JPH0550729U - 石英炉芯管 - Google Patents

石英炉芯管

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JPH0550729U
JPH0550729U JP10159291U JP10159291U JPH0550729U JP H0550729 U JPH0550729 U JP H0550729U JP 10159291 U JP10159291 U JP 10159291U JP 10159291 U JP10159291 U JP 10159291U JP H0550729 U JPH0550729 U JP H0550729U
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core tube
furnace core
quartz furnace
quartz
cooling
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Application number
JP10159291U
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Inventor
達也 中西
Original Assignee
関西日本電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 拡散炉の石英炉芯管内で水素と酸素を混合し
て燃焼させる場合の放熱対策を講じた石英炉芯管に関す
る。 【構成】 石英炉芯管2の燃焼部分に、冷却用ガス導入
管4より導入する窒素等で冷却できる冷却部3を設けた
ものである。 【効果】 石英炉芯管に冷却部を取り付けたことによ
り、燃焼時に室内に放熱させる等の手段を用いずに石英
炉芯管に沿って長い均熱帯を確保できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、半導体製造装置の拡散炉で使用する石英炉芯管の改良した構造に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の拡散炉に使用する石英炉芯管は、図2(a)に示すように、水 素と酸素を導入する枝管5,5があり、ヒータ1により囲繞された石英炉芯管2 内で水素と酸素とを混合して燃焼させ、発生したスチーム状の水分とウェーハを 反応させて、ウェーハ上に酸化膜を形成している。
【0003】 また、石英炉芯管2内の温度分布は、図2(b)に示すように、非燃焼時には 石英炉芯管2に沿って長い均熱帯l1 が得られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の従来の石英炉芯管は、図3(a)に示すように、水素燃焼時 にはその熱により炉芯管2内部の温度分布が変動し、図3(b)に示すように短 い均熱帯l2 となり、長い均熱帯を確保することが困難となる欠点があった。
【0005】 また、この燃焼時の熱を放熱するため、図4(a)に示すように石英炉芯管2 を拡散炉のヒータ1部分より大きく突出させ、図4(b)に示すように長い均熱 帯l3 を得る方法があるが、この場合にはその放熱の影響により、室温の上昇や 他の設備への影響があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記問題点を解決するために、拡散炉のヒータにより囲繞される 石英炉芯管の枝管から導入される水素と酸素とによる燃焼部近傍に、例えば冷却 用ガス導入管と通じる冷却部を設けるものである。
【0007】
【作用】
上記の構成によると、石英炉芯管内で水素と酸素とが混合して燃焼したときの 熱を、冷却部に例えば冷却用ガス導入管から窒素等のガスを流すことにより、放 熱させることができる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案について図面を参照して説明する。
【0009】 図1(a)はこの考案の一実施例である石英炉芯管の略示断面図,(b)はそ れに対応する炉芯管内部温度分布図である。図において、1は拡散炉のヒータ, 2は炉芯管,3は石英炉芯管2の冷却部、4はこの考案の特徴部分である冷却用 ガス導入管,5,5は水素と酸素とのガス導入用の枝管である。
【0010】 上記の石英炉芯管の動作について説明する。
【0011】 この実施例によれば、水素と酸素との混合体による燃焼時に発生する熱が、冷 却用ガス導入管4から冷却部3に導入された冷却用窒素で冷却部3が冷却される ため、図1(b)に示すように均熱帯l4 が燃焼しないときの均熱帯l1 [図2 (b)]と同様長くなり、図4(a)に示したように炉芯管2を突出させること により長い均熱帯l3 [図4(b)]を得ることなく、そのまま長い均熱帯を確 保,すなわちl1 ≒l3 ≒l4 とすることができる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案は石英炉芯管の水素と酸素による燃焼部近傍に 冷却部を設けたことにより、室内に放熱する手段等を用いることなく、炉芯管に 沿って長い均熱帯を確保できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施例である石英炉芯管の
(a)略示断面図,(b)それに対応する炉芯管内部の
温度分布図
【図2】 従来の石英炉芯管で非燃焼時の(a)略示断
面図,(b)温度分布図
【図3】 従来の石英炉芯管で燃焼時の(a)略示断面
図,(b)温度分布図
【図4】 従来の石英炉芯管で燃焼時の放熱対策をした
ものの(a)略示断面図,(b)温度分布図
【符号の説明】
1 ヒータ 2 石英炉芯管 3 冷却部 4 冷却用ガス導入管 5 枝管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】拡散炉のヒータにより囲繞される石英炉芯
    管の、枝管から導入される水素と酸素とによる燃焼部近
    傍に冷却部を設けたことを特徴とする石英炉芯管。
  2. 【請求項2】請求項1記載の冷却部に冷却用ガス導入管
    を設けたことを特徴とする石英炉芯管。
JP10159291U 1991-12-10 1991-12-10 石英炉芯管 Pending JPH0550729U (ja)

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