JPH0441327Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0441327Y2 JPH0441327Y2 JP1984001914U JP191484U JPH0441327Y2 JP H0441327 Y2 JPH0441327 Y2 JP H0441327Y2 JP 1984001914 U JP1984001914 U JP 1984001914U JP 191484 U JP191484 U JP 191484U JP H0441327 Y2 JPH0441327 Y2 JP H0441327Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- salt water
- control valve
- resin
- ion exchange
- Prior art date
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- Expired
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- NWUYHJFMYQTDRP-UHFFFAOYSA-N 1,2-bis(ethenyl)benzene;1-ethenyl-2-ethylbenzene;styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1.CCC1=CC=CC=C1C=C.C=CC1=CC=CC=C1C=C NWUYHJFMYQTDRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、小型貫流ボイラ等の給水ラインにお
いて、自動再生を行う硬水軟化装置のイオン交換
樹脂再生時に使用される塩水の濃度確認用の塩水
検知装置に係るものである。
いて、自動再生を行う硬水軟化装置のイオン交換
樹脂再生時に使用される塩水の濃度確認用の塩水
検知装置に係るものである。
従来、硬水の軟化・イオン交換樹脂の再生とを
交互に行う硬水軟化装置においては、前回の再生
から今回の再生までのインターバルを決定し、そ
の間の通水量（硬度分）を推定して、それに合つ
た塩水量を塩水タンク内の塩水バルブで規制し、
再生時にはコントロールバルブの働きにより、規
定量の塩水を吸引し、イオン交換樹脂の再生を行
うという方法がとられていた。しかし、この従来
の方法では、塩水タンク内における塩橋の形成に
より、十分な塩水濃度を得られなかつたり、塩水
タンクから樹脂筒への塩水ラインの詰り等により
塩水の供給が不足し、イオン交換樹脂の再生が不
十分となる事態が生じていた。
交互に行う硬水軟化装置においては、前回の再生
から今回の再生までのインターバルを決定し、そ
の間の通水量（硬度分）を推定して、それに合つ
た塩水量を塩水タンク内の塩水バルブで規制し、
再生時にはコントロールバルブの働きにより、規
定量の塩水を吸引し、イオン交換樹脂の再生を行
うという方法がとられていた。しかし、この従来
の方法では、塩水タンク内における塩橋の形成に
より、十分な塩水濃度を得られなかつたり、塩水
タンクから樹脂筒への塩水ラインの詰り等により
塩水の供給が不足し、イオン交換樹脂の再生が不
十分となる事態が生じていた。
本考案は、上記の欠点に鑑み、塩水濃度と塩水
量を検出することにより、イオン交換樹脂の再生
の確実をはかることを目的とするものであつて、
イオン交換樹脂を充填した樹脂筒と、樹脂筒の開
口部に締結され各通水ラインの切替えを行うコン
トロールバルブと、イオン交換樹脂を再生するた
めの塩水を貯えた塩水タンクと、コントロールバ
ルブと塩水タンクを連結する塩水ラインと、コン
トロールバルブに連結される原水ライン・軟水ラ
イン並びに排水ラインとからなる硬水軟化装置に
おいて、樹脂筒内の樹脂水系に設けられる一対の
電極と、コントロールバルブの再生開始タイミン
グ信号を受けてから設定時間ｔ秒後に前記電極か
らの電気抵抗信号を設定値ｋと比較し、前記電気
抵抗信号が設定値ｋ以上であれば警報信号を発す
るように構成した警報器とからなる硬水軟化装置
の塩水検知装置である。
量を検出することにより、イオン交換樹脂の再生
の確実をはかることを目的とするものであつて、
イオン交換樹脂を充填した樹脂筒と、樹脂筒の開
口部に締結され各通水ラインの切替えを行うコン
トロールバルブと、イオン交換樹脂を再生するた
めの塩水を貯えた塩水タンクと、コントロールバ
ルブと塩水タンクを連結する塩水ラインと、コン
トロールバルブに連結される原水ライン・軟水ラ
イン並びに排水ラインとからなる硬水軟化装置に
おいて、樹脂筒内の樹脂水系に設けられる一対の
電極と、コントロールバルブの再生開始タイミン
グ信号を受けてから設定時間ｔ秒後に前記電極か
らの電気抵抗信号を設定値ｋと比較し、前記電気
抵抗信号が設定値ｋ以上であれば警報信号を発す
るように構成した警報器とからなる硬水軟化装置
の塩水検知装置である。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図は
本考案における一実施例の説明図である。図中の
１はNa型のイオン交換樹脂であつて、原水との
接触により原水中に含まれる硬度分たとえば
Ca2+，Mg2+とイオン交換を行い原水を軟水にす
る。２はイオン交換樹脂１が充填された樹脂筒で
ある。３は樹脂筒の開口部に締結され各通水ライ
ンの切替えを行うコントロールバルブである。５
は塩水４と原塩１２とを入れる塩水タンクであ
る。コントロールバルブ３と塩水タンク５とは塩
水ライン６で連結されており、さらにコントロー
ルバルブ３には原水ライン７、軟水ライン８、排
水ライン９が連結されている。そして、コントロ
ールバルブ３は通水時には原水が原水圧力にて樹
脂筒２上部より流入し樹脂筒２下部から軟水ライ
ン８へ移送され、再生時にはコントロールバルブ
３の働きにより塩水ライン６を通じて塩水を吸入
しイオン交換樹脂１を再生し、その際生成される
硬度分を含むドレンを排水ライン９から排出する
ように構成されている。１０は樹脂筒内の樹脂水
系に設けられる一対の電極である。１１は前記一
対の電極及びコントロールバルブと信号線にて連
結された警報器である。この警報器１１はコント
ロールバルブの再生開始タイミング信号を受けて
から設定時間ｔ秒後に前記電極からの電気抵抗信
号を設定値ｋと比較し、前記電気抵抗信号が設定
値ｋ以上であれば警報信号を発するように構成さ
れている。なお、設定時間ｔは樹脂筒の容量、及
び再生に必要な塩水量並びにコントロールバルブ
の塩水吸引力により調節される。又、電気抵抗の
設定値はイオン交換樹脂の再生に必要な塩水の規
定濃度におけるイオン交換樹脂水系での値であ
る。
本考案における一実施例の説明図である。図中の
１はNa型のイオン交換樹脂であつて、原水との
接触により原水中に含まれる硬度分たとえば
Ca2+，Mg2+とイオン交換を行い原水を軟水にす
る。２はイオン交換樹脂１が充填された樹脂筒で
ある。３は樹脂筒の開口部に締結され各通水ライ
ンの切替えを行うコントロールバルブである。５
は塩水４と原塩１２とを入れる塩水タンクであ
る。コントロールバルブ３と塩水タンク５とは塩
水ライン６で連結されており、さらにコントロー
ルバルブ３には原水ライン７、軟水ライン８、排
水ライン９が連結されている。そして、コントロ
ールバルブ３は通水時には原水が原水圧力にて樹
脂筒２上部より流入し樹脂筒２下部から軟水ライ
ン８へ移送され、再生時にはコントロールバルブ
３の働きにより塩水ライン６を通じて塩水を吸入
しイオン交換樹脂１を再生し、その際生成される
硬度分を含むドレンを排水ライン９から排出する
ように構成されている。１０は樹脂筒内の樹脂水
系に設けられる一対の電極である。１１は前記一
対の電極及びコントロールバルブと信号線にて連
結された警報器である。この警報器１１はコント
ロールバルブの再生開始タイミング信号を受けて
から設定時間ｔ秒後に前記電極からの電気抵抗信
号を設定値ｋと比較し、前記電気抵抗信号が設定
値ｋ以上であれば警報信号を発するように構成さ
れている。なお、設定時間ｔは樹脂筒の容量、及
び再生に必要な塩水量並びにコントロールバルブ
の塩水吸引力により調節される。又、電気抵抗の
設定値はイオン交換樹脂の再生に必要な塩水の規
定濃度におけるイオン交換樹脂水系での値であ
る。
次に作用について説明する。作動前に警報装置
に設定時間ｔと電気設定値ｋをセツトしておく。
次に硬水軟化時には原水は原水の圧力にて原水ラ
インから樹脂筒に入りイオン交換樹脂と接触しイ
オン交換にて軟化し、樹脂筒下部からコントロー
ルバルブを通つて軟水ラインを経て系外、すなわ
ちボイラの缶内へ移送される。樹脂筒のイオン交
換樹脂はイオン交換により上流側より順次Na型
からCa型のイオン交換樹脂に変換される。コン
トロールバルブに設定されたインターバルによ
り、再生に移行すると、コントロールバルブは塩
水を吸入する。樹脂筒に至つた塩水はCa型のイ
オン交換樹脂とイオン交換を行い、イオン交換樹
脂はNa型に再生される。再生時の硬度分を含む
ドレン水は排水ラインを経て系外に排出される。
この再生の際、コントロールバルブから再生開始
タイミング信号を受けた警報装置は設定時間ｔ秒
後に一対の電極に電圧を印加し、電極間の抵抗値
信号を得る。この抵抗値ｋは塩水が所定の濃度で
あれば設定値ｋ以下の値を示し、又塩橋等により
所定の濃度が得られていない場合には設定値ｋ以
上の値を示す。警報装置は前記抵抗値を判別し、
抵抗値が設定値ｋ以上であれば塩水濃度不足とし
て警報を発する。コントロールバルブに設定した
再生時間が経過すると、設定時間はリセツトさ
れ、コントロールバルブは通水状態となり原水の
軟化が再開するとともに、塩水タンクにはコント
ロールバルブの働きにより塩水ラインを通じて原
水が供給され、塩水タンクの原塩を溶解して、塩
水を補給する。なお、塩水タンクの塩水は前記の
ような工程で生成されるので、設定時間後ｔ秒後
の塩水濃度が所定の濃度であるということは、所
定の濃度の塩水が所定量使用され、イオン交換樹
脂の再生が行われたことになる。
に設定時間ｔと電気設定値ｋをセツトしておく。
次に硬水軟化時には原水は原水の圧力にて原水ラ
インから樹脂筒に入りイオン交換樹脂と接触しイ
オン交換にて軟化し、樹脂筒下部からコントロー
ルバルブを通つて軟水ラインを経て系外、すなわ
ちボイラの缶内へ移送される。樹脂筒のイオン交
換樹脂はイオン交換により上流側より順次Na型
からCa型のイオン交換樹脂に変換される。コン
トロールバルブに設定されたインターバルによ
り、再生に移行すると、コントロールバルブは塩
水を吸入する。樹脂筒に至つた塩水はCa型のイ
オン交換樹脂とイオン交換を行い、イオン交換樹
脂はNa型に再生される。再生時の硬度分を含む
ドレン水は排水ラインを経て系外に排出される。
この再生の際、コントロールバルブから再生開始
タイミング信号を受けた警報装置は設定時間ｔ秒
後に一対の電極に電圧を印加し、電極間の抵抗値
信号を得る。この抵抗値ｋは塩水が所定の濃度で
あれば設定値ｋ以下の値を示し、又塩橋等により
所定の濃度が得られていない場合には設定値ｋ以
上の値を示す。警報装置は前記抵抗値を判別し、
抵抗値が設定値ｋ以上であれば塩水濃度不足とし
て警報を発する。コントロールバルブに設定した
再生時間が経過すると、設定時間はリセツトさ
れ、コントロールバルブは通水状態となり原水の
軟化が再開するとともに、塩水タンクにはコント
ロールバルブの働きにより塩水ラインを通じて原
水が供給され、塩水タンクの原塩を溶解して、塩
水を補給する。なお、塩水タンクの塩水は前記の
ような工程で生成されるので、設定時間後ｔ秒後
の塩水濃度が所定の濃度であるということは、所
定の濃度の塩水が所定量使用され、イオン交換樹
脂の再生が行われたことになる。
本考案は以上のように構成されており、樹脂水
系に設けた電極により、設定時間後の電気抵抗値
を検出判別することにより、塩水濃度と塩水量を
容易に確認し、イオン交換樹脂再生の確実を図る
ことができる。
系に設けた電極により、設定時間後の電気抵抗値
を検出判別することにより、塩水濃度と塩水量を
容易に確認し、イオン交換樹脂再生の確実を図る
ことができる。
図は本考案における一実施例の説明図である。
１……イオン交換樹脂、２……樹脂筒、３……
コントロールバルブ、４……塩水、５……塩水タ
ンク、６……塩水ライン、７……原水ライン、８
……軟水ライン、９……排水ライン、１０……電
極、１１……警報器、１２……原塩。
コントロールバルブ、４……塩水、５……塩水タ
ンク、６……塩水ライン、７……原水ライン、８
……軟水ライン、９……排水ライン、１０……電
極、１１……警報器、１２……原塩。
Claims (1)
- イオン交換樹脂１を充填した樹脂筒２と、樹脂
筒２の開口部に締結され各通水ラインの切替えを
行うコントロールバルブ３と、イオン交換樹脂１
を再生するための塩水４を貯えた塩水タンク５
と、コントロールバルブ３と塩水タンク５を連結
する塩水ライン６と、コントロールバルブ３に連
結される原水ライン７・軟水ライン８並びに排水
ライン９とからなる硬水軟化装置において、樹脂
筒２内の樹脂水系に設けられる一対の電極と、コ
ントロールバルブ３の再生開始タイミング信号を
受けてから設定時間ｔ秒後に前記電極１０からの
電気抵抗信号を設定値ｋと比較し、前記電気抵抗
信号が設定値ｋ以上であれば警報信号を発するよ
うに構成した警報器１１とからなることを特徴と
する硬水軟化装置の塩水検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP191484U JPS60114952U (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | 硬水軟化装置の塩水検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP191484U JPS60114952U (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | 硬水軟化装置の塩水検知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60114952U JPS60114952U (ja) | 1985-08-03 |
| JPH0441327Y2 true JPH0441327Y2 (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=30475092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP191484U Granted JPS60114952U (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | 硬水軟化装置の塩水検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60114952U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2608067B2 (ja) * | 1987-08-26 | 1997-05-07 | バブコツク日立株式会社 | 湿式排煙脱硫装置排水のｃｏｄ処理制御装置 |
| DE102007059058C5 (de) * | 2007-12-06 | 2014-11-27 | Judo Wasseraufbereitung Gmbh | Verfahren zum Betrieb einer Wasserenthärtungsanlage mit zwei Kalibrierkennlinien und zugehörige Wasserenthärtungsanlage |
| JP2010104907A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Noritz Corp | 軟水化システム、並びに、給湯システム |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49128874A (ja) * | 1973-04-13 | 1974-12-10 | ||
| JPS5730554A (en) * | 1980-07-30 | 1982-02-18 | Ebara Corp | Monitor for interior of treating tower |
-
1984
- 1984-01-10 JP JP191484U patent/JPS60114952U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49128874A (ja) * | 1973-04-13 | 1974-12-10 | ||
| JPS5730554A (en) * | 1980-07-30 | 1982-02-18 | Ebara Corp | Monitor for interior of treating tower |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60114952U (ja) | 1985-08-03 |
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