JPH0550313B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0550313B2 JPH0550313B2 JP60154990A JP15499085A JPH0550313B2 JP H0550313 B2 JPH0550313 B2 JP H0550313B2 JP 60154990 A JP60154990 A JP 60154990A JP 15499085 A JP15499085 A JP 15499085A JP H0550313 B2 JPH0550313 B2 JP H0550313B2
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- JP
- Japan
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- strainer
- pumping channel
- discharge port
- port body
- tank
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- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims description 44
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 37
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 34
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は、槽内の水を上方に通して槽内に戻す
揚水路を溢水排水室内に設けた洗濯機においてそ
の揚水路の組立方法に関する。
揚水路を溢水排水室内に設けた洗濯機においてそ
の揚水路の組立方法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
従来より洗濯機では、洗い槽の側部に溢水排水
室を着脱可能なストレーナ部材により隔てて形成
する一方、洗い槽底部に配置されたパルセータの
裏面にポンプ用羽根を形成し、洗い槽底部にこの
ポンプ用羽根を収容するように陥没形成したポン
プ室の外周部にねじ止めにより吐出口体を固定
し、この吐出口体の出口に洗い槽上部へ延びる揚
水路たる揚水パイプを嵌合連結するとともに、こ
の揚水パイプの上端部にリントフイルタを配設し
て、パルセータの回転を伴うポンプ作用により洗
い槽内の水を揚水パイプを通して上方に揚げ、リ
ントフイルタを通過させてリントを捕獲し、洗い
槽内に戻すようにしたものが供されている。とこ
ろで、上記構成のものにおいては、通水パイプを
掃除する場合や、溢水排水室の排水口に詰つた異
物を除去する場合では、ストレーナ部材を取外し
た上で、更に吐出口体の取付けねじを緩めて吐出
口体及び通水パイプ(両者は接着により固定され
ているから、一体に扱わねばならない)を取外さ
なければならず、その作業が極めて面倒であると
いう問題点があつた。そこで、出願人において
は、実願昭60−63855号にて、ストレーナ部材の
裏面側に断面コ字状をなす路壁体を係合により取
着してこの路壁体とストレーナ部材により揚水路
を構成し、この揚水路の下端開口部を吐出口体の
出口に嵌合させた洗濯機を出願している。然しな
がら、この構成のものでは、ストレーナ部材の取
外しにより揚水路も同時に取外されるので着脱作
業は容易となるが、揚水路はストレーナ部材と路
壁体の2部品で構成されているため、ストレーナ
部材、路壁体及び吐出口体三者の寸法誤差、スト
レーナ部材と路壁体との組立誤差の影響で、揚水
路の下端開口部を吐出口体の出口に接続する場合
にその接続精度が悪く隙間が生じたりすることが
あるという問題が未解決のまま残されていた。
室を着脱可能なストレーナ部材により隔てて形成
する一方、洗い槽底部に配置されたパルセータの
裏面にポンプ用羽根を形成し、洗い槽底部にこの
ポンプ用羽根を収容するように陥没形成したポン
プ室の外周部にねじ止めにより吐出口体を固定
し、この吐出口体の出口に洗い槽上部へ延びる揚
水路たる揚水パイプを嵌合連結するとともに、こ
の揚水パイプの上端部にリントフイルタを配設し
て、パルセータの回転を伴うポンプ作用により洗
い槽内の水を揚水パイプを通して上方に揚げ、リ
ントフイルタを通過させてリントを捕獲し、洗い
槽内に戻すようにしたものが供されている。とこ
ろで、上記構成のものにおいては、通水パイプを
掃除する場合や、溢水排水室の排水口に詰つた異
物を除去する場合では、ストレーナ部材を取外し
た上で、更に吐出口体の取付けねじを緩めて吐出
口体及び通水パイプ(両者は接着により固定され
ているから、一体に扱わねばならない)を取外さ
なければならず、その作業が極めて面倒であると
いう問題点があつた。そこで、出願人において
は、実願昭60−63855号にて、ストレーナ部材の
裏面側に断面コ字状をなす路壁体を係合により取
着してこの路壁体とストレーナ部材により揚水路
を構成し、この揚水路の下端開口部を吐出口体の
出口に嵌合させた洗濯機を出願している。然しな
がら、この構成のものでは、ストレーナ部材の取
外しにより揚水路も同時に取外されるので着脱作
業は容易となるが、揚水路はストレーナ部材と路
壁体の2部品で構成されているため、ストレーナ
部材、路壁体及び吐出口体三者の寸法誤差、スト
レーナ部材と路壁体との組立誤差の影響で、揚水
路の下端開口部を吐出口体の出口に接続する場合
にその接続精度が悪く隙間が生じたりすることが
あるという問題が未解決のまま残されていた。
[発明の目的]
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、揚水路を構成するための部材を
ストレーナ部材と一緒に洗い槽から取外し得て着
脱操作を簡単になし得、しかも揚水路を吐出口体
へ取付ける組立精度を向上し得る洗濯機の揚水路
の組立方法を提供するにある。
で、その目的は、揚水路を構成するための部材を
ストレーナ部材と一緒に洗い槽から取外し得て着
脱操作を簡単になし得、しかも揚水路を吐出口体
へ取付ける組立精度を向上し得る洗濯機の揚水路
の組立方法を提供するにある。
[発明の概要]
本発明は、揚水路を構成するための部材をスト
レーナ部材に着脱可能に設けると共に、その揚水
路のうち吐出口体との連結側を、前記ストレーナ
部材の裏面側に断面略コ字状の路壁部を一体に形
成することにより構成し、前記吐出口体を槽に固
定した後、前記ストレーナ部材の路壁部を吐出口
体の出口に接続するようにして揚水路を吐出口体
の出口に精度良く接続できるようにしたところに
特徴を有する。
レーナ部材に着脱可能に設けると共に、その揚水
路のうち吐出口体との連結側を、前記ストレーナ
部材の裏面側に断面略コ字状の路壁部を一体に形
成することにより構成し、前記吐出口体を槽に固
定した後、前記ストレーナ部材の路壁部を吐出口
体の出口に接続するようにして揚水路を吐出口体
の出口に精度良く接続できるようにしたところに
特徴を有する。
[発明の実施例]
以下本発明の一実施例につき第1図乃至第4図
を参照して説明する。先ず、第2図において、1
は図示しない外箱内に配設された槽たる洗い槽、
2は図示しない外箱の上部後方に配設された操作
箱、3は洗い槽1の底部に形成された円形凹状の
ポンプ室で、このポンプ室3内にパルセータ4が
収容配設されており、このパルセータ4の裏面に
は複数のポンプ用の羽根5が形成されている。6
は洗い槽1の側部にその壁部をその底部から上部
にかけて外方へ膨出することにより形設された端
水排水室で、この溢水排水室6は後述する下部ス
トレーナ7及び上部ストレーナ8とから成るスト
レーナ部材9によつて洗い槽1から隔てられてお
り、また洗い槽1底部に形成された溝状部10を
介してポンプ室3内と連通している。この溢水排
水室6内には周知の排水機構11が設けられてお
り、これは操作箱2に配設された操作機構2aに
より上下動されて排水口12の周縁部を連結口体
13の環状弁体14にて開閉するものであり、ま
た連結口体13の上部に溢水管15が立設状に連
結されている。16はポンプ室3の外周部に位置
して洗い槽1の底部にねじ止めされた吐出口体
で、これの底板部16aが溝状部10の上面を入
水口17を残して閉塞しており、また、第1図に
示すように出口16bに上方が開放する横長の箱
形をなす嵌合部18が形成されている。19は揚
水路で、以下この構成について説明する。下部ス
トレーナ7は、洗い槽1の下部隅部に対応した曲
板状をなしており、この下部ストレーナ7の裏面
側に上下方向略全体にわたり断面コ字状の路壁部
20が一体に突出形成され、この路壁部20の内
側を洗い槽1内に向けて開口すると共に上端が開
口する通水溝21としている。22は通水溝21
の洗い槽1内に向く開口を閉塞することにより揚
水路19の下部を構成するための部材即ち蓋部材
で、この蓋部材22は下端に形成された下部係合
片22aを下部ストレーナ7の裏側に挿入係合し
その両縁部22b,22bを第3図に示すように
通水溝21の両側に形成された係合溝21a,2
1aに水密状に嵌合し、且つ上部の両側面部に形
成された係合爪22c(片側のみ図示)を通水溝
21の側面部に係合させることにより下部ストレ
ーナ7に着脱可能に取着されている。尚、下部ス
トレーナ7には通水溝21の左右の部位に多数の
通水孔23が形成されている。一方、上部ストレ
ーナ8は平板状をなしていて、中間部一帯を除く
左右両側の部位には多数の通水孔24が形成され
ており、上部に膨出部25が形成され、ここに吐
水口部26が形成されている。27は断面コ字状
をなし開放面側を上部ストレーナ8の膨出部25
の下方の裏面側に宛がわれることにより揚水路1
9の上部を構成するための部材即ち通水部材で、
この通水部材27は上端部が第2図に示すように
吐水口部26の下面開口部26aに挿入され、下
端部が上部ストレーナ8の下端部に形成されたコ
字状の押え部28に挿入されるとともに、外側面
に形成された段部27a,27aが第4図に示す
ように上部ストレーナ8に形成された係合爪部2
9,29に係合することにより上部ストレーナ8
に着脱可能に取着されている。
を参照して説明する。先ず、第2図において、1
は図示しない外箱内に配設された槽たる洗い槽、
2は図示しない外箱の上部後方に配設された操作
箱、3は洗い槽1の底部に形成された円形凹状の
ポンプ室で、このポンプ室3内にパルセータ4が
収容配設されており、このパルセータ4の裏面に
は複数のポンプ用の羽根5が形成されている。6
は洗い槽1の側部にその壁部をその底部から上部
にかけて外方へ膨出することにより形設された端
水排水室で、この溢水排水室6は後述する下部ス
トレーナ7及び上部ストレーナ8とから成るスト
レーナ部材9によつて洗い槽1から隔てられてお
り、また洗い槽1底部に形成された溝状部10を
介してポンプ室3内と連通している。この溢水排
水室6内には周知の排水機構11が設けられてお
り、これは操作箱2に配設された操作機構2aに
より上下動されて排水口12の周縁部を連結口体
13の環状弁体14にて開閉するものであり、ま
た連結口体13の上部に溢水管15が立設状に連
結されている。16はポンプ室3の外周部に位置
して洗い槽1の底部にねじ止めされた吐出口体
で、これの底板部16aが溝状部10の上面を入
水口17を残して閉塞しており、また、第1図に
示すように出口16bに上方が開放する横長の箱
形をなす嵌合部18が形成されている。19は揚
水路で、以下この構成について説明する。下部ス
トレーナ7は、洗い槽1の下部隅部に対応した曲
板状をなしており、この下部ストレーナ7の裏面
側に上下方向略全体にわたり断面コ字状の路壁部
20が一体に突出形成され、この路壁部20の内
側を洗い槽1内に向けて開口すると共に上端が開
口する通水溝21としている。22は通水溝21
の洗い槽1内に向く開口を閉塞することにより揚
水路19の下部を構成するための部材即ち蓋部材
で、この蓋部材22は下端に形成された下部係合
片22aを下部ストレーナ7の裏側に挿入係合し
その両縁部22b,22bを第3図に示すように
通水溝21の両側に形成された係合溝21a,2
1aに水密状に嵌合し、且つ上部の両側面部に形
成された係合爪22c(片側のみ図示)を通水溝
21の側面部に係合させることにより下部ストレ
ーナ7に着脱可能に取着されている。尚、下部ス
トレーナ7には通水溝21の左右の部位に多数の
通水孔23が形成されている。一方、上部ストレ
ーナ8は平板状をなしていて、中間部一帯を除く
左右両側の部位には多数の通水孔24が形成され
ており、上部に膨出部25が形成され、ここに吐
水口部26が形成されている。27は断面コ字状
をなし開放面側を上部ストレーナ8の膨出部25
の下方の裏面側に宛がわれることにより揚水路1
9の上部を構成するための部材即ち通水部材で、
この通水部材27は上端部が第2図に示すように
吐水口部26の下面開口部26aに挿入され、下
端部が上部ストレーナ8の下端部に形成されたコ
字状の押え部28に挿入されるとともに、外側面
に形成された段部27a,27aが第4図に示す
ように上部ストレーナ8に形成された係合爪部2
9,29に係合することにより上部ストレーナ8
に着脱可能に取着されている。
次にストレーナ部材9を洗い槽1に取付ける構
成について説明する。第1図において、まず吐出
口体16を洗い槽1の底部にねじ止めにより固定
する。その後、下部ストレーナ7はその上端部の
通水溝21の両側に位置して形成した嵌合孔部3
0,30を、溢水排水室6の左右側面に形成した
図示しない突部に嵌合し、下端部の左右に形成さ
れた爪31,31を吐出口体16の底板部16a
の外周縁部16cに係合することにより洗い槽1
の底部に取付けられる。このとき、路壁部20の
下端部20aは吐出口体16の嵌合部18に上方
から嵌め込まれて第2図に示すように吐出口体1
6の出口16bに突合わせ状態に接続される。一
方、上部ストレーナ8は下端部に突設した接続片
32,32を下部ストレーナ7の上端部に形成し
た接続孔部33,33に挿入し、蓋部材22の上
端部に形成された上部係合片22dを裏面側に添
わせるとともに通水部材27を挿入した押え部2
8を路壁部20の上端部に挿入して通水部材27
と通水溝21とを連結し、膨出部25の左右側面
に形成した係合爪部34(片側のみ図示)を溢水
排水室6の左右側面に形成した図示しない係合部
に係合することにより洗い槽1に取着される。尚
35は吐水口部26に取着された袋状ネツトから
なるリントフイルタであり、開口縁部をフイルタ
枠36により定形保持している。
成について説明する。第1図において、まず吐出
口体16を洗い槽1の底部にねじ止めにより固定
する。その後、下部ストレーナ7はその上端部の
通水溝21の両側に位置して形成した嵌合孔部3
0,30を、溢水排水室6の左右側面に形成した
図示しない突部に嵌合し、下端部の左右に形成さ
れた爪31,31を吐出口体16の底板部16a
の外周縁部16cに係合することにより洗い槽1
の底部に取付けられる。このとき、路壁部20の
下端部20aは吐出口体16の嵌合部18に上方
から嵌め込まれて第2図に示すように吐出口体1
6の出口16bに突合わせ状態に接続される。一
方、上部ストレーナ8は下端部に突設した接続片
32,32を下部ストレーナ7の上端部に形成し
た接続孔部33,33に挿入し、蓋部材22の上
端部に形成された上部係合片22dを裏面側に添
わせるとともに通水部材27を挿入した押え部2
8を路壁部20の上端部に挿入して通水部材27
と通水溝21とを連結し、膨出部25の左右側面
に形成した係合爪部34(片側のみ図示)を溢水
排水室6の左右側面に形成した図示しない係合部
に係合することにより洗い槽1に取着される。尚
35は吐水口部26に取着された袋状ネツトから
なるリントフイルタであり、開口縁部をフイルタ
枠36により定形保持している。
以上の構成にあつて、バルセータ4が回転する
洗い時にはパルセータ4の回転により洗い槽1に
洗い水流が生じて洗濯物が流動される一方、ポン
プ室3内にパルセータ4の羽根5によりポンプ作
用が生じ、洗い槽1内の水が溢水排水室6を経て
ポンプ室3内にその入水口17を通じて吸入さ
れ、そして吐出口体16の出口16bから吐出さ
れ、揚水路19を上方へ通されてリントフイルタ
35を通過し洗い槽1内に戻されるというように
循環する。この結果、水がリントフイルタ35を
通過する折り、該水中のリントがリントフイルタ
35により捕獲される。
洗い時にはパルセータ4の回転により洗い槽1に
洗い水流が生じて洗濯物が流動される一方、ポン
プ室3内にパルセータ4の羽根5によりポンプ作
用が生じ、洗い槽1内の水が溢水排水室6を経て
ポンプ室3内にその入水口17を通じて吸入さ
れ、そして吐出口体16の出口16bから吐出さ
れ、揚水路19を上方へ通されてリントフイルタ
35を通過し洗い槽1内に戻されるというように
循環する。この結果、水がリントフイルタ35を
通過する折り、該水中のリントがリントフイルタ
35により捕獲される。
さて、斯様な本実施例によれば、揚水路19の
うち吐出口体16への連結側を、路壁部20を下
部ストレーナ7と一体に形成することにより構成
したので、吐出口体16の出口16bに接続され
る揚水路19の入口部は下部ストレーナ7に一体
に形成され、従つてその入口部の寸法精度及び位
置精度は下部ストレーナ裏面に別体の路壁体を取
付けて揚水路を構成した従来に比べて高くなり、
下部ストレーナ7を洗い槽1に取付ける時に路壁
部20の下端部20aの位置を調整したりするこ
となく吐出口体16の嵌合部18に精度良く嵌合
させることができ、吐出口体16の出口16bに
揚水路19の入口部を精度良く接続できる。
うち吐出口体16への連結側を、路壁部20を下
部ストレーナ7と一体に形成することにより構成
したので、吐出口体16の出口16bに接続され
る揚水路19の入口部は下部ストレーナ7に一体
に形成され、従つてその入口部の寸法精度及び位
置精度は下部ストレーナ裏面に別体の路壁体を取
付けて揚水路を構成した従来に比べて高くなり、
下部ストレーナ7を洗い槽1に取付ける時に路壁
部20の下端部20aの位置を調整したりするこ
となく吐出口体16の嵌合部18に精度良く嵌合
させることができ、吐出口体16の出口16bに
揚水路19の入口部を精度良く接続できる。
また、揚水路19を掃除する場合、或いは溢水
排水室6の排水口12に詰つた異物を取除く場
合、上部ストレーナ8の係合爪部34の係合を解
除して上部ストレーナ8を上方へ引上げるように
取外し、更に、下部ストレーナ7の爪部31,3
1の係合を解除して下部ストレーナ7を上方へ取
外せば、揚水路19を構成する通水部材27及び
蓋部材22は共に上部ストレーナ8及び下部スト
レーナ7と一緒に洗い槽1から取外すことができ
るので、ストレーナ部材を取外した上でさらに洗
い槽から吐出口体及び通水パイプを取外さなけれ
ばならない面倒があつた従来とは異なり揚水路1
9の着脱を容易になし得る。
排水室6の排水口12に詰つた異物を取除く場
合、上部ストレーナ8の係合爪部34の係合を解
除して上部ストレーナ8を上方へ引上げるように
取外し、更に、下部ストレーナ7の爪部31,3
1の係合を解除して下部ストレーナ7を上方へ取
外せば、揚水路19を構成する通水部材27及び
蓋部材22は共に上部ストレーナ8及び下部スト
レーナ7と一緒に洗い槽1から取外すことができ
るので、ストレーナ部材を取外した上でさらに洗
い槽から吐出口体及び通水パイプを取外さなけれ
ばならない面倒があつた従来とは異なり揚水路1
9の着脱を容易になし得る。
尚、上記実施例においては、該部材22はその
係合爪22c,22cの係合を解除するだけで簡
単に下部ストレーナ7から取外すことができ、ま
た、通水部材27は係合爪部29,29の係合を
解除して下方に引抜けば上部ストレーナ8から取
外すことができるので、通水溝21及び通水部材
27の掃除も簡単に成し得る。
係合爪22c,22cの係合を解除するだけで簡
単に下部ストレーナ7から取外すことができ、ま
た、通水部材27は係合爪部29,29の係合を
解除して下方に引抜けば上部ストレーナ8から取
外すことができるので、通水溝21及び通水部材
27の掃除も簡単に成し得る。
第5図は本発明の他の実施例を示すもので、上
記実施例との相違は、下部ストレーナ37を上部
ストレーナ8と同様に中間部一体を除く左右両側
の部位に図示しない多数の通水孔が形成された曲
面状に形成し、この下部ストレーナ37の下端部
裏側に断面コ字状をなす路壁部38を一体に形成
して、これを吐出口体16の嵌合部18に嵌合さ
れる揚水路19の入口部とする。そして、下部ス
トレーナ37の中間部の裏面側に上部ストレーナ
8の通水部材27と同様の通水部材39を着脱可
能に取着して揚水路19の下部を構成したところ
にある。この様に構成しても、揚水路19の入口
部は下部ストレーナ7と一体に形成されているの
で、上記実施例と同様の効果を奏するものであ
る。
記実施例との相違は、下部ストレーナ37を上部
ストレーナ8と同様に中間部一体を除く左右両側
の部位に図示しない多数の通水孔が形成された曲
面状に形成し、この下部ストレーナ37の下端部
裏側に断面コ字状をなす路壁部38を一体に形成
して、これを吐出口体16の嵌合部18に嵌合さ
れる揚水路19の入口部とする。そして、下部ス
トレーナ37の中間部の裏面側に上部ストレーナ
8の通水部材27と同様の通水部材39を着脱可
能に取着して揚水路19の下部を構成したところ
にある。この様に構成しても、揚水路19の入口
部は下部ストレーナ7と一体に形成されているの
で、上記実施例と同様の効果を奏するものであ
る。
[発明の効果]
本発明は、以上の説明から明らかなように、揚
水路を構成するための部材をストレーナ部材に着
脱可能に設けると共に、その揚水路のうち吐出口
体との連結側をストレーナ部材の裏面側に路壁部
を一体に形成することにより構成し、吐出口体を
槽に固定した後、ストレーナ部材の路壁部を吐出
口体の出口に接続するようにしたので、揚水路の
入口部の寸法精度或いはストレーナ部材との位置
精度が向上し、揚水路の入口部を吐出口体の出口
に精度良く接続し得るとともに、揚水路を構成す
るための部材をストレーナ部材と一緒に洗い槽か
ら取外し得て着脱を簡単になし得るという効果を
奏する。
水路を構成するための部材をストレーナ部材に着
脱可能に設けると共に、その揚水路のうち吐出口
体との連結側をストレーナ部材の裏面側に路壁部
を一体に形成することにより構成し、吐出口体を
槽に固定した後、ストレーナ部材の路壁部を吐出
口体の出口に接続するようにしたので、揚水路の
入口部の寸法精度或いはストレーナ部材との位置
精度が向上し、揚水路の入口部を吐出口体の出口
に精度良く接続し得るとともに、揚水路を構成す
るための部材をストレーナ部材と一緒に洗い槽か
ら取外し得て着脱を簡単になし得るという効果を
奏する。
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示すも
ので、第1図は分解斜視図、第2図は縦断側面
図、第3図は第2図中−線に沿う断面図、第
4図は第2図中−線に沿う断面図であり、そ
して、第5図は本発明の他の実施例を示す要部の
縦断側面図である。 図中、1は洗い槽(槽)、6は溢水排水室、7
は下部ストレーナ、8は上部ストレーナ、9はス
トレーナ部材、16は吐出口体、16bは出口、
18は嵌合部、19は揚水路、20,38は路壁
部、21は通水溝、22は蓋部材、27,39は
通水部材を示す。
ので、第1図は分解斜視図、第2図は縦断側面
図、第3図は第2図中−線に沿う断面図、第
4図は第2図中−線に沿う断面図であり、そ
して、第5図は本発明の他の実施例を示す要部の
縦断側面図である。 図中、1は洗い槽(槽)、6は溢水排水室、7
は下部ストレーナ、8は上部ストレーナ、9はス
トレーナ部材、16は吐出口体、16bは出口、
18は嵌合部、19は揚水路、20,38は路壁
部、21は通水溝、22は蓋部材、27,39は
通水部材を示す。
Claims (1)
- 1 槽の側部に着脱可能なストレーナ部材により
隔てて溢水排水室を形成すると共に、この溢水排
水室に、槽の下部に形成されたポンプ室から吐出
口体を介して吐出される槽内の水を上方へ通して
槽内に戻す揚水路を設けた洗濯機において、前記
揚水路を構成するための部材を前記ストレーナ部
材に着脱可能に設けると共に、その揚水路のうち
前記吐出口体との連結側を、前記ストレーナ部材
の裏面側に断面略コ字状の路壁部を一体に形成す
ることにより構成し、前記吐出口体を槽に固定し
た後、前記ストレーナ部材の路壁部を吐出口体の
出口に接続するようにしたことを特徴とする洗濯
機の揚水路の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60154990A JPS6214896A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 洗濯機の揚水路の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60154990A JPS6214896A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 洗濯機の揚水路の組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6214896A JPS6214896A (ja) | 1987-01-23 |
JPH0550313B2 true JPH0550313B2 (ja) | 1993-07-28 |
Family
ID=15596304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60154990A Granted JPS6214896A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 洗濯機の揚水路の組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6214896A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2767475B2 (ja) * | 1989-12-28 | 1998-06-18 | 日鉱金属株式会社 | マークシート挿入装置 |
US5509283A (en) * | 1993-12-14 | 1996-04-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Clothes washer having water recirculation system |
TW366015U (en) * | 1997-08-16 | 1999-08-01 | Samsung Electronics Co Ltd | Filter for a washing machine |
TW443345U (en) * | 1997-08-16 | 2001-06-23 | Samsung Electronics Co Ltd | Filter for a washing machine |
ID20692A (id) * | 1997-08-16 | 1999-02-18 | Samsung Electronics Co Ltd | Filter untuk mesin cuci |
TW363627U (en) * | 1997-08-16 | 1999-07-01 | Samsung Electronics Co Ltd | Filter for a washing machine |
JP5881507B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2016-03-09 | 株式会社クボタ | 水処理装置 |
CN110924085B (zh) * | 2018-09-20 | 2022-11-11 | 无锡小天鹅电器有限公司 | 洗衣机及其脱水桶组件和喷瀑盖板 |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP60154990A patent/JPS6214896A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6214896A (ja) | 1987-01-23 |
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