JPH05502317A - 硬貨選別装置のためのハウジング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 本発明は、硬貨選別装置のためのハウジングに関し、詳しくは、硬貨が通過する ときに硬貨によって各硬貨に固有の特徴に応じて変えられる磁界を発生するｔｍ コイル、もしくは光学タイプのセンサーを備えた選別装置のためのハウジングに 関し、硬貨が通過するときについた汚れによって引き起こされる従来の問題点を 回避するように改良されたハウジングに関する。

発明の従来技術 硬貨選別装量の分野の中で、最先端の有効な解決策の１つは、硬貨の通貨時に、 一連のコイルによって発生する磁界の変化を測定することのできる電子回路を利 用するもので、この装置は一連の測定パターンを合わせ用いることにより、装置 は異なる型の硬貨を、その寸法によってばかりではなく、その硬貨の構成材料の 性質によっても、選別することができる。

そのために、選別装置のハウジングには、硬貨が通過できるのに適すると共に、 必要な測定が行われるのに適した回転傾斜面が設けられている。より具体的には 、選別装置のハウジングには２つのセクターが設けられており、この２つのセク ターは揺動可能に互いに結合されると共に、バネの効果によって適応限界状況に 置かれる傾向にある。これらのセクターの一方には上述の電子回路が組み込まれ 、他方にはｔ磁コイルあるいはケースによっては光センサーが組み込まれており 、これらのセクターの間に、斜めの隔壁によって下方で閉鎖される“薄層”空間 が形成される。上記隔壁は上記２つのセクターの１つに属すると共に、前述した 硬貨のための回転傾斜面を決定するもので、上記回転傾斜面は、明らかに、コイ ルの想像アラインメント線に平行である。

一方、明らかなように、硬貨の一定の動きあるいは所有者の変更によって、硬貨 は何度も汚れ、そして、硬貨は、その汚れを、選別装置のハウジングの硬貨との 接触領域、具体的には、選別装置の非常に重要な部材があるハウジング領域、つ まり、測定領域に、だんだんと付けていくのである。

このような硬貨の通過時の汚れの蓄積は、基本的な問題として、選別装置を周期 的かつ頻繁に清浄する必要性を引き起こす。そうでなければ、硬貨をはねつけて しまうからである。

発明の説明 本発明が提案するハウジングはこの問題を満足のいくまで解決するために考えら れたもので、このために、このハウジングは、電子回路に対応する、より具体的 には、測定部材の設けられた領域に対応するハウジングのセクターが、回転傾斜 面上の硬貨の軌道に平行な縦リブを備えており、したがって、このようなリブが 自動清浄効果をもたらして、清潔にしておくことが良好な測定を行うために非常 に重要となるこの領域に汚れがたまるのを回避することを特徴としている。

図面の説明 今行っている説明を完全にするために、また、本発明の特徴の一層の理解を助け るために、本明細書を構成する一部として、本明細書に１枚の図面の用紙を添付 している。そこにおいて、説明のためでのものであって限定的なものでないが、 次のものが示されている。

図１は、本発明の目的に従って実現されたハウジングを備えた硬貨選別装置の斜 視図で、その構造を、具体的には上記ハウジングにかかわる改良点を明りょうに 示すために、それの２つのセクターは、これらを結び付けているバネの緊張に抗 して開いている。

図２は、閉じられている状態にある同ハウジングの断面図である。

発明の好ましい実施 これらの図を見れば、提唱されている硬貨選別装置のためのハウジングが、２つ のセクター（１）と（２）に基づいてどのように構成されているかが分かる。こ れら２つのセクターは、一方のセクターが図示しないバネの張力に抗して他方に 対して揺動するよう軸（３）によって結合されており、上記ハウジングのセクタ ー（１）が、制御すなわち前述の選別の電子回路を、その対応する磁界変化セン サーと共に収納しているのに対して、セクター（２）には、図１に破線で示され るコイル（４）、すなわち、硬貨の通過時に硬貨によって変化するはずの磁界の 発生装置が設けられている。

上記ハウジングのセクター（１）と（２）との間に、従来と同様に、硬貨のため の回転傾斜面が形成される。この回転傾斜面はハウジングの上記２つのセクター の一方から突出している隔壁（５）によって決定される。この隔壁は、上記セク ター（１）、（２）によって硬貨の入り口（６）から硬貨の出口（７）の方へと 形成される平らな室を、下方で閉じる。硬貨の出口は、欠陥あるいは偽造硬貨で あるとして捨てられた硬貨のためのデビエーション（８）を有する。

本発明は次のことに焦点が置かれている。上記／％ウジングのセクター（１）は 、実際には上記回転傾斜面（４）の直ぐ上に位置する領域（９）に、そして電子 回路の測定部材が設けられている領域に対応して、異なる長手方向のリブすなわ ち突起（１０）を備えており、これらは、図面に示された実施例では３本である が、発明の本質に影響を及ぼすことなく、その数は変えることができる。リブつ まり突起は硬貨の軌道に平行であり、これがあることにより、自動清掃効果をあ げ、装置の重要な領域、測定領域、すなわち上述の（９）でもって参照される領 域に、汚れが蓄積されるのを回避し、これにより、選別装置の維持期間を相当長 引かせることができる。

本発明の範囲と発明から導き出される利点とをいがなる当業者も理解するように この説明をもっと広げて行うことは必要だと［′ｉ思われない。

材料、形状、サイズおよび部材の配置（ま、いつでも、それが発明の本質に変更 を加えるものでないときには、変更できるものである。

この明細書の記述に用いられた用語は、掌に、広く、かつ非制限的意味に受け取 られなければならない。

要　約　書 この硬貨選別装置のためのハウジングには、フィル群によって発生する磁界を横 切って硬貨が通過することにより生じる磁界変化を測定する測定部材が含まれて いる電子回路が設けられおり、また、このハウジングは、硬貨の通路に対応する 面の１つ（９）に、互いに平行で、かつ硬貨のための回転傾斜面Ｉこ平行なリブ つまり突起（１０）が、好ましくは３本設けられて、硬貨によって上記測定手段 の設置領域上に持ち込まれる汚れのたい積を回避する自動清掃効果を有する。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．硬貨の選別装置、詳しくは、電子回路が設けられ、この電子回路には、この 回路に連合する電磁コイル群によって発生する磁界における硬貨通過時の磁界変 化を測定する測定部材が含まれている選別装置のためのハウジングにおいて、入 り口と複数の出口との間の硬貨の通路に対応する面の１つに、上記磁界変化の測 定部材の設置領域および壁に対応して、互いに平行で、かつ硬質のための回転傾 斜面に平行なリブつまり突起を、好ましくは３本設けて、硬貨によって上記測定 部材の設置領域上に持ち込まれる汚れのたい積を回避する自動清掃効果を有する ことを本質的に特徴とする硬質選別装置のためのハウジング。