JPH075332Y2 - 湯水混合栓の給水および給湯用パイプの取付構造 - Google Patents

湯水混合栓の給水および給湯用パイプの取付構造

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JPH075332Y2
JPH075332Y2 JP11015791U JP11015791U JPH075332Y2 JP H075332 Y2 JPH075332 Y2 JP H075332Y2 JP 11015791 U JP11015791 U JP 11015791U JP 11015791 U JP11015791 U JP 11015791U JP H075332 Y2 JPH075332 Y2 JP H075332Y2
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spout
water supply
hot
water
spout body
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JP11015791U
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靖 馬場
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株式会社ナニワ製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、湯水混合栓における給
水および給湯用パイプの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】最近、2枚のセラミックスデ
ィスク(以下、単にディスクという)からなるシングル
レバ−式湯水供給栓(以下、単に混合栓という)が広く
用いられるようになった。
【0003】この混合栓の代表例を述べる。例えば、実
開昭61−7748号公報等多数の公報で示されている
如く、図4において、有底筒状のカ−トリッジ本体1の
弁座板2上には、固定ディスク3と可動ディスク4とが
摺動自在に接合されて載置されている。これらのディス
ク3,4上には、可動ディスク3に係合された軸箱5が
設けられ、この軸箱5には作動軸6が揺動自在に支持さ
れている。この作動軸6に操作レバ−7が連結されてい
る。
【0004】前記カ−トリッジ本体1は、スパウト本体
8に着脱自在に内蔵されていて、このスパウト本体8の
外周にスパウト基部9aが回動自在に嵌挿され、このス
パウト基部9aより延設されたスパウト9が水平状に回
動できるようになっている。
【0005】ところで、かかる2枚のディスクからなる
混合栓において、給水および給湯用の銅製パイプを下向
に取付ける場合、殆ど工場仕立てのロ−付けであった
(例えば、実公昭63−39490号公報、実公平1−
25818号公報等参照)。一方、このパイプの下方他
端には、水道管や湯沸器と接続するため、テ−パを有す
るリングをナットで締付けて接続する管継手を設けてい
るため、一度接続すれば、次の工事のときは、そのパイ
プの締付け部分を切断して使用する必要があった。した
がって、このパイプが弁本体と一体化されているので、
次の工事のときには、弁本体と共に取替える、という不
経済な点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、かかる
問題を解決するために案出されたもので、その要旨とす
るところは、有底筒状のカ−トリッジ本体1に、通水孔
を有する固定用セラミックスディスク3と通水孔を有す
る可動用セラミックスディスク4とを摺動自在に接合し
て収納し、該可動用セラミックスディスク4を、揺動自
在の作動軸6を介して、上方に略水平状に設けた操作レ
バ−7により摺動させ、該カ−トリッジ本体1を円筒状
スパウト本体8に着脱自在に内蔵し、該スパウト本体8
の外周にスパウト基部9aを回動自在に嵌挿し、該スパ
ウト基部9aよりスパウト9を延設すると共に、前記ス
パウト本体8を、給水および給湯用銅製パイプ17,1
7aを下方に延設した取付台座16に固着した湯水混合
栓にあって、前記スパウト本体8を、複数のビス22に
より取付台座16に着脱自在に固着し、該取付台座16
に、前記パイプ17,17aの挿入用貫通孔を穿設する
と共に、前記セラミックスディスク3,4の通水孔に連
通するスパウト本体8の導入路13,14の開口部外周
に、シ−ル挿入溝を形成してシ−ル材を挿入し、前記取
付台座16の貫通孔に挿入されたパイプ17,17aの
上端にフランジ27を形成し、該フランジ27を前記シ
−ル材に接合することを特徴とする湯水混合栓の給水お
よび給湯用パイプの取付構造にある。
【0007】
【実施例】本考案の構成を添付図面に示す実施例により
詳細に述べる。図1は本考案の実施例の縦断断面図、図
2は図1の要図拡大図、図3は図1の各横断面図で、
(A)は図1のA矢視断面図、(B)は図1のB矢視断
面図、(C)は図1のC矢視断面図、(D)は図1のD
矢視断面図である。なお、図4で示す従来例と同一部分
は同一符号を付してある。
【0008】本実施例は、台所のシンクタンク近傍に設
置され、分岐出口を有する2枚のディスクからなる混合
栓に好適である。
【0009】先ず、混合栓の全体について述べる。有底
筒状のカ−トリッジ本体1の底部には、固定ディスク3
と可動ディスク4とが摺動自在に接合されて載置されて
いる。これらのディスク3,4上には、可動ディスク3
に係合された作動ディスク10が設けられ、この作動デ
ィスク10に作動軸6の先端が係合されている。この作
動軸6は、カ−トリッジ本体1の蓋体11に螺着された
筒軸5に、揺動自在に支持されている。この作動軸6に
操作レバ−7が連結されている。
【0010】カ−トリッジ本体1はスパウト本体8に内
蔵されていて、このスパウト本体8の外周にスパウト基
部9aが嵌挿され、スパウト基部9aより延設したスパ
ウト9が水平状に回動できるようになっている。このス
パウト基部9aはケ−スカバ−12によって抜止めされ
ている。
【0011】また、スパウト本体8には所定の水導入路
13、湯導入路14およびスパウト9に連通した吐水路
15がそれぞれ上下方向に穿設されている。このスパウ
ト本体8は取付台座16上に固着されており、この取付
台座16には給水および給湯用パイプ17,17aが取
付けられている。
【0012】以上の構成は、従来のものと大略同様であ
るが、本実施例では、特に次のように構成している。
【0013】スパウト本体8は従来のものより上下方向
に長寸に構成し、その下方側に縮径部8aを形成してい
る。そして、この縮径部8aにリンク状の分岐ハブ18
を回動自在に嵌挿している。この分岐ハブ18には前記
水導入路13の直交方向に分岐路19aをもつ管継手1
9が螺着されている。この分岐ハブ18は、前記取付台
座14とスパウト基部19aとによって挟まれて抜止め
されている。また、分岐ハブ18とスパウト本体8との
間には、分岐路19aを挟んで上下にOリングを介在さ
せて、シ−ルをしている。なお、管継手19にはコック
または栓を介して、所定の台所用品に連通している。
【0014】前記横孔21はスパウト本体8に横方向に
穿設されて、水導入路13と連通しているが、湯導入路
14に連通する横孔を設けたスパウト本体を用いてもよ
い。また、この横孔21が開口された外周溝30に前記
分岐ハブ18が嵌挿されているので、分岐ハブ18を回
動して管継手19をいずれの方向に位置しても、通水す
るようになっている。
【0015】そして、スパウト本体8と取付台座16と
は、3本の長寸のビス22によって着脱自在に固着され
ている。また、スパウト本体8とカ−トリッジ本体1と
は、蓋体11上の支持板23を介して、3本の長寸のビ
ス24によって着脱自在に固着されている。更に、ケ−
スカバ−12は筒体で形成され、その下端がスパウト本
体8の上端側外周に、C状の弾性リング25を介して、
嵌合されている。
【0016】給水および給湯用の銅製パイプ17,17
aは、図2(図2は給水用の銅製パイプ17のみを示
す)に示すように、その上端に、ツバ返しをしたフラン
ジ27を形成している。また、スパウト本体8における
水導入路13および湯導入路14のそれぞれの開口部外
周にパッキン挿入溝を形成し、ここにパッキン(Oリン
グでも可)28を挿入している。このパッキン28は、
取付台座16の貫通孔に挿入された銅製パイプ17,1
7aのフランジ27の上面と接合している。また、フラ
ンジ27の下面にはOリング29を介在させている。な
お、これらの銅製パイプ17,17aの下端には、図示
しないが、水道管や湯沸器のパイプと接続するための管
継手(不図示であるが、締付リングを備えている)が取
付けられている。また、Oリング29は他のリング状の
シ−ル材であってもよい。
【0017】次に、本実施例の作用を述べると、操作レ
バ−7を操作してスパウト9から水または適温の湯を吐
水すると共に、分岐ハブ18を回動して所定方向にし
て、例えば浄水器とセットして、水導入路13と管継手
19とを連通させて送水することができる。
【0018】そして、銅製パイプ17,17aの長さが
不適当な場合(例えば、短い場合)には、操作レバ−
7、弾状リング25に抗してケ−スカバ−12、ビス2
4、カ−トリッジ本体1およびビス22を、それぞれ取
外し取付台座16からこの銅製パイプ17,17aを上
方に引出すことができ、所定の長さのパイプ17,17
aと取替えることができる。なお、この銅製パイプは上
水道規格によって定められた銅合金製パイプを指すもの
である。
【0019】
【考案の効果】本考案によれば、2枚のディスクからな
る混合栓の栓体をスパウト本体と取付台座とに分割し、
銅製パイプを取付台座に取外し自在に取付けたので、こ
の銅製パイプの取替えが容易にでき、弁体を取替えずそ
のまま使用することができ、経済的となる。殊に、取付
台座とスパウト本体とで、銅製パイプのフランジおよび
シ−ル材を挟んで該パイプを固定したので、漏水の心配
がないのは勿論、その取付けは、ロ−付けをすることな
く挿入するだけですみ、きわめて容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の縦断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図1の横断面図である。
【図4】従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
1…カ−トリッジ本体、3…固定セラミックスディス
ク、4…可動セラミックスディスク、6…作動軸、7…
操作レバ−、8…スパウト本体、9…スパウト、9a…
スパウト基部、13,14…導入路、16…取付台座、
17…銅製パイプ、22…ビス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状のカ−トリッジ本体1に、通水
    孔を有する固定用セラミックスディスク3と通水孔を有
    する可動用セラミックスディスク4とを摺動自在に接合
    して収納し、該可動用セラミックスディスク4を、揺動
    自在の作動軸6を介して、上方に略水平状に設けた操作
    レバ−7により摺動させ、該カ−トリッジ本体1を円筒
    状スパウト本体8に着脱自在に内蔵し、該スパウト本体
    8の外周にスパウト基部9aを回動自在に嵌挿し、該ス
    パウト基部9aよりスパウト9を延設すると共に、前記
    スパウト本体8を、給水および給湯用銅製パイプ17,
    17aを下方に延設した取付台座16に固着した湯水混
    合栓にあって、 前記スパウト本体8を、複数のビス22により取付台座
    16に着脱自在に固着し、該取付台座16に、前記パイ
    プ17,17aの挿入用貫通孔を穿設すると共に、前記
    セラミックスディスク3,4の通水孔に連通するスパウ
    ト本体8の導入路13,14の開口部外周に、シ−ル挿
    入溝を形成してシ−ル材を挿入し、前記取付台座16の
    貫通孔に挿入されたパイプ17,17aの上端にフラン
    ジ27を形成し、該フランジ27を前記シ−ル材に接合
    することを特徴とする湯水混合栓の給水および給湯用パ
    イプの取付構造。
JP11015791U 1991-12-12 1991-12-12 湯水混合栓の給水および給湯用パイプの取付構造 Expired - Lifetime JPH075332Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008267107A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 立形水栓への分岐給水用アダプターの取付構造

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JP2002004363A (ja) * 2000-06-23 2002-01-09 Kvk Corp 分岐口付台付き水栓

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