JP2767475B2 - マークシート挿入装置 - Google Patents

マークシート挿入装置

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JP2767475B2
JP2767475B2 JP1343284A JP34328489A JP2767475B2 JP 2767475 B2 JP2767475 B2 JP 2767475B2 JP 1343284 A JP1343284 A JP 1343284A JP 34328489 A JP34328489 A JP 34328489A JP 2767475 B2 JP2767475 B2 JP 2767475B2
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純一 清水
裕二 小塚
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属条のコイル巻取りラインに用いられる
金属条の傷検知器からの異常信号によってその傷部の巻
取り付近にマークシートを挿入するマークシート挿入装
置に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
従来、金属条のコイル巻取りラインにおいて、コイリ
ングリールの巻取り中に金属条の傷などが発見された際
には、作業員が手に持った目印となる長さ約20cm位の紙
片、すなわちマークシートを回転している巻取りコイル
に金属条の傷部が巻取られる時に挿入していた。
しかしながら、上記のような回転している巻取りコイ
ルの金属条の傷部が巻取られる時に作業員が手に持った
マークシートを巻取りコイルに挿入することは非常に危
険であり、作業員の安全対策上からも自動的なマークシ
ート挿入装置が必要とされていた。
また、作業員が手に持ったマークシートを挿入するた
め金属条の傷部の巻取り部に正確に挿入することが難し
く、特に巻取りコイルの速度が早くなれば一層困難な作
業となっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、金属
条のコイル巻取りラインにおいて、金属条の巻取り中に
金属条に傷などが発見された際、自動的に、かつ正確な
位置にマークシートを挿入することができるマークシー
ト挿入装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために、金属条のコイ
ル巻取りラインに用いられる金属条の傷検知器からの異
常信号によって該傷部の巻取り部にマークシートを挿入
するマークシート挿入装置において、コイル巻取りライ
ンの速度に応じて挿入シリンダーの作動タイミングを補
正させるための補正装置を前記傷検知器内に別に設け、
前記傷検知器からの異常信号が前記作動タイミングの補
正装置によって補正された信号によってロールペーパー
を所定の長さに切断し、該切断されたマークシートを把
持しているヘッドを挿入シリンダーのピストン先端に取
り付け、また前記補正された信号によって該挿入シリン
ダーを作動してヘッドを前進させ、該ヘッドの切断され
たマークシートが前記巻取り部の近傍を高速度で通過す
る際に該マークシートを巻取り部に挿入させるように構
成したことを特徴とし、また挿入シリンダーはコイリン
グリールの巻太りによる挿入位置の変化を検出するため
の挿入位置検知器の信号により作動する追従装置を具備
していることを特徴としている。
〔作用〕
次に、本発明の作用について説明する。
上記の構成によると、金属条のコイル巻取りラインに
おいて巻取り中に金属条の傷を傷検知器が発見すると、
その傷検知器からの異常信号が作動タイミングの補正装
置によって補正された信号によってロールペーパーを所
定の長さに切断し、その切断されたマークシートを把持
しているヘッドを挿入シリンダーがコイル巻取りライン
の速度に応じて正確なタイミングで当該傷部が巻き取ら
れる付近を高速度で通過させ、その際にマークシートを
巻き込まれていく金属条の傷部の巻き込み部に迅速に挿
し込む。これによってコイル巻取りラインの速度が変化
してもその速度に応じて補正するから、常に正確なタイ
ミングで挿入シリンダーを作動し、ヘッドを前進させる
ことができるために確実に安定してマークシートを巻き
込まれていく金属条の傷部に挿入できる。
さらに、金属条の巻取り作業中、コイリングリールの
巻太りによる挿入位置の変化を常に検出している挿入位
置検知器の信号により追従装置が作動して挿入シリンダ
ーの位置を制御しているから、金属条の巻取り作業中は
常にマークシートの適正な挿入作業がなされる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図乃至第3図は本実施例を示しており、第1図は
一方のコイリングリール1に金属条3が巻回されてい
て、他方のコイリングリール2に緊張状態で巻き取られ
る場合を示している。
金属条3の上面上には傷検知器4の光学的検知器5が
金属条3の走行方向に対して直角方向に伸びており、こ
の検知器5によって走行する金属条3の傷や割れなどを
常時検出している。
一方、同様に金属条3の走行方向に対して直角方向に
配設された案内レール6にはマークシート挿入装置Aの
支持ブラケット7が摺動可能に設けられている。そして
この支持ブラケット7には折曲した支持腕8の基部が支
持ブラケット7に対して水平方向にピン8aによって回動
可能に枢着されている。さらにこの支持腕8の端部には
折曲した挿入シリンダー9の基部がピン10によって回動
可能に枢着されており、かつ支持腕8と挿入シリンダー
9は空気作動シリンダーからなる追従装置11によって連
結されている。
すなわち、この追従装置11は空気シリンダー部が支持
腕8にピン12によって取りつけられ、またピストン部が
ピン13によって挿入シリンダー9にそれぞれ回動可能に
取りつけられている。
挿入シリンダー9は空気作動シリンダーであり、その
ピストン14の先端には、収納されたロールペーパーを所
定の長さに切断する刃物とこの切断されたマークシート
(紙片)15を把持する把持部を有するヘッド16が取りつ
けられている。
また、コイリングリール2の近傍には図示していない
挿入位置検知器が配設されていて、コイリングリール2
の巻太りによる挿入位置の変化を検出し、前記追従装置
11に信号を送って挿入シリンダー9の挿入角度を制御し
ている。
さらに、傷検知器4内に別に設けられた補正装置によ
り巻き取られていく金属条3の速度を検出し、前記挿入
シリンダー9の作動タイミングを巻取り速度に適合する
ように補正している。
次に、本実施例の動作につい説明すると、コイリング
リール2によって巻き取られて走行している金属条3に
傷検知器4の光学的検知器5中に配設された光学的検知
部が傷や割れを発見すると、傷検知器4から挿入シリン
ダー9に異常信号が送られ、その信号によって適切なタ
イミングでピストン14を突出させ、その先端に設けられ
ているヘッド16を金属条3の傷や割れなどの欠陥部分が
巻き込まれる巻取部の近傍を高速度で通過させる。この
ヘッド16の迅速な移動の途中においてヘッド16が把持し
ているマークシート15が金属条3の巻き込み部に挿し込
まれる。
この挿入の際、マークシートが風によって折れ曲がる
のを防止するため幅方向に少々弯曲された状態でヘッド
16に把持されている。
そして、一旦巻取り部の近傍を通過しマークシート15
を挿入したヘッド16は挿入シリンダー9の逆方向の作動
によって直ちに元の位置に戻され、その位置で待機す
る。
このように、本実施例によれば金属条3の傷や割れな
どの欠陥部を光学的検知器5が発見されると自動的に、
しかも安全に巻き取られるその該当部分にマークシート
を挿し込むことができる。
さらに、巻取りが進んでコイリングリール2が巻太
り、そのため挿入位置が変化しても図示しない挿入位置
検知器からの信号によって追従装置11が作動して挿入シ
リンダー9の挿入角度を第2図の(a)位置から(b)
位置に順次制御するからマークシートの挿入が常に適正
に行なうことができる。
そして、コイリングリール2に金属条3を全部巻き取
った場合は、追従装置11のピストン部をシリンダ部内に
完全に収納させ挿入シリンダー9を第2図の(c)位置
に持ち上げた後、支持腕8をピン8aによって回動し、さ
らに支持ブラケット7によって案内レール6内を摺動さ
せてマークシート挿入装置Aを第3図の(d)位置に移
動させ、金属条3を巻き取ったコイリングリール2から
完全に退避させることができる。
〔発明の効果〕
上記した本発明によれば、傷検知機によって巻き取ら
れている金属条に傷や割れなどが発見されるとその巻取
り部に自動的に、かつ正確な位置にマークシートを挿入
することができるので、巻き取ったコイル中の傷部や割
れを正確に表示することができ、しかもコイル巻取りラ
インの速度が変化してもその速度に応じて補正するか
ら、コイル巻取りラインのどのような速度でも常に正確
なタイミングで挿入シリンダーを作動し、ヘッドを前進
させることができるために常に安定してマークシートを
巻き込まれていく金属条の傷部に挿入することができる
ので、巻き取ったコイル中の傷部や割れを常に正確に表
示することができ、さらにロールペーパーを所定の長さ
に切断し、その切断されたマークシートを把持している
ヘッドを挿入シリンダーのピストン先端に取り付けたか
ら、マークシートの長さを自由に選択して取り扱うコイ
ルの幅に応じて容易に対応でき、挿入の際にマークシー
トが折れ曲がるのを防止できるので金属条の傷部に正確
に挿入することができる。
また、巻取りコイルの巻太りによる挿入位置が変化し
ても追従装置によって常に正確な位置にマークシートを
挿入することができる。
さらに、マークシートを巻取り中のコイルに自動的に
挿入できるので、作業者の安全が確保できる効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の斜視図、第2図は側面図、第3図は
正面図である。 1,2……コイリングリール、 3……金属条、4……傷検知器、 5……光学的検知器、6……案内レール、 7……支持ブラケット、8……支持腕、 9……挿入シリンダー、 11……追従装置、14……ピストン部、 15……マークシート、16……ヘッド、 A……マークシート挿入装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属条のコイル巻取りラインに用いられる
    金属条の傷検知器からの異常信号によって該傷部の巻取
    り部にマークシートを挿入するマークシート挿入装置に
    おいて、コイル巻取りラインの速度に応じて挿入シリン
    ダーの作動タイミングを補正させるための補正装置を前
    記傷検知器内に別に設け、前記傷検知器からの異常信号
    が前記作動タイミングの補正装置によって補正された信
    号によってロールペーパーを所定の長さに切断し、該切
    断されたマークシートを把持しているヘッドを挿入シリ
    ンダーのピストン先端に取り付け、また前記補正された
    信号によって該挿入シリンダーを作動してヘッドを前進
    させ、該ヘッドの切断されたマークシートが前記巻取り
    部の近傍を高速度で通過する際に該マークシートを巻取
    り部に挿入させるように構成したことを特徴とするマー
    クシート挿入装置。
  2. 【請求項2】挿入シリンダーはコイリングリールの巻太
    りによる挿入位置の変化を検出するための挿入位置検知
    器の信号により作動する追従装置を具備していることを
    特徴とする請求項第1項記載のマークシート挿入装置。
JP1343284A 1989-12-28 1989-12-28 マークシート挿入装置 Expired - Fee Related JP2767475B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6214896A (ja) * 1985-07-12 1987-01-23 株式会社東芝 洗濯機の揚水路の組立方法

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