JP3076851B2 - 植毛用シート - Google Patents

植毛用シート

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JP3076851B2 JP05085660A JP8566093A JP3076851B2 JP 3076851 B2 JP3076851 B2 JP 3076851B2 JP 05085660 A JP05085660 A JP 05085660A JP 8566093 A JP8566093 A JP 8566093A JP 3076851 B2 JP3076851 B2 JP 3076851B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電界を利用して短繊維
(以下「パイル」という)の植毛を行うとともに、その
植毛されたパイルを衣服などに転写する熱反転式植毛転
写材を製造するのに好適な植毛用シートの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】熱反転式植毛転写材を製造する手法とし
ては、例えば特公昭36−4768号,同53−356
19号特許公報に開示されたものがある。これに対し本
件発明者は、上記発明を改良して独自に熱反転式植毛転
写材を開発した。その概略を説明する。図3〜図5を参
照すると、まず図3(A)に示すように適宜の大きさの
植毛用シート10を用意する。植毛用シート10には例
えば浸透性を有する上質紙が用いられ、この植毛用シー
ト10のパイルを植毛する部分に仮接着剤12が塗布さ
れる。
【0003】この仮接着剤12としては、後述するパイ
ルの転写処理を容易に行うことができるものであって、
多色植毛を行う場合には、全ての色の植毛が終わるまで
時間がかかるので、その間乾燥しないようなタイプのも
のが用いられる。詳述すると、仮接着剤12は、植毛用
シート10上に仮接着層を形成した時や、植毛後の乾燥
時にその植毛用シート10がカールするようなものであ
ってはならない。また、パイルの転写時においては、そ
の植毛されたパイルがきれいに引き抜かれて転写される
ようでなければならない。このような条件を満たす仮接
着剤12として、例えば、アクリル共重合樹脂接着剤
に、粘度や接着力を調整するためのポリエチレングリコ
ール,パラフィンエマルジョンなどを混入した水溶性の
ものが使用される。
【0004】次に、同図(B)に示すように、所望のパ
ターンが形成されたシルクスクリーン印刷版14を用意
し、植毛用シート10に塗布された仮接着剤12上に適
宜のスペーサ(図示せず)を介して配置する。同図の例
では、シルクスクリーン印刷版14にはアルファベット
の「A」の反転文字パターンが形成されている。
【0005】他方、植毛されるパイル20は、貯留箱1
6に貯留されている。パイル20は、例えばナイロン,
テトロンなどの合成繊維を極短に切断した短繊維で形成
されており、予め帯電処理が施されている。貯留箱16
の下側吐出面には電界印加用の電極18が設けられてお
り、この電極18はパイル20が通過可能に網目状に形
成されている。そして、電極18は直流電源(電界生成
用高電圧発生装置)22に接続されている。また、仮接
着剤12を塗布した植毛用シート10は図示しない作業
台上に載置されており、この作業台を通じてアースされ
ている。貯留箱16は、例えばパイルの色毎に複数設け
られている。
【0006】次に、アルファベット「A」の反転パター
ン部分に例えば赤の植毛を行う場合には、赤のパイル2
0が充填された貯留箱16を同図(B)に示すようにシ
ルクスクリーン印刷版14上に配置するとともに、電源
22によって電圧を貯留箱16とアースとの間に印加す
る。すると、電極18とアース側に置かれた植毛用シー
ト10との間に電界が形成され、貯留箱16の電極18
側から吐出されたパイル20は、この電界に沿ってシル
クスクリーン印刷版14を通過し、植毛用シート10の
仮接着剤12の塗布面に植毛されるようになる。
【0007】シルクスクリーン印刷版14上には、上述
したように「A」の反転パターンが形成されているの
で、この反転パターン部分ではパイル20がスクリーン
目を通過して植毛用シート10の仮接着剤12の塗布面
上に略垂直に飛翔し、仮接着剤12に突き刺さって接着
し植毛されるようになる。このとき、植毛用シート10
とシルクスクリーン印刷版14との間に適宜のスペース
が設けられているので、パイル20は植毛用シート10
上に所望パターンで植毛されることになる。図4(A)
には、このようにして「A」の反転パターンの植毛部2
4が形成された状態が示されている。
【0008】このような植毛処理は、必要に応じて複数
回繰り返される。例えば、同図(B)に示すように、更
にアルファベットの「D」の反転パターンが形成された
シルクスクリーン印刷版(図示せず)が用意され、例え
ば緑のパイルによる植毛が行われて植毛部26が形成さ
れる。そして更に、同図(C)に示すように、「A」,
「D」の植毛部24,26の周囲に、例えば青のパイル
による植毛が行われて植毛部28が形成される。このよ
うにして植毛体が得られる。
【0009】以上のような作業の後、今度は植毛用シー
ト10に塗布された仮接着剤12の乾燥が行われる。こ
の乾燥は自然乾燥でもよいが、作業能率の点から加熱乾
燥が行われる。この乾燥処理によって、植毛用シート1
0上に植毛されたパイル20の一方の端部が乾燥した仮
接着剤12にしっかりと仮着されるようになる。そし
て、乾燥後、上述した植毛作業中にシート上に付着した
不要なパイルの除去処理が行われる。
【0010】次に、図5(A)に示すように、植毛用シ
ート10上に形成された植毛部24,26,28の表面
に、架橋剤を混合して調整した固着用接着剤30が所望
の形状に塗布される。この作業の終了後、この固着用接
着剤30上に粒状又は粉末状のホットメルト接着剤32
が散布される。そして、余分な粒状又は粉末状ホットメ
ルト接着剤32を除去した後、加熱乾燥して粒状又は粉
末状ホットメルト接着剤32を半溶融状態で固着用接着
剤30の面に融着させる。
【0011】なお、固着用接着剤30は、植毛用シート
10に塗布された仮接着剤12に植毛されたパイル20
の先端部を仮接着剤12よりも強く固着するためのもの
で、前記加熱乾燥によってホットメルト接着剤32を溶
融することによって自ら溶融することがなく、架橋が促
進されてフィルム状に転化するもので、後述する衣服な
どへのパイル20の転写後も生地の伸縮に合致した柔軟
性を有するように調合したものが好適である。例えば、
エマルジョンタイプのアクリル系合成樹脂に柔軟剤を混
入したものが用いられ、スクリーン印刷などの手法で塗
布される。この操作によって、熱反転式植毛転写材が出
来上る。
【0012】次に、このような作業を行って製造した熱
反転式植毛転写材を用いて植毛転写を行うには、上述し
た固着用接着剤30上に融着したホットメルト接着剤3
2の面を、転写を必要とする衣服34の所望位置上に接
するように反転して載置する。そして、所定の温度によ
る加圧加熱を行うと、ホットメルト接着剤32が溶融す
るとともに衣服34に浸透し、衣服34と固着用接着剤
30を強力に接着する。
【0013】次に、温度が低下してホットメルト接着剤
32が固まった時点で、植毛用シート10を衣服34か
ら剥離する。すると、ホットメルト接着剤32の強力な
接着作用によって衣服34と接着した固着用接着剤30
に先端を固着されているパイルは、その基部が仮接着剤
12から引き抜かれて衣服34側に転写されるようにな
る。同図(C)には転写後の様子が示されており、植毛
部24,26,28が衣服34側に転写されている。な
お、この転写によってパターンが反転し、四角の背景部
分にアルファベットの「A」,「D」の文字が浮かび上
がることになる。なお、植毛用シート10側には、パイ
ル20が抜けた跡が残る(図示せず)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した植
毛用シート10としては、上述したように浸透性のある
上質紙などの厚紙が用いられている。ところが、かかる
厚紙は、仮接着剤12を塗布したり、あるいはパイル植
毛後その乾燥を行うとカールや波打ち変形が生じて平面
性がくずれてしまう恐れがある。すると、パイル植毛
後、パイル先端に形成する固着用接着剤30を所望の形
状,図柄に塗布しようとしても、植毛部の図柄パターン
の部分がうまく位置合せできず、図柄がくずれる原因と
なる。更に、厚紙を用いると、転写時における衣服への
転写位置合せにおいて厚紙を介して図柄を透してみるこ
とができず、位置合せの作業が面倒になるという問題点
もある。
【0015】このような都合を解消する一つの方法は、
植毛用シートとして透明な合成樹脂シートを使用するこ
とである。しかし、合成樹脂シートに直接仮接着剤を塗
布して仮接着層を形成しようとしても、合成樹脂シート
は浸透性がないために仮接着剤とうまくなじむことがで
きず、一体化できないという不都合がある。本発明は、
これらの点に着目したもので、作業中平面性を良好に保
持することができ、高品質の熱反転式植毛転写材を得る
ことができる植毛用シートを提供することを、その目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、その植毛
すべき部分に塗布される仮接着剤にパイルを仮着して転
写用の植毛体を形成する植毛用シートにおいて、可撓性
を有するプラスチックシートの前記仮接着剤塗布面に、
導電性の付与と凹凸の形成のために導電性の粒状体を含
む下地膜を形成したことを特徴とする。
【0017】第2の発明は、その植毛すべき部分に塗布
される仮接着剤にパイルを仮着して転写用の植毛体を形
成する植毛用シートにおいて、可撓性を有するととも
に、少なくとも前記仮接着剤塗布面に導電性が付与され
ているプラスチックシートの仮接着剤の塗布面側に、凹
凸の形成のために粒状体を含む下地膜を形成したことを
特徴とする。
【0018】
【作用】本発明によれば、植毛用シートとして可撓性を
有するプラスチックシートが用いられる。そして、この
プラスチックシートの仮接着剤を塗布する面上に、粒状
体を混入あるいは散布した下地膜が形成される。これに
よって、プラスチックシートの下地膜面側に微細な凹凸
が形成されるようになり、仮接着剤の塗布性が向上して
その塗布を良好に行うことができるようになる。また、
下地膜の粒状体として導電性を有するものを用いれば、
プラスチックシートに導電性を付与することもできる。
【0019】
【実施例】以下、本発明による植毛用シートの一実施例
について、添付図面を参照しながら説明する。なお、上
述した従来例と同様の構成部分又は従来例と対応する構
成部分については、同一の符号を用いる。
【0020】本実施例では、可撓性を有するプラスチッ
クシートとして耐熱性に優れたもの、例えばポリエステ
ルシートが植毛用シート10として使用される。このプ
ラスチックシートは、あまり厚くて硬いと衣服への転写
時の作業をスムーズに行うことができず、逆にあまり薄
くて柔らかいと植毛などの作業を良好に行うことができ
ないので、それらを考慮して厚さを決定する。例えば、
数10μm,具体的には50〜100μm程度の厚さと
する。
【0021】次に、植毛用シート10として使用するプ
ラスチックシート50には、植毛作業を良好に行うた
め、導電性が付与される。導電性を付与する手法として
は、一般的に材料それ自体が導電性を有するようにする
方法や、導電性材料を混合・分散する方法などがある。
【0022】他方、プラスチックシート50に仮接着剤
12を直接塗布すると、仮接着剤12ははじかれて図2
(A)に示すようにランド(島)状になってしまう。こ
れでは到底良好な植毛を行う仮接着層を形成することは
できない。このような不具合を解決する方法としては、
プラスチックシート50の表面をサンドブラスト法など
によって粗面化して微細粗面を形成して物理的に接着効
果を高める加工をシート面に施す方法がある(例えば、
特公平3−65791号公報参照)。本実施例は、これ
ら2つの点,すなわちプラスチックシートに対する導電
性の付与及びプラスチックシート表面の粗面化を同時に
行うことができる実施例である。
【0023】すなわち、本実施例では、仮接着剤12を
塗布しようとするシート表面の全部あるいは必要部分
に、適宜の導電性の粒状体を混入し,あるいは散布して
固着した下地膜52を形成するようにする。図2(B)
にはその様子が示されており、同図の#1−#1線に沿
って矢印方向に見た断面が図1(A)に示されている。
この図のように、下地膜52には、粒状体54が混入あ
るいは散布固着されている。仮接着剤12は、同図
(B)に示すように、この下地膜52上に塗布される。
【0024】この下地膜52としては、パイルの衣服へ
の反転時に下地膜52自身がプラスチックシート50か
ら剥がれたりしないもの、仮接着剤12が下地膜52か
ら剥がれてパイルに付着し衣服側に移ることがないよう
なもの、すなわち、プラスチックシート50に対しても
仮接着剤12による仮接着層に対しても比較的付着度の
高いもので、プラスチックシート50や仮接着剤12と
の親和性に優れたものが使用される。例えば、ポリエス
テルシートの場合には、ポリエステル系合成樹脂溶剤
に、粒状体54として例えば50〜100μm程度の大
きさの鉄粉を混入したものが使用される。このような導
電材を混入したポリエステル系合成樹脂剤をプラスチッ
クシート50上に塗布,あるいは散布した後乾燥して両
者を一体化し、導電性プラスチックシートが形成され
る。
【0025】次に、このようにして得た導電性を有する
プラスチックシート50を前記図3〜図5に示した植毛
用シート10に適用した場合の利点について説明する。
上述したように、粒状体54を混入又は散布固着した下
地膜52をプラスチックシート50上に形成することに
よって、その表面に粒状体54による凹凸が形成され、
仮接着剤12のぬれ性が向上する。このため、図3
(A)に示した仮接着剤12の塗布工程においては、仮
接着剤12は良好に所定領域に塗布されて仮接着層が形
成されることになる。
【0026】次に、室内湿度を多湿の状態,例えば50
〜90%の範囲に保った条件下で行われる図3(B)及
び図4のパイルの植毛工程においては、植毛用シート1
0を形成するプラスチックシート50がカールするなど
の不具合が防止されて平面性が確保されるので、各図柄
パターンの端部分が揃った良好な植毛部が得られるよう
になる。特に下地膜52によって導電性が付与されてい
るため、貯留箱16の下側の網目状電極18と植毛用シ
ート10との間に電界が良好に形成されて植毛は良好に
行われる。更に、図5(B)の工程では、プラスチック
シート50が透明であるため、衣服に対する植毛部の位
置合せが極めてスムーズに行われる。
【0027】なお、本発明は、何ら上記実施例に限定さ
れるものではなく、例えば次のようなものにも適用可能
である。 (1)熱反転式の植毛転写の手法としては他に種々のも
のがあり、本発明はいずれの手法にも適用可能である。
例えば、特公平3−7520号特許公報には、植毛され
たパイルに模様印刷を行う移植短繊維植毛体の製造方法
が開示されており、特公昭53−35619号公報には
固着用接着剤を所望の図柄で植毛部に塗布(仮接着剤を
図柄状としてもよい)して図柄部分のみを衣服に転写す
るようにした熱転写式アップリケの工法が開示されてい
るが、それらあるいは各種の手法を組み合わせた植毛転
写(例えば、特公平4−65776号公報に開示されて
いるもの)にも本発明は適用可能である。
【0028】(2)可撓性を有するプラスチックシート
の材料としては、オレフィン系樹脂,例えばポリエチレ
ン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビニルなどが代表的なも
のであるが、各種のものを用いてよい。 (3)前記実施例では、衣服を転写対象としたが、それ
以外のものにも可能である。また、使用する色も、必要
に応じて複数の適宜のものを用いてよく、勿論単色でも
よい。また、2色以上のパイルを混ぜて使用してもよ
い。例えば、赤のパイルと白のパイルを混ぜて植毛する
と、視覚的にはピンクに見えるようになる。
【0029】(4)前記実施例では、絶縁性のプラスチ
ックシートに、下地膜によって電界形成のための導電性
の付与と仮接着層形成のための凹凸の付与を同時に行っ
たが、プラスチックシートが導電性を有しているような
場合には、下地膜は凹凸の付与のみを行えば十分であ
る。この場合には、粒状体として非導電性のもの,例え
ばガラス粒子などを利用することができる。勿論、プラ
スチックシートが導電性を有しているような場合に、導
電性を有する粒状体を含む下地膜を形成しても何ら差し
支えない。 (5)前記実施例では、粒状体として導電性を有するも
のを使用することで、プラスチックシートに導電性を付
与したが、プラスチックシート自体が導電性を有するも
のを使用することを妨げるものではない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の植毛用シ
ートによれば次のような効果がある。 (1)可撓性のプラスチックシートの表面必要部分に、
導電性の付与と凹凸の形成のために導電性の粒状体を混
入した下地膜を形成することとしたので、ぬれ性も向上
して仮接着剤を良好に塗布できるので、作業中の平面性
も維持されて、非常に品質の高い熱反転式植毛転写を行
うことができる。
【0031】(2)導電性を付与した可撓性のプラスチ
ックシートの表面必要部分に凹凸の形成のために粒状体
を混入した下地膜を形成することとしたので、ぬれ性が
向上して仮接着剤を良好に塗布できるとともに、作業中
の平面性も維持されて、非常に品質の高い熱反転式植毛
転写を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による植毛用シートの一実施例を示す断
面図である。
【図2】プラスチックシートの欠点と前記実施例の植毛
用シートを示す斜視図である。
【図3】熱反転式植毛転写の主要工程を示す斜視図であ
る。
【図4】熱反転式植毛転写の主要工程を示す斜視図であ
る。
【図5】熱反転式植毛転写の主要工程を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10…植毛用シート 12…仮接着剤 14…シルクスクリーン印刷版 16…貯留箱 18…電極 20…パイル 22…交流電源 24…植毛部 26…植毛部 28…植毛部 30…固着用接着剤 32…ホットメルト接着剤 34…衣服 50…プラスチックシート 52…下地膜 54…粒状体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D06Q 1/12 D06Q 1/12 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 B05D 1/16 B44C 1/17 D06Q 1/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その植毛すべき部分に塗布される仮接着
    剤にパイルを仮着して転写用の植毛体を形成する植毛用
    シートにおいて、可撓性を有するプラスチックシートの
    前記仮接着剤塗布面に、導電性の付与と凹凸の形成のた
    めに導電性の粒状体を含む下地膜を形成したことを特徴
    とする植毛用シート。
  2. 【請求項2】 その植毛すべき部分に塗布される仮接着
    剤にパイルを仮着して転写用の植毛体を形成する植毛用
    シートにおいて、可撓性を有するとともに、少なくとも
    前記仮接着剤塗布面に導電性が付与されているプラスチ
    ックシートの仮接着剤の塗布面側に、凹凸の形成のため
    に粒状体を含む下地膜を形成したことを特徴とする植毛
    用シート。
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