JPH05506074A - 燃料を送出するためのユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 燃料を送出するためのユニット 従来技術 ）　本発明は主請求項の種類による、燃料を送出するためのユニットに関するゆ この種の公知のユニットでは前送出ポンプは流体ポンプから成り、主ポンプは内 接歯車ポンプ（いわゆるゲロータポンブＧｅｒｏｔｏｒ−Ｐｕｍｐｅ）から成っ ている。この装置では例えば自吸能力、流体ポンプに必要な高い回転数にかかわ らず低い運転騒音、小さな機械的廖耗、高圧力における良好な送出挙動並びに良 好な液力効率の要求は達成さ発明の利点 それに対して請求項の特徴を備えた本発明によるユニットは、このようなユニッ トに対して設定される作業能力の一層の改善が得られるという利点を有している 。この場合資用は公知のユニットに比べて大きいということはなく、しかも能力 は著しく高い。

本発明の他の利点は従属請求項から得られる。

図面 本発明の実施例が以下の説明と図面に記載されている。図面の図１は第１の実施 例の部分縦断面図、図２は第２の実施例の部分縦断面図、図３は図２の実施例の 変更形の縦断面図、図４は図３のｒ　ｖ−ｒ　ｖ線に沿った断面図１図５は図３ のＶ−■−線に沿った断面図発明の説明 図１による実施例では送出ユニットのコツプ形のケーシングが符号１０で示され ている。ケーシングは下端部に縦長の接続管部１１を有している。ケーシング内 部には電動機１２と２つの公知の構造形式の内接歯車ポンプ１３．１４が配置さ れているが電動機については下方部分しか示されていない、これらの部材は別体 のケーシング１５内に存在しており、そのカバー１６はケーシング１０の肩１７ に支持されている。カバー１６には２つのスリーブ１８．１９が当接していて、 これらのスリーブはペースプレート２０によって互いに分離されている。ケーシ ング１５にはカバー１６に向き合ってカバー２２が位置しており、かつ上記の部 材はねじ２３によって一緒に保持されている。カバー２２には出口スリット２４ が存在し、送出される燃料はここを通って電動機に沿って消費部まで流れる。カ バー１６内には入口スリット２５が設けられていてケーシング１０内の下方の空 間２６と連通しており、この空間はまた接続管部１１およびこれに固定された外 測の管２８並びに内側の管２９を介して燃料容器と連通しており、両者は耐燃料 性のプラスチック製である。

ユニット内部には駆動軸３０が延びていてスリーブ３２を貫通している。スリー ブはペースプレート２０と固定的に結合されている。駆動軸３０の端部に連行体 ３３が存在し、連行体は２つの爪３３Ａでもって前送出ポンプを形成する内接歯 車ポンプ１３の２つのスリット内へ係合している。内接歯車ポンプの内歯車と外 歯車はごく普通のものなので特に図示されていない。

ベースプレート２０内には内接歯車ポンプ１３の出口スリット３４があり、これ は同時に主送出ポンプの内接歯車ポンプ１４のための入口ユニットも成している 。

主送出ポンプの小歯車は駆動軸３０と固定的に結合された運行体の爪３６によっ て駆動される。前退出ポンプとして使われる内接歯車ポンプ１３の送出量は主段 として用いられる内接歯車ポンプ１４の送出量よりも大きいので、常に過剰流が 存在し、これが相当の動圧でもって場合により存在する気泡を圧縮し、したがっ て常に主段の完全な充填を行う。この過剰流はカバー１６のポンプに面した端面 に形成された通路３８を介して内側の管２９の接続管部２９Ａ内に達する。貯蔵 容器へのこの戻り管路内では絞り４４もしくは適当な形状の通路領域３８または 管路弁（これは所定の圧力に達すると閉止する）によって戻り流から動圧が形成 され、この動圧は特に熱時送出運転において場合により発生する気泡を圧縮し、 したがって主段のほぼ一定の送出を保証する。

接続管部１１およびケーシング１０に対する接続管９２９にのセンタリングのた めにはばね部材３９が設けられている。ばね部材は複数のばね爪４０．４１並び にばねジョー４２．４３を有していてばね爪は管２９をケーシング１０とカバー １６との間で軸方向に緊張させており、ばねジョーは接続管部ｌｌ内に突出して いて内側の管のセンタリングを行っている。

既述されたように、内接歯車ポンプ１３（前送出ポンプ）によって発生された過 剰量は通路３８および内側の管２９を介してタンクへ流れる。この場合通路３８ は、これが絞り４４に代わるような横断面を有していてよい５すなわち通路自体 が絞りとして働くようにしてもよい。

図２による実施例は、内接歯車ボンプエ３のための連行体が別の構成になってい る点で図１のものとは異なっている。この実施例ではユニットが中央の内管４５ を備え、内管が電動機内へ突入していてしかもカバー１６の下縁まで延びている ことが重要である。内管内にはリリーフ弁４６が配置されている。リリーフ弁は 球体の弁体４７を有し、弁体はばね４８のばね力によって内管内に形成された弁 座４９に対して押圧されている。弁体は電動機１２から内側管、外側管２８゜２ ９の方向に開く、最後に挙げられた２つの部材はもちろん図１の実施例とは少し 異なる構成にすることもできるが、しかしこれは発明に奉賀的なことではない。

上方の内接歯車ポンプの小歯車はやはり上記の実施例の場合と同様に駆動され、 前送出ポンプの小歯車は中間運行部材５１を介して駆動される。中間連行部材は ２つの逆方向に延びた突出部５１Ａないしは５１Ｂを有しており、これらの突出 部は一方の段の小歯車から他方の小歯車まで延びているために上方の小歯車の回 転運動が下方の小歯車へ伝達される。

この構成では構造上必要な間隙のために両ポンプの小歯車のＩＷｆＩＩｉ面間の ベースプレート２ｏにおいて僅かな漏れ流が生じる。この漏れ流を減少せしめる ために図３の実施例によればシールリング５３が設けられており、シールリング は半径方向でみて内側に対してもまた軸方向でみて下方に対しても漏れ流をシー ルする。

このシール部材の、シールすべき面に対する押圧力は外部からの流体圧によって 行われるが、流体圧は漏れ油流によって生ぜしめられるが、漏れ油流は今やシー ル部材の所で阻止される。

図４には内接ｍ’ｓポンプ１３（前送出ポンプ）の平面図が示されているが、ベ ースプレート２ｏによって覆われている１図５にはカバー２２によって覆われた 内接歯車ポンプ１４（主送出ポンプ）が示されている。

しかしこれらの図から歯車ポンプの構造および入口と出口のスリットが判る０図 ４には第１段の吸込みスリットが符号１２５で、ｔＪ１段の吐出出口が符号１２ ６で示されており、この吐出出口は第２段の入口スリットと一敗とている。図５ には第２段の吐出出口が符号１２４で示されている。

国際調査報告 国際調査報告 Ｓ＾４５６６２

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．車両の内燃機関ヘ貯蔵タンクから燃料を送出するためのユニットであって、 電動機（１２）によって駆動される前送出ポンプ（１３）とこの後方に接続され た、内接歯車ポンプとして構成された主ポンプ（１４）とを備えており、これら のポンプがケーシング（１０）内に配置されており、ケーシングの片側に外側の 供給管（２８）並びにこの内部の中心に延びた内管（２９）が配置されている形 式のものにおいて、前送出ポンプ（１３）も内接歯車ポンプとして構成されてお り、その送出量が主ポンプ（１４）のそれよりも大きく、両送出ポンプの小歯車 が電動機の駆動軸によって駆動されるようになっており、かつ前送出ポンプの戻 り路（パイパス）内に絞リ手段（３８，４４）が配置されていることを特徴とす る、燃料を送出するためのユニット。
2. ２．排出管（２９）がばね部材（３９）によってケーシング（１０）に対してセ ンタリングされており、かつばね部材がケーシング内でばね弾性的に軸方向、半 径方向に支持されている、請求項１記載のユニット。
3. ３．前送出ポンプと主送出ポンプとの間にケーシング固定のベースプレート（２ ０）が配置されており、ペースプレートにポンプの両送出側間に通路（２４）が 存在しており、かつペースプレート（２０）の中央の孔内に縦長のスリーブが固 定されていて、その外側の、小歯車の領域内に支承スリーブ（５４，５５）が配 置されている、請求項１または２記載のユニット。
4. ４．前送出ポンプの小歯車のための連行体（３３）が駆動軸の端部に配置されて いて、２つの突出部（３３Ａ）でもって小歯車のスリット内の係合している、請 求項１から３までのいずれか１項記載のユニット。
5. ５．主送出ポンプの小歯車のための連行体（３６）が突出部（３６）を備えてお り、突出部が駆動軸（３０）の付加部材（３７）に設けられていて、前記小歯車 のスリット内ヘ係合している、請求項１から３までのいずれか１項記載のユニッ ト。
6. ６．絞り手段が前送出ポンプの小歯車と隣接したケーシング壁との間にあって、 しかも排出管ヘ向かって延びた狭い通路（３８）として構成されている、請求項 １から５までのいずれか１項記載のユニット。
7. ７．内部に中央に延びた管（４５）が配置されていてしかも少なくとも電動機（ １２）から送出ユニットまで延びており、かつこの管内に排出部の方向に開くこ とができるリリーフ弁（４６）が設けられている、請求項１から６までのいずれ か１項記載のユニット。
8. ８．主段の小歯車と低圧側との間に、高圧側から低圧側ヘの漏れを阻止するシー ルリング（５３）が設けられている、請求項１から７までのいずれか１項記載の ユニット。
9. ９．内接歯車ポンプ（１３，１４）が偏心に関して１８０℃ずらされており、か つ組合わされた吸込兼吐出スリット（３４）を有するベースブレート（２０）に よって仕切られて配置されている、請求項１から８までのいずれか１項記載のユ ニット。