JPH0540860Y2 - - Google Patents

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JPH0540860Y2
JPH0540860Y2 JP8868288U JP8868288U JPH0540860Y2 JP H0540860 Y2 JPH0540860 Y2 JP H0540860Y2 JP 8868288 U JP8868288 U JP 8868288U JP 8868288 U JP8868288 U JP 8868288U JP H0540860 Y2 JPH0540860 Y2 JP H0540860Y2
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JP
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door
panel
washing
duct
front opening
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、洗浄室の前面開口に扉の下部を軸支
し、その洗浄室内には食器類に洗浄温水を噴射し
て洗浄せしめるノズルを配設した食器洗浄機に関
する。
(ロ) 従来の技術 この種の食器洗浄機は、洗浄中に湯気を生じる
ので、例えば実公昭49−33215号公報や実公昭51
−27657号公報で示されるように、扉に外部に連
るダクトを設け、排出するようにしている。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 しかし、従来例、特に前者はダクト形状を改良
しているものの、扉の開放時等の衝撃によつて結
露水や洗浄水滴が外部に流出する惧れがまだあ
る。
本考案は、扉の内側に形成される空間を利用し
て結露水を漏れ少く洗浄室に回収せんとするもの
である。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案による解決手段は、食器類を洗浄するた
め内部に洗浄温水の噴射ノズルを設けた洗浄室
と、該洗浄室の前面開口下部に軸支し、前面開口
を開閉自在とする扉と、この扉裏面と間隔を存し
て対向して設けられたパネルと、このパネルと前
記扉間に形成され、下部で外部及び洗浄室と連通
する収納空間と、前記パネルに形成された湯気抜
き口と、この湯気抜き口を覆い、上部を前記収納
空間に開放したダクトと、前記前面開口の下辺を
外方に突出形成した下縁と、この下縁より上方
で、且つ前記扉内側下部に前記下縁に臨ませて取
付けられ、内方に向けて下降傾斜させた導水板と
を備えてなる食器洗浄機を提供するものである。
(ホ) 作用 洗浄室で生じた湯気は、湯気抜き口から収容空
間に入いり、扉内面等に触れて結露する。結露水
は扉内面を伝つて流下し、導水板の傾斜に乗つて
洗浄室の前面開口の下縁を越え、洗浄室に戻る。
一方、ダクトは、湯気抜き口から入いる洗浄水
を一時的に収容し、収容空間内の下部に流下した
洗浄水が導水板とパネル間の小間隔でオーバフロ
ーしてしまうのを未然に防ぐ。同時にダクトは、
入つた湯気を収容空間の上部に導びき、湯気の結
露領域を有効利用できるようにしている。
(ヘ) 実施例 以下図面に基づいて説明すると、第1図は内部
機構図であり、天板や周側板等から成る食器洗浄
機の機枠1は内部に洗浄室2を配設しており、こ
の洗浄室2の前面開口3には扉4が設けてある。
洗浄室2は、第2図及び第3図で示すように、
前後左右の各支柱5……に前面開口状の箱体6を
固着したものである。支柱5……は上端部に浅い
皿状の天板7を被せ且つ天板7の舌片8……を前
方から取外し自在にビス止めしている。天板7の
前部には折り返しを利用した係合口9が形成して
あり、制御部品10や操作ツマミ等11を備えた
箱状のコントロールパネル12は、上記係合口9
に下方から爪片13……を挿入して前方に対して
係合し、周辺を箱体6の前面に当接し、下部を箱
体6の前面の取付片14に下方から取外し自在に
ビス止めしている。この結果、このコントロール
パネル12は、天板7の止着部位を覆う。また、
爪片13をコントロールパネル12の全巾に亘つ
て連設すれば、係合口9との係合部位からパネル
12内に浸入しようとする水をしや断できる。更
に、コントロールパネル12の取付片14との止
着部位は扉4の閉成時には隠される。
上記洗浄室2は、その下部を洗浄タンク15に
よつて形成しており、室内には食器類Dが載置さ
れるラツク16を配設し、このラツク16を上下
から挟むように上下一対の洗浄温水の噴射ノズル
17,17及び上下一対のすすぎ温水の噴射ノズ
ル18,18を配設している。洗浄温水の噴射ノ
ズル17,17に対しては、洗浄ポンプ19が洗
浄タンク15内の温水を循環供給し、すすぎ温水
の噴射ノズル18,18に対しては、外部のすす
ぎポンプ(図示せず)が外部のすすぎタンク(図
示せず)内の温水を供給する。洗浄タンク15
は、溢水管兼排水弁20を設けている。
通常は一日の最初の洗浄行程に先だつてすすぎ
タンクの温水を洗浄タンク15内に所定位まです
すぎポンプによつて入れる。そして、洗浄後のす
すぎ行程ですすぎ水が外部から供給されると、タ
ンク15内の洗浄温水を溢水管20から溢水させ
て温水の入れ替えを行なう。最終的には排水弁2
0を引上げて、タンク15内の温水の全てを抜
き、次の日の洗浄に備えるのである。
上記前面開口3を形成する箱体6は、下部を除
いてパツキン21を配設し、扉4が閉成したとき
のシールを行なつている。扉4は下部を機枠1或
いは箱体6に軸支してある。
ここで、上記扉4は、内面側に収容空間22を
形成するように、パネル23を取付けている。こ
のパネル23は湯気抜き口24を形成すると共
に、この湯気抜き口24の下部より上方を収容空
間22内から覆い且つ空間22に連通させる上向
きダクト25を取付けている。このダクト25と
扉内面41との間には間隔26を形成し、また上
端には内向きの立上がり片27を形成している。
収容空間22は、下部で外部と連通し、ここに
上記前面開口3の下縁31を全巾に亘つて臨ませ
ている。この下縁31は外方に且つ斜め上向きに
傾斜した傾斜下縁であり、空間22を構成してい
るパネル23の下部との間で流下口28を形成し
ている。
導水板29は、収容空間22内で扉内面41に
全巾に亘つて取付けられており、全体を内方に向
けて下降傾斜させ、内側端部を中央部分を除いて
立上らせて樋状とすると共に、その中央部分を突
出して上記流下口28に臨ませている。
カバー30は、湯気抜き口24に室内側から間
隔を置いて対向してパネル23に取付けてあり、
温水が湯気抜き口24から直に空間22に浸入し
ようとするのをダクト25と共に防いでいる。
次に、動作について説明すると、洗浄、すすぎ
の各行程で、夫々の専用のノズル17,17或1
8,18から約65℃の温水が噴射される。斯る行
程実行中に生じる湯気は、湯気抜き口24及びダ
クト25を介して収容空間22内の上方に拡散さ
れ、室内圧力の異常上昇を抑えている。空間22
内の湯気は扉内面41で結露し、間隔26から流
下し、導水板29に入いる。導水板29は、結露
水を集め、中央部分から流下口28に流下させ、
ここから洗浄室2内に戻す。ダクト25内で結露
したものは、湯気抜き口24から戻る。その戻り
勾配を作るために、ダクト25は湯気抜き口24
の下部より上位にある。
扉4を開放したとき、ダクト25内に残つてい
た結露水は、立上り片27によつてダクト25内
に留められており、開扉時の衝撃等で外部へ落下
することはほとんどない。また、収容空間22内
に残つている結露水も導水板29によつて同様に
ほとんど外部流出しない。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、行程実行中に生じる湯気を扉
内の空間に収容して結露させ、且つ洗浄室に円滑
に戻すことができ、開扉時に於ける結露水の外部
への飛散を防止でき、床のふき取り作業等の手間
の少ない食器洗浄機を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による食器洗浄機の内部機構
図、第2図は内部機構の分解斜視図、第3図はコ
ントロールパネル部分の側断面図、第4図は扉部
分の側断面図、第5図は同じく横断面図、第6図
は導水板の斜視図である。 2……洗浄室、3……前面開口、4……扉、1
7,18……噴射ノズル、22……収容空間、2
3……パネル、24……湯気抜き口、25……ダ
クト、26……間隔、28……流下口、29……
導水板、31……下縁、41……扉内面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 食器類を洗浄するため内部に洗浄温水の噴射ノ
    ズルを設けた洗浄室と、該洗浄室の前面開口下部
    に軸支し、前面開口を開閉自在とする扉と、該扉
    裏面と間隔を存して対向して設けらてたパネル
    と、該パネルと前記扉間に形成され、下部で外部
    及び洗浄室と連通する収納空間と、前記パネルに
    形成された湯気抜き口と、該湯気抜き口を覆い、
    上部を前記収納空間に開放したダクトと、前記前
    面開口の下辺を外方に突出形成した下縁と、該下
    縁より上方で、且つ前記扉内側下部に前記下縁に
    臨ませて取付けられ、内方に向けて下降傾斜させ
    た導水板とを備えてなることを特徴とする食器洗
    浄機。
JP8868288U 1988-07-04 1988-07-04 Expired - Lifetime JPH0540860Y2 (ja)

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JP8868288U JPH0540860Y2 (ja) 1988-07-04 1988-07-04

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JPH0212351U JPH0212351U (ja) 1990-01-25
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JP2538298Y2 (ja) * 1990-06-18 1997-06-11 ホシザキ電機株式会社 食器洗浄機
JP2542222Y2 (ja) * 1990-07-13 1997-07-23 ホシザキ電機株式会社 食器洗浄機

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JPH0212351U (ja) 1990-01-25

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