JPH0550701B2 - - Google Patents
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- JPH0550701B2 JPH0550701B2 JP20927684A JP20927684A JPH0550701B2 JP H0550701 B2 JPH0550701 B2 JP H0550701B2 JP 20927684 A JP20927684 A JP 20927684A JP 20927684 A JP20927684 A JP 20927684A JP H0550701 B2 JPH0550701 B2 JP H0550701B2
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- water
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- control valve
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- resistance
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/02—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
- G01N27/04—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は自動再生型硬水軟化装置のイオン交換
樹脂水系の抵抗の変化を検出して自動再生型硬水
軟化装置の異状を知る装置に係るものである。
樹脂水系の抵抗の変化を検出して自動再生型硬水
軟化装置の異状を知る装置に係るものである。
ボイラー水や食品工業用水等に使用される水道
水や井戸水は見た目にはきれいで、透明である
が、その中には種々の不純物(例えばカルシウ
ム・マグネシウム等の硬度成分)が含まれてい
る。この水道水や井戸水をそのまま使用するとス
ケールの付着・腐食の原因となる。そこでこれら
不純物のうち硬度分を除去するために硬水軟化装
置が使用される。硬水軟化装置は一般に強酸性陽
イオン交換樹脂のNa型を使用して原水中の不純
物(例えばCa2+,Mg2+など)をNa+に置換して
軟水にする方法がとられている。ところが上記イ
オン交換樹脂の劣化あるいは再生が不十分である
等によりCa2+・Mg2+とNa+との置換が不十分で
Ca2+,Mg2+等不純物の通り抜け即ち硬度漏れを
起すことがある。
水や井戸水は見た目にはきれいで、透明である
が、その中には種々の不純物(例えばカルシウ
ム・マグネシウム等の硬度成分)が含まれてい
る。この水道水や井戸水をそのまま使用するとス
ケールの付着・腐食の原因となる。そこでこれら
不純物のうち硬度分を除去するために硬水軟化装
置が使用される。硬水軟化装置は一般に強酸性陽
イオン交換樹脂のNa型を使用して原水中の不純
物(例えばCa2+,Mg2+など)をNa+に置換して
軟水にする方法がとられている。ところが上記イ
オン交換樹脂の劣化あるいは再生が不十分である
等によりCa2+・Mg2+とNa+との置換が不十分で
Ca2+,Mg2+等不純物の通り抜け即ち硬度漏れを
起すことがある。
従来、硬水軟化装置の硬度漏れの検出手段とし
てはタイマーを用いて硬度漏れに関係なく定期的
に再生を行う方法(タイマー利用法)、PHの測
定を利用する方法(PH測定法)、1〜10KHzの交
流電圧を用いて硬水軟化装置内の樹脂水系の電気
抵抗を測定する方法(樹脂水系の電気抵抗測定
法)等があつた。しかし、タイマー利用法では硬
度漏れの時期でないのに再生を行つてしまう不経
済な点及びその逆の硬度漏れを起していても再生
に入らないという危険性があつた。PH測定法で
はPHの変化もほとんどないのでPHの変化によ
る硬度漏れを検知することは困難であつた。樹脂
水系の電気抵抗測定法では、1〜10KHzの交流電
圧にて硬水軟化装置内の樹脂水系の抵抗変化を検
出することは容易であるけれども、この方法では
電極のよごれ等による抵抗値のドリフトにより安
定性の悪いものであつた。
てはタイマーを用いて硬度漏れに関係なく定期的
に再生を行う方法(タイマー利用法)、PHの測
定を利用する方法(PH測定法)、1〜10KHzの交
流電圧を用いて硬水軟化装置内の樹脂水系の電気
抵抗を測定する方法(樹脂水系の電気抵抗測定
法)等があつた。しかし、タイマー利用法では硬
度漏れの時期でないのに再生を行つてしまう不経
済な点及びその逆の硬度漏れを起していても再生
に入らないという危険性があつた。PH測定法で
はPHの変化もほとんどないのでPHの変化によ
る硬度漏れを検知することは困難であつた。樹脂
水系の電気抵抗測定法では、1〜10KHzの交流電
圧にて硬水軟化装置内の樹脂水系の抵抗変化を検
出することは容易であるけれども、この方法では
電極のよごれ等による抵抗値のドリフトにより安
定性の悪いものであつた。
又、イオン交換樹脂の再生にあたつては、前回
の再生から今回の再生までのインターバルを決定
し、その間の通水量(硬度分)を推定して、それ
に合つた塩水量を塩水タンク内の塩水バルブで規
制し、再生時にはコントロールバルブの働きによ
り、規定量の塩水を吸引し、イオン交換樹脂の再
生を行うという方法がとられていた。しかし、こ
の従来の方法では塩水タンク内での塩橋の形成に
より十分な塩水濃度を得られなかつたり、塩水ラ
インの詰り等により塩水の供給が不足し、イオン
交換樹脂の再生が不十分となる事態が生じてい
た。
の再生から今回の再生までのインターバルを決定
し、その間の通水量(硬度分)を推定して、それ
に合つた塩水量を塩水タンク内の塩水バルブで規
制し、再生時にはコントロールバルブの働きによ
り、規定量の塩水を吸引し、イオン交換樹脂の再
生を行うという方法がとられていた。しかし、こ
の従来の方法では塩水タンク内での塩橋の形成に
より十分な塩水濃度を得られなかつたり、塩水ラ
インの詰り等により塩水の供給が不足し、イオン
交換樹脂の再生が不十分となる事態が生じてい
た。
本発明は上記の点に鑑み、イオン交換樹脂水系
の抵抗を検出して、イオン交換樹脂の再生及び劣
化を確認し安定した自動再生型硬水軟化装置を得
るための異状検出装置を提供することを目的とす
るものである。
の抵抗を検出して、イオン交換樹脂の再生及び劣
化を確認し安定した自動再生型硬水軟化装置を得
るための異状検出装置を提供することを目的とす
るものである。
上記目的を達成するために本発明ではイオン交
換樹脂を充填した樹脂筒と、樹脂筒の開口部に設
置してあつて、原水の軟化とイオン交換樹脂の再
生のために各通水ラインの切替えを行うコントロ
ールバルブと、塩水を貯えた塩水タンクと、コン
トロールバルブと塩水タンクとを接続している塩
水ラインと、コントロールバルブに連結した原水
ライン・軟水ライン並びに排水ラインとからなる
自動再生型硬水軟化装置において、原水ライン7
もしくは軟水ライン8の中の少なくとも一方に設
けた流量センサーと、樹脂筒内の上流側及び下流
側位置に配設した二対の電極A,Bと、前記流量
センサー、二対の電極A・B、並びにコントロー
ルバルブに対して信号線にて連結した状態の下
で、コントロールバルブからの再生終了信号と同
時に積算を開始した流量センサーの積算流量l1が
設定流量Lに達した時、前記電極A・B間の抵抗
の差を読み取りその値S1を記憶し、さらに通水中
における前記電極A・B間の抵抗の差S2を連続し
て測定し、抵抗差S1とS2の比較値が設定値Mを越
えた時点で樹脂再生時期信号を出力するように動
作する比較器Aとからなることを特徴とする。
換樹脂を充填した樹脂筒と、樹脂筒の開口部に設
置してあつて、原水の軟化とイオン交換樹脂の再
生のために各通水ラインの切替えを行うコントロ
ールバルブと、塩水を貯えた塩水タンクと、コン
トロールバルブと塩水タンクとを接続している塩
水ラインと、コントロールバルブに連結した原水
ライン・軟水ライン並びに排水ラインとからなる
自動再生型硬水軟化装置において、原水ライン7
もしくは軟水ライン8の中の少なくとも一方に設
けた流量センサーと、樹脂筒内の上流側及び下流
側位置に配設した二対の電極A,Bと、前記流量
センサー、二対の電極A・B、並びにコントロー
ルバルブに対して信号線にて連結した状態の下
で、コントロールバルブからの再生終了信号と同
時に積算を開始した流量センサーの積算流量l1が
設定流量Lに達した時、前記電極A・B間の抵抗
の差を読み取りその値S1を記憶し、さらに通水中
における前記電極A・B間の抵抗の差S2を連続し
て測定し、抵抗差S1とS2の比較値が設定値Mを越
えた時点で樹脂再生時期信号を出力するように動
作する比較器Aとからなることを特徴とする。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。図面
は本発明における一実施例の説明図である。図面
中の符号1はNa型のイオン交換樹脂であつて、
原水との接触により原水中に含まれる硬度分たと
えばCa2+、Mg2+とイオン交換を行い原水を軟水
にする。2はイオン交換樹脂1が充填された樹脂
筒である。3は樹脂筒の開口部に締結され各通水
ラインの切替えを行うことにより原水の軟化とイ
オン交換樹脂の再生とを交互に行わしめるコント
ロールバルブである。5は塩水4と原塩15とを
入れる塩水タンクである。コントロールバルブ3
と塩水タンク5とは塩水ライン6で連結されてお
り、さらにコントロールバルブ3には原水ライン
7、軟水ライン8、排水ライン9が連結されてい
る。そしてコントロールバルブ3は通水時(原水
軟化時)には原水が原水圧力にて樹脂筒2上部よ
り流入し樹脂筒2下部から軟水ライン8へ移送さ
れ、再生時にはコントロールバルブ3の働きによ
り塩水ライン6を通じて塩水を吸入しイオン交換
樹脂1を再生し、その際生成される硬度分を含む
ドレンを排水ライン9から排出するように構成さ
れている。16は原水ラインもしくは軟水ライン
の中の少なくとも一方に挿設される流量センサー
で軟水の通過の有無を出力信号として出力する。
10と11は、樹脂筒内の樹脂水系の任意間隔で
上流側と下流側に位置して設けられる二対の電極
A・Bである。13は前記二対の電極A・B及び
コントロールバルブと信号線12にて連結される
比較器Aであつて、コントロールバルブからの再
生終了または通水(即ち原水の軟化)開始タイミ
ング信号と同時に積算を開始した流量センサーの
積算流量l1が設定流量Lに達した時、前記二対の
電極A・B間の抵抗の差を読み取りその値S1を記
憶しておき、さらに通水中における前記二対の電
極A・B間の抵抗の差S2を連続して又は一定間隔
で測定し、抵抗差S1とS2の比較値が設定値Mを越
えた時点で樹脂再生時期信号を出力するように構
成されている。
は本発明における一実施例の説明図である。図面
中の符号1はNa型のイオン交換樹脂であつて、
原水との接触により原水中に含まれる硬度分たと
えばCa2+、Mg2+とイオン交換を行い原水を軟水
にする。2はイオン交換樹脂1が充填された樹脂
筒である。3は樹脂筒の開口部に締結され各通水
ラインの切替えを行うことにより原水の軟化とイ
オン交換樹脂の再生とを交互に行わしめるコント
ロールバルブである。5は塩水4と原塩15とを
入れる塩水タンクである。コントロールバルブ3
と塩水タンク5とは塩水ライン6で連結されてお
り、さらにコントロールバルブ3には原水ライン
7、軟水ライン8、排水ライン9が連結されてい
る。そしてコントロールバルブ3は通水時(原水
軟化時)には原水が原水圧力にて樹脂筒2上部よ
り流入し樹脂筒2下部から軟水ライン8へ移送さ
れ、再生時にはコントロールバルブ3の働きによ
り塩水ライン6を通じて塩水を吸入しイオン交換
樹脂1を再生し、その際生成される硬度分を含む
ドレンを排水ライン9から排出するように構成さ
れている。16は原水ラインもしくは軟水ライン
の中の少なくとも一方に挿設される流量センサー
で軟水の通過の有無を出力信号として出力する。
10と11は、樹脂筒内の樹脂水系の任意間隔で
上流側と下流側に位置して設けられる二対の電極
A・Bである。13は前記二対の電極A・B及び
コントロールバルブと信号線12にて連結される
比較器Aであつて、コントロールバルブからの再
生終了または通水(即ち原水の軟化)開始タイミ
ング信号と同時に積算を開始した流量センサーの
積算流量l1が設定流量Lに達した時、前記二対の
電極A・B間の抵抗の差を読み取りその値S1を記
憶しておき、さらに通水中における前記二対の電
極A・B間の抵抗の差S2を連続して又は一定間隔
で測定し、抵抗差S1とS2の比較値が設定値Mを越
えた時点で樹脂再生時期信号を出力するように構
成されている。
設定値Mは通水によりイオン交換樹脂が上流側
から順次劣化し、上流側の一対の電極Aを設けた
位置のイオン交換樹脂が劣化し、下流側の一対の
電極Bを設けた位置のイオン交換樹脂がいまだ劣
化していない状態の値である。設定流量Lは、イ
オン交換樹脂の再生終了後通水をすることによ
り、残留硬度分・塩水等の影響を除去し、樹脂水
系の抵抗値が安定化するに要する流量である。比
較器は前記比較器A13のごとくイオン交換樹脂
の劣化時期を検出する機能の他に、コントロール
バルブからの再生開始タイミング信号を受けてか
ら設定時間t1秒後に検出される一対の電極A又は
Bからの抵抗信号Rを設定値Kと比較し抵抗信号
Rが設定値K以上であればもしくは抵抗信号Rが
設定値K以下である時間が設定時間t2より短けれ
ば塩水不良信号を出力する機能とを備えた比較器
B14とすることができる。ここで設定時間t1・
t2はイオン交換樹脂量と再生に必要な塩水濃度・
塩水量並びにコントロールバルブの塩水吸引力に
より決定されるイオン交換樹脂再生に要する時間
である。設定値Kには規定の濃度の塩水がイオン
交換樹脂を通過するときの電極A又はBにおける
抵抗値である。即ち設定時間t1後の抵抗信号Rが
設定値Kより大きいか又は抵抗信号Rが設定値K
以下である時間が設定時間t2より短いということ
は規定の濃度の塩水にてイオン交換樹脂が再生さ
れていないことを示す。
から順次劣化し、上流側の一対の電極Aを設けた
位置のイオン交換樹脂が劣化し、下流側の一対の
電極Bを設けた位置のイオン交換樹脂がいまだ劣
化していない状態の値である。設定流量Lは、イ
オン交換樹脂の再生終了後通水をすることによ
り、残留硬度分・塩水等の影響を除去し、樹脂水
系の抵抗値が安定化するに要する流量である。比
較器は前記比較器A13のごとくイオン交換樹脂
の劣化時期を検出する機能の他に、コントロール
バルブからの再生開始タイミング信号を受けてか
ら設定時間t1秒後に検出される一対の電極A又は
Bからの抵抗信号Rを設定値Kと比較し抵抗信号
Rが設定値K以上であればもしくは抵抗信号Rが
設定値K以下である時間が設定時間t2より短けれ
ば塩水不良信号を出力する機能とを備えた比較器
B14とすることができる。ここで設定時間t1・
t2はイオン交換樹脂量と再生に必要な塩水濃度・
塩水量並びにコントロールバルブの塩水吸引力に
より決定されるイオン交換樹脂再生に要する時間
である。設定値Kには規定の濃度の塩水がイオン
交換樹脂を通過するときの電極A又はBにおける
抵抗値である。即ち設定時間t1後の抵抗信号Rが
設定値Kより大きいか又は抵抗信号Rが設定値K
以下である時間が設定時間t2より短いということ
は規定の濃度の塩水にてイオン交換樹脂が再生さ
れていないことを示す。
次に作用について説明する。
作動前に比較器に設定値M、設定流量L、t1又
はt2と抵抗設定値Kをセツトしておく。次に硬水
軟化装置を作動せしめる。まず通水軟化時には原
水は原水の圧力にて原水ラインから樹脂筒に入り
イオン交換樹脂と接触しイオン交換にて軟化し、
樹脂筒下部からコントロールバルブ・軟水ライン
を通つて系外に移送される。樹脂筒のイオン交換
樹脂はイオン交換により上流側より順次Na型か
らCa型のイオン交換樹脂に変換される。比較器
Aもしくは比較器Bからの樹脂再生時期信号を受
けたあと、再生時刻になり再生に移行すると、コ
ントロールバルブは塩水を塩水タンクより吸入す
る。樹脂筒に至つた塩水はCa型のイオン交換樹
脂とイオン交換を行い、イオン交換樹脂はNa型
に再生される。再生時の硬度分を含むドレン水は
排水ラインを経て系外に排出される。再生時間が
経過するとコントロールバルブの働きによりコン
トロールバルブが通水状態となり原水の軟化が再
開されるとともに、塩水タンクには塩水ラインか
らの原水が供給され塩水タンクの原塩を溶解して
塩水を補給する。以上のような硬水軟化サイクル
において、通水時には、コントロールバルブから
の再生終了信号と同時に流量センサー積算を開始
し、この積算流量l1が設定流量Lに達した時、比
較器は二対の電極A・B間の抵抗の差を読み取
り、その値S1を記憶し、さらに通水期間中前記二
対の電極A・B間の抵抗の差S2を連続して又は一
定間隔に測定し、前記抵抗差S1とS2の比較を行い
イオン交換樹脂の劣化により、その比較値が設定
値Mを越えた時点で樹脂再生時期の信号を出力す
る。又、再生時には比較器はコントロールバルブ
からの再生開始タイミング信号を受けてから設定
時間t1秒後に一対の電極AまたはBからの抵抗信
号Rを検出し、測定値Rと設定値Kとを比較しR
がKより大きくなれば、もしくは抵抗信号がRが
設定値K以下である時間が設定時間t2より短けれ
ば塩水不良信号即ち塩水濃度不足又は塩水量不足
信号を出力する。
はt2と抵抗設定値Kをセツトしておく。次に硬水
軟化装置を作動せしめる。まず通水軟化時には原
水は原水の圧力にて原水ラインから樹脂筒に入り
イオン交換樹脂と接触しイオン交換にて軟化し、
樹脂筒下部からコントロールバルブ・軟水ライン
を通つて系外に移送される。樹脂筒のイオン交換
樹脂はイオン交換により上流側より順次Na型か
らCa型のイオン交換樹脂に変換される。比較器
Aもしくは比較器Bからの樹脂再生時期信号を受
けたあと、再生時刻になり再生に移行すると、コ
ントロールバルブは塩水を塩水タンクより吸入す
る。樹脂筒に至つた塩水はCa型のイオン交換樹
脂とイオン交換を行い、イオン交換樹脂はNa型
に再生される。再生時の硬度分を含むドレン水は
排水ラインを経て系外に排出される。再生時間が
経過するとコントロールバルブの働きによりコン
トロールバルブが通水状態となり原水の軟化が再
開されるとともに、塩水タンクには塩水ラインか
らの原水が供給され塩水タンクの原塩を溶解して
塩水を補給する。以上のような硬水軟化サイクル
において、通水時には、コントロールバルブから
の再生終了信号と同時に流量センサー積算を開始
し、この積算流量l1が設定流量Lに達した時、比
較器は二対の電極A・B間の抵抗の差を読み取
り、その値S1を記憶し、さらに通水期間中前記二
対の電極A・B間の抵抗の差S2を連続して又は一
定間隔に測定し、前記抵抗差S1とS2の比較を行い
イオン交換樹脂の劣化により、その比較値が設定
値Mを越えた時点で樹脂再生時期の信号を出力す
る。又、再生時には比較器はコントロールバルブ
からの再生開始タイミング信号を受けてから設定
時間t1秒後に一対の電極AまたはBからの抵抗信
号Rを検出し、測定値Rと設定値Kとを比較しR
がKより大きくなれば、もしくは抵抗信号がRが
設定値K以下である時間が設定時間t2より短けれ
ば塩水不良信号即ち塩水濃度不足又は塩水量不足
信号を出力する。
本発明は以上のように構成されているので、イ
オン交換樹脂の劣化ならびに塩水の濃度不足ある
いは塩水量不足等自動再生型硬水軟化装置の異状
を容易に知ることができ、硬水軟化装置の機能を
的確に維持していくことができる。
オン交換樹脂の劣化ならびに塩水の濃度不足ある
いは塩水量不足等自動再生型硬水軟化装置の異状
を容易に知ることができ、硬水軟化装置の機能を
的確に維持していくことができる。
しかも、基準値となる再生後の抵抗値の差S1は
再生後設定時間通水を行い、残留硬度分や塩水の
影響を除去した後に設定されるのでイオン交換樹
脂の劣化の検出が従来に比してより確実なものと
なる。
再生後設定時間通水を行い、残留硬度分や塩水の
影響を除去した後に設定されるのでイオン交換樹
脂の劣化の検出が従来に比してより確実なものと
なる。
図は本発明における一実施例の説明図である。
1はイオン交換樹脂、2は樹脂筒、3はコント
ロールバルブ、4は塩水、5は塩水タンク、6は
塩水ライン、7は原水ライン、8は軟水ライン、
9は排水ライン、10は一対の電極A、11は一
対の電極B、12は信号線、13は比較器A、1
4は比較器B、15は原塩。
ロールバルブ、4は塩水、5は塩水タンク、6は
塩水ライン、7は原水ライン、8は軟水ライン、
9は排水ライン、10は一対の電極A、11は一
対の電極B、12は信号線、13は比較器A、1
4は比較器B、15は原塩。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 イオン交換樹脂1を充填した樹脂筒2と、樹
脂筒2の開口部に設置してあつて、原水の軟化と
イオン交換樹脂の再生のために各通水ラインの切
替えを行うコントロールバルブ3と、塩水4を貯
えた塩水タンク5と、コントロールバルブ3と塩
水タンク5とを接続している塩水ライン6と、コ
ントロールバルブ3に連結した原水ライン7・軟
水ライン8並びに排水ライン9とからなる自動再
生型硬水軟化装置において、原水ライン7もしく
は軟水ライン8の中の少なくとも一方に設けた流
量センサー16と、樹脂筒2内の上流側及び下流
側位置に配設した二対の電極A10,B11と、
前記流量センサー、電極A10・B11、並びに
コントロールバルブ3に対して信号線12にて連
結した状態の下で、コントロールバルブ3からの
再生終了信号と同時に積算を開始した流量センサ
ーの積算流量l1が設定流量Lに達した時、前記二
対の電極A・B間の抵抗の差を読み取りその値S1
を記憶し、さらに通水中における前記二対の電極
A・B間の抵抗の差S2を連続して測定し、抵抗差
S1とS2の比較値が設定値Mを越えた時点で樹脂再
生時期信号を出力するように動作する比較器A1
3とからなることを特徴とする異状検出装置。 2 イオン交換樹脂1を充填した樹脂筒2と、樹
脂筒2の開口部に設置してあつて、原水の軟化と
イオン交換樹脂の再生のために各通水ラインの切
替えを行うコントロールバルブ3と、塩水4を貯
えた塩水タンク5と、コントロールバルブ3と塩
水タンク5とを接続している塩水ライン6と、コ
ントロールバルブ3に連結した原水ライン7・軟
水ライン8並びに排水ライン9とからなる自動再
生型硬水軟化装置において、原水ライン7もしく
は軟水ライン8の中の少なくとも一方に設けられ
る流量センサー16と、樹脂筒内の上流側及び下
流側位置に配設した二対の電極A10・B11
と、前記流量センサー、電極A10・B11、並
びにコントロールバルブ3に対して信号線12に
て連結した状態の下で、コントロールバルブ3か
らの再生終了信号と同時に積算を開始した流量セ
ンサーの積算流量l1が設定流量Lに達した時、前
記二対の電極A・B間の抵抗の差を読み取りその
値S1を記憶し、さらに通水中における前記二対の
電極A・B間の抵抗の差S2を連続して測定し、抵
抗差S1とS2の比較値が設定値Mを越えた時点で樹
脂再生時期信号を出力し、且つコントロールバル
ブ3からの再生開始タイミング信号を受けてから
設定時間t1秒後に検出される一対の電極A又はB
からの抵抗信号Rを設定値Kと比較し抵抗信号R
が設定値K以上である場合と、抵抗信号Rが設定
値K以下である時間が設定時間t2より短い場合と
に、塩水不良信号を出力するように動作する比較
器B14とからなることを特徴とする異状検出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20927684A JPS6188133A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | 自動再生型硬水軟化装置の異状検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20927684A JPS6188133A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | 自動再生型硬水軟化装置の異状検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6188133A JPS6188133A (ja) | 1986-05-06 |
JPH0550701B2 true JPH0550701B2 (ja) | 1993-07-29 |
Family
ID=16570260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20927684A Granted JPS6188133A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | 自動再生型硬水軟化装置の異状検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6188133A (ja) |
-
1984
- 1984-10-05 JP JP20927684A patent/JPS6188133A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6188133A (ja) | 1986-05-06 |
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