JPH05503522A - ヒマワリ（ヘリアンタス アニュアス）の脂質フリー種子の抽出物を含む新規化粧品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、日光暴露及び特に、皮膚の化学線老化の有害な効果を攻撃する化粧用 組成物に関する。

本発明は、より詳しくは、活性成分としてヒマワリ（ヘリアンタス　アニュアス （Ｈｅ１ｉａｎＬｈｕｓ　ａｎｎｕｕａｓ）　）の脂質フリ一種子の抽出物を含 む化粧用組成物に関する。

アステラセアエ（Ａｓｔｅｒａｃｅａｅ）族のヒマワリ（ヘリアンタス　アニュ アス）は、成熟で収穫される場合、食用油（ヒマワリ油）を供給するその種子及 び動物用食料として使用される、ヒマフリケークと呼ばれる残留物のためにヨー ロッパにおいてひじように良く知られている１ｍ〜１゜５０ｍの高さの植物であ る。

他の人々は、ヒマフリケークに由来するタンパク質単離物に関して実用保護にお いて魅力的性質であることを見出しているが（Ｒａｙａ＋ｏｎｄなど、、　Ｐａ ｒｆｕｓｓ＋　Ｃｏｓｍｅｔｉｑｕｅｓ、　Ａｒｏｍｅｓ−に５６＋Ａｐｒｉｌ −門ａｙ　１９８４．　Ｐ５７）、しかし本発明に使用されるようなポリフェノ ールに冨む画分の使用については凝視しなかった。

さらに、それらの同じ著者は、乳化性質をそれらのタンパク質にあるとしている が、しかし本発明に使用されるヒマフリケークに由来する両分についての新規生 物学的性質を発見しなかった。

さらに他の人々（Ｎｅｄｅｃｚｋｙなと、、Ｆｌ？−Ａ−２４８７６７４）は、 実用保護における出発材料として種子ではなくヒマワリの茎の抽出物の使用を可 能にすることを考えている。

ヒマフリケークの抽出物と同じ条件下で生成されたその茎の抽出物は同じ生物学 的性質を有さないことが、この後に示される結果から明らかである。

何人かの著者（Ｍａｌｖｏｉｓｉｎ、　ＦＲ−Ａ−２２０７６５２）はまた、化 粧産業のための出発材料として、濁り液体基材の獲得を可能にする食品に使用さ れ得る種子の使用の可能性についても考えた。

本発明に使用される抽出物は、特にその透明性により特徴づけられている。なぜ ならば、それは確かにエマルシヨンではなく、そして他の抽出物とは異なって、 使用される抽出物は、脂肪材料に冨む種子に由来する出発材料から得られるから であり、これから脂肪材料が実際に除去され、タンパク質が沈澱せしめられ、そ して残留する物質がポリフェノールに冨む抽出物を生成するためにアルコール、 たとえばメタノールにより抽出された。

最後に、Ｌ’０ｒｅａｌ、　ＧＢ−Ａ−２０６７８９９は、種々の成分：精油、 着色材、活性成分の抽出の後、医薬用植物に残るものを実用保護のための出発材 料としての使用の可能性を言及する。しかしながら、この特許は、いづれの調製 もなしに残留物の使用を準備していることが注目されるべきである。

現在、本発明に使用される抽出物は、２回の連続した抽出の結果として正確に得 られる。第１の抽出は、ヒマフリ種子から油の除去から成り、そして第２　抽出 は、第１回目の抽出に由来する残留物を抽出することから成る。

本発明に使用される抽出物は、ヒマワリの脂質フリ一種子のアルコール抽出物で ある。それはヒマフリ種子から得られ、それから油が、ヒマフリ種子の粉末への 転換、及びアルコール、特にメタノールによる抽出により抽出された。

抽出は、ヒマワリ種子約１重量部：アルコール１０〜５０体積部の種子：アルコ ール比を用いて、長時間（たとえば２４時間）撹拌することにより室温で行なわ れ得る。

次の例は、抽出物の調製を例示する。

與袈■■ 油の抽出を包含する操作の後に得られるヒマフリ種子を、５００μの篩を通過し ない量が５％以下であるような大きさが得られるまで、粉砕する。

メタノール２１を、そのようにして得られた粉末１００ｇに添加し、そしてその 混合物を室温で２４時間撹拌する。それを濾過し、そして濾液を蒸発乾燥せしめ る。残留物Ｌｏｇを得、これを１，２−プロパンジオール３０ｇに取る。２゜５ 重量％のポリフェノール含有率を有する抽出物を得る。

本発明者は、本発明に使用されるヒマワリの脂質フリ一種子の抽出物が光化学反 応（過酸化）に対して阻害活性を有し、そして結果的に、０．０１〜１重量％、 及び好ましくは０゜１〜０．５重量％の濃度でポリフェノールのこの抽出物を含 む化粧用組成物が、日光暴露及び皮膚の化学線老化の有害な効果を攻撃すること ができる。

皮膚が日光に暴露される場合、紫外線のみならずまた可視スペクトル光は、老化 により生成される組織損傷に類似する損傷にラジカル連鎖反応により導びく皮膚 の種々の層に光化学現象を導くことができる。

日光への慢性的な暴露は皮膚の老化を促進することが知られている。この化学線 老化の保護は、紫外線フィルターの使用により一部引き起こされる。なぜならば 、そのフィルターは制限された吸光度スペクトルのみを有するからである。内因 性分子、たとえばフラビン誘導体により吸収される可視線はまた、日光への過度 の暴露の有害な作用に貢献する光化学反応を誘発することができる。

組織の老化は、酵素的（オキシダーゼ）又は非酵素的（光化学）現象により誘発 されるラジカル反応に起因するりボフスチン又は“老化色素”と呼ばれる脂質過 酸化の生成物のその組織内での蓄積により具体的に示される。

本発明者は、本発明に使用される抽出物が脂質酸化の工程を攻撃することを示し た。

従って、本発明は、皮膚の老化を財止する化粧用組成物に関し、そしてそれは適 切な化粧基材にポリフェノール０．０１〜１重量％とじて示される濃度でヒマワ リの脂質フリ一種子のアルコール抽出物を含む。

下記に報告される実験は、抽出物の活性、すなわち本発明に使用される活性成分 を示す。

悸　上　゛　ヒ： 老化組織に蓄積するリポフスチン色素は、膜タンパク質のアミノ酸残基に結合さ れる脂質過酸化の生成物により形成されるリポタンパク質複合体である。急性過 酸化が組織に誘発される場合、その後すぐに、５３２ｎｍで吸収する化合物をチ オバルビッール酸により形成するそれらの性質により過酸化生成物の上昇を示す ことが可能である。これらの原理に基づいて、本発明者は、ヒマフリケークの抽 出物の過酸化防止活性を示す実験手段を開発した。

これらの試験は、ローズ　ベンガル（ｒｏｓｅ　ｂｅｎｇａｌ）により光増感さ れたアトリキス　マウス（ａｔｒｉｃｈｉｓ　ｍｏｕｓｅ）に行なわれた。ロー ズ　ベンガルの溶液（０，ＯＩＭ）に５分間含浸した後、背部の皮膚の断片を、 調製物２５μ！の通用により処理した。賦形剤のみを、対照として作用する他の 断片に投与した。次に、動物を、２５Ｃ１１の距離に配置された７５ワツトのＫ ｒ１ｐｔｏｎランプの光に３０分間暴露した。

次に、マウスを、頚部脱キューにより殺害し、そして皮膚サンプル（処理された 及び対照）を切り出した。上皮を、５５“Ｃで３０分間分離した後、収集した。

サンプルを緩衝液中で均質化し、トリクロロ酢酸により透明にし、そして遠心分 離した。

均質物のサンプルを、タンパク質アッセイのために貯蔵した。同体積のチオバル ビッール酸を、その最終１度が０．　３５％になるようにその得られた上清液に 添加した。１００°Ｃで１５分間の加熱の後、進行した色を、５３２ｎｌｌ＋で 光分光計により測定した。過酸化工程に対する抽出物の保護効果は、第１表に示 される。

試験された生成物は次のものであるニ ー１，２−プロパンジオールから成る賦形剤、−ポリフェノール２．５重量％を 含むヒマワリの脂質フリ一種子の抽出物１０％を含む賦形剤、 −ヒマワリの脂質フリ一種子の同し抽出物２％を含む賦形剤、 一ヒマフリの芸の抽出物（上記調製例におけるのと同し条件下で得られた）１０ ％を含む賦形剤。

玉上表 逢　された上　′　に・　るヒマワ１の　フリーの　の　−を果 本発明の化粧用組成物は、実用保護においてそれらの有益性質について知られて いるすべての物質及び特に、太陽充填剤、水和化剤、ヒアルロン酸、脂質、リン 脂質、ビタミン、香料、保存剤及び着色材を任意に含むことができる。

本発明の化粧用組成物は、実用保護に使用されるすべての形：クリーム、ゲル、 ミルク、ローション（ジャー、管、バイアル、スプレー及びステインクでの）で 利用できる。

上記の種々の化粧形が、この分野で使用される方法に従って得られる。

化粧用組成物の例（重量部による）が下記に示される＝１）旦Ｚ先又匹二互 ポリフェノール２．５％を含む抽出物　０．５〜１０小麦胚油　８ グリセロールステアレート　４ トリエタノールアミン　０．　５ カルボキシビニルポリマー　０．５ メトキシ桂皮酸エステル　十分 ベンゾフェノン　十分 保存剤　十分 水　１００にするのに十分な量 ２）欠酉 ポリフェノール２．５％を含む抽出物　０．５〜１０グリセロール　４０ アルギン酸ナトリウム　７ 保存剤　十分 水　１００にするのに十分な量 要　約　書 化学線皮膚老化を引き起こす光化学反応を阻止することにおいて有用であるヒマ フリ油ケーク（ヘリアンタス　アニエアス）のエンセンスを活性成分として含む ことを特徴とする、日光への慢性的暴露に対する有害な効果を阻害するための化 粧用組成物。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８） 平成４年７月１０　日

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．皮膚の老化を阻害するための化粧用組成物であって、適切な化粧基材にポリ フエノール０．０１〜１重量％として示される濃度でヒマワリの脂質フリー種子 のアルコール抽出物を含んで成る組成物。
2. ２．前記抽出物がメタノール抽出物である請求の範囲第１項記載の組成物。
3. ３．ポリフェノール０．１〜０．５重量部として示される濃度で前記抽出物を含 む請求の範囲第１又は２項記載の組成物。
4. ４．皮膚の老化を阻害するための化粧用組成物の製造のためへのヒマワリの脂質 フリー種子のアルコール抽出物の使用。
5. ５．皮膚の老化を阻害するための方法であって、適切な化粧基材にポリフェノー ル０．０１〜１重量部として示される濃度でヒマワリの脂質フリー種子のアルコ ール抽出物を含む化粧用組成物が皮膚に適用される方法。
6. ６．前記抽出物がメタノール抽出物である請求の範囲第５項記載の方法。
7. ７．前記ヒマワリの脂質フリー種子のアルコール抽出物がポリフェノール０．０ １〜１重量％として示される濃度で適切な化粧基材中に導入される請求の範囲第 １項記載の化粧用組成物の調製方法。
8. ８．前記抽出物がメタノール抽出物である請求の範囲第７項記載の方法。
9. ９．ヒマワリの種子の粉末への転換及びアルコールによる抽出により得られるヒ マワリの脂質フリー種子のアルコール抽出物。
10. １０．メタノールによる抽出により得られる請求の範囲第９項記載の抽出物。