JPH05505308A - アオパンカビ発現システム - Google Patents

アオパンカビ発現システム

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JPH05505308A
JPH05505308A JP91506126A JP50612691A JPH05505308A JP H05505308 A JPH05505308 A JP H05505308A JP 91506126 A JP91506126 A JP 91506126A JP 50612691 A JP50612691 A JP 50612691A JP H05505308 A JPH05505308 A JP H05505308A
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スチユアート,ダブリユ・ドルシイ
アイビイ,ジヨン・エム
クー,ケニス
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ハワイ・バイオテクノロジー・グループ・インコーポレイテツド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アオJ<シカヒ発現システム 几1トケ払」L矩I一 本発明は、タンパク質発現のためにアオパンカビ((且−gユ)内で使用される DNA構築体に関する。
1に11 分子生物学は、種々の異なる源から多様なタンパク質を産生する機会を提供して きた。様々な発現構築体、並びに種々の宿主を用いる発現システムの開発に伴い 、発現レベル、DNA構築体の安定性、産生物の性質及び産生率に影響を及ぼす 様々な問題が考慮されるようになった。これらの事柄に加えて、所期の産生物を 分泌のためにシグナルペプチドと結合し得るという分泌の問題、並びに産生物を グリコジル化、アシル化、ホスホリル化、ペプチド開裂等によって更にプロセッ シングし得るという翻訳後プロセッシングの問題も注目されてきた。その他、通 常は生物学的又は生理学的活性と相関したものであり得るタンパク質産生物の折 りたたみの性質も考慮すべき事柄となっている。
現在多くの関心を集めているのは、(1)効果的に使用できる廉価な媒体を用い て容易に発酵し得、(2)産生物を高収率で産生し、(3)効率的な分泌を行う ことかでき、且つ(4)生物学的活性の高い産生物の単離及び精製が容易である 宿主を使用する異種タンパク質発現システムの開発である。
閏nぷ= 糸状菌形質転換システムに関する文献としては、米国特許第4,486,533 号、EP^(欧州特許量WB)第0.215,539号、EP八へ0.215, 594号、EP八へ0177243号、日本特許第60248181号、EP八 へ0172506号、EP^第0’220689号、−〇第8606097号、 EP^第0225078号、EP八へ0249350号、英国特許第2,200 ,118号及びEP^第0278353号が挙げられる。
Cwynneらは(1987)Bio/Tech、5,713−719で、ヒト インターフェロン及び細菌エンドグルカナーゼの産生に7−亘n1dulans を使用することを開示しており、Upshallらは(1987)同書5.13 01−1304に、活性ヒト組織プラスミノーゲン活性化因子の産生に前記と同 じ菌類分備用することを記述している。Cu l l enらは(1987)同 書5.369−376に、活性ウシキモシンの産生に前記と同じ菌類を使用する ことを記述している。I(arkk iらは(1989)同書9,596−60 3で、活性ウシキモシンの産生に菌WITrichoderma reesei を使用することを提案している。
免i二IIJL 本発明は、内在転写エレメントの転写調節下で異種読み取り枠のキメラ構築体を 含むDNAを使用するアオバンカビ発現システムを提供する。前記構築体を、標 識遺伝子、特に独立栄養変異体の相補性を与えるl[遺伝子と共に同時形質転換 すると、異種タンパク質を効率的に産生する形質転換細胞が得られる。
の ゛ t ; 第1図〜第6図は本発明で使用するプラスミドの製造分示す説明図である。
・ の= アイパンカビ宿主中で異種タンパク質を産生するための方法及び組成物を提供す る。DNA構築体としては、異種読み取り枠と内在転写調節領域とを使用するも のを製造する。調節領域は、異種遺伝子が高レベルで発現されるように、且つ転 写終結及びポリアデニル化が行われるように選択され、異種読み取り枠は、異種 タンパク質の効率的な分泌及びプロセッシングな実施せしめるシグナルをコード する。
アオバンカビ宿主の形質転換はスフェロプラストな用いて達成し得、その場合は 同時形質転換DNAが、細胞壁を再生させた後で形質転換宿主細胞の選択を可能 にするマーカーを供給する。形質転換宿主は次いで培養し、異種産生物の産生及 び分泌に使用し得る。
宿主はアオバンカビ、特に卜crassaである。本発明では多くの転写プロモ ーターを使用し得る。アオパンヵビ由来の転写プロモーターには、トチューブリ ン遺伝子、1jL−1遺伝子、インベルターゼ等がある。これらの遺伝子は、転 写プロモーターと、翻訳開始及び終止コドンと、翻訳された配列と、転写停止シ グナルとポリアデニル化シグナルとを含む、翻訳された配列でコードされるタン パク質は分泌シグナルペプチドを任意に含み得る。使用し得る分泌シグナル配列 としては、アオパンカビがら分泌されたタンパク質、例えばインベルターゼ、グ ルコアミラーゼ、ヌクレアーゼ、セルラーゼ、酸性ホスファターゼ、アルカリ性 ボスファターゼ等をコードする遺伝子に由来するシグナル配列、並びに分泌シグ ナルがアオバンカビ内で機能する異種タンパク質、例えばウシキモシンに由来す るシグナル配列が挙げられる。このような異種分泌シグナルは、産生ずべき異種 タンパク質か、又は産生じたいタンパク質以外の第2の異種タンパク質に由来し 得る。異種遺伝子は任意の起源、特定的には哺乳動物起1に由来し得る。好まし い哺乳動物遺伝子としては、血液タンパク質、例えば因子vm、組織プラスミノ ーゲン活性化因子、補体因子、結成アルブミン等、成長因子、成長ホルモン、イ ンターロイキン等1表面膜タンパク質、酵素、構造タンパク質、合成タンパク質 等が挙げられる。
本発明の構築体は通常の方法で容易に製造し得る0種々のDNAフラグメントは 天然の起源から取得し得、合成し得、又はこれらを組合わせたものであり得る。
フラグメントは、適当な配列を得るなめに、適当な操作方法により、制限エンド ヌクレアーゼ、in vitro突然変異誘発、ポリメラーゼ連鎖反応等を用い て操作し得る。付着端もしくはプラント末端を有するか、又は尾部に相補的配列 を有するフラグメントは連結反応によって結合し得る。
本発明のDNA構築体は、転写開始調節領域と、5′末端の転写されたが翻訳は されていない領域と、翻訳開始コドンと、分泌シグナルをコードする配列と、タ ンパク質の産生をコードする配列と、翻訳終止コドンと、転写終結領域と3順に 含んでいる。転写開始調節領域は、プロモーター及びエンハンサ−に関連した配 列を含むのが適当である。
5′末端の未翻訳領域は、通常アオパンカビプロモーターに隣接している配列に 由来するか、異種読み取り枠に対して5′末端側の配列に由来するか、又はこれ ら2つの組合わせであり得る。次は、翻訳読み取り枠内で異種読み取り枠又は遺 伝子に接している分泌シグナルをコードする配列である。終結コドンを有する読 み取り枠には、3゛末端の未翻訳領域、通常はポリアデニル化シグナル配列と、 アオパンカビ内で機能する終結調節配列とが続く。シグナル配列が存在しない場 合には、読み取り枠は固有の開始コドンを有する。他のDNAも、便益性、形質 転換及び発現の効率に関するこれら他のDNAの効果等に応じて任意に存在させ 得る。
転写調節領域は、特に物理的又は化学的物質を使用する場合には、構成的又は誘 発性であり得る0例えば、調節タンパク質が温度変化に反応する場合には、温度 感受性転写開始調節配列を使用し得る。あるいは、炭水化物(例えばグルコース 、スクロース、ガラクトース)のような化学物質ト調節に作用させてもよい。
本発明のDNA構築体は通常、該構築体の種々の製造段階でその構造又は部分を 分析ご行うことが可能なベクター中に形成する。有利には、複製システムと、形 質転換細胞を選択するためのマーカー、特に抗生物質のような殺生物質に対して 耐性のあるマーカーとを含み、且つDNA配列の挿入及び除去を容易にするため の1つ以上のポリリンカーを含み得る一般的なりローニングベクターを用いて、 大腸菌中でクローニングを行う。
本発明の構築体は、同時形質転換を用いてアオパン力ビスフェロプラストに形質 転換する。有利には、アオパンカビが本質的代謝物、例えばアミノ酸を合成する ことができない突然変異体であり得、同時形質転換DNAが原栄養体に栄養要求 体を補足する。例えばh i s −2(FungalGenetics 5t ock Center No、21)のような様々な栄養要求アオパンカビ突然 変異体が入手可能である。
形質転換は、適当な炭水化物を含んでいる等張培地中で、ポリエチレングリコー ルの存在下でスフェロプラストを使用して実施することができる。DNAの使用 量は通常約1〜5μg/10’細胞である。形質転換後は、原栄養体を選択する 培地中で細胞を増殖させる。これらの細胞は、所望の読み取り枠の存在と異種タ ンパク質の発現とを調べるために更にスクリーニングにかけ得る。
以下に、非限定的好適実施例を挙げる。
び ゛ □ 組換えDNA操作では、大腸菌株D H5a (BethesdaResear ch Laboratories[BRL])及びNM522を使用した。
N、crassa株h i s −2: m t r (SLuartら、19 88 Gene 30:198−203>は総ての操作で使用した。
14東先 大腸菌に関する標準的な条件(Maniatisら、1982 Mo1e−cu lar cloning、^ 1aboratory manual、Co1d  SpringHarbor Laboratory、 Co1d Sprin g Harbor、 NY)及びN、crassaに関する標準的条件(Dav is及びDeSerres、 1970Methods in Enz IIo lo 23:8O−143)を使用したが、相異点として、生、旺■」3質転換 細胞は、細胞外プロテアーゼの発現を抑制するためにトリプトンを2%含むブイ ヨンで培養しくDrucker、 1972. J、Bacteriolo 1 10:1041−1049)、またN、crassa培養のための炭水化物炭素 源を除去するか、又はLLL−1プロモ一ター構築体の場合にはスクロースに代 えてフル2ドース?用いるかのいずれかにした。
tAJLL匹ΣK DNA操作は総て、 Maniatisらの前述の文献(1982)及びAu5 ubelら著、 1987. Current Protocols in M olecularBiology、 John Wiley & 5onsに記 載されているような標準的方法に従って行った。制限酵素及びDNA修飾酵素は 、BRL、New England Biolabs、Pharmacia、B oeringer Mann−hei3 IIS Biochemicals及 びPromegaといった製造業者から入手した。DNA配列の分析は、5eq uenase(IJS Bioehemi−cals社の登録商標)とその製造 業者によって推奨されているプロトコルとを用いて、ジデオキシヌクレオチド法 (Sangerら、1977、Proc、Natl 、^cad、sci、Us A、74:5463−5467>により実施した。
N、crassaの′ N、crassaの形質転換は、Vo l 1eer及びYanofsyの方法 (1986Proc、Natl、^cad、sci、Us^、 83:4869 −4873)で行った。
要約すれば、5〜7日の培養物から分生子を回収し、1Mソルビトールの存在下 でNovozyme (Novolabs社)で消化してスフェロプラストに変 換した。これらのスフェロプラストを、50μMのスペルミジン、5mg/ml のヘパリン、40%のPE G ” 4000 ”及びIMのソルビトールの存 在下で1〜5μgのD N Aと混合し、2.8%の寒天と、IMのソルビトー ルと、2%のソルボースと、0.02%のイノシトールと、0.05%のフルク トースと、0.02%のグルコースとを含むVo l ge lのトップ寒天に プレートした。
VolLnerコスミド遺伝子ライブラリー(Vol 1eer及びYano− fsky、1986.Gene)から単離した野性型his−2一対立遺伝子を 含むコスミド6 : 11 E (Stuartら、 1988. Gene  30:198−203 )を用いてhis−2Hmtr株の形質転換細胞を得、 最少限のVoge l培地で原栄養体に関して選択することにより検出した。
凝1Lア」−女/− Fo l tmannの方法(Methods in Enz molo 19 :421−436(1970) )を少し変えて、キモシンの凝乳活性を調べた 。試f40.2mlと、50mMのCaC]2中10%(W/V)のCarna tion社製脱脂乳0.2mlとを1.5mlのマイクロ遠心管内で混合し、3 0℃でインキュベートした。凝固が初めて観察されるまでの時間を記録した。非 処理培養培地及び酸処理培養培地で凝乳活性を検査した0、 P H2で処理す るとプロキモシンが擬キモシン(pseudochysosin)に迅速に変換 され、pH−4,5で処理するとプロキモシンからキモシンに変換される( F o l tmann、1970、前記文献)。
擬キモシン及びキモシンは両方とも凝乳活性を示す、pH計を用いてpH調整を モニターした。0.1MのNaC1を含む試料にHCIを加え、室温で10分間 インキュベートし、5NのNaOHを加えて中和し、且つpH6,8リン酸塩M Ir液を濃度50mMまで加えることによって、試料を酸性化し且つ中和した。
凝乳に要した時間を精製キモシン(Sigma、 23.6単位hagタンパク 質)を用いて作成した標準曲線と比較することにより、所与の試料の単位を決定 した。1単位は、30℃、1公開で1mlの乳汁を凝固させるのに必要なキモシ ン量であると決定された。
九創彪4 アオバンカビ培養培地中の凝乳活性物質を、ウサギポリクローナル抗プロキモシ ン血清(M、MeCaman、Codonより寄贈)で沈降させた。1mlアリ コートに、3.8mg/mlのI gG (SDS−PAGEで測定)を含む抗 プロキモシン血清か、又は、陰性対照として、19.6μlの正常ウサギI g  G (Pierce、1.02m8/ml(最終IgG濃度〜20μ57m1 ))を含む抗プロキモシン血清を5.2μl加えた。第3のアリコートには血清 を全く加えなかったが、他の操作は総て行った(偽試料〉。4℃で一晩インキユ ベートした後、リン酸塩緩衝食塩水(pH7>中10%の1い」上Lb匹至l翠 iユaureus細胞懸濁液(Sigsa、結合力130μs IgG)を10 0μl加え、4℃で1時間インキュベートした。S、aureus細胞を200 0rpmで10分間遠心処理してベレット化し、上清を新しい管に移した。
ウェス −ンプロット Laemm l iの方法、(1970)227 :680−685、に従って SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動を行った。タンパク質をニトロセルロー スに電気移動させ(eleetrotransferred)、Towbinら の方法、(1979)Proc、Natl 、^cad、sei、UsA 76 :4350−4351、により免疫学的に検出した。アルカリ性ホスファターゼ (AP)に結合したヤギ抗ウサギIgGを用いて一次抗体を検出し、次いでAP 基質と共にインキュベートした(AP基質I!衝液15m1当たり5mgのN1 tro BlueTetrazolu+i及び2.5mgの5−ブロモ−4−ク ロロ−3−インドイル−ホスフェート)、ニトロセルロース上の非特異的結合部 位を5%(w/v)のCarnation社製脱脂乳でブロックした。
晴」1 ニープリン ベクター 大腸菌プラスミドベクターpTz 18R誘導体(L、A。
Rokeachら、Proc、Natl、Δcd、sci、Us^(1988) 、 85:4832)内で、トチニープリンプロモーターと5゛末端未翻訳mR NAリーダーのコーディング部分とを含むゲノムDNAフラグメントを、トチュ ープリンカルボキシル末端読み取り枠の小部分と翻訳終止コドンと転写終結シグ ナルとmRNAポリアデニル化シグナルとを含む第2のゲノムDNAフラグメン トと組合わせて、N、Crassa発現ベクターpTPT1を形成した。前述の 2つのトチユーズリンゲノムDNAフラグメントは、予めプラスミドpsV50 中でクローニングしたベノミル(benoBl )耐性を有するトチニープリン 対立遺伝子から得た(Vollmer及びYanofsky、Proc、Nat l、^cad、sc i 、USA(1986) 83:4869−4873) 、。
トチニープリンの発現に必要な配列は総て、psU50のゲノムSa l I  −Hi ndl[[DNAフラグメント上に存在する( Vol 1eer及び Yanofsky、 Proc、Nati、Δcad、sci、UsΔ(198 6) 83:4869−4873>、プロモーターと5゛末端未翻訳RNAリー ダーをコードする配列とをクローンするために、まずpsV50由来のSal  I−EcoRIフラグメントをpTz 18Rにサブクローンした(pTt20 .第1図)。プロモーターを含み且つ5′末端未翻訳RNAリーダーをコードす るpTt20由来のより小さい5aII−SfaNIフラグメント(352塩基 対(bp))をpUC19の5alI及びXmaI部位にサブクローンした(  Yanisch−Perron 、C,、Vieira、J 、及びMessi ng、J、 Gene(1985) 33:103−119) 、 S f a  N 1は翻訳開始ATGの10ヌクレオチド5′末端を開裂し、この部位に4 ヌクレオチド(5’ PO,−GGTT)オーバーハングを残す。
5faN1は、非対称DNA認諏配列の側面に位置する複数の配列に切断する制 限エンドヌクレアーゼ類の1つである。従って、5faN1によって形成される 付着端は側面のDNAの配列に応じて異なる。5faN1消化によって形成され た末端を、dATPのみの存在下でDNAポリメラーゼIのフレノウフラグメン トにより処理し、チュープリンプロモーターフラグメントの3′末端にジヌクレ オチド5°P○、−GG付着端を残した。
XmaIで消化し、フレノウ及びdCTPのみで処理し、フレノウを熱不活性化 し且つ5alI消化を行って、pUC19ベクターと製造した。dCTPのみを 存在させてXmaI付着端のフレノウ処理を行うと、5’ PO4−CCGGが 5°P○、−CCに変換される。これは、チューブリンプロモーターの修飾5f aNI端に対して相補的なものである。このようにして製造したpUC19にチ ューブリンプロモーターフラグメントを連結させると、pUC5’ T (第1 図)が得られる。これは、ジデオキシヌクレオチド配列決定によって確認した。
N、crassa 8−チューブリン翻訳及び転写終止と転写ポリアデニル化シ グナルとを含むゲノムDNAフラグメントを最初にBamHr〜Hindn[フ ラグメントとしてpsV50からpTz 18Rにサブクローンした(pt3’  BH1第2図)、この620bpフラグメントは、6−チューブリンのカルボ キシル末端103アミノ酸のコドンを含んでいる。
pt3’ BHのエキソヌクレアーゼm (ExoI[l )処理を行うことに より、前記アミノ酸のうち7つのアミノ酸のコドンを除去し、カルボキシル末端 24アミノ酸のみをコードする配列を残した。プラスミドpt3’ BHを制限 エンドヌクレアーゼ(LL■及びBamHIで消化し、Exol[lと共にイン キュベートし、単一鎖ヌクレアーゼS1で処理して端部をプラントにし、T4  DNAリガーゼで再び環状にした(recircularized) 、得られ たプラスミドpt3’ Ca5s I (第2図)は、DNAジデオキシヌクレ オチド配列決定によって調べると、6−チューブリンゲノムクローンの3′末端 から381bp挿入物を含んでいる。
このチューブリン3′フラグメントの5′末端に制限エンドヌクレアーゼ部位を 更に与えるために、pt3”−CassI由来のSac l−Hl ndlフラ グメントをp’rz18RのXbaI及びHi ndl[部位に移した。
pt3’ Ca5sIをSac Iで消化し、4ヌクレオチド3°−OH尾部を 除去する3°→5°エキソヌクレアーゼ活性と有するT4 DNAポリメラーゼ で処理し、且つHindll[で消化した。ベクターpTZ18RをXbaIで 消化し、フレノウで処理してプラント末端を形成し、Hindllで消化した。
このようにして形成したベクターに6−チューブリン3′フラグメントを連結す ると、pt3’ Ca5sI (第2図)が得られた。
pUc5’ T由来のチューブリンプロモーターフラグメントと、チューブリン 転写終止シグナル及びポリアデニル化シグナルと有するフラグメント(ターミネ ータ−フラグメント)とを組合わせて、チューブリン発現ベクターpTPT1  (第3図)′5:形成した。pTPTlはpTZ−18Rの誘導体pTZ18R at2中に形成した。この誘導体のマルチプルクローニング部位からは、エキソ ヌクレアーゼ消化によって、Hindl[i、影り垣■及びPstI以外の総て の制限エンドヌクレアーゼ部位を除去しておいた。p”rz 18RAT2はH indI[[で消化し、子ウシ腸ホスファターゼで処理して再環状化を防止した 。Hin−dm−反LLrチューブリンプロモーターフラグメント及びに工nl −H1ndnrチューブリンターミネータ−フラグメントを、アガロースゲル精 製によって、それぞれpUc5’ T及びpt3’ Ca5sI[から単離し、 これら2つのチュープリンフラグメントをpTZ18RAT2のHindllI 部位に連結した。得られたプラスミドpTPT1(第3図)は、チューブリンプ ロモーターとターミネータ−との開に3つの非反復制限エンドヌクレアーゼ部位 (KLXLI 、 S m a r及びBamHI)を有する。これらのチュー ブリンエレメントのDNA配列を第4図に示した。
モシンcDNA ウシキモシンcDNA含有プラスミドpBC8(DNA及び配列情報はDr、M 、McCaman−Codonにより寄贈された)ミドpBC8は翻訳開始AT G5’末端を3つ有しており、pBC8配列のコンピュータ分析の結果、cDN A挿入物の最初の148bPは実際にはキモシンの9番目(最f& )のエキリ ンの一部分の逆方向重複(inverted duplication)である ことが判明した。この逆方向反復の最後の7つのヌクレオチドは、キモシンmR NAのcDNA配列(Harris。
T、J、R,、Love、P、^、、Lyons、^、、Thomas、P、G 、、Eaton、M、^、N、。
Mi I I 1can 、T、)1. 、Patel 、T、P、 、 Bo se 、C、C,、Carey 、N、H,、及びDoel 、M、T、、Nu cl 、^cid Res、(1982) 10:2177−2187)の6番 目〜12番目のヌクレオチドと相同である。従って、cDNA挿入物の最初の1 41のヌクレオチドは外来のものであり、mRNAの最初の5つのヌクレオチド はpBC8には存在しない。
重複エキジン9配列分除去するために、cDNA挿入物の5′末端をExol及 びSIヌクレアーゼで消化した。
エキソヌクレアーゼ反応を様々な時点で停止させ、DNAと更にHindll) で消化した。このHindllはcDNAの3゛末端で切断する。ExoII[ 消化の種々の時点で得られたDNAをゲル精製し、pTzl 8RのHincI I及びHindl11部位にサブクローンした(第5図)、これらプラスミドD NAの一部の挿入サイズを、制限酵素で消化したDNAのアガロースゲル電気泳 動によって測定し、3つの候補クローンの正確な終結点をジデオキシヌクレオチ ド配列決定によって調べた。これらのクローンの1っpBC−18HHは、14 1の重複ヌクレオチドを、そのうち3つを除いて総て欠失していた。
ア パン ビ ベ − への モシンcDNA ブ且:二弘乙グー 2つの異なる発現ベクター、即ち前述のpTPTl及び後述のpMTF52を用 いて、ウシキモシンcDNAクローンpBC18HHをN、crassa中に発 現させた。p’rcT中のトチニープリン/キモシン融合体の構造を第6図に示 した。キモシンcDNAフラグメントをpTPTl中に挿入するために、mIで の部分消化とHincIIでの完全消化とによって前記フラグメントをpBc1 8HHがら除去した。キモシン読み取り枠内にはLILI部位が1っ存在する。
Lと工工での部分消化及びアガロースゲル精製の結果、前記内部部位で切断され ていないDNA分子が選択された。
ベクターpTpT1は、プロモーターとターミネータ−との間の単−KLXLI 部位及びBamI部位を消化することにより、前記キモシンフラグメントを受け 取るように形成した。キモシンcDNAフラグメントをこのベクターと混合し、 相補的LIL1部位を連結した0次いで、4つのデオキシヌクレオチドトリホス ファターゼを総て存在させてフレノウで処理することにより、ベクターのB a mHI付着端をプラントにし、その後連結を続けてプラントHincff末端を プラント化BamHI末端に連結した。
トチスーブリン/キモシン融合遺伝子のDNA配列は第7図に示す。
これらの検査に使用した第2のLerassa発現ベクターは11L−1遺伝子 をベースとする(MeNally及びFree、 (1988)Curr、Ce net、14(6) :545−552) 。
GRG−1は、グルコースを欠失した細胞内のアバンダント(abundant )m RN Aをコードするグルコース抑制遺伝子である(McNally、M 、J、及びFree、S、S、、Current Genetics(1988 )14(6) :545−551)。提案されている7、000ダルトンのタン パク質の機能はまだ解明されていない。転写プロモーターと、2つのイン1〜ロ ンによって中断された読み取り枠と含む転写配列と、潜在的ポリアデニル化シグ ナルを含む3つの側面配列とを含んでおり、最初はcDNAとしてクローンされ たゲノムフラグメントを幾つかの発現ベクター中にクローンし成長させた( F ree、個人的通信)。この検査で使用したpMTF52は、GRG−1読み取 り枠と、大腸菌トグルクロニダーゼをコードする配列と、GRG−1ポリアデニ ル化部位とに先行する単−XhoI部位の前の未翻訳リーダー配列の67個のヌ クレオチドを含んでいる。x」二1−−Lベースの発現ベクターpMTF52中 へのサブクローニングを容易にするために、pBc18HH中のキモシンcDN A配列のXba1部位5°にXh。
Iリンカ−を挿入してpBc18XHを得たく第8図)。
XhoIリンカ−(配列5°CCTCGAGG3°)の付加には5ethの方法 (Seth、^、、1984.Gene Anal、Tech、、1:99−1 03)を使用した。p BC,18HHeXb a Iで消化し、フレノウで処 理して末端をプラントにし、非ホスホリル化し、過剰な非連結リンカ−を5ep hadex (登録商標)[;50でのスピンカラムクロマトグラフィーによっ て除去した0次いて、1分間90°Cに加熱し、急冷し、ポリヌクレオチドキナ ーゼ及びATPを用いてDNAの5°○Hをホスホリル化することにより、非連 結リンカ−ストランドを除去した。
次いで、プラスミドの8つのヌクレオチド単一鎖尾部をアニールし、T4 DN Aリガーゼで連結した0次いで、pBc18XH由来の5alI−XhoIフラ グメントをpMTF52のXhoI部位にサブクローンしてpGRC52を得な く第8図)。
このプラスミドからのキモシンの発現には、翻訳開始ATGとキモシン分泌シグ ナルペプチドとを使用する。未翻訳リーダーとプレプロキモシンの最初の37個 のアミノ酸とを包囲するmRNAの配列は下記の通りである:GRC52の 5′末端未翻訳1!jL−1リーダーを含むm−上/キモシン融合転写体の一部 分、並びにキモシン読み取り枠の最初の1108のヌクレオチドを下に示す0位 ’l−106での想定上の転写開始は、McNally及びFreeにより前述 の文献(1988)で提案されている。m i配列は下方枠内に示し、Xhol リンカ−配列は下方枠内で下線を付けて示し、ウシキモシン配列は上方枠内に示 した。プレプロキモシンのアミン末端S7アミノ酸は、プロキモシンの頭部を明 示しながら示した。
caucauc agccaacaaa gcaaucacau cuucac uacu ucaaaucaaC−5o −40−30 acaacacuca aaceacuuuc 匹五坦弘CUpreゆ AGAGUCUCCCGGCUGGACCCAGAUCCAAG AUCAGG UGUCUCGUGGUGCUMetAr(lcys LeuValValLe upro吟 ACtJUGC1)GtJCUUCGCUCUCU CCCAGGGCGCUG AGAUCACCAGGAUCCClJCLeuAlaVal PheAlaL au 5erGlnGlyAla Glu工1eThr Arg工1ePr。
UGUACAAAGG CAAGUCUCUG AGGAAGGCGCUCAA GGAGCALeuTyrLysGly LysSerLeu ArgLysA la LeuLysGluHisN、crassaによるウシキモシンのウシキ モシンを、子ウシの第四胃内で、分子量(MW)42.000ダルトンのプレプ ロ酵素として合成する。これを分泌中に処理してプロ酵素(40,400MW) とし、酸性条件(pH5以下)で自己触媒的に活性酵素(35,6000MW) に変換する。これらのウシキモシンの発現検査には、N、crassa株his −2;mtrを使用した。 N、crassa株his−2:mtrの形質転換 は、コスミド6:11E his−2−+との同時形質転換及び原栄養体に関す る選択によって達成した。形質転換したコロニーを傾斜培養し、安定な6:11 E形質転換を意味する正常な増殖率を示すものだけを更に分析した。21の安定 な形質転換細胞からの分生子を用いて5mlのVoge I トリプトンブイヨ ン培養物を接種し、2日目の培養培地を凝乳活性について定性分析した。6:1 1Eのみを含む細胞(株6 : 11E)の培養物は乳汁を凝固させなかったが 、pGRG52及び6:11Eを両方とも含む14の細胞培養物は乳汁を確実に 凝固させた。これら14の細胞培養物のうち7つは乳汁を14時間以内に凝固さ せ、残りの7つは6時間以内に凝固させた。ρGRC52形質転換細胞の1つで ある株63は他の形質転換細胞よりも遥かに大きい凝乳力を示し、乳汁を6分以 内で凝固させることができた。
残りの検査はこの株63だけを対象に行った。
株63の凝乳力は免疫沈降性であることが判明した。株63及び6:11Eを5 日間培養した後の培養培地を凝乳活性検査にかけたところ、この活性を示したの は株63の培養培地だけであった0株6:11Eの培地は活性を全く示さなかっ た1株63培養培地の3つの1mlアリコートを、1)ウサギ抗プロキモシン血 清の存在下、2)ウサギ非免疫血清の存在下、又は3)無血清のいずれかで一晩 インキユベートし、その翌日に、固定S、aureus細胞を用いて抗体−タン パク質複合体を沈降させた。試料2)及び3)並びに非処理培養培地の上清は凝 乳力を保持していたが、抗プロキモシン抗体と共にインキュベートした試料1) は凝乳力を完全に喪失していた1株63が示した凝乳力はアオバンカビプロテア ーゼではなくキモシンに起因するものであり、また可溶性キモシンは細胞から分 泌されると結論された。
キモシンが自己の分泌シグナルペプチドを用いて分泌する効率を測定するために 、株63の細胞内及び細胞外タンパク質のウェスターンプロットで検出された抗 原性物質3調べた。その結果、キモシンの大部分は細胞から分泌されることが判 明した。ウサギ抗プロキモシン血清でプローブしたこれらのゲルのウェスターン プロットでは、所期のキモシン分子量(35,600ダルトン)を有するバンド が特異的に同定された。このバンドは、非処理培養培地と、pH4,5及びpH 2の処理培養培地とに見られた。これは、プロキモシンが分泌後にキモシンに変 換されることを示唆するものである。これは、アオバンカビ培養物の増殖中に観 察されるpH低下に起因し得、非処理培養培地における凝乳活性の観察に合致す る。pH2処理試料では、前記バンドよりやや大きい第2のバンドが観察される 。これは、前述の低PHで発生する擬キモシンによるものと考えられる。
アオバンカビ培養培地中のキモシンの比活性を測定すべく、ウェスターンプロッ ト分析によってキモシン量を測定した。培養5日の増殖培地では、0.03単位 /mlの凝乳活性が見られ、キモシン量は60単位/ m gタンパク質の比活 性で500ng/m (2,5μlの40X濃縮試料当たり〜50ng)と推算 された。これは、Sige+a社がら入手し得る最高比活性のキモシン(製品# R4879,60単位/mgタンパク質)を凌ぐ結果である。
株his−2,mtrのpTCT形質転換細胞について得られた凝乳活性は株6 3から得られた活性と比肩し得るものであった0分生子単離体は分泌キモシンを 様々なレベルで示した1株11を、形質転換に次いで明らかなホモ接合度が得ら れるまで継代培養した。継代培養株11/3は、静止培養で増殖させると、生物 学的に活性のキモシンを1!当たりmgの量で産生できると評価された。
前述の結果から明らかなように、アオパンカビは異種遺伝子の発現及びプロセッ シングを行うための効果的且つ効率的なシステムを提供する。従って、異種遺伝 子を生物学的に活性な形態で高効率で産生ずるための市販のシステムを開発し得 る。これらの産生物は単離及び精製が容易であり、タンパク質産生物を経済的に 供給し得る。
本明細書で引用した発行物及び特許出願明細書はそれぞれ個々に、本明細書に参 考として包含される。
以上、実施例を挙げて本発明の詳細な説明してきたが、当業者には明らかなよう に、本発明はこれらの実施例には限定されず、様々な変形をその範囲内に含む。
1)c會1 FIG、 3 日G、4 特表平5−505308 (10) FIG、 5 FIG、 6 要約書 異種のタンパク質の産生にN+u+o+po+x e+a+sx形賀転換体を使 用する。DN人構築体は、Neu+o+po+z内で機能する転写調節領域と翻 訳調節領域下で異種遺伝子を使用して産生される。機能性シグナル配列が異l遺 伝子産物の分泌のために提供される。栄養要求性!1eutolpora宿主が 使用され、前記構築物と相補性遺伝子の組合わせにより形質転換される。得られ た形質転換体は異種産生物の効果的分泌を提供する。
補正音の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成4年9月11日 濁

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.アオパンカビ菌類に対して異種のペプチドを産生する方法であって、 コンピテントアオパンカビ宿主細胞を、該宿主内で機能する転写開始調節領域と 、この開始調節領域の転写調節下の異種遺伝子と、前記宿主細胞内で機能する転 写終結調節領域とを含むDNA構築体、並びに前記構築体を含む宿主細胞を選択 するために前記宿主細胞中で発現できる標識遺伝子を含むDNA配列で形質転換 し、前記標識遺伝子によって前記構築体を含む細胞を選択し、 前記宿主細胞を増殖させて前記遺伝子を発現させ、前記ペプチドを産生する ことからなる方法。
  2. 2.前記アオパンカビがN.crassaである請求項1に記載の方法。
  3. 3.前記形質転換を、前記宿主細胞のスフェロプラストによるDNA取り込みに よって行う請求項1に記載の方法。
  4. 4.前記転写開始調節領域が前記アオパンカビ宿主細胞にとって外因性のもので ある請求項1に記載の方法。
  5. 5.前記転写開始調節領域がB−チューブリン又はgrg−1遺伝子の調節領域 である請求項4に記載の方法。
  6. 6.前記異種遺伝子がキモシンをコードする請求項1に記載の方法。
  7. 7.前記構築体が更に、読み取り枠内で前記遺伝子の読み取り枠に接している分 泌用配列をコードするシグナル配列をも含んでいる請求項1に記載の方法。
  8. 8.アオパンカビ菌類に対して異種のペプチドを産生する方法であって、 コンピテントN.orassa宿主細胞を、該宿主内で機能する転写開始調節領 域と、この開始調節領域の転写調節下でシグナル配列の無いペプチドを発現する 異種遺伝子に読み取り枠内で接する分泌用シグナル配列を含む読み取り枠と、前 記宿主細胞内で機能する転写終結調節領域とを含むDNA構築体、並びに前記構 築体を含む宿主細胞を選択するために前記宿主細胞内で発現できる標識遺伝子を 含むDNA配列で形質転換し、 前記標識遺伝子によって前記構築体を含む細胞を選択し、 前記宿主細胞を増殖させて前記遺伝子を発現させ、前記ペプチドを産生する ことからなる方法。
  9. 9.前記シグナル配列及び前記異種遺伝子が同一遺伝子に由来するものである請 求項8に記載の方法。
  10. 10.前記開始調節領域がB−チューブリン又はgrg−1アオパンカビ遺伝子 に由来するものである請求項8に記載の方法。
  11. 11.前記読み取り枠がキモシンをコードする請求項8に記載の方法。
  12. 12.アオパンカビB−チューブリンもしくはgrg−1転写開始調節領域と、 この開始調節領域の転写調節下にありアオパンカビに対して異種である遺伝子と を含むDNA構築体。
  13. 13.前記遺伝子がキモシンである請求項12に記載のDNA構築体。
  14. 14.DNA構築体とDNA配列とを含むアオパンカビ細胞であって、前記DN A構築体が、当該細胞内で機能する転写開始調節領域と、この転写開始調節領域 の転写調節下の異種遺伝子と、当該細胞内で機能する転写終結調節領域とを含ん でおり、前記DNA配列が、当該細胞中で発現できる標識遺伝子を含んでいるア オパンカビ細胞。
  15. 15.前記異種遺伝子がキモシンをコードする請求項14に記載のアオパンカビ 細胞。
  16. 16.前記開始調節領域がアオパンカビB−チューブリン又はgrg−1転写開 始調節領域である請求項14に記載のアオパンカビ細胞。
  17. 17.前記異種遺伝子の転写と、その結果得られたRNAの翻訳との結果として 、異種タンパク質を産生する請求項14に記載のアオパンカビ細胞。
  18. 18.前記異種タンパク質がキモシンである請求項17に記載のアオパンカビ細 胞。
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