹み形成している。その凹み箇所にお
いて、操縦座席8の後部に臨む箇所には、開口部9を形
成している。この開口部9には、その上端の横軸芯X1
周りに揺動開閉自在にヒンジ10で枢着したカバー11
が設けられている。そして、そのカバー11の遊端部と
ボンネット7とはセットボルト12で締結固定可能に構
成している。さらに、ボンネット7内の開口部9の後方
箇所には、エアクリーナ13が配設されている。従っ
て、開口部9を開放した状態では、開口部9を通してボ
ンネット7内のエアクリーナ13に対してメンテナンス
作業ができるようになっている。又、図3及び図4に示
すように操縦座席8は、そのシート8Aの前端下部にお
ける横軸芯X2周りで前方に倒すことができるように支
持している。尚、搭乗操縦部5における操縦座席8の右
側方にもボンネット7を配設し、その箇所には図示しな
い燃料タンクや作動油タンクを配設している。
【0013】上記構成により、エアクリーナ13に対す
るメンテナンスを行う場合には、先ず操縦座席8を横軸
芯X2周りで揺動させて通常の使用姿勢から前倒し姿勢
に変更する。すると、開口部9が外方に臨む状態となる
ので、セットボルト12の締結を解除してカバー11を
上方に揺動させると開口部9が開放されることになる。
そして、その開口した開口部9を通してエアクリーナ1
3等に対して例えばフィルターエレメントの交換等のメ
ンテナンス作業を行うことができる。
【0014】次に、機台2に設けたドーザ14等につい
て簡単に説明する。図1及び図2に示すように、ドーザ
14は左右一対の支持アーム15,15により機台2に
横軸芯X3周りで昇降自在に支持されているとともに、
昇降用油圧シリンダ16によりその昇降操作を行えるよ
うにしている。さらに、左右それぞれの支持アーム1
5,15は、角パイプ部材で前後に伸縮自在なテレスコ
ピック構造に構成されているとともに、その伸縮を角パ
イプ部材に内装した伸縮用油圧シリンダ17,17で行
うようにしている。このように、ドーザ14を前後に伸
縮できるようにすることで、バックホウ作業装置4によ
る掘削作業時において、機体の対地的な支持を、伸長状
態のドーザ14を地面に押し付けるように下降させるこ
とで行えるようにして、これにより機体の安定性を高め
るのである。尚、ドーザの支持アーム自体を油圧シリン
ダで構成しても良い。
【0015】また、図6に示すように、エンジン6のク
ランク軸18がボンネット7より外方に臨み得る状態に
設けられているとともに、該クランク軸18の端部のフ
ランジ19に例えば洗車用ポンプや発電機等の外部作動
装置の入力軸をボルト連結できるようにしている。これ
によって、例えば洗車や発電等の動力の取り出しをバッ
クホウを利用して行えるという利点がある。
【0016】〔別の実施の形態〕 本発明は、バックホウ等の建設機械に限定されるも
のでなく、例えばコンバイン等の農作業機等の各種の作
業機にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウを示す一部破断全体側面図
【図2】バックホウを示す全体平面図
【図3】操縦部及びボンネット等を示す縦断側面図
【図4】メンテナンス作業を行う場合の操縦部及びボン
ネット等を示す縦断側面図
【図5】操縦部及びボンネット等を示す平面図
【図6】ボンネット等を示す縦断背面図
【符号の説明】
6 エンジン 7 ボンネット 8 操縦座席 9 開口部 10 カバー 13 エアクリーナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/00 E02F 3/815

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前倒し可能な操縦座席をその操縦座席のシ
    ート部分の前部に設けた横軸芯周りで姿勢変更自在に機
    体の固定部に装備し、この操縦座席の後方側にエンジン
    及びエアクリーナ等を内装したボンネットを配備すると
    ともに、該ボンネットに形成するメンテナンス用の開口部を、前
    部操縦座席の背部で、ボンネットに内装されている前記
    エアクリーナのフィルターエレメントの取出し口に対向
    する箇所に形成し、この開口部を、前記フィルターエレ
    メントが取出し可能な大きさに形成してある 作業機。
  2. 【請求項2】 前記開口部に開閉自在なカバーを備えて
    ある請求項1記載の作業機。
JP08631896A 1996-04-09 1996-04-09 作業機 Expired - Fee Related JP3187712B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08631896A JP3187712B2 (ja) 1996-04-09 1996-04-09 作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08631896A JP3187712B2 (ja) 1996-04-09 1996-04-09 作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09273175A JPH09273175A (ja) 1997-10-21
JP3187712B2 true JP3187712B2 (ja) 2001-07-11

Family

ID=13883496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08631896A Expired - Fee Related JP3187712B2 (ja) 1996-04-09 1996-04-09 作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3187712B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009127328A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Caterpillar Japan Ltd 作業機械の座席シート固定装置
JP6158629B2 (ja) * 2013-07-30 2017-07-05 ヤンマー株式会社 小旋回作業車

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09273175A (ja) 1997-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1146174B1 (en) Extremely-small-swing working machine
JP3443371B2 (ja) 建設機械の油圧配管構造
JP2002061222A (ja) 旋回式建設機械
JP3187712B2 (ja) 作業機
JP3294100B2 (ja) バックホウ
JP3402305B2 (ja) 小型建設機械のガードカバー開閉構造
JP4246359B2 (ja) 旋回式建設機械
JP3298717B2 (ja) 旋回式掘削作業車
JP2812416B2 (ja) 旋回作業車
JP3176742B2 (ja) 旋回作業車
JP2877717B2 (ja) 旋回作業機の上部構造
JP4614894B2 (ja) 作業車のキャノピ
JPH1181380A (ja) 建設機械
JP2000096613A (ja) 旋回作業機の旋回フレーム
JP2000233701A (ja) 掘削作業車の運転部保護構造
JPH08209738A (ja) バックホウにおけるドーザ昇降用油圧シリンダの取付け構造
JP3461440B2 (ja) 旋回作業機
JPH0732605Y2 (ja) 動力掘削機における油圧回路
JPH08333771A (ja) 旋回作業機の上部構造
JP3679277B2 (ja) 旋回作業機の上部構造
JP3589561B2 (ja) 建設機械の上部旋回体
JP2000096612A (ja) 旋回作業機並びにこれに用いるキャビン
JP3073332B2 (ja) 旋回型作業車
JP2023125222A (ja) 建設機械
JPH08302736A (ja) 旋回作業機の上部構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees