JPH05506805A - 切断要素付きの拡張カテーテル組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 切断要素付きの拡張カテーテル組立体 技術分野 本発明は外科装置、特に拡張カテーテルの分野にある。詳細には、本発明は、拡 張力を受ける組織を同時に切込み、それにより、きれいに方向法めされた切込み を得、拡張力によるかかる組織に対する外傷および損傷を減じる切断要素を膨張 可能な部材が支持した拡張カテーテルに関する。

発明の背量 アテローム性硬化症溶菌班および／または繊維筋肉疾患により狭窄された動脈の ような身体の脈管、オリフィスおよび導管を拡張するのに、或いは収縮されるか 或いは閉塞された尿管または尿道を拡張するのに、拡張カテーテルが使用される 。従来の装置は基本的には、膨らまし可能で伸張可能な弾性（ゴｌまたは非伸張 性部材を遠位端部またはその近くに有する細長いカテーテルよりなる。装置のト ルク制御すなわち操作性を向上させるために、ガイドワイヤまたは他の軸方向支 持手段がしばしば設けられる。

在来の外科手術を上回る拡張カテーテルの使用の主な利点はこのカテーテルが組 織をさほど冒さないと言う点である。それにもかかわらず、応力を付与された組 織はしばしば著しい外傷をも受ける。ブラッグは、これを膨張すると、周囲の組 織に圧力を及はして組織を圧縮したり、変形させたり、膨張させたりする。勿論 、組織は固有の変形性限度を有している。拡張圧力が組織をその限度を越えて変 形させると、組織は引き裂かれて、しばしば、顕著な損傷、外傷、痛みおよび出 血とともに、ぎざぎざの創傷を形成する。本発明の主目的は、未制御の引き裂き およびこれに関連した望ましくない状態を受けることなしに、組織にその変形性 限度を越えてさえ、応力を付与するような拡張カテーテルを提供することである 。

１９８８年５月３１日にレックローンに発行された米国特許剃、　７４７．４０ ５号、１９８７年６月２日にギフオードＩＩＩ等に発行された米国特許第４．６ ６９．４６９号および１９８８年６月１６日に公布されたレックローンのＰＣＴ 米国出願第８６１０２６１７号は各々、バルーンを使用して溶菌班のような閉塞 体のまわりにケ−シンクの開口部を位置決めするアテローム切開装置に関する。

このバルーンはケーシングの穴内に一般に捕獲されれ溶菌班を崩壊するための手 段を支持していない。バルーンは基本的にケーシングの穴を溶菌班に接触してそ のまわりに位置決めする。かくして、バルーンは血管内に対称には位置決めされ ず、外方切断要素は存在せず、血管は拡張力により引裂かれない。

１９８９年１月２４日にスピアに発行された米国特許第４．７９９．４７９号は 動脈を切開するのにバルーンを使用すること示しており、拡張を維持し、且つ平 滑な壁部になるように、媒体と溶菌班との間に捕獲された血液を加熱するのにレ ーザ加熱式ワイヤメツシュ等を利用している。

１９８］年６月１６日にラリ−に発行さ社た米国特許第４．２７３．１．２８号 はナイフ刃付き、或いは長さ方向遠位方向に離された一連のナイフ刃付きバルー ンの使用を教示している。

１９７６年に公表されたソ連特許第５９９．８０２号は管内に位置決めされるバ ルーンを利用している。このバルーンを伸張させると、切断要素を管の窓部を通 して押入れで開窓を達成する。ブラッグが管内にあるとき、身体の組織に圧力が 及ぼされない。

西独特許第３．４０２．５７３号は狭窄の治療のための切断設備を備えた伸張可 能の弾性バルーン付きの単一内腔多目的カテーテルに関する。この特許はカテー テルの遠位端部に大きさの等しい３つのバルーンを利用している。各弾性バルー ンは長さ方向に延びる小さいカッタ要素を支持しており、これらのカッタ要素は 硬質ゴムまたはプラスチック製のトラフに支持されている。使用前には、カッタ は１内腔カテーテルの比較的薄い壁部の長さ方向スロットに隠されている。バル ーンを膨らますとき、ねじ部がプレートを固定し、それにより隣接溶菌班（およ び出来るだけ社製０の進入度を制限する。

１９８４年１１月２７８ｉこメツ等に発行された米国特許第４．４８４．５７９ 号は融合ノー１利莫尖頭を分離するのに役立つ文運切開カテーテルに関する。こ の装置は単一のカテーテル構造により支持された４つのバルーンを有している。

使用の際、装置はバルーンを弁膜の各側の２つずつにして弁膜を通して嵌入する 。ナイロンまたは同様なストリングを弁膜の各側の対のバルーン間に取付ける。

バルーンを交互に膨張および収縮させ、それにより各対のバルーン間に通された ストリングを心臓弁膜尖頭の融合部分に引き入れて、即ち、振り入れてこれらの 部分を分離する。ストリングの実際の切断部分はバルーンの外面に支持されない 。

１９８７年４月２８日にり、　Ａ、　クリエンに発行された米国特許剃、　６６ ０．５６０号は拡大前立腺により引き起こされる尿路の閉塞を除去するための装 置を開示している。バルーンを尿道カテーテルを通して挿入し、次いで前立腺が 尿道のまわりから押し返されるまで、バルーンを膨張させる。この特許の装置は いずれの種類のカッタをも用いていない。

上記の特許は焼灼（即ち、電気外科または無線周波数外科）切断要素を使用して いない。上記の特許のどれも、伸張不可能のブラッグまたはバルーン、即ち、弾 性であり、選択された形状および容積のみまで膨らますことができ、加圧される とき、長き方向に伸張することができないバルーンを利用することについてのい ずれの利点をも示していない。しかも、上記の特許は、身体の通路に沿って長ざ 方向に延びる、膨張されると形セブｑ係りか向に対称な概ね円筒形のバルーン、 およびこのバルーンに沿って長さ方向にこれと概ね平行に延びる切断要素に関し ていない。バルーンは切断される組織に実質的に一様な接線方向張力を生じ、同 時に切断要素は必要な切断を行い、それによりきれいな長き方向に延びる切込み が生し、組織の未制御の引き裂きが起こらない。

無線周波数電気外科切断では、無線周波数の電流を活性切断電極から患者の組織 を通して接地パッドまたはケーブルへ流す。この電流は活性切断電極のところの 組織を切り、その切断速度はその領域における組織を通る電流密度により決まる 。低電流密度では、熱が発生されるが、切り込みは達成されない。高電流密度で は、高速切断が起こる。

電流密度は、印加電圧により決まるが、この目的Ｘ１ｌｌ用される在来の発電機 に存在する調整装置を利用して制御することができる。また、電流密度は、全体 回路の直列インピーダンスにより決まる。直列インピーダンスは回路全体にわた る電流に対する抵抗のね選旧こ同等である。ｐＨインピーダンスは活性電極の材 料および設計と、患者と、切断すべき組織の種類と、患者と接地パッドとの間に 設定外相１淋テ中、この変動性を補い、外科医の好みを反映するために、通常、 発電機の設定を調整する。この種類の外科手術に使用される発電機は種々様々な 手順および装置に対処すべき広範囲の電力出力を有している。例えば、組織を切 断したり、既に切断された或いは引き裂かれた隣接組織を焼灼したり、これらの 両方を行ったりするように、発電機を調整することができる。

電気外科切断における目的は細胞マトリックスの空洞を去る蒸気中に組繊細胞が 破裂進入する程に急速に組繊細胞を加熱することである。この熱は蒸気中に消散 され、組織を通って伝達して隣接細胞を乾燥することはない。電極を移動させて 、新たな組織が接触されると、新たな細胞が破裂さＬ切込みが行われる。かより 作用する。これは火花発生として知られている。

電気外科切断理論の説明は１９７９年４月１日にボウルダ（コロラド州）のバリ ラブにより発行された５ＳＥ３Ｂ使用説明書で見ることができる。

特に、参照により全体としてここに組み入れられる譲渡済みのブエルナの出願中 の出願第−−号に開示されているような切断電極を利用して達成される場合、電 気外科切断の利点は乾燥および損傷を伴う隣接組織の過熱が制限されるか或いは 防止されると言う点である。切断の所望の配向から離れた方向に引き裂きか起こ らないようにするには、きれいな制御された切断が特に望ましい。

本発明は蒸気のような問題のうちの１つまたはそれ以上を解消することに向けら れている。

Ｅ凹ｙ四ル玉 本発明の実施例によれば、拡張カテーテル組立体は、身体の導管に沿って長さ方 向に位置決めされ、半径方向に対称に拡張し、周囲の身体の組織に圧力を及ぼし て実質的に一様な接線方向の張力を与えるようになっている半径方向に拡張可向 に移動し、上記組織を切り込み、それにより拡張力による上記組織に対する損傷 を減じるようになっている切断要素とを備えている。

本発明の他の実施例によれば、拡張カテーテル組立体は、身体の導管に位置決め され、周囲の身体の組織に圧力を及ぼすようになっている半径方向に拡張可能な 部材を支持する遠位端部を有する細長い管状ボディと、拡張可能な部材を拡張さ せるための手段と、拡張可能な部材の外面に支持され、拡張可能な部材の外面と 協力して半径方向に移動し、組織を切り込み、それにより拡張力による組織に対 する損傷を減じるようになっている切断要素とを備えている。

使用中、本発明の新規なカテーテルは、組織が拡張部材により及ぼされる拡張力 を受けている間、組織に圧力を及はしてこの組織を張力下に置き、同時に組織に きれいな鋭い概ね長ざ方向に延びる切込みを形成する。この切込みにより、従来 装置を使用したときに起こる未制御の引き裂きと比較して、組織を所定の経路に 沿って比較的きれいな外傷の無い方法で分離する。

与えるようになっている半径方向に拡張可能で伸張不可能な部材を支持する遠位 端部を有する細長い管状のボディと、拡張可能な部材の外面に支持された切断要 素とを備えた拡張カテーテル組立体を身体の導管、脈管またはオリフィスに挿入 し、伸張不可能で拡張可能な部材をこれにより組苅り＜応力付与される程度まで 拡張し、拡張可能な部材を半径方向に収縮して拡張可能な部材および切断要素を 組織から離し、拡張カテーテル組立体を身体の導管、脈管またはオリフィスから 引き抜くことを特徴とする身体の導管、脈管またはオリフィスを拡張することを 特徴とする方法である。拡張可能な部材が半径方向収縮工程の前に所望の容量に 達するまで、これらの拡張および切込み工程を適当に繰り返す。

本発明による更に他の特徴は身体の導管、脈管またはオリフィスを拡張する方法 である。この方法は、拡張され、周囲の身体の組織に圧力を及ぼすようになっチ ル組立体を身体の導管、脈管またはオリフィスに挿入し、拡張可能な部材をこれ により組織が応力付与される程度まで拡張し、電気外科切断要素を作動して応力 付与された組織を切断要素により切り込み、電気外科切断要素の作動を中止しら 離し、拡張カテーテル組立体を身体の導管、脈管またはオリフィスから引き抜く ことを特徴とする。拡張可能な部材が半径方向収縮工程の前に所望の容量に達す るまで、これらの拡張および切込み工程を適当に繰り返す。

図面ｐ固巣在悦盟 本発明は全体にわたって同様な番号が同様な部分を示す図面を参照することによ りもっと良く理解されるであろう。

第１図は本発明のカテーテルの一実施例の部分横断面等角面である。

第２図は第１図の線２−２に沿った横断面図である。

第４図はすぼまされた状態にある第３図の実施例の断面側面図である。

第５図は膨らまされた状態にある第３図の実施例の断面側面図である。

第６図は第５図の線６−６に沿った横断面図である。

第７図は本発明の他の実抱例の断面立面図である。

第８図は患者の組織に選択的により深く切り込んでいくための手段を有する第１ 図に同様な図である。

発Ｂを実施するための最良の態様 第１図は全体的に１０で示す拡張カテーテル組立体を示しており、このカテーテ ル組立体は速断または他の閉塞を治療するために尿管または尿道のような身体の 脈管または導管を拡張するのに使用することができる。カテーテル組立体１．０ の主要素は、組立体１０の近位端部１２および組立体１０への種々のポート用の 部位を構成するアダプタ１１と、三重内腔カテーテルボディ１３１２図）と、膨 らまし可能で伸張不可能なバルーン即ちブラッグ部材１５と、切断要素１７、非 常に好ましくは、無線周波数電源により作動可能な無線周波数切断要素とである 。電気外科切断要素すなわち電極１７は長さ方向に延びる膨らまし可能なブラッ グ１５ど概ね平行に沿って延びるワイヤの形態である。使用の際、ブラッグ１５ を身体の導管の中へ外科的切断を必要とする位置まで長さ方向に挿入する。次い で、ブラッグ１５を所望の圧力（ト）１気圧）まで膨らましく伸張不可能なブラ ッグを一般に使用する）、身体の脈管または導管内の空間を占めるように膨張さ せる。次いで、無線周波数電流を切断要素１７に通す。これにより、ワイヤを外 方に移動させヱその方向に組織に隣接して切り込んでいく。その後、ブラッグが 完全に膨らまされるまで、必要な回数、加圧および切込み工程を適当に繰り返す （切込みを行う度に圧力が降下する）。このようにして、伸張不可能なブラッグ １５についての選択された大きさにより、切込み深さを制御し、且つ非常に大き い圧力をブラッダ内に及ぼし、身体の導管に過応力を付与するのではなく、次々 の切込みを形成することにより、引き裂きを回避する。

ワイヤ用の使用材料は電気外科的切断ワイヤ用に現在使用されている材料のうち のいずれでもよい。例えば、ワイヤはステンレス鋼またはタングステン製でよい 。先に述べた出願中のブエルカ特許出願［スリットを有する外装」における教示 によれば、ブラッグ１５からそむけたスリットは切断要素を取り囲んでいる。

図２でわかるように、３つの内腔のうちの１つは膨らまし／すぼませ通路１８と して機能し、第２の内腔は排出／法人通路として機能し、第３の内腔は切断要素 １７を支持する。

本発明によれば、膨らまし可能なバルーン／ブラッグ部材工５は、膨張されると 、特定な大きさおよび形状をとる伸張不可能な、即ち、定容量の種類のものであ る。か（して、バルーン部材１５はその選択長さを越えて身体の導管内で長さ方 向に著しくは延びることができない。更に、バルーン部材１５は選択された半径 まで半径方向に延びることしかできなく、かくして切込み深さを制御する。バル ーン部材Ｉ５は、弾性のバルーンができるようには、長さ方向に延びることがで きないので、その膨らましにより生じる力を包囲している身体の導管等に及ぼす はずである。対照的に、一部が特に狭くなり、特に耐膨張性である身体の導管内 で弾性のバルーンを膨張させると、バルーンは収縮しないように半径方向外方に 作用するのではなく、単に細長くなるだけである。起こるのは、バルーン内の力 のバランスであり、次いでバルーンは抵抗の最も少ない方向に膨張する。

本発明によれば、多くの理由で無線周波数切断要素■７を利用するのが好ましい 。１つの理由は、無線周波数切断要素Ｉ７が、これに無線周波数電流を通すこと により作動されないかぎり且つ作動されるまで、切断を行わないからである。

その結果、切断を望むような領域から離れたところに偶発的切込みか形成される ことがない。適切な制御により、切断を非常に鋭く定めることができ、引き裂き なしに、きれいな切込みとなる。かくして、この無線周波数切断または焼灼手法 は、ここに開示される形態の装置において、従来のカッターの使用を上回る顕著 な利点をもたらすことができる。

本発明によれば、バルーン部材１５は、一般に身体の導管に沿って長さ方向に延 び、その導管内に概ね対称に置か札そこで膨張できる。このようにして、バルー ン部材１５を膨張させると、このバルーン部材１５は身体の導管を構成している 組織に実質的に等しい接線方向の張力を及ぼす。この結果、切断要素１７により 切込みが行われ、この切込みは特にきれいに、一般にバルーン部材１５と平行に 進行する。本質的に、このようにして行われた切込みは、身体の空洞に沿って長 さ方向に進行し、身体の導管における接線方向の張力が実質的に一様ではない場 合のようには、角度をなして外れない。

本発明の最も好適な実施例によれば、切断要素１７は無線周波数切断要素であり 、ブラッグ部材１５ど平行であり、ブラッダ部材１５は、身体の導管に沿って長 き方向に延び、伸張不可能な（Ｊｌ−）単性の））性質のものであり、そして膨 張時に身体の空洞を構成している組織に実質的に接線方向の張力を及ぼすように 身体の空洞内に対称に置かれる。これにより、本発明の利点すべてを同時に実現 することができる。

アダプタ１１は、ブッラダ附／１１５を膨らませるための膨らませ媒体源（図示 せ豹またはブッラダ部材１５をすぼますための吸引源Ｑ；ｊＬ−ｒ、すｎに取付 けられるブラッダ膨らまし／すほませポートロ１９用の部位として機能する。こ のポート１９は、場合に応して、膨らまし媒体または吸引を調整するための弁２ ０を有している。ポート１９は膨らまし／すぼませ通路１８の近位端部に繋がっ ており、この膨らまし／すぼませ通路１８はポート１９からブラッグ部材１５ま で延びている。また、アダプタ１．１は排出管人口／出口ポート２２および切断 要素ポート２３用の部位としても機能する。排出ポート２２はスタイレットすな わちガイドワイヤを支持する内腔の近位端部に連結されている。排出ポート２２ は内腔から流体を除去するための部位、または流体を内腔に注入するための部位 として機能する。カテーテルボディの遠位端部は流体による内腔の洗浄またはブ ラッグ部材Ｉ５の取出しを容易にするために一連のドレイン穴２４を有している 。切断要素のポートには、「バナナプラグ」型切断要素コネクタ２５が取付けら れており、切断要素１７はこのコネクタからカテーテルボディ１３の内腔を通っ て延びていて、孔２６を経て内腔から出て行き、ブラッグ部材１５の外面に沿っ て続いている。切断要素１７はブラッダ部材１５から外方に向いている外部切込 み刃を有する細いワイヤよりなるのがよい。変更例として、切断要素１７は鋭い 刃、ビームでもよく、より好ましくは無線周波数切断または焼灼要素１７である 。要素／ブラッグは、沙な（とも、ブラッグ部材１５を膨らます場合）切断要素 Ｉ７がブラッグ部材１５の外面に支持されるが、ブラッダ部材１５を切り込むこ とが可能でないように構成される（例えば、要素１７は可撓性又は膨張性である ）。

望むなら、切断要素１７に露出されたブラッグ部材１５の外面の部分はブラッグ 部材１５が切断要素１７により切り込まれないように更に保護するために保護カ バー（図示せ”ｎを支持してもよい。切断要素１７はブラッグ表面から所定の間 隔を隔てて、或いはこの表面に直接支持される。切断要素１７は、表面に支持さ れる場合、表面の一体部分であってもよく、或いは表面に取付けられてもよい。

望むなら、切断要素Ｉ７はカテーテルボディ１３に対してコネクタを経て手で延 ばし入れ／引き込ませることができる。

尿道の拡張に使用するには、組立体１０の遠位端部は芳香族チップ２７を有する 。かかる構造は他の導管／オリフィスを拡張するには必要ではな（、望ましくは ない。尿道の拡張の場合、組立体１０は、任意に、カテーテルを人の身体の膀胱 首部に固定して拡張ブラッグ部材１５の正確な位置決めを容易にし且つ組立体１ ０の移動および変位の可能性を最小にするために拡張ブラッグ部材１５の遠位方 向に他の内腔および「フォレイ」型バルーンα罪世のを有してもよい。

カテーテル組立体の構成要素のうちの１つまたはそれ以上は、身体の脈管／導管 内への組立体１０の装入中、医師による組立体１０の透視化を容易するために放 射線不透過性材料製であるのがよい。

カテーテル組立体ｌＯを用いる代表的な外科手順は下記の工程を含む。まず細胞 スコープを拡張すべき脈管／導管／オリフィスに挿入する。脈管／導管／オリフ ィスを拡張する程度を測定し易くするために校正装置を細胞スコープに挿通ずる のがよい。次いで、第１図の拡張カテーテルを脈管／導管に所望の深さまで挿入 する。次いで、カテーテルおよびブラッグの位置を透視化するために細胞スコー プのレンズを挿入するのがい。かかる透視化を容易にするために流体を排出管を 通して注入するのがよい。適所にあれば、ブラッグ部材１５を膨らます。かかる 膨らましにより、切断要素１７が周囲の組織に接触するまで、ブラッグ表面が半 径方向に膨張するにつれて、切断要素１７を半径方向外方に移動させる。本発明 の好適な実施例によれば、上記のように、ブラッグ部材１５は伸張不可能である 。

ここで使用する場合、語「組織」とは、制限なしに、通常の組織、口組織、新生 組織１瘍）、または溶菌班のような閉塞体を含むものである。ブラッグ部材１５ の継続した半径方向の膨張により、切断要素１７を位置決めし、且つブラッグ部 材Ｉ５が組織に圧力を及ぼし、それにより、組織に実質的に一様な切込みを中の 過剰の応力の発生に因り引き裂かれることなしに膨張される。むしろ、組織は切 断要素１７により、きれいな集中的な概ね長き方向の形態で切り込まれ、拡張は 組織を制剛不可能には引き裂かず、且つ過剰な外傷および出血を引き起こさない 。膨らまされたブラッグ部材Ｉ５は出血を減じるタンポンのように作用する追加 の利点をもたらす。無線周波数切断要素１７は切断／拡張組合わせ作用下で制御 切込みを引き起こす方法で周囲の組織を切り込むようなものである。

脈管／導管／オリフィス組織を切り込み、拡張し、遮断／閉塞を除去した後、無 線周波数切断要素１７を通る電力をｌ断する。このような切断要素１７を使用す る場合、膨らまし／すほませポート１９を吸引圧または大気圧に接続し、膨らま し／すぼませポート弁２０を開くことによりブラッグ部材１５を拡張する。ブラ ッダ部材１５の拡張の結果、同時に切断要素１７カ＜ｔｍとの接触から半径方形 に引っ込む。ブラッダ覗第１５を一一旦すぼませれば、切断要素１７をコネクタ ２５を経て引っ込ませることができる。望むなら、ブラッグ部材１５、および／ またはタンポンとして作用するように再び膨らまされて適所に残留されたブラッ グ部材１５の完全な拡張の前に、切断要素１７を引っ込ませてもよい。しばしば 、切断要素１７を成る時間、例えば、約１０分から約２時間までの時間、創傷と 接触したままにし、次いでブラッグ部材１５を拡張し、カテーテルを引き抜くの が望ましい。変更例として、カテーテルを単に脈管／導管から全く引き抜くこと もできる。操作の特定な詳細は実施される特定の手順および手術を受ける特定な 人に応じて外科医により定められる。

第３図ないし第６図は使用中の全体的に２９で示す本発明の他の拡張カテーテル 組立体を示している。組立体２９の遠位端部のみを図示上である。便宜上、アダ プタ、膨らまし／すぼませポートを図示していない。遠位端部は膨らまし可能な 好ましくは伸張不可能なブラッグ部材３３を外面に支持した端部閉鎖カテーテル 管３２により構成されている。管３２の内腔３４は場合に応じて膨らまし流体／ 吸引源に連結されている。管３２はブラッグ部材３３の内腔３６に開口する半径 方向の孔３５を有している。ブラッグ部材３３の外面のまわりには、その遠位お よび近位端部の近くに、一対の膨張可能なリング状部材３７．３８が延びている 。これらのリングの間には、１つまたはそれ以上の切断要素３９がリングの長さ 方向および外方に延びるように取付けられている。

第３図（実線）および第４図は閉塞体４３により部分的に閉塞された脈管４２内 に位置決めされた組立体２９をすぼまされた状態で示している。ブラッグ部材３ ３を膨らますために、加圧流体をカテーテル管の内腔４４および孔３５を通して ブラッグ内腔に流入させる。ブラッグ部材３３の膨らましにより、リング部材３ ７．３８ａＦＪさせて切断要素３９を半径方向外方に移動させる。第３図（仮想 線）、第５図および第６図は切断要素３９が閉塞体を切り込んだ膨らまし状態で ブラッグ部材３３を示している。

第７図は本発明の全体的に４６で示し更に他の拡張カテーテル組立体を示してい る。組立体４６はそのすぼまされた状態で示されている。この組立体４６は、こ れを外装すなわち導入体４７内に収容し、焼灼要素４８を切断要素３９に連結し た以外は、構造か組立体２９と同様である。外装により、組立体４６を未露出方 法で脈管に導入し、使用のために外装の端部から突出させ、使用後、外装４７の 中へに再び引込まずことができる。突出および引込みは外装４７または組立体４ Ｇまたはそれらの両方の長さ方向相対移動により達成し得る。切断要素３９は無 線周波数切断要素であるのがよく、切断とともに焼灼か生じる。また、切断に引 続き、凝固発生無線周波数信号を切断要素３９に通すのがよい。

第８図は切断要素１７をブラッグ１５の支持表面を越えて前進させることができ る本発明の実施例を示している。第８図の実施例では、切断要素１７はアダプタ １１の領域で取付けられたアクチュエータ５５を有しており、このアクチュエー タ５５はアダプタ１１を通って延びている。ブラッグ１５を使用して切込みを完 了した後、すなわち、ブラッグ１５を完全に伸張させ、切断要素１７がブラッグ Ｉ５により支持されたときと同じ位に深く切り込んだ後、外科医はアクチュエー タ５５を随意に前進させ、それにより切断要素１７を前進させ、そして外方に撓 ませてブラッグ１５から離し、無線周波数電流を切断要素に通すと、所望の距離 、組織の中へ更に切り込んでいく。

産業上の適用性 本発明は拡張すべき身体の導管、脈管またはオリフィスを構成している組織の強 さを越えた拡張により引き起こされる引き裂きおよび外傷を事実上無くす、身体 の導管、脈管またはオリフィス内の制御された外科的拡張を行う装置および方、 本願は、一般に本発明の原理に従い、且つ本発明が関連する技術における公知す なわち慣習的な実施に入るような、上記の本質的な特徴に適用されるような、お よび本発明の範囲および添付の請求項の範囲に入るような本発明の開示からの逸 脱例を含む本発明のいずれの変更例、用途または改造例を含むのもである。

栗約査 拡張カテーテル組立体１０は、組織を拡張しかつ切開することによって、未制御 の引き裂きによる組織の外傷と損傷を減少し又は排除できる。組立体は、拡張可 能なブラッグ１５とブラッグの外側に支持される切断要素Ｉ７を支持し、ブラッ グの外と協力して半径方向に動く遠位端部を有する細長い管状ボディ１３を有す る。ブラッグは、直線状に延びず、一定の量までのみ延び、及び又は、利用され る切断要素は、高周波切断要素である。

国際調査報告

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．細長い軸線上に配置された管状ボディを備え、該管状ボディは、身体の導管 に長さ方向に位置決めされ、概ね半径方向に対称に拡張され、周囲の身体の組織 に圧力を及ぼして実質的に一様な接線方向の張力を与えるようになっている概ね 円筒形の半径方向に拡張可能で伸張不可能な部材を支持する遠位端部を有してお り、 拡張可能な部材を一定の容量および形状まで拡張する手段と、拡張可能な部材の 外面に概ね平行に支持され、拡張可能な部材の外面と協力して半径方向に移動し 、上記組織を切り込み、それにより拡張力による上記組織に対する損傷を減じる ようになっている切断要素とを備えたことを特徴とする拡張カテーテル組立体。
2. ２．切断要素は無線周波数の電気信号に応答して上記組織を切り込むことを特徴 とする請求項１に記載の組立体。
3. ３．切断要素は細長い軸線を含む平面に配置されていることを特徴とする請求項 １に記載の組立体。
4. ４．拡張可能な部材は膨らまし流体源に連結されるようになっている膨らまし可 能なブラッダであることを特徴とする請求項１、２または３に記載の組立体。
5. ５．切断要素は膨らまし可能なブラッダの外面に永久的に取付けられていること を特徴とする請求項４に書肺初祖立体。
6. ６．切断要素は膨らまし可能なブラッダの外面に取外し可能に支持されているこ とを特徴とする請求項４に記載の組立体。
7. ７．切断要素は拡張可能な部材の一体構成要素であることを特徴とする請求項４ に記載の組立体。
8. ８．切断要素は薄いワイヤよりなることを特徴とする請求項４に記載の組立体。
9. ９．管状ボディが収容される端部開口外装を更に備えており、使用後、管状ボデ ィを上記外装から引っ込めることができることを特徴とする請求項４に記載の組 立体。