JPH05504745A - 折り畳みカバーを有した鏡付き日除け板の為の半自動開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 折り畳みカバーを有した鏡付き日除は板の為の半自動開閉装置 発明の分野 この発明は、折り畳みカバーを有した鏡付き日除は板の為の半自動開閉装置に関 係しており、特にモジュラ−構造の自動車用の鏡付き日除は板に適用可能である 。

発明の背景 自動車においては、乗客側の日除は板に一般的にはバニティミラーとして知られ ている鏡が当初からの装備として設けられている。このような日除は板がモジュ ラ−構造である時には、実質的に角柱形状をした容器と使用者により適宜開閉可 能なカバーとを通常基本的に備えている。

この容器は、鏡表面と通常の使用以外に鏡の機能を向上させるよう工夫された手 段及び／または装置とを格納するような寸法にされている。このような手段及び ／または装置は、例えば鏡の周囲の近傍を照らす為の手段である。カバーの目的 は、容器中に格納された鏡表面を隠し環境の状況による鏡表面の反射性の低下を 防止することにより鏡表面の反射性を維持することである。

カバーが枢動可能に鏡の角柱形状をした容器に取り付けられている場合、鏡はカ バーを鏡表面を覆う閉位置及び／または鏡表面を露出させる開位置に保持する手 段及び／または装置を要求する。

ヒンジにより取り付けられたカバーを有したバニティミラー付きの日除は板は、 「自動車用日除は板」の為のスペイン国実用新案第２７６．３５２号公報及び「 自動車用改良日除は板」の為のスペイン国実用新案第２７６．３５３号公報に記 載されている。これら両者の実用新案は、それらを特徴づけている新規な構成以 外では、カバーを閉位置に保持する為に使用される手段が異なっている。

スペイン国実用新案第２７６．３５２号公報では機械的な圧力を利用した閉鎖手 段の作用によりカバーが閉位置に保持されており、スペイン国実用新案第２７６ ．３５３号公報では磁気を利用した閉鎖手段の作用によりカバーが閉位置に保持 されている。

一般的には、ヒンジにより回動可能なカバーを有したバニティミラー付きの日除 は板の公知の例は、以下に記す如き欠点にさらされている。その第１は、カバー を閉位置及び／または開位置に保持する手段は構成部材の数が大変多く製造及び 組み立ての費用が高価であり、その結果として最終的な製品をより高価にしてい ることである。第２は、カバーを閉位置及び開位置に保持する手段は信頼性に欠 けていて、しばしばカバーの思いがけない外れが生じていることである。そして 第３は、上記手段の手動操作もまた比較的頻繁に鏡構成部材の変形及び／または 破壊を生じさせている。

発明の要旨 モジュラ−構造の日除は板に格納されているバニティ−ミラーの為のカバーの使 用者による位置保持及び操作に影響を及ぼしている上述した如き種々の問題を安 価にしかも高い操作性を伴って解決出来る折り畳みカバーを有した鏡付き日除は 板の為の半自動開閉装置を提供することを本願発明の問題としている。

この発明の半自動開閉装置は鏡の容器の内部に２つの相互に独立した保持ばねを 備えていて、これら２つの保持ばねは容器の２つの短縁の夫々においてカバーの 対応する回動中心線の近傍に配置されており、これら２つの保持ばねの夫々、は 対応する保持手段により鏡の容器及び鏡のカバーに取り付けられていて、一端が 容器中に掛は止めされ他端がカバー上に作用することにより常に捩じりが負荷さ れており、その結果としてカバーの回動軌跡の中間位置からカバーの回転の開方 向と閉方向である２つの正反対の方向への保持ばねの作用によるカバーの自動的 な回動が行われる。

この発明の半自動開閉装置はまた、保持ばねを鏡の容器及びカバーに取り付けて いる保持手段が以下のようにして形成されていることを特徴としている。

即ち、鏡の容器の両横側においてカバーの回動中心線から比較的短い距離の位置 で２つの相互に対向した掛は止めオリフィスがカバーの回動中心線を横切ってい て、これらの掛は止めオリフィスの夫々には対応する保持ばねの一端か掛は止め されていて、上記一端は対応する掛は止めの位置において自由に回転する。

またカバーの両側において２つの相互に対向したスラストオリフィスがカバーの 回動中心線を横切っていて、これらのスラストオリフィスの夫々は対応する保持 ばねの他端を格納しており、上記他端は対応する格納位置において自由に回転す る。そして、これらのスラストオリフィスにより規定されている実質的な長手方 向中心線はカバーの長手方向回転中心線よりもカバーの外表面から大きな距離離 れているとともにカバーの長手方向回転中心線よりもカバーの前端から小さな距 離しか離れていない。

この発明の折り畳みカバーを有した鏡付き日除は板の為の半自動開閉装置の構成 部材の数が少ないことは、これらの構成部材の製造及び組み立てが非常に簡単で あるという事と共に一般的には製造コストに関しての重要な要素である。

このような特徴的な構成のお陰でこの発明の半自動開閉装置は、バニティ−ミラ ーの使用の通常の状態では、カバーの２つの位置、即ち開位置と閉位置、のいず れにおいてもカバーの不適当な外れを防止する。

この発明の半自動開閉装置の操作は非常に簡単であり、使用者はバニティ−ミラ ーの表面を覆ったり露出させたりする時の通常の使用状態では構成部材に変形や 破壊を生じさせるような機械的な超過荷重を負荷させることがない。

保持ばねが上述した如き捩じりの下で常に作動していることにより、この発明の 半自動開閉装置は以下のように作動する。即ち、カバーが閉位置に配置されてい る時にバニティ−ミラーの表面を露出させるには、使用者は保持ばねの動作に打 ち勝つのに十分な力をカバーの前縁に負荷しカバーを比較的小さな距離回転させ る。比較的閉位置に近い所定の中間位置に到達すると、人手により開始された回 転はバニティ−ミラーの表面か露出され使用者がバニティ−ミラーを使用出来る ようになる所望の開位置まで保持ばねの作用の下で自動的に継続される。

これとは逆、即ちバニティ−ミラーの表面が露出されている時に上記表面を覆う 為には、使用者は上述した方法と同様に保持ばねの力に打ち勝つようカバーの前 縁に力を負荷してカバーを前述の所定の中間位置まで回転させなければならない 。この位置からカバーは、保持ばねの作用の下で人手により開始された回転をバ ニティ−ミラーの表面が器われる閉位置まで自動的に継続させる。

図面の簡単な説明 この発明の折り畳みカバーを有した鏡付き日除は板の為の半自動開閉装置は添付 の図面に示されている。

図面において： 第１図は、この発明の一実施例に従った折り畳みカバーを有した鏡付き日除は板 の正面図である。

第２図は、第１図に示されている折り畳みカバーを有した鏡付き日除は板の側面 図である。

第３図は、第１図の折り畳みカバーを有、した鏡付き日除は板を折り畳みカバー を開位置に配置した状態で示す正面図である。

第４図は、この発明の一実施例に従った折り畳みカバーを有した鏡付き日除は板 の保持ばねの正面図である。

第５図は、第４図の保持ばねの側面図である。

第６図は、折り畳みカバーが開位置に配置された状態における第１図の折り畳み カバーを有した鏡付き日除は板の主要部分の断面図である。

第７図は、第６図の状態における第１図の折り畳みカバーを有した鏡付き日除は 板の主要部分の動作を示す概念図である。

第８図は、折り畳みカバーが中間位置に配置された状態における第１図の折り畳 みカバーを有した鏡付き日除は板の主要部分の断面図である。

第９図は、第８図の状態における第１図の折り畳みカバーを有した鏡付き日除は 板の主要部分の動作を示す概念図である。

第１０図は、折り畳みカバーが閉位置に配置された状態における第１図の折り畳 みカバーを有した鏡付き日除は板の主要部分の断面図である。

第１１図は、第１０図の状態におけるＳ１図の折り畳みカバーを有した鏡付き日 除は板の主要部分の動作を示す概念図である。

実施例の詳細な説明 この発明の一実施例に従った折り畳みカバーを有した鏡付き日除は板は、第３図 に示す如く、容器１及び鏡Ｅのカバール構造の日除は板中に合体させることが出 来る。

〜　第１図及び第２図に示す如く、鏡Ｅの容器１は実質的に角柱形状をしていて 、この実施例では鏡表面ＳＥの他に鏡Ｅの周囲の近傍を電気的に照らす為の手段 ＩＥを格納するよう・寸法が決定ぎわでいる。なお上記手段ＩＥは第３図に示さ れている。明らかなように、鏡Ｅの容器１は鏡表面ＳＥの他に鏡Ｅの機能性を向 上させる為の他のいかなる手段及び／または装置も格納するよう寸法を決定する ことも出来る。

第１図及び第３図はカバー２を第１図及び第３図においを示しており、第６図乃 至第１１図には上記手段が鏡Ｅの容器１及びカバー２にどの様にして設けられて いるかを示してか設けられているのとは反対側に形成されている凹所３を示して おり、凹所３は鏡表面ＳＥを露出させる為に使用者がカバー２の前縁４を保持し てカバー２を回動させる作業を容易とする。

第４図及び第５図は、２つの保持ばねＲの夫々の両端にどの様にして横方向延出 部５ａ及び５ｂが設けられているかを示しており、この実施例では横方向延出部 ５ａ及び５ｂは同じ長さである。横方向延出部Σ土及び、−＋−の夫々の自由端 には曲折終端５ａ−及び５ｂ−が形成されている。

第３図、そしてより詳細には第６図、第８図、及び第９図、には、保持手段ＭＲ が保持ばね旦をどのようにして鏡旦の容器１及びカバー２に取り付けるかが示さ れており、保持保持手段性旦は鏡旦の両側に、容器１上に設けられた貫通掛は止 めオリフィス６と、カバー２に形成された垂直延出部７上の貫通スラスト孔８と 、を備えている。

ここにおいて容器１上の貫通掛は止めオリフィス６には対応する保持ばねＲの横 方向延出部５ｂの曲折終端５ｂ−がぴたりと格納されており、カバー２の垂直延 出部７上の貫通スラスト孔８には対応する保持ばねＲの横方向延出部５ａの曲折 終端５ａ−がぴたりと格納されている。

保持ばねＲの横方向延出部５ａ及び５ｂの曲折終端５ａ′及び５ｂ−の両者は夫 々が格納されている貫通スラスト孔８及び貫通掛は止めオリフィス６において回 動可能である。

第６図、第８図、及び第１０図は、第３図において参照符号ＬＶＩにより指摘さ れ鏡Ｅの容器１の両横側に形成された貫通掛は止めオリフィス６により規定され た実質的な長手方向中心線と長手方向回転中心線９とが容器１の上縁９から同じ 距離に配置されていることを示している。

第６図は、第３図において参照符号ＬＶ２により指摘され鏡Ｅのカバー２の両横 側に形成された貫通スラストオリフィス８により規定された実質的な長手方向中 心線がカバー２の外表面、ミニから長手方向回転中心線且よりも大きな距離離間 していてカバー２の前縁１０からは長手方向回転中心線且よりも小さな距離しか 離間していていないことを示している。

この発明の折り畳みカバーを有した鏡付き日除は板の為の半自動開閉装置は以下 のようである。

第６図とその概略図である第７図は、鏡表面ＳＥを露出させる開位置にカバー２ がどのようにして配置されているかを示している。このような状況の下では、カ バー２の位置とは無関係に上述した如く常に捩じりを受けている保持ばね旦は貫 通掛は止めオリフィス６により容器１を押圧しているとともに貫通スラストオリ フィス８によりカバー２に作用している。このようにして保持ばねＲは、車両の 走行中に発生する振動によりカバー２が不用意に鏡表面ＳＥを覆う閉位置へと移 動するのを防止しながらカバー２を鏡表面旦を露出させる開位置に保持する。

鏡表面ＳＥを覆う為には使用者はカバー２の前縁に適切な方向に力を負荷するた けである。この力の目的は、保持ばねＲによりカバー２に負荷されている回転モ ーメントに打ち勝ってカバー２を第８図及びその概略図である第９図に示された 所定の中間位置まで移動させることである。

この所定の中間位置からは、保持ばねＲによりカバー２に負荷される回転モーメ ントが逆転されるので使用者がカバー２にどのような力を負荷しなくても保持ば ねＲがカバー２を駆動してカバー２を自動的に第１０図及びその概略図である第 １１図に示す閉位置へと回動させる。

鏡表面ＳＥが覆われている閉位置においては、前述した開位置の場合と同様に、 保持ばねＲの作用がカバー２の意図しない開放を防止する。

カバー２を鏡表面ＳＥを露出させる最初のまたは開位置へと回動させるには、使 用者はカバー２の前縁にこの回動に対応した方向に力を負荷するだけである。こ の力はカバー２を閉位置に保持している保持ばねＲの圧力に打ち勝ってカバー２ を第８図及びその概略図である第９図に示された所定の中間位置まで移動させる 。この中間位置からは、前述したのと同様に、保持ばねＲによりカバー２に負荷 される回転モーメントが逆転されるので使用者がカバー２にどのような力を負荷 しなくてもカバー２上における保持ばね凡の作用によりカバー２を自動的に第６ 図及びその概略図である第７図に示す鏡表面ＳＥが露出された開位置へと回動さ せる。

）’／Ｇ、／ ｗｅ、２ Ｆｌ気３ 要　約　書 折り畳みカバーを有した鏡付き日除は板の為の半自動開閉装置は、鏡（Ｅ）の容 器（１）の内部において容器の２つの短縁の夫々でカバー（２）の回動中心線（ Ｇ）の近傍に対称に配置されていて保持手段（性旦）を構成している対応するオ リフィスにより鏡（Ｅ）の容器（１）及び鏡のカバー（２）に取り付けられてい る２つの相互に独立した保持ばね置からカバーの回転の開方向と閉方向である２ つの正反対の方向へのカバー（２）の自動的な回動を生じさせるよう常に捩じり が負荷されている。

国際調査報告 国際調青報告

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．鏡（Ｅ）の容器（１）の内部に２つの相互に独立した保持ばね（Ｒ）を備え ていて、これら２つの保持ばねは容器の２つの短縁の夫々においてカバーの対応 する回動中心線（Ｇ）の近傍に配置されており、これら２つの保持ばね（Ｒ）の 夫々は対応する保持手段（ＭＲ）により鏡（Ｅ）の容器（１）及び鏡のカバー（ ２）に取り付けられていて、一端（５ｂ′）が容器（１）中に掛け止めされ他端 （５ａ′）がカバー（２）上に作用することにより常に捩じりが負荷されており 、その結果としてカバー（２）の回動軌跡の中間位置からカバーの回転の開方向 と閉方向である２つの正反対の方向への保持ばね（Ｒ）の作用によるカバー（２ ）の自動的な回動が行われる、 ことを特徴とする折り畳みカバーを有した鏡付き日除け板の為の半自動開閉装置 。
2. ２．保持ばね（Ｒ）を鏡（Ｅ）の容器（１）及びカバー（２）に取り付けている 保持手段（ＭＲ）は；鏡（Ｅ）の容器（１）の両横側においてカバー（２）の回 動中心線（Ｇ）から比較的短い距離の位置で回動中心線（Ｇ）を横切って相互に 対向して配置され、対応する保持ばね（Ｒ）の一端（５ｂ′）が掛け止めされて いて、上記一端をそれらの掛け止めの位置において自由に回転自在とする、２つ の掛け止めオリフィス（６）と； カバー（２）の両横側でカバーの回動中心線（Ｇ）を横切って相互に対向して配 置され、対応する保持ばね（Ｒ）の他端（５ａ′）を格納し上記他端をそれらの 格納位置において自由に回転自在としている２つのスラストオリフィス（８）と ； を備えており、 これらのスラストオリフィス（８）により規定されている実質的な長手方向中心 線（ＬＶ２）がカバー（２）の長手方向回転中心線（Ｇ）よりもカバーの外表面 （ＳＴ）から大きな距離離れているとともにカバーの長手方向回転中心線（Ｇ） よりもカバーの前端（１０）から小さな距離しか離れていない、 ことを特徴とする請求項１に記載の折り畳みカバーを有した鏡付き日除け板の為 の半自動開閉装置。