JPH0399900A - 加熱押圧型転写材の製造方法 - Google Patents

加熱押圧型転写材の製造方法

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JPH0399900A
JPH0399900A JP23910589A JP23910589A JPH0399900A JP H0399900 A JPH0399900 A JP H0399900A JP 23910589 A JP23910589 A JP 23910589A JP 23910589 A JP23910589 A JP 23910589A JP H0399900 A JPH0399900 A JP H0399900A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、転写材のうち加熱押圧型転写材に関するもの
である。
(従来の技術) 転写材には感圧性接着剤を用いる圧着型転写材(例えば
特公昭43−10538号)と感熱性接着剤を用いる加
熱押圧型転写材(例えば特公昭31−4316号)があ
る。本発明は、加熱押圧型転写材に関するものである。
従来の加熱押圧型転写材の構成並に用法についての概略
を説明する。その−は、例えば実公昭55−5334号
公報に示すように剥離紙の剥離面に、各種調合した熱溶
融性インキを以て図柄、模様、文字或はこれを組合せた
図案層(以下単に図案層という)を印刷しこれを乾燥し
た型式のものである。
その二は、例えば持分昭和31−4316号公報に示す
ように剥離紙の剥離面に特殊インキを以て図案層を印刷
し、この図案層の面に熱可塑性合成樹脂接着溶剤を塗布
して乾燥し、上記図柄層と熱可塑性合成樹脂溶剤を融着
して、上記熱可塑性樹脂溶剤を以て熱可塑性合成樹脂接
着層を形成した型式のものがある。
そして、その用法は、その−に掲げた型式の加熱押圧型
転写材は熱溶融性インキを以て形成した図案層形成面を
、その二に掲げた型式の加熱押圧型転写材は熱可塑性合
成樹脂接着層面をシャツ等の生地に合せ、加熱押圧器具
で加熱押圧する。そして、その加熱押圧によってその−
に掲げた型式の加熱押圧型転写材は、その図案層を形成
する熱融着性インキが熔融して1.その図案層をシャツ
等の生地面に融着する。その二に掲げた型式の加熱押圧
型転写材は熱可塑性合成樹脂接着層が溶融し、熔融接着
剤を以て特殊インキで形成した図案層をシャツ等の生地
面に融着する。そして、いずれも図案層をシャツ等の生
地面に融着後、剥離紙とシャツ等の生地面をひきはがす
ことによって、シャツ等の生地面に、前記インク層から
成る図案層を転写するというものである。
そして、加熱押圧型転写材の剥離紙については、剥離紙
の剥離面に形成する図案層形成剤としてのインクとの関
係でいろいろなものが開発されている。又剥離紙の剥離
面に形成する図案層形成剤としてのインクについても、
転写された図案層がシャツ等の生地の伸縮性になじむよ
ういろいろなものが開発されている。
しかし、従来の加熱押圧型転写材による図案層の転写は
、前記したように図案層を形成するインク層を転写する
ものであり、従ってシャツ等の生地面に転写される図案
層は平面的で立体感を呈するものでなかった。
本発明者は、シャツ等の生地面に生地の伸縮に調和し、
且つ立体感をもつ厚手の図案層を転写する加熱押圧型転
写材を作ろうとして、各種合成樹脂の中から塩化ビニー
ルが柔軟性をもつという特性に着目して、剥離紙に塩化
ビニールを主成分とする溶剤を以て、シルクスクリーン
印刷法並びに捺染印刷法により厚手の図案層を印刷し、
その図案層の上に粉末の熱可塑性合成樹脂接着剤を散布
し、これを上記図案層面に固着した加熱押圧型転写材を
作り、これを以て常法に従って、シャツ等の生地に、上
記図案層の転写を試みたが、塩化ビニールの耐熱性が低
いため、加熱押圧によって図案層が変形し、所期の目的
を達成することができなかった。
(発明が解決しようとする課B) 本発明者は、ゴム、シリコーン樹脂、シリコーンゴムが
凝縮後も柔軟性に冨み、しかも耐熱性に優れていること
に着目し、上記塩化ビニールに代えて、可塑剤耐寒剤、
耐微剤、界面活性剤、架橋剤、着色剤その他を混入し、
て厚手の図案を形成できる印刷適性をもち、しかも、凝
縮させても弾性を失なわないよう調合したゴム、シリコ
ーン樹脂、シリコーンゴム等を主成分とする溶剤(以下
これをシリコーンゴムを主成分とする溶剤と略称する)
を以て剥離紙面に厚手の図案層を形成し、これに粉末の
熱可塑性合成樹脂接着剤を散布固着して、加熱乾燥して
前記シリコーンゴムを主成分とする溶剤を凝縮して厚手
の図案層とし、該図案層に粉末の熱可塑性合成樹脂接着
剤を融着した熱可塑性合成樹脂接着層を形成した加熱押
圧型転写材を作り、この加熱押圧型転写材を以てシリコ
ーンゴムを主成分とする溶剤を凝縮した厚手の図案層を
転写しようとした。しかし、シリコーンゴムを主成分と
する溶剤を凝縮した厚手の図案層の面と、いわゆる熱可
塑性合成樹脂接着剤とはなじまず、上記図案層面に熱可
塑性合成樹脂接着層を一体化することはできず本発明者
が期待したような加熱押圧型転写材を造ることができな
かった。
本発明は、特公昭36年第4786号、同53年356
19号、同56年第45388号、実公昭55年第74
13号をはじめとする各公報に開示され、現在これらの
発明、考案を基礎として相当に開発が進んでいる植毛転
写の技術をヒントにして、剥離紙の剥離面にシリコーン
ゴムを主成分とする溶剤を凝縮した厚手の図案層を造り
、この図案層に短繊維或はこれに代る物体を介在させて
熱可塑性合成樹脂接着剤層を一体成形した加熱押圧型転
写材を作ろうとするものである。
(課題を解決するための手段) 剥離紙の剥離加工面に、シリコーンゴムを主成分とする
溶剤をもって、厚手の暦 に形成し、核層の面に静電植
毛法をもって極短の短繊維を植設し、或は核層の面に織
物、編物、不織布等の布地を密着して貼着した後、これ
を乾燥して、或は乾燥しないで、核層の面に短繊維を植
毛した、或は織物、編物、不織布等を密着して貼着した
転写層を形成し、該転写層に植設された短繊維、或は貼
着された織物、編物、不織布等の布地上に熱可塑性合成
樹脂溶剤を塗布、或は粉末の熱可塑性合成樹脂接着剤を
散布付着し、これを加熱乾燥して、上記熱可塑性合成樹
脂溶剤或は粉末の熱可塑性合成樹脂接着剤を上記植設さ
れた短繊維、或は密着貼着された織物、編物、不織布等
の布地に融着して、これを転写接着層としての熱可塑性
合成樹脂接着剤層とし、上記転写層に短繊維或は織物、
編物、不織布等の布地を介在させて熱可塑性合成樹脂接
着剤層を積層した一体層を剥離紙面に形成しこの一体層
の面から図案文字の打ち抜き刃型を持って剥離紙に達し
、且つ剥離紙を打ち抜き工法を以て一体層を打ち抜き、
この一体層の図案、文字を形成する部分以外の一体層を
剥離紙から取除いて、剥離紙面に図案、文字から成る一
体層を形成したものである。
(作 用) 上記構成の加熱押圧型転写材により、常法によって転写
を行うときは、シリコーンゴムを主成分とする溶剤を凝
縮した厚手の図案、文字の転写層を、植毛短繊維或は織
物、編物、不織布等の布地を介在させて一体層として形
成した熱可塑性合成樹脂接着剤層の働きによ、リシャツ
等の布地に転写できる。
(実施例) 第1工程として、剥離紙の剥離面にシリコーンゴムを主
成分とする溶剤を以て、シルクスクリーン印刷法、コー
ティング法その他適宜手段により、厚手の層を形成する
この剥離紙は、シリコーンゴムを主成分とする溶剤によ
る厚手の層を形成することができ、且つ、その厚手の層
が剥離紙面で凝縮した厚手の層としたとき、この厚手の
層を転写時に剥離紙から剥離できる性質をもっているも
のを選択する。従って、普通の剥離紙は、シリコーンゴ
ムをコーティングしているので、これにシリコーンゴム
を主成分とする溶剤を以て厚手の層を形成し、該厚手の
層を剥離紙面で凝縮したときは剥離紙と前記厚手の層の
剥離性能は阻害されるのでこれは用いない。又剥離紙は
転写時の加熱により、熔融或は変形するものであっては
ならないこと勿論である。第2工程として上記手法によ
って形成した厚手の層を形成するシリコーンゴムを主成
分とする溶剤が固まらないうちに静電植毛法により、厚
手の層面に極短の短繊維の先端を突入させた状態で短繊
維を植設する。
或は、他の手段として織物、編物、不織布等の布地を厚
手の層の面に密着して貼着する。
第3工程としてこれを乾燥して、厚手の層を形成するシ
リコーンゴムを主成分とする溶剤を凝縮させて、極短の
短繊維 の先端を前記シリコーンゴムを主成分とする溶
剤を凝縮した厚手の層 面に突入させた状態でしっかり
と固着し、或は、前記した植毛手段に代る手段をとった
ときは、繊物、編物、不織布等の布地を上記厚手の層の
面にしっかりと固着した転写層とする。
第4工程として凝縮された前記厚手の層に植設固定され
た短繊維或は織物、編物、不織布等の布地の上に常法に
より、例えばシルクスクリーン印刷法により熱可塑性合
成樹脂溶剤を以て印刷層を形成する。
第5工程として、これを乾燥し、前記熱可塑性合成樹脂
溶剤を以て形成した印刷層を植設短繊維に融着させて転
写接着層としての熱可塑性合成樹脂接着層とし、これを
以て上記厚手の層に短繊維を植設し、或は織物、編物、
不織布等の布地を固着した転写層と熱可塑性合成樹脂接
着層とを上記短繊維或は織物、編物、不織布等の布地を
介して一体層として形成した加熱押圧型転写基材とする
上記転写接着層としての熱可塑性合成樹脂接着層を作る
別の手段として上記第4工程の手段に代えて粉末の熱可
塑性合成樹脂接着剤  を常法の手段によって上記植設
した極短の短繊維、或は織物、編物、不織布等の布地に
散布付着する。
この作業終了後、前記した第5工程としての加熱乾燥を
行う。この加熱乾燥により、前記した粉末の熱可塑性合
成樹脂接着剤は前記厚手の層に植設固定された短繊維或
は織物、編物、不織布等の布地に融着して転写接着層と
しての熱可塑性合成樹脂接着層として固着する。これに
よって上記第5工程を経たと同じような剥離紙にシリコ
ーンゴムを主成分とする溶剤を凝縮した厚手の層の上に
植毛した極短の短繊維、或は織物、編物、不織布等の布
地を介して転写接着層としての熱可塑性合成樹脂接着層
を固着した加熱押圧型転写基材とすることができる。
更にこの加熱押圧型転写基材を作るに当って場合によっ
ては、前記第3工程としての乾燥工程は省略してもよい
、前記第3工程を省略した場合でも第4工程を経て第5
工程の加熱乾燥を行うことによって第1.2工程を経た
素材に第3工程の転写層としての性質を付与することが
できるからである。
第6エ程として、第5工程までの工程を経て作った加熱
押圧型転写基材の転写接着層としての熱可塑性合成樹脂
接着層の面から剥離紙に向って、図案、文字の打ち抜き
刃型を以て、剥離紙には達するが剥離紙を傷つけない従
来の打抜き工法を以て一体層を打ち抜く。
そして、第7エ程として図案、文字を形成する部分以外
の余分の一体層を剥離紙から従来工法によって取り除く
この第7エ程を経ることによって剥離紙にシリコーンゴ
ムを主成分とする溶剤を凝縮した厚手の図案、文字の層
に短繊維、或は織物、編物、不織布等の布地を介して核
層と同一図案、文字の転写接着層としての熱可塑性合成
樹脂接着層を一体層として積層した加熱押圧型転写材が
できる。
この加熱押圧型の転写材を以てシャツ等の生地に図柄転
写を行うには常法の手段に従って転写を行えばよい。
即ち、上記加熱押圧型の転写材の熱可塑性合成樹脂接着
層を固着した面と、シャツ等の生地を合せ、加熱押圧器
具で加熱押圧する。この加熱押圧で、上記転写接着層と
しての熱可塑性合成樹脂接着剤層はシャツ等の生地面で
熔融し、且つ、前記シリコーンゴムを主成分とする溶剤
を凝縮したことにより形成された厚手の図案、文字の層
に固定された植設短繊維、或は織物、編物、不織布等の
布地を圧縮して植設短繊維、或は!!物、編物、不織布
等の布地をシャツ等の生地面に融着する。これが冷却す
ると、上記シャツ等の生地面と植設短繊維、或は織物、
編物、不織布等の布地の両者を強固に接着することにな
る。この状態はまた、上記短繊維、或は織物、編物、不
織布等の布地を固着したシリコーンゴムを主成分とする
溶剤を凝縮した厚手の図案、文字の層の面をシャツ等の
生地面に接着した上記植設短繊維、或は編物、不織布等
の布地を以てこれをシャツ等の生地面に接着したことに
なる。その後、剥離剤をシャツ等の生地面 からひき剥
がすことによって、シャツ等の生地面に本来転写できな
いとされていたシリコーンゴムを主成分とする溶剤を凝
縮した厚手の図案、文字の層がいわば、上記厚手の図案
、文字の層に植設された短繊維、或は織物、編物、不織
布等の布地を圧縮した介在物として熱可塑性合成樹脂接
着層によって転写されることになる。この転写操作とし
ての加熱押圧手段に対し、シリコーンゴムを主成分とす
る溶剤は耐熱性が優れているので、その厚手の図案、文
字の層は加熱押圧により変形しない。
更に、別な転写接NNの製造方法がある。即ち、前記第
2工程を経た後、第3工程を経て、或はこれを経ないで
前記第4工程の変形として、植設短繊維、或は織物、編
物、不織布等の布地上に架橋剤を混入した熱可塑性合成
樹脂溶剤(自己架橋型のものを含む)を、シルクスクリ
ーン印刷法その他公知の手段で塗布し、その上に粉末の
熱可塑性合成樹脂接着剤を散布付着させた後、前記第5
工程の加熱乾燥を行う。
この操作により、上記した架橋剤を混入した熱可塑性合
成樹脂溶剤は、植設短繊維、或は織物、編物、不織布等
の布地としっかりと固着した架橋層となり、上記粉末の
熱可塑性合成樹脂接着剤は架橋層面で溶融し、これと一
体となった熱可塑性合成樹脂接着層となる。この構成は
、剥離紙面に、シリコーンゴムを主成分とする溶剤を凝
縮した厚手の層に短繊維、或は織物、編物、不織布等の
布地を介して架橋層で裏打ちされた転写接着層としての
熱可塑性合成樹脂接着層から成る一体の積層体が形成さ
れた加熱押圧型転写基材となる。
この加熱押圧型転写基材に対し、前記第6.7エ程の作
業を行って加熱押圧型転写材とする。
これを以での転写法は、上記したところと同じであるが
、転写された厚手の図案文字の層はいわば、シャツ等の
生地面に、架橋層に裏打ちされた転写ということになり
、この架橋層は本来熱可塑性合成樹脂を素材としている
ものであるからシャツ等の生地面の伸縮性になじみ、こ
れに積層された厚手の図案、文字の層は、シャツ等の生
地面の伸縮をじかにうけることなくこの架橋層により多
少緩和されてうけることになるのでこの架橋層を設ける
ことは厚手の図案、文字の層の無理な伸縮を阻止する保
護層を設けたことと同じことになる。
以上説明したように本発明の態様として、第一に前例に
挙げた加熱押圧型転写材は剥離紙面に、シリコーンゴム
を主成分とする溶剤を凝縮した厚手の図案、文字の層と
その層に介在物である短繊維、或は織物、編物、不織布
等の布地を介在させた転写接着層としての熱可塑性合成
樹脂接着層を一体に積層した図案、文字の積層体を形成
した加熱押圧型転写材となり、第二に後側に挙げた加熱
押圧型転写材は剥離紙面に、シリコーンゴムを主成分と
する溶剤を凝縮した厚手の図案、文字の層と、その層に
介在物である短繊維、或は織物、編物、不織布等の布地
を介在させ且つ、架橋層によって裏打ちされた転写接着
層としての熱可塑性合成樹脂接着層を一体に積層した図
案、文字の積層体を形成した加熱押圧型転写材を形成す
ることができる。
更に、剥離紙の他の変型として、不織布、その他のシー
ト基材にベンジンその他の溶剤で稀釈したワックスを塗
布して乾燥したものを使用することがある。これを用い
る場合は、転写時の加熱温度を高温に設定しなければな
らないとき、即ち、前に説明した剥離紙では充分な耐熱
適性が得られないときに特に有効である。
このシート基材に浸透性のある紙を用いたときは、ベン
ジンその他の溶剤で稀釈したワックスを塗布し、これを
浸透させて乾燥したときは、該剥離紙は強靭なものとな
り、且つ、その面にシリコーンゴムを主成分とする溶剤
による厚手の図案層の印刷が可能となり、しかも、これ
が剥離可能となる。
この剥離紙を以て、前記した要領に従って加熱押圧型の
転写材を作り、この加熱押圧型の転写材を以て前記した
要領で転写を行うと転写時の加熱押圧で、剥離紙を構成
するワックスが熔融し、剥離紙に形成したシリコーンゴ
ムを主成分とする溶剤を以て形成した厚手の図案層は剥
離しやすくなる。
(効 果) 本発明によればこれまではシリコーンゴムを主成分とす
る溶剤を素材とした加熱押圧型の転写材ができないとさ
れていた課題を解決し、シリコーンゴムを主成分とする
柔軟な且つ厚みのある図案、文字の層を転写法によって
シャツ等の生地面に転写することができる。
出 願 人 株式会社アイビーハーツ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)剥離紙の剥離加工面に、シリコーンゴムを主成分と
    する溶剤をもって、厚手の層を形成し、該層の面に静電
    植毛法をもって極短の短繊維を植設し、或は該層の面に
    織物、編物、不織布等の布地を密着して貼着した後、こ
    れを乾燥して、或は乾燥しないで、該層の面に短繊維を
    植毛した、或は織物、編物、不織布等の布地を密着して
    貼着した転写層を形成し、該転写層に植設された短繊維
    、或は貼着された織物、編物、不織布等の布地上に熱可
    塑性合成樹脂溶剤を塗布、或は粉末の熱可塑性合成樹脂
    接着剤を散布付着し、これを加熱乾燥して、上記熱可塑
    性合成樹脂溶剤或は粉末の熱可塑性合成樹脂接着剤を上
    記植設された短繊維、或は貼着された織物、編物、不織
    布等の布地に融着して、これを転写接着層としての熱可
    塑性合成樹脂接着剤層とし、上記転写層に短繊維、或は
    織物、編物、不織布等の布地を介在させて熱可塑性合成
    樹脂接着剤層を積層した一体層を剥離紙面に形成しこの
    一体層の面から図案、文字の打ち抜き刃型を持って剥離
    紙に達し、且つ剥離紙を打ち抜かない打ち抜き工法を以
    て剥離紙面に図案、文字から成る上記転写層に転写接着
    層としての熱可塑性合成樹脂接着層を一体層として打ち
    抜き、この一体層の図案、文字を形成する部分以外の一
    体層を剥離紙から取除いて、剥離紙面に図案、文字から
    成る前記一体層を形成したことを特徴とする加熱押圧型
    転写材の製造方法。 2)上記転写層に植設された短繊維或は織物、編物、不
    織布等の布地上に、形成される転写接着層としての熱可
    塑性合成樹脂接着剤層を、上記短繊維或は織物、編物、
    不織布等の布地上に架橋剤を以て調合した熱可塑性合成
    樹脂溶剤を塗布し、その塗布面に熱可塑性合成樹脂溶剤
    を塗布し或は熱可塑性合成樹脂粉末を散布付着させた後
    、これを加熱乾燥して、これを上記短繊維或は織物、編
    物、不織布等の布地に架橋層と一体となった転写接着層
    としての熱可塑性合成樹脂接着層として固着させてなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載した加熱
    押圧型転写材の製造方法。
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