JPH0551113A - 回転式棚設備 - Google Patents

回転式棚設備

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Publication number
JPH0551113A
JPH0551113A JP21328991A JP21328991A JPH0551113A JP H0551113 A JPH0551113 A JP H0551113A JP 21328991 A JP21328991 A JP 21328991A JP 21328991 A JP21328991 A JP 21328991A JP H0551113 A JPH0551113 A JP H0551113A
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JP
Japan
Prior art keywords
shelf
plate
shelves
bottom plate
top plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP21328991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiteru Ikehata
淑照 池畑
Masahiro Enomoto
雅弘 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0551113A publication Critical patent/JPH0551113A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで運搬し得る棚を備えた回転式棚設
備を提供する。 【構成】 一定経路上を移動自在な棚6と、これら棚6
を移動させる駆動装置とを設け、棚6を、天板17と、底
板18と、左右一対の側板19と、背板20とから前面開口の
箱状に形成し、天板17と底板18と両側板19と背板20との
相対接した端部間をそれぞれ取り付け取り外し自在な六
角穴付きボルト33,36,37で連結した。棚6をトラックで
運搬する際は、ボルト33,36,37を取り外して、棚6を、
天板17と、底板18と、側板19と、背板20とに分解した
後、トラックに積み込み、目的地まで運搬する。そし
て、ボルト33,36,37を取り付けて、上記各板17〜20の相
対接した端部間を連結することにより、棚6を組み立て
る。このように、棚6は分解されることによってコンパ
クトになるため、トラックの台数を減らすことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば工場内におい
て、多数種の荷(物品)を保管し管理するのに使用され
る回転式棚設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転式棚設備としては、
実開昭62−144211号公報に示されるものがある。すなわ
ち、複数の棚が車輪やローラを介してレールに支持案内
され、無端回動体が、駆動軸に設けられた駆動輪体と、
従動軸に設けられた従動輪体との間に巻張され、モータ
が駆動軸に連動連結されている。上記棚の背面側が上記
無端回動体に連結され、これにより、棚は無端状の一定
経路上で一体的に正逆移動する。上記棚は前面開口の箱
状であり、一体に形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式によると、棚は一体に形成された後、トラック
などで運搬され目的地に設置される。このとき、棚は箱
状のまま運搬されるため、大型の棚ではその容積が大き
くなり、したがって棚の運搬には大型のトラックが多数
台必要となり、また、トラックへの積み卸しにはクレー
ンやフォークリフトなどを要した。このため棚の運搬は
コスト高になるといった問題が生じた。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、低コ
ストで運搬し得る棚を備えた回転式棚設備を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決すべく本
発明の回転式棚設備は、無端状の一定経路上を移動自在
な棚と、これら棚を一体的に正逆移動させる駆動装置と
を設け、上記棚を、天板と、底板と、左右一対の側板
と、背板とから前面開口の箱状に形成し、上記天板と底
板と両側板と背板との相対接した端部間をそれぞれ取り
付け取り外し自在な連結具で連結したものである。
【0006】
【作用】上記構成により、天板と、底板と、側板と、背
板とを製作した後、組み付けずに梱包して、トラックな
どに積み込んで運搬する。そして、棚を目的地に設置す
る際は、連結具を取り付けて、上記各板の相対接した端
部間を連結することにより、箱状の棚を形成して設置す
る。そして、棚を設置した後、駆動装置を駆動させるこ
とにより、棚は無端状の一定経路上を一体的に正逆移動
する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図3に示すように、1は回転式棚設備
で、無端長円状の下部(床)レール2と、同形状の上部
レール3と、これらレール2,3に車輪4やローラ5を
介して支持案内される複数の棚6と、隣接する棚6同士
を回動自在に連結する上部リンク14と、これら棚6を一
体的に正逆移動させる駆動装置7とから構成されてい
る。
【0008】上記駆動装置7は、両レール2,3の内側
において、円弧中心近くに配設した上下方向の駆動軸8
ならびに従動軸9と、これら軸8,9に取り付けた駆動
輪体10ならびに従動輪体11と、両輪体10,11間に巻張さ
れ、かつ棚6の下端が連結する無端回動体12と、上記駆
動軸8に連動連結した正逆駆動自在なモータ13とから成
る。
【0009】上記棚6は、天板17と、底板18と、左右一
対の側板19と、背板20とから前面開口の箱状に形成さ
れ、天板17の上面にはボルト,ナット(図示せず)を介
して上記ローラ5が左右一対設けられ、底板18の下面に
はボルト,ナット(図示せず)を介して上記車輪4が左
右一対設けられるとともに上記無端回動体12が連結され
ている。上記ローラ5の回転軸部には上部リンク14の一
端が回動自在に設けられ、上部リンク14の他端は隣接す
る棚6の回転軸部に設けられている。これにより、隣接
する棚6同士は、上部リンク14によって連結され、一体
的に移動自在となっている。
【0010】図4〜図7に示すように、上記天板17およ
び底板18は、それぞれ前後左右の四隅に、上下方向に貫
通したボルト孔21を有する。天板17および底板18の周縁
部には下方に折り曲げられた折曲部が形成され、これら
のうち、背板20側に相対接する折曲部22の内面側には左
右一対のナット体23が設けられている。
【0011】また、図4および図8〜図10に示すよう
に、上記両側板19は、相対向する前部支柱フレーム24お
よび後部支柱フレーム25と、これら支柱フレーム24,25
間に設けられた横材26とサイドパネル27とから形成され
ている。上記支柱フレーム24,25 は断面凹状の中空部材
であり、各支柱フレーム24,25 の上下端内にはナット体
28が設けられている。また、後部支柱フレーム25の、上
記背板20側に相対接する側面内には、複数のナット体29
が上下方向に配設されている。上記背板20はメラミン化
粧板を使用した合板であり、その周縁部には前後方向に
貫通したボルト孔32が上記各ナット体23,29に対向して
形成されている。
【0012】上記底板18の左右両端部上には上記側板19
が立設され、底板18と側板19とは、連結具の一例である
六角穴付きボルト33と側板19の下端内に設けられたナッ
ト体28とによって連結されている。上記六角穴付きボル
ト33には緩み止めの座金34が設けられている。
【0013】上記両側板19の上端間には天板17が載置さ
れ、側板19と天板17とは、六角穴付きボルト33と側板19
の上端内に設けられたナット体28とによって連結されて
いる。上記六角穴付きボルト33には緩み止めの座金34が
設けられている。
【0014】上記天板17,底板18,両側板19の背面には
上記背板20が当接し、背板20と、上記天板17,底板18と
は、六角穴付きボルト37と、天板17,底板18の折曲部22
に設けられたナット体23とによって連結されている。上
記六角穴付きボルト37には緩み止め用の座金34が設けら
れている。背板20と上記両側板19とは、六角穴付きボル
ト36と、側板19の支柱フレーム25内に配設されたナット
体29とによって連結されている。上記六角穴付きボルト
36には緩み止め用のL形状座金35が設けられ、これらL
形状座金35の遊端部が背板20の側面および側板19の外側
面に当接することにより、背板20のずれをも防止してい
る。
【0015】図2に示すように、各側板19の内側面に
は、着脱自在な棚受け38が設けられ、棚板39がこれら左
右一対の棚受け38に支持されて取り付けられている。図
1に示すように、40は上記駆動装置7の駆動を制御する
制御装置であり、操作ボックス41からの指示により目的
の棚6を補充側42または出庫側43に移動させる。44は、
はみ出し検出器であり、棚6の前面開口部45からはみ出
した被収納物を検出する。
【0016】以下、上記構成における作用を説明する。
図4,図8,図9に示すように、棚6の組み立ては下記
のようにして行われる。すなわち、底板18の左右両端部
上に側板19を載置させて、六角穴付きボルト33を下方か
ら底板18のボルト孔21に嵌入し、さらにこれら六角穴付
きボルト33を側板19の下端内に設けられたナット体28に
螺合し、座金34とともに締め付ける。これにより、左右
一対の側板19は底板18に連結される。
【0017】そして、両側板19の上端間に天板17を載置
させて、六角穴付きボルト33を上方から天板17のボルト
孔21に嵌入し、さらにこれら六角穴付きボルト33を側板
19の上端内に設けられたナット体28に螺合し、座金34と
ともに締め付ける。これにより、天板17は両側板19の上
端間に連結される。
【0018】そして、ボルト,ナットを介してローラ5
および上部リンク14の一端を天板17の上面に取り付け、
さらに、ボルト,ナットを介して車輪4を底板18の下面
に取り付ける。
【0019】そして、図4,図7,図9に示すように、
背板20を、天板17,底板18,両側板19の各背面に当接さ
せて、六角穴付きボルト37を後方から背板20のボルト孔
32に嵌入し、さらにこれら六角穴付きボルト37を、天板
17および底板18の折曲部22に設けられたナット体23に螺
合し、座金34とともに締め付ける。さらに、六角穴付き
ボルト36を、後方から背板20のボルト孔32に嵌入して、
側板19の支柱フレーム25内に配設されたナット体29に螺
合し、L形状座金35とともに締め付ける。これにより、
背板20は天板17,底板18,両側板19の後端間に連結され
て、前面が開口した箱状の棚6が組み立てられる。そし
て、棚受け38を各側板19の内側面に装着して、棚板39を
棚受け38間に支持させる。
【0020】上記のように組み立てられた棚6は、上記
各六角穴付きボルト33,36,37 を取り外すことによっ
て、天板17と、底板18と、左右一対の側板19と、背板20
と、棚板39とに分解される。これにより、棚6は、天板
17と底板18と両側板19と背板20とをそれぞれ単体で製作
した後、組み立てられるため、製作時、上記各板17,1
8,19,20はそれぞれ軽量で取り扱いが容易であり、製
作性が良い。
【0021】上記棚6は上述のように分解されてコンパ
クトになるため、棚6を分解してトラックなどに積み込
み、目的地まで運搬することにより、トラックの台数を
減らすことができる。(トラックの台数を四分の一に減
らした実績がある。)そして、トラックから棚6を卸し
て組み立てた後、設置すれば良い。各板17,18,19,20
は単体では軽量のため、作業員が各板17,18,19,20を
一枚づつトラックに積み卸しすることで、クレーンやフ
ォークリフトなどを不要にし得る。さらに、天板17と底
板18と両側板19との組み立ては六角穴付きボルト33を八
本締め付ければよいため、簡単かつ迅速に行える。
【0022】図1に示すように、上記棚6を設置した
後、操作ボックス41を操作することにより、駆動装置7
が駆動して、棚6は車輪4やローラ5を介してレール
2,3に支持案内され、一定経路46上を一体的に正逆移
動する。そして、目的の棚6が補充側42または出庫側43
に停止し、目的の棚6に対して被収納物の補充および出
庫が行われる。背板20は、メラミン化粧板を使用した合
板で形成されているため、駆動装置7の騒音および被収
納物の振動によって発生する騒音などに対する防音材と
しても効果的である。また、メラミン化粧板使用の合板
は耐衝撃性に優れているため、被収納物の出し入れによ
る衝撃を受けても、背板20が凹凸に変形することはな
い。(鋼板製の背板では、衝撃によって凹凸に変形する
ことがあった。)
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、棚を構成
する天板と底板と両側板と背板との、相対接した端部間
をそれぞれ取り付け取り外し自在な連結具で連結したこ
とによって、連結具を取り外して、棚を天板と底板と両
側板と背板とに分解することができ、さらに、連結具を
取り付けて、天板と底板と両側板と背板とから成る箱状
の棚を組み立てることができる。
【0024】上記のように棚は分解されてコンパクトに
なるため、棚を運搬するためのトラックなどの台数を減
少できるとともに、小型のトラックなどで運搬できる。
これにより、棚の運搬コストを大幅に低減し得る。
【0025】また、棚は、天板と底板と両側板と背板と
を単体で製作した後、組み立てられるため、製作時、天
板と底板と両側板と背板とはそれぞれ軽量で取り扱いが
容易であり、これにより、従来のものと比べて棚の製作
性が良くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における回転式棚設備の平面
図である。
【図2】同回転式棚設備に設けられた棚の正面図であ
る。
【図3】図2におけるA−A矢視図である。
【図4】同回転式棚設備に設けられた棚の分解斜視図で
ある。
【図5】同棚を構成する天板の平面図である。
【図6】同棚を構成する底板の平面図である。
【図7】同棚を構成する天板および底板と、背板との連
結部を示した縦断側面図である。
【図8】同棚を構成する天板および底板と、側板との連
結部を示した縦断側面図である。
【図9】同棚を構成する側板と背板との連結部を示した
縦断側面図である。
【図10】同棚を構成する側板と背板との連結部を示した
横断平面図である。
【符号の説明】
1 回転式棚設備 6 棚 7 駆動装置 17 天板 18 底板 19 側板 20 背板 33,36,37 六角穴付きボルト(連結具) 46 一定経路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状の一定経路上を移動自在な棚と、
    これら棚を一体的に正逆移動させる駆動装置とを設け、
    上記棚を、天板と、底板と、左右一対の側板と、背板と
    から前面開口の箱状に形成し、上記天板と底板と両側板
    と背板との相対接した端部間をそれぞれ取り付け取り外
    し自在な連結具で連結したことを特徴とする回転式棚設
    備。
JP21328991A 1991-08-26 1991-08-26 回転式棚設備 Pending JPH0551113A (ja)

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JP21328991A JPH0551113A (ja) 1991-08-26 1991-08-26 回転式棚設備

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JP21328991A JPH0551113A (ja) 1991-08-26 1991-08-26 回転式棚設備

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JPH0551113A true JPH0551113A (ja) 1993-03-02

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JP21328991A Pending JPH0551113A (ja) 1991-08-26 1991-08-26 回転式棚設備

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01220614A (ja) * 1988-02-29 1989-09-04 Kokuyo Co Ltd 移動保管庫装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01220614A (ja) * 1988-02-29 1989-09-04 Kokuyo Co Ltd 移動保管庫装置

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