JPH0550258U - 湯水混合栓の給水および給湯用パイプの取付構造 - Google Patents

湯水混合栓の給水および給湯用パイプの取付構造

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JPH0550258U
JPH0550258U JP11015791U JP11015791U JPH0550258U JP H0550258 U JPH0550258 U JP H0550258U JP 11015791 U JP11015791 U JP 11015791U JP 11015791 U JP11015791 U JP 11015791U JP H0550258 U JPH0550258 U JP H0550258U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シングルレバ−式湯水混合栓の水および湯の
導入管を容易に交換できるようにする。 【構成】 シングルレバ−式湯水混合栓の栓本体を、ス
パウト9が取付けられるスパウト本体8と、取付台座1
6とに分割してビス22で一体化して構成する。これら
のスパウト本体8と取付台座16との合せ面に、水およ
び湯の導入管17,17aのフランジを挟んでこれらの
導入管を固定し、このフランジの上下面にシ−ル28,
29を挟んだ構造にしている。したがって、導入管17
を取替えるには、スパウト本体8を取外した後、導入管
17を取付台座16から上方に引出せばよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、湯水混合栓における給水および給湯用パイプの取付構造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術とその課題】
最近、2枚のセラミックスディスク(以下、単にディスクという)からなるシ ングルレバ−式湯水供給栓(以下、単に混合栓という)が広く用いられるように なった。
【0003】 この混合栓の代表例を述べる。例えば、実開昭61−7748号公報等多数の 公報で示されている如く、図4において、有底筒状のカ−トリッジ本体1の弁座 板2上には、固定ディスク3と可動ディスク4とが摺動自在に接合されて載置さ れている。これらのディスク3,4上には、可動ディスク3に係合された軸箱5 が設けられ、この軸箱5には作動軸6が揺動自在に支持されている。この作動軸 6に操作レバ−7が連結されている。
【0004】 前記カ−トリッジ本体1は、スパウト本体8に着脱自在に内蔵されていて、こ のスパウト本体8の外周にスパウト基部9aが回動自在に嵌挿され、このスパウ ト基部9aより延設されたスパウト9が水平状に回動できるようになっている。
【0005】 ところで、かかる2枚のディスクからなる混合栓において、給水および給湯用 の銅製パイプを下向に取付ける場合、殆ど工場仕立てのロ−付けであった(例え ば、実公昭63−39490号公報、実公平1−25818号公報等参照)。一 方、このパイプの下方他端には、水道管や湯沸器と接続するため、テ−パを有す るリングをナットで締付けて接続する管継手を設けているため、一度接続すれば 、次の工事のときは、そのパイプの締付け部分を切断して使用する必要があった 。したがって、このパイプが弁本体と一体化されているので、次の工事のときに は、弁本体と共に取替える、という不経済な点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、かかる問題を解決するために案出されたもので、その要旨と するところは、有底筒状のカ−トリッジ本体1に、通水孔を有する固定用セラミ ックスディスク3と通水孔を有する可動用セラミックスディスク4とを摺動自在 に接合して収納し、該可動用セラミックスディスク4を、揺動自在の作動軸6を 介して、上方に略水平状に設けた操作レバ−7により摺動させ、該カ−トリッジ 本体1を円筒状スパウト本体8に着脱自在に内蔵し、該スパウト本体8の外周に スパウト基部9aを回動自在に嵌挿し、該スパウト基部9aよりスパウト9を延 設すると共に、前記スパウト本体8を、給水および給湯用銅製パイプ17,17 aを下方に延設した取付台座16に固着した湯水混合栓にあって、前記スパウト 本体8を、複数のビス22により取付台座16に着脱自在に固着し、該取付台座 16に、前記パイプ17,17aの挿入用貫通孔を穿設すると共に、前記セラミ ックスディスク3,4の通水孔に連通するスパウト本体8の導入路13,14の 開口部外周に、シ−ル挿入溝を形成してシ−ル材を挿入し、前記取付台座16の 貫通孔に挿入されたパイプ17,17aの上端にフランジ27を形成し、該フラ ンジ27を前記シ−ル材に接合することを特徴とする湯水混合栓の給水および給 湯用パイプの取付構造にある。
【0007】
【実施例】
本考案の構成を添付図面に示す実施例により詳細に述べる。 図1は本考案の実施例の縦断断面図、図2は図1の要図拡大図、図3は図1の 各横断面図で、(A)は図1のA矢視断面図、(B)は図1のB矢視断面図、( C)は図1のC矢視断面図、(D)は図1のD矢視断面図である。なお、図4で 示す従来例と同一部分は同一符号を付してある。
【0008】 本実施例は、台所のシンクタンク近傍に設置され、分岐出口を有する2枚のデ ィスクからなる混合栓に好適である。
【0009】 先ず、混合栓の全体について述べる。有底筒状のカ−トリッジ本体1の底部に は、固定ディスク3と可動ディスク4とが摺動自在に接合されて載置されている 。これらのディスク3,4上には、可動ディスク3に係合された作動ディスク1 0が設けられ、この作動ディスク10に作動軸6の先端が係合されている。この 作動軸6は、カ−トリッジ本体1の蓋体11に螺着された筒軸5に、揺動自在に 支持されている。この作動軸6に操作レバ−7が連結されている。
【0010】 カ−トリッジ本体1はスパウト本体8に内蔵されていて、このスパウト本体8 の外周にスパウト基部9aが嵌挿され、スパウト基部9aより延設したスパウト 9が水平状に回動できるようになっている。このスパウト基部9aはケ−スカバ −12によって抜止めされている。
【0011】 また、スパウト本体8には所定の水導入路13、湯導入路14およびスパウト 9に連通した吐水路15がそれぞれ上下方向に穿設されている。このスパウト本 体8は取付台座16上に固着されており、この取付台座16には給水および給湯 用パイプ17,17aが取付けられている。
【0012】 以上の構成は、従来のものと大略同様であるが、本実施例では、特に次のよう に構成している。
【0013】 スパウト本体8は従来のものより上下方向に長寸に構成し、その下方側に縮径 部8aを形成している。そして、この縮径部8aにリンク状の分岐ハブ18を回 動自在に嵌挿している。この分岐ハブ18には前記水導入路13の直交方向に分 岐路19aをもつ管継手19が螺着されている。この分岐ハブ18は、前記取付 台座14とスパウト基部19aとによって挟まれて抜止めされている。また、分 岐ハブ18とスパウト本体8との間には、分岐路19aを挟んで上下にOリング を介在させて、シ−ルをしている。なお、管継手19にはコックまたは栓を介し て、所定の台所用品に連通している。
【0014】 前記横孔21はスパウト本体8に横方向に穿設されて、水導入路13と連通し ているが、湯導入路14に連通する横孔を設けたスパウト本体を用いてもよい。 また、この横孔21が開口された外周溝30に前記分岐ハブ18が嵌挿されてい るので、分岐ハブ18を回動して管継手19をいずれの方向に位置しても、通水 するようになっている。
【0015】 そして、スパウト本体8と取付台座16とは、3本の長寸のビス22によって 着脱自在に固着されている。また、スパウト本体8とカ−トリッジ本体1とは、 蓋体11上の支持板23を介して、3本の長寸のビス24によって着脱自在に固 着されている。更に、ケ−スカバ−12は筒体で形成され、その下端がスパウト 本体8の上端側外周に、C状の弾性リング25を介して、嵌合されている。
【0016】 給水および給湯用の銅製パイプ17,17aは、図2(図2は給水用の銅製パ イプ17のみを示す)に示すように、その上端に、ツバ返しをしたフランジ27 を形成している。また、スパウト本体8における水導入路13および湯導入路1 4のそれぞれの開口部外周にパッキン挿入溝を形成し、ここにパッキン(Oリン グでも可)28を挿入している。このパッキン28は、取付台座16の貫通孔に 挿入された銅製パイプ17,17aのフランジ27の上面と接合している。また 、フランジ27の下面にはOリング29を介在させている。なお、これらの銅製 パイプ17,17aの下端には、図示しないが、水道管や湯沸器のパイプと接続 するための管継手(不図示であるが、締付リングを備えている)が取付けられて いる。また、Oリング29は他のリング状のシ−ル材であってもよい。
【0017】 次に、本実施例の作用を述べると、操作レバ−7を操作してスパウト9から水 または適温の湯を吐水すると共に、分岐ハブ18を回動して所定方向にして、例 えば浄水器とセットして、水導入路13と管継手19とを連通させて送水するこ とができる。
【0018】 そして、銅製パイプ17,17aの長さが不適当な場合(例えば、短い場合) には、操作レバ−7、弾状リング25に抗してケ−スカバ−12、ビス24、カ −トリッジ本体1およびビス22を、それぞれ取外し取付台座16からこの銅製 パイプ17,17aを上方に引出すことができ、所定の長さのパイプ17,17 aと取替えることができる。 なお、この銅製パイプは上水道規格によって定められた銅合金製パイプを指す ものである。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、2枚のディスクからなる混合栓の栓体をスパウト本体と取付 台座とに分割し、銅製パイプを取付台座に取外し自在に取付けたので、この銅製 パイプの取替えが容易にでき、弁体を取替えずそのまま使用することができ、経 済的となる。 殊に、取付台座とスパウト本体とで、銅製パイプのフランジおよびシ−ル材を 挟んで該パイプを固定したので、漏水の心配がないのは勿論、その取付けは、ロ −付けをすることなく挿入するだけですみ、きわめて容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の縦断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図1の横断面図である。
【図4】従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
1…カ−トリッジ本体、3…固定セラミックスディス
ク、4…可動セラミックスディスク、6…作動軸、7…
操作レバ−、8…スパウト本体、9…スパウト、9a…
スパウト基部、13,14…導入路、16…取付台座、
17…銅製パイプ、22…ビス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状のカ−トリッジ本体1に、通水
    孔を有する固定用セラミックスディスク3と通水孔を有
    する可動用セラミックスディスク4とを摺動自在に接合
    して収納し、該可動用セラミックスディスク4を、揺動
    自在の作動軸6を介して、上方に略水平状に設けた操作
    レバ−7により摺動させ、該カ−トリッジ本体1を円筒
    状スパウト本体8に着脱自在に内蔵し、該スパウト本体
    8の外周にスパウト基部9aを回動自在に嵌挿し、該ス
    パウト基部9aよりスパウト9を延設すると共に、前記
    スパウト本体8を、給水および給湯用銅製パイプ17,
    17aを下方に延設した取付台座16に固着した湯水混
    合栓にあって、 前記スパウト本体8を、複数のビス22により取付台座
    16に着脱自在に固着し、該取付台座16に、前記パイ
    プ17,17aの挿入用貫通孔を穿設すると共に、前記
    セラミックスディスク3,4の通水孔に連通するスパウ
    ト本体8の導入路13,14の開口部外周に、シ−ル挿
    入溝を形成してシ−ル材を挿入し、前記取付台座16の
    貫通孔に挿入されたパイプ17,17aの上端にフラン
    ジ27を形成し、該フランジ27を前記シ−ル材に接合
    することを特徴とする湯水混合栓の給水および給湯用パ
    イプの取付構造。
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