JP2009127328A - 作業機械の座席シート固定装置 - Google Patents

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Kazue Tazaki
和重 田▲崎▼
Satoshi Inoue
智 井上
Kenichi Yamamoto
兼一 山本
Akihiko Soga
彰彦 曽我
Yoshitaka Sato
義孝 佐藤
Noritane Sakamoto
憲胤 阪本
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Abstract


【課題】回動自在な座席シートを簡単に固定したり、解放したりできる技術を提供しようとする。
【解決手段】
座席シート取り付け用基台部材20に対し、そこに載置される座席シート底部10の端部を支点として回動自在となる座席シート1の固定装置である。前記座席シート1の底部プレート10に回転自在に枢支された軸体30と、底部プレート10の上面において前記軸体30と一体となる筒体31と、底部プレート10の下面において前記軸体30の端部に取り付けられ、その任意部位に突出部34が形成された回転体33とから構成される。前記座席シート1の閉状態における、その座席シート1の底部プレート10と、前記基台部材2の上部フレーム20とが当接された状態において、前記軸体30の任意の回転位置のときに、前記回転体33の突出部34が前記上部フレーム20の下面側に突出する。
【選択図】図2

Description

この発明は、作業機械の座席シート固定装置に関する。
油圧ショベルに代表される作業機械の上部旋回体内部には、エンジン等のシステムを配置したエンジンルームが設置されるが、態様によっては、そのエンジンルーム上部に、作業機械を操作するオペレータが座る座席シートが配置されるものがある。
このような態様においては、エンジンルーム内のメンテナンス作業を行うために、座席シート下に点検口を設けるとともに、座席シートを可動自在として、座席シート自身を開口蓋として利用したりしている。
特開平9−273175号(特許文献1)には、座席シートが点検口の開口蓋となる場合の座席シートの可動機構の一例が示されている。その構造を本願図5に示すが、座席シート1底部の前端が軸を介して回動自在に支持されており、座席シート1を大きく前に傾けるように回動させることで、点検口が開くようになる。
特開平9−273175号(図4)
しかし、座席シート1が回動する上記構造においては、座席シート1を復帰回動させて着座姿勢とした場合に、座席シート1を固定する機構がないため、座席シート1が不安定となる。ボルト等で基台2のフレームに固定することも考えられるが、そうすると、メンテナンスの都度、ボルトを外す作業が必要となり、その作業が繁雑となる。
この発明は、以上のような問題に鑑み創案されたもので、回動自在な座席シートを簡単に固定したり、解放したりできる技術を提供しようとするものである。
このため、この発明に係る作業機械の座席シート固定装置は、
座席シート取り付け用基台部材に対し、そこに載置される座席シート底部の端部を支点として回動自在となる座席シートの固定装置であって、
前記座席シートの底部プレートに回転自在に枢支された軸体と、
底部プレートの上面において前記軸体と一体となる筒体と、
底部プレートの下面において前記軸体の端部に取り付けられ、その任意部位に突出部が形成された回転体とからなり、
前記座席シートの閉状態における、その座席シートの底部プレートと、前記基台部材の上部フレームとが当接された状態において、前記軸体の任意の回転位置のときに、前記回転体の突出部が前記上部フレームの下面側に突出することを特徴とする。
また、以上の固定装置を複数配置させ、両固定装置をリンク体で接続させ、両回転体を連動させても良い。固定装置が複数箇所となるので、より確実に座席シートの固定が行われる態様となる。しかも、リンク体により1箇所の固定装置の回転体の動作を行わせれば、他の箇所の固定装置の回転体も連動するので、より簡易に固定・解放動作を行わせることができる。
ここで、基台部材とは、座席シートと床部との間に配置され、座席シートの前記底部を支持する部材をいい、その形態は特に問わない。また、座席シートの閉状態とは、座席シートを回動させて、それを基台部材上に載置させ、座席シート本来の姿勢となる状態(つまり着座できる状態)をいう。
本願において、前記座席シートを回動させて閉状態とすると、その座席シートの底部プレートと、前記基台部材の上部フレームとは相互に当接された状態となる。その状態において、筒体を回して前記軸体を回転させると、それが任意の回転位置のときに、その突出部が前記上部フレームの下面側に突出する。この突出により、座席シートの底部プレートは、回転体を介して、基台部材の上部フレームに係止され、上方への回動動作が抑制されて、これにより、座席シートは固定される。
この状態から、座席シートを上方へ回動させようとするときは、前記筒体を回して前記軸体を回転させ、回転体を任意の回転位置からずらしてやれば良い。この動作により、その突出部が基台部材の上部フレームから外れた位置に移動するので、その係止状態が解け、それによって、座席シートは回動自在な状態に戻る。
以上説明したように、この発明によれば、底部プレート上面の筒体を回して回転体の突出部の位置を適宜移動させることで、回動自在な座席シートを簡単に固定したり、解放したりすることができる。
本発明に係る具体的形態の一例を図1乃至図4に基づき説明する。以下説明する形態例は、図5に示すのと同様の油圧ショベルに本発明が用いられる例であり、同図に示す座席シート1の態様を基本的に前提とする例である。すなわち、適用対象となる油圧ショベルの運転席は、座席シート1の基台部材2の下にエンジンルームが配置され、またその基台部材2に対し、座席シート1底部の前端が回動自在に支持されている。そして、その基台部材2内に、エンジンルームにアクセスできる点検口が設けられており、座席シート1を大きく上方に向かって傾けるように回動させることで、点検口が開くようになる態様を前提としている(同図では、座席シート1は開状態となっている)。なお、適用対象を含め、本発明がこのような前提構成に限定されないことは当然である。
図中、10は座席シート1の底部プレート、20は基台部材2の上部フレームであり、該上部フレーム20は、中央部が切り欠かれて、そこが前記点検口21となっている。また、底部プレート10の前端側には、ヒンジの一方のハネ部40が取り付けられている一方、基台部材2の上部フレーム20にも、それに対応する位置に、ヒンジ軸を備えた他方のハネ部(図示なし)が取り付けられる。両ハネ部によってヒンジが形成され、このヒンジのヒンジ軸を支点として、座席シート1は基台部材2に対して回動自在となっている。
本形態例の固定装置3は、底部プレート10のうち、前記ヒンジが形成される反対側端部に取り付けられる。固定装置3は、図示のように、軸体であるボルト30、筒体31、該筒体31と一体的に形成されるレバー31a、スプリングワッシャ32、回転体であるブロック33とから構成される。
筒体31は、その周面の一端から外方に突出するレバー31aが形成されるとともに、その本体内にはネジが切られ、そこにボルト30の軸部が螺合され、ボルト30と一体化している。螺合された状態で、筒体31の底部側にはスプリングワッシャ32が配置され、ボルト30の軸部がそのワッシャ32を嵌挿している。その状態でボルト30の軸部は、底部プレート10の取付用孔にその上面側から嵌挿され、その先端側は前記孔を貫通して下方に突出する。貫通した軸部先端には前記ブロック33が螺合される。該ブロック33は、平面視で変形L字状であり、その中間部にボルト30の軸部に螺合されるネジ穴が切られている。また、この中間部から2つの突出部が形成され、その一方の先端には後述するリンク取付用ピン孔が穿設される。該ピン孔が穿設される先端側は、底部プレート10の内側に配置され、突出部34となる他方先端側はその外側に配置される。
前記レバー31aの回転により、筒体31、ボルト30を介してブロック33も回転する。レバー31aが底部プレート20の内側(座席シート1の中心側)に位置するとき、ブロック33はすべて底部プレート20の下に隠れることになるが、図1に示すように、レバー31aを底部プレート10の内側から、その端面に沿う位置まで回転させると、ブロック33も回転し、その突出部34が底部プレート10の端面から外方に突出することになる(この位置が任意回転位置となる)。
該底部プレート20には、前記取付用孔が端部に沿ってもう1箇所形成され、以上のような固定装置3がその取付用孔に同様に取り付けられる(ただし、ボルトに代えて筒体と一体化したピン36でブロック33を固定)。両固定装置3は、各ブロック33のリンク取付用ピン孔に固定されるリンク35によって回転動作が連動するものとなっている。
また、前記レバー31aの先端には、ロック用穴が穿設された張出37が取り付けられる。該張出37は、レバー31aが底部プレート10の端面に沿う位置まで回転されると、図4に示すように、上部フレーム20に固着されたロック板11に当接する。該ロック板11にも、ロック用穴が穿設されており、張出37とロック板11が当接した状態では、両部材のロック用穴が連通する。図示のように、その状態において、南京錠5等で両者を固定すれば、レバー31aの不正な回転動作を防止できる。
次に本形態例の固定装置3の使用方法を説明する。前記座席シート1を回動させて閉状態としたとき、その座席シート1の底部プレート10と、前記基台部材2の上部フレーム20とは相互に当接された状態となる。その状態において、一方の固定装置3のレバー31aを、底部プレート10の端面に沿った位置まで回すと、前記ブロック33の突出部34がその端面から外方に突出し、基台部材2の上部フレーム20の下面で係止される。この動作は、リンク35によって他方のブロック33も同様の動作となる。このとき、各ブロック33には、圧縮されたスプリングワッシャ32によるボルト30またはピン36上方への押圧力が働いており、各ブロック33にも上方に力が働き、下面に突出した各突出部34がそれぞれ上部フレーム20を下方から押圧する。この押圧によって、各突出部34の上部フレーム20に対する係止が緊密となる。これにより、座席シート1は、その上方への回動動作が抑制されることになり、座席シート1は基台部材2においてしっかり固定される。さらに、この状態のときには、図4に示すように、レバー31aの張出37と上部フレーム10のロック板11が当接し、両ロック用穴が連通するので、そこに南京錠5をかければ、レバー31aの不正動作を完全に防止でき、エンジンルーム内への不正アクセス(悪戯等)も防止できる。
この状態から、座席シート1を上方へ回動させようとするときは、南京錠5を解いた後、スプリングワッシャ32の押圧力より強い力で、前記レバー31aを回してボルト30を回転させ、先端のブロック33を底部プレート10側に戻るよう回転させれば良い。この動作により、各ブロック33の突出部35が基台部材2の上部フレーム20裏面から外れた位置に移動するので、その係止状態が解け、それによって、座席シート1は回動自在な状態に戻る。
この発明は、作業機械の運転室に配置される座席シートに適用可能である。
本形態例の固定装置を説明する図であり、底部プレートの平面図である。 上部フレームに対する回転体(ブロック)の係止状態の説明図である。 本形態例における固定装置の連動機構を示す説明図である。 レバー先端のロック機構を示す説明図である。 基台部材に対し、座席シートが回動自在に支持される構造の説明図である。
符号の説明
1 座席シート
2 基台部材
3 固定装置
10 底部プレート
20 上部フレーム
30 ボルト(軸体)
31 筒体
31a レバー
32 スプリングワッシャ
33 ブロック(回転体)
34 突出部
35 リンク(リンク体)

Claims (2)

  1. 座席シート取り付け用基台部材に対し、そこに載置される座席シート底部の端部を支点として回動自在となる座席シートの固定装置であって、
    前記座席シートの底部プレートに回転自在に枢支された軸体と、
    底部プレートの上面において前記軸体と一体となる筒体と、
    底部プレートの下面において前記軸体の端部に取り付けられ、その任意部位に突出部が形成された回転体とからなり、
    前記座席シートの閉状態における、その座席シートの底部プレートと、前記基台部材の上部フレームとが当接された状態において、前記軸体の任意の回転位置のときに、前記回転体の突出部が前記上部フレームの下面側に突出することを特徴とする作業機械の座席シート固定装置。
  2. 請求項1の固定装置を複数配置させ、各固定装置をリンク体で接続させ、それぞれの回転体を連動させたことを特徴とする作業機械の座席シート固定装置。
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