JP2608067B2 - 湿式排煙脱硫装置排水のcod処理制御装置 - Google Patents

湿式排煙脱硫装置排水のcod処理制御装置

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JP2608067B2 JP62212272A JP21227287A JP2608067B2 JP 2608067 B2 JP2608067 B2 JP 2608067B2 JP 62212272 A JP62212272 A JP 62212272A JP 21227287 A JP21227287 A JP 21227287A JP 2608067 B2 JP2608067 B2 JP 2608067B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、湿式排煙脱硫装置排水のCOD処理制御装置
に係り、特に排水中のCOD処理に必要な薬品およびCOD吸
着樹脂の使用量の低減に好適な湿式排煙脱硫装置排水の
COD処理制御装置に関する。
〔従来の技術〕
第6図は、従来技術による湿式排煙脱硫装置排水のCO
D処理装置のフローチャートである。
図において、湿式排煙脱硫装置より排出された脱硫装
置排水120は、まず凝集沈澱槽101で、凝集剤タンク107
から供給される凝集剤115と混合され、排水中に含まれ
る灰分等の固形物がスラッジ112として除去される。ス
ラッジ112が除去された排水は、反応器102においてCa(O
H)2タンク108から供給されるCa(OH)2116、Na2CO3タンク
109から供給されるNa2CO3117およびNaOHタンク110から
供給されるNaOH118と混合され、排水中のフッ素F-、鉄F
e2+、アルミニウムAl2+等の重金属がカルシウムCa2+
反応してCaF2、Fe(OH)2、Al(OH)2、CaCO3等を生成す
る。この生成物は前記凝集剤115で固形化され、凝集沈
澱槽103でスラッジ113として除去される。スラッジ113
が除去された排水は、窒素(N)成分除去装置122にお
いて、メタノールタンク123およびリン酸タンク124から
メタノール120およびリン酸126が供給され、排水中のN
成分がバクテリアにより吸収除去される。N成分が除去
された排水は、PH調整タンク104で、酸溶液タンク111か
ら供給されるHCl等の酸溶液119によりPH調整され、COD
吸着搭105に送られる。ここで排水中のCOD成分がCOD吸
着樹脂に吸着される。このCOD吸着樹脂は一定期間運用
された後、前記NaOH118および酸溶液119が添加され、樹
脂の再生が行なわれるとともに、COD成分が濃縮COD液11
4として除去される。COD成分が除去された排水は、PH調
整タンク106でNaOH118が供給されて中和処理が行なわれ
処理排水121として放流される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
脱硫装置排水中のCOD濃度は、ボイラ等の燃焼装置の
燃料に依存し、また排ガス量、すなわちボイラ負荷にも
左右される。特に最近では、多炭種石炭燃焼ボイラの使
用により排ガス中の硫黄酸化物濃度に大きな変動が生じ
易く、またボイラ負荷においても中間負荷運用が増加し
ており、高負荷時と低負荷時の硫黄酸化物濃度に差がで
てくる場合が多い。
しかしながら、前記従来技術の排水処理工程のCOD吸
着搭105におけるCOD吸着樹脂の再生は、排水中のCOD濃
度および排水量に無関係、すなわち樹脂のCOD吸着量に
無関係に一定期間運用した後に行なわれている。このた
め排水中のCOD濃度および排水量が少ない場合には、必
要以上のNaOHおよび酸溶液を消費することになる。また
COD吸着樹脂は、COD成分の除去、再生を繰り返すと第5
図に示すようにCOD吸着性能が徐々に低下するため、樹
脂の交換を必要とするが、従来技術では樹脂取替時期を
ボイラ燃料種類および脱硫装置性能から考えられる最も
悪い条件でのCOD濃度を想定して使用期間が決められて
いた。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、脱
硫装置排水の流量とCOD濃度に応じてCOD吸着樹脂の再生
時期および樹脂の取替時期を自動的に決定し、COD処理
に必要な薬品およびCOD吸着樹脂の使用量を低減するこ
とができる湿式排煙脱硫装置排水のCOD処理制御装置を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の第1は、ボイラ等の燃焼装置で発生する排ガ
ス中の硫黄酸化物を吸収除去する湿式排煙脱硫装置から
排出される排水に含まれるCODを処理するCOD吸着樹脂を
備えたCOD処理装置の制御装置において、前記湿式排煙
脱硫装置から排出される排水の流量を検出する手段と、
前記湿式排煙脱硫装置内に設置された吸収搭循環タンク
からCOD処理装置の間に設けられた各装置における吸収
剤スラリおよび石膏スラリのCOD濃度を逐次演算し、前
記排水に含まれるCOD濃度を推定する手段または前記排
水に含まれるCOD濃度を検出する手段と、前記排水の流
量とCOD濃度からCOD吸着樹脂のCOD吸着量を積算し、予
め設定された基準COD吸着量を超えたときにCOD吸着樹脂
洗浄指令信号を発する手段とを設けたことを特徴とす
る。
本発明の第2は、ボイラ等の燃焼装置で発生する排ガ
ス中の硫黄酸化物を吸収除去する湿式排煙脱硫装置から
排出される排水に含まれるCODを処理するCOD吸着樹脂を
備えたCOD処理装置の制御装置において、前記湿式排煙
脱硫装置から排出される排水の流量を検出する手段と、
前記湿式排煙脱硫装置内に設置された吸収搭循環タンク
からCOD処理装置の間に設けられた各装置における吸収
剤および石膏スラリのCOD濃度を逐次演算し、前記排水
に含まれるCOD濃度を推定する手段または前記排水に含
まれるCOD濃度を検出する手段と、前記排水の流量とCOD
濃度からCOD吸着樹脂のCOD吸着量を積算し、予め設定さ
れたCOD吸着限界量を超えたときにCOD吸着樹脂洗浄指令
信号を発する手段と、前記COD吸着樹脂洗浄指令信号の
発生回数を積算して予め設定された基準洗浄回数に達し
たときにCOD吸着樹脂取替指示信号を発する手段とを設
けたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により詳しく説明する。
第1図は、湿式排煙脱硫装置の全体系統図である。図
において、ボイラ1の燃焼排ガスは、電気集塵器2でば
い塵の一部が除去されたのち、脱硝装置3で窒素酸化物
が除去され、さらに空気予熱器4で冷却された後、脱硫
装置5に導入される。脱硫装置5に導入された排ガス
は、吸収搭循環ポンプ8によって供給される吸収剤スラ
リと気液接触し、排ガス中のSOxが吸収除去され、処理
ガス6となって系外に排出される。
一方、吸収剤スラリに吸収されたSOxは亜硫酸カルシ
ウム等を生成し、吸収搭循環タンク69に貯溜され、ここ
で酸化用空気ブロワ9により供給される酸化用空気で酸
化され石膏を生成する。吸収剤スラリーは、吸収剤スラ
リ調合ピット20において吸収剤21および後述するシック
ナオーバーフロー水タンク18から供給される排水を混合
して得られ、吸収剤スラリ流量調整弁7によって流量が
調節されて吸収搭循環タンク69に供給される。なお、オ
ーバーフロー水タンク18には必要に応じて補給水19が供
給される。吸収搭循環タンク69の一部の吸収剤スラリ
は、吸収搭抜出ポンプ10により石膏スラリとして抜出さ
れ、石膏タンク11に導入される。石膏タンク11では設備
起動時等の吸収剤スラリ中の未反応亜硫酸カルシウム濃
度が高い場合に、硫酸25を供給し、亜硫酸カルシウムを
酸化させて石膏を生成させる。次に、石膏スラリは、中
和タンク12に導入されてアルカリ剤13により中和反応
後、シックナ14に導入され、石膏スラリが濃縮される。
濃縮された石膏スラリは、脱水機供給タンク15で石膏ス
ラリの比重が調整されたのち、脱水機16に導入され、製
品石膏が除去される。脱水機16で分離された脱水排水
は、脱水機排水ピット17に蓄えられた後、シックナ14に
戻される。シックナ14の石膏を含まない上澄み液は、シ
ックナオーバーフロー水タンク18に導入され、いったん
排水貯槽23に貯溜されたのち排水抜出ポンプ26により脱
硫装置排水120として排水処理装置24に供給され、排水
処理される。
第2図およひ第3図は、本発明における湿式排煙脱硫
装置排水のCOD濃度を演算により推定する場合のCOD処理
制御装置のフローチャートである。
第2図において、第1図に示す湿式排煙脱硫装置に設
けられた吸収搭循環タンク69、石膏タンク11、中和タン
ク12、シックナ14、脱水機供給タンク15および脱水排水
ピット17内の吸収剤スラリまたは石膏スラリ中のCOD濃
度がそれぞれの物質収支から演算推定される。
まず、吸収搭循環タンクCOD濃度演算器37において、
脱硫装置5の入口SO2濃度検出器28から検出された入口S
O2濃度信号49と、脱硫装置5の出口SO2濃度検出器29か
ら検出された出口SO2濃度信号50と、排ガス流量検出器3
0から検出された排ガス流量信号51とから吸収搭循環タ
ンクCOD濃度信号56が求められる。すなわち吸収剤スラ
リ中のほとんどのCOD成分は、排ガスから吸収したSO2
一部が転化して生成したS2O6 2-であるため、吸収剤スラ
リ中のCOD濃度は、式(1)で求めることができる。
COD≒S2O6 2-=f(Dso2,CH) (1) 次に石膏タンクCOD濃度演算器38において、循環タン
クスラリ抜出流量検出器31で検出された循環タンクスラ
リ抜出流量信号52と、石膏タンクスラリ払出流量検出器
34で検出された石膏タンクスラリ払出流量信号55と、硫
酸流量検出器32で検出された硫酸流量信号53と、前記で
得られた吸収搭循環タンクCOD濃度信号56とから式
(2)の物質収支により石膏タンク11内の石膏タンクCO
D濃度信号57が演算される。
(ただし、(t+1)は現在求めようとする時点での
値、(t)は1計算ステップ前の時点の値を表す) なお、式(2)において、t=0のとき、すなわちプ
ラントの停止時を、1計算ステップ前の時点として現在
の時点(t+1=1)の値を求める場合は、プラントの
停止時が基準となり、プラント停止時には石膏タンクか
らの流出および流入がないことから、石膏タンクCOD濃
度信号57(C2(1))は石膏タンクの停止時のCOD濃度C
2(0)、石膏タンクスラリ保有量V(0)に基いて求
められる。このとき、石膏タンクスラリ保有量V(0)
はレベル検出器からの信号等周知の技術で検出可能であ
り、石膏タンクの停止時のCOD濃度C2(0)はプラント
停止時であることから、検出時間に関係なく直接検出す
ることができる。また、それぞれプラント停止直前の値
を記憶しておく方法をとることもできる。
中和タンクCOD濃度演算器39においても同様に、前記
で得られた石膏タンクCOD濃度信号57と、アルカリ剤流
量検出器33で検出されたアルカリ剤流量信号54と、石膏
タンクスラリ払出流量検出器34で検出された石膏タンク
スラリ払出流量信号55と、中和タンクスラリ払出流量検
出器80で検出された中和タンクスラリ払出流量信号81と
から中和タンク12内の中和タンクCOD濃度信号58を得
る。
シックナCOD濃度演算器40では、シックナ14におい
て、中和タンク12および脱水機排水ピット17から流入す
る石膏スラリおよび脱水機排水の総量と、脱水機供給タ
ンク15へ流出する量がほぼ一定であるため、前記で得ら
れた中和タンクCOD濃度信号58と、脱水機排水ピットCOD
濃度信号62とからシックナCOD濃度信号59が演算され
る。なお、この場合、シックナ14からシックナオーバー
フロー水タンク18に流出する量を考慮して演算してもよ
い。
脱水機供給タンクCOD濃度演算器41では、前記シック
ナCOD濃度信号59と、脱水機供給タンクスラリ払出流量
検出器35から検出された脱水機供給タンク払出流量信号
66とから、脱水機供給タンクCOD濃度信号60が演算され
る。
脱水機排水ピットCOD濃度演算器43において、前記脱
水機供給タンクCOD濃度信号60は、一次遅れ要素42を介
して一次遅れ要素信号61となり、脱水機供給タンクスラ
リ払出流量信号66は、一次遅れ要素44を介して一次遅れ
要素信号63となり、これらの信号から脱水機排水ピット
COD濃度信号62が演算される。
さらに脱硫装置排水COD濃度演算器45においては、シ
ックナ14からシックナオーバーフロー水タンク18へ流入
する流量がほぼ一定であり、またここから流出する量
は、脱硫装置排水流量検出器36により検出されるので、
シックナCOD濃度信号59と、脱硫装置排水流量信号65か
らシックナオーバーフロータンクスラリCOD濃度すわな
ち脱硫装置排水COD濃度信号64が演算される。
このように各検出器信号の検出と演算を一定周期で行
ない、各工程中のCOD濃度を逐次把握することにより脱
硫装置排水COD濃度を逐次推定することができる。
さらに、COD処理量積算器46において、脱硫装置排水C
OD濃度信号64と、脱硫装置排水流量信号65とから排水処
理装置24で処理されるCOD処理積算信号67が積算され、
この積算量と予め設定された基準COD処理量積算信号75
とが樹脂洗浄起動判定器47において比較され、COD処理
量積算信号67が基準COD処理量積算信号75を超える場合
には、樹脂洗浄指令信号27が発せられる。樹脂洗浄指令
信号27が発生すると、第3図に示すNaOH投入弁70および
酸溶液投入弁71が開かれ、NaOH118および酸溶液119が供
給されCOD吸着樹脂の洗浄、再生が行なわれる。またこ
の樹脂洗浄指令信号27によりCOD処理積算量がゼロに設
定され、新たにCOD処理量の積算が行なわれる。
さらに樹脂取替指示判定器48では、前記樹脂洗浄指令
信号27の洗浄回数が積算され、予め設定した基準洗浄回
数信号76と比較され、基準洗浄回数を超えた場合には樹
脂取替指示信号68が発せられ、CRT表示装置72に取替指
示が表示され、運転員に樹脂取替が指示される。
以上述べたような演算によるCOD濃度の推定は、排水
中のCOD濃度を実時間で直接検出できない場合に実施さ
れ、COD吸着搭での処理量が逐次把握され、これに応じ
てCOD吸着樹脂の洗浄、再生のタイミングが決定され
る。したがって従来の運転時間による洗浄、再生のタイ
ミング決定の場合に比べ、洗浄に必要な薬品(NaOHおよ
ひび酸溶液)の投入量を抑えることができ、さらにCOD
吸着樹脂の洗浄回数から樹脂取替時期が決定されるため
樹脂の寿命期間を有効に使うことが可能となる。
第4図は、本発明における排水中のCOD濃度を直接計
測できる場合の湿式排煙脱硫装置排水のCOD処理制御装
置のフローチャートである。
図において、第2図のCOD処理制御装置のフローチャ
ートと異なる点は、各排水処理工程のCOD濃度の演算か
ら推定される排水COD濃度信号をCOD処理量積算器46に送
る代わりに、排水処理装置に脱硫装置排水COD濃度検出
器73を設置し、ここで検出されたCOD濃度信号74をCOD処
理量積算器46に送るようにしたことである。該COD処理
制御装置は、排水中のCOD濃度検出に約1時間の時間が
必要であり、排水の性状すなわちボイラ負荷または排ガ
ス性状がゆっくり変化する場合のCOD排水処理制御に使
用することが可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、COD処理量に応じてCOD吸着樹脂の洗
浄、再生の時期およびCOD吸着樹脂取替時期を自動的に
決定することができ、COD処理に必要な薬品およびCOD吸
着樹脂の使用量を低減することができ経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、湿式排煙脱硫装置の全体系統図、第2図およ
び第3図は、本発明の湿式排煙脱硫装置排水のCOD濃度
を演算により推定する場合のCOD処理制御装置のフロー
チャート、第4図は、本発明の排水中のCOD濃度を直接
計測できる場合のCOD処理制御装置のフローチャート、
第5図はCOD吸着樹脂洗浄回数とCOD吸着性能との関係を
示す図、第6図は、従来技術による湿式排煙脱硫装置排
水のCOD処理装置のフローチャートである。 1……ボイラ、5……脱硫装置、6……処理ガス、11…
…石膏タンク、12……中和タンク、15……脱水機供給タ
ンク、16……脱水機、17……脱水機排水ピット、18……
シックナオーバーフロー水タンク、22……製品石膏、23
……排水貯槽、24……排水処理装置、27……樹脂洗浄指
令信号、37……吸収搭循環タンクCOD濃度演算器、38…
…石膏タンクCOD濃度演算器、39……中和タンクCOD濃度
演算器、40……シックナCOD濃度演算器、41……脱水器
供給タンクCOD濃度演算器、43……脱水機排水ピットCOD
濃度演算器、45……脱水装置排水COD濃度演算器、46…
…COD処理量積算器、47……樹脂洗浄起動判定器、48…
…樹脂取替指示判定器、69……吸収搭循環タンク、73…
…脱水装置排水COD濃度検出器、105……COD吸着搭、110
……NaOHタンク、111……酸溶液タンク、120……脱硫装
置排水、121……処理排水。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−79564(JP,A) 特開 昭60−14985(JP,A) 実開 昭60−114952(JP,U) 特公 昭61−59195(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボイラ等の燃焼装置で発生する排ガス中の
    硫黄酸化物を吸収除去する湿式排煙脱硫装置から排出さ
    れる排水に含まれるCODを処理するCOD吸着樹脂を備えた
    COD処理装置の制御装置において、前記湿式排煙脱硫装
    置から排出される排水の流量を検出する手段と、前記湿
    式排煙脱硫装置内に設置された吸収搭循環タンクからCO
    D処理装置の間に設けられた各装置における吸収剤スラ
    リおよび石膏スラリのCOD濃度を逐次演算し、前記排水
    に含まれるCOD濃度を推定する手段または前記排水に含
    まれるCOD濃度を検出する手段と、前記排水の流量とCOD
    濃度からCOD吸着樹脂のCOD吸着量を積算し、予め設定さ
    れた基準COD吸着量を超えたときにCOD吸着樹脂洗浄指令
    信号を発する手段とを設けたことを特徴とする湿式排煙
    脱硫装置排水のCOD処理制御装置。
  2. 【請求項2】ボイラ等の燃焼装置で発生する排ガス中の
    硫黄酸化物を吸収除去する湿式排煙脱硫装置から排出さ
    れる排水に含まれるCODを処理するCOD吸着樹脂を備えた
    COD処理装置の制御装置において、前記湿式排煙脱硫装
    置から排出される排水の流量を検出する手段と、前記湿
    式排煙脱硫装置内に設置された吸収搭循環タンクからCO
    D処理装置の間に設けられた各装置における吸収剤スラ
    リおよび石膏スラリのCOD濃度を逐次演算し、前記排水
    に含まれるCOD濃度を推定する手段または前記排水に含
    まれるCOD濃度を検出する手段と、前記排水の流量とCOD
    濃度からCOD吸着樹脂のCOD吸着量を積算し、予め設定さ
    れたCOD吸着限界量を超えたときにCOD吸着樹脂洗浄指令
    信号を発する手段と、前記COD吸着樹脂洗浄指令信号の
    発生回数を積算して予め設定された基準洗浄回数に達し
    たときにCOD吸着樹脂取替指示信号を発する手段とを設
    けたことを特徴とする湿式排煙脱硫装置排水のCOD処理
    制御装置。
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