JPH05504185A - 内燃機関及びその方法並びにそれらに用いるノズル部材 - Google Patents

内燃機関及びその方法並びにそれらに用いるノズル部材

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JPH05504185A
JPH05504185A JP3503223A JP50322391A JPH05504185A JP H05504185 A JPH05504185 A JP H05504185A JP 3503223 A JP3503223 A JP 3503223A JP 50322391 A JP50322391 A JP 50322391A JP H05504185 A JPH05504185 A JP H05504185A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はガス燃焼式内燃機関に用いる燃料燃焼システムに関し、より詳細には、 プリチャンバーを形成するとともに、複数の噴射通路を存する前燃焼チャンバー 組立体に関する。
〔発明の背景〕
オツトーサイクルは、通常、内燃機関として形成され、この内燃機関か吸入、圧 縮、出力及び排気という経時的に予め定められた工程でオツトーサイクルにより 作動している。このようなオツトーサイクルエンジンとして、例えば、4サイク ルや2サイクルのレシプロ型エンジンかある。さらに、オツトーサイクルエンジ ンでは、キャブレターによって燃料と空気か予め混合されて均一な可燃性混合気 か形成される。この混合気か吸入工程の間にエンジン燃焼室に送り込まれる。
オツトーサイクルエンジンの出力の制御は、各サイクル毎に燃焼室内で燃焼する 可燃性混合気の質量を変えることにより行われる。この制御は、例えば、バタフ ライバルブなとのスロットルにより行われる。すなわち、スロットルか、吸入工 程の間に燃焼室に送られる混合気の空燃比を変えることなく、可燃性混合気の量 を変える。圧縮工程時には、可燃性混合気は燃焼室の閉した空間内で圧縮される 。圧縮工程の終了時付近において、スパークプラグやグロープラグなとの点火装 置が可燃性混合気に点火し、高温燃焼ガスをつくり出す。この高温燃焼ガスは膨 張工程において可動ピストンに対して膨張し、これにより出力かつくり出される 。
化学量論的なオツトーサイクルエンジンでは、燃焼室内の極大値となる温度によ って窒素酸化物(NOx>が生成される。この極大値となる温度は、燃焼室内に 存在する空気の一部である窒素と酸素の結合である窒素の酸化すなわち窒素の燃 焼を促進するものである。生成されるNOxの量は温度の上昇、高温か保たれて いる時間の長さ、酸素の濃度に伴って増大する。
この生成されるNOxの量を減少させるため、最近ではり−ン燃焼式(空燃比か リーンである形式のもの)のオツトーサイクルエンジンか開発されている。この リーン燃焼式ガスエンジンにおいては、主燃焼室に送られる可燃性混合気は燃料 を完全燃焼させるのに必要なi以上の空気を含んでいる。可燃性混合気中の空気 量を大きくするほど、燃焼混合気の温度は、同量の燃料を含む化学量論的可燃性 混合気の燃焼により生成される温度はど高くはならなくなる。NOxの排出量は 燃焼室内で生じるピーク温度に直接関係するので、化学量論的エンジンにより生 成されるNOxのしヘルか約20g/HP−HRであるのに対して、これらのリ ーン燃焼式エンジンか生成するNOxのレヘルは約1〜2g/HP−HRである 。
空燃比をリーンとすることによって、特に、ホアの大きいエンジンにおける主燃 焼室内ての完全かつ十分な燃焼と電気点火装置とを両立させることか困難になっ ている。それはスパークプラグなとの単一の点火源からの炎の伝播か遅くなるか らである。このような状況の下、圧縮工程終了時またはその付近においては、点 火源から遠く離れている遠隔領域における圧力と温度とによって、炎の伝播に先 かけて自然着火か生しることがある。この自然着火を防止するためには、この自 然着火か起こる前に炎か遠隔領域に短時間で伝播することか必要である。
リーンの混合気を着火させるために必要な電気的エネルギーは化学量論的な混合 気の場合よりも大きい。現在の高電圧スパークプラグ及びグロープラグの技術状 況を考えればそのようなプラグの十分な寿命を確保することは困難である。
適当な大きさの前燃焼用チャンバーすなわち副燃焼室を用いることによって、主 燃焼室の点火容量をより大きくすることか可能である。この副燃焼室から高温の 燃焼混合気か炎の前面として通路を介して主燃焼室に送られ、リーンの可燃性混 合気の安定燃焼を可能にする。副燃焼室は、一般的に、主燃焼室の非圧縮時の全 容積の約2〜5%の容積を有し、さらに、この副燃焼室の内部にはスパークプラ グやグロープラグなとの点火装置か配置されている。リーンの可燃性混合気は吸 入工程の間に主燃焼室に送られ、直ちに副燃焼室の内部に流入できる状態になる 。点火装置は極めて小さな点火源であるため、多くのリーレ燃焼式オツトーサイ クルエンジンでは別個の燃料供給源から新たに燃料を副燃焼室に補給し、副燃焼 室内部の燃料濃度を高めている。主燃焼室内部のリーンの空燃比の可燃性混合気 は燃料濃度の高い副燃焼室を希釈し、燃焼かより容易な化学量論的な混合気に近 づく。圧縮工程の後半において、副燃焼室内部の可燃性混合気はα火装置により 県人される。高温の燃焼混合気か炎の前面を形成し、通路を介して副燃焼室の内 部に進み、これによって、リーンの可燃性混合気か着火する。
しかしなから、大径の主燃焼室かリーンの空燃比て作動される場合には、主燃焼 室における炎の伝播速度か比較的遅く、炎の前面かタイムリーに主燃焼室内部に 完全に浸透せず、このため、燃焼か不完全または間欠的になってしまう。この結 果として、P、科消費量か増大し、炭化水素化合物の排出量か増大し、さらに、 極めて狭い範囲の空燃比てしか作動しなくなるという問題を生しる。さらに、燃 焼機関自体か爆発特性に関する燃料の物理的性質に大きく影響されるようになり 、これによって、工〉ノンの作動範囲か限定されるととに、市場での価値も低下 する。
さらに、点火式エンジンでは定常状態で少なくとも25〜30%の作動マージン (ミスファイアまたは不安定速度と爆発との間の%差として定義されるもの)か あることか望ましい。これは、エンジンの制御システム(このシステムは多くの 場合、機械式である)か、ミスファイア、すなわち、極めて短い時間での爆発を 生じることなく、安全に空燃比を制御することかできるようにするためである。
また、エンジンのミスファイアか多くなったときにのみ悪化するブレーキ燃料消 費量(BSFC)も作動マージンの所定の割合以上の一定値を維持することか望 ましい。
以上の克から、現在求められていることはガス燃焼式オツトーサイクル内燃機関 に対する燃料燃焼システムを改良することである。なお、このガス燃焼式すソト ーサイクル内燃機関は副燃焼室と複数の通路を形成している副燃焼チャンバー組 立体を有するものであって、複数の通路は、副燃焼室内部の高温燃焼混合気を制 御自在に膨張させ、これを炎の前面としてリーンの可燃性混合気を安定に燃焼さ せるのに十分な速度で主燃焼室内部に導くように配置されている。かかる構成は 、開学焼室と主燃焼室との間の圧力比によってエンタルピーの減少分(これは等 エントロピー膨張を介して生しる)を藺述の通路における運動エネルギーの増加 分に転換させるという利点をもたらすのものでなければならない。
また、かかる構成により、燃焼ガスか極めて大きい速度て主燃焼室に浸透するよ うになるとともに、炎の前面において乱流か増大するものでなければならない。
この構成によって得られる主燃焼室に関する降下は、燃焼かより早く、より完全 に行われることてあり、これに伴って、炭化水素化合物のレベルを減少させ、N Oxを減少させ、作動マージンを広くすることかできるものであることかゼ・要 である。
本発明は、以上述へた問題の一つまたは二つ以上を解決することを目的とするも のである。
〔発明の内容〕
本発明に係るエンジン用燃料燃焼システムは、副燃焼室を形成する開学・焼室組 立体と、副燃焼室用気体燃料源と、副燃焼室に入って、膨張する燃・焼気体を形 成する空気と燃料の可燃性混合気に点火する点火手段とを備える。燃焼気体は音 速よりも速い速度で副燃焼室から排出される。
また、本発明に係るガスエンジン用燃料燃焼システムは比較的リーンの気体燃料 と空気の可燃性混合気を燃焼させるものてあって、主燃焼室と副燃焼室組立体と を備えている。副燃焼室組立体は、双方て副燃焼室を形成するヘット部材及びノ ズル部材と、副燃焼室に入って、膨張する燃焼気体を形成する可燃性混合気に点 火する点火手段とを有している。ノズル部材は、複数の排出通路手段を形成して おり、このm出通路手段は膨張している燃焼気体を制御して副燃焼室から主燃焼 室へ音速以上の速度で導く。
また、本発明に係る副燃焼室組立体用のノズル部材は、キャビティを形成してい る管状体を有している。この管状体は第一の内面と、第二のほぼ円錐形に収束す る面と、第三の縮径の円筒内面と、第三の内面と近接して接続する端部壁とを有 している。また、管状体は複数の排出通路を形成しており、この排出通路の各々 はノド部分と、外方に分岐する部分とを有している。
本発明に1系るエンノン用主燃焼室は副燃焼室を形成している副燃焼室組立体を 有している。副燃焼室内部において可燃性混合気に点火し、膨張する燃焼気体を 形成するだめの点火手段も設けられている。ノズル部材は、複数の排出通路を形 成しており、この排出通路は膨張している燃焼気体を制御して副燃焼室から主燃 焼室へ音速以上の速度で導く。
さらに、本発明はエンノン内において気体状燃料と空気とのリーンの可燃性混合 気を炉焼させる方法に関する。このエンジンは主燃焼室と、副燃焼室を形成して いる副燃焼室組立体と、複数の排出通路と、副燃焼室内の混合気を点火する点火 手段とを備えている。空気と燃料からなる比較的リーンの混合気は主燃焼室に導 かれ、気体状燃料は副燃焼室に導かれる。リーンの混合気は段階的に主燃焼室内 部で圧縮され、リーンの混合気の一部は半径方向内側に追いやられて排出通路を 通り、そこで副燃焼室内部の燃料と混合する。燃焼気体は副燃焼室から制御自在 に音速以上の速度て主燃焼室へと導かれる。
〔図面の簡単な説明〕 第1図は、内燃機関に組み入れられた副燃焼室組立体を有する本発明に係る燃料 燃焼システムの第一実施例の部分的な側面断面図である。
第2図は、第1図の2−2線におけるシリンダーヘットの底面図である。
第3図は、第1図の領域3の拡大図である。
第4図は、第1図、第2図及び第3図に示したノズル部材の先端の拡大断面図で ある。
第5因は、第4図に示したノズルの端面図であって、複数のuF出通路を示して いる。
第6図は、オツトーサイクルの吸入及び出カニ程の一部においてのクランクシャ フトの角度(単位は度)に対する主燃焼室内部での圧力上昇分(KPa)(実線 )を示すグラフである。
第4図は、副燃焼室組立体の第二の実施例を示す、第4図と同様の断面図である 。
第8図は、第7図のノズルの端面図である。
〔好適な実施例〕
第1図乃至第5図には本発明に係る燃料燃焼システム10の第一の実施例か示さ れている。第1図にはオツトーサイクル型のスパーク点火式ガス燃焼型内P機1 !!+2の一部が示されている。内燃機関j2はシリンダーブロック14と、シ リンダーブロック14に着脱自在に取り付けられたシリンダーヘッド16とを有 しており、本発明に係る燃料燃焼システムlOは各々のシリンダーに設けられて いる。本実施例においては、内燃機関12は約11000rpの最高回転速度と 約11対1の圧縮比とを有している。
燃料燃焼システム10は、ビス)・ン20と、シリンダーライナー22と、一対 の吸入バルブ24と、一対の排気バルブ30と、副燃焼室組立体32とを備えて いる。吸入バルブ24は、オツトーサイクルの吸入工程において、空気と燃料か らなる所定量のリーンの可燃性混合気をピストン20の上方の主燃焼室28に直 接に導くものである。排気バルブ30は、オツトーサイクルの排気工程において 、主燃焼室28から燃焼気体を排出させるためのものである。本実施例において は、可燃性混合気にはメタンと空気とか含まれており、主燃焼室における空燃比 は約21対lである。種々の点火特性及び燃焼特性を存するエタン、プロパン、 n −ブタンなとの他の気体状燃料を種々の空燃比て用いることも可能である。
シリンダーライナー22はシリンダーブロック14に着脱自在に取り付けられて おり、直径へを有する円筒壁すなわちポア34を形成している。シリンダーヘッ ド16の下面36と円筒壁34とピストン20の波動状上面38とて主燃焼室2 8の境界か形成されている。本実施例において設けられている吸気制御バルブ手 段24は二つの吸気バルブ40を備え、排気制御バルブ手段30は二つの排気バ ルブ42を備えている。吸気バルブ40と排気バルブ42はシリンダーへyド1 6の内部て軸方向に可動であり、図示されていないか、機械式バルブトレインま たは他の制弾装置によって駆動される。
ピストン20は中心軸44を有し、シリンダーライナー22のポア34の内部て 往復運動を行い、オツトーサイクルの圧縮工程において、可燃性混合気を圧縮し 、それによって、加圧する。本実施例においては、ボア直径Aは約300mmで ある。
副燃焼室組立体32はシリンダーヘッド16の内部に着脱自在に取り付けられて おり、はぼ円筒状の段付きヘット部材46と、中心軸50を有する閉した管状の ノズル部材48とからなっている。ヘッド部材46とノズル部材48はrlnc onel 625Jのようなスティンレス鋼からつくられることか好ましい。
Nnconel」はInternational N1ckel Compan y、Inc、の登録商標である。ヘッド部材46とノズル部材48とは、それら か結合することによって、はぼ軸方向を向いた副燃焼室52を形成する。この副 燃焼室52は所定の形状と容積とを存している。ピストン20の中心軸44とノ ズル部材48の中心軸50は同軸であることか好ましい。
第3図および第4図に示すように、ノズル部材48は管状体54を備えており、 この管状体54は円筒状の上部外周面56と、中央に位置する外周環状フランジ 58、環状フランジ58か形成しているリングシート59と、円筒状の下部外周 面60と、円錐状の外周面6Iとを存している。外周面60はシリンダーヘッド 16の内部に形成されている下部ボア62に嵌合しており、リングシート59と 中間ボア68の環状端面66との間には環状シールリングすなわちガスケット6 4か配置されている。
管状体54は上方に開口するキャビティ70を有している。さらに、管状体54 は、半径方向に所定の厚さを育し、円筒状の内周面74を育する下部管状壁72 と、下方に向かうにつれて厚さか増し、はぼ円錐状の内周収束面78を有する中 間管状壁76と、上部管状壁72の厚さよりも厚い半径方向の厚さを有し、縮径 された円筒状内周面82を有する下部管状壁80とからなっている。第4図に示 すように、円筒状の内周面74は第一の所定の断面積を有する直径Bを形成して おり、縮径された円筒状内周面82は、半径Rを有し、第二の所定の断面積を形 成している直径Cを形成している。第一の所定の断面積は第二の所定の断面槽の 3. 0〜6.5倍であることか好ましい。本実施例においては、直径Bは約3 7.3mmであり、約1225.418mm”の断面積を有している。直径Cは 約16.0mmであり、約201.062rnm2の断面積を有しており、これ は直径Bの断面積よりも約6,095倍小さい。
円錐状の収束面78は滑らかな環状の移行表面8Bを介して上面74と接続して おり、さらに、滑らかな環状の移行壁面90を介して下面82にも接続している 。表面74.78.82,88.90は中心軸50の回りの回転体表面であるこ とか好ましい。さらに、円錐状の収束面78は中心軸50に関して所定の角度り だけ傾斜している。この角度りは25度以上であり、本実施例では30度とする ことか好ましい。
管状体54は平坦な内周面94を有する下部端壁92を備えている。端壁92は 下部壁80に接続しており、キャビティ70の下端を効果的に閉している。端面 94の上方の下部内周面82の軸方向の長さは半径Rの2〜4倍であることか好 ましい。表面74.78,82,84,88,90.94は表面平均粗さくRa )か約0.80マイクロメーターである比較的滑らかな表面であることか好まし い。
第3図に示すように、ヘット部材46の下部端面100は副燃焼室52を形成し ているキャビティ70の上端を閉している。下部端面100は表面平均粗さか約 0.80マイクロメーターの比較的滑らかな表面であることか好ましい。ヘッド 部材46は、さらに、円筒状の案内面102と、環状のシールリングジートI0 4と、ジート104の上方の円筒面106とを存している。案内面+02は管状 体54の上部円筒状面74の中に滑り嵌めによって入れ千成に入れられており、 環状スティールシールリングすなわちガスケット108はヘッド部材46のリン グシート104とノズル部材48の環状端面110の間に配置されている。第1 図に示すように、ヘッド部材46は、シリンダーヘット16の中に形成されてい る段付き上部ボア112の中に一対のホルト114によってシールされた状態で 取り付けられている。段付きボア+12は中心軸50と同軸であり、円筒状第一 内周面116と、円筒状第二内周面118と、円筒状第二内周面120とをシー ルした状態で有している。
副燃焼室52の容積は主燃焼室28の容積よりも小さくなるように選定されてお り、主燃焼室の全非圧縮容積の約2〜5%となるようにすることか好ましい。
本実施例においては、主燃焼室28の非圧縮容積は約2.119,500mm3 てあり、副燃焼室52の容積は約63,585mm’すなわち主燃焼室28の非 圧縮容積の約394である。
第4図および第5図に示すように、ノズル部材48は排出通路手段130を形成 している。排出通路手段+30は複数の排出通路+32を存している。排出通路 132は、半径方向外方に分岐する幾何学的な所定の断面を有しており、副燃焼 室52と連通している。排出通路132は音速以上の速度で燃焼ガスを制御自在 に膨張させるとともに、副燃焼室52から主燃焼室28へ向かわせ、複数の位置 で同時に主燃焼室内の可燃性混合気に点火し、燃焼させる。
本実施例においては、周方向に等間隔に配置された8個の排出通路132か設け られており、これらの排出通路132の各々は中心軸+34と所定の軸方向長さ しとを存している。各中心軸+34はノズル部材48の中心軸50に対して約6 5〜85度の範囲で所定の角度Eたけ傾斜していることか好ましく、本実施例で は傾斜角度は約80度である。ノズル部材48の円錐状外周面61は中心軸j3 4に直角である。各排出通路132は、はぼ円筒状の内周面138を有するノド 部136と、円錐状の内周面+42および所定の長さし、を有する円錐状の外方 に分岐する部分140とを有している。表面138,142は中心軸+34を中 心とする回転体の表面であることか好ましい。内周面+38はノド部の直径Fお よび所定の断面積Atを形成している。本実施例では、ノド部136の直径Fは 約4..50mmであり、断面積Atは約15.9mm2である。8個のノド部 の断面積Atの合計は約127.2mm2である。直径Cにおける断面積は、ノ ド部の断面積Atの合計よりも約1.25〜1.75倍であることか好ましい。
円錐状の分岐部分140は所定の断面積Aeを形成する出口直径Gを有している 。本実施例においては、出口直径Gは約4.70mmであり、断面積Aeは約1 7.34mm”である。ノド部の断面積Atと出口の断面積Aeとの比は約10 1対1から2.10対1の間であることか好ましく、本実施例ではその比は約1 .09対1である。分岐部分140の軸方向長さLlはノド部の直径Fの2倍以 上であって、排出通路132の全長しの85%以下であることが好ましい。
本実施例においては、排出通路132の軸方向長さしは約15mmであり、分岐 部分140の軸方向長さLlは約11mmである。
排出通路132の内周面138,142は表面平均粗さくRa)か約0.80マ イクロメーターの比較的滑らかなものであることか好ましい。
第1図に示すように、シリンダーヘット16には通路148か形成されている。
この通路+48は別個の燃料源(図示せず)から、段付きボア112の第二内周 面+18とヘット部材46の回りに形成されている環状溝154とによって形成 されているシールされた環状チャンバ152に気体状燃料を導く。ヘット部材4 6の通路156は気体状燃料を環状チャンバ152から制御バルブ手段+60へ 連通させる。制御バルブ手段160は、エンノンの負荷および速度に応して、吸 気マニホールド圧力以上の1〜50KPaの圧力て所定量の燃料を受け入れる。
本実施例では、最高負荷および速度時において、供給圧力はオツトーサイクルの 吸入工程における副燃焼室52への約207〜241KPaである。制御714 1手段+60は、オツトーサイクルの圧縮、燃焼、排気工程の間において、燃焼 気体か副燃焼室52から通路156へ流れることを防止するためのちのである。
第3図に示すように、バルブ制置手段160はチェックバルブ組立体162を備 えている。チェックバルブ組立体162はヘット部材46の内部に形成された段 付きボア+64にシールされた状態て螺合されている。チェックバルブ組立体1 62は二つの位置を取ることかできる自由浮動ボールチェック+66を備えてい る。このボールチェック166は、燃料か副燃焼室52へ流れるようにする第一 モード位置または開モード位置と、ボールチェック166が円錐状シート168 と係合して、気体か副燃焼室52から燃料源150へ流れないようにする第二モ ード位置または閉モート位置とを有する。ヘット部材46に設けられた通路17 0はチェックバルブ組立体162を副燃焼室52に接続している。
上部管状壁72と中間管状壁76との結合部の高さの位置において管状体54に 半径方向通路174か形成されている。そこには、副燃焼室52内部の可燃性混 合気を県人するための点火手段176か設けられており、この点火手段176は 電極180を存するスパークプラグ178を有している。スパークプラグ178 はシリンダーヘット16の中に螺合されており、電極]80は通路174を介し て副燃焼室52に露出するようにされている。スパークプラグ178は通常の手 段で電気的に付勢される。
第4図および第8図は本発明の第二の実施例を示している。この実施例では、排 出通路手段+30の幾何学的形状か変わっている。前実施例と同様に、排出通路 手段130は周方向に等間隔に隔置された8個の、半径方向を向いている通路+ 90を備えている。排出通路190と前実施例の排出通路132の相違ヴは、本 実施例の排出通路190には円錐状内周面+94を存する分岐入口部分192か 形成されていることである。分岐内周面+94は中心軸134を中心とする回転 体の表面である。
分岐内周面194は中心軸134に対して所定の角度Hて傾斜している。角度H は約15〜30度の範囲か好ましく、本実施例では約19度である。表面194 は表面平均粗さくRa)か約0.80マイクロメーターの比較的滑らかな面であ ることか好ましい。
〔産業上の利用性〕
膨張する燃焼気体か音速以上の速度で副燃焼室52から主−焼室28へ流入して いく燃焼システムIOを形成するために第一に必要なことは、エンジン12の圧 縮比、主燃焼室28における過剰空気の予想比率、エンジンのブースト圧、およ び、副燃焼室52の容積を知ることである。これらの情報によって、点火前にお ける副燃焼室52内部の混合気の質量、温度、圧力、近似的な化学量論的混合気 量をめることかできる。
第二に必要なことは、通路手段130を介しての圧力損失はないものと仮定して (実際には、いくらかの圧力損失か出る)、点火後における副燃焼室52内部の 圧力Pを計算することである。第6図のグラフは、クランクシャフトの向き(単 位は角度)に対しての主燃焼室28及び副燃焼室52内での圧力変化(KPa) を示している。膨張する燃焼気体を副燃焼室52から主燃焼室28へ音速以上の 速度で送り込むための点火圧力fnPは主燃焼室28の内部の圧力値P1の18 3倍であることか必要であり、圧力値P’のの約2.5倍であることか好ましい 。
このような点火圧力値Pを用いて、副燃焼室と主燃焼室との間のエンタルピーの 減少を、等エントロピー膨張を介して、速度上昇分に対応する運動エネルギーの 増加に転換することによって、膨張する燃焼気体か主燃焼室に浸透し、拡散する ことを促進させることかできる。
圧力値P1の1.83倍より小さい点火圧力値Pは、排出通路132内部てのチ ョーキングとして知られる状態か起こらないため、音速以上の流れ速度に転換す ることかできない。チョーキングは、排出通路の排出側の圧力か所定値以下に降 下し、上流側の圧力か一定値に維持されている場合に、排出通路132を通る理 論流量か変わらないときに起こる。
第三に必要なことは、ノド部+36の直径Fを決定することである。直径Fは炎 の前面か通過したときに速度上昇か生しるように大きさか決められる。直径Fの 大きさは、副燃焼室52内での可動な燃焼質量、所望の、く火時期遅延値、副燃 焼室対生燃焼室の圧力比の最大値、および、燃料と空気の混合気の燃焼速度に基 づいて決められる。排出通路132の充填効果は現在ある表を用いて想定するこ とか必要である。P焼串に関してはノド部の全面積Atを大きすぎないようにす ることか重要である。そうてないと、チョーク流れか維持されなくなる。主燃焼 室28内部での最適な燃焼のための排出通路132の総数はノド部136の直径 Fを決定する前に決定することか必要である。
最後は、音速以上の速度で最適に排出するための出口直径Gをめることである。
各排出通路132,190の円錐状分岐部分140は、出口直径Gにおける気体 圧力Peか、県人及び排気工程の間の主燃焼室28内部の圧力とほぼ同じにある ように、燃焼気体か膨張することを許容する。等エントロピー膨張はノド部13 6及び分岐部分140の長さに沿った気体の膨張に影響される。
各排出通路132.190におけるノド部面積At対出口面WIAeの比は約1 .01対1〜2.10対1か好ましく、本実施例では約1.09対1である。こ の関係は次の式で表される。
ここて、γ=副燃焼室52の比熱比 P’=副燃焼室52の最大圧力Pにおける主燃焼室32の圧力値P=ノド部13 6の上流側での停滞圧力(すなわち、本実施例における副燃焼室52の内部圧力 ) 積Gの付近において斜め衝撃波を生じさせることかできる。通常の衝撃波は、P eかP1以下になり、主燃焼室28内・\の燃焼気体の亜音速流れか生じたとき に、分岐部分140において生じる。円錐状分岐部分140の軸方向長さはノド 部直径Fの2倍以上であることか好ましい。
以下に、第1図乃至第6図に示した第一の実施例を参照して作動例を説明する。
オツトーサイクルの吸入工程時においては、ピストン20はポア34の内部を下 降し、吸入バルブ40は開き、排気バルブ42は閉し、空燃比か約21対1であ るメタンのようなリーンの可燃性混合気が主燃焼室28に入れられる。同時に、 第三制御バルブ手段160のポールチェック166か通路148,156の燃料 の圧力によって下方に付勢され、ポールチェック166は開モード位置に至り、 燃料が副燃焼室52に直接に流入するようになる。
圧縮工程時においては、吸入バルブ40は閉じ、排気バルブ42は閉し、可燃性 混合気及び副燃焼室52内部の燃料は上昇してくるピストン20によって圧縮さ れる。上昇中の圧力かポールチェック166に作用することによって、ポールチ ェック166は上方に移動して、円錐状ジート168に対して閉モード位置に至 り、副燃焼室52からの気体の流れか燃料源に行かないようにする。圧縮工程の 間、主燃焼室28から送られてきたリーンの可燃性混合気の一部は排出通路13 2を通って半径方向内側に進み、電極180の直近てほぼ化学量論的な混合気を 形成している副燃焼室52内部の燃料を希釈する。このため、混合気はより点火 しやすくなる。これによって、より確実な点火が可能になり、副燃焼室内部での ミスファイアをなくすことかできるようになる。
副燃焼室52の容積は主燃焼室の非圧縮全容積の約2〜5%であることか好まし く、本実施例においては、副燃焼室の容積は約3%である。約2%の容積とする ことによって、強力な点火のための充分な燃料質量を確保てきるか、約5%以上 とするとエンジン12により生成されるNOxの量か増加してしまう。
オツトーサイクルの膨張工程すなわち出カニ程時においては、吸入バルブ40及 び排気バルブ42は閉し、副燃焼室52内の圧力によってポールチェック166 は上方に付勢されて円錐状シート168とシール係合した状懸になり、副燃焼室 52内部の混合気は、第6図に示すように、ピストン18か上死屯(TDC)に 到達するよりも前にスパークプラグ178によって点火され、副燃焼室内部にお いて急速に気体圧力を上昇させる。
副燃焼室52から主燃焼室28の全域に炎の前面として達する燃焼気体は8個の 排出通路132によって方向つけられ、制御自在に膨張する。等間隔に配置され た排出通路は主燃焼室への急速な浸透とより完全な燃焼を可能にし、その結果と して、炭化水素生成物を減少させ、NOxを減少させ、作動を安定にし、作動マ ージンをより広くする。ただし、完全かつ充分な燃焼を可能にする排出通路の機 能は多かれ少なかれエンジンや燃料の種類に左右されることはあり得る。
炎の前面か有用であるのは、それか、極めてリーンな可燃性混合気を繰り返し点 火させることかできる高温領域を有していることである。周方向に等間隔に配置 された排出通路132は音速以上の速度で均一なパターンで燃焼気体を主燃焼室 28に噴射する。高温燃焼気体は主燃焼室において濃厚可燃性混合気全体に浸透 し、これによって、復数の点火源か生し、この点火源により炎の前面か伝播する よりも前に遠方の領域で充分な燃焼か行われる。自然点火を防止するためには、 この自然点火か生じる前に、炎かシリンダー壁34に隣接する主燃焼室の外周遠 方領域に短時間のうちに伝播することか必要である。
排出通路132,190の表面138,142,194は滑らかである。壁面の 摩擦か増大すると、膨張燃焼気体の速度か減少するからである。機械加工時につ いたぎざぎざなとの表面上の突起や不完全な仕上げかあると、排出通路の充填効 率や流量特性か低下する。
排出通路132,190の角度Eは、シリンダー壁+34におけるリーレ燃填混 合気の燃焼を可能にすへく、ピストンの位置と炎の前面の伝播との関係から決め られる。
主燃焼室28のリーンの燃料/空気の混合気と副燃焼室52のリンチな燃料とを 最適に混合させ、ミスファイアのない混合気の完全な燃焼を達成するため、さら に、排出通路132,190への燃焼気体の流入を促進するため、管状体54の 直径Bの断面積は直径Cの断面積の約3〜65倍であることか好ましく、中間円 錐状表面78は中心軸50に対して25度以上の所定の角度りて傾斜し、端壁9 2の内周面94の上方の下部内周面82の軸方向長さは直径Cの半径86の長さ の約2〜4倍であることが好ましい。リーンの燃料/空気混合気か主燃焼室28 で圧縮され、排出通路132.190を経て副燃焼室52へ送られると、縮径C と拡大径Bとの間で面積か増大していることから混合気の流れに乱流か生じる。
電極180は排出通路132に比較的近く、あるいは、隣接して位置しており、 さらに、副燃焼室52の容積の大部分よりも下方に位置している。電極180か この位置にあることにより、「上方に燃焼させ、下方に送り込む」ような燃焼が 可能になり、副燃焼室内部ての化学量論的な混合気の完全燃焼を実現する。
先端か鋭くはない形状の炎の前面は副燃焼室内部において上方に伝播し、一方、 燃焼気体は急速に膨張し、下方に進み、さらに、副燃焼室の中心部の最適な圧力 値Pによって、排出通路を通って半径方向外方に進む。燃焼気体は円錐状収束表 面78によって直径Cの部分に送りこまれる。直径Bから直径Cにかけての断面 積の減少により、排出通路+32に入り込む以前において燃焼気体の速度は増加 し、この際の速度の上昇分は直径Bと直径Cの断面積の比に比例する。
気体の流れか副燃焼室52から排出通路132に行かないようにするため、直径 Cの断面積は8個のノド部の直径Fの全断面積の約1.25〜1.75倍である ことか好ましい。
燃焼気体の混合、燃焼、流れに影響を与えるような副燃焼室52内部における表 面摩擦を減らすため、内周面74. 78. 82. 84. 88. 90.  94. 100は比較的滑らかな面であることか好ましい。また、中間面78 は滑らかに湾曲している環状移行表面88.90によって各々上部表面74及び 下部表面82に接続しており、副燃焼室52の軸方向長さに沿って鋭角のコーナ ーもしくはポケットかないようにされている。これによって、自然着火の原因と なる高温スポットを生しさせる流れもしくは熱移動か妨げられる。
オツトーサイクルの排気工程では、吸入バルブ40は閉したままであるか、排気 バルブ42は開く。主燃焼室28内部での燃焼生成物はピストン20の上昇運動 によって排気バルブ42から排出される。ピストン20の上昇運動によって生成 された主燃焼室28及び副燃焼室52内部の圧力によってホールチェック166 か円錐状ジート168に押さえ付けられる状態か維持される。
以上、第1図乃至第6図を参照して燃料燃焼システムIOの作動を説明してきた か、それは第7図及び第8図に示した第二の実施例についても同様である。ただ し、第二の実施例では、円錐状分岐分】92の表面194は中心軸134に対し て所定の角度Hだけ傾斜している。収束吸入面194は燃焼気体の流れをノ]・ 部に導き入れることによってノド部136の充填特性を高め、さらに、ノド部1 36の上流側の腐食を防止している。
要約すると、本燃料燃焼システム10は主燃焼室28内部でのより速い、そして より完全な燃焼を可能にする。副燃焼室52は主燃焼室28におけるリーン混合 気26の効率的な燃焼を可能にするための所定の形状及び容積を存している。
所定の形状を有している複数の排出通路132,190は副燃焼室52と連通し ており、燃焼気体を音速以上の速度で副燃焼室52から導き出し、制御w自在に 膨張させる。さらに、本システムでは、副燃焼室52と主燃焼室28との間の圧 力比によって、エンタルピーの減少分が、等エントロピー膨張を介して、排出通 路手段130における運動エネルギーの増加分に転換される。
本発明の池の目的および利点は図面、以上の説明及び請求の範囲から明らかであ る。
クランクシャフトの向き(角度) に罷工E 本発明はり一ンハーン内燃機関(12)に用いる燃料燃焼システム(10)に関 するものである。リーンの空燃比の場合には、主燃焼室(28)内部で完全かつ 十分な燃焼を両立させることは、炎の伝播か遅いため困難である。本燃料燃焼シ ステム(10)は副燃焼室(52)を形成している副燃焼室組立体(37)を備 えている。この副燃焼室(52)は所定の形状及び容積を有し、複数の排出通路 (132)を備えている。0[出通路(+32)は所定の幾何学的形状を育して おり、燃焼気体を副燃焼室(52)から主燃焼室(28)へ音速以上の速度で導 き、かつ制御自在に膨張させ、主燃焼室(28)内部での急速かつ完全な燃焼を 可能にする。
4J、−4同 平成 年 月 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ガスエンジン(12)用の燃料燃焼システム(10)であって、該システ ム(10)は、往復運動をしているピストン(20)の上方に主燃焼室(28) と、該主燃焼室(28)と連通している副燃焼室組立体(32)とを有し、前記 副燃焼室組立体(32)は副燃焼室(52)と、該副燃焼室(52)内部の燃料 と空気の可燃性混合気に点火し、燃焼気体を膨張させる点火手段(176)とを 有する燃料燃焼システム(10)において、前記副燃焼室(52)から音速以上 の速度で主燃焼室(28)へ燃焼気体を導き、制御自在に膨張させる排出通路手 段(130)を有することを特徴とする燃料燃焼システム(10)。 (2)前記副燃焼室組立体(32)は中心軸50)を有するノズル部材(48) を有することを特徴とする請求の範囲(1)に記載の燃料燃焼システム(10) 。 (3)前記ノズル部材(48)の中心軸(50)と軸方向において並んでいる中 心軸(44)を有するピストン(20)を有することを特徴とする請求の範囲( 2)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (4)前記副燃焼室(52)は所定の容積を有し、前記主燃焼室(28)は所定 の非圧縮容積を有し、前記副燃焼室(52)の容積は前記主燃焼室(28)の非 圧縮容積の約2〜5%てあることを特徴とする請求の範囲(1)に記載の燃料燃 焼システム(10)。 (5)前記副燃焼室(52)の容積は前記主燃焼室(28)の非圧縮容積の3% であることを特徴とする請求の範囲(4)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (6)前記ノズル部材(48)が前記排出通路手段(130)を形成することを 特徴とする請求の範囲(2)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (7)前記排出通路手段(130)は所定の断面形状を有する複数の排出通路( 132,190)を有し、該排出通路(132,190)は前記副燃焼室(52 )と連通し、中心軸(134)と所定の長さしとを有することを特徴とする請求 の範囲(6)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (8)前記排出通路(132,190)の中心軸(134)は前記中心軸(50 )に対して約65〜85度の範囲内の所定の角度Eをもって傾斜していることを 特徴とする請求の範囲(7)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (9)眉方向に等間隔に隔置された8個の半径方向に延びる排出通路(132, 190)が設けられていることを特徴とする請求の範囲(7)に記載の燃料燃焼 システム(10)。 (10)前記各排出通路(132,190)はノド部(136)と外方に分岐す る円錐状の部分(140)とを有しており、前記ノド部(136)は所定の断面 種Atを形成するノド部直径Fを有する円筒状内周面(138)を有し、前記分 岐部分(140)は所定の長さL1と、所定の断面積Aeを形成する出口直径G を有する円錐状内周面(142)とを有することを特徴とする請求の範囲(7) に記載の燃料燃焼システム(10)。 (11)前記ノド部面種Atと前記出口面積Aeとの比は約1.01対1乃至約 210対1であることを特徴とする請求の範囲(10)に記載の燃料燃焼システ ム(10)。 (12)前記ノド部面積Atと前記出口面積Aeとの比は約1.09対1である ことを特徴とする請求の範囲(10)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (13)前記円錐状分岐部分(140)の軸方向長さL1は前記ノド部直径Fの 2倍以上であり、かつ、前記排出通路(132)の長さしの85%以下であるこ とを特徴とする請求の範囲(10)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (14)前記円筒状内周面(138)及び前記円錐状内周面(142)は約0. 80マイクロメーターの平均表面粗さ(Ra)を有していることを特徴とする請 求の範囲(10)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (15)前記排出通路(190)は、前記中心軸(134)に対して所定の角度 Hをなす内周面(194)を有する収束入口部分(192)と、ノド部(136 )と、外方に分岐する円錐状の部分(140)とを有しており、前記ノド部(1 36)は所定の断面積Atを形成するノド部直径Fを有する円筒状内周面(13 8)を有し、前記分岐部分(140)は所定の長さL1と、所定の断面積Aeを 形成する出口直径Gを有する円錐状内周面(142)とを有することを特徴とす る請求の範囲(7)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (16)前記所定の角度Hは15〜30度であることを特徴とする請求の範囲( 10)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (17)前記所定の角度Hは約19度であることを特徴とする請求の範囲(10 )に記載の燃料燃焼システム(10)。 (18)前記ノド部面積Atと前記出口面積Aeとの比は約1.01対1乃至約 210対1であることを特徴とする請求の範囲(15)に記載の燃料燃焼システ ム(10)。 (19)前記ノド部面積Atと前記出口面積Aeとの比は約1.09対1である ことを特徴とする請求の範囲(15)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (20)前記円錐状分岐部分(140)の軸方向長さL1は前記ノド部直径Fの 2倍以上であり、かつ、前記排出通路(132)の長さしの85%以下であるこ とを特徴とする請求の範囲(15)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (21)前記分岐入口部分(194)、前記円筒状内周面(138)及び前記円 錐状内周面(142)は約0.80マイクロメーターの平均表面粗さ(Ra)を 有していることを特徴とする請求の範囲(15)に記載の燃料燃焼システム(1 0)。 (22)前記ノズル部材(48)は上方に開口するキャビティ(70)を有する 管状体(54)を有しており、前記キャビティ(70)は、円筒形内周面(74 )を有し、半径方向に所定の厚さを有する上部管状壁(72)と、円錐状内周収 束面(78)を有し、下方に向かうにつれて断面の厚さが増加する中間管状壁( 76)と、縮径された円筒状内周面(82)を有し、前記上部管状壁(72)の 半径方向厚さよりも厚い半径方向厚さを有する下部管状壁(80)とを備えてい ることを特徴とする請求の範囲(2)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (23)前記円筒状内周面(74)、前記円錐状内周収束面(78)、及び縮径 された円筒状内周面(82)は約0.80マイクロメーターの平均表面粗さを有 していることを特徴とする請求の範囲(22)に記載の燃料燃焼システム(10 )。 (24)前記円筒状内周面(74)、前記円錐状内周収束面(78)、及び縮径 された円筒状内周面(82)は中心軸(50)の回りの回転体の面であることを 特徴とする請求の範囲(22)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (25)前記円筒状内周面(74)は第一の所定の断面積を有する直径Bを形成 しており、縮径された前記円筒状表面(82)は半径Rと第二の所定の断面積と を有する直径Cを形成しており、前記第一の所定の断面積は前記第二の所定の断 面積の3〜6.5倍であることを特徴とする請求の範囲(22)に記載の燃料燃 焼システム(10)。 (26)前記縮径された円筒状内周面(82)の軸方向長さは前記半径Rの2〜 4倍であることを特徴とする請求の範囲(25)に記載の燃料燃焼システム(1 0)。 (27)前記円錐状の収束内周面(78)は前記中心軸(50)に対して25度 以上の所定の再度Dで傾斜していることを特徴とする請求の範囲(22)に記載 の燃料燃焼システム(10)。 (28)前記管状体(54)は内周面(94)を有する下部端壁(92)を有し ており、前記端壁(92)は前記キャビティ(70)を閉じていることを特徴と する請求の範囲(22)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (29)前記内周面(94)は約0.80マイクロメーターの平均表面粗さを有 することを特徴とする請求の範囲(28)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (30)前記排出通路手段(130)は複数の排出通路(132,190)を有 しており、各排出通路(132,190)はノド部(136)を有しており、前 記ノド部(136)は所定の断面積Atを形成するノド部直径Fを有する円筒状 内周面(138)を有し、前記直径Cの断面積は前記断面積Atの総計の約1. 25〜1.75倍であることを特徴とする請求の範囲(25)に記載の燃料燃焼 システム(10)。 (31)電極(180)を有するスパークプラグ(178)を備えた点火手段( 176)が設けられており、前記管状体(54)には前記上部管状壁(72)と 前記中間管状壁(76)との結合箇所とほぼ同じ高さに半径方向の通路(174 )が形成されており、前記電極(180)はこの通路(174)を介して前記副 燃焼室(52)に露出していることを特徴とする請求の範囲(4)に記載の燃料 燃焼システム(10)。 (32)前記副燃焼室組立体(52)はヘッド部材(46)と閉じた管状ノズル 部材(48)とを備えており、これら二つの部材は組み付けられたときに共働し て前記副燃焼室(52)を形成するものであることを特徴とする請求の範囲(1 0)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (33)前記ヘッド部材(46)は、気体状燃料が燃料源から前記副燃焼室(5 2)に進みようにする制御バルブ手段(160)を有することを特徴とする請求 の範囲(32)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (34)前記制御バルブ手段(160)はチェックバルブ組立体(162)を有 しており、前記チェックバルブ組立体(162)は自由浮動型ボールチェック( 166)を備え、該ボールチェック(166)は、燃料の流れが前記副燃焼室( 52)に行くようにする開モード位置と、気体の流れが前記副燃焼室(52)に 行かないようにする閉モード位置とをとり得ることを特徴とする請求の範囲(3 3)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (35)リーンの気体状燃料及び空気の可燃性混合気を燃焼させることができる ガスエンジン(12)用の燃料燃焼システム(10)であって、該システム(1 0)は、往復運動をしているピストン(20)の上方に主燃焼室(28)と、ヘ ッド部材(46)とノズル部材(48)とを有する副燃焼室組立体(32)とを 有しており、前記ヘッド部材(46)とノズル部材(48)は共働して副燃焼室 (52)を形成しており、前記副燃焼室(52)に送られた気体状燃料と空気の 混合気に点火し、燃焼気体を膨張させる点火手段を有する燃料燃焼システム(1 0)において、前記ノズル部材(48)は複数の排出通路手段(130)を有し ており、該排出通路手段(130)は炎の前面としての燃焼気体を前記副燃焼室 (52)から前記主燃焼室(28)へ音速以上の速度で導き、かつ、制御自在に 膨張させ、前記可燃性混合気を前記主燃焼室(28)の内部において複数箇所で 同時に点火し、燃焼させるものであることを特徴とする燃料燃焼システム(10 )。 (36)中心軸(50)を有する前記ノズル部材(48)は上方に開口するキャ ビティ(70)を有する管状体(54)を有しており、前記管状体(54)は、 円筒形内周面(74)を有し、半径方向に所定の厚さを有する上部管状壁(72 )と、円錐状内周収束面(78)を有し、下方に向かうにつれて断面の厚さが増 加する中間管状壁(76)と、縮径された円筒状内周面(82)を有し、前記上 部管状壁(72)の半径方向厚さよりも厚い半径方向厚さを有する下部管状壁( 80)とを備えていることを特徴とする請求の範囲(35)に記載の燃料燃焼シ ステム(10)。 (37)前記円筒状内周面(74)、前記円錐状内周収束面(78)、及び縮径 された円筒状内周面(82)は約0.80マイクロメーターの平角表面粗さを有 していることを特徴とする請求の範囲(36)に記載の燃料燃焼システム(10 )。 (38)前記円筒状内周面(74)、前記円錐状内周収束面(78)、及び縮径 された円筒状内周面(82)は中心軸(50)の回りの回転体の面であることを 特徴とする請求の範囲(36)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (39)前記円筒状内周面(74)は第一の所定の断面積を有する直径Bを形成 しており、縮径された前記円筒状表面(82)は半径Rと第二の所定の断面積と を有する直径Cを形成しており、前記第一の所定の断面積は前記第二の所定の断 面積の3〜6.5倍であることを特徴とする請求の範囲(36)に記載の燃料燃 焼システム(10)。 (40)前記縮径された円筒状内周面(82)の軸方向長さは前記半径Rの2〜 4倍であることを特徴とする請求の範囲(39)に記載の燃料燃焼システム(1 0)。 (41)前記円錐状の収束内周面(78)は前記中心軸(50)に対して25度 以上の所定の角度Dで傾斜していることを特徴とする請求の範囲(36)に記載 の燃料燃焼システム(10)。 (42)前記管状体(54)は内周面(94)を有する下部端壁(92)を有し ており、前記端壁(92)は前記キャビティ(70)を閉じていることを特徴と する請求の範囲(36)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (43)前記排出通路手段(130)は複数の排出通路(132)を有しており 、各排出通路(132)は所定の長さしとノド部(136)を有しており、前記 ノド部(136)は所定の断面積Atを形成するノド部直径Fを有する円筒状内 周面(138)を有し、前記直径Cの断面積は前記断面積Atの総計の約1.2 5〜1.75倍であることを特徴とする請求の範囲(35)に記載の燃料燃焼シ ステム(10)。 (44)電極(180)を有するスパークプラグ(178)を備えた点火手段( 176)が設けられており、前記管状体(54)には前記上部管状壁(72)と 前記中間管状壁(76)との間の高さに半径方向の通路(174)が形成されて おり、前記電極(180)はこの通路(174)を介して前記副燃焼室(52) に露出していることを特徴とする請求の範囲(36)に記載の燃料燃焼システム (10)。 (45)前記各排出通路(132,190)は円錐状の外方に分岐する部分(1 40)を有しており、前記分岐部分(140)は所定の長さL1と、所定の断面 積Aeを形成する出口直径Gを有する円錐状内周面(142)とを有することを 特徴とする請求の範囲(43)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (46)前記ノド部面積Atと前記出口面積Aeとの比は約1.01対1乃至約 210対1であることを特徴とする請求の範囲(45)に記載の燃料燃焼システ ム(10)。 (47)前記ノド部面積Atと前記出口面積Aeとの比は約1.09対1である ことを特徴とする請求の範囲(45)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (48)前記円錐状分岐部分(140)の軸方向長さL1は前記ノド部直径Fの 2倍以上であり、かつ、前記排出通路(132)の長さしの85%以下であるこ とを特徴とする請求の範囲(45)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (49)前記排出通路手段(130)は複数の排出通路(190)を有しており 、各排出通路(190)は所定の長さLを有するとともに、前記中心軸(134 )に対して所定の角度Hをなす内周面(194)を有する収束入口部分(192 )と、ノド部(136)と、外方に分岐する円錐状の部分(140)とを有して おり、前記ノド部(136)は所定の断面積Atを形成するノド部直径Fを有す る円筒状内周面(138)を有し、前記分岐部分(140)は所定の長さL1と 、所定の断面積Aeを形成する出口直径Gを有する円錐状内周面(142)とを 有することを特徴とする請求の範囲(35)に記載の燃料燃焼システム(10) 。 (50)前記所定の角度Hは15〜30度であることを特徴とする請求の範囲( 49)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (51)前記ノド部面積Atと前記出口面積Aeとの比は約1.01対1乃至約 210対1であることを特徴とする請求の範囲(49)に記載の燃料燃焼システ ム(10)。 (52)前記円錐状分岐部分(140)の軸方向長さL1は前記ノド部直径Fの 2倍以上であり、かつ、前記排出通路(190)の長さLの85%以下であるこ とを特徴とする請求の範囲(49)に記載の燃料燃焼システム(10)。 (53)エンジン(12)の副燃焼室組立体(32)用のノズル部材(48)で あって、該ノズル部材(48)はキャビティ(70)を形成し、中心軸(50) を有する管状体(54)を備えており、該管状体(54)は、円筒形内周面(7 4)と、円錐状の収束内周面(78)と、縮径された円筒状の内周面(82)と 、端壁(92)とを有し、該端壁(92)は前記第三内周面(82)と緊密に接 続している内周面(94)を有しており、前記管状体(54)は、所定の形状を 有し、所定の長さしと中心軸(134)とを有する複数の排出通路(132)を 備えており、各排出通路(132)はノド部(136)と、所定の長さL1を有 する外方に分岐する部分(140)とを有するものであることを特徴とするノズ ル部材(48)。 (54)前記円筒状内周面(74)、前記円錐状内周収束面(78)、及び縮径 された円筒状内周面(82)は中心軸(50)の回りの回転体の面であることを 特徴とする請求の範囲(53)に記載のノズル部材(48)。 (55)前記円筒状内周面(74)は第一の所定の断面積を有する直径Bを形成 しており、縮径された前記円筒状表面(82)は半径Rと第二の所定の断面積と を有する直径Cを形成しており、前記第一の所定の断面積は前記第二の所定の断 面積の3〜6.5倍であることを特徴とする請求の範囲(53)に記載のノズル 部材(48)。 (56)前記縮径された円筒状内周面(82)の軸方向長さは前記半径Rの2〜 4倍であることを特徴とする請求の範囲(55)に記載のノズル部材(48)。 (57)前記円錐状の収束内周面(78)は前記中心軸(50)に対して25度 以上の所定の角度Dで傾斜していることを特徴とする請求の範囲(53)に記載 のノズル部材(48)。 (58)前記ノド部(136)は所定の断面積Atを形成するノド部直径Fを有 する円筒状内周面(138)を有し、前記直径Cの断面積は前記断面積Atの総 計の約125〜1.75倍であることを特徴とする請求の範囲(53)に記載の ノズル部材(48)。 (59)前記分岐部分(140)は、所定の断面積Aeを形成する出口直径Gを 有する円錐状内周面(142)を有することを特徴とする請求の範囲(58)に 記載のノズル部材(48)。 (60)前記ノブ部面積Atと前記出口面積Aeとの比は約1.01対1乃至約 210対1であることを特徴とする請求の範囲(59)に記載のノズル部材(4 8)。 (61)前記円錐状分岐部分(140)の軸方向長さL1は前記ノド部直径Fの 2倍以上であり、かつ、前記排出通路(132)の長さしの85%以下であるこ とを特徴とする請求の範囲(59)に記載のノズル部材(48)。 (62)エンジン(12)用として用いられる副燃焼室組立体(32)であって 、所定の形状と容積を有し、内部にある可燃性混合気を点火するための副燃焼室 (52)と、 複数の排出通路(132,190)とを備え、各排出通路(132,190)は 前記副燃焼室組立体(32)の中にある中心軸(134)を有しており、前記排 出通路(132,190)は燃焼気体を前記副燃焼室(52)から音速以上の速 度て導き出し、制御自在に膨張させるのに十分な構造であることを特徴とする副 燃焼室組立体(32)。 (63)前記各排出通路(132,190)は所定の長さLを有しており、該各 排出通路(132,190)はノド部(136)と外方に分岐する円錐状の部分 (140)とを有しており、前記ノド部(136)は所定の断面積Atを形成す るノド部直径Fを有する円筒状内周面(138)を有し、前記分岐部分(140 )は所定の長さL1と、所定の断面積Aeを形成する出口直径Gを有する円錐状 内周面(142)とを有することを特徴とする請求の範囲(62)に記載の副燃 焼室組立体(32)。 (64)前記ノド部面積Atと前記出口面積Aeとの比は約1.01対1乃至約 210対1であることを特徴とする請求の範囲(63)に記載の副燃焼室組立体 (32)。 (65)前記円錐状分岐部分(140)の軸方向長さは前記ノド部直径Fの2倍 以上であり、かつ、前記排出通路(132,190)の長さ以下であることを特 徴とする請求の範囲(63)に記載の副燃焼室組立体(32)。 (66)前記排出通路(190)は分岐入口部分(192)を有しており、該分 岐入口部分(192)は前記中心軸(134)に対して15〜30度の範囲の所 定の角度Hをなす内周面(194)を有していることを特徴とする請求の範囲( 63)に記載の副燃焼室組立体(32)。 (67)気体状燃料及び空気のリーンの可燃性混合気をエンジン(12)内部で 燃焼させる方法であって、前記エンジン(12)は主燃焼室(28)と、副燃焼 室(52)と該副燃焼室(52)と連通している複数の排出通路(132,19 0)とを形成している副燃焼室組立体(32)と、気体状燃料を別個の燃料源か ら前記副燃焼室(52)に送るバルブ組立体(お2)と、気体状燃料と空気の混 合気を前記副燃焼室(52)内部において点火する点火手段(176)とを備え るものである方法において、(a)比較的リーンの可燃性混合気を前記主燃焼室 (28)に送る工程と、(b)前記バルブ組立体(162)を開いて、気体状燃 料を前記副燃焼室(52)に入れる工程と、 (c)ピストン(20)の上昇運動によって、前記主燃焼室(28)内部の比較 的リーンの可燃性混合気と、前記副燃焼室(52)内部の気体状燃料を段階的に 圧縮し、前記バルブ組立体(162)を自動的に閉じ、前記比較的リーンの可燃 性混合気の一部を半径方向内側に前記排出通路(132,190)を介して進ま せる工程と、(d)前記副燃焼室(52)内部の燃料混合気に点火し、燃焼気体 を膨張させる工程と、 (e)前記燃焼気体を前記副燃焼室(52)から複数の前記排出通路(132, 190)を介して前記主燃焼室(28)へ音速以上の速度で制御自在に導く工程 とからなる方法。 (68)前記工程(e)は、前記燃焼気体を半径方向外方に等間隔に位置する炎 の前面に変え、該炎の前面は前記主燃焼室(28)に浸透し、前記主燃焼室(2 8)の内部のリーンの可燃性混合気に複数の箇所で同時に点火し、燃焼させるも のであることを特徴とする請求の範囲(67)に記載の方法。 (69)前記副燃焼室組立体(32)はノズル部材(48)を備えており、該ノ ズル部材(48)は上方に開口するキャビティ(70)を有する管状体(54) を有しており、前記キャビティ(70)は、直径Bを有する円筒形内周面(74 )を有し、半径方向に所定の厚さを有する上部管状壁(72)と、円錐状内周収 束面(78)を有し、下方に向かうにつれて断面の厚さが増加する中間管状壁( 76)と、縮径された直径Cの円筒状内周面(82)を有し、前記上部管状壁( 72)の半径方向厚さよりも厚い半径方向厚さを有する下部管状壁(80)とを 備えており、前記工程(d)は前記燃焼気体を前記円錐状収束表面(78)によ って直径Bから直径Cへ送り、さらに、前記複数の排出通路(132,190) を介して半径方向外方に送る工程を含むことを特徴とする請求の範囲(67)に 記載の方法。 (70)前記直径Bは第一の所定の断面積を形成し、前記直径Cは第二の所定の 断面積を形成し、前記第一の断面積は前記第二の断面積の3〜6.5倍であるこ とを特徴とする請求の範囲(69)に記載の方法。 (71)前記燃焼気体の速度は前記排出通路(132,190)に入る以前にお いて増加し、その増加分は前記直径Bと直径Cの断面積の比に比例するものであ ることを特徴とする請求の範囲(70)に記載の方法。
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