JPH0520313Y2 - - Google Patents

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JPH0520313Y2
JPH0520313Y2 JP1986094830U JP9483086U JPH0520313Y2 JP H0520313 Y2 JPH0520313 Y2 JP H0520313Y2 JP 1986094830 U JP1986094830 U JP 1986094830U JP 9483086 U JP9483086 U JP 9483086U JP H0520313 Y2 JPH0520313 Y2 JP H0520313Y2
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washing tub
drain
chamber
cover
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JP1986094830U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、回転翼を配設した翼室を洗濯槽の内
底部に、排水弁によつて開閉される排水口を設け
た排水室を洗濯槽の一側部に、夫々形成し、上記
翼室と排水室を連通路によつて連通し、この連通
路の洗濯槽への開口面を着脱自在なカバーによつ
て覆蓋した洗濯機に関する。
(ロ) 従来の技術 この種の洗濯機の一例が実開昭60−149397号公
報に開示されている。ここでは、排水室にコイン
等の異物の侵入を防ぎ、排水弁の不良を無くすた
めに、翼室内、カバーに夫々リブを設けている
が、このものは回転翼に対して洗濯物の荷重が加
わつた時、温水が用いられた時に、回転翼やリブ
の間に隙間が生じやすく、ここから異物が侵入す
ることがあつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は従来例による欠点を除去し、コイン等
が排水室に侵入して排水異常を生じるのを未然に
且つ確実に防止せんとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案による解決手段は、翼室と排水室との連
通路内にコイン等の異物の通過を阻止可能な大き
さの通水口を有する平板状しやへい板を連通路内
に着脱自在に配設し、洗濯槽の開口面を着脱自在
にカバーで覆う際に、しやへい板をカバーと洗濯
槽内底面との間で起立状態に保持した構成であ
る。
(ホ) 作用 翼室等の成型歪があつたりして、翼室内にコイ
ン等が侵入し、連通路を通つて排水室に向うと、
コイン等の異物は連通路内でしやへい板に移動を
阻止される。一方、しやへい板は槽から排水室に
向う水を通水口を介して通すことができ、排水時
の排水性能を維持していく。
(ヘ) 実施例 以下二槽式洗濯機の例を図面に基づいて説明す
ると、1は一体成型された洗濯槽2と脱水受槽3
を機枠内に装着して成る二槽式洗濯機である。4
は洗濯槽2の内底部に凹設された翼室で、回転翼
5を配設している。6は洗濯槽2の一隅角部を外
方に突設して形成された溢水室兼用の排水室で、
その底部には上下に動く排水弁(図示せず)によ
つて開閉され、或いは排水ポンプの吸入部に接続
される排水口7を形成している。そして、8は翼
室4と排水室6を連通する凹溝状の連通路で、洗
濯槽2への開口面を洗濯槽2の底面形状に合せて
湾曲されたカバー9によつて覆蓋している。
ここで、上記連通路8は、その両側面10,1
0の上端を洗濯槽2の底面形状に一致させ、且つ
この両側面10,10の翼室4との接合部分より
少し奥側から排水室6との接合部分(排水室6の
洗濯槽2への開口面)の少し奥までを内向き膨出
させている。そして、この両側面10,10は奥
側の端部(排水室6側の端部)を更に内向きに突
出させ且つ所定高さを持たせて衝立板11,11
と成し、また膨出部の上端が湾曲した係合片1
2,12として残るように溝13,13を形成し
ている。更に、衝立板11,11の頂部には係合
突起14,14が突設してある。15は連通路8
の底面中央に立設されたボスである。
一方、湾曲しているカバー9は、両側端に溝1
3,13に嵌合し且つ係合片12,12に係止さ
れる係合縁16,16を垂設し、上端には衝立板
11,11の頂部上に位置し且つ係合突起14,
14を嵌合させる係合孔17,17を穿設した水
平フランジ18を設け、下端には垂直フランジ1
9と異物収納溝20を設けている。また、このカ
バー9は、透孔群21とネジ孔22を穿設してお
り、ネジ孔22とボス15を合せて着脱自在にネ
ジ止めされる。尚、23,23は、排水室6の洗
濯槽2への開口面を閉成する別のカバー(図示せ
ず)を係着するために、水平フランジ18に穿設
された孔、24は水平フランジ18の裏面から本
体裏面にかけて一体に形設された補強片である。
25は連通路8内に立てて配設された平板状し
やへい板で、衝立板11,11に亘つて立て掛け
られ、カバー9をネジ止めした時にカバー9の水
平フランジ18の裏面で押え込まれて起立状態に
保持される。そして、このしやへい板25は、洗
濯機が使用される国に於ける最小径の硬貨より小
さい縦横寸法で下端両側を下方から切込んで通水
口26,26を設け、下端より所定の高さaを置
いて横長方形の通水口27を設けている。この高
さaは上記最小径の硬貨が排水時或いは洗濯作業
時に水流等によつて乗り越えてしまう高さより高
いものである。このように、しやへい板25は使
用する場所(国)に応じて取換えられるものであ
る。
尚、28はしやへい板25の頂部中央から下方
に切込まれた係止孔であり、ネジ止めされたカバ
ー9の補強片24を係入させる。
かくして、連通路8内にしやへい板25を設置
してカバー9をネジ止めし、洗濯作業を行なつた
場合、コイン等の異物はしやへい板25で排水室
6に流出するのを阻止されるので、排水口7の排
水弁の開閉操作時に異物が障害にならず、排水口
7での排水異常の発生が少くなる。また、排水時
には通水口27が排水能力を確保し、翼室4内に
残る水は通水口26,26から排水室6に流出す
る。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、排水室へのコイン等の異物の
流出を阻止したので、排水口での排水異常の発生
を減少できるものである。また、平板状しやへい
板を、連通路内に起立状態にカバーで保持してい
るので、カバーを取りはずすのみで連通路内のコ
イン等が簡単に取り除くことができると共に、使
用する場所(国)の最小コインに合わせてしやへ
い板のみを取り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による洗濯機の要部の分解斜視
図、第2図は平面図、第3図は洗濯槽及び脱水受
槽の平面図である。 2……洗濯槽、4……翼室、5……回転翼、6
……排水室、7……排水口、8……連通路、9…
…カバー、25……しやへい板、26,27……
通水口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転翼を配設した翼室を洗濯槽の内底部に、排
    水弁によつて開閉される排水口を設けた排水室を
    洗濯槽の一側部に、夫々形成し、上記翼室と排水
    室を連通路によつて連通し、この連通路の洗濯槽
    への開口面を着脱自在なカバーによつて覆蓋した
    ものにおいて、上記連通路に、コイン等の異物の
    通過を阻止可能な大きさの通水口を有する平板状
    しやへい板を、前記連通路内に装着脱自在に配設
    し、上記カバーを洗濯槽に着脱自在に取り付けた
    際、前記しやへい板をカバーと洗濯槽内底面との
    間で起立状態に保持したことを特徴とする洗濯
    機。
JP1986094830U 1986-06-20 1986-06-20 Expired - Lifetime JPH0520313Y2 (ja)

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JPS62204585U JPS62204585U (ja) 1987-12-26
JPH0520313Y2 true JPH0520313Y2 (ja) 1993-05-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60176793U (ja) * 1984-04-28 1985-11-22 シャープ株式会社 洗濯機

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JPS62204585U (ja) 1987-12-26

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