JPH0550254A - 抵抗溶接機におけるガン加圧力制御装置 - Google Patents

抵抗溶接機におけるガン加圧力制御装置

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JPH0550254A
JPH0550254A JP3234190A JP23419091A JPH0550254A JP H0550254 A JPH0550254 A JP H0550254A JP 3234190 A JP3234190 A JP 3234190A JP 23419091 A JP23419091 A JP 23419091A JP H0550254 A JPH0550254 A JP H0550254A
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JP
Japan
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air pressure
gun
air
welding
pressurizing
Prior art date
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Pending
Application number
JP3234190A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Ito
和隆 伊藤
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NA DETSUKUSU KK
Original Assignee
NA DETSUKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガン加圧用エアシリンダに供給される実際の
エア圧力を検出するとともに、タイマ回路に設定された
設定圧力と比較して、実際のエア圧力が設定圧力になる
ように電空比例弁をフィードバック制御することにあ
る。 【構成】 エア圧力を電気信号に変換するエア圧力検出
センサを、電空比例弁とガン加圧用エアシリンダとの間
のエア通路に接続して、ガン加圧用エアシリンダに供給
されるエア圧をモニタするとともに、タイマ回路による
設定エア圧力とモニタされたエア圧を比較してフィード
バック制御する抵抗溶接機におけるガン加圧力制御装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板等の溶接に用いら
れる抵抗溶接機における特に、被溶接物をチップを介し
て加圧するガンの加圧力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、抵抗溶接機におけるガン加圧力制
御装置としては図2に示すように、チップ1を介して被
溶接物2を加圧するガン3加圧用エアシリンダ4は、エ
ア回路切り換え用電磁弁5を通して高圧エア源6に接続
され、エア通路7、8のうち加圧側エア通路8には電空
比例弁9が直列に接続され、又、チップ1はインバータ
方式或いはサイリスタ方式溶接電源、この場合、サイリ
スタ方式溶接電源の逆並列接続されたシリコン制御整流
素子10、11を介して商用電源ACに接続され、ガン
3加圧されたチップ1を介して被溶接物2に流れる溶接
電流の値は、通電時間や溶接電流値など種々の溶接デー
タとガン3加圧用エアシリンダ4のエア圧力を設定する
タイマ回路12からの設定溶接電流値に対応した抵抗溶
接制御装置13からの制御信号によるシリコン制御整流
素子10、11のサイリスタ電源導通角によって制御さ
れ、ガン3加圧用エアシリンダ4によるチップ1を介し
ての被溶接物2の加圧力は、前記タイマ回路12からの
設定圧力値に対応した制御信号を電空比例弁9の特定機
種に対応して変換された電空比例弁制御回路14からの
制御信号によって制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、被溶接物2
の加圧力は、直接エア圧力をモニタするのではなく、電
空比例弁9の有する駆動電流対出力エア圧特性の相関関
係によって制御されことになる。従って、実際のエア圧
力がどのようになっているかを知ることができないこと
から、エア圧力の異常により溶接の品質不良が発生して
も知ることができず、しかも、電空比例弁9の駆動電流
対出力エア圧特性が機種やメーカによって異なるため、
使用する電空比例弁9によって制御の仕方を変える必要
があると言う欠点があった。そこで本発明の目的は、ガ
ン加圧用エアシリンダに供給される実際のエア圧力を検
出するとともに、タイマ回路に設定された設定圧力と前
記実際のエア圧力とを比較して、実際のエア圧力が設定
圧力になるように電空比例弁をフィードバック制御する
抵抗溶接機におけるガン加圧力制御装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、被溶接
物にガン加圧されたチップを介して流れる溶接電流を制
御する抵抗溶接機の抵抗溶接制御装置において、チップ
を介して被溶接物をガン加圧するためのガン加圧用エア
シリンダと、該ガン加圧用エアシリンダの加圧・開放に
従ってエアの供給方向を切り換える電磁弁と、通電時間
や溶接電流値など種々の溶接要素の設定と前記ガン加圧
用エアシリンダのエア圧力の設定を行うタイマ回路と、
前記エアシリンダに供給されるエア圧力を電気信号に変
換して出力するエア圧力検出センサと、前記電磁弁から
ガン加圧用エアシリンダに供給されるエア圧力を入力電
気信号に対応したエア圧力にする電空比例弁と、前記タ
イマ回路で設定された設定エア圧力と前記エア圧力検出
センサで検出されたエア圧力とを比較してガン加圧用エ
アシリンダに供給されるエア圧力が前記設定エア圧力に
なるように前記電空比例弁をフィードバック制御する電
空比例弁制御回路とのそれぞれを備えた抵抗溶接機にお
けるガン加圧力制御装置にある。
【0005】
【作用】このように構成された抵抗溶接機におけるガン
加圧力制御装置の場合、溶接開始前に、溶接電流値とガ
ンの加圧力等の溶接データをタイマ回路にセットした状
態において、チップ間に被溶接物を挟んで溶接開始の起
動スイッチをオンにすると、まず、電磁弁が切り換えら
れてエア圧が電空比例弁を通ってガン加圧用エアシリン
ダに供給されるとともに、このエア圧はエア圧力検出セ
ンサで検出された状態で電空比例弁制御回路に入力され
た後、タイマ回路で設定された設定エア圧と比較され、
電空比例弁には電空比例弁制御回路からガン加圧用エア
シリンダに供給されるエア圧力が前記タイマ回路による
設定エア圧力になるような駆動電流が供給されてフィー
ドバック制御される。このエア圧のフィードバック制御
状態において被溶接物にはタイマ回路で設定された溶接
電流がインバータ或いはサイリスタ制御の溶接電源から
供給たれた後、同じくタイマ回路で設定されたホールド
時間、オフ時間、クール時間を経過して電磁弁が切り換
えられてガン加圧用エアシリンダが復帰し、溶接作業が
終了するとともに前記同様にして次の溶接作業が繰り返
される。
【0006】
【発明の効果】このように本発明の場合、エア圧力を電
気信号に変換するエア圧力検出センサを、電空比例弁と
ガン加圧用エアシリンダとの間のエア通路に接続して、
ガン加圧用エアシリンダに供給されるエア圧をモニタす
るとともに、タイマ回路による設定エア圧力とモニタさ
れたエア圧を比較してフィードバック制御することによ
って、エア源のエア圧が変動してもガン加圧用エアシリ
ンダに供給されるエア圧をタイマ回路による設定エア圧
力に保持して、溶接の品質を安定保持させることができ
る他、電空比例弁の機種、メーカ等の違いにより性能変
化があっても、エア圧力検出センサによるフィードバッ
ク制御によってエア圧を設定エア圧に保持して、安定し
た品質の溶接を行うことができる効果がある。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例の構成を図1によっ
て説明する。なお、図2と共通する構成要素には同一符
号を付す。チップ1を介して被溶接物2を加圧するガン
3加圧用エアシリンダ4は、エア回路切り換え用電磁弁
5を通して高圧エア源6に接続され、エア通路7、8の
うち加圧側エア通路7には電空比例弁9が直列に接続さ
れ、又、チップ1はインバータ方式或いはサイリスタ方
式溶接電源、この場合、サイリスタ方式溶接電源の逆並
列接続されたシリコン制御整流素子10、11を介して
商用電源ACに接続され、ガン3加圧されたチップ1を
介して被溶接物2に流れる溶接電流の値は、通電時間や
溶接電流値など種々の溶接データとガン3加圧用エアシ
リンダ4のエア圧力を設定するタイマ回路12からの設
定溶接電流値に対応した抵抗溶接制御装置13からの制
御信号によるシリコン制御整流素子10、11のサイリ
スタ電源導通角によって制御され、ガン3加圧用エアシ
リンダ4によるチップ1を介しての被溶接物2の加圧力
は、前記タイマ回路12からの設定圧力値に対応した制
御信号を電空比例弁9の特定機種に対応して変換された
電空比例弁制御回路14からの制御信号によって制御さ
れ、又、加圧側エア通路7の電空比例弁9とガン3加圧
用エアシリンダ4との間には、ガン3加圧用エアシリン
ダ4に供給されるエア圧力を電気信号に変換して電空比
例弁制御回路14に入力させるエア圧力検出センサ15
が接続され、電空比例弁制御回路14は、タイマ回路1
2で設定された設定エア圧力とエア圧力検出センサ15
で検出されたエア圧力とを比較して、ガン3加圧用エア
シリンダ4に供給されるエア圧力が前記タイマ回路12
による設定エア圧力になるように電空比例弁9をフィー
ドバック制御する。
【0008】次に、本実施例の作用について説明する。
このように構成された抵抗溶接機におけるガン加圧力制
御装置16の場合、溶接開始前に、溶接電流値とガン3
の加圧力等の溶接データをタイマ回路12にセットした
状態において、チップ1間に被溶接物2を挟んで溶接開
始の図示省略起動スイッチをオンにすると、まず、電磁
弁5が切り換えられてエア圧が電空比例弁9を通ってガ
ン3加圧用エアシリンダ4に供給されるとともに、この
エア圧はエア圧力検出センサ15で検出された状態で電
空比例弁制御回路14に入力された後、タイマ回路12
で設定された設定エア圧と比較され、電空比例弁9には
電空比例弁制御回路14からガン3加圧用エアシリンダ
4に供給されるエア圧力が前記タイマ回路12による設
定エア圧力になるような駆動電流が供給されてフィード
バック制御される。このエア圧のフィードバック制御状
態において被溶接物2にはシリコン制御整流素子10、
11を介してタイマ回路12で設定された溶接電流が供
給たれた後、同じくタイマ回路12で設定されたホール
ド時間、オフ時間、クール時間を経過して電磁弁5が切
り換えられてガン3加圧用エアシリンダ4が復帰し、溶
接作業が終了するとともに前記同様にして次の溶接作業
が繰り返される。このように、エア圧力を電気信号に変
換するエア圧力検出センサ15を、電空比例弁9とガン
3加圧用エアシリンダ4との間のエア通路7に接続し
て、ガン3加圧用エアシリンダ4に供給されるエア圧を
モニタするとともに、タイマ回路12による設定エア圧
力とモニタされたエア圧を比較してフィードバック制御
することによって、エア源のエア圧が変動してもガン3
加圧用エアシリンダ4に供給されるエア圧をタイマ回路
12による設定エア圧力に保持して、溶接の品質を安定
保持させることができる他、電空比例弁9の機種、メー
カ等の違いにより性能変化があっても、エア圧力検出セ
ンサ15によるフィードバック制御によってエア圧を設
定エア圧に保持して、安定した品質の溶接を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施例の抵抗溶接機における
ガン加圧力制御装置16の説明図である。
【図2】従来実施例の抵抗溶接機におけるガン加圧力制
御装置の説明図である。
【符号の説明】
1 チップ 2 被溶接物 3 ガン 4 エアシリンダ 5 電磁弁 6 高圧エア源 7 エア通路 8 エア通路 9 電空比例弁 10 シリコン制御整流素子 11 シリコン制御整流素子 12 タイマ回路 13 抵抗溶接制御装置 14 電空比例弁制御回路 15 エア圧力検出センサ 16 ガン加圧力制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被溶接物にガン加圧されたチップを介し
    て流れる溶接電流を制御する抵抗溶接機の抵抗溶接制御
    装置において、チップを介して被溶接物をガン加圧する
    ためのガン加圧用エアシリンダと、該ガン加圧用エアシ
    リンダの加圧・開放に従ってエアの供給方向を切り換え
    る電磁弁と、通電時間や溶接電流値など種々の溶接要素
    の設定と前記ガン加圧用エアシリンダのエア圧力の設定
    を行うタイマ回路と、前記エアシリンダに供給されるエ
    ア圧力を電気信号に変換して出力するエア圧力検出セン
    サと、前記電磁弁からガン加圧エアシリンダに供給され
    るエア圧力を入力電気信号に対応したエア圧力にする電
    空比例弁と、前記タイマ回路で設定された設定エア圧力
    と前記エア圧力検出センサで検出されたエア圧力とを比
    較してガン加圧用エアシリンダに供給されるエア圧力が
    前記設定エア圧力になるように前記電空比例弁をフィー
    ドバック制御する電空比例弁制御回路とのそれぞれを備
    えることを特徴とする抵抗溶接機におけるガン加圧力制
    御装置。
JP3234190A 1991-08-20 1991-08-20 抵抗溶接機におけるガン加圧力制御装置 Pending JPH0550254A (ja)

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JP (1) JPH0550254A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5484986A (en) * 1994-05-27 1996-01-16 Savair Inc. Weld force limiter
WO1998014300A1 (de) * 1996-10-02 1998-04-09 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung zur prädiktiven diagnose der aktuellen güte des technischen arbeitsergebnisses einer technischen anlage, insbesondere der aktuellen güte der schweisspunkte eines punktschweissroboters
CN108953274A (zh) * 2018-07-26 2018-12-07 苏州柔克自动化设备有限公司 一种用于熔焊机的气动控制装置
US11365830B2 (en) 2017-11-30 2022-06-21 Fujikin Incorporated Valve device, fluid control device and semiconductor manufacturing apparatus using the valve device

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US5484986A (en) * 1994-05-27 1996-01-16 Savair Inc. Weld force limiter
WO1998014300A1 (de) * 1996-10-02 1998-04-09 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung zur prädiktiven diagnose der aktuellen güte des technischen arbeitsergebnisses einer technischen anlage, insbesondere der aktuellen güte der schweisspunkte eines punktschweissroboters
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