JPH055070B2 - - Google Patents

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JPH055070B2
JPH055070B2 JP17978984A JP17978984A JPH055070B2 JP H055070 B2 JPH055070 B2 JP H055070B2 JP 17978984 A JP17978984 A JP 17978984A JP 17978984 A JP17978984 A JP 17978984A JP H055070 B2 JPH055070 B2 JP H055070B2
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JP
Japan
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signal
value
gain
dose rate
input
Prior art date
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JP17978984A
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English (en)
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JPS6157879A (ja
Inventor
Akihisa Kaihara
Shunjiro Hajima
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、放射線量測定装置に係り、特に定期
的に調整を実施する線量率計測系のゲイン、バイ
アス調整に好適な調整手段に関する。
〔発明の背景〕
従来は、基礎原子力講座2「放射線(改訂版)」
(第188頁参照、コロナ社出版)に示される如く計
測系をアナログ回路で構成している。すなわち、
第4図に示す如く、アナログ演算部25において
検出器1からの信号を演算増幅器で演算し線量率
信号として出力するものであり、ゲイン、バイア
スは可変抵抗によりバイアスとゲインを相互に調
整して2点の校正信号が目標値を指示するよう合
せ込み調整する。このように、従来の装置は、ア
ナログ回路で計測系を構成しており、計測系のゲ
イン、バイアス調整は、可変抵抗器により出力指
示値が目標値に一致するよう、ゲイン抵抗とバイ
アス抵抗を交互に何回もくり返し操作し合わせこ
んでいる。このようなゲイン、バイアスの調整方
法が第5図に示されている。すなわち、第5図B
のステツプ201において、模擬信号発生部より出
力指示値A0に相当する模擬入力IAを入力する。
すると、ステツプ202において、バイアス調整可
変抵抗により出力指示がA0になる様に調整する。
次にステツプ203において、出力指示値B0に相当
する模擬入力IBを入力する。この入力値によつて
ステツプ204において、出力指示Bをゲイン調整
可変抵抗により、出力指示がB0になるように調
整し、これが、模擬入力IAの出力指示値AがA0
に、模擬入力IBの出力指示値BがB0になるまで何
回もくり返す。
このように、従来は、アナログ回路方式で計測
系を構成しているため、ゲイン、バイアスの調整
を可変抵抗を操作することにより行つているが、
校正用模擬信号が固定された2点のため、ゲイン
とバイアスは、相当に影響を及ぼしゲインを調整
するバイアスの再調整が必要となるため、交互に
調整をくり返し2点の校正用模擬信号に対し、出
力が目標値に一致するように合せ込んでおり運転
量の保守調整が大変であつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、1回の模擬信号入力(又は、
実照射)により簡単にゲイン、バイアス調整を行
い保守点検時の調整作業時間を短縮することがで
きる線量率計の自動調整装置を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
本発明は、校正用模擬信号入力時の出力指示信
号と目標とする指示値(校正用基準値)を記憶し
ておき、一次方程式を解くことにより調整すべき
ゲイン、バイアス値を演算し自動設定することに
より1回の模擬信号入力により簡単にゲイン、バ
イアス調整を行い保守点検時の調整作業時間を短
縮しようというものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図には、本発明の一実施例が示されてい
る。
図において、検出器1は、電離箱検出器やGM
管検出器のような放射線量に感応する放射線検出
器であり電流信号又はパルス信号を発生するもの
である。
増幅部2、入力部3は、検出器1からの信号を
演算部4で処理しやすい様、対数増幅及び、波形
整形等を行なうものである。また、演算部4は、
入力信号xに対し、出力yをy=a・x+bの演
算を行なつて出力するものである。すなわち、検
光器1からの検出信号xがx=x0の場合に演算部
4は、前記の如き演算を行つて出力値yとしてy
=ax0+bという値を出力する。
この様に演算された出力yは、出力表示部5に
線量率として表示する。
また、模擬信号発生部10は、放射線外側系を
簡易的に校正するもので、実際に検出器1に照射
した時の検出器からの出力と等価な信号を電気的
に発生するものであり、校正信号(模擬信号)は
2点以上有する。通常2点で校正する。もちろ
ん、検出器1に実照射を2点行ない校正すること
も可能である。
以下の説明では、模擬信号発生部10からIA
IBの信号が発生できるものとして説明する。
IAは検出器にA0mR/hの照射を模擬する値
であり、IBは検出器1にB0mR/hの照射を模擬
した値である。
記憶部6は、目標値設定部7から設定された
A0,B0の値と、Iaを入力した時の出力値Aと、IB
を入力した時の出力値Bを記憶しておく。
偏差補正部8は、記憶部6に入力される演算部
4から出力されるA,Bの値から計測系の特性を
求め演算部4の出力信号yが、目標値設定部7か
ら出力されるA0,B0と同じA0,B0となるよう
に、演算部4のゲインa及びバイアスbの値を算
出し設定するものである。この設定は自動調整指
令9により実行されゲイン、バイアス自動調整を
行なう。
次に第2図を用いて具体的調整方法を説明す
る。
調整前のデイジタル演算部4の入出力特性をy
=a1・x+b1とすると、模擬入力値IAを入力した
時出力はy=Aとなる。また、模擬入力値IBを入
力した時はy=Bとなる。しかし、模擬入力値IA
はもともと出力y=A0となるべき値として設定
されたものであり、模擬入力値IBはもともと出力
y=B0となるべき値として設定されたものであ
る。従つてこれら模擬入力値IA,IBに対し正規の
出力y=A0、y=B0をする様に、演算部4のゲ
イン、バイアスを調整し、第2図A図示y=a0
x+b0にする必要がある。この様な出力のズレ
は、放射線検出器1が物理現象を検出するもので
あり、放射線下における感度変化及び増幅部2の
経年変化に起因するものであり、定期的校正が必
要である。
記憶部6へは、目標値設定部7の設定及び、模
擬信号(又は実照射)入力時においてSET信号
を与える事により記憶する。記憶値A0,B0,A,
Bは、偏差補正部8へ入力する。偏差補正部8に
おいて、A=a1・IA+b1、B=a1・IB+b1、A0
a0・IA+b0、B0=a0・IB+b0より、 a0=a1・(A0−B0)/(A−B) b0=A0−(A0−B0)・(A−b1)/(A/B) とし、目標ゲイン、バイアス値を演算算出し演算
部4の設定を行なう。
第2図Bを用いてゲイン、バイアスの調整方法
について説明する。
まず、ステツプ101において、模擬信号(又は
既知の値の実照射)入力時に出力指示すべき値
A0,B0を予め記憶部に入力しておく。次に、ス
テツプ102において、模擬信号(又は実照射)を
実際に入力し、そのときの出力指示値A,Bを記
憶部へ入力する。そこで、ステツプ103において、
模擬信号(又は実照射)入力によつて出された値
A,Bの値より現状の特性 y=a1x+b1 を算出する。
次にステツプ104において、模擬信号(又は実
照射)値の入力に対して、正常な出力指示値を示
すように、すなわち、ステツプ101で記憶した設
定値に一致するように演算部のゲインaとバイア
スbを変更し、 y=a0x+b0 となるようにする。
第3図には、第1図図示偏差補正部8の詳細が
示されている。
この偏差補正部8は、記憶部6に格納されてい
るデータA,B,A0,B0と、現在演算部4に設
定されているゲインa1、バイアスb1の値より、加
算部15、割算部16、乗算部17により新ゲイ
ンa0、新バイアスb0を演算し、データ設定部18
に入力する。
a0=a1・(A0−B0)/(A−B) b0=A0−(A0−B0)・(A−b1)/(A−B) データ設定部18には、自動調整指令9により
新データa0,b0が格納され演算部4に新データを
設定する。
尚、第1図に示す演算部4、記憶部、目標設定
部7、偏差補正部8の機能をハード回路で実現す
ることはもちろん、マイクロコンピユータを用い
てソフト処理することも本発明の範囲内である。
したがつて、本実施例によれば、放射線計測装
置の校正におけるゲイン、バイアス調整が容易に
実施でき運転員の負担を従来の約1/10に低減でき
るとともにシステムの運転効率向上の効果があ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、1回の
模擬信号入力(又は実照射入力)により簡単にゲ
イン、バイアス調整を行い保守点検時の調整作業
時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示す回路構成図、
第2図は、本発明におけるゲイン、バイアス調整
の方法と過程を示す図、第3図は、本発明におけ
る偏差補正部8の詳細ブロツク図、第4図は、従
来方式の回路構成を示す図、第5図は、従来方式
のゲイン、バイアス調整の方法と過程を示す図で
ある。 4……演算部、6……記憶部、7……目標値設
定部、8……偏差補正部、9……自動調整指令、
15…加算部、16……割算部、17……乗算
部、18……データ設定部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 放射線検出器と該検出器からの信号を増幅す
    る増幅器と該増幅器の信号を放射線量率に換算す
    る演算部と放射線量率信号を出力する出力指示部
    より成る放射線量率測定装置において、校正用の
    模擬信号を供給する校正信号発生手段と、前記校
    正信号に相当する線量率の値を記憶する記憶部
    と、前記記憶部に記憶された値の加減乗除演算に
    より実際に校正信号を入力したときの出力値を前
    記記憶部に記憶された線量率に一致させるように
    上記演算部のゲインとバイアス値を調整する手段
    を設けたことを特徴とする線量率計の自動調整装
    置。
JP17978984A 1984-08-29 1984-08-29 線量率計の自動調整装置 Granted JPS6157879A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17978984A JPS6157879A (ja) 1984-08-29 1984-08-29 線量率計の自動調整装置

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JP17978984A JPS6157879A (ja) 1984-08-29 1984-08-29 線量率計の自動調整装置

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JPS6157879A JPS6157879A (ja) 1986-03-24
JPH055070B2 true JPH055070B2 (ja) 1993-01-21

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JP17978984A Granted JPS6157879A (ja) 1984-08-29 1984-08-29 線量率計の自動調整装置

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JP2001074844A (ja) * 1999-09-01 2001-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ポケット線量計
JP2011075337A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Sumitomo Heavy Ind Ltd 放射線検出装置
US9568613B2 (en) * 2015-06-25 2017-02-14 Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc Method, system and apparatus for providing an electronic signal for the surveillance and testing of Geiger-Muller radiation sensors
JP6863057B2 (ja) * 2017-04-28 2021-04-21 横河電機株式会社 校正作業支援装置、校正作業支援方法、校正作業支援プログラム及び記録媒体

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