JPH0551707B2 - - Google Patents
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- JPH0551707B2 JPH0551707B2 JP20937784A JP20937784A JPH0551707B2 JP H0551707 B2 JPH0551707 B2 JP H0551707B2 JP 20937784 A JP20937784 A JP 20937784A JP 20937784 A JP20937784 A JP 20937784A JP H0551707 B2 JPH0551707 B2 JP H0551707B2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は使用便利な熱反転式転写生地に関す
るものである。
るものである。
従来の技術
従来マーク生地として、フエルト生地、メルト
ン生地を始めとし多くの素材が使用されている
が、原則として次の2つの手段により加工され使
用されている。
ン生地を始めとし多くの素材が使用されている
が、原則として次の2つの手段により加工され使
用されている。
即ち、フエルト生地、メルトン生地その他の素
材を裏側に表示した切り取り線に添つてハサミ、
ナイフ、金型等により、必要とする図柄又は文字
を切取るか打抜き、これをシヤツの背や胸、腕等
必要場所に、手又はミシン等で縫付ける手段か、
又は図中第17図に示すようにマーク生地素材2
1の片面にホツトメルト樹脂フイルム22を熱に
より接着させ、前記と同様に裏側に表示した切り
取り線に添つて必要とする図柄や文字状に切取る
か、打抜くもので、シヤツ等に熱加圧により、マ
ーク生地に接着されたホツトメルト樹脂を溶解し
マーク接着する手段が知られている。
材を裏側に表示した切り取り線に添つてハサミ、
ナイフ、金型等により、必要とする図柄又は文字
を切取るか打抜き、これをシヤツの背や胸、腕等
必要場所に、手又はミシン等で縫付ける手段か、
又は図中第17図に示すようにマーク生地素材2
1の片面にホツトメルト樹脂フイルム22を熱に
より接着させ、前記と同様に裏側に表示した切り
取り線に添つて必要とする図柄や文字状に切取る
か、打抜くもので、シヤツ等に熱加圧により、マ
ーク生地に接着されたホツトメルト樹脂を溶解し
マーク接着する手段が知られている。
ところで、前者では図柄状、文字状のマークの
型取りに際して生地部材の表面を筆記具で汚損し
てマークとしての使用価値をなくすと共にマーク
の大小を問わず周囲を縫付けて、使用するので人
名等の如く複数の図柄、文字の使用には、手間と
時間がかかると共に縫付けに際しての技術的個人
差も含め、極めて能率的でなく又美感、風合上に
も問題が存在し、又後者では、前者の如く縫付け
る必要はなく、マーク地素材の片面に熱接着され
て、ホツトメルト樹脂フイルムを熱加圧により溶
解しシヤツ等に接着するものであるが、マーク生
地素材にホツトメルト樹脂が溶解流入するので、
マーク生地素材を硬化させ、伸縮性を悪くし風合
も著しく阻害し、風合も悪くなり、更に前者、後
者共に前記したように表面に切り取り線にともな
う目印を筆記具で入れることは生地を汚染するの
で裏側に目印を入れて切断すれば目印を逆に入れ
なくてはならず作業性が極めて悪い等の欠点が存
在した。
型取りに際して生地部材の表面を筆記具で汚損し
てマークとしての使用価値をなくすと共にマーク
の大小を問わず周囲を縫付けて、使用するので人
名等の如く複数の図柄、文字の使用には、手間と
時間がかかると共に縫付けに際しての技術的個人
差も含め、極めて能率的でなく又美感、風合上に
も問題が存在し、又後者では、前者の如く縫付け
る必要はなく、マーク地素材の片面に熱接着され
て、ホツトメルト樹脂フイルムを熱加圧により溶
解しシヤツ等に接着するものであるが、マーク生
地素材にホツトメルト樹脂が溶解流入するので、
マーク生地素材を硬化させ、伸縮性を悪くし風合
も著しく阻害し、風合も悪くなり、更に前者、後
者共に前記したように表面に切り取り線にともな
う目印を筆記具で入れることは生地を汚染するの
で裏側に目印を入れて切断すれば目印を逆に入れ
なくてはならず作業性が極めて悪い等の欠点が存
在した。
技術的課題
この発明は上記の欠点を解決したものであり、
製作容易であると共に使用便利な熱反転式転写生
地を得ることを技術的課題としたものである。
製作容易であると共に使用便利な熱反転式転写生
地を得ることを技術的課題としたものである。
技術的手段
上記の技術的課題を解決するために、この発明
は耐熱性を有した剥離用母生地1の全面に仮接着
層2を設け、織物、フエルトなどで形成したシー
ト状の生地部材3を仮接着層2に仮着させ、更に
生地部材3の全面に先端部5を埋設すると共に仮
接着層2よりも強力なる接着力並びに伸縮性を有
した接着層6を設け、且つ又接着層6の全面に粉
末又はペレツト状のホツトメルト樹脂剤7を設け
て貼着層9を形成したものである。
は耐熱性を有した剥離用母生地1の全面に仮接着
層2を設け、織物、フエルトなどで形成したシー
ト状の生地部材3を仮接着層2に仮着させ、更に
生地部材3の全面に先端部5を埋設すると共に仮
接着層2よりも強力なる接着力並びに伸縮性を有
した接着層6を設け、且つ又接着層6の全面に粉
末又はペレツト状のホツトメルト樹脂剤7を設け
て貼着層9を形成したものである。
実施例
この発明の熱反転式転写生地の製作過程の一実
施例を図面につき説明すると次の通りである。
施例を図面につき説明すると次の通りである。
第1工程で第3図で示すように剥離用母生地1
の全面に比較的接着力の弱い糊状の接着剤を、ス
プレー方式その他の手段により塗布し仮接着層2
を形成する。
の全面に比較的接着力の弱い糊状の接着剤を、ス
プレー方式その他の手段により塗布し仮接着層2
を形成する。
第2工程では第4図で示すように第1工程によ
り形成された比較的弱い糊状の接着剤で形成した
無色(透明)又は白色又は適宜の色彩に着色した
有色の仮接着層に、仮接着層2の色彩と異色又は
同色又は適宜模様を施した織物、フエルトなどで
形成したシート状の生地部材3を積層し、シート
状の生地部材3の表面部4が仮接着層2の内部に
埋没しないように仮接着表面部19のみと接着さ
せ、熱乾燥等の手段により比較的接着力の弱い糊
状の接着剤の溶剤を蒸発させて剥離用母生地1に
固着させるものであるが、表面部4が仮接着表面
部19のみと接着させるか、表面部4が仮接着表
面部19より幾分食い込んだ状態で接着させるか
は生地部材3の材質により接着時の仮接着層2の
乾燥度合による粘度によつて調節できるものであ
る。
り形成された比較的弱い糊状の接着剤で形成した
無色(透明)又は白色又は適宜の色彩に着色した
有色の仮接着層に、仮接着層2の色彩と異色又は
同色又は適宜模様を施した織物、フエルトなどで
形成したシート状の生地部材3を積層し、シート
状の生地部材3の表面部4が仮接着層2の内部に
埋没しないように仮接着表面部19のみと接着さ
せ、熱乾燥等の手段により比較的接着力の弱い糊
状の接着剤の溶剤を蒸発させて剥離用母生地1に
固着させるものであるが、表面部4が仮接着表面
部19のみと接着させるか、表面部4が仮接着表
面部19より幾分食い込んだ状態で接着させるか
は生地部材3の材質により接着時の仮接着層2の
乾燥度合による粘度によつて調節できるものであ
る。
尚生地部材3の表面部4が仮接着層2の内部に
埋没しないように仮接着表面部19のみと接着し
た場合は仮接着層2と生地部材3との離脱が極め
て容易である。
埋没しないように仮接着表面部19のみと接着し
た場合は仮接着層2と生地部材3との離脱が極め
て容易である。
第3工程で第5図に示すように第2工程により
仮接着層2に仮着されたシート状の生地部材3の
全面に生地部材3の先端部5を埋設すると共に仮
接着層2よりも強力な接着力を有した接着層6を
形成する。
仮接着層2に仮着されたシート状の生地部材3の
全面に生地部材3の先端部5を埋設すると共に仮
接着層2よりも強力な接着力を有した接着層6を
形成する。
第4工程で第6図に示すように第3工程により
強力な接着力並びに伸縮性を有する糊状の接着剤
で形成した接着層6の全面に粉末又はペレツト状
のホツトメルト樹脂剤7を付着し、密度高く接着
させる。
強力な接着力並びに伸縮性を有する糊状の接着剤
で形成した接着層6の全面に粉末又はペレツト状
のホツトメルト樹脂剤7を付着し、密度高く接着
させる。
第5工程では第7図に示すように第3工程と第
4工程にて形成された強力な接着力を有する糊状
の接着剤で形成した接着層6とその上に付着され
たホツトメルト樹脂剤7を固着させるため強力な
接着力を有する糊状の接着剤の溶剤を加熱その他
の手段により乾燥し強力な接着力を有する接着剤
で形成した接着層6とホツトメルト樹脂剤7を固
着させると共に表面8を粗面とした貼着層9を全
面に形成する。
4工程にて形成された強力な接着力を有する糊状
の接着剤で形成した接着層6とその上に付着され
たホツトメルト樹脂剤7を固着させるため強力な
接着力を有する糊状の接着剤の溶剤を加熱その他
の手段により乾燥し強力な接着力を有する接着剤
で形成した接着層6とホツトメルト樹脂剤7を固
着させると共に表面8を粗面とした貼着層9を全
面に形成する。
よつて熱反転式転写生地10を形成するもので
ある。
ある。
尚、11は被転写部材であつて、12は被転写
部材11の被加工面であり、且つ被転写部材11
に転写する図柄、文字等の転写部材片13はハサ
ミ等の切断器14によつて切断するものである
が、剥離用母生地1の表面層15に転写部材片1
3に合うデザイン模様16を施こし、このデザイ
ン模様16に沿つてハサミ、ナイフ又は金型等の
切断器14で切断するものである。17は模様柄
部材である。
部材11の被加工面であり、且つ被転写部材11
に転写する図柄、文字等の転写部材片13はハサ
ミ等の切断器14によつて切断するものである
が、剥離用母生地1の表面層15に転写部材片1
3に合うデザイン模様16を施こし、このデザイ
ン模様16に沿つてハサミ、ナイフ又は金型等の
切断器14で切断するものである。17は模様柄
部材である。
又熱加圧により溶解し転写布に浸透し図柄や文
字を接着する貼着層9を形成するホツトメルト樹
脂剤7は転写部材の風合や物性を損わない温度で
溶解し、接着作用が顕著なものを摘出し使用する
もので、例へばポリアシド系、ポリエステル系、
E,V,A系、ロジン系、ピネロ系、その他を使
用する。
字を接着する貼着層9を形成するホツトメルト樹
脂剤7は転写部材の風合や物性を損わない温度で
溶解し、接着作用が顕著なものを摘出し使用する
もので、例へばポリアシド系、ポリエステル系、
E,V,A系、ロジン系、ピネロ系、その他を使
用する。
又織物で形成したシート状の生地部材3は適度
の強さ、伸び、弾性、可塑性を有し、天然織物か
らなる綿織物、絹織物、人造繊維からなる人絹織
物、スフ織物、その他適宜の織物で形成し、又フ
エルトで形成したシート状の生地部材3も羊毛な
どを原料として形成し、織物、フエルト共に必要
に応じ染色して広巾の生地とするものである。
の強さ、伸び、弾性、可塑性を有し、天然織物か
らなる綿織物、絹織物、人造繊維からなる人絹織
物、スフ織物、その他適宜の織物で形成し、又フ
エルトで形成したシート状の生地部材3も羊毛な
どを原料として形成し、織物、フエルト共に必要
に応じ染色して広巾の生地とするものである。
又、剥離用母生地1は不織布、上質紙、フイル
ム等で形成し、フイルムで形成したものは透明度
も高く、不織布、上質紙と同じように熱転写の
際、転写温度で物性変化を起さないと共に、転写
時の剥離抵抗力にたえる強靭な機械的性質と耐薬
品性で安全衛生性が確認されたフイルムを使用し
たものである。
ム等で形成し、フイルムで形成したものは透明度
も高く、不織布、上質紙と同じように熱転写の
際、転写温度で物性変化を起さないと共に、転写
時の剥離抵抗力にたえる強靭な機械的性質と耐薬
品性で安全衛生性が確認されたフイルムを使用し
たものである。
例えば、ポリエステルフイルムの如く使用可能
温度は一般的に−70℃+150℃と云われているが、
融点は260℃以上であり、短時間であれば約200℃
に充分耐え得るものを使用すべきである。
温度は一般的に−70℃+150℃と云われているが、
融点は260℃以上であり、短時間であれば約200℃
に充分耐え得るものを使用すべきである。
又、仮接着層2と剥離用母生地1が加熱転写後
剥離用母生地1を剥離する際仮接着層2が剥離用
母生地1より離脱して模様柄部材17の表面に残
ることのない様工夫する必要がある。即ち、剥離
用母生地1面の接着に適した接着剤を使用する必
要がある。例えば、ウレタン、アイオノマー水性
樹脂、芳香族ポリエステルアイオノマー水性樹脂
等を主体とし、仮接着剤としての目的に合せ接着
力を調整した接着剤を工夫すべきである。
剥離用母生地1を剥離する際仮接着層2が剥離用
母生地1より離脱して模様柄部材17の表面に残
ることのない様工夫する必要がある。即ち、剥離
用母生地1面の接着に適した接着剤を使用する必
要がある。例えば、ウレタン、アイオノマー水性
樹脂、芳香族ポリエステルアイオノマー水性樹脂
等を主体とし、仮接着剤としての目的に合せ接着
力を調整した接着剤を工夫すべきである。
配合例 水100部に対し
アルギン酸ナトリウム2、5〜3部の溶液
60部 ポリエステルアイオノマー水性樹脂 24部 アクリル系水性樹脂 16部 上記配合の樹脂糊をアンモニヤ水にて粘度を調
整し仮接着層2用接着剤として使用する。
60部 ポリエステルアイオノマー水性樹脂 24部 アクリル系水性樹脂 16部 上記配合の樹脂糊をアンモニヤ水にて粘度を調
整し仮接着層2用接着剤として使用する。
又剥離用母生地1として使用するフイルム面を
サンド、ブラスト法等により粗面化し、微細粗面
18を形成し、物理的に接着効果を増す加工をフ
イルム面にほどこし、接着力を強化することも有
効である。これにより第15図に示すような剥離
時に剥離用母生地1と仮接着層2とが離脱して模
様柄部材17の表面に残ることがなく美麗な模様
柄部材17を得ることができるものである。
サンド、ブラスト法等により粗面化し、微細粗面
18を形成し、物理的に接着効果を増す加工をフ
イルム面にほどこし、接着力を強化することも有
効である。これにより第15図に示すような剥離
時に剥離用母生地1と仮接着層2とが離脱して模
様柄部材17の表面に残ることがなく美麗な模様
柄部材17を得ることができるものである。
又表面8を粗面とした場合は、この粗面が被加
工面12に載置した際に滑ることがなく粗面の一
部が被転写部材11を第14図で示すようにTシ
ヤツ等の衣料品である織物の表面に食込んで所望
した位置での転写作業を確実とするものである。
工面12に載置した際に滑ることがなく粗面の一
部が被転写部材11を第14図で示すようにTシ
ヤツ等の衣料品である織物の表面に食込んで所望
した位置での転写作業を確実とするものである。
又剥離用母生地1は耐熱性の合成樹脂製例えば
ポリエステル樹脂フイルム等である場合は貼着作
業時に熱によつて変形するようなことがなく強靭
であると共に剥離用母生地1が透明であり、更に
仮接着層2が生地部材3と同色として転写部材片
13を形成した場合転写される模様柄部材17の
形状が裏面より明瞭に透視でき、模様柄部材17
と転写される衣料品との向き不向きを貼着前に十
分に検討することができ、且つ被転写部材11へ
の転写貼着に際しては貼着位置の確認が容易で失
敗がなく転写作業ができるものである。
ポリエステル樹脂フイルム等である場合は貼着作
業時に熱によつて変形するようなことがなく強靭
であると共に剥離用母生地1が透明であり、更に
仮接着層2が生地部材3と同色として転写部材片
13を形成した場合転写される模様柄部材17の
形状が裏面より明瞭に透視でき、模様柄部材17
と転写される衣料品との向き不向きを貼着前に十
分に検討することができ、且つ被転写部材11へ
の転写貼着に際しては貼着位置の確認が容易で失
敗がなく転写作業ができるものである。
効 果
この発明は以上のような構成であり、耐熱性を
有した剥離用母生地1の全面に仮接着層2を設
け、織物、フエルトなどで形成したシート状の生
地部材3を仮接着層2に仮着させ、更に生地部材
3の全面に先端部5を埋設すると共に仮接着層2
よりも強力なる接着力並びに伸縮性を有した接着
層6を設け、且つ又接着層6の全面に粉末又はペ
レツト状のホツトメルト樹脂剤7を設けて貼着層
9を形成したことによつて必要とする図柄又は文
字等の模様柄部材17をTシヤツ等の衣料品、カ
バン等の被転写部材11である被加工面12に転
写形成するには、必要とする図柄又は文字等の転
写部材片13を剥離用母生地1の表面層15に例
えば第8図、第9図、第10図に示したようにデ
ザイン模様16を記載し、このデザイン模様16
に沿い切断器14で切断して転写部材片13を形
成し、先ず転写部材片13を第11図に示すよう
に被加工面12上に置いて貼着前に全体のバラン
スを知ることができるものであると共に剥離用母
生地1によつて生地部材3の汚損を防止して切断
の目印しとなるデザイン模様16による汚損も防
止するものである。
有した剥離用母生地1の全面に仮接着層2を設
け、織物、フエルトなどで形成したシート状の生
地部材3を仮接着層2に仮着させ、更に生地部材
3の全面に先端部5を埋設すると共に仮接着層2
よりも強力なる接着力並びに伸縮性を有した接着
層6を設け、且つ又接着層6の全面に粉末又はペ
レツト状のホツトメルト樹脂剤7を設けて貼着層
9を形成したことによつて必要とする図柄又は文
字等の模様柄部材17をTシヤツ等の衣料品、カ
バン等の被転写部材11である被加工面12に転
写形成するには、必要とする図柄又は文字等の転
写部材片13を剥離用母生地1の表面層15に例
えば第8図、第9図、第10図に示したようにデ
ザイン模様16を記載し、このデザイン模様16
に沿い切断器14で切断して転写部材片13を形
成し、先ず転写部材片13を第11図に示すよう
に被加工面12上に置いて貼着前に全体のバラン
スを知ることができるものであると共に剥離用母
生地1によつて生地部材3の汚損を防止して切断
の目印しとなるデザイン模様16による汚損も防
止するものである。
よつて全体のバランス、例えば図示したA,
B,C模様の転写部材片13,13,13の位置
関係を調整した後に、アイロン等の加熱器で貼着
層9が溶解する温度で加熱すると溶解したホツト
メルト樹脂剤7は被加工面12の組識に流入し、
加熱後被加工面12が冷却すると共に、流入した
ホツトメルト樹脂剤7は固着し強力な接着状態と
なる。
B,C模様の転写部材片13,13,13の位置
関係を調整した後に、アイロン等の加熱器で貼着
層9が溶解する温度で加熱すると溶解したホツト
メルト樹脂剤7は被加工面12の組識に流入し、
加熱後被加工面12が冷却すると共に、流入した
ホツトメルト樹脂剤7は固着し強力な接着状態と
なる。
次に被加工面12が冷却した時、第15図に示
したように剥離用母生地1を剥離すると、必要と
する図柄又は文字等の部分はホツトメルト樹脂剤
7が被加工面12に流入することにより、強力に
接着し、美麗な立体図柄を形成することが可能で
あり、更に伸縮性を有するような被転写部材への
転写も容易であつて、被転写部材の伸縮に際して
は織物、フエルトなどで形成したシート状の生地
部材3の繊維間の間隙が接着層6とホツトメルト
樹脂剤7によつて適宜調節されて接着層6に先端
部5を埋設した繊維20の脱落が防止され、更に
裁断部のほつれも防止されると共に立体的で美麗
な図柄又は文字等を得ることができるものであ
る。
したように剥離用母生地1を剥離すると、必要と
する図柄又は文字等の部分はホツトメルト樹脂剤
7が被加工面12に流入することにより、強力に
接着し、美麗な立体図柄を形成することが可能で
あり、更に伸縮性を有するような被転写部材への
転写も容易であつて、被転写部材の伸縮に際して
は織物、フエルトなどで形成したシート状の生地
部材3の繊維間の間隙が接着層6とホツトメルト
樹脂剤7によつて適宜調節されて接着層6に先端
部5を埋設した繊維20の脱落が防止され、更に
裁断部のほつれも防止されると共に立体的で美麗
な図柄又は文字等を得ることができるものであ
る。
又更に構造が極めて簡単であり、大量生産に適
し安価に提供できると共に婦女子が簡単な操作で
アイロンを使用して転写することができるるもの
であり、且つ高価な衣料品にたいする貼着を安心
しておこなう絵とができる等の幾多の産業的効果
を奏するものである。。
し安価に提供できると共に婦女子が簡単な操作で
アイロンを使用して転写することができるるもの
であり、且つ高価な衣料品にたいする貼着を安心
しておこなう絵とができる等の幾多の産業的効果
を奏するものである。。
第1図は一部切欠平面図、第2図は第1図に於
けるA−A一部拡大断面図、第3図、第4図、第
5図、第6図、第7図は製作過程を示した拡大断
面図、第8図、第9図、第10図は切断時の状態
斜を示す視図、第11図は転写時の調整説明図、
第12図は転写時の一部平面図、第13図は第1
2図に於けるA−A断面図、第14図は第13図
に於ける一部拡大断面図、第15図は剥離状態を
示した一部断面図、第16図は転写後の平面図、
第17図は従来品の断面図である。 1…剥離母生地、2…仮接着層、3…生地部
材、4…表面部、5…先端部、6…接着層、7…
ホツトメルト樹脂剤、8…表面、9…貼着層、1
0…熱反転式転写生地、11…被転写部材、12
…被加工面、13…転写部材片、14…切断器、
15…表面層、16…デザイン模様、17…模様
柄部材、18…微細粗面、19…仮接着表面部、
20…繊維、21…マーク生地素材、22…ホツ
トメルト樹脂フイルム。
けるA−A一部拡大断面図、第3図、第4図、第
5図、第6図、第7図は製作過程を示した拡大断
面図、第8図、第9図、第10図は切断時の状態
斜を示す視図、第11図は転写時の調整説明図、
第12図は転写時の一部平面図、第13図は第1
2図に於けるA−A断面図、第14図は第13図
に於ける一部拡大断面図、第15図は剥離状態を
示した一部断面図、第16図は転写後の平面図、
第17図は従来品の断面図である。 1…剥離母生地、2…仮接着層、3…生地部
材、4…表面部、5…先端部、6…接着層、7…
ホツトメルト樹脂剤、8…表面、9…貼着層、1
0…熱反転式転写生地、11…被転写部材、12
…被加工面、13…転写部材片、14…切断器、
15…表面層、16…デザイン模様、17…模様
柄部材、18…微細粗面、19…仮接着表面部、
20…繊維、21…マーク生地素材、22…ホツ
トメルト樹脂フイルム。
Claims (1)
- 1 耐熱性を有した剥離用母生地1の全面に仮接
着層2を設け、織物、フエルトなどで形成したシ
ート状の生地部材3を仮接着層2に仮着させ、更
に生地部材3の全面に先端部5を埋設すると共に
仮接着層2よりも強力なる接着力並びに伸縮性を
有した接着層6を設け、且つ又接着層6の全面に
粉末又はペレツト状のホツトメルト樹脂剤7を設
けて貼着層9を形成したことを特徴とした熱反転
式転写生地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20937784A JPS6189359A (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 | 熱反転式転写生地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20937784A JPS6189359A (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 | 熱反転式転写生地 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6189359A JPS6189359A (ja) | 1986-05-07 |
JPH0551707B2 true JPH0551707B2 (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=16571910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20937784A Granted JPS6189359A (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 | 熱反転式転写生地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6189359A (ja) |
-
1984
- 1984-10-04 JP JP20937784A patent/JPS6189359A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6189359A (ja) | 1986-05-07 |
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