JPH055071Y2 - - Google Patents

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JPH055071Y2
JPH055071Y2 JP1987180974U JP18097487U JPH055071Y2 JP H055071 Y2 JPH055071 Y2 JP H055071Y2 JP 1987180974 U JP1987180974 U JP 1987180974U JP 18097487 U JP18097487 U JP 18097487U JP H055071 Y2 JPH055071 Y2 JP H055071Y2
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JP
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support shaft
latch
base
bent portion
mounting surface
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はロツク装置、特に車両等の折畳み式シ
ートのシートバツク等を固定保持するのに用いら
れるロツク装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、かかるロツク装置としては、例えば実開
昭58−103927号公報第1図に記載されたようなも
のが知られている。
このものの概略構造を第4図に示す。
同図において、不図示のシートバツクあるいは
車体側に取着されるベースAに設けられた支持軸
BにラツチCが回動自在に枢支されると共に、バ
ンパラバーDが支持されている。そして、ラツチ
Cは支持軸Bに巻回されたスプリングEでもつて
ロツク方向に付勢されている。
上記の如き構造の下に車体側、あるはシートバ
ツクに設けられたストライカに対してラツチCを
衝突させ、ラツチCをスプリングEに抗して回動
させ係合溝内にストライカを保持することにより
ロツクするようにしている。
かかる構造は、バンパラバーDの支持をラツチ
Cの支持軸を利用して行つていることからバンパ
ラバーDを取付けるための部品を別途必要とせ
ず、構成部品を少なくできるという長所を有す
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる従来の構造では支持軸B
の先端部にはバンパラバーDの脱落防止のための
ワツシヤのみが設けられていることから、支持軸
Bの固定がベースAの板厚部のみの強度に依存す
る構造となつており、堅固に固定できないという
不都合があつた。
従つて、ストライカによる大きな荷重がラツチ
Cに作用したような場合には、強度不足のため支
承軸Bが傾き係合が不完全になる惧れがあり最悪
の場合にはロツクが外れてしまうという問題があ
つた。
本考案の目的は、かかる従来の問題を解消し、
簡単な構成でありながら支持軸の傾きを防止し強
度を向上させることのできるロツク装置を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、取付面
に取着されるベースと、該ベース上面側に回動自
在に支承軸に枢支され係合溝を有するラツチと、
該ラツチをロツク方向に付勢するスプリングと、
前記ベース下面側に設けられ前記支承軸にて支持
されるバンパラバーとを備えると共に、前記支承
軸の先端部に、周縁が下方に向かつた折曲部を有
し前記ベースの取着時において前記取付面に前記
折曲部が当接可能な支持部材を設けたことを特徴
とする。
〔作用〕
本考案によれば、支持軸の先端部にベースの取
着時においてベースの取付面に当接可能な支持部
材が設けられていることから、例えラツチに大き
な荷重が作用して支持軸がベースに対して傾こう
としても、支持部材が取付面に当接し支持軸の傾
きが阻止される。
従つて、簡単な構成でありながら支持軸の傾き
を防止して強度を確保したロツク装置を得ること
ができる。
〔実施例〕
以下、本考案の添附図面を参照しつつ説明す
る。
第1図ないし第3図に本考案の一実施例を示
す。
図において、1はシートバツクあるいは車体側
等の取付面にボルト孔aによつて取着されるベー
スであり、中央部に凸状の折曲部1bを有してい
る。そして、この折曲部1bの中央には車体側あ
るいはシートバツク等に取着されたストライカS
を収容する切欠き1cが設けられる。尚、ボルト
孔1aの片側は寸法誤差を吸収するため長孔とさ
れている。
2はベース1の折曲部1bの上面側で支持軸3
に回動可能に枢支されたラツチでり、ラツチ2は
ストライカSが衝突するテーパ部2a、ストライ
カSと係合する係合溝2bおよび一体的に設けら
れた操作レバ2cとを有している。
支持軸3は上端部にスプリング4の一端を係止
するために係止溝3aを有すると共に、下端部に
第3図に示す如き支持部材5を固定するための径
小部3bを有し、該径小部3bに支持部材5を嵌
合した後、端部を潰して支持部材5を固定する。
6はベース1の折曲部1bの下面側と支持部材
5とによつて挾持されたバンパラバーである。支
持部材5は第3図に示すように円盤状をなし、そ
の周縁が下方向に向かつた折曲部5aを有してい
る。そして、この折曲部5aが取付面に対し当接
するか近接する位置となるように支持軸3の長さ
が設定されている。
また、スプリング4の一端は前述の如く支持軸
3の係止溝3aに係止され、他端はラツチ2の操
作レバ2cの付根部に係合し、該ラツチ2を第2
図示のロツク方向すなわち反時計方向に付勢して
いる。
尚、1dはベース1の折曲部1bに植設された
ピンであり、ラツチ2の過回動を規制している。
上記構成になるロツク装置においては、第2図
示の状態から操作レバ2cをスプリング4の付勢
力に抗して時計方向に押しラツチ2を回動するこ
とにより、ストライカSとの係合を解除しロツク
を外すことができる。従つて、シートバツク等を
自由に回動することが可能となる。
また、シートバツク等を固定する場合には、シ
ートバツクを回動するとストライカSが、ラツチ
2のテーパ部2aに衝突しラツチ2をスプリング
4の付勢力に抗して回動させ、そして、ベース1
の切欠部1cに侵入しバンパラバー5に衝突す
る。しかも、折曲部5aが取付面に当接するの
で、その取付面の傷付きがなく、傷付きによる錆
の発生等を防止することができる。
かかる状態でラツチ2はスプリング4の付勢力
により反時計方向に回動し、係合溝2bがストラ
イカSと係合することでロツクされる。
このとき、ストライカSがバンパラバー5に衝
接することにより、衝撃音は緩和されると共に、
ロツク時のストライカSのガタは拘束される。
上述した作動中、ラツチ2に大きな荷重が作用
して支持軸3が傾斜しようとしても、支持軸3の
下端に固定した支持部材5の折曲部5aが取付面
に当接することから、その傾きが阻止される。
従つて、支持軸3に枢支されたラツチ2も傾く
ことがなく不完全係合やロツク外れ等が完全に防
止できるのである。
尚、前述した実施例はシートバツクのロツク装
置に本考案を適用した例につき説明したが、本考
案はこれに限られるものでないことはいうまでも
ない。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、簡単な構成でもつて支持軸の傾きを防止でき
強度が確保できるとともに錆の発生等を防止する
ことのできるロツク装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は本考案の一実施例を示す平面図、第3図は本
考案の一実施例における支持部材を示す斜視図、
第4図は従来のロツク装置の概略構成を示す断面
図である。 1……ベース、2……ラツチ、3……支持軸、
4……スプリング、5……支持部材、6……バン
パラバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 取付面に取着されるベースと、該ベース上面側
    に回動自在に支承軸に枢支され係合溝を有するラ
    ツチと、 該ラツチをロツク方向に付勢するスプリング
    と、 前記ベース下面側に設けられ前記支承軸にて支
    持されるバンパラバーとを備えると共に、前記支
    承軸の先端部に、周縁が下方に向かつた折曲部を
    有し前記ベースの取着時において前記取付面に前
    記折曲部が当接可能な支持部材を設けたことを特
    徴とするロツク装置。
JP1987180974U 1987-11-30 1987-11-30 Expired - Lifetime JPH055071Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987180974U JPH055071Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987180974U JPH055071Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0185129U JPH0185129U (ja) 1989-06-06
JPH055071Y2 true JPH055071Y2 (ja) 1993-02-09

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ID=31472475

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JP1987180974U Expired - Lifetime JPH055071Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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JP (1) JPH055071Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824593U (ja) * 1981-08-12 1983-02-16 コスモ工機株式会社 流体管継ぎ手

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824593U (ja) * 1981-08-12 1983-02-16 コスモ工機株式会社 流体管継ぎ手

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JPH0185129U (ja) 1989-06-06

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