JPH05503091A - ベンゾキサジン染料 - Google Patents

ベンゾキサジン染料

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JPH05503091A JP3501077A JP50107791A JPH05503091A JP H05503091 A JPH05503091 A JP H05503091A JP 3501077 A JP3501077 A JP 3501077A JP 50107791 A JP50107791 A JP 50107791A JP H05503091 A JPH05503091 A JP H05503091A
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リム,ミュ―イル
ボッタ,ナンシー エイ.
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ブリストル―マイヤーズ スクイブ カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ベンゾキサジン染料 背景 ケラチン基基質の染料としてニトロ置換パラフェニレンジアミンを使用すること は公知である。(ジエー・エフ・コルヘット(J、F、 Corbett)ザ・ ケミストリー・才ブ・ンンセティック・ダイズ(The Chemistry  of 5ynthetic Dyes)、第5巻、ケー・ブエンカタラマン(K 、 Venkataraman)纒、アカデミツクプレス(AcadimicP ress)ニューヨーク、第475頁参照)。米国特許第3591638 、第 4470826 、第4668.236号明細書、カナダ特許第806152、 第935094号明細書にはその製造法、使用法が記載されている。
毛髪染料化学者は、簡単な2−ニトロ−p−フェニレンジアミン(2−NO,− PPD)誘導体、例えば2−ニトロ−p−フェニレンシアミンに代るものを探し めていた、何となれば化粧品として安定性の低いこと、および毛髪耐性に劣るか らである。しかし乍ら、2−NO,−PPDに代るものとして提案された化合物 の多くは、明るいオレンジ・レッド色を有せず、従って良好なものではなかった 。事実、2−ニトロ−p−フェニレンジアミン系化合物のアミノ基に置換したも のは、著しく長い波長に最大吸収を示すのみならず、これらニトロ染料の色はオ レンジ・レッドよりも寧ろレッドバイロレットまたはバイオレットに近くなる( ジエー・エフ・コルペット(J、F、 Corbett) 、ジュー。ソック、 コスメット・ヘム(J、 Sac、 Cosmet、 Chem、)35.29 7.1984)。
目標化合物の基本構造は3.4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾキサジンであ るが、その合成には1889年以来、多数の提案がある。1.4−ベンゾキサジ ンの合成についてクノール(Knorr)はベリヒテ・デル・ドイツチェン・ヘ ミツクエン・ゲゼルシャフト(Ber、 22.2085.1889 ;Ber 、55.3818、とを報告している。
6a 7a H,Toms )ジエ’ヘム・フック(J、 Chem、 Soc、) 119 .2076.1921)。
ヒル及びラメージ(Hill、 Ramage)は2−アミノ−5−メトキシフ ェノール9aより7−メドキシー1,4−ベンゾキサジンを合成することを報告 している(ジエ・ヘム・フック(J、 Chem。
Soc、) 3709.1964)。化合物見見とクロロアセチルクロライドと を、アセトン中で加熱すると2−クロロアセトアミド−5−メトキシフェノール logとなる。
ラム・アルミニウム・ハイドライドで、THF中で還元すると、7−メドキシー 3.4−ジヒドロ・2H−1,4−ベンゾキサジン12aとなる。
米国特許第3690810号及び第3817995号明細書(発明者:ロレアル (L’ 0real)によれば、酸化カップラーとしての6−ヒドロキシ(又は アミノ)−3,4−ジヒドロ−28−1,4−ベンゾキサジン15a (または 19a)の合成法として、2−アミノ−4−2−メトキシ−5−ニトロアニリン 16aと、2−クロロエチルクロロフォーメイト及び炭酸カルシウムとをジオキ サン中で反応させて、カーバメイト17aとし、之を独立させ、エタノール中で 水酸化カリウムと反応させて分子内環化させると、6−ニドロペンゾキサジン+ 8aとなる。18aを酢酸中で鉄で還元すると、6−最近に至ってニトロケトン を分子内還元環化して1,4−ベンゾキサジンを合成する2つの方法が報告され ている。即ち化合物(ノンセンス(Synthesis) 660.1974; xス ピー・グブタ他(Gupta et al))。
同様にして水素ドナーとしてNaHzPOt、触媒として5%Pd−Cを使用し 、二相系(H2O/THF)中で化合物24aを接触移行水素化すると25aに なる(ピー・バチストニー他(P、 Battistoniet al)ノンセ ンス(Synthesis) 220.1979)。
コウデルト他(Coudert et at)は固液相移行触媒を使用してl。
4−ベンゾキサノンを製造する新しい試みを報告している(ノンセンス(Syn thesis) 541 SI 979 ) 、即ちオルソ−ヒドロキシカルボ キサニライド26aと1,2−ジブロモチャン(dibromo−chane) とを、粉末状NaOHとアリカット(Aliquat) 336の存在下26  a 27 a 28 a (K、 Mutani et al)チット・レターズ(Tet、 Lette rs) 93L1978)。
米国特許第4552951号明細書にはベンゾモルフォリンカップラーを使用し 、1または2のシナモイル置換を育するアブ染料か記載され、その第2欄第37 及び57行にはバイサイクリックベンゾキサジンのベンゼン環にNO,とNH, とが置換している化合物か記載されている。
ケミカルアブストラクッ1013 、138457t (EPO+96570)  I:i;!ベンゾキサジン誘導体を含む殺草剤が記載されている。
ケミカルアブストラクツ106 、102305cには殺草剤として7゜8−ジ フルオロ−3,4−ジヒドロ−3−メチル−28−1,4−ベンゾキサジンが記 載されている。
以上の文献は、特に言及しない限り、参考として引用する。
2等文献には本件化合物と構造的に類似の化合物が示されているが、本件化合物 を染料として使用することは記載していない。
本発明 ケラチン質ファイバー、例えば人とか他の毛髪を染色するのに成るベンゾヘテロ サイクリック化合物が直接染料として有用であることが発見された。
本発明の化合物は下記式■を有する。
但しXとYとは独立して水素、C1−、アルキル、C1−、アルコキシアルキル 、C8−、アミノアルキル、C1−、ヒドロキシアルキル、C1−6ヒドロキシ アミノアルキルの群から選ばれ、mはl、2または3である。
2等化合物は新規な染料で、前述の化学反応および実施例に示された方法で製造 される。
本発明のベンゾキサジン誘導体(例えば式■の化合物)は、2−ニトローp−フ ェニレンジアミンの同族体で置換基を多数有するにも拘らず、スペクトルのオレ ンジレッド領域に最大吸収を示すから2−ニトロ−p−フェニレンジアミンのす ぐれた代替物である。更に本化合物はすぐれた洗髪耐性即ち普通のシャンプー洗 髪耐性を示す。
本発明は新規化合物およびその使用法に関する。
効果 本発明化合物および方法は従来のものに比し種々の効果を存する。
特に各化合物は特定のニトロパラフェニレンジアミンに代るものとして使用され 、他のニトロバラフェニレンジアミンより洗髪耐性に優れているから、何回洗髪 しても色が落ちない。
2−ニトロ−p−フェニレンジアミンは水中でアミノ基かモノエタノールアミン で容易に置換される(エム・ビル及びジエー・エフ・コルペット(M、 Bit  ; J、 F、 Corbett)ダイズ・アンド・ピグメント(Dyes  and Pigmeuts) 2.215.1981)が、新規な染料、例えば Lではアミン置換が殆んど見られない。従って染料組成物にした場合の貯蔵安定 性がよくなる。
本発明の上記並びに他の効果は下記の説明及び特許請求の範囲から充分理解され るであろう。
本発明の記述 本発明を化合物、その製造方法、並びに組成物、それを使用する方法、及びそれ て染色した基質を通して説明する。
特に断りなき限り、%は重量%(全組成物重量基準)とする。
化合物 本化合物は下記式■を有する。
但しX及びYは独立して水素、CI−aアルキル、C1−、アルコキシアルキル 、C3−、アミノアルキル、C1−、ヒドロキシアルキル、C1,ヒドロキシア ミノアルキルの群から選ばれ、mはl、2または3である。
好ましい化合物は下記式■のものである。
NHR。
但しp=1,2または3、R1及びR2は各独立して水素または式C,Ht、、 1−.(OH)e、但しn=1−6、c=0−3゜有用な化合物を例示すれば、 Aニア−アミノ−6−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサ ジン Bニア−アミノ−4−メチル−6−二トロー3.4−ジヒドロ−2H−1,4− ベンゾオキサジン C7−アミノ−4−エチル−6−ニトロ−3,4−ジヒドロ−28−1,4−ベ ンゾオキサジン D・7−アミノ−4−(2−ヒドロキシエチル)−6−ニトロ−3,4−ジヒド ロ−28−1,4−ベンゾオキサジンE 7−アミノ−4−(2,3−ジヒドロ キシプロピル−6−ニトロ−3,4−ジヒドロ五;舅−1、4−ベンゾオキサジ ンF : 7− (2−ヒドロキシエチルアミノ)−6−ニトロ−3,4−ジヒ ドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジンG・7−(2,3−ジヒドロキシプロピ ルアミノ)−6−二トロー3.4−ジヒドロ−28−2,4−ベンゾオキサジン 及び H:4−(2−ヒドロキシエチル’)−7−(2−ヒドロキシエチルアミノ)− 6−二トロー3.4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン 特に好ましい化合物は式■のp=2のものである。式■の化合物でR,及びR2 が水素、C5−、アルキル、C,R2,、、c(OH)。
(nおよびCは上記と同じ)のものが特に好ましい。最も好ましい化合物は上記 のASD、F及びHである。
式■の化合物の混合物、式■の化合物と他の染料も使用出来る。
化合物の製造方法 本化合物は夫々公知の化学反応を連続して製造される。式Iの化合物は実施例1 の系統I、■、■及び■に示した4つのルートで作られる。
発明の詳細な説明 本発明の直接染料は一種又は以上の溶媒、界面活性剤、シックナー、抗酸化剤、 保存剤、香料剤、其他毛髪染料組成物に使用される成分を含む毛髪染料又は界面 活性剤含有組成物に混合される。
更に、上述した如く、染料組成物には、一種又はそれ以上の他の染料、染料混合 物(本染料を含む)を、好ましい明度を付与する限り含んでもよい。
本発明組成物には一種又はそれ以上の毛髪コンディショナーを含んでもよい。こ の種のものはカチオン性で、カチオン性界面活性剤、カチオン性重合体が例示さ れる。本発明染料を酸化染料ベースに混合して、好みの明度にすることも出来る 。
本発明の毛髪染料組成物に含ませ得る成分を例示すれば次表の如くである。
表 成分 広い範囲(重量%) 好ましい範囲(重量%)本発明染料 0.001− 5 0.01−1他の染料 0−10 0.01−4 界面活性剤 0−25 0.1−5 シツクナー 〇−200,1−5 非水性溶媒 0−40 1−10 pH調整剤 0−20 0.05−5 香料 0−5 0.05−1 水 q、s、100 q、s、100 実用には本発明染料は一般に他の染料と共用される。染料の使用量は希望のシェ ードの明度または暗度、並びに好ましい色調によって決められる。
本発明の実施に当っては、上述のニトロベンゾキサジン染料の任意のもの、また はその組合せを、直接染め染料の施用に適する形の液体毛髪染料ベヒクル中に混 合する。か\るベヒクルは公知である。例えばクリーム、整髪用泡クリーム、ロ ーション、ペースト、ゲル等の簡単な水性組成物と異ってもよい。本発明組成物 には、上述の染料に加えて、第2の染料または他の染料混合物、非イオン界面活 性剤、アニオン界面活性剤、溶媒、シックナー、抗酸化剤、保存剤、香料等を含 むことが多い。これらの水性組成物では、担体またはベヒクルは水でも、或は水 と例えばエタノールの如き他の溶媒との組合せでもよい。染料をエーロゾル、即 ち染料か水性相中に含まれているエーロゾルエマルジョンとして使用してもよい (例えばハラッ他(Halasz et al)の米国特許第4021486号 明細書参照)。
本発明のニトロベンゾキサジン染料を使用して塩基性、中性、酸性染料組成物と する。更に、他の直接染め染料を含む毛髪染色組成物中に混合してもよい。公知 の直接染め染料がこの目的には有用である。例えばニトロ染料、アブ染料、アン トラキノン染料の如きである。
例示のために、次の米国特許明細書に記載されたニトロ染料か本発明染料と共用 される。米国特許第2750326.2750327.3088877.308 8878.3088978.3642423.3950127.4125601  。
4432769.4337061 。
本染料組成物のpHは約4乃至12、数回くは約7乃至11.5であって、適当 なpH調節剤で調整される。このpH範囲に保つため緩衝剤を含んでもよい。
組成物を塩基性にするには、染料、特定のアルカリ化剤、及び希望のpHによっ て、多数のアルカリ化剤が使用出来る。例えばアルカリ化剤を組成物重量の約0 乃至20%、好ましくは約0.05乃至5%、更に好ましくは約0.IO乃至2 %の範囲で変えられる。
任意のアルカリ化剤を使用して本発明染料組成物のpHを塩基性に調節出来る。
広い濃度範囲に亘っての毒性および経済性の見地から、水酸化アンモニウムまた はアンモニア水かアルカリ化剤として好ましい。
しかしアンモニヤの代りに、或はそれと−緒にアルカリ化剤として使用出来るア ミンまたはアンモニヤ誘導体としては例えばエチルアミン、ジプロピルアミンま たはトリエチルアミンの如きアルキルアミン、例えば1. 3−ジアミノプロパ ンの如きアルカンジアミン、例えばモノエタノールアミン、ジェタノールアミン 、トリエタノールアミンの如きアルカノールアミン、例えばジエチレントリアミ ンの如きポリアルキレンポリアミド、例えばモルフォリンの如きヘテロサイクリ ックアミンである。その混合物でもよい。
組成物のpHを、組成物と相容性のある而も使用時毒性を呈しない無機または有 機酸または酸性塩で酸性にすることもできる。特に酸性組成物が好ましい場合然 りである。酸または酸性塩としては、例えば硫酸、ギ酸、酢酸、オレイン酸、乳 酸、くえん酸、酒石酸、硫酸アンモノ、燐酸二水素ナトリウム、硫酸水素カリウ ムが挙げられる。酸性化剤の量は約O乃至5%、数回くは約O,OS乃至1%で ある。
上記アルカリ化剤、酸性化剤および緩衝剤を総括してpH調節剤と呼称する。
界面活性剤も本発明染色組成物に使用できる。アニオン性、非イオン性またはカ チオン性のものが含まれる。例えば高級アルキルベンゼンスルフすネート、アル キルナフタレンスルフォネート、アルコールと多塩基性塩とのスルフォン化エス テル、タウレイト、脂肪族アルコールサルフエイト、分岐鎖または第二級アルコ ールのサルフェート、アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、脂肪 酸またはその混合物の塩、N−オキシアルキル化脂肪酸アルカノールアミドであ る。
例えばナトリウム・ラウリル・サルフェート、ポリオキシエチレン・ラウリルエ ステル、ミリスチル・サルフェート、グリセリル・モノステアレート・トリエタ ノールアミン、オレエイト、パルミティツク・メチル・タウリン、セチル・ピリ ジニウム・クロライド、ラウリル・スルフォネート、ミリスチル・スルフォネー ト、タウリック・ジェタノールアミド、ポリオキシエチレン・ステアレート、エ トキシレーテッド、オレイル・ジェタノールアミド、水素化タローのポリエチレ ン・グリコール・アミド、ステアリルジメチルベンジル・アンモニューム・クロ ライド、ドデシルベンゼン・ナトリウム・スルフォネート、2−アミノ−2−メ チル・プロパツール、p−ドデシルベンゼン・スルフォネートのトリエタノール アミン塩、p−ドデシルベンゼン・スルフォネートのトリエタノールアミン塩、 ノニルカフタレン・ナトリウム・スルフォネート、ヂオクチル・ナトリウム・ス ルフオサクシネート、N−メチル−N−オレイル・タウリン・ナトリウム、イセ チオン酸ナトリウムのオレイン酸エステル、ナトリウム・ドデシル・サルフェー ト、3−0−ジエチルトリデカノール−6−サルフェートのナトリウム塩等が挙 げられる。
界面活性剤の使用量は約0.05乃至15%の広範囲に亘り、好ましくは約0. 10乃至5%(組成物重量基準)である。
本発明の染色組成物にシックナーを混入もできる。シックナーは毛髪染色に通常 使用されているものの一種またはそれ以上である。例えばアルギン酸ナトリウム 、アラビヤゴム、セルローズ誘導体、例えばメチルセルローズ(例(メトセル( Methocel) 60HG) 、カルボキシメチルセルローズのナトリウム 塩、ヒドロキシエチルセルローズ、例えばセロサイス(Cellsize) Q  P −40、アクリルポリマー、例えばポリアクリル酸ナトリウム塩、無機シ ブクナー、例えばベントナイトがある。それらの混合物でもよい。
シックナーの量は約0.1乃至20%の広い範囲で使用できる。
通常は全組成物重量の約0.5乃至5%である。組成物の粘度は約1乃至100 .000 cpの範囲で変化する。代表的なローションの場合、組成物粘度は約 lOO乃至10.000cpである。
本組成物中に抗酸化剤を入れてもよい。多数の抗酸化剤か知られているが、例え ば、亜硫酸ナトリウム、の如き無機亜硫酸塩、チオグリコール酸、他のメルカプ タン類、ブチル化ヒドロキシトルエン、ハイドロサルファイド、種々のアスコル ビン酸および例えばアスコルビン酸ナトリウム、ニリンルピン酸(erytho rbicacid) 、アスコルビル・パルミテート、アスコルビル・ラウレー ト等のアスコルビン酸誘導体がある。
抗酸化剤を使用した場合、その量は少量で、一般には約0.001乃至1%(重 量)である。
ニトロベンゾキサジン染料は染色に有効な量、即ち毛髪染めに適当な量で含有さ れる。その量は広い範囲で変化するか、通常的0、001乃至5%以上、例えば 10%(組成物重量基準)である。
好ましくは約0.05乃至2%、より好ましくは約0.1乃至2重量%である。
本組成物の主成分は通常水であるか、その量は他の成分によって広範囲に亘って 変化する。従って10%と少量のこともあるか、好ましくは約70乃至99%( 重量)である。
本発明染色組成物は好ましくは水性である。「水性」とは一般の感覚での語で、 任意の水含有組物である。従って染料、またはそれと他の物質とか水性媒質中に 溶解または分散している真の溶液か含まれる。「水性組成物Jなる語は染料と、 水性媒体と、場合によっては他の成分との混合物を意味する。染料は分散媒中に コロイド状に分散していてもよいし、単によく混合されていてもよい。
更に水性媒体は水、または水と他の溶媒との混合物でもよい。
当該他の溶媒は染料または他の存機物の溶解度を大ならしめる通常の溶媒である 。他の溶媒には、例えばエタノール、カルピトール、イソプロパツール、プロピ レングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジエチレングリ コール・モノエチルエーテル、グリセリン等或いはそれらの混合物かある。
ニトロベンゾキサジン染料、界面活性剤、シックナー、およびそれらの混合物は 表1に示された割合で使用できる。
本発明水性染色組成物は毛髪染めに使用されている公知の方法で製造できる。従 って染料を水に希望の濃度で溶解または懸濁させる。例えばエタノールまたはグ リコールエーテル等の脂肪族C3−4アルコールの如き水に混和される有機溶媒 を使用して染料の溶解を助けることもできる。その1つの方法としては、染料を 先づ溶媒に溶解し、その溶液を水で希釈する。
種々の成分の分散を助長するため、水で希釈前または後、組成物を約40乃至6 0°Cに加熱することもできる。溶媒又は希釈剤の濃度は貯蔵、取扱いおよび使 用条件で異るか約5乃至95%である。
本発明の染料は酸化染料と共に使用してもよい。式1の化合物は最終染色を強調 する目的で使用される。これら組成物は式lの直接染料の少くとも1つと、顕色 剤と発色剤とから成る酸化染料前駆体とを含んでいる。顕色剤、発色剤は毛髪染 めに公知のものて、例えばp−フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン、 レゾルシンか挙げられる。染料前駆体の濃度は約0.001乃至5%(重量)で ある。
使用に当っては、毛髪に使用する直前に、染料混合物を過酸化水素溶液(約0. 1乃至10%W/*)と混合する。
本発明染料は毛髪直接染色の工程で、例えばアゾ染料、アントラキノン染料、ニ トロ染料の如き他の直接染料と共用できる。それらの他の染料は約0.001乃 至5%(重量)の濃度である。
本発明組成物に例えば香料、シックナー、界面活性剤、安定剤の如き賦形剤のよ うな他の公知の添加剤を加えてもよい。加える場合には約0.5乃至55%(重 量)程度使用される。
染色方法 本発明化合物はケラチン質基質を染色する公知の方法に有用である。従って浸漬 、スプレー、ペインティング、ダツビング等で、基質と染料含有物とを接触させ るのである。ゲル、泡クリーム、粉末等が用いられる。
人の毛髪に使用する場合には、ブラシ、スポンジ、または例えば本組成物を飽和 するまで直接毛髪にふりかけるが如き他の手段で使用される。反応時間即ち毛髪 との接触時間は特に制限されないが、普通毛染めの時間、例えば約5分乃至2時 間である。成る可くは約5分乃至60分、更に好ましくは約20乃至40分であ る。
染色温度は、常法におけるように広い範囲にばらつかせることかできる。かくし て、染色温度はほぼ、温度から広くばらつかせることができ、たとえば、約20 ℃乃至約60℃、好ましくは、約20°Cから約45°Cまでとされる。この期 間の最後に、この組成物は水によって毛髪から洗い落とされるが、すすぎ液とし て弱酸溶液を使用することができる。
本発明による染色方式はヒトの毛髪と接触させることよる好ましい1つの順序は 、次の手順を含んでいる:(1) もし、適切であれば、混合またはその他の方 法により酸化剤を含有する染色液を調製する。
(2)毛髪に顕色剤をつける。
(3)すすぎ洗いをする。
(4) シャンプーで洗う。
(5)所望により、手順(2)−(4)を繰り返す。
基質 本発明によって染色される基質は一般にケラチン質の繊維質基質である。従って 、哺乳動物の毛髪および毛皮が代表的である。
好ましくは、ヒトの頭についている毛髪(すなわち、「生きている」毛髪)また は、かつらまたはヘアピースにおけるようなヒトの毛髪である。「生きている」 ヒトの毛髪は、染色されるべき非常に好ましい基質または表面である。
毛髪の多孔性、色などの因子によって、使用される染色の方式および/または方 法を変更することかできることは明らかである。
たとえば、化学的に緊張か解かれた毛髪は多孔性が高く、緊張か解かれない毛髪 のように、濃厚な染色剤および/または長い接触廖時間を必要としない。同様に 、ブロンドまたは灰色の毛髪は、メラニンの含有量が少ないので褐色または灰褐 色に比してそう厳密に処理しなくてもよい。
次の実施例は本発明を例証するためのものである。
実施例1 この実施例は、前記の種々な化合物を製造する方法を記載したものである。全体 の反応系統は次の如くである。
化合物77−アミノ−6−ニトロ−28−1,4−ベンゾキサジン、は商業的に 入手し得る2−アミノ−5−二トロフェノールから6エ程で製造される。2−ハ ロエタノール(BrCH20Hまたアセチル化、および3)硝化の反応を逐次経 過して調製される。
酸によって6を加水分解して7か得られる。
B 系統■ Soc、、 3046.1928)で公知である。文献(M、 E、 Jung  and J、 C。
変換される。
C1系統■ NO2NO2 製される。化合物11は、相間移動触媒の存在下で、ジブロモエタンおよび塩基 で10から製造される。11を加水分解して4が得られる。
D、系統■ NH,NH,NHCH2CH,OH 7採 リ B、C,DおよびEのような4−1換化合物は、ハロゲン化アルキル(CH,1 ,CH2CH2[、BrCHtCHzOH,BrCHiCH,(OH)CHzO H)および塩基(KzCO−、NaOHまたはKOHなど)を使用するN−アル キル化により製造される。ハロゲン化アルキルによるC−7アミノ基の選択的ア ルキル化(4−位は保護される必要がある)でFおよびGが得られる。化合物H は八を常法により酸化エチレンで処理して得られる。
実施例1 (・系統I) ロエタノール(24,2g)および苛性ソーダ(粉末、12g)をDMSO(1 00m1)に添加した混合物を110°Cで2.5時間攪拌した。この混合物を 砕氷(200g)上に注ぎ、生成された暗黄色の沈殿を濾取し、水で3回洗浄し た。この沈殿をエタノールから再結して、mp140−142°C: MS r n/e 198 (M” )の2を22.4g(58%)得た。
ジクロロメタン(400ml)に懸濁させた懸濁液に、これを攪拌してジクロロ メタン(100ml)にメタンスフオニル クロライ)”(25,2g)を溶解 した溶液を滴下した。この混合物を30分間攪拌し、生成された沈殿を濾取し、 この沈殿を酢酸エチルから再結して、mp132−135℃; MS m/e  276 (M” )の3を33.77g(58%)得た。
を添加した混合物を80°Cで2時間攪拌し、これを砕氷(300g)上に注い だ。その結果、生成された黄色沈殿を濾取し、これを水で3回洗浄し、ついで減 圧下で乾燥して、011)175−177”C:MS m/e 180(M”  )の土を12.8g(79%)得た。
4−アセチル−7−アセトアミド−3,4−ジヒドロ−2H−酢酸エチル(15 0m1) +:l−4 (8,0g)と10%Pd−C(0,8g)とを添加し た混合物を60psiで1時間水素化した。この混合物を、トリエチルアミン( 25ml)および無水酢酸(25ml)を含有する酢酸エチル(50ml)中で セライトで濾過し、酢酸エチルで洗浄した。アセチル化の完了後(通常は1.5 時間)、この混合物を食塩水および水で洗浄し、NazSO4で乾燥し水分を蒸 発させて、mp150−154°C; MS m/e 234 (M” )の白 色固体として且を8.2g(79%)得た。
4−アセチル−7−アセドアミトー6−ニトロー3,4−ジヒを攪拌して、これ に硝酸(5ml)を噴霧して徐々に加えた。この混合物を0.5時間攪拌し、生 成された沈殿を濾取し、水で3回洗浄し、減圧で乾燥して、mp199−202 °C; MS m/e 279(M゛)の互を4.9g(82%)得た。
7−アミノ−6−ニトロ−3,4−ジヒドロ−28−1,4−攪拌し、これを砕 氷、に注いだ。この混合物を苛性ソーダ水溶液で中和してpH4,6とした。生 成された暗赤色の固体を濾取し、水で3回洗浄し、減圧で乾燥して、mpHl− 1+4°C; MS m/e195 (M” ) : ’HNMR(DM50− d6) 3.18 (m、 2H)、4.19 (m、 2H)、5.17 ( bs、 IH) 、6.27 (s、 It()、6.99 (bs、 2H)  、7.14 (s。
IH)。UVmax 475m (95%エタノール) (log 3.61) の7を5.31g(78%)得た。
実施例2(系統■) アセトン(135ml)に1(18g)を溶解した溶液を室温で攪拌し、これに 、アセトン(10ml)にクロロアセチル クロライド(10,8g)を溶解し た溶液を15分間かけて滴下した。この混合物を、さらに30分間攪拌し、砕氷 (300g)上に注いだ。生成された白色沈殿を回収し水で洗浄して、mp22 3°C;MSm/e 230(M” )の互を(24,3g、90%)得た。
7−ニトロ−3−才キソー3,4−ジヒドロ−2H−1,4−とを加えた混合物 を95°Cで30分間攪拌し、これを砕氷(400g)上に注いだ。生成された 沈殿を回収し、水で洗浄して、mp7−二トロー3,4−ジヒドロ−28−1, 4−ペンゾキサジ溶液(52ml)を15分間かけて分割して添加した。この混 合物を還流下で10分間加熱し、これを砕氷(200g)上に注いだ。
生成されたオレンジ色の沈殿を回収し、水で洗浄して工(8,9g、95.9% )を得た。
実施例3 実施例1で得られた化合物7を次のように毛髪染色に使用した。
組成物の組成 0.05 g : 化合物7 10.00 g :水 10.00 g エタノール(95%)この組成物を灰色混じりの毛髪片を染色 するために使用した。
この毛髪を染料液に30分間浸漬し、次いで、水ですすぎ洗いをした。
次いで、洗髪耐性を測定するために、この毛髪を、シャンプーで洗い水ですすぎ 洗いをする一連の操作を5回繰り返して処理した。
染色され、シャンプーで洗われた毛髪のハンターの3回刺激値(Hunter  Tristimulus value)を下表に示す。
染色されていない 33.06 −0.47 7.31初 期 28.31 7 .96 7.39シヤンプー洗浄 28.38 7.63 7.40ハンターの 3回刺激方式において、「L」は明るさおよび暗さ、すなわち、毛髪の房の色の 濃さの測定値である。Lの値か低いほど色か濃いことを表わす。
Lの値の減少は、毛髪の房の色が濃くなっていることを示している。漂白された 毛髪、または、灰色混じりの毛髪の場合には、Lの値の低下は毛髪の房に毛髪染 料が沈着したことを示す。
この表は、灰色混じりの毛髪の房は、染料により可成りの程度まで染色されたこ とを示している。さらに、これから、良好な洗髪耐性を示している染色について のいくつかの試験において、シャンプーによる洗浄はLの値を著しく増加させな いことか判る。
す。このa値が低いことは、より緑色の陰影を有していることを示す。
b値は、毛髪の色の青色っぽさおよび黄色っぽさの測定値である。このb値の増 加は毛髪の房かより黄色であることを示す。
a値もb値も、シャンプーでの洗浄により著しく変化しない。
これらの結果に基づいて、化合物7は半永続的な毛髪染料組成物に極めて好適で あることか判る。
実施例4 5、OOg : 95%エタノール 0.50g: ヒドロキシエチル セルローズ1.50g: )リエタノールア ミン 88.00g :水 この組成物のpHは9.7である。漂白された毛髪および灰色混じりの毛髪に3 0分間適用した場合には、洗いすすぎおよびシャンプーによる洗浄の後では、こ れらの組成物は毛髪を橙赤色に染める。それぞれの、シャンプーによる洗浄の工 程は、洗浄とすすぎ洗いを包含する。
比較のために、2−ニトロ−2−フ二二レンジアミンを含有する次の組成物(組 成物B)がつくられた。
0.25g: 2−二トローp−フェニレンジアミン5.00g : 95%エ タノール 0.50g: ヒドロキシエチル セルローズ1.50g: トリエタノールア ミン 88.00g :水 95、25 g この組成物のpHは9.7である。実施例1と同様にして染色して、漂白された 毛髪および灰色混じりの毛髪が赤色に染った。
化合物7 G 23.65 16.58 8.00(化合物A ) B 22. 33 22.98 8.882 NOx ppd G 18.08 15.09  6.02(化合物B) B 20.97 21.11 8.26G:灰色混じ り毛髪 BufA白された毛髪組成物 組成物 CD ノンオキシツール 4 10.50 g 10.50 gノンオキシツール 9  12.00 12.00オレイン酸 2.00 2.00 プロピレングリコール 1.50 1.5095%エタノール 5.00 5. 00EPTA 1.25 1.25 重亜硫酸ナトリウム 0.18 0.18水酸化アンモニウム 3,25 3. 25水 !3.06 13.+7 p−フェニレンジアミン 0.02 0.02p−アミノフェノール 0.30  0.305−アミノ−0−クレゾール 0.43 0.43合 計 50.0 0 g 50.00 g両組成物のpHは9.7である。
前記の毛髪染料組成物Cを、20容の過酸化水素の50gと混合した。この混合 物を漂白された毛髪および灰色混じりの毛髪と室温で30分間反応させた。毛髪 は赤色に染められた。
2−ニトロ−p−フェニレンジアミンを含有する組成物りは、Ωから得られた組 成物と同様に、毛髪に赤い陰影を生じさせた。
実施例6(染色安定性試験) この試験は安定性、すなわち、モノエタノールアミンとの反応が関与している主 題の化合物の非反応性を示している。水(10ml)に7(0,97g)とモノ エタノールアミン(1,04g)とをかった。
Corbett、Dyes and Pigments 2.215.1981 を参照せよ。
当業者が思いつくような正当な変更は、この発明の範囲から外れない限り可能で ある。
手続補正書防功 平成4年7月16日

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式Iの化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)式中、xおよびyは、互いに独立して 、水素原子、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキル基 、C1−6アミノアルキル基、C1−6ヒドロキシアルキル基およびC1−6ヒ ドロキシアミノアルキル基から成る群から選ばれたものであり、mは1、2また は3である。
  2. 2.式IIで表わされる請求項第1項記載の化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)式中、p=1、2または3;でR1お よびR2はそれぞれ独立して水素原子または式CaH2n+2−c(OH)cで 示される基この式においてn=1−6およびc=0−3である。
  3. 3.p=2で、R1およびR2がともに式CaH2n+2−c(OH)cで示さ れる基で、c=0−3である請求項第2項記載の化合物。
  4. 4.p=2で、R1およびR2がともにC1−6アルキル基である請求項第2項 記載の化合物。
  5. 5.p=2で、R1およびR2がともに水素原子である請求項第2項記載の化合 物。
  6. 6.少なくとも式Iの化合物を染料成分として含有して成るケラチン質の基質を 染色するための組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)式中、xおよびyは、互いに独立して 、水素原子、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキル基 、C1−6アミノアルキル基、C1−6ヒドロキシアルキル基およびC1−6ヒ ドロキシアミノアルキル基から成る群から選ばれたものであり、mは1、2また は3である。
  7. 7.染料成分が少なくとも式IIの化合物を含有して成る請求項第6項記載の組 成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)式中、p=1、2または3;でR1 およびR2はそれぞれ独立して水素原子または式CaH2n+2−c(OH)c で示される基この式においてn=1−6およびc=0−3である。
  8. 8.p=2で、R1およびR2がともに式CaH22n+2−c(OH)cで示 される基で、c=0−3である請求項第7項記載の組成物。
  9. 9.p=2で、R1およびR2がともにC1−6アルキル基である請求項第7項 記載の組成物。
  10. 10.p=2で、R1およびR2がともに水素原子である請求項第7項記載の組 成物。
  11. 11.少なくとも式Iの染料と基質とを接触させる工程を含むケラチン質の基質 を染色する方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)式中、xおよびyは、互いに独立して 、水素原子、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキル基 、C1−6アミノアルキル基、C1−6ヒドロキシアルキル基およびC1−6ヒ ドロキシアミノアルキル基から成る群から選ばれたものであり、mは1、2また は3である。
  12. 12.基質がヒトの毛髪である請求項11記載の方法。
  13. 13.染料が式IIで表わされる請求項12記載の方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)式中、p=1、2または3;でR1 およびR2はそれぞれ独立して水素原子または式CaH2n+2−c(OH)c で示される基この式においてn=1−6およびc=0−3である。
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