【発明の詳細な説明】
低−動物毒性と高殺細胞活性の
改良シュードモナス外毒素
本発明は概して組換えキメラ外毒素を作成することに関する。更に具体的には、
本発明は低−a物毒性の(動物に試験した場合低毒性の)そして適当な標的剤に
接合させると高殺細胞特性を示す組換えシュ−ドモナス外毒素(rPE)の改良
型を工夫して作成することに関する。
ここに記載されている性質と特性を持つ活性キメラ外毒素は以前に知られておら
ず報告もされていなかった。
本発明の背景
天然毒素のドメインIaにおける欠失を含む組換えシュードモナス外毒素とそれ
が低い副作用を示すことは米国特許第4.892.827号に記載されている。
しかしながら、PE分子のいろいろのドメインにおける各々のアミノ酸、その単
独のまたは他のアミノ酸配列との組み合わせたの役目は知られていなかった。と
はいうものの、ドメインIaが標的細胞へのPE分子の結合に要求されるという
ことは示されていた。
発明の概要
従って、本発明の目的はPE分子の動物毒性に関与するアミノ酸配列残基または
配列を同定することである。
PE分子の動物毒性に影響する特定のアミノ酸の役目を決定した後に、低−動物
毒性であるが、適当な標的剤と接合させた時に、他の細胞に実質的に影響を与え
ずに、より大きい細胞毒性がある、新規形の組換えPE分子(rPB)を構成す
ることである。
本発明の別の目的は、改しただ、活性あるキメラ毒素をいろいろ用意することに
より標的細胞を殺滅するための効果的方法を提供することである。
他の目的と利点は、下記の本発明の詳細な記述により明筺になるであろう。
略号
本願で使用するいろいろの略号、記号、術語等を次に記載する。
PE−40は約40,000MrのPE分子を意味しそしてドメインItは、毒
素を細胞質ゾル中へ移送するのに必要な領域である(フワング他、1987年。
Ce1l 48:129−136)。
IL6−PE66−4G1uは、約66.000MrのIL2とPE分子からな
るキメラタンパク質であり、その中では4個の十に荷電したアミノ酸がグルタミ
ン酸(Glu)に置換されており、IL2は標的剤である。
従って、標的剤がTGRαまたはCD4および同様のもののような異なる実体で
ある場合は、従って、キメラタンパク質は、TGFα−またはCD4−PE66
−4G1uおよび同様のものである。従って、もしも置換するアミノ酸がグルタ
ミン酸でない場合は、グリシンが「GlyJ と命名されるように、置換するア
ミノ酸が命名される。
例えばPE−G1u57G1y246,247,249のような番号付けが行わ
れる時、それは、天然PEの配列中の位置57におけるアミノ酸がグルタミン酸
により置換されそして位置246,247と249におけるアミノ酸がグリシン
(G 1 y)により置換されていることを意味する。
241−250.またはD384−380のように、記号「△」またはrDJが
使用される場合、文字rDJまたは「△」に続くアミノ酸配列、即ち、これらの
例に含まれるアミノ酸241ないし250までまたはアミノ酸364−380が
欠失していることを意味する。
図面の簡単な説明
本発明のこれらと他の目的、特徴およびそれに付随する特徴は、下記の図面を参
照することによりさらによく理解されるであろう。
図1は、PE変異体の発現ベクターの構造を線図で示している。そのベクターは
、開始コドンの前に適当に配置されているリボゾーム結合位置を持つT7プロモ
ーターの下流でPEをコードしている配列を含む(チャウドパリ−他、1988
年、Proc、Nat 1.A、cadSci、U、S、A、 85:2939
−2943:スツジールとモハッl−、1986年、J、Mo]、Biタンパク
質の発現は、このプラスミドを持つE、c。
11 BL21(λDE 3)の培養物のI PTG誘導により実施される。O
mpAシグナル配列があるので、そのタンパク質はべりブラズム中に分泌される
。シグナル配列が存在しないと、それらは細胞内に蓄積する。シグナル配列のプ
ロセシングの後で三個のアミノ酸延長(ala asn 1eu)が残っている
。水平方向の太線の矢印は翻訳の方向を示している。PEの残部は一周しており
、1は成熟PEの第1番目のアミノ酸である(グレイ他、1984年、Proc
、Nat1.Acad、Sci、U、S、A、81 :2645−2649)。
始めのpVC45はT7翻訳ターミネータ−(T)並びにファージ起源(f+)
が欠如している。垂直方向の矢印はシグナル配列の切断部位である。
図2は、IL6−PE40誘導体を線図で示したものである。
図3は、PE変異タンパク質のドデシル硫酸ナトリウムーボ1ノアクリルアミド
ゲルの電気泳動を示している。
試料をラメリ緩衝液中で煮沸し、10%ドデシル−ポリアクリルアミドゲル(S
DS−PAGE)上に適用する。タンパク質をクーマッシエ青R−250で染色
する。
レーン1と2.PE;3と4.PE”″” ;5と8. PE”2”””” (
PE B 6−4 G 1 u) ニア ト3 、 P E Gl′167、2
41147.24@。
レーン1.3.5と7は、ペリプラズムの試料であり、レーン2,4.6と8は
、Mono Q フラクションである。標準分子量マーカーをkDaで示す。
図4A−4Dは、PE変異タンパク質のMono Qのプロフィールを示す。タ
ンパク質はファージエフターミネータ−を持つプラスミドを使用して発現した。
培養液150m1に等量の各々のペリプラズムの試料をM。
no Qカラム(HR515)上に適用しそしてそのカラムをNaC] (20
mMTr i s、pH7,・6中で0−40−4O0直線グラジエントで溶離
する。
1mlのフラクションを採取した:A、PE;B、p EG+++l+7 、
C,p EGlu24#・247・249:およびり、PE”’・67、241
24’l・249゜垂直の矢印は興味のあるピークの位置を示している。
図5は、5w1ss 3T3 細胞に対するPE変異体の細胞毒性を示す。タン
パク質いろいろの希駅液を5w1ss 3T3 細胞に添加し、タンパク質合成
を測定した。結果を、I・キシンが添加しない対照の%として表現する・
0−0.PE; ローーーロI PE”5” :■−−−■、PE”+240.
24?・241;および△−−−△ P E GluThT、 246.247
.2490図6は、発現した1L6−PE40−PE40 (レーン1)、IL
6−PE40−IL6 (レーン2)。
(I L6−ドメインll−PE40(レーン3)、IL6−PE40(レーン
4)、IL6−PE40D364−380(レーン5)およびI L6−PE6
6””(レーン6)のNaDodSo、/PAGEを示す。
10.0%タンパク質ゲルをクーマツシー青(Co。
m a s s i e I) 1 u e )で染色する。標準分子量をkD
aで示す。
図7は、U266細胞へ(DIL6−PE40誘導体の殺細胞活性を示す。キメ
ラ毒素をいろいろの濃度で細胞(5X10”細胞/m1)に添加し、 細胞タン
パク質への [3H10イシンの取込みを測定する。
IL6−PE40 (0)、IL6−PE40−PE40(・)、IL6−ドメ
インllPE (X)、IL8−PE40 (X)、IL6、−PE40−11
,6 (ロ)、IL6−PE66””(■)。
図8は、U266細胞r細胞10’細胞/m1]を使用するIL6競合検定の結
果を示す。
I L 6−PE 66””トML 6−ドメイ:z[[−PE40を、100
0ngのr IL6の存在下または非存在下細胞に添加する。細胞を24時間イ
ンキュベートし、タンパク質合成を細胞毒性検定と同様にして測定した。
図9は、結合置換検定の結果を示す。
Longの 12+1l−IL6の存在下、IL6キメラタンパク質を細胞へ、
いろいろの濃度(同じモル比)で添加する:
rlL8 (0)、IL8−PE40 (・)、IL6−PE40−IL6 (
ロ)、IL6−PE66””(■)。
発明の詳細な説明
本発明の上述のそしているいろな他の目的と利点は、ドメインIaのアミノ酸配
列中の特定の点変異といろいろの欠失を含む変形組換えPE分子の多数を作成す
ることによりそしてそれらからのキメラタンパク質の多数を合成することにより
実施できる。そのような分子の実体に含まれるものは、pB01m!41・24
7・248゜P E(l1m@マ、241 !47.241 、 P E 01
w5T、1)Iy24124’1.248゜PE””’ △241−250.I
L6−PE”′”−”’−241,249、11,6−ドメインll−PE40
.TGFa −PE66’°l′I、CD4−PE66”’″′および同様のも
のである。
本発明を上述の新規の分子実体の多数の合成と試験により例示したので、いろい
ろの他の分子実体はここに記述した方法により同様に合成できそしてこの発明の
範囲に包含されることに注目する。
他に定義しない限りは、全ての技術術語と科学術語は、この発明の分野に属する
当業者に理解されるのと同様の意味を持つ。しかし、ここに記述したそれらと同
様または同等の方法と物質は、本発明の実施と試験に使用でき、好ましい方法と
物質はここで記述する。以下述べる公刊物は引用によりここに包含される。他に
記述のない限り、ここで使用または考慮される技術は当業者に周知の標準的方法
である。物質、方法および例は説明だけのものであって、限定を意図していない
。
術語の「組換え」変異体、分子、またはPEおよび同様のものは、ここでは変異
体、分子またはPE等を意味し、天然の産物ではなく、分子生物学および同等の
ものの技術により計画的に作成されたものである。
術語の「実質的影響のない」は、細胞の正常機能が検出できる程度に影響を受け
ていないことを示す。
変異体は、標準のオリゴヌクレオチドを用いた変異誘発により発生させた(ノン
ノ他、1988年、J、Bio1.chem、 263:13203−1820
7)。
変異を含むDNA断片を、PE発現ベクターpVC45(チャウトハ+J −他
、 fり *り1tpVc 45 f +T(ジンノ他、1989.J、Bio
1.Chem、284 :15953−15959)中ヘサブクローンした。
ある種の変異は新しい制限酵素部位も導入した。
変異は、シークエカーゼ(United 5tates Biochemica
ls)を使用するDNA配列決定法により最終的に決定した。
タンパク質の発現と精製
プラスミド(スツジールとモハット、 裏りを担持しているE、coli株BL
21(λDE 3)の培養液をアンピシリン(100μg / m 1 )を含
有するLB培地中で生育した。0.6−0.8のODl、。で培地に1mMのI
PTGを誘導し、37°Cで約90分間にわたり農産した。Om、 p Aシ
グナル配列の存在は、PE変異体タンパク質をペリプラズム中へ分泌する原因に
なる。PEを下記のようにしてペリプラズムから抽出した;誘導期間の最終点で
、150m1の培地を10分間にわたり2000Xgで遠心分離し、ベレットを
7.5mlの面精溶液(30mM Tris−HCI pH7,4,1mM E
DTA中20%蔗糖)中にけん濁し氷上10分間放置した。その面精けん濁液を
、10・分間5000Xgで遠心分離し、ベレットを回収した。ベレットを6m
lの冷水中に静かにけん濁し、10分間氷上に置き、10分間10,000Xg
で遠心分離した。この上澄み液(ペリプラズム)を回収し、ファルマシアPPL
C(Pharmacia PPLC)に付いているM o n 。
Q カラム(HR515)上に適用した。5mlの緩衝液A(20mM Tri
s HCI、pH7,6)で洗浄し、40m1のNaC1(緩衝液A中0−40
0mM)で、次いでNaC1の急勾配グラジェントで展開した。 PE変異タン
パク質を、0.22−0.26MNaC1で抽出した。
分析検定と動物毒性
ADP−リボシル化活性は、コリールとカンデル(1971年、J、Biol、
Chem、146+ 1496−1508)により記述されているようにして推
定された。細胞毒性活性を測定するためには、5w1ss3T3 細胞IO’/
mlを、毒素を添加する前に、24孔血中で24時間接種した。精製したタンパ
ク質を、0.2%のヒト血清アルブミン(HS A)を含有するズルベコ燐酸緩
衝食塩水(D−PBS)中で希釈し、細胞に16−18時間添加した。細胞を[
3H]−ロイシンで90分間にわたりパルス−標識化し、トリクロロ酢酸(TC
A)沈澱性細胞随伴放射活性は、タンパク質合成の尺度として測定された。結果
を、毒素が添加されていない対照のパーセントとして表した。SDS/PAGE
をラエムリ(1970年、Nature 227:680−685)により記述
されたようにして実施した。タンパク質のバンドをクーマツシー青R−250(
Coomassie Blue R−250)で染色することにより可視化した
。タンパク質の濃度を、ウシ血清アルブミンを標準として使用して、クーマツシ
ー青G−250結合検定(バイオ ラド プロティン検定(Bio Rad A
s5ay))により測定した。
動物毒性を試験するために、精製した毒素を、0. 2%H8Aを含有するDP
BSで希釈し、0.5mlを8週令のマウスに1.P、注射し、48時間後に死
亡したマウスの数を測定した。
PEの発現とPEの変異型
新規の変異体のヌクレオチド配列を、表Iに示しである。複数の変異をしたタン
パク質は、連続するサブクローニングにより作成した。マウス中と細胞培養物中
におけるPEの変異体の細胞毒活性を分析するためには、これらのタンパク質の
大量を殆ど同質になるまで精製する必要がある。これは、T7プロモーターに基
づく発現ベクター(その中でPEをコードしている配列の前にOmpAシグナル
配列がある。(図1))を構成することにより達成された。このベクターを使用
して、大量の可溶性のPEをペリプラズム中に分泌する。典型的な試験では、P
Eはペリプラズム中に約20−50%のタンパク質を包含しく図3)、レーン!
、3.5と7)、70%純度またはそれより高い純度の分子はMono Q上の
一回のイオン交換精製段階により得られる(図4A−Dと図3.レーン2.4.
6と8)。変異に依存して、タンパク質は0.22ないし0.26MのNaC1
11度で溶離される。
例えば、4個の塩基性残基が酸性残基に変換したp E 1)Ins7.241
1.247.24sハ、PEより後に溶離された6図4Aと4D) 。0Deb
o O,8で誘導した培地11からの典型的な収率は、実質的に純粋な(〉90
%)タンパク質で15−45mgの範囲にある(表II)。
PEと変異型PEの細胞毒性と動物毒性表1.lI i::示シタヨウ!::、
PE””” 、!−PE△6−225は、3T3細胞に同等の細胞毒活性を持ち
そしてマウスについても同等の毒性(L D s。=1μg)を持つが、一方ア
ミノ酸4−252の欠失を持つPE40は、3T3細胞に対する毒性は検出でき
ず、マウスに対してかなりより低い毒性(LD+、、=5oμg)を持つ。
P E””” トP E△6−225 (D高細胞毒活性に関与するドメインI
のカルボキシル末端における配列を精密に決定するために、ドメイン■の増加す
る量を除去する一連の欠失の創作を行った。
これらの変異体の3T8への細胞毒活性を表■に示す。
ドメインIaの殆ど全ては、3T8細胞へのこれら変異体の活性を減らさずに除
けた。例えば、アミノ酸6−245の欠失を持つ変異分子はpEG1ml+7と
同等の活性を持つ。これらデータは、アミノ酸246−252が高細胞毒性に寄
与していることを示しているだろうことを示している。L y s @ ?はG
luに変換すると細胞結合を減らしそしてアミノ酸241−250が欠失される
こと(PE”’″7・241−26゜)が一つの実験で確定された。この分子も
、3T3細胞に対しは検出できる前活性を持っていなかった(表IV)。
シュードモナス外毒素の位置246,247と249に三個の塩基性のアミノ酸
を有するドメインIaのカルボキシル末端は、ドメインよりにおける369,8
68と367のアミノ酸に水素結合していることは注目された(アルレッド他、
19813.Proc、 Natl、Acad、 Sci、U、S、A、83
二 1320−i324)。従って、これらのPE伝達毒性における塩基性アミ
ノ酸の役目を検討することに決めた。従って、これらのアミノ酸は単独にまたは
組み合わして変異する(表Vと図5)。これをするために、全長のPE分子を利
用し、その中でPE受容体を介する細胞結合を減少させるかまたは無くすために
1ysin(リジン)57をグルタミン酸に変換した。246,247と249
における三個のアミノ酸をグルタミン酸またはグリシンの何れかに変換すると、
3T3細抱えの細胞毒活性は大きく減少し、PE40に見られるレベルまで到達
した。しか()、それらを個々に変換すると、細胞毒活性の減少は観察されなか
った(表V)。
246(ヒスチジン)、247(アルギニン)、および249(ヒスチジン)に
おける陽電気で荷電したアミノ酸は他の荷電したアミノ酸で置換できるかを決め
るために、若干数の他の置換した変異体を構成した。全ての3種のアミノ酸をリ
ジンに変換した場合は、細胞毒活性は影響を受けなかった(表■)。
更に246と249における2個のヒスチジンをアルギニンに変換した場合も、
細胞毒の活性は影響を受けなかった。しかし、245,247と248の位置に
グルタミン酸を導入すると、373細胞への細胞毒活性は大きく減少しモしてI
D5oは約600 n g / m 1へ増加した。いろいろなPE変異体の細
胞毒活性は、ドメインIa上のカルボキシル末端に存在するアミノ酸の電荷に関
連するように見える(表■)。もしも245と249の位置における電荷だけを
考慮するならば、正味の正電荷の保持は細胞毒活性を維持するが、一方中性また
は負電荷の存在は大きく細胞毒活性を減少させる。いろいろのPE変異体の毒性
は、若干数の精製した変異体毒素をマウスに注射することによっても検討した。
表Vlに示したように、2個だけがマウスにおいて低毒性を持っていた。
これらの一つは、PE 40 (PEΔ4−252) ’tlす、他の一つはP
E GI″6T・246・247・241である。
1、 ys6?を011】に変換する変異とPE6−229゜PEA−239七
PEA−245におけるような周辺の配列の多数の欠失は、マウスにおける約1
μgのLD。
を持つ分子を生産した。同様にして、246,247と249における塩基性ア
ミノ酸をグルタミン酸に変換し、そして位置57におけるリジンを保存した変異
体においても、マウスにおけるLD、。は約1μgであった。PE O1++M
T、 2411.24丁・24nにおけるように二型の変異を組み合わせた時に
のみ、細胞毒活性の大きな減少がありそして動物毒性はPE40におけるように
アミノ酸4−252の欠失に等しい。
新規のキメラタンパク質の細胞毒活性: I 16−PE40とその誘導体の研
究
酵素と化学品は標準の購買源から購入した。インク・−ロイキン6は、シーガル
他、1990年、Mo1.Ce11 Bio、に記述されているようにして合成
し、精製した。ADP−リボシル化検定は、コリール他、1971年、J、Bi
o1.Chem、246 :1496−1503に記述されているようにして行
った。放射性物質はアメルシャム・コーポレーシヨン(t h e A、 m
ersham Corporation)(イリノイ州、アーリントン・ハイ所
在)から購入した。
動物、細胞系および菌株
IL6−PE40と誘導体についての毒性と血清レベル検定では、8週令の体重
18−20gのヌードマウスを使用した(株 Ba1b/C;フレデリック カ
ンサー リサーチ 7yシリテイ(Frederic Cancer Re5e
arch Facilfty))。
H929とH1112細胞はA、ガズダール(Gazdar)(NCI)の贈り
物であった。他の全ての細胞株はATCC(メリーランド州、ロツクヴイレ)か
ら購入した。プラスミドは、E、coli株HBIOI中で増殖し、導入可能な
T7RNAポリメラーゼ遺伝子を持つE、coli株BL21(λDE 3)中
で発現した。
プラスミド
IL6−PE40をコードしているプラスミドpC368は、(シーガル他、1
989.Proc、Nat1、Acad、Sci、USA、85 : 9738
)に記述されているようにして作成した。ILf3−PE40−PE40とPE
4O−IL6PE40を構成するには、PE40をコードしているDNAをプラ
スミドpVC3875(シーガル他、1989.J、Bio1.Chem、26
4:14256;シーガル他、1989.FASEB J 3,2647)から
取り出し、部位変異に処しくクンケル他、1985.Proc、 Natl、A
cad、Sci、U、S、A、、82+488):そしてその変異は、NdeI
制限部位を、PE40中の最後のコドンの後とPE40中の最初のコドンの前に
導入した。生成したプラスミド、pC3A20/A21をNdelで切断し、1
080bpPE40遺伝子を、NdeIで部分的に切断したプラスミドpcse
sにリゲートシた。IL6−ドメイン[丁−PE40とドメインII−IL8−
PE40を構成するためには、pVCa875を部位変異に処し、そしてその変
異はNdeI制限部位を、PE40の最初のコドンの前とアミノ酸364をコー
ドしているドメイン[1の最後のコドンの後に導入した。得られたプラスミド:
pC3A20/A22は、NdeIで制限し、333bp断片を、NdeIで
部分的に切断したpcsesにリゲートした。
IL6−PE40△364−180を構成するには、IL6−PE40を5al
Iで部分的に切断し、BamHlで完全に切断し、そしてpcs9 (シーゲル
他、1989年、J、Bio1.Chem、264 :1425G)からの5a
lI、BamHI断片にリゲートした。
IL6−PE40−IL6を構成するには、IL6をBstXIとBamHIで
切断し;BstX1部位に近い方に位置しているIL6配列、アミノ酸A1a、
Phe、Leu、Asp、Leu、Ala、Val、Valをコードしているセ
グメント、および末端であってPE中のアミノ酸556におけるPpuMI部位
に到るまで位置しているPE配列を含む二重のオリゴヌクレオチドにリゲートし
た。生成した中間体のベクター、pJL[!intをPpuMIとEcoRIで
切断し、580bp断片を、同様にして切断してpcsesから得られた4kb
DNA分子にリゲートした。
ILL−PE66’°Il+を構成するためには、pC368をNdeIで部分
的に分解し、EcORIで完全に切断して、T7プロモーターとIL6を含着す
る3000bpベクタ一断片を得た。全長の変異したPEをコードしているcD
NAをNdeIとEcoRIで切断し、同様に切断したpcsea断片中に断片
−トした。
変異体のPEは、プラスミドpJY3A1136−1.3 (pVC45/4E
)中に搬入した。
IL6−リンカー−PE40を構成するためには、pcsesをNdeIで部分
的に切断し、モしてBsu36Iで完全に切断した。
(Gly4Ser)3 (リンカ−)をコードン、ソシて配列に沿って5′末端
上のBsu36I部位に続いていてその3′末増にNde1部位を形成している
残りのIL6配列を含む、二重のオリゴヌクレオチドは、調製したpCS68ベ
クター中にリゲートされた。
IL6− IL6−PE40を構成するために、pcsesを部分的にNdel
で切断しそして両方の(−カ所で切断した)直線ベクターと(二カ所で切断した
)挿入部のバンドを精製し、互いにリゲートした。
図2はいろいろの構造を線画で図示しそして表Vl[はプラスミドの番号とここ
に記述した方法に従ってそれらから誘導した該当するキメラタンパク質を掲示し
た。
1L8−PE40と誘導体の発現と精製全ての融合タンパク質を、旦、coli
BL21 (DE3)中で発現し、旦、coltの不溶画分(顆粒画分)から、
(シーゲル他、1989年、Proc、Nat。
Acad、Sci、U、S、A、85:9738)に記述されているようにして
単離、精製した。簡単に説明すると、7M グアニジン−HCl中での顆粒画分
の変性と燐酸塩緩衝液中の再生後、融合タンパク質は陰イオン交換とゲルろ過ク
ロマトグラフィーを使用して均一になるまで精製しそして各々の精製した毒素調
製物のADP−リボシル化活性を標準法により測定した。
IL6−PE40と関連融合タンパク賃金てのIL6−毒素融合タンパク質の毒
性は、各々の試験で使用された未処理の腫瘍細胞に対する処理腫瘍細胞における
タンパク質合成のレベルを検定することにより測定した(シーゲル他、1989
年、Proc、Ntl、Acad、Sci、U、S、A、85 : 9738)
。
キメラタンパク質をいろいろな濃度で細胞に添加し、24時間にわたり37℃で
インキュベートした。次に、細胞タンパク質中への[3H10イシンの取込みを
測定した(シーゲル他、1989年、Proc、Natl、Acad、Sci、
U、S、A、85:9738)。
競合解析を、腫瘍細胞へのIL6−毒素の添加直前のrll、6の添加により行
なった。
受容体結合解析
12″I−I L 6の特異的結合と標識化工程は、上述したようにして行った
。これらの実験においては、 +2fi 1−IL6の一定量(0,5ng)を
細胞に添加しrll6とIL6−毒素のいろいろな量で競合せしめた。rll6
とIL6−毒素はそれらの各々のモル重量を使用して等モル量になるように調節
した。 ”’I−IL6と競合体を細胞に添加した後、5分間に一度橿やかに攪
拌しなから0℃で150分間にわたりインキュベートした。
次いで、細胞を、大過剰の結合緩衝液と共に少な(とも3回遠心分離し、未結合
の 1!6l−IL6を除いた。
次いで5細胞に付随した放射活性をベックマンガンマカウンター中で測定した。
IL6誘導体の動物毒性と血清レベル
2−4匹のマウス群を使用して、IL6−PE40゜IL6−ドメイン[1,−
PE40とIL6−PE66””の毒性を測定した。キメラ毒素を一回用量で腹
腔内(■、p、 )投与し、その動物を3日間にわたり観察した。血清のレベル
を、キメラトキシンの一回N、P、投与の後、血清レベルをいろいろの時間に測
定した。生物活性は、上述したようにしてU266細胞への血清試料の細胞毒性
を測定することにより測定した。キメラ毒素の濃度は、U266細胞への精製キ
メラ毒素の添加により作成した標準曲線と、各々の血清試料のID、。を比較す
ることにより推定した。
図6は、若干数の異なるキメラタンパク質の5DS−PAGEを示している。こ
の研究で使用した全てのキメラタンパク質は95%以上の純度であって、期待し
たAD P −IJボシル化活性(データを示していない。)を持っていた。
IL6−PE40誘導体の細胞毒性
図7に示しそして表VIIに纏めたデータは、IL6〜PE40誘導体が骨髄腫
細胞U26Gへの細胞毒性に基づいて4種の群に分類されることを示している。
群1誘導体は、U266細胞に対してIL6−PE40より毒性が高く、群2は
IL6−PE40に等価の毒性であり、群3誘導体はIL6−PE40より約3
倍毒性が少ないが、一方群4誘導体はU266細胞に毒性がなかった。
群1は2種の毒素からなり、その一番目は、位置57゜246.247と249
に変異を持つ天然のPE(86kDa)に融合したNL8を含有しているIL8
−PE584G1mである。元々はリジン、ヒスチジン、アルギニンとヒスチジ
ンをコードしているこれらのアミノ酸はその各々がグルタミン酸に変換していた
。ILL−PE66401++は、骨髄種細胞U266への活性がILL−PE
40より8倍高くて、ID5o= 1 、On g/m 1 (表■11)であ
る。
群工の第2の部員は、PE40が続いて付いているPEドメインl[(アミノ酸
253−364)に、融合したIL6からなるIL6−ドメイン[f−PE40
である。
ドメイン■は、細胞膜を通過する毒素のプロセシングと転移に関与する。JL6
−ドメインll−PE40は、骨髄腫細胞U266に対してIL6−PE40よ
り1゜6倍活性が高く、I D+、+1= 5 n g/ m 1 (表Vl+
)である。
群2も2種の部員、IL6−PE40△365−380とIL6−リンカー−P
E40を含む。IL6−PE40Δ365−380はアミノ酸365−38[]
(ドメインIBの半分のアミノ基)を欠失したPE40分子に融合したIL6
からなる。ジスルフィド橋を含有するアミノ酸365−380の除去はTGFα
−PE40の活性を増すことが見出された。PE40△365−380のI L
6変換においては、U266細胞に対する細胞毒性はIL6−PE40のそれ
(I D so= 8 n g / m I )と同等であったが、この構成は
IL8−PE41)よりキメラ毒素のより高い収率をもたらした(データを示さ
ず。)。
群3には2種の誘導体がある。IL6−PE40−PE40は2個の連続するP
E40分子に融合したIL6からなる。融合タンパク質のPE40部分を二重に
することにより、2個の酵素的に活性であるドメインを含有することにより分子
の細胞毒活性を増加しようと試みた。
新規の融合タンパク質IL60−PE40−PE4 QはU266細胞に毒性が
あるが、それはIL6−PE40より3倍毒性が少なかった。
PE40に融合した2個の隣接するIL6分子からなるIL6−IL6−PE4
0は、IL6受容体への結合を増す目的で開発した。U266細胞への細胞毒活
性では、IL6− IL6−PE40はIL6−PE40より3倍毒性が低(、
ID、。は25ng/mlであることを示した。
群4は3部員、PE4O−IL6−PE40. ドメインII−IL6−PE4
0およびIL6−PE40−IL6からなる。2種の誘導体PE40− IL6
−PE40とドメインIf−IL6−PE40は、PE40分子またはドメイン
Il(アミノ酸253−364)のいずれもIL6−PE40のアミノ末端に結
合しているという点で類似している。これら分子のいずれもU2f36ml?i
!)に対して毒性がなく (IDse>250ng/m1.) 、低収量のタン
パク質を生産した(データを示さず。)。
IL6のN−末端はこれらの付加によりブロックされるので、受容体へのIL6
の結合はブロックされているかも知れない。IL6−PE40−IL6はPE4
0のアミノ末端とカルボキシル末端に融合しているIL8からなる。この融合タ
ンパク質も実質的には不活性であった。この結果は、PE40のカルボ午シル末
端上のIL6はキメラタンパク質の1活性を阻害していることを示している。
U266細胞へのr IL6とのIL6−)キシン誘導体の競合
U266細胞への増加した細胞毒性を持つ2種のIL8−PE40誘導体のIL
8受容体への結合を評価するために、IL6競合検定を実施した。この試験では
、U266細胞上へのIL6−毒素の細胞毒の影響に競合させるために、r I
L6を過剰に添加した。図8に示したように、rIL6の1000nHの添加は
、25ng/mlのIL6−PE66””の細胞毒活性を減らして、U255細
胞上のタンパク質合成を15%から98%にした。同様な結果は、25ng/m
lのIL6−ドメイン[1−PE40を使用した時にも得られた(図8)。
これらのデータは、I L 6− P E 66 ””とIL8−ドメインll
−PE40の両方は、IL6受容体を介して特異的に作用することを示している
。
IL6受容体の異なる量を発現する細胞上のIL6−PE40、I L 6−ド
メイン[IおよびIL6−PE66’°1″の影響
IL6−PE40は、IL6受容体の異なる数量を発現する骨髄腫と肝臓癌細胞
系細胞の両方に細胞毒があることが以前に示された(シーゲル他、1990年、
上述)o IL6−ドメイン[l−PE40とIL6−PE66’°1″′がI
L6受容体を発現する他の細胞により毒性があるかどうかを正確に決めるために
、いろいろの腫瘍細胞を測定して見た。更に、これらの同じ腫瘍細胞系へのPE
66””とPE(天然)の細胞毒性を決定した。それらの結果は、表V[[Iに
纏めである。
IL6−ドメイン[1−PE40は、肝臓癌細胞系PLC/PRF15.MEP
3BおよびHEP G2に対して、IL6−PE40より細胞毒性があり(表
VjII)、IL6−PE66”1″は、IL6−ドメインl[−P E 40
またはIL6−PE40よりも、肝臓癌細胞系PLC/PRF15およびHEP
G2に対して、毒性が高かった。驚くべきことに、I L 6−PE 66”
”は、IL6−ドメインll−PE40:j”りl;!IL6−PE40(D’
イずれよりも、HEP 3B細胞に対して僅かに毒性が低かった。肝臓癌細胞系
5K−HEPは全てのIL6−毒素分子に対して感受性がなかった(表V[II
)。
類表皮系の癌細胞系A431とKBについても、IL6−毒素キメラ類に対する
その感受性を評価した。IL6−PE40に対して感受性のないA431細胞は
、IL6−ドメインll−PE40とIL6−PE66’°1mに対して中程度
に活性がある。細胞系、KBは全てのIL6−毒素分子に対して感受性がない。
更に、骨髄腫細胞系H929も、全て3種のIL6毒素に対して感受性であるこ
とが見出されている。
これらの同じ細胞系に対する天然PEと転換変異したPE、PE66’°1″の
細胞毒性も測定した。PEは試験した全ての細胞系に対して細胞毒性があった(
I D h。=5ng/mlないし68ng/ml)。PE66””は試験し
た細胞系のいずれに対しても細胞毒性がなかったということは(IDso>62
5ng/ml)、キメラ分子における可能性のある有用性を示している(表V[
l[)。
競合解析も、類表皮癌細胞であるA431と肝臓癌細胞であるPLC/PRF1
5とHEP G2への競合剤としてr IL6を使用して実施した。そめ結果は
、IL6−ドメイン[l−PE40とIL6−PE66”’−は工L6受容体に
特異的であることを確定した(データを示さず。)
rlL6.IL6−PE40および誘導体による lla J−IL6の置換
キメラ毒素工L6−ドメインll−PE40とIL6−PE66”’″はIL6
−PE40より毒性が高いので、増加した活性は増加した結合によるのかどうか
を決めることは興味のあることである。この実験のために、”’I−IL6を結
合解析のためのリガンドとして使用した。骨髄腫細胞U266を、結合緩衝液7
0μm中5×10@個の細胞当り0.5 ng/mlの 1″■−■L6と共に
、そして次第に増やして添加する量のrlL6、IL6−PE40.IL6−ド
メインll−PE40およびI L 6−PE 664’l”と共にまたはなし
で、インキュベートした。
結果はrlL6はIL6−PE66””よりも僅かに多く ”’I−IL6をI
L6受容体から立ち退かすことを示している(図9)。しかし、IL6−ドメイ
ン1l−PE40とI L 6−PE 664”−が、”5I−IL6をIL6
−PE40と同程度に立ち退かすことは、キメラ毒素類がIL6受容体に同程度
の親和性でもって結合していることを示している。従って、IL6−ドメイン【
l−PE40とI L 6−PE 66”1″の増加する活性は、細胞への増加
する結合によるのではな(て、キメラタンパク質の他の性質によると結論した。
ヌードマウスにおけるIL6−PE40と誘導体の毒性抗癌剤としてのIL6−
PE40.IL6−ドメイン1l−PE40.およびI L 6− P E 6
6 ””の可能性のある有用性を決めるために、それらの動物における毒性を測
定した。抗腫瘍感応性を検討するためにヌードマウスを使用するので、それらを
キメラ毒素の毒性を検討するのにも使用した。マウス(2−4匹/群)に、IL
6−PE40については5μgないし50μg、IL6−ドメインl1−PE4
0については5μgないし30μgそしてIL6−PE66’61″については
5μgないし20μgの範囲のIL6−毒素類を単一薬量で1.P、投与した(
表[X)。動物を死亡率について72時間にわたり観察した。LDB。は、IL
6−PE40とIL6−ドメイン[1−PE40については20μgそしてIL
6−PE66””については10μgであった。
ヌードマウスにおけるIL6−毒素類の血清レベルヌードマウスに、IL6−P
E40.IL6−ドメインI[−PE40とI L 6 P E 66 ”’”
を1.P、注射しそして血清試料を5分間、30分間、1時間、2時間、4時間
、8時間および24時間で採取した。キメラ毒素の血Itノベルを、投与後のい
ろいろな時間におけるマウス血清中に見出される生物的に活性のある物質の細胞
毒性を測定することにより測定した。
表Xに示したように、IL6−PE40.IL6−ドメイン[1−PE40とI
L6−PE66’°1の全ては、1時間以内に最高の血清濃度に達しそして8時
間後まで検出できた。最高のレベルは、IL6−PE40. KL6−ドメイン
[f−PE40とIL6−PE66”1″について、それぞれ3μg/ml、6
u g/m lおよび12μg/mlであった。
表X丁とXIIは、同様に作成したTGFa−PE66’°1′lとCD4−P
E66’°1゛の性質を示している。
概括すると、ここに示したデータは、四速に新規の、改良した、高い細胞毒特異
性を持つシュードモナス変異体とキメラ毒素が得られたことを示している。動物
で試験すると、これらの組換え的に作成したキメラタンパク質は該当する未変異
分子よりより低い動物毒性を持っている。本発明に従った標的特異性の細胞毒的
組成物は、本発明のキメラ毒素の細胞毒的量を滅菌した、無毒性の担体中に包含
する。
標的細胞を殺滅する方法は、殺滅するのを所望する細胞を、他の細胞への実質的
副作用なしに、単一用量または繰り返し用量で本発明のキメラ毒素の細胞毒量に
接触させることからなる。
勿論標的剤は、他の細胞への実質的影響なしに殺滅されると標的された細胞を認
識する部分であればどれであってもよい。そのような標的剤の例は、抗体、ホル
モン、サイトカイン、受容体、成長因子、抗賭および同様のものである。
ここに記述した方法は好ましくそして本発明を実施するための最良の方法である
が、ここに教示したように、当業者に周知の方法も同様の結果と生物学的に活性
なキメラ毒素等を得るのに使用されてもよいということを特に言及する。
寄託
プラスミドpvc 45/4 EとpC364G(これからは、本発明に従って
いるいろなキメラ毒素が作成されリーランド州、ロックヴイI〕、バークローン
・ドライブ12301)に各々寄託番号第68310号と第68313号で、1
990年4月19日と23Bに行われた。
寄託物は、生存して保存されていなければならず、特許の有効期間、寄託から3
0年間の期間、または寄託試料への要求の最後の日から5年間の何れか長い期間
にそれらがもしも生存しなくなったら交換しなければならず、そして特許が発行
されれば、法律の定める所に従って制約なしに公衆に人手されるようになってい
なければならず、特許商標局長は要求があれば寄託物を入手しなければならない
。
上述の実施例と実施態様は、ここでは説明だけのために記述したものであり、そ
れらに照らしたいろいろな変化、経路と変形は、当業者に示唆されたものである
だろうこととそしてそれらは本出願の精神と範囲と付属した請求項の範囲内に包
含されるべきであることは理解される。
表■
変異体の配列
新規制限部位
表【1
Mono Q の後の変異PE分子の回収PE 46 >95
PE”w6’ 39 95
pF、01m24・・ 24丁・ 241 19 70表111
Swi s s 373細胞上とマウスにおけるPEとPEの変異型の毒活性
毒活性
PE””’ 100 1
PE△6−225 100 1
表[V
ドメインI欠失変異体の
8T3細胞上への細胞毒活性
PEΔ4−252 >2000
表V
ドメインエの点変異体の
3T3細胞変異体への細胞毒活性
P E O1m!4磐、24T、i41 、 (3)PEOI−87100、(
+3)
p Eot、sv、24s l 35 (+ 1 )pBo+−s7.zni
6Q (+1)p E+111137・ 24” 60 (+1)PE”’藝丁
、!4−8247.24* > 2 o o Q 、 (3)p E +1la
6?、51rffi4#、24フ”” >2000 (Q)p Eot−sv、
L124124T、241 l Q O(+ 3)PE””マ、 Arm!4・
、i4s 50 (+3)p EGl++AT、248.24124$ 600
(1)性または塩基性残基の数に基づく。
表Vl
マウスにおけるPE変異体の前活性
PEΔ4−252 50
PEΔ8−224 1
PEΔ6−239 1
PEΔ6−245 1
PE”罵S丁 I
P E (l1w24−・ 24丁、24M l二〇
〇二
鑓隼
:二」
−へ 閃 マ ロ識ロ責
駄 砿 貼 駄 −1
表fX
LDsa解析
分子 注射量 #死亡数/#マウス数
表Xl
CD4(178)PE66”’″ 1.5ゝ−T7プロモーター で?コ 結合
ドメイン(1)ロ リボゾーム結合部位 ロ 翻訳ドメイン(II)図1
フラクション番号
フラクション番号
フラクション番号
図40
フラクション番号
IL6動lng) −1000−1000要約書
低動物毒性と高い殺細胞活性の改良シュートモカス外毒素が記述されている。陽
性に荷電したアミノ酸残基を陽電荷のないアミノ酸残基で置換すると、顕著に変
化した外毒素が得られる。新規の外毒素を適当な標的剤と結合すると、所望の細
胞体を殺滅するための殺細胞特異性を提供する。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成4年11月11日−