JP2515366B2 - ニトロジフェニルアミン誘導体系直接染料含有染髪製剤 - Google Patents
ニトロジフェニルアミン誘導体系直接染料含有染髪製剤Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、直接染料を含有する染髪製剤に関する。本
発明の染髪製剤は、化粧品担体中に直接染料を含有す
る。多くの場合、このような染髪製剤は、確実に所望の
色を得るために酸化染料前駆物質を更に含有する。直接
染料および要すれば酸化染料前駆物質用に使用する適当
な化粧品担体には、クリーム、エマルジョン、ゲル、シ
ャンプー、泡エーロゾルまたは髪に適用するのに適当な
他の製剤がある。
発明の染髪製剤は、化粧品担体中に直接染料を含有す
る。多くの場合、このような染髪製剤は、確実に所望の
色を得るために酸化染料前駆物質を更に含有する。直接
染料および要すれば酸化染料前駆物質用に使用する適当
な化粧品担体には、クリーム、エマルジョン、ゲル、シ
ャンプー、泡エーロゾルまたは髪に適用するのに適当な
他の製剤がある。
[従来技術] 1種もしくはそれ以上の顕色剤(染料中間体)成分ど
うし、またはそれと1種もしくはそれ以上のカップリン
グ剤成分との酸化カップリングによって生成する酸化染
料に加えて、直接染料は、染髪において重要な役割を有
する。直接染料は、酸化剤を添加しなくても使用できる
という利点を有する。使用する直接染料は、主に、ニト
ロベンゼン誘導体群に属する化合物である。これらを単
独で、または他の直接染料、例えばアントラキノン染
料、インドフェノール、トリフェニルメタン染料、カチ
オン性アゾ染料または酸化染料と組み合わせて使用す
る。
うし、またはそれと1種もしくはそれ以上のカップリン
グ剤成分との酸化カップリングによって生成する酸化染
料に加えて、直接染料は、染髪において重要な役割を有
する。直接染料は、酸化剤を添加しなくても使用できる
という利点を有する。使用する直接染料は、主に、ニト
ロベンゼン誘導体群に属する化合物である。これらを単
独で、または他の直接染料、例えばアントラキノン染
料、インドフェノール、トリフェニルメタン染料、カチ
オン性アゾ染料または酸化染料と組み合わせて使用す
る。
良好な染髪製剤は、充分な純度を有する所望の色を提
供しなければならない。良好な染髪製剤は、頭皮をあま
り染めることなく人毛に容易に吸収されなければならな
い。このような染髪製剤による染めは、光、熱、汗、シ
ャンプーおよびパーマネント用化学薬品に対する安定性
が高くなければならない。更に、染髪製剤は、毒物学お
よび皮膚科学的観点から、安全に使用し得るものでなけ
ればならない。
供しなければならない。良好な染髪製剤は、頭皮をあま
り染めることなく人毛に容易に吸収されなければならな
い。このような染髪製剤による染めは、光、熱、汗、シ
ャンプーおよびパーマネント用化学薬品に対する安定性
が高くなければならない。更に、染髪製剤は、毒物学お
よび皮膚科学的観点から、安全に使用し得るものでなけ
ればならない。
直接染料であるニトロベンゼン誘導体の中で、ニトロ
アニリンおよびその誘導体は、そのうちの幾つかは、光
に対する耐久性の良好な高純度の色を提供するので重要
である。しかし、既知のニトロアニリン直接染料は、一
方では水溶性が低いために染髪製剤の処方時に問題を起
こし、他方では洗髪によって色があせ易い(すなわち、
洗髪を繰り返すことによって染めが極度にあせる)とい
う短所を有する。
アニリンおよびその誘導体は、そのうちの幾つかは、光
に対する耐久性の良好な高純度の色を提供するので重要
である。しかし、既知のニトロアニリン直接染料は、一
方では水溶性が低いために染髪製剤の処方時に問題を起
こし、他方では洗髪によって色があせ易い(すなわち、
洗髪を繰り返すことによって染めが極度にあせる)とい
う短所を有する。
更に、ファッショナブルな染髪のために、直接染料に
よって赤色が得られることも望ましい。2−ニトロ−p
−フェニレンジアミンおよびそのアミノ置換誘導体が、
通例この目的のために用いられる。しかしながら、この
ような化合物は、水に溶解および分散しにくい。それ
故、染めがムラのある色または不鮮明な色になりがちで
ある。とりわけ染髪製剤の染料濃度が高い場合には、染
料が結晶化しやすく、毛髪に吸着されにくい。従って、
改良された水溶性を示す直接染料の必要性が高まってい
る。
よって赤色が得られることも望ましい。2−ニトロ−p
−フェニレンジアミンおよびそのアミノ置換誘導体が、
通例この目的のために用いられる。しかしながら、この
ような化合物は、水に溶解および分散しにくい。それ
故、染めがムラのある色または不鮮明な色になりがちで
ある。とりわけ染髪製剤の染料濃度が高い場合には、染
料が結晶化しやすく、毛髪に吸着されにくい。従って、
改良された水溶性を示す直接染料の必要性が高まってい
る。
更に、色を改良するために直接染料および酸化染料を
組み合わせることが望ましいので、直接染料は、他の染
料(例えば酸化染料前駆物質)および酸化染髪製剤中に
通例用いられる成分との適合性が高いことが要求され
る。従って、還元剤および酸化剤に対する安定性の高い
ことが必要である。
組み合わせることが望ましいので、直接染料は、他の染
料(例えば酸化染料前駆物質)および酸化染髪製剤中に
通例用いられる成分との適合性が高いことが要求され
る。従って、還元剤および酸化剤に対する安定性の高い
ことが必要である。
[発明の構成] 式: [式中、R1およびR2は、水素、C1-C4アルキル基またはC
2-C4ヒドロキシアルキル基、並びに、3、R4、R5、R6お
よびR7のうち一つの基が−SO3Hまたは−COOH基で、その
他の基は、水素、塩素、C1-C4アルキル基、C1-C4アルコ
キシ基または式:−NR8R9(ここで、R8およびR9は水
素、C1-C4アルキル基またはC2-C4ヒドロキシアルキル基
であるか、窒素原子と共にピペリジン、モルホリン、ピ
ペラジンまたはピロリジン環を形成している。)で示さ
れる基である。] で示される化合物またはその水溶性塩1種またはそれ以
上を直接染料として水性化粧品担体中に含有する染髪製
剤が、前記必要条件を高度に満たすことがわかった。
2-C4ヒドロキシアルキル基、並びに、3、R4、R5、R6お
よびR7のうち一つの基が−SO3Hまたは−COOH基で、その
他の基は、水素、塩素、C1-C4アルキル基、C1-C4アルコ
キシ基または式:−NR8R9(ここで、R8およびR9は水
素、C1-C4アルキル基またはC2-C4ヒドロキシアルキル基
であるか、窒素原子と共にピペリジン、モルホリン、ピ
ペラジンまたはピロリジン環を形成している。)で示さ
れる基である。] で示される化合物またはその水溶性塩1種またはそれ以
上を直接染料として水性化粧品担体中に含有する染髪製
剤が、前記必要条件を高度に満たすことがわかった。
R3、R4、R5、R6およびR7のうちの一つの基が−COOHま
たは−SO3H基で、その他の基の少なくとも二つが水素で
ある化合物(I)が特に好ましい。R3、R4、R5、R6およ
びR7のうちの一つの基が−COOHまたは−SO3H基で、その
他の基が水素、またはその他の基の一つが塩素、メチル
基、メトキシ基または−NR8R9(R8およびR9の両方が同
時に水素であることはない。)で、その他の基が水素で
ある化合物は、容易に工業的規模で製造できるので特に
好ましい。
たは−SO3H基で、その他の基の少なくとも二つが水素で
ある化合物(I)が特に好ましい。R3、R4、R5、R6およ
びR7のうちの一つの基が−COOHまたは−SO3H基で、その
他の基が水素、またはその他の基の一つが塩素、メチル
基、メトキシ基または−NR8R9(R8およびR9の両方が同
時に水素であることはない。)で、その他の基が水素で
ある化合物は、容易に工業的規模で製造できるので特に
好ましい。
式(I)で示される染料は、光および洗髪に対する耐
久性に優れた高純度の濃黄色、褐色、赤色および青色を
提供する。−NR1R2基または−NO2基が異なる位置に存在
する異性体と比較して、本発明のニトロフェニレンジア
ミン誘導体による染めは、光に対する耐久性が明らかに
高い。
久性に優れた高純度の濃黄色、褐色、赤色および青色を
提供する。−NR1R2基または−NO2基が異なる位置に存在
する異性体と比較して、本発明のニトロフェニレンジア
ミン誘導体による染めは、光に対する耐久性が明らかに
高い。
式(I)で示される化合物およびその水溶性塩は新規
であり、それ故該化合物も本発明に包含される。
であり、それ故該化合物も本発明に包含される。
通例、化合物(I)は、式: [式中、R1およびR2は前記と同意義である。] で示される4−フルオロ−3−ニトロアニリンと、 式: [式中、R3、R4、R5、R6およびR7は前記と同意義であ
る。] で示されるアミノベンゼンスルホン酸またはアミノ安息
香酸とを、HFを除去しながら塩基(例えば炭酸アルカ
リ)の存在下に反応させることによって合成する。
る。] で示されるアミノベンゼンスルホン酸またはアミノ安息
香酸とを、HFを除去しながら塩基(例えば炭酸アルカ
リ)の存在下に反応させることによって合成する。
本発明において、水溶性塩とは、主に強塩基の塩、例
えばアルカリ金属塩(例えばナトリウムまたはカリウム
塩)またはアンモニウム塩、アルカノール基中に炭素原
子を2〜4個有するアルカノールアンモニウム塩(例え
ばモノエタノールアンモニウム塩、トリエタノールアン
モニウム塩もしくはイソプロパノールアンモニウム塩)
である。本発明の染髪製剤は、直接染料として式(I)
で示されるニトロジフェニルアミン誘導体を、単独で、
または既知の直接染料、例えば他のニトロベンゼン誘導
体、アントラキノン染料、トリフェニルメタンもしくは
アゾ染料と組み合わせて含有し得る。更に、式(I)で
示される直接染料は、還元剤および酸化剤に対する耐性
が高いので、酸化染料前駆物質と組み合わせて酸化染髪
製剤の色を改良することも非常に適当である。酸化染髪
製剤は、染料前駆物質として顕色剤成分を含有し、顕色
剤成分は、互いの、または適当なカップリング剤成分と
の酸化カップリングによって酸化染料を生成する。使用
する顕色剤成分は、例えばパラ位またはオルト位に遊離
または置換した水酸基またはアミノ基をさらに有する1
級芳香族アミン、ジアミノピリジン誘導体、複素環ヒド
ラゾン、4−アミノピラゾロン誘導体並びに2,4,5,6−
テトラアミノピリミジンおよびその誘導体である。使用
するカップリング剤成分は、m−フェニレンジアミン誘
導体、ナフトール、レゾルシノールおよびレゾルシノー
ル誘導体、ピラゾロン並びにm−アミノフェノールであ
る。
えばアルカリ金属塩(例えばナトリウムまたはカリウム
塩)またはアンモニウム塩、アルカノール基中に炭素原
子を2〜4個有するアルカノールアンモニウム塩(例え
ばモノエタノールアンモニウム塩、トリエタノールアン
モニウム塩もしくはイソプロパノールアンモニウム塩)
である。本発明の染髪製剤は、直接染料として式(I)
で示されるニトロジフェニルアミン誘導体を、単独で、
または既知の直接染料、例えば他のニトロベンゼン誘導
体、アントラキノン染料、トリフェニルメタンもしくは
アゾ染料と組み合わせて含有し得る。更に、式(I)で
示される直接染料は、還元剤および酸化剤に対する耐性
が高いので、酸化染料前駆物質と組み合わせて酸化染髪
製剤の色を改良することも非常に適当である。酸化染髪
製剤は、染料前駆物質として顕色剤成分を含有し、顕色
剤成分は、互いの、または適当なカップリング剤成分と
の酸化カップリングによって酸化染料を生成する。使用
する顕色剤成分は、例えばパラ位またはオルト位に遊離
または置換した水酸基またはアミノ基をさらに有する1
級芳香族アミン、ジアミノピリジン誘導体、複素環ヒド
ラゾン、4−アミノピラゾロン誘導体並びに2,4,5,6−
テトラアミノピリミジンおよびその誘導体である。使用
するカップリング剤成分は、m−フェニレンジアミン誘
導体、ナフトール、レゾルシノールおよびレゾルシノー
ル誘導体、ピラゾロン並びにm−アミノフェノールであ
る。
本発明の染髪製剤を調製するために、直接染料および
要すれば酸化染料前駆物質を、適当な化粧品担体、例え
ばクリーム、エマルジョン、ゲルもしくは界面活性剤含
有発泡溶液(例えばシャンプー、泡エーロゾル)または
髪に適用するのに適当な他の製剤に組み合わせる。
要すれば酸化染料前駆物質を、適当な化粧品担体、例え
ばクリーム、エマルジョン、ゲルもしくは界面活性剤含
有発泡溶液(例えばシャンプー、泡エーロゾル)または
髪に適用するのに適当な他の製剤に組み合わせる。
このような化粧品製剤の標準的な成分の例としては、
湿潤剤および乳化剤、例えばアニオン性、ノニオン性ま
たは両性界面活性剤(例えば脂肪アルコールスルフェー
ト、アルカンスルホネート、α−オレフィンスルホネー
ト、脂肪アルコールポリグリコールエーテルスルフェー
ト、脂肪アルコール、脂肪酸およびアルキルフェノール
のエチレンオキシド付加物、ソルビタン脂肪酸エステル
および脂肪酸部分グリセリド、脂肪酸アルカノールアミ
ド)、並びに増粘剤、例えばメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、デンプン、脂肪アルコール、パ
ラフィン油、脂肪酸、香油、およびヘアケア添加剤、例
えば水溶性カチオン性ポリマー、タンパク質誘導体、パ
ントテン酸およびコレステロールなどがある。化粧品担
体の成分は、通常の使用量で本発明の染髪製剤の調製に
使用する。例えば、製剤全量に対して、乳化剤は0.5〜3
0重量%の濃度で、増粘剤は0.1〜25重量%の濃度で使用
する。
湿潤剤および乳化剤、例えばアニオン性、ノニオン性ま
たは両性界面活性剤(例えば脂肪アルコールスルフェー
ト、アルカンスルホネート、α−オレフィンスルホネー
ト、脂肪アルコールポリグリコールエーテルスルフェー
ト、脂肪アルコール、脂肪酸およびアルキルフェノール
のエチレンオキシド付加物、ソルビタン脂肪酸エステル
および脂肪酸部分グリセリド、脂肪酸アルカノールアミ
ド)、並びに増粘剤、例えばメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、デンプン、脂肪アルコール、パ
ラフィン油、脂肪酸、香油、およびヘアケア添加剤、例
えば水溶性カチオン性ポリマー、タンパク質誘導体、パ
ントテン酸およびコレステロールなどがある。化粧品担
体の成分は、通常の使用量で本発明の染髪製剤の調製に
使用する。例えば、製剤全量に対して、乳化剤は0.5〜3
0重量%の濃度で、増粘剤は0.1〜25重量%の濃度で使用
する。
直接染料(I)は、本発明の染髪製剤中に、染髪製剤
全量に対して0.01〜5.0重量%、好ましくは0.1〜2重量
%の量で使用する。更に、既知の酸化染髪料前駆物質
(顕色剤およびカップリング剤成分)が、0.01〜5重量
%、好ましくは1〜3重量%の量で存在し得る。
全量に対して0.01〜5.0重量%、好ましくは0.1〜2重量
%の量で使用する。更に、既知の酸化染髪料前駆物質
(顕色剤およびカップリング剤成分)が、0.01〜5重量
%、好ましくは1〜3重量%の量で存在し得る。
本発明の染髪製剤が酸化染料前駆物質を含有する場
合、酸化染料前駆物質を安定化するために、少量の還元
剤、例えば亜硫酸ナトリウム0.5〜2.0重量%をも加える
ことが望ましい。この場合、使用前に酸化剤を染髪製剤
に加えて酸化染料前駆物質の酸化発色を開始させる。適
当な酸化剤は、とりわけ過酸化水素、またはその尿素、
メラミンもしくはホウ酸ナトリウムとの付加物、および
このような過酸化水素付加物とパーオキシ二硫酸カリウ
ムとの混合物である。
合、酸化染料前駆物質を安定化するために、少量の還元
剤、例えば亜硫酸ナトリウム0.5〜2.0重量%をも加える
ことが望ましい。この場合、使用前に酸化剤を染髪製剤
に加えて酸化染料前駆物質の酸化発色を開始させる。適
当な酸化剤は、とりわけ過酸化水素、またはその尿素、
メラミンもしくはホウ酸ナトリウムとの付加物、および
このような過酸化水素付加物とパーオキシ二硫酸カリウ
ムとの混合物である。
本発明の染髪製剤を、化粧品担体(例えばクリーム、
ゲルまたはシャンプー)の種類を問わず、弱酸性、中性
またはアルカリ性系中で使用し得る。染髪製剤を、pH8
〜10で使用することが好ましい。染髪製剤を15〜40℃の
温度で使用し得る。約30分間接触後、染髪製剤を髪から
濯ぎ落とす。次いで、穏やかなシャンプーで洗髪し、乾
燥する。界面活性剤含量の高い担体、例えば染料シャン
プーを使用する場合には、シャンプーによる洗髪は不要
である。
ゲルまたはシャンプー)の種類を問わず、弱酸性、中性
またはアルカリ性系中で使用し得る。染髪製剤を、pH8
〜10で使用することが好ましい。染髪製剤を15〜40℃の
温度で使用し得る。約30分間接触後、染髪製剤を髪から
濯ぎ落とす。次いで、穏やかなシャンプーで洗髪し、乾
燥する。界面活性剤含量の高い担体、例えば染料シャン
プーを使用する場合には、シャンプーによる洗髪は不要
である。
本発明の染髪製剤によって、純度が高く、耐久性(特
に洗髪に対して)に優れ、シャンプー時の色あせおよび
変色に対する安定性の高い染めが得られる。
に洗髪に対して)に優れ、シャンプー時の色あせおよび
変色に対する安定性の高い染めが得られる。
次に、本発明の好ましい態様を示す。
1.R3、R4、R5、R6およびR4のうちの一つの基が−COOHま
たは−SO3H基で、その他の基のうちの少なくとも二つが
水素である請求項1記載の染髪製剤。
たは−SO3H基で、その他の基のうちの少なくとも二つが
水素である請求項1記載の染髪製剤。
2.式(I)で示される直接染料を、染髪製剤全量に対し
て0.01〜5重量%の量で含有する請求項1記載の染髪製
剤。
て0.01〜5重量%の量で含有する請求項1記載の染髪製
剤。
3.化合物(I)に加えて、他の直接染料および/または
酸化染料前駆物質を含有し、クリーム、エマルジョン、
ゲル、シャンプーまたは泡エーロゾルの形態の化粧品担
体と組み合わせたものである請求項1記載の染髪製剤。
酸化染料前駆物質を含有し、クリーム、エマルジョン、
ゲル、シャンプーまたは泡エーロゾルの形態の化粧品担
体と組み合わせたものである請求項1記載の染髪製剤。
以下の実施例は、本発明を説明するものであって、本
発明を制限するものではない。
発明を制限するものではない。
[実施例] 製造例 実施例1 2−ニトロ−4−アミノジフェニルアミン−2′−カル
ボン酸 (A)アントラニル酸27.4g(0.2モル)および(B)
4−フルオロ−3−ニトロアニリン31.2g(0.2モル)、
炭酸カリウム27.6g(0.2モル)および銅粉末約0.1gの混
合物を、約130℃に加熱した。その温度で3時間反応
後、混合物を冷却し、水200mlと共に充分に沸騰させ
た。不溶性フラクションを濾去後、高温(80℃)の水溶
液を、希塩酸でpH3に調節した。赤色の沈澱を濾取し、
乾燥した。
ボン酸 (A)アントラニル酸27.4g(0.2モル)および(B)
4−フルオロ−3−ニトロアニリン31.2g(0.2モル)、
炭酸カリウム27.6g(0.2モル)および銅粉末約0.1gの混
合物を、約130℃に加熱した。その温度で3時間反応
後、混合物を冷却し、水200mlと共に充分に沸騰させ
た。不溶性フラクションを濾去後、高温(80℃)の水溶
液を、希塩酸でpH3に調節した。赤色の沈澱を濾取し、
乾燥した。
赤色結晶。融点約212℃(分解)。
実施例2 2−ニトロ−4−N,N−ビス−(2−ヒドロキシエチ
ル)−アミノジフェニルアミン−2′−カルボン酸 (A)アントラニル酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロ−N,N−ビス−(2−
ヒドロキシエチル)−アミノベンゼン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
ル)−アミノジフェニルアミン−2′−カルボン酸 (A)アントラニル酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロ−N,N−ビス−(2−
ヒドロキシエチル)−アミノベンゼン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
赤色結晶。融点約70℃(分解)。
実施例3 2−ニトロ−4−アミノ−4′−クロロジフェニルアミ
ン−2′−カルボン酸 (A)2−アミノ−5−クロロ安息香酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
ン−2′−カルボン酸 (A)2−アミノ−5−クロロ安息香酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
暗赤色粉末。融点284℃(分解)。
実施例4 2−ニトロ−4−アミノ−4′−メチルジフェニルアミ
ン−2′−カルボン酸 (A)2−アミノ−5−メチル安息香酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
ン−2′−カルボン酸 (A)2−アミノ−5−メチル安息香酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
褐赤色粉末。融点257〜263℃。
実施例5 2−ニトロ−4−アミノ−5′−クロロジフェニルアミ
ン−2′−カルボン酸 (A)2−アミノ−4−クロロ安息香酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
ン−2′−カルボン酸 (A)2−アミノ−4−クロロ安息香酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
赤褐色粉末。融点約260℃(分解)。
実施例6 2−ニトロ−4−N,N−ビス−(2−ヒドロキシエチ
ル)−アミノジフェニルアミン−4′−カルボン酸・カ
リウム塩 (A)4−アミノ安息香酸3.4g(0.025モル)および
(B)4−フルオロ−3−ニトロ−N,N−ビス−(2−
ヒドロキシエチル)−アミノベンゼン6.2g(0.025モ
ル)、炭酸カリウム3.8g(0.027モル)および水10mlの
混合物を、120℃のオートクレーブ内で7時間加熱し
た。冷却後、溶液を蒸発乾固した。残渣を、エタノール
および水の混合物から再結晶させた。
ル)−アミノジフェニルアミン−4′−カルボン酸・カ
リウム塩 (A)4−アミノ安息香酸3.4g(0.025モル)および
(B)4−フルオロ−3−ニトロ−N,N−ビス−(2−
ヒドロキシエチル)−アミノベンゼン6.2g(0.025モ
ル)、炭酸カリウム3.8g(0.027モル)および水10mlの
混合物を、120℃のオートクレーブ内で7時間加熱し
た。冷却後、溶液を蒸発乾固した。残渣を、エタノール
および水の混合物から再結晶させた。
赤色結晶。融点250℃以上。
実施例7 2−ニトロ−4−アミノジフェニルアミン−3′−スル
ホン酸 (A)3−アミノベンゼンスルホン酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
ホン酸 (A)3−アミノベンゼンスルホン酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
褐色結晶。融点約285℃以上(分解)。
実施例8 2−ニトロ−4−ジメチルアミノジフェニルアミン−
3′−スルホン酸・カリウム塩 (A)3−アミノベンゼンスルホン酸および (B)N,N−ジメチル−3−ニトロ−4−フルオロアニ
リン を使用したことを除いては、実施例6の方法と同様に合
成を行った。
3′−スルホン酸・カリウム塩 (A)3−アミノベンゼンスルホン酸および (B)N,N−ジメチル−3−ニトロ−4−フルオロアニ
リン を使用したことを除いては、実施例6の方法と同様に合
成を行った。
紫色結晶。UVスペクトル(pH9.5);max=486nm。
実施例9 2−ニトロ−4−アミノ−4′−メトキシジフェニルア
ミン−2′−カルボン酸 (A)5−メトキシ−2−アミノ安息香酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例6の方法と同様に合
成を行った。
ミン−2′−カルボン酸 (A)5−メトキシ−2−アミノ安息香酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例6の方法と同様に合
成を行った。
紫色結晶。融点202℃(分解)。
実施例10 2−ニトロ−4−アミノ−4′−ジメチルアミノジフェ
ニルアミン−2′−カルボン酸 (A)25℃のエタノール中で、ポール(Pol、カーボ
ン)により5−ジメチルアミノ−2−ニトロ安息香酸の
接触水素化によって得られる、5−ジメチルアミノ−2
−アミノ安息香酸(白色粉末;融点213℃)および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
ニルアミン−2′−カルボン酸 (A)25℃のエタノール中で、ポール(Pol、カーボ
ン)により5−ジメチルアミノ−2−ニトロ安息香酸の
接触水素化によって得られる、5−ジメチルアミノ−2
−アミノ安息香酸(白色粉末;融点213℃)および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
黒色粉末。融点180〜190℃。
実施例11 2−ニトロ−4−アミノ−6′−メトキシジフェニルア
ミン−2′−カルボン酸 (A)2−アミノ−3−メトキシ安息香酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
ミン−2′−カルボン酸 (A)2−アミノ−3−メトキシ安息香酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
暗赤色粉末。融点約141℃(分解)。
実施例12 2−ニトロ−4−アミノ−4′−メトキシジフェニルア
ミン−2′−カルボン酸 (A)2−アミノ−5−メトキシ安息香酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
ミン−2′−カルボン酸 (A)2−アミノ−5−メトキシ安息香酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
赤紫色粉末。融点約202〜242℃(分解)。
実施例13 2−ニトロ−4−アミノ−4′−(N,N−ジメチルアミ
ノ)−ジフェニルアミン−3′−スルホン酸 (A)2−ジメチルアミノ−5−アミノベンゼンスルホ
ン酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
ノ)−ジフェニルアミン−3′−スルホン酸 (A)2−ジメチルアミノ−5−アミノベンゼンスルホ
ン酸および (B)4−フルオロ−3−ニトロアニリン を使用したことを除いては、実施例1の方法と同様に合
成を行った。
暗赤色粉末。融点300℃以上。
染髪試験 以下の成分から染髪剤クリームを調製した: C12-C18脂肪アルコール 10g C12-C14脂肪アルコール+2EOスルフェート・Na塩(28
%) 25g 水 60g 直接染料 1g 硫酸アンモニウム 1g アンモニア高濃度溶液 pH9.5とする 水 全量100gとする。
%) 25g 水 60g 直接染料 1g 硫酸アンモニウム 1g アンモニア高濃度溶液 pH9.5とする 水 全量100gとする。
成分を前記の順序で混合した。直接染料添加後、まず
アンモニア高濃度溶液でエマルジョンのpHを9.5に調節
し、次いで水でエマルジョンを100gとした。
アンモニア高濃度溶液でエマルジョンのpHを9.5に調節
し、次いで水でエマルジョンを100gとした。
染料クリームを、標準化した、特に前処理をしていな
い、90%灰色で長さ約5cmの人毛の束に適用し、27℃で3
0分間放置した。染髪後、髪を濯ぎ、標準的なシャンプ
ーで洗い、乾燥した。
い、90%灰色で長さ約5cmの人毛の束に適用し、27℃で3
0分間放置した。染髪後、髪を濯ぎ、標準的なシャンプ
ーで洗い、乾燥した。
直接染料として、実施例1〜13の化合物を使用した。
染髪試験の結果を第1表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト・ヘフケス ドイツ連邦共和国 4000 デュッセルド ルフ‐ヘラーホーフ、カルロ‐シュミッ ト‐シュトラアセ 113番 (72)発明者 ノルベルト・マアク ドイツ連邦共和国 4040 ノイス、イ ム・ヤークトフェルト 41アー番
Claims (2)
- 【請求項1】直接染料を含有する染髪製剤であって、直
接染料として、式: [式中、R1およびR2は、水素、C1-C4アルキル基またはC
2-C4ヒドロキシアルキル基、並びに、R3、R4、R5、R6お
よびR7のうち一つの基が−SO3Hまたは−COOH基で、その
他の基は、水素、塩素、C1-C4アルキル基、C1-C4アルコ
キシ基または式:−NR8R9(ここで、R8およびR9は水
素、C1-C4アルキル基またはC2-C4ヒドロキシアルキル基
であるか、窒素原子と共にピペリジン、モルホリン、ピ
ペラジンまたはピロリジン環を形成している。)で示さ
れる基である。] で示される化合物またはその水溶性塩を1種またはそれ
以上含有する染髪製剤。 - 【請求項2】式: [式中、R1およびR2は、水素、C1-C4アルキル基またはC
2-C4ヒドロキシアルキル基、並びに、R3、R4、R5、R6お
よびR7のうち一つの基が−SO3Hまたは−COOH基で、その
他の基は、水素、塩素、C1-C4アルキル基、C1-C4アルコ
キシ基または式:−NR8R9(ここで、R8およびR9は水
素、C1-C4アルキル基またはC2-C4ヒドロキシアルキル基
であるか、窒素原子と共にピペリジン、モルホリン、ピ
ペラジンまたはピロリジン環を形成している。)で示さ
れる基である。] で示されるニトロジフェニルアミン誘導体およびその水
溶性塩。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE19873706225 DE3706225A1 (de) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | Haarfaerbemittel mit direktziehenden nitrodiphenylamin-derivaten |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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- 1988-02-18 DE DE8888102336T patent/DE3867253D1/de not_active Expired - Fee Related
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